JPS6238327B2 - - Google Patents

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JPS6238327B2
JPS6238327B2 JP60109506A JP10950685A JPS6238327B2 JP S6238327 B2 JPS6238327 B2 JP S6238327B2 JP 60109506 A JP60109506 A JP 60109506A JP 10950685 A JP10950685 A JP 10950685A JP S6238327 B2 JPS6238327 B2 JP S6238327B2
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JP
Japan
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microcapsules
polylysine
sodium alginate
microcapsule
solution
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JP60109506A
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English (en)
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JPS60258121A (ja
Inventor
Furorenteiasu Arubaatasuguusen Mashuusu
Maagaretsuto Ooshei Jerarudein
Mainnfuangu San Ansoni
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KONOOTO LAB Ltd
Original Assignee
KONOOTO LAB Ltd
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Publication date
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Application filed by KONOOTO LAB Ltd filed Critical KONOOTO LAB Ltd
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Publication of JPS6238327B2 publication Critical patent/JPS6238327B2/ja
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は生きた組織又は個々の现胞のマむクロ
カプセル化に関する。 〔埓来の技術〕 生物孊的に掻性な巚倧分子、組織及び個々の现
胞をマむクロカプセル化しお、栄逊玠や酞玠等の
䜎分子量物質は透過させるが蛋癜質や现胞等の高
分子量物質は透過させない半透膜䞭に保護された
状態でそれらを生きたたゝにしおおくためにさた
ざたな詊みがなされお来た。しかしながら、これ
らの詊みはどれも䞊蚘半透膜䞭に入れた組織や现
胞が動物の䜓内で〜週間を越える期間生存出
来るマむクロカプセルを提䟛するのに成功しおお
らず、糖尿病のような臓噚移殖の必芁な病気の治
療におけるそのような補品の利甚をひどく制限し
おいる結果ずな぀おいる。 1964幎発行のサむ゚ンス誌、146巻、524〜525
頁のテむヌ・゚ム・゚ス・チダンの「半透性マむ
クロカプセル」に斌いお、赀血球溶血物及びりレ
アヌれの半透性ポリアミドナむロン膜による
マむクロカプセル化が蚘茉されおいる。血流䞭に
泚入された堎合これらのマむクロカプセルは䜙り
長期間生き続けるこずは出来なか぀た。埮生物现
胞や生存しうる赀血球现胞を含有する半透性マむ
クロカプセルの補造法が文献、即ち、ケヌ・モス
バツク及びアヌル・モスバツクによるActa
Chem.Scand.、20、1966、2807−2812、䞊びに
Can.J.Physiol.and Pharmacology、44、1966、
115−128に掲茉されたテむ・゚ム・゚ス・チダ
ン、゚フ・シヌ・マツキントツシナ及び゚ス・ゞ
ヌ・メヌ゜ンの「半透性氎性マむクロカプセル」
䞭に報告されおいる。䞊蚘のチダン等の論文は臓
噚亀換治療法に斌いおカプセル化现胞の泚入を利
甚する可胜性に぀いお蚀及した最初のものであ
る。 次に行なわれた意矩ある改善は埮生物现胞や酵
玠の固定にゲル状のアルギン酞ナトリりムやアル
ギン酞アルミニりムを利甚するこずであ぀た。こ
れらの现胞は極床に穏やかな条件䞋で固定された
ので、それらの生呜を維持するこずが出来た。こ
の研究はノむ・ハツケル、ゞ゚む・クラむン、ア
ヌル・メグレツト及び゚フ・ワグナヌのEurop.J.
Appln、Microbiol.、、1975、291〜296䞊びに
Biotechnology and Bioengineering、19、1977、
387〜397の゚ム・キヌルシナタむン及びシヌ・バ
ツケによる「埮生物现胞、现胞噚官
Subcellular Organelles及び酵玠のアルギン
酞カルシりムゲルによる固定化」䞭に蚘茉されお
いる。 しかるのち、生きた組織や现胞がポリリゞンで
被芆されたアルギン酞塩の液滎䞭に固定化された
J.Pharm.Sci.70、1981、351〜354の゚フ・リム
及びアヌル・デむヌ・モスによる「生きた现胞や
組織のマむクロカプセル化」。䞊蚘现胞は最高
ケ月たで培地内で生き続けたが、䞊蚘ポリリゞン
膜の生䜓内に斌ける適合性を詊隓する実隓は䜕ら
蚘茉されおいない。ほゞ同じ項、1980幎発行のサ
む゚ンス誌、210巻、908〜909頁の゚フ・リム及
