JPS6236073B2 - - Google Patents

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JPS6236073B2
JPS6236073B2 JP17429285A JP17429285A JPS6236073B2 JP S6236073 B2 JPS6236073 B2 JP S6236073B2 JP 17429285 A JP17429285 A JP 17429285A JP 17429285 A JP17429285 A JP 17429285A JP S6236073 B2 JPS6236073 B2 JP S6236073B2
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JP
Japan
Prior art keywords
acid
carboxylic acid
pyrogallol
epoxy resin
catechol
Prior art date
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Application number
JP17429285A
Other languages
Japanese (ja)
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JPS6234967A (en
Inventor
Masayasu Watanabe
Kohei Mine
Shin Harada
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Hitachi Zosen Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsui Zosen KK
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kawasaki Jukogyo KK
Mitsui Zosen KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp, Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Kawasaki Jukogyo KK, Mitsui Zosen KK filed Critical Hitachi Zosen Corp
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Publication of JPS6234967A publication Critical patent/JPS6234967A/en
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

(産業上の利用分野) 本発明は、例えば鋼製船舶の内部、すなわちバ
ラストタンク、ボイドスペース、コフアーダム、
ホールド、チエーンロツカーなどの腐蝕を防止す
るための低級下地処理面用の防食塗料組成物に関
するものである。 (従来の技術) 船舶内部の防食用として、エポキシ樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ビニル樹脂、塩化ゴム等と瀝青質
物質を展色剤とする防食塗料があり、これ等は耐
水性、耐塩水性、防食性に優れ広く普及してい
る。特にコールタールエポキシ塗料、コールター
ルウレタン塗料等の2液型の普及度が高い。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、これ等の塗料は十分な性能を発揮させ
るためには入念な素地調整、例えばサンドブラス
ト処理SIS Sa2.5またはパワーツール処理SIS
St3等が必要である。その上、船舶の内部は構造
が複雑な上に足場が悪く、作業の安全性確保のた
めの足場の架設が必要なこともあり、上述のよう
な入念な素地調整には多大の労力、時間、経費を
要しているのが実情である。 またコールタールエポキシ塗料は低温時の乾燥
性が遅く、コールタールウレタン塗料は高温時に
発泡を生じる等の欠点があり、両者を気温によつ
て使い分ける必要がある。 簡単な素地調整で塗装可能な防食塗料として、
本発明に先立つ変性エポキシ樹脂と瀝青質物質を
主たる展色剤とする1液型の防食塗料組成物(特
願昭59−138917号)(以下これを「原発明」とい
う)がある。原発明によつて低級下地処理面にお
ける防食性を確保したが、完全硬化に要する時間
が長く、特に冬期においては造船所などの現状の
塗装工程に合致し得なかつた。 本発明の目的は、原発明の防食性を損うことな
く乾燥性を向上させることにある。他の目的は同
一塗料で年間を通じて塗装できる2液型の防食塗
料を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 原発明の防食性を損うことなく乾燥性を改良す
る方法として、変性エポキシ樹脂の有するアルコ
ール性水酸基を用いてポリイソシアネート化合物
で架橋することにより、冬期においても十分な乾
燥性が得られ、併せて付着力を向上し得ること、
またアルコール性水酸基とイソシアネート基の反
応当量比率の若干の調整により高温期においても
発泡を押えることができて、年間を通じて塗装で
きることを見出し本発明を完成させたものであ
る。 本発明に用いる隣接水酸基を有する多価フエノ
ール変性エポキシ樹脂は、被塗物である鋼材の表
面に発生した水酸化鉄、酸化鉄等からなる錆に浸
透し、錆とキレートを形成して錆を包み込み安定
化する作用がある。 このキレート形成の様子を式−1に示す。 また変性エポキシ樹脂の有する多価フエノール
基は還元性を有し、式−2に示すように活性な赤
錆を安定な黒錆に転化して錆の進行を阻止する作
用もある。 変性エポキシ樹脂は一般式 (但し、 R1;H又はCH3、 R2;−CH2−又は
(Industrial Application Field) The present invention is applicable to the interior of a steel ship, for example, a ballast tank, a void space, a coffer dam,
The present invention relates to an anticorrosive coating composition for use on low-grade base-treated surfaces to prevent corrosion of holds, chain rockers, etc. (Prior art) There are anticorrosion paints for the interior of ships that use epoxy resins, polyurethane resins, vinyl resins, chlorinated rubber, etc. and bituminous substances as coloring agents, and these paints have water resistance, salt water resistance, and corrosion resistance. It is excellent and widely used. Two-component paints such as coal tar epoxy paints and coal tar urethane paints are particularly popular. (Problem to be solved by the invention) However, in order for these paints to exhibit sufficient performance, careful preparation of the substrate is required, such as sandblasting SIS Sa2.5 or power tool treatment SIS.
St3 etc. is required. Furthermore, the interior of a ship has a complex structure and poor footing, and it is sometimes necessary to erect scaffolding to ensure work safety, and the careful preparation of the surface described above requires a great deal of effort and time. The reality is that it costs money. Furthermore, coal tar epoxy paints have drawbacks such as slow drying at low temperatures, and coal tar urethane paints cause foaming at high temperatures, so it is necessary to use both depending on the temperature. As an anti-corrosion paint that can be applied with simple preparation of the substrate,
Prior to the present invention, there was a one-component anticorrosive coating composition (Japanese Patent Application No. 138917/1982) containing a modified epoxy resin and a bituminous substance as main color vehicles (hereinafter referred to as the "original invention"). Although the original invention ensured corrosion resistance on low-grade substrate treated surfaces, the time required for complete curing was long, and it could not match the current coating process in shipyards, etc., especially in the winter. An object of the present invention is to improve drying properties without impairing the corrosion resistance of the original invention. Another object is to provide a two-component anticorrosive paint that can be applied year-round with the same paint. (Means for Solving the Problems) As a method for improving drying properties without impairing the corrosion resistance of the original invention, by crosslinking with a polyisocyanate compound using the alcoholic hydroxyl groups of a modified epoxy resin, Also, sufficient drying properties can be obtained, and adhesion can also be improved.
Furthermore, by slightly adjusting the reaction equivalent ratio of alcoholic hydroxyl groups and isocyanate groups, foaming can be suppressed even in high temperature periods, and the present invention was completed based on the discovery that the coating can be applied throughout the year. The polyhydric phenol-modified epoxy resin having adjacent hydroxyl groups used in the present invention penetrates into the rust composed of iron hydroxide, iron oxide, etc. generated on the surface of the steel material to be coated, forms a chelate with the rust, and eliminates the rust. It has an enveloping and stabilizing effect. The state of this chelate formation is shown in Formula-1. Furthermore, the polyvalent phenol group of the modified epoxy resin has reducing properties, and has the effect of converting active red rust into stable black rust and inhibiting the progress of rust, as shown in Formula-2. Modified epoxy resin has the general formula (However, R 1 ; H or CH 3 , R 2 ; -CH 2 - or

【式】 n;3〜200) で表わされるエポキシ樹脂と、隣接水酸基を有す
る多価フエノールカルボン酸多価アルコールエス
テル又は隣接水酸基を有する多核多価フエノール
とを溶媒中で反応せしめて得られる高分子量反応
生成物である。 隣接水酸基を有する多価フエノール基をエポキ
シ樹脂に結合させるためには、隣接水酸基を有す
る多価フエノール多価アルコールエステル又は
(and/or)隣接水酸基を有する多価フエノール
とホルマリンとの縮合物を溶液中でエポキシ樹脂
と反応させる。 隣接水酸基を有する多価フエノール多価アルコ
ールエステルとしては、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、1・
6−ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビツ
ト、グルコース等の多価アルコールと、カテコー
ル−3−カルボン酸、カテコール−4−カルボン
酸、没食子酸、m−ジ没食子酸、ピロガロール−
4−カルボン酸、ピロガロール−4・6−ジカル
ボン酸、タンニン酸等の多価フエノールカルボン
酸との任意の組合せのエステル化合物を用いるこ
とができるが、これ等をエポキシ樹脂と反応せし
めるとき、サリチル酸エステル、P−ヒドロキシ
安息香酸エステル等の単核フエノールカルボン酸
エステルを混合せしめてもよい。 隣接水酸基を有する多核多価フエノール化合物
としては、カテコール、カテコール−3(または
4)−カルボン酸(またはそのエステル化物)、ピ
ロガロール、ピロガノール−4−カルボン酸(ま
たはそのエステル化物)、ピロガロール−4・6
−ジカルボン酸(またはそのエステル化物)、
3・4・5−トリオキシ安息香酸(またはそのエ
ステル化物)、タンニン酸(またはそのエステル
化物)、ウルシオール等のホルマリン縮合物が用
いられる。また多価フエノールをホルマリンで縮
合せしめるとき、フエノール、クレゾール、ハイ
ドロキノン、サリチル酸等の単核フエノールを混
合せしめてもよい。 この様な変性エポキシ樹脂として、例えば旭電
化工業(株)のアデカレジンEPX−881等(商品名)
があり、重量平均分子量が10000〜100000のもの
を用いることが好適である。 重量平均分子量が10000以下の低分子量の場合
は、瀝青質物質を併用する当該塗料においては乾
燥性が著しく劣るため、硬化剤を用いて高密度に
架橋する必要がある。この場合塗膜の硬化時に生
じる収縮応力が大きくなること、及び塗膜強度が
錆層の強度を上回ること等によつて錆層内で凝集
破壊を生じ易くなる。逆に分子量が100000以上の
高分子量の場合は塗料が高粘度となつて吹付作業
性が劣り、良質の厚膜が得難くなる。このため分
子量は、最も好ましくは30000〜60000の範囲が適
当である。 変性エポキシ樹脂の分子量が大きい程乾燥性と
塗膜物性が向上するが、瀝青質物質を併用する当
該塗料ではやはり寒冷期の乾燥性が不十分で、こ
こに原発明の欠点があつた。 高分子域においては僅かな架橋によつて乾燥性
が向上できるため、低分子域での高密度架橋の場
合に生じる錆層内での凝集破壊を防止することが
できる。架橋を行なうには寒冷期においても反応
し得るポリイソシアネート化合物を変性エポキシ
樹脂の有するアルコール性水酸基と反応させるの
が好適である。変性エポキシ樹脂の末端にあるエ
ポキシ基を用いてポリアミンやポリアミドで架橋
させる方法もあるが、変性エポキシ樹脂が高分子
の場合、エポキシ基の濃度が低い上に寒冷期の反
応が著しく遅く実用的な乾燥性の向上は計りがた
い。 本発明に用いるポリイソシアネート化合物とし
て、例えばポリウレタン樹脂塗料用硬化剤、各種
ウレタン成形樹脂用硬化剤、湿気硬化型塗料用
(ポリイソシアネート)として市販されている、
1分子中に1個よりも多いイソシアネート基を有
する任意のポリイソシアネート化合物を用いるこ
とができる。 変性エポキシ樹脂に対するポリイソシアネート
化合物の添加量はポリイソシアネート化合物中の
イソシアネート基含有率及び反応性により適性量
が異なるため特に限定するものではないが、変性
エポキシ樹脂中の水酸基とポリイソシアネート化
合物中のイソシアネート基の反応当量比が、1:
0.2〜1:1.0の範囲で乾燥性と発泡防止のバラン
スを計ることができる。 高温期においては厚膜に塗装するとイソシアネ
ート基が錆、塗料、大気等に含まれる水分と反応
し炭酸ガスを発生し易い環境にあるが、反応速度
が早いため僅かのポリイソシアネート化合物の添
加(水酸基とイソシアネート基の反応当量比が
1:0.2〜1:0.6)で乾燥性が確保できるため発
泡現象が防止できる。寒冷期においては反応性が
比較的遅いため、乾燥性の確保のためには高温期
の約2倍のポリイソシアネート化合物の添加(水
酸基とイソシアネート基の反応当量比が1:0.4
〜1:1.0)が必要であるが、発泡現象はない。
反応当量比が1:0.2以下または1:1.0以上の場
合ポリイソシアネート化合物の種類を変えても乾
燥性の向上または発浮現象の防止は計り難い。 従来はコールタールエポキシ塗料が冬期の乾燥
性が遅く、コールタールウレタン塗料が夏期に発
泡を生じることから、これ等の2種の塗料を気温
によつて使い分ける必要があつたが、本発明によ
り、1種の塗料でポリイソシアネート化合物の添
加量を僅かに調整することによつて全シーズンを
通じて塗装することが可能となつた。また本発明
の他の利点として原発明に比べ付着性が向上した
ことも挙げられる。 防水性を向上させるために使用する瀝青質物質
は大別して石油を原料とするものと石炭を原料と
するものである。防水性、硬度、粘結性等の性質
は後者が優れ、中でも石炭粉末をコールタールと
コールタールピツチの混合物で300℃以上の高温
で膨潤させた、いわゆる膨潤炭が最も好ましい。
変性エポキシ樹脂との混合比率は、キレート形成
能と防水性とのバランスを計るため、変性エポキ
シ樹脂100部に対し30〜600部が、最も好ましくは
60〜400部が好適である。 本発明に用いる他の成分として、マイカ、タル
ク、硫酸バリウム等の体質顔料、酸化鉄等の着色
顔料、リン酸亜鉛等の防食顔料タレ止/沈降防止
剤及び芳香族系溶剤、ケトン系溶剤、アルコール
系溶剤、エステル系溶剤、セロソルブ系溶剤の中
から選ばれた少なくとも2種の有機溶剤、シリ
カ/アルミナゲル系やオルト蟻酸エステル系等の
脱水剤を用いることができる。 当該塗料は三本ロール、ボールミル、サンドグ
ラインドミル等の分散装置で調整することがで
き、使用直前にポリイソシアネート化合物ワニス
と混合し、刷毛塗り、ロール塗り、吹付塗り等の
通常の塗装手段によつて塗装することができる。 用途としては先述の鋼製船舶内部の他に、石油
備蓄タンク、各種陸上プラント、橋桁等の鋼製構
造物の低級下地処理面の防食塗料がある。 (発明の効果) (1) 変性エポキシ樹脂中の隣接水酸基を有する多
価フエノール基は錆とキレートを形成して錆を
安定化させる。 (2) 変性エポキシ樹脂中の隣接水酸基を有する多
価フエノール基は還元性を有し、赤錆を安定な
黒錆に転化する作用もある。 (3) 高分子の変性エポキシ樹脂を少量のポリイソ
シアネート化合物で架橋することによつて乾燥
性を向上せしめ、且つ錆層に与える応力を最小
限度に押えることができるため、錆層内からの
凝集剥離を防止できる。 (4) ポリイソシアネート化合物の添加量の若干の
調整によつて寒冷期における乾燥性及び高温期
における発泡の防止が計れ、年間を通じて同一
塗料による防食塗料を可能とした。 (5) 併用する瀝青質物質は防水性、耐透過性に優
れ、錆の進行を促進する水、酸素、塩類の浸透
を防止する。 (1)、(2)、(3)、(4)、(5)の機能により、簡単な素地
調整で年間を通じて長期防食塗料が可能である。 (実施例) 本発明の実施例及び比較例を別表−1に示す。 塗料の調整: 比較例3及び実施例1、2、3、4の主剤は3
本ロールにて調製した。比較例1、2及び実施例
1、2、3、4については所定量の主剤と硬化剤
を十分に撹拌、混合して使用した。 塗膜の評価: 乾燥性と発泡については比較例及び実施例の塗
料をミガキ板ガラスにドクターブレードを用いて
乾燥膜厚が200μmとなるよう塗布し、気温と相
対湿度がそれぞれ5℃、70%と30℃、80%の2種
の条件で乾燥させて評価した。塗膜性能について
は、屋外に6カ月間暴露して発錆させたサイズ
1.6×70×150mmの鋼板に、同上塗料を乾燥膜厚が
200μmとなるよう吹付塗りし、室温で10日間乾
燥させた後、3%食塩水に室温で6カ月浸漬後の
防錆性、フクレ、付着性、耐衝撃性、及び50℃、
相対湿度98%の高温高湿零囲気で2ケ月間試験後
のフクレ、付着性、耐衝撃性について評価した。 評価結果を別表−2に示す。
[Formula] A high molecular weight product obtained by reacting an epoxy resin represented by n; 3 to 200) with a polyhydric phenol carboxylic acid polyhydric alcohol ester having adjacent hydroxyl groups or a polynuclear polyhydric phenol having adjacent hydroxyl groups in a solvent. It is a reaction product. In order to bond a polyhydric phenol group having adjacent hydroxyl groups to an epoxy resin, a polyhydric phenol polyhydric alcohol ester having adjacent hydroxyl groups or (and/or) a condensate of a polyhydric phenol having adjacent hydroxyl groups and formalin is added to a solution. Inside, react with epoxy resin. Examples of polyhydric phenol polyhydric alcohol esters having adjacent hydroxyl groups include ethylene glycol, propylene glycol, butylene glycol, 1.
Polyhydric alcohols such as 6-hexanediol, glycerin, trimethylolpropane, pentaerythritol, sorbitol, and glucose, and catechol-3-carboxylic acid, catechol-4-carboxylic acid, gallic acid, m-digallic acid, and pyrogallol.
Ester compounds in any combination with polyhydric phenol carboxylic acids such as 4-carboxylic acid, pyrogallol-4,6-dicarboxylic acid, and tannic acid can be used, but when these are reacted with an epoxy resin, salicylic acid ester , mononuclear phenol carboxylic acid ester such as P-hydroxybenzoic acid ester may be mixed. Examples of polynuclear polyhydric phenol compounds having adjacent hydroxyl groups include catechol, catechol-3 (or 4)-carboxylic acid (or its esterified product), pyrogallol, pyroganol-4-carboxylic acid (or its esterified product), pyrogallol-4. 6
- dicarboxylic acid (or its esterified product),
Formalin condensates such as 3,4,5-trioxybenzoic acid (or its ester), tannic acid (or its ester), and urushiol are used. Furthermore, when polyhydric phenol is condensed with formalin, mononuclear phenols such as phenol, cresol, hydroquinone, and salicylic acid may be mixed. As such a modified epoxy resin, for example, Asahi Denka Kogyo Co., Ltd.'s Adekal Resin EPX-881 (trade name)
It is preferable to use one having a weight average molecular weight of 10,000 to 100,000. If the weight average molecular weight is low, such as 10,000 or less, the drying properties of the paint in which a bituminous substance is used in combination are extremely poor, so it is necessary to crosslink it at high density using a curing agent. In this case, cohesive failure is likely to occur within the rust layer because the shrinkage stress generated during curing of the coating film becomes large and the strength of the coating film exceeds the strength of the rust layer. On the other hand, if the molecular weight is 100,000 or more, the paint will have a high viscosity and will have poor spray workability, making it difficult to obtain a high-quality thick film. Therefore, the molecular weight is most preferably in the range of 30,000 to 60,000. The larger the molecular weight of the modified epoxy resin, the better the drying properties and physical properties of the coating film, but the coating composition that uses a bituminous substance in combination still has insufficient drying properties in cold weather, which is the drawback of the original invention. Since drying properties can be improved by slight crosslinking in the high molecular weight range, cohesive failure within the rust layer that occurs in the case of high density crosslinking in the low molecular weight range can be prevented. For crosslinking, it is preferable to react a polyisocyanate compound that can react even in cold weather with the alcoholic hydroxyl group of the modified epoxy resin. There is also a method of crosslinking with polyamine or polyamide using the epoxy group at the end of modified epoxy resin, but if the modified epoxy resin is a polymer, the concentration of epoxy groups is low and the reaction in cold weather is extremely slow, making it impractical. The improvement in drying performance is immeasurable. Examples of the polyisocyanate compounds used in the present invention include commercially available curing agents for polyurethane resin paints, curing agents for various urethane molding resins, and moisture-curable paints (polyisocyanates).
Any polyisocyanate compound having more than one isocyanate group in one molecule can be used. The amount of the polyisocyanate compound to be added to the modified epoxy resin is not particularly limited as the appropriate amount varies depending on the isocyanate group content and reactivity in the polyisocyanate compound, but the amount of hydroxyl groups in the modified epoxy resin and the isocyanate in the polyisocyanate compound is The reaction equivalent ratio of the groups is 1:
The balance between dryness and foaming prevention can be determined within the range of 0.2 to 1:1.0. During high-temperature periods, when a thick film is applied, the isocyanate group reacts with rust, paint, moisture contained in the atmosphere, etc., and is likely to generate carbon dioxide gas. and isocyanate groups (1:0.2 to 1:0.6), drying properties can be ensured and the foaming phenomenon can be prevented. Since the reactivity is relatively slow in the cold season, in order to ensure dryness, approximately twice as much polyisocyanate compound as in the high temperature season is added (the reaction equivalent ratio of hydroxyl groups and isocyanate groups is 1:0.4).
~1:1.0), but there is no foaming phenomenon.
When the reaction equivalent ratio is less than 1:0.2 or more than 1:1.0, it is difficult to improve the drying property or prevent the floating phenomenon even if the type of polyisocyanate compound is changed. Conventionally, coal tar epoxy paints dