JPS623687Y2 - - Google Patents
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- JPS623687Y2 JPS623687Y2 JP7357278U JP7357278U JPS623687Y2 JP S623687 Y2 JPS623687 Y2 JP S623687Y2 JP 7357278 U JP7357278 U JP 7357278U JP 7357278 U JP7357278 U JP 7357278U JP S623687 Y2 JPS623687 Y2 JP S623687Y2
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 6
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- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、多数の測定点を切換機構により順次
切換えて測定値を間歇的に測定する多点測定装置
に関するもので、さらに詳しくは例えば測定値が
あらかじめ定めた設定値を越えたとき測定点を識
別して警報信号を発生できるように、測定点の識
別機能を有する多点測定装置に関するものであ
る。
切換えて測定値を間歇的に測定する多点測定装置
に関するもので、さらに詳しくは例えば測定値が
あらかじめ定めた設定値を越えたとき測定点を識
別して警報信号を発生できるように、測定点の識
別機能を有する多点測定装置に関するものであ
る。
一般に多点測定装置においては、ギヤートレイ
ンにより切換機構にカムを連動させ、このカムに
接点バネ等を組合せた特殊な機構を用いて測定点
を識別して警報等の動作を行つている。このため
測定点の識別機構の構成が複雑で大形になり、し
かも切換機構の切換動作と同期をとるための調整
も容易ではなかつた。
ンにより切換機構にカムを連動させ、このカムに
接点バネ等を組合せた特殊な機構を用いて測定点
を識別して警報等の動作を行つている。このため
測定点の識別機構の構成が複雑で大形になり、し
かも切換機構の切換動作と同期をとるための調整
も容易ではなかつた。
本考案は、切換機構の測定切換用接点群と同一
の基板上に測定点切換用接点と交互に切換わる補
助固定接点群を設け、これら補助固定接点群の動
作に基づき測定点を識別するようにして上述のご
とき欠点を除くとともに、ノイズや識別動作の異
常等の影響を有効に除去できる手段を有する多点
測定装置を実現したものである。
の基板上に測定点切換用接点と交互に切換わる補
助固定接点群を設け、これら補助固定接点群の動
作に基づき測定点を識別するようにして上述のご
とき欠点を除くとともに、ノイズや識別動作の異
常等の影響を有効に除去できる手段を有する多点
測定装置を実現したものである。
第1図は本考案装置の一実施例を示す接続図
で、測定点が6点の場合が示されている。図にお
いて、1は測定機構、2はサーボ機構、3は指示
機構、4は測定点識別回路、5は警報回路であ
る。
で、測定点が6点の場合が示されている。図にお
いて、1は測定機構、2はサーボ機構、3は指示
機構、4は測定点識別回路、5は警報回路であ
る。
切換機構1はコモン側固定接点a,a′と、測定
点切換用固定接点b1〜b6,b1′〜b6′と、補助固定
接点d1,d1′〜d6′およびこれら固定接点を接触し
て移動する可動接点m,m′を有しており、これ
ら各接点は第2図の構成説明図に示すように、プ
リント基板11にコモン側固定接点a,a′と測定
点切換用固定接点b1〜b6,b1′〜b6′および補助固
定接点d1d1′〜d6′のパターンが同心的にプリント
され、回転軸12にこれら可動接点m,m′が絶
縁材13を介して一体に取付けられている。そし
て補助固定接点d1は測定点切換用接点b1とb2の間
に、また補助固定接点d1′〜d6′は測定点切換用接
点b1′〜b6′の間に配置され、しかも可動接点が切
換前後において同時に両接点に接触するように、
例えば第2図ロおよびハに示す如く、可動接点
m,m′や固定接点が形成されている。このよう
に構成した切換機構では、回転軸12が同期電動
機14等により一定速度または間歇速度で回転さ
れると、可動接点が固定接点を接触して移動し、
測定点切換用固定接点b1〜b6,b1′〜b6′を第3図
イに示す如く順次切換えるとともに、補助固定接
点d1とd1′〜d6′を第3図ロ,ハに示す如く順次切
換える。測定点切換用固定接点b1〜b6および
b1′〜b6′は、測定点よりの測定値ei1〜ei6が与えら
れる端子の+側および−側に接続されている。ま
たコモン側固定接点a,a′はサーボ機構2の入力
端子21,22に接続されており、かつa,a′間
にはコンデンサC1が接続されている。さらに補
助固定接点d1は測定点識別回路4の端子41に、
またd1′〜d6′は共通に接続されこの共通接続点CP
が測定識別回路4の端子42に接続されている。
点切換用固定接点b1〜b6,b1′〜b6′と、補助固定
接点d1,d1′〜d6′およびこれら固定接点を接触し
て移動する可動接点m,m′を有しており、これ
ら各接点は第2図の構成説明図に示すように、プ
リント基板11にコモン側固定接点a,a′と測定
点切換用固定接点b1〜b6,b1′〜b6′および補助固
定接点d1d1′〜d6′のパターンが同心的にプリント
され、回転軸12にこれら可動接点m,m′が絶
縁材13を介して一体に取付けられている。そし
て補助固定接点d1は測定点切換用接点b1とb2の間
に、また補助固定接点d1′〜d6′は測定点切換用接
点b1′〜b6′の間に配置され、しかも可動接点が切
換前後において同時に両接点に接触するように、
例えば第2図ロおよびハに示す如く、可動接点
m,m′や固定接点が形成されている。このよう
に構成した切換機構では、回転軸12が同期電動
機14等により一定速度または間歇速度で回転さ
れると、可動接点が固定接点を接触して移動し、
測定点切換用固定接点b1〜b6,b1′〜b6′を第3図
イに示す如く順次切換えるとともに、補助固定接
点d1とd1′〜d6′を第3図ロ,ハに示す如く順次切
換える。測定点切換用固定接点b1〜b6および
b1′〜b6′は、測定点よりの測定値ei1〜ei6が与えら
れる端子の+側および−側に接続されている。ま
たコモン側固定接点a,a′はサーボ機構2の入力
端子21,22に接続されており、かつa,a′間
にはコンデンサC1が接続されている。さらに補
助固定接点d1は測定点識別回路4の端子41に、
またd1′〜d6′は共通に接続されこの共通接続点CP
が測定識別回路4の端子42に接続されている。
サーボ機構2は、すべり抵抗RVと直流電源E1
よりなる比較値発生回路23と、電圧増幅段
AM1と電力増幅段AM2とを有するサーボ増幅器
24と、サーボモータ25とを具えており、切換
機構1により選択された測定値esと比較値efとの
差をサーボ増幅器24で増幅付勢し、その出力で
サーボモータ25を回転させ、これと連動するす
べり抵抗器RVの刷子を移動させて、比較値efを
測定値eiに平衡させる。なお、サーボ増幅器24
の電圧増幅段AM1の出力端は前記補助固定接点
d1′〜d6′の共通接続点CPに接続されている。
よりなる比較値発生回路23と、電圧増幅段
AM1と電力増幅段AM2とを有するサーボ増幅器
24と、サーボモータ25とを具えており、切換
機構1により選択された測定値esと比較値efとの
差をサーボ増幅器24で増幅付勢し、その出力で
サーボモータ25を回転させ、これと連動するす
べり抵抗器RVの刷子を移動させて、比較値efを
測定値eiに平衡させる。なお、サーボ増幅器24
の電圧増幅段AM1の出力端は前記補助固定接点
d1′〜d6′の共通接続点CPに接続されている。
指示機構3は、指針31と目盛板32を有して
いる。指針31は前記サーボモータ25により駆
動され、前記刷子の移動に対応して目盛板32上
を横断的に移動し、各測定点の測定値eiを間歇的
に指示する。また目盛板32には上下限警報設定
値ea,ea′を表示する設定指標SP,SP′が取付け
られている。
いる。指針31は前記サーボモータ25により駆
動され、前記刷子の移動に対応して目盛板32上
を横断的に移動し、各測定点の測定値eiを間歇的
に指示する。また目盛板32には上下限警報設定
値ea,ea′を表示する設定指標SP,SP′が取付け
られている。
測定点識別回路4は、数100KHz程度の発振を
行う高周波発振器43と、検波整形回路44,4
5と、タイミング調整回路46と、シフトレジス
タSRと、アンドゲートG11〜G16,G21〜G26およ
びナンドゲートG31〜G36とを有している。発振器
43はコンデンサC2と抵抗R1の直列回路および
端子41を介して前記補助固定接点d1に接続され
るとともに、コンデンサC3と抵抗R2の直列回路
および端子42を介して前記補助固定接点d1′〜
d6′の共通接続点CPに接続されている。したがつ
て、端子41の電位Eaはd1が選択される毎に変
化し第3図ニに示す如くなり、端子42の電位
Ebはd1′〜d6′が選択される毎に変化し第3図ホに
示す如くなる。そして電位Eaの波形は検波整形
回路44で第3図ヘに示す如く検波された後、タ
イミング調整回路46を介してシフトレジスタ
SRに基準パルスPa(第3図ト)として加えられ
る。なおタイミング調整回路46は検波整形回路
44の出力波形を操作してシフトレジスタSRが
正常に動作するように基準パルスPaのタイミン
グを調整するものである。電位Ebの波形は検波
整形回路45で第3図チに示す如く検波された
後、シフトレジスタSRに同期パルスPbとして加
えられる。シフトレジスタSRはその入力に加わ
る基準パルスPaを同期パルスPbによつて順次シ
フトして各出力端子O1〜O6に順次出力を発生す
るものであり、各出力は各々アンドゲートG11〜
G16の一方の入力端子に加えられる。G11〜G16は
その他方の入力端子に同期パルスPbが共通に加
えられており、出力端にそれぞれ第3図リに示す
如き各測定点を識別する信号N1〜N6を発生す
る。このように各測定の識別信号N1〜N6を切換
機構1の補助固定接点の動作に基づく基準パルス
Pa,同期パルスPbを利用して得ているため、各
測定点を一巡する間に必らず基準パルスPaが続
み込まれ、誤動作によつて識別動作が乱れても次
の基準パルスPaで修正するとができる。また基
準パルスPaと同期パルスPbの検出にサーボ系の
応答周波数に比べて充分に高い高周波信号を用い
ており、しかも高周波信号は測定時にはサーボ機
構2から切離されているため、測定には何ら外乱
を与えない。さらに基準パルスPa、同期パルス
Pbを検波整形回路44,45を介して取り出し
ているため、チヤタリング等によるシフトレジス
タSR以後の回路の誤動作を防止することができ
る。
行う高周波発振器43と、検波整形回路44,4
5と、タイミング調整回路46と、シフトレジス
タSRと、アンドゲートG11〜G16,G21〜G26およ
びナンドゲートG31〜G36とを有している。発振器
43はコンデンサC2と抵抗R1の直列回路および
端子41を介して前記補助固定接点d1に接続され
るとともに、コンデンサC3と抵抗R2の直列回路
および端子42を介して前記補助固定接点d1′〜
d6′の共通接続点CPに接続されている。したがつ
て、端子41の電位Eaはd1が選択される毎に変
化し第3図ニに示す如くなり、端子42の電位
Ebはd1′〜d6′が選択される毎に変化し第3図ホに
示す如くなる。そして電位Eaの波形は検波整形
回路44で第3図ヘに示す如く検波された後、タ
イミング調整回路46を介してシフトレジスタ
SRに基準パルスPa(第3図ト)として加えられ
る。なおタイミング調整回路46は検波整形回路
44の出力波形を操作してシフトレジスタSRが
正常に動作するように基準パルスPaのタイミン
グを調整するものである。電位Ebの波形は検波
整形回路45で第3図チに示す如く検波された
後、シフトレジスタSRに同期パルスPbとして加
えられる。シフトレジスタSRはその入力に加わ
る基準パルスPaを同期パルスPbによつて順次シ
フトして各出力端子O1〜O6に順次出力を発生す
るものであり、各出力は各々アンドゲートG11〜
G16の一方の入力端子に加えられる。G11〜G16は
その他方の入力端子に同期パルスPbが共通に加
えられており、出力端にそれぞれ第3図リに示す
如き各測定点を識別する信号N1〜N6を発生す
る。このように各測定の識別信号N1〜N6を切換
機構1の補助固定接点の動作に基づく基準パルス
Pa,同期パルスPbを利用して得ているため、各
測定点を一巡する間に必らず基準パルスPaが続
み込まれ、誤動作によつて識別動作が乱れても次
の基準パルスPaで修正するとができる。また基
準パルスPaと同期パルスPbの検出にサーボ系の
応答周波数に比べて充分に高い高周波信号を用い
ており、しかも高周波信号は測定時にはサーボ機
構2から切離されているため、測定には何ら外乱
を与えない。さらに基準パルスPa、同期パルス
Pbを検波整形回路44,45を介して取り出し
ているため、チヤタリング等によるシフトレジス
タSR以後の回路の誤動作を防止することができ
る。
そして、アンドゲートG11〜G16によりシフトレ
ジスタSRの出力を同期パルスPbと同期して取り
出しているため、第3図リに点線aで示す如きタ
イミングでSRの出力にノイズが加わつていても
その影響を受けない。さらに識別信号N1〜N6は
ナンドゲートG21〜G26およびアンドゲートG31〜
G36を介して取り出され、シフトレジスタSR等の
動作異常により第3図リの点線bで示すように識
別信号が同時に発生した場合でも、正常な識別信
号のみを出力するようになつている。すなわち
G11の出力はG21,G22の入力に、G12の出力は
G22,G23の入力に、G13の出力はG23,G24の入力
に、G14の出力はG24,G25の入力に、G15の出力は
G25,G26の入力に、G16の出力はG26,G21の入力
にそれぞれ加えられるとともに、G11〜G16の出力
はアンドゲートG31〜G36の一方の入力端子に加え
られている。G31〜G36の他方の入力端子にはそれ
ぞれナンドゲートG21〜G26の出力が加えられてい
る。したがつて、ナンドゲートG21〜G26はとなり
あつた識別信号同志を比較し、その比較結果に基
づいてG31〜G36を駆動する。よつて、G11〜G16か
らの識別信号N1〜N6が、正常に発生しておれば
ナンドゲートG21〜G26の出力が識別信号の発生毎
に“H”レベルになり、N1〜N6はアンドゲート
G31〜G36を通過する。ところで第3図リに示すよ
うに動作の異常により、識別信号N1が生じてい
るとき、N2が生じてもナンドゲートG22の出力が
“L”レベルになり、N2はアンドゲートG22を通
過しない。このようにシフトレジスタSR等に動
作異常が発生しても測定点識別回路4の出力端に
は第3図リの実線に示す如き正常な識別信号N1
〜N6のみが得られる。
ジスタSRの出力を同期パルスPbと同期して取り
出しているため、第3図リに点線aで示す如きタ
イミングでSRの出力にノイズが加わつていても
その影響を受けない。さらに識別信号N1〜N6は
ナンドゲートG21〜G26およびアンドゲートG31〜
G36を介して取り出され、シフトレジスタSR等の
動作異常により第3図リの点線bで示すように識
別信号が同時に発生した場合でも、正常な識別信
号のみを出力するようになつている。すなわち
G11の出力はG21,G22の入力に、G12の出力は
G22,G23の入力に、G13の出力はG23,G24の入力
に、G14の出力はG24,G25の入力に、G15の出力は
G25,G26の入力に、G16の出力はG26,G21の入力
にそれぞれ加えられるとともに、G11〜G16の出力
はアンドゲートG31〜G36の一方の入力端子に加え
られている。G31〜G36の他方の入力端子にはそれ
ぞれナンドゲートG21〜G26の出力が加えられてい
る。したがつて、ナンドゲートG21〜G26はとなり
あつた識別信号同志を比較し、その比較結果に基
づいてG31〜G36を駆動する。よつて、G11〜G16か
らの識別信号N1〜N6が、正常に発生しておれば
ナンドゲートG21〜G26の出力が識別信号の発生毎
に“H”レベルになり、N1〜N6はアンドゲート
G31〜G36を通過する。ところで第3図リに示すよ
うに動作の異常により、識別信号N1が生じてい
るとき、N2が生じてもナンドゲートG22の出力が
“L”レベルになり、N2はアンドゲートG22を通
過しない。このようにシフトレジスタSR等に動
作異常が発生しても測定点識別回路4の出力端に
は第3図リの実線に示す如き正常な識別信号N1
〜N6のみが得られる。
警報回路5は、前記設定指標SP,SP′に取付け
られたマイクロスイツチMS,MS′と、D形フリ
ツプフロツプFF1〜FF6,FF1′〜FF6′および警報
表示器A1〜A6,A1′〜A6′を有している。マイク
ロスイツチMS,MS′は指針31が設定指標SP,
SP′を越えると動作し異常検出信号AS,AS′を発
生する。異常検出信号ASはD形フリツプフロツ
プFF1〜FF6のD入力端子に、またAS′はFF1′〜
FF6′のD入力端子にそれぞれ共通に加えられ
る。FF1〜FF6,FF1′〜FF6′は、そのC入力端子
にそれぞれ加えられる識別信号N1〜N6により順
次選ばれ、その時点でのD入力の状態を出力Qに
転送する。したがつて例えばFF1が識別信号N1で
選択されたとき、そのD入力に異常検出信号AS
が加わつていると出力Qを生じ、一周期経過後再
び識別信号N1が加わつたときのD入力の状態が
転送されるまでその状態を続ける。FF1〜FF6,
FF1′〜FF6′の出力Qはそれぞれ警報表示器A1〜
A6,A1′〜A6′に加えられて表示される。
られたマイクロスイツチMS,MS′と、D形フリ
ツプフロツプFF1〜FF6,FF1′〜FF6′および警報
表示器A1〜A6,A1′〜A6′を有している。マイク
ロスイツチMS,MS′は指針31が設定指標SP,
SP′を越えると動作し異常検出信号AS,AS′を発
生する。異常検出信号ASはD形フリツプフロツ
プFF1〜FF6のD入力端子に、またAS′はFF1′〜
FF6′のD入力端子にそれぞれ共通に加えられ
る。FF1〜FF6,FF1′〜FF6′は、そのC入力端子
にそれぞれ加えられる識別信号N1〜N6により順
次選ばれ、その時点でのD入力の状態を出力Qに
転送する。したがつて例えばFF1が識別信号N1で
選択されたとき、そのD入力に異常検出信号AS
が加わつていると出力Qを生じ、一周期経過後再
び識別信号N1が加わつたときのD入力の状態が
転送されるまでその状態を続ける。FF1〜FF6,
FF1′〜FF6′の出力Qはそれぞれ警報表示器A1〜
A6,A1′〜A6′に加えられて表示される。
このように構成した本考案装置の動作を次に説
明する。まず切換機構1における可動接点が切換
側固定接点b1,b1′のみに接続され第1番目の測
定点を選択していると、その測定値ei1がサーボ
機構2により測定され、指示機構3の指針31で
指示される。そして第1番目の測定点が選択され
てから一定時間経過し、比較値efが測定値ei1と
平衡した後に、可動接点が切換側固定接点b1,
b1′および補助固定接点d1,d1′に同時に接続する
位置へ移動し、第1番目の測定点を測定している
状態で基準パルスPaと同期パルスPbを発生す
る。同時にサーボ機構2の電圧増幅段AM1の出
力が短絡され、サーボモータ25をロツクして指
針31の変動を防止する。基準パルスPaが発生
するとシフトレジスタSRの出力端O1に出力が生
じ識別信号N1が生ずる。この識別信号N1によつ
て、警報回路5のFF1,FF1′が選択され、このと
き異常検出信号AS(またはAS′)が発生してい
ると、FF1(またはFF1′)の出力Qが警報表示器
A1(またはA1′)に加わり、第1番目の測定点を
識別して警報表示を行う。その後可動接点が切換
側固定接点b1,b1′を離れて第1番目の測定点の
選択が終り、切換側固定接点b2,b2′に接続され
第2番目の測定点に切換わる時点では、可動接点
が補助固定接点d1′に接続され平衡電動機25を
ロツクしており、測定点の切換時における指示の
変動が防止される。そして可動接点が移動し補助
固定接点d1,d1′から離れ平衡電動機25のロツ
クを解除した後、第2番目の測定点の測定値ei2
がサーボ機構2で測定され、指示機構3の指針3
1で指示される。第2番目の測定点を選択してか
ら一定時間経過すると、可動接点が補助固定接点
d2′に接続され、第2番目の測定点を選択してい
る状態で、サーボモータ25をロツクし、かつ同
期パルスPbを発生する。この同期パルスPbによ
つてシフトレジスタSRがシフトして識別信号N2
を発生し、FF1,FF2′を選択する。FF2,FF2′は
第2番目の測定点に異常があれば出力Qを生じ、
警報器A2またはA2′により表示を行う。このよう
にして同期パルスPbが発生する毎に順次測定点
の異常を識別して表示する。
明する。まず切換機構1における可動接点が切換
側固定接点b1,b1′のみに接続され第1番目の測
定点を選択していると、その測定値ei1がサーボ
機構2により測定され、指示機構3の指針31で
指示される。そして第1番目の測定点が選択され
てから一定時間経過し、比較値efが測定値ei1と
平衡した後に、可動接点が切換側固定接点b1,
b1′および補助固定接点d1,d1′に同時に接続する
位置へ移動し、第1番目の測定点を測定している
状態で基準パルスPaと同期パルスPbを発生す
る。同時にサーボ機構2の電圧増幅段AM1の出
力が短絡され、サーボモータ25をロツクして指
針31の変動を防止する。基準パルスPaが発生
するとシフトレジスタSRの出力端O1に出力が生
じ識別信号N1が生ずる。この識別信号N1によつ
て、警報回路5のFF1,FF1′が選択され、このと
き異常検出信号AS(またはAS′)が発生してい
ると、FF1(またはFF1′)の出力Qが警報表示器
A1(またはA1′)に加わり、第1番目の測定点を
識別して警報表示を行う。その後可動接点が切換
側固定接点b1,b1′を離れて第1番目の測定点の
選択が終り、切換側固定接点b2,b2′に接続され
第2番目の測定点に切換わる時点では、可動接点
が補助固定接点d1′に接続され平衡電動機25を
ロツクしており、測定点の切換時における指示の
変動が防止される。そして可動接点が移動し補助
固定接点d1,d1′から離れ平衡電動機25のロツ
クを解除した後、第2番目の測定点の測定値ei2
がサーボ機構2で測定され、指示機構3の指針3
1で指示される。第2番目の測定点を選択してか
ら一定時間経過すると、可動接点が補助固定接点
d2′に接続され、第2番目の測定点を選択してい
る状態で、サーボモータ25をロツクし、かつ同
期パルスPbを発生する。この同期パルスPbによ
つてシフトレジスタSRがシフトして識別信号N2
を発生し、FF1,FF2′を選択する。FF2,FF2′は
第2番目の測定点に異常があれば出力Qを生じ、
警報器A2またはA2′により表示を行う。このよう
にして同期パルスPbが発生する毎に順次測定点
の異常を識別して表示する。
なお上述では、基準パルスPaと同期パルスPb
とにより測定点を識別する切換を発生させる手段
として、シフトレジスタSRを用いる場合を例示
したが、同期パルスPbをカウントできるもので
あれば同期式カウンタやBCDコードを出力する
もの等必要に応じて用いることができる。また上
述では、サーボ機構2のサーボモータ25をロツ
クするために電圧増幅段AM1の出力を補助固定
接点d1′〜d6′により直接短絡する場合を例示した
が、例えばサーボモータ25のロツクは同期パル
スPbを利用して電力増幅段のAM2のバイアス回
路を制御する等補助固定接点の動作を利用して
種々の構成のものを用いることができ、場合によ
つては省略することもできる。さらに上述では、
識別信号N1〜N6を利用して識別警報を行う場合
を例示したが、識別信号N1〜N6を利用して測定
点の表示を行うようにしてもよい。
とにより測定点を識別する切換を発生させる手段
として、シフトレジスタSRを用いる場合を例示
したが、同期パルスPbをカウントできるもので
あれば同期式カウンタやBCDコードを出力する
もの等必要に応じて用いることができる。また上
述では、サーボ機構2のサーボモータ25をロツ
クするために電圧増幅段AM1の出力を補助固定
接点d1′〜d6′により直接短絡する場合を例示した
が、例えばサーボモータ25のロツクは同期パル
スPbを利用して電力増幅段のAM2のバイアス回
路を制御する等補助固定接点の動作を利用して
種々の構成のものを用いることができ、場合によ
つては省略することもできる。さらに上述では、
識別信号N1〜N6を利用して識別警報を行う場合
を例示したが、識別信号N1〜N6を利用して測定
点の表示を行うようにしてもよい。
以上説明したように本考案では、切換機構に測
定点切換用接点と交互に切換わる補助固定接点を
設け、これら補助固定接点の動作に基づき基準パ
ルスと同期パルスを得て多数の測定点を識別する
信号を発生するとともに、識別信号をとなりあつ
た信号同志で比較しその結果に基づいて駆動され
るゲートを介して取り出すようにしているので、
簡単な構成で測定点の識別ができ、しかもノイズ
や動作異常等の影響を有効に除去できる多点測定
装置が得られる。
定点切換用接点と交互に切換わる補助固定接点を
設け、これら補助固定接点の動作に基づき基準パ
ルスと同期パルスを得て多数の測定点を識別する
信号を発生するとともに、識別信号をとなりあつ
た信号同志で比較しその結果に基づいて駆動され
るゲートを介して取り出すようにしているので、
簡単な構成で測定点の識別ができ、しかもノイズ
や動作異常等の影響を有効に除去できる多点測定
装置が得られる。
第1図は本考案装置の一実施例を示す接続図、
第2図は本考案に用いる切換機構の構成説明図、
第3図は本考案装置の動作説明図である。 1……切換機構、2……サーボ機構、3……指
示機構、4……識別回路、5……警報回路、ei1
〜ei6……測定値、Pa……基準パルス、Pb……同
期パルス、N1〜N6……識別信号。
第2図は本考案に用いる切換機構の構成説明図、
第3図は本考案装置の動作説明図である。 1……切換機構、2……サーボ機構、3……指
示機構、4……識別回路、5……警報回路、ei1
〜ei6……測定値、Pa……基準パルス、Pb……同
期パルス、N1〜N6……識別信号。
Claims (1)
- 多数の測定点を切換機構により順次切換えて測
定値を間歇的に測定する手段と、前記切換機構の
測定点切換用固定接点群と同一の基板上に補助固
定接点群を設け、これら補助固定接点と前記測定
点切換用固定接点を交互に切換える手段と、前記
補助固定接点群のうち前記測定点と同数の補助固
定接点を共通に高周波電源に接続し、この共通接
続点の電位変化を検波整形して測定点識別用の同
期パルスを得る手段と、前記補助固定接点群のう
ち他の1個の補助固定接点に高周波電源を接続
し、この補助固定接点の電位変化を検波整形して
測定点識別用の基準パルスを得る手段と、前記同
期パルスと基準パルスとを用いて前記多数の測定
点を識別する信号を発生する手段と、これら識別
信号のとなりあつた信号同志を比較し、その比較
結果に基づいて識別信号を取り出すゲートを制御
する手段とを有してなる多点測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7357278U JPS623687Y2 (ja) | 1978-06-01 | 1978-06-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7357278U JPS623687Y2 (ja) | 1978-06-01 | 1978-06-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS551710U JPS551710U (ja) | 1980-01-08 |
JPS623687Y2 true JPS623687Y2 (ja) | 1987-01-28 |
Family
ID=28986305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7357278U Expired JPS623687Y2 (ja) | 1978-06-01 | 1978-06-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS623687Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-01 JP JP7357278U patent/JPS623687Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS551710U (ja) | 1980-01-08 |
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