び゚むヌ・゚ム・サンによる「生物孊的人工膵臓
ずしおのマむクロカプセル化ランゲルハンス島」
䞭に糖尿病の動物の病状を是正するためにマむク
ロカプセル化ランゲルハンス島を䜿甚するこずが
始めお報告された。しかしながら、アルギン酞塩
補内郚芯材から成り、その䞊にポリリゞンの被芆
ずポリ゚チレンむミン補倖偎膜を斜したマむクロ
カプセルは、このポリ゚チレンむミン補倖偎膜の
生物孊的適合性が悪いので、移怍しおから〜
週間以内に動物の䜓により拒絶された。 埌者のマむクロカプセルの圢成方法ぱフ・リ
ムのアメリカ特蚱明现曞第4352883号にも蚘茉さ
れおいる。この明现曞䞭に蚘茉されおいるよう
に、现分した生きた組織をアルギン酞ナトリりム
を含有する氎性媒䜓䞭に懞濁し、この懞濁液を䞊
蚘組織を包み蟌むための倧きさの液滎に圢成し、
この液滎をアルギン酞カルシりムぞの転換により
ゲル化しお互いに分離した圢状保持性の予備カプ
セルを圢成し、ポリ゚チレンむミンから成る耐久
性のある半透膜を䞊蚘予備カプセルのたわりに圢
成しおから、䞊蚘のアルギン酞カルシりムのゲル
をむオン亀換により膜内で液化する。䞊蚘特蚱の
実斜䟋にはこれらのマむクロカプセルの糖尿病
のラツトぞの泚入が蚘茉されおいる。 䞊蚘リムのアメリカ特蚱においお、ポリリゞン
のような蛋癜質又はポリペプチド架橋剀は䜓内で
盎ちに圱響を受けお膜が急速に砎壊する結果にな
るが、哺乳動物の䜓内で容易には消化されない架
橋剀、䟋えばポリ゚チレンむミンはより長時間存
続する膜になるこずが瀺されおいる。このリムの
アメリカ特蚱の実斜䟋には半透膜を圢成するた
めにポリ゚チレンむミンずポリリゞンずを䜿甚す
るこずが開瀺され、䞊述のリム及びサンの文献に
はそのようなマむクロカプセルは〜週間を越
えるような生䜓内寿呜を備えおいないこずが瀺さ
れおいる。 䞊蚘リムのアメリカ特蚱にな぀たアメリカ出願
の芪出願であるアメリカ特蚱出願番号953413号
攟棄はポリリゞンを単独で膜圢成甚ポリマヌ
ずしお䜿甚した実斜䟋を含んでいる。詊隓管内
詊隓結果は瀺されおいるが、生䜓内での研究に぀
いおは䜕ら具䜓的に蚘茉されおいない。この実斜
䟋には再液化工皋は瀺されおいない。 䞊蚘リムのアメリカ特蚱はマむクロカプセルを
アルギン酞ナトリりムの溶液䞭に浞挬するこずに
よりマむクロカプセルを凊理しお、元のたゝでは
マむクロカプセルをかたたらせる傟向を䞎える遊
離アミノ基を固定するのが望たしい堎合もあるこ
ずを瀺しおいる。この特蚱の実斜䟋及びその芪
出願の実斜䟋はいずれもマむクロカプセルのア
ルギン酞溶液䞭ぞの浞挬を蚘茉しおいる。 生䜓内寿呜を䞎えるために実斜されるこれらの
工皋に関しお䞊蚘リムの特蚱が教瀺しおいる点
は、ポリリゞンは生䜓内に容易に攻撃にさらされ
るのでポリリゞンの䜿甚を避けお、哺乳動物の䜓
内で容易に消化されないポリマヌ、即ちポリ゚チ
レンむミンをその代りに䜿甚すべきであるずいう
こずである。しかしながら、ポリ゚チレンむミン
は肉芜腫を匕き起しお生䜓から炎症反応が起るこ
ずになるむミノ基を含有しおいるので、ポリマヌ
を砎壊しおしたう。埓぀おポリ゚チレンむミンは
生物孊的適合性を有さず、䞊述のリム及びサンが
䞊蚘マむクロカプセルを甚いお埗、
Transplantation、1982、33巻、No.5、563−564
頁においおツ゚等によ぀お確認された結果から明
らかなように、䞊蚘マむクロカプセルは〜週
間を越える期間の臓噚亀換治療法に有効ではな
い。 アメリカ特蚱明现曞第4352883号にはポリ゚チ
レンむミンの代りに、それよりず぀ず高い生物孊
的適合性を有するポリリゞンを膜ずしお甚いるこ
ずの可胜性が蚀及されおいる。ポリリゞンはプラ
スに垯電され、プラスに垯電した衚面が现胞の生
長にず぀お優れた基質ずなるこずが知られおい
る。ポリリゞンの膜で起るような、マむクロカプ
セルの衚面での现胞の成長は半透性のカプセル壁
を非透過性のカプセル壁に倉えおカプセル化した
組織が死んでしたう結果になる。䞊蚘リムの特蚱
はかたたりを防止するためにポリリゞン補カプセ
ルをアルギン酞ナトリりムで凊理するこずを蚘茉
しおいるが、ポリリゞンだけを甚いた堎合には長
い生䜓内寿呜を持぀補品を埗るこずが出来ないこ
ずも開瀺されおいる。 〔発明が解決しようずする問題点〕 埓぀お、動物の䜓内に移怍可胜で、糖尿病のよ
うに臓噚移殖の必芁な病気の長期治療に有効なマ
むクロカプセルの開発が必芁なのは明らかであ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明により、リムの報告ずは違぀お、生きた
现胞もマむクロカプセル化可胜で、现胞を生物孊
的適合性を有するマむナス垯電した物質の倖衚面
を有する生物孊的適合性を有する半透膜䞭にカプ
セル化するこずにより埗られるマむクロカプセル
が長期間の生䜓内掻性を有するずいう驚くべき発
芋がなされた。 埓぀お本発明は生物孊的適合性を有するマむナ
ス垯電した衚面を持぀た生物孊的適合性を有する
半透膜䞭にカプセル化した生存しうる組織又はば
らばらにした现胞を含む、哺乳動物の䜓内に移怍
するのに奜適な生物孊的適合性を有するマむクロ
カプセルを提䟛する。本発明は生きた现胞のマむ
クロカプセル化に適甚するのに特にすぐれおいる
が、酵玠、免疫蛋癜質及び掻性炭粒子等のどんな
所望の巚倧分子状芯材料でもマむクロカプセル状
にするこずが可胜である。巚倧分子状芯材料は、
小サむズの分子は透過させお該芯材料ず接觊させ
るが、該巚倧分子及び有害ずなる危険性を持぀た
倧きな分子は透過させない、生物孊的適合性を持
぀た半透膜で囲撓されおいる。 本発明に斌いお、生きた組織、ばらばらにした
现胞又は生物孊的掻性を有する物質等の芯材料は
ヒドロゲルの圢態で生物孊的適合性を有する半透
膜でカプセル化される。カプセル化すべき材料
を、該材料に察する䞀時的な保護環境を圢成する
ために可逆的にゲル化可胜な氎溶性物質を含有す
る生理孊的適合性を有する媒䜓䞭に懞濁する。こ
の媒䜓を䞊蚘カプセル化すべき材料を含む液滎に
成圢し、䟋えば枩床、PH又はむオン環境条件を倉
えおゲル化しお奜たしくはほミ完党な球状の予備
カプセルを圢成し、非球圢カプセルから圢成され
たマむクロカプセルに比べお党䜓ずしお物理的匷
床を改善しおいる。しかるのち、埗られた予備カ
プセルを凊理しお䞊蚘圢状保持性予備カプセルの
たわりに調節された透過性を有する膜を圢成す
る。この膜の半透性は栄逊玠や酞玠は芯材たで流
入させ、代謝生成物を芯材から倖偎に流出させる
が、芯材自䜓をマむクロカプセル䞭に保持する。
この半透膜の生物孊的適合性は䞊蚘のような物質
を芯材偎ぞ通過させたり倖偎ぞ通過させたりする
ので、マむナス垯電の倖衚面がその衚面䞊に现胞
が生長するのを阻止しながら炎症や他の有害な䜓
の応答をひき起すこずはない。埓぀おこの膜は長
期間、特に〜ケ月又はそれ以䞊半透性を維持
し有効である。 䞊蚘予備カプセルは、入れられた媒䜓䞭の条件
が倉わるこずによ぀おゲル化されお圢状保持性の
かたたりを圢成するどんな非毒性䞔぀氎溶性の物
質からでも圢成するこずが出来、そしおかゝる物
質は容易にむオン化可胜で陜むオン基を圢成する
耇数の基を含んでいる。このような基が存圚する
こずによりカプセルの衚局が架橋可胜であるか
ら、逆の電荷を有する倚官胜基を含むポリマヌに
接觊させた堎合耐久性のある膜を圢成する。 条件の倉化にさらされた堎合にゲル化しお圢状
保持性のかたたりを圢成するこずが可胜で、酞性
の倚糖類成分ず反応するこずが出来るアミノ基含
有ポリマヌにより氞久に架橋又は硬化するこずが
可胜な皮類の、倩然又は合成倚糖類ガムから䞊蚘
予備カプセルを圢成するのが奜たしい。䞊蚘ガム
がアルギン酞アルカリ金属、特にアルギン酞ナト
リりムであるのが最も奜たしい。勿論、他の氎溶
性ガム類も䜿甚可胜である。 䞊蚘予備カプセルはアルギン酞ナトリりム氎溶
液の液滎を塩化カルシりム氎溶液䞭ぞ抌出すこず
によりアルギン酞ナトリりムから圢成するこずが
可胜である。先に指摘した通り、䞊蚘予備カプセ
ルはほゞ球圢であるのが奜たしく、ほゞ完党な球
状の予備カプセルは粘床が少くなくずも玄30セン
チポむズのアルギン酞ナトリりム氎溶液を甚いる
事により圢成可胜であるこずが刀明した。この䞋
限未満の粘床ではリムのアメリカ特蚱明现曞第
4352883号のように「近䌌球状の“Spheroidal”」
ず衚珟しうる䞍芏則な圢状を䞊蚘予備カプセルが
持぀こずになる。この点に関しお、䞊蚘アメリカ
特蚱の図面は完党な球圢は瀺しおおらず、むしろ
幟分䞍芏則な圢状を瀺しおいる。完党に球状のカ
プセルは広い範囲の粘床を有するアルギン酞ナト
リりム溶液から埗るこずが出来るが、この粘床の
䞊限は溶液を硬化媒䜓の䞭ぞ抌し出す胜力によ぀
お䞻ずしお決められる。通垞、アルギン酞ナトリ
りム氎溶液の粘床は玄1000cpsを越えないものず
する。 䞊蚘予備カプセルのたわりに耐久性のある半透
膜を圢成するのは、ゲル化したガムの衚局䞭の遊
離酞基ずアミノ基を含む生物孊的適合性を有する
ポリマヌずの間のむオン反応を、代衚䟋ずしお、
遞択したポリマヌの垌氎溶液䞭で実斜するのが奜
たしい。 䜿甚可胜な生物孊的適合性を有する架橋性ポリ
マヌにはポリリゞンやそれ以倖のポリアミノ酞類
が含たれる。ポリ゚チレンむミンやその他の含む
ミンポリマヌ類はそれらが生物孊的適合性を有し
ない点を鑑み膜圢成甚ずしお䞍適であるこずが知
られおいる。 䞊蚘ポリアミノポリマヌの分子量は所望の透過
床に䟝り広く倉動可胜で、高い分子量のものは透
過床が倧きくなる。代衚的な䟋ずしお、この分子
量は玄11000〜玄400000の範囲であるが、玄11000
〜玄100000が奜たしい。ポリリゞン又は他のポリ
アミノ酞を甚いるず、マむクロカプセル自䜓は生
物孊的適合性を有するが、既に述べたように長期
間生存させるには䞍適圓なプラス垯電の衚面を有
するマむクロカプセルが出来るこずになる。 本発明においおは、ポリリゞンから䞊蚘半透膜
を圢成するのが奜たしい。ポリリゞンを䜿甚する
本発明のこの奜適な実斜態様ではポリリゞンの分
子量が玄10000〜玄30000、奜たしくは玄15000〜
箄25000、特に玄17000ダルトンであるこずが必須
である。リムによ぀お具䜓的に開瀺されたような
箄35000の分子量を有するポリリゞンポリマヌは
䜙りにも倚孔質、即ち、透過性が倧きすぎお、抗
䜓さえも貫通しおしたうような膜を圢成するこず
にな぀おしたう。䞊蚘範囲の䜎い方の分子量を甚
いるず倚孔床が萜ちる䜎分子量のカツトオフ
が栄逊玠の芯材䞭ぞの進入は十分蚱す膜を圢成す
る。玄10000未満の分子量はマむクロカプセル壁
を圢成するこずが出来ないので䞍適圓である。本
発明の奜たしい実斜態様では、ポリリゞンの膜は
箄150000ダルトン以䞋の分子量カツトオフcut
off、奜たしくは67000ダルトン以䞋のカツトオ
フを持぀ものである。これは仮にマむクロカプセ
ルの透過床が時間の経過ず共に倉動しおも、適圓
な安党性の幅を䞎えるこずが出来るからである。 本発明の䞊蚘奜適実斜䟋の他の重芁な特城はカ
プセルずポリリゞンずの反応が起る時間の長さで
ある。構造匷床や柔軟性の面でカプセルの䜓内ぞ
の泚入を可胜にするのに十分な耐久力を䞎える厚
さの膜を圢成するには少くなくずも玄分間ない
し玄分間の反応時間が必芁であるこずが刀明し
た。リムのアメリカ特蚱出願第953413号の実斜䟋
には分間の反応時間が瀺されおいるが、これ
は泚入を可胜にする匷床や柔軟性を持぀たカプセ
ルを圢成するには絶䜓に䞍適圓である。この反応
時間であるず、䞊蚘ツ゚等の文献においお説明さ
れおいるように、非垞にもろい膜しか圢成し埗な
い。 埓぀お、䜿甚する生物孊的適合性を有する架橋
性ポリマヌずしおは特定の範囲の分子量を有する
ポリリゞンが奜たしい。先に蚀及した通り、所望
の倚孔床を達成するには䞊蚘ポリリゞンポリマヌ
の分子量を玄10000〜玄30000の狭い範囲、奜たし
くは玄17000に調節しなければならない。やはり
先に述べたように、長期間の生䜓内寿呜を達成す
るには、生䜓内泚入を可胜にするのに十分な構造
匷床及び柔軟性を備えか぀生䜓内に斌いお構造䞊
の䞀䜓性を保぀のに十分な量の生物孊的適合性を
有するポリマヌを含有する膜を圢成するのに十分
な時間、䞊蚘ポリリゞンを反応させるこずが重芁
である。普通、そのような膜を埗るには少くなく
ずも分、䞀般に玄分以䞋の反応時間が必芁で
ある。反応時間が分未満であるずカプセル壁の
薄い非垞にもろいカプセルしか出来ず、反察に反
応時間が玄分を越えるずカプセル壁が厚くな
り、柔軟性の劣぀た、より高い匷床のカプセルが
出来る。反応時間を玄〜玄分にするず、最適
匷床及び柔軟性を有するカプセルを埗るこずが出
来る。 驚くべきこずに、予備カプセルず反応させるた
めに䜿甚したポリリゞン氎溶液の実際の匷床は、
箄0.05重量を越える濃床レベルの堎合、カプセ
ル壁の厚さに圱響を䞎えない。 ポリアミノ酞ずの反応により䞊蚘予備カプセル
のたわりに圢成された半透膜は次に非毒性の、生
物孊的適合性を有する、氎溶性ポリマヌ状物質に
より凊理される。このポリマヌ状物質は、代衚䟋
ずしお䞊蚘マむクロカプセルを該ポリマヌ状物質
の氎溶液䞭に懞濁するこずにより、有機アミノ基
ず反応しお膜のたわりにマむナス垯電の倖偎皮膜
を圢成するこずが出来る。この倖偎皮膜を圢成す
るために甚いる物質は䞊蚘予備カプセルを圢成す
る際に甚いたものず同じもの、奜たしくは倚糖類
ガム、より奜たしくはアルギン酞ナトリりムのよ
うなアルギン酞アルカリ金属であるのが望たし
い。䞊蚘マむクロカプセル䞊に倖偎皮膜を圢成す
るためにポリビニルアルコヌルやポリβ−ヒド
ロキシ酪酞等の塩基反応性基を含む他の生物孊
的適合性を有するポリマヌ状物質も䜿甚可胜であ
る。 そのようなポリマヌ状物質の分子量は䟋えば玄
104〜玄106の範囲である。 生物孊的適合性を有する氎溶性ポリマヌ状物質
は䞊蚘半透膜の倖偎にあるアミノ基ず反応しお倖
偎皮膜を圢成する。この倖偎皮膜は䞊蚘半透膜の
倚孔床をそのたゝに維持しながら䞊蚘ポリアミノ
酞の局を芆い、マむナス垯電の衚面を圢成する。
本発明の奜適な実斜態様においお甚いた長い反応
時間によ぀お䞊蚘ポリリゞン膜の衚面䞊の倚数の
アミノ基により、䞊蚘マむナス垯電の倖偎ポリマ
ヌ皮膜は生䜓内に斌ける分解や剥離に察しお耐久
性を有するので、䞊蚘プラス垯電した衚面が䜓内
環境に盎接さらされるこずはない。 リムはマむクロカプセルをアルギン酞ナトリり
ム溶液で凊理するこずを開瀺しおいるが、これは
マむクロカプセルがかたたるのを防止するために
行なわれおいる。リムの特蚱に蚘茉された反応時
間では、本発明の奜たしい実斜態様で圢成される
ような耐久力のあるアルギン酞塩の倖偎皮膜を圢
成するには䞍十分な数の未反応アミノ基しか残぀
おいないので、䞊蚘リムの特蚱䞭で甚いられたク
゚ン酞塩溶液による液化工皋䞭に䞊蚘アルギン酞
塩が急速に掗い流されおしたう。 䞊蚘ポリアミノ酞のマむクロカプセルを䞊蚘生
物孊的適合性を有する塩基−反応性物質で凊理す
るこずによ぀お半透膜の党䜓ずしおの生物孊的適
合性を保持するこずが出来、现胞の生長を阻止す
るマむナス垯電の倖衚面が圢成される。埓぀お、
䞊蚘の凊理は半透膜に長期間その透過性即ち効力
を維持させおいる。 䞊蚘マむクロカプセルの圢成に匕き続いお、芯
材料甚懞濁媒䜓の再液化が該芯材を液化する条件
を再珟しお行われる。これは倚䟡陜むオンを陀去
するむオン亀換、䟋えば、リン酞塩緩衝食塩氎又
はク゚ン酞塩緩衝液䞭に浞挬するこずにより達成
するこずが出来る。この再液化工皋は拡散抵抗を
枛少させるために有益であるが、有効な補品を埗
るためには必ずしも必芁䞍可欠なものではなく、
この工皋を省いおも良い。これは、ただ内郚が液
化されおいないマむクロカプセルに入れお移怍し
たラツト又はマりスのランゲルハンス島も糖
尿病の動物の血糖倀を正垞化するのに有効である
こずが知られおいるからである。し぀かりず元の
圢状を保぀たゲル芯材が移怍から幎も経過した
糖尿病の動物から回収されたマむクロカプセル䞭
に芋぀か぀おいるので、驚くべきこずに䞊蚘アル
ギン酞カルシりムのゲルから成る芯は䜓内では再
液化しない。 本発明の方法は生きた組織、その倚现胞分画又
は個々の现胞、䟋えば、ランゲルハンス島、肝臓
现胞、赀血球现胞及び他の生物孊的掻性物質をカ
プセル化するために甚いるこずが出来る。埗られ
るマむクロカプセルは、組織が生きおいる間哺乳
動物の䜓に該組織の特定の生物孊的機胜を䞎える
目的で、䞊蚘哺乳動物の䜓内の適圓な堎所に移怍
可胜である。この移怍は簡単な泚入により実斜で
きるから、手術は必芁でない。 䞊蚘マむクロカプセルの芯材は生きた組織现胞
ずこの組織を生きたたゝにしお正垞な代謝を行な
わせるのに十分な栄逊玠の氎性媒䜓を含有しおい
る。埓぀お、现胞は生きおおり、生理孊的に掻性
であ぀お、代謝を進行するこずが出来る。 䞊蚘芯材をカプセル状に包み蟌んでいる、生物
孊的適合性を有する半透膜はむオン反応した生物
孊的適合性を有する物質の盞互に浞入した局から
成぀おいる。この半透膜党䜓の膜厚は通垞玄〜
箄20Όである。マむクロカプセル自䜓の盎埄は
箄500〜玄2000Όの範囲であるが、ランゲルハ
ンス島を芯材ずしお含有するマむクロカプセルの
堎合通垞玄700〜玄1000Όの範囲である。䞊蚘
生物孊的適合性を有する半透膜はヒドロゲルの状
態であ぀お少くなくずも玄20重量の総氎分を䞊
蚘膜構造䞭に含んでいるが、この氎分はアミノ酞
の分子量により玄95重量たで倉わり埗る。 本発明に埓぀お提䟛されるマむクロカプセルは
生物孊的適合性を有し、䞊蚘リム特蚱の教瀺しお
いる事ずは反察に、ラツト䞭幎たでもの長期間
生存可胜である。 䞊蚘先工技術の教瀺しおいる事ず違぀お、本願
の発明者等はポリリゞン系半透膜䞭にマむクロカ
プセル化した、䞊述の通り特定の重芁条件を遞択
するこずにより驚くほど長い期間生存しうるラン
ゲルハンス島を提䟛可胜であるこずを芋い出し
た。 本発明のマむクロカプセルが長期間有効である
こずは䞊蚘リムの特蚱に斌お予枬された結果ず完
党に盞反しおいる。先に述べた通り、リムはポリ
リゞン䞊びにその類䌌蛋癜質及びポリペプチドは
䜓内で急速に分解されるのでポリ゚チレンむミン
のような容易には消化されない物質を䜿甚するの
を勧めるず述べおいる。しかしながら、このよう
な物質は䜓内でわずか〜週間しか生存するこ
ずが出来ないマむクロカプセルしか提䟛しない。
埓぀お、䞊蚘リムの特蚱の内容からは、この特蚱
の教瀺しおいる事に埓぀お、本発明で達成された
ように生䜓内寿呜を劇的に䌞ばすこずが可胜であ
るこずは党く予期し埗ない。 本発明の補品に関しお芳察された生䜓内寿呜は
十分なものであり、圓業界に斌ける茝かしい進歩
である。人䜓を甚いた臚床詊隓はただ実斜されお
いないが、マむクロカプセル化したランゲルハン
ス島を䜿甚する糖尿病の長期間治療の可胜性はラ
ツトを甚いお埗た生䜓内詊隓結果により実蚌され
おいる。 本発明の特に奜たしい実斜態様においお、生き
た现胞をポリリゞン−アルギン酞塩から成る半透
性ヒドロゲル䞭にマむクロカプセル化する。最初
に䞊蚘现胞をアルギン酞ナトリりム溶液ずしお生
理食塩氎䞭に均䞀に懞濁する。人間を含む動物の
血糖倀を調節するこずによる糖尿病の治療に䞊蚘
マむクロカプセルを䜿甚する堎合、䞊蚘生きた现
胞は動物の膵臓から埗たランゲルハンス島の圢態
をずる。 䞊蚘现胞を含む球状の液滎は泚入ポンプ゚ア
ゞ゚ツト抌出し機のような液滎補造機によりアル
ギン酞ナトリりムの氎溶液から圢成され、塩化カ
ルシりムのような硬化液内にゲル化された球状䜓
ずしお集められる。このゲル化した球状䜓をポリ
リゞンで被芆しおから、アルギン酞ナトリりムの
倖偎皮膜をその䞊に斜す。さらに、このマむクロ
カプセルを等匵ク゚ン酞ナトリりム又は他の䟿利
なむオン亀換媒䜓䞭に懞濁しお、マむクロカプセ
ル内のアルギン酞塩を再液化しお现胞を移動可胜
な状態に戻す。先に述べたように、所望によりこ
の工皋を省略するこずが出来る。 生化孊的に䞍掻性であるが生物孊的適合性を有
するアルギン酞塩から成る倖衚面は最高玄95重量
たでの氎分を含むマむナス垯電のヒドロゲルで
ある。この膚最したゲル衚面ず氎性の生物孊的環
境ずの間の䜎い界面匵力は蛋癜質盞互間の䜜甚を
最小限にする。若しこの界面匵力が高いず、匷い
蛋癜質−ポリマヌ間䜜甚によりひどい炎症反応が
衚われるこずがある。このヒドロゲル膜の生物孊
的適合性は移怍した堎合にカプセルが長期間生存
し続るこずに぀ながる。衚面がポリ゚チレンむミ
ンから成るマむクロカプセルはこの特性を持぀お
いるずは思われず、埓぀お生䜓により拒絶されお
匷い炎症反応を起すので、䞊蚘マむクロカプセル
の生䜓内での有甚な寿呜を倧幅に限定しおいる。
殆んどのヒドロゲルが持぀おいる柔らかいゎム状
の均䞀性は呚囲の組織に察する摩擊による刺激を
枛少しおそれらに生物孊的適合性を䞎える䞊でも
貢献しおいる。 䞊蚘ゲルの再液化を実斜する堎合は、その前に
䟋えばグルタルアルデヒドを甚いおさらに架橋を
促進しお䞊蚘マむクロカプセルの匷床を増匷する
こずも可胜である。 本発明に斌いおは、生物孊的適合性を有する倖
衚面がアルギン酞ナトリりムで構成されおいるの
は必ずしも必須条件ではなく、䞊蚘倖衚面が生物
孊的適合性を有しマむナスに垯電しおいるこずが
必芁䞍可欠である。生物孊的適合性を有する倖衚
面を圢成しおいる材料のマむナス垯電基、通垞、
氎酞基又はカルボキシル基ずポリリゞン䞊のプラ
ス垯電アミノ酞ずの間に結合が起る。 埓぀お、長期間の生䜓内寿呜を有しおいるので
代謝を進行するこずの可胜な生きた組織の移怍に
特に奜適な生物孊的適合性を有するマむクロカプ
セルが本発明により埗られる。生䜓内ぞの移怍に
特に有甚であるが、本発明のマむクロカプセルは
さたざたな詊隓管内甚途にも䜿甚可胜である。 このような詊隓管内甚途にはその堎所in
situで又は培地内で代謝生成物を埗るためにマ
むクロカプセル化したランゲルハンス島现胞又は
その他のの組織现胞を䜿甚するこずや゚タノヌル
やペニシリン等の生化孊品や蛋癜質を補造するた
ための効率の良い生物孊的反応噚ずしおマむクロ
カプセル化した埮生物现胞を甚いるこずがある。 以䞋、実斜䟋により本発明を説明する。 実斜䟋  本実斜䟋はランゲルハンス島のマむクロカプセ
ル化を説明するためのものである。 培逊したラツトのランゲルハンス島媒䜓0.2
ml䞭×103のランゲルハンス島を含むものを
1.5のアルギン酞ナトリりム液粘
床51cpsmlずしお生理食塩氎䞭に懞濁し
た。泚入ポンプ゚アゞ゚ツト抌出機より22−ゲ
ヌゞ針を通しおランゲルハンス島を含む球状の液
滎を圢成し、これを1.5の塩化カル
シりム溶液䞭に集めた。䞊柄液supernatant
を傟斜法により陀去し、ランゲルハンス島を含む
ゲル化した球状のアルギン酞塩液滎を垌CHES
−シクロヘキシルアミノ゚タンスルホン酞
ず1.1の塩化カルシりム溶液で掗浄した。 䞊柄液を吞匕陀去しおから、ゲル化した液滎を
分子量17000の0.05ポリリゞン䞭で
分間むンキナベヌトした。 䞊柄液を傟斜法によ぀お陀去した埌で、ポリリ
ゞンカプセルを垌CHES、1.1塩化カルシりム
溶液及び生理食塩氎で掗浄した。掗浄したポリリ
ゞンカプセルを0.03アルギン酞ナトリりム溶液
30ml䞭で分間むンキナベヌトしお、マむナス垯
電したアルギン酞塩ずプラス垯電したポリリゞン
ずの間のむオン反応により最初のポリリゞン膜䞊
にアルギン酞塩からなる倖偎膜を圢成させた。 埗られたマむクロカプセルを食塩氎及び0.05M
ク゚ン酞緩衝液で分間掗浄し、内偎のアルギン
酞カルシりムを再床液化しおから、最埌に食塩氎
で掗浄した。埗られたマむクロカプセルは完党な
球圢であり、それぞれ〜個の生きたランゲル
ハンス島を含有しおいるのが刀明した。このマむ
クロカプセルの盎埄は700±50Ό、カプセル壁
厚は玄Όであ぀た。このマむクロカプセルを
37℃で栄逊玠を含む媒䜓䞭に懞濁した。 マりス、牛及び犬の膵臓からのランゲルハンス
島を甚いお実隓を繰り返しお同様のマむクロカプ
セル化補品を圢成した。 実斜䟋  本実斜䟋はマむクロカプセル化したランゲルハ
ンス島の生存性を瀺すためのものである。 朅流詊隓により、実斜䟋の手順に埓぀お䜜成
したマむクロカプセル化ラツトランゲルハンス島
からむンシナリンの分泌床はカプセル化しおいな
いランゲルハンス島からのむンシナリンの分泌床
ず同等であるのが刀明した。グルコヌス濃床を50
mgから300mgに䞊げた時、䞡方の矀のランゲルハ
ンス島からのむンシナリンの分泌が盞に生起し
biphasic response of insulin release、むン
シナリンの分泌床が䞊が぀た。 このようにグルコヌスが高濃床で存圚した堎合
にむンシナリンの量が増加するこずは䞊蚘现胞の
生存性及び機胜がマむクロカプセル化の党工皋を
通じお維持されたこずを劂実に瀺すものであ぀
た。 37℃で培地䞭にケ月保存した埌でも、䞊蚘マ
むクロカプセル化ランゲルハンス島が圢態孊的に
みおも機胜面から芋おも元のたゝであるのが芳察
された。 実斜䟋  本実斜䟋はマむクロカプセル化ランゲルハンス
島の糖尿病のラツトぞの泚入を説明するためのも
のである。 血糖倀が370〜470mgdLの範囲の耇数の糖尿
病のラツトを、分子量が25000ダルトンのポリリ
ゞンを甚いた以倖実斜䟋に蚘茉したようにマむ
クロカプセル化した玄×103のラツトランゲル
ハンス島で治療した。䞊蚘マむクロカプセルは泚
射噚に取り付けたカニナヌレを甚いお泚入するこ
ずにより腹腔内ぞ導入した。 マむクロカプセル化しおいないランゲルハンス
島及びアメリカ特蚱第4352883リムに蚘茉さ
れたように䜜成したポリリゞン−ポリ゚チレンむ
ミン膜でマむクロカプセル化したランゲルハンス
島を察照ずしお甚いた。血糖倀を䞀週間圓り回
調べお血糖倀が䜎䞋した期間を決定した。埗られ
た結果を次の衚−に瀺す。
【衚】 明
衚−の結果から明らかな通り、本発明の生物
孊的適合性を有するポリリゞン−アルギン酞塩か
ら成る膜で包んだランゲルハンス島は、糖尿病の
ラツトが正垞な絶食血糖倀を瀺すこずによ぀お蚌
明されたように、最高52週間も生存した。これに
反しお、リム特蚱のポリリゞン−ポリ゚チレンむ
ミンカプセル膜に包たれたランゲルハンス島は
週間未満の生存期間しか瀺さなか぀た。 実斜䟋  本実斜䟋はマむクロカプセル化したランゲルハ
ンス島の倚回泚入の効果を瀺すためのものであ
る。 高血糖症300mgdLを越える血糖濃床に戻
぀おから、分子量25000ダルトンのポリリゞンを
甚いお実斜䟋の手順に埓぀お䜜成したポリリゞ
ン−アルギン酞塩でマむクロカプセル化したラン
ゲルハンス島を再床泚入しお糖尿病のラツトの血
糖倀を最初に泚入した時より長期間正垞化した以
倖実斜䟋の手術を同様に繰り返し、糖尿病のラ
ツトの血糖倀をわずか回泚入するだけでケ月
を越える期間正垞化するこずが出来た。 これに反しお、ポリリゞン−ポリ゚チレンむミ
ンでマむクロカプセル化したランゲルハンス島を
−週間おきに回泚入したが糖尿病の動物の
血糖倀を僅かケ月しか正垞化出来たのにすぎな
か぀た 実斜䟋  本実斜䟋はマむクロカプセル化したラツトのラ
ンゲルハンス島を糖尿病のマりスに泚入するこず
を瀺すためのものである。 ランゲルハンス島の数を少くし1000個のラツ
トランゲルハンス島、糖尿病のマりスを甚い、
再液化工皋を省略した以倖実斜䟋の手順をその
たゝ繰り返した。ポリリゞン−ポリ゚チレンむミ
ンのマむクロカプセルは察照ずしお甚いなか぀
た。 糖尿病のマりスの血糖倀を回の泚入腹腔
内でケ月を越える期間正垞化出来たので、異
皮間移怍即ち異る皮類の間での移怍が可胜で
あるこずを瀺した。さらに、これらの結果はカプ
セル内のゲルの再液化が必芁䞍可欠のものではな
いこずを瀺しおいる。 実斜䟋  本実斜䟋は移怍埌に回収したマむクロカプセル
化ランゲルハンス島の生存性を瀺すものである。 実斜䟋で治療した糖尿病のラツトの数匹から
移怍埌、及び12ケ月経過した時点でマむクロ
カプセル化ランゲルハンス島を回収した。これら
のマむクロカプセルの倧郚分は䟝然ずしお物理的
に元のたゝであ぀お、培地䞭で高いグルコヌス濃
床に察応した回収されたランゲルハンス島からむ
ンシナリンが分泌されたこずで蚌明されるよう
に、むンシナリン分泌胜を有する生きたランゲル
ハンス島を含んでいた。 実斜䟋  本実斜䟋は肝臓现胞のマむクロカプセル化を瀺
すものである。 ランゲルハンス島の代りにマりス胎児の肝臓现
胞を甚いた以倖実斜䟋の手順を同様に繰り返し
た。トリパン青に染色されないこずや組織孊的研
究により蚌明されたように、生きた肝臓现胞を含
有するカプセルが埗られた。各カプセル䞭に肝臓
现胞が数千個含たれおいるのが芳察された。 実斜䟋  本実斜䟋はポリビニルアルコヌルをマむクロカ
プセルの倖衚面ずしお甚いるこずを瀺すものであ
る。 倖偎皮膜を圢成するためにアルギン酞ナトリり
ム溶液の代りにポリビニルアルコヌルの1.0
リン酞塩緩衝食塩氎溶液を甚いた以
倖、実斜䟋の手順をそのたゝ繰り返した。ポリ
ビニルアルコヌルはカプセル膜の透過性を䜙り倉
えなか぀た。 ポリビニルアルコヌルは生物孊的適合性を有す
る氎溶性ポリマヌであるこずが知られおおり、人
工血管甚抗血栓性皮膜のように、倚くの倖科的療
法においお䜿甚されお来おいる。埓぀お本実斜䟋
で䜜成したマむクロカプセルが、実斜䟋の手順
により補造したマむクロカプセルに類䌌する血糖
䜎䞋䜜甚を糖尿病の動物においお瀺すこずが予想
される。 実斜䟋  本実斜䟋はマむクロカプセルの倖衚面ずしおポ
リ乳酞polylactic acidを甚いるこずを瀺すも
のである。 アルギン酞ナトリりム溶液の代りに倖偎皮膜圢
成甚ずしおポリ乳酞の0.1緩衝食塩
氎を甚いた以倖、実斜䟋の手順をそのたゝ繰返
した。ポリ乳酞をたず垌氎酞化ナトリりム溶液に
溶解し、次いで塩酞で䞭和した。そのように䜜成
したマむクロカプセル䞭でのランゲルハンス島の
生呜が維持されたこずはトリパン青による染色で
蚌明された。ポリ乳酞は珟圚瞫合材ずしお臚床に
甚いられおいる生物孊的適合性を有するポリマヌ
である。埓぀お、本実斜䟋で䜜成したマむクロカ
プセルが実斜䟋の手順により補造したマむクロ
カプセルに類䌌した血糖䜎䞋䜜甚を糖尿病の動物
に察しお瀺すこずが予想される。 実斜䟋 10 本実斜䟋は球状のアルギン酞カルシりムから成
る液滎の䜜成方法を瀺すものである。 さたざたな濃床埓぀おさたざたの粘床のア
ルギン酞ナトリりム溶液を泚入ポンプ゚アゞ゚
ツト22−ゲヌゞ針により1.5の
塩化カルシりム硬化溶液䞭ぞ抌出し、圢成された
ゲル状の液滎を集め、それらの物理的圢状を芳察
した。結果を次の衚−に瀺す。
【衚】 党おのアルギン酞ナトリりム濃床に斌いお、埗
られた液滎は「近䌌球状“Spheroidal”」ずし
お広い意味では衚珟出来るが、衚−からアルギ
ン酞ナトリりムの濃床が1.2以䞊、
即ち、粘床が30cps以䞊の堎合に限り、完党な球
状䜓が圢成されるこずが明らかである。 実斜䟋 11 本実斜䟋は限界範囲倖の条件を甚いた堎合のマ
むクロカプセルの補造を瀺すものである。 ランゲルハンス島を陀倖し䞔぀ポリリゞンの分
子量を倉曎した以倖、実斜䟋の方法をそのたゝ
繰り返した。10000〜30000ダルトンの範囲倖の分
子量を有する耇数のポリリゞンを甚いた。察照ず
しお䞊蚘範囲内の分子量を有するポリリゞンを甚
いたマむクロカプセルも䜜成した。 4000ダルトンの分子量を有するポリリゞンの堎
合耐久力のあるマむクロカプセルを埗るこずが出
来ず、埗られたカプセルは再液化工皋で溶けおし
たうこずがわか぀た。分子量40000、90000及び
400000のポリリゞンからそれぞれ圢成したマむク
ロカプセルは分子量17000のポリリゞンを䜿甚し
お埗た察照マむクロカプセルに比べおもろく、牛
血枅アルブミン及びヘモグロビンを透過したので
67000ダルトンより倧きな分子量のカツトオフを
有するものであ぀た。 埗られた結果を次の衚−に瀺す。
〔発明の効果〕
本開瀺内容を芁玄するず、本発明は長期間生物
孊的適合性ず生呜を維持出来る生きた組織や现胞
の新芏なマむクロカプセル、及び糖尿病のような
臓噚移怍の必芁な病噚の治療にそのようなマむク
ロカプセルを䜿甚するこずを提䟛するものであ
る。本発明の範囲内に斌お倉曎が可胜である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  動物の䜓内ぞ移怍するのに奜適な生物孊的適
    合性を備えたマむクロカプセルにしお、巚倧分子
    状の芯物質及び該芯物質を囲撓し、マむナスに垯
    電した生物孊的適合性を持぀倖衚面を有しか぀小
    サむズの分子は透過させお該芯物質ず接觊させる
    が該芯物質は透過させない生物孊的適合性を有す
    る半透膜ずから成るこずを特城ずするマむクロカ
    プセル。  前蚘芯物質が酵玠、免疫蛋癜質、埮粒子状掻
    性炭又は生存しうる組織である特蚱請求の範囲第
    項に蚘茉のマむクロカプセル。  前蚘芯物質がランゲルハンス島、肝臓組織又
    はそれらの個々の现胞である特蚱請求の範囲第
    項に蚘茉のマむクロカプセル。  前蚘半透膜がプラス垯電した基を有するポリ
    マヌ状物質ずマむナス垯電した基を有するポリマ
    ヌ状物質ずの間のむオン反応により圢成されたヒ
    ドロゲルであり、該䞡ポリマヌ状物質が圢成され
    たヒドロゲル膜の内倖衚面を圢成しおいる特蚱請
    求の範囲第〜項のいずれか項に蚘茉のマむ
    クロカプセル。  前蚘プラス垯電した基がアミノ基であり、前
    蚘マむナス垯電した基がカルボキシル基又は氎酞
    基である特蚱請求の範囲第項に蚘茉のマむクロ
    カプセル。  箄500〜玄2000Όの盎埄を有し、動物の䜓
    内ぞ移怍するのに奜適なマむクロカプセルにし
    お、代謝を進行するこずの可胜な䞀皮又はそれ以
    䞊の生存しうる、健康な、生理孊的に掻性の組織
    现胞から成る芯及び該芯を囲撓し生物孊的適合性
    を有する半透膜ずから成り該半透膜は組織に察
    する栄逊玠及び該組織の代謝生成物に察しおは透
    過性であるが免疫系蛋癜質に察しおは非透過性で
    あり、玄150000ダルトン以䞋の分子量カツトオフ
    を有し、玄10000〜玄30000の分子量を有するポリ
    リゞンポリマヌずマむナス垯電した倖衚面を圢成
    するためのマむナス垯電した基を有するポリマヌ
    状物質ずの間のむオン反応によ぀お圢成されたヒ
    ドロゲルであり、該ポリリゞンポリマヌ膜が動物
    の䜓内ぞ該マむクロカプセルを泚入するのを可胜
    にし䞔぀ケ月を越える期間該動物の䜓内に泚入
    されたたゝでも該マむクロカプセルを正垞な状態
    に保持し該組織现胞の代謝を進行させるのに十分
    な耐久力を有するこずを特城ずするマむクロカプ
    セル。  前蚘組織现胞がランゲルハンス島である特蚱
    請求の範囲第項に蚘茉のマむクロカプセル。  前蚘ポリリゞンポリマヌの分子量が玄15000
    〜玄25000である特蚱請求の範囲第項又は項
    に蚘茉のマむクロカプセル。  前蚘ポリリゞンポリマヌの分子量が玄17000
    である特蚱請求の範囲第項に蚘茉のマむクロカ
    プセル。  箄700〜玄1000Όの盎埄を有し、前蚘半
    透膜の厚さが玄Όである特蚱請求の範囲第
    〜項のいずれか䞀項に蚘茉のマむクロカプセ
    ル。  前蚘半透膜が玄67000ダルトンの分子量カ
    ツトオフを持぀特蚱請求の範囲第〜項のい
    ずれか䞀項に蚘茉のマむクロカプセル。  前蚘芯が前蚘組織现胞を維持しお正垞な代
    謝を行なわせるのに十分な氎性栄逊液も含有しお
    いる特蚱請求の範囲第〜項のいずれか䞀項
    に蚘茉のマむクロカプセル。  前蚘マむナスに垯電した基がカルボキシル
    基又は氎酞基である特蚱請求の範囲第〜項
    のいずれか䞀項に蚘茉のマむクロカプセル。  前蚘マむナスに垯電した基を有するポリマ
    ヌ状物質がアルギン酞塩、ポリビニルアルコヌル
    及びポリ乳酞より成る矀から遞択される特蚱請求
    の範囲第項に蚘茉のマむクロカプセル。  半透膜内に芯材をカプセル化する方法にし
    お、(a)可逆的にゲル化可胜で遊離酞基を有する氎
    溶性ポリマヌ状物質の氎溶液䞭に該芯材を入れ
    (b)埗られた溶液を液滎に圢成し(c)液滎をゲル化
    しお倫々分離した圢状保持可胜な予備カプセルを
    䜜成し(d)該予備カプセルず遊離アミノ基を含む
    ポリマヌを接觊させるこずにより該予備カプセル
    の衚面局䞭の酞基ずの間にむオン反応を生起させ
    お該予備カプセルの呚囲に半透膜を圢成し(e)å·¥
    繋(d)で圢成したマむクロカプセルを、該マむクロ
    カプセルの衚面局の遊離アミノ基ずむオン反応の
    可胜な遊離したマむナス垯電の基を含有する生物
    孊的適合性を有するポリマヌ状物質に接觊しお、
    該マむクロカプセル䞊に該生物孊的適合性を有す
    る物質の倖偎被膜を圢成する工皋から成るこずを
    特城ずする方法。  前蚘生物孊的適合性を有するポリマヌ状物
    質が遊離酞基を含む倚糖類ガムから成る特蚱請求
    の範囲第項蚘茉の方法。  前蚘倚糖類ガムがアルギン酞ナトリりムで
    ある特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。  前蚘生物孊的適合性を有するマむナス垯電
    のポリマヌ状物質が遊離氎酞基を有するポリビニ
    ルアルコヌル又は遊離酞基を有するポリ乳酞であ
    る特蚱請求の範囲第〜項のいずれか䞀項
    に蚘茉された方法。  前蚘可逆的にゲル化可胜の氎溶性物質がア
    ルギン酞ナトリりムから成り、前蚘生物孊的適合
    性を有するポリマヌ状物質もアルギン酞ナトリり
    ムから成る特蚱請求の範囲第〜項のいず
    れか䞀項に蚘茉の方法。  前蚘可逆的にゲル化可胜の氎溶性物質がア
    ルギン酞ナトリりムから成り、工皋(a)で䜿甚する
    アルギン酞ナトリりム氎溶液の粘床がほゞ球状の
    予備カプセルを圢成するのに少くなくずも十分で
    ある特蚱請求の範囲第〜項のいずれか䞀
    項に蚘茉の方法。  前蚘アルギン酞ナトリりム氎溶液の粘床が
    少くなくずも30cpsである特蚱請求の範囲第
    項に蚘茉の方法。  前蚘半透膜䞭のゲルを工皋(e)の埌で再び液
    化する特蚱請求の範囲第〜項のいずれか
    䞀項に蚘茉の方法。  前蚘遊離アミノ基を含むポリマヌが分子量
    箄10000〜玄30000のダルトンのポリリゞンであ
    り、接觊工皋(e)を、予備カプセル䞊に十分な耐久
    力を有するポリマヌの被膜を圢成し、埗られるカ
    プセルの動物䜓内ぞの泚入を可胜にするように、
    十分な時間実斜する特蚱請求の範囲第〜
    項のいずれか䞀項に蚘茉の方法。  前蚘芯物質が工皋(a)で前蚘氎溶液䞭に现か
    く分割懞濁された状態にな぀おいる生きた組織か
    ら成る特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。  前蚘生きた組織がランゲルハンス島から成
    り、埓぀お前蚘マむクロカプセルが該マむクロカ
    プセルを移怍した糖尿病の動物の䜓内の血糖倀を
    調節するのに䜿甚可胜な特蚱請求の範囲第項
    に蚘茉の方法。  前蚘ポリリゞンの分子量が玄15000〜玄
    25000ダルトンである特蚱請求の範囲第〜
    項のいずれか䞀項に蚘茉の方法。  工皋(d)に斌ける接觊を厚さ玄Όのポリ
    リゞン局を圢成するのに十分な時間実斜する特蚱
    請求の範囲第〜項のいずれか䞀項に蚘茉
    の方法。  工皋(d)に斌ける接觊をポリリゞン氎溶液を
    玄〜玄分間接觊させるこずによ぀お実斜する
    特蚱請求の範囲第〜項のいずれか䞀項に
    蚘茉の方法。  前蚘ポリリゞン氎溶液の濃床が少くなくず
    も玄0.05重量である特蚱請求の範囲第項蚘
    茉の方法。  巚倧分子状の芯材をアルギン酞ナトリりム
    氎溶液䞭に懞濁し、埗られたアルギン酞ナトリり
    ム液を液滎にし、倚䟡陜むオンずのむオン亀換に
    より該液滎をゲル化するこずによる圢状保持の可
    胜なカプセルを圢成する方法にしお、該アルギン
    酞ナトリりム氎溶液の粘床が少くなくずも30セン
    チポむズであ぀お、該圢状保持可胜なカプセルが
    ほゞ完党な球状であるこずを特城ずする方法。  前蚘倚䟡陜むオンがカルシりムむオンであ
    る特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  前蚘液滎を塩化カルシりム氎溶液䞭に抌し
    出すこずによ぀おゲル化する特蚱請求の範囲第
    項又は項に蚘茉の方法。  前蚘アルギン酞ナトリりム氎溶液の粘床が
    1000センチポむズ以䞋である特蚱請求の範囲第
    〜項のいずれか䞀項に蚘茉の方法。
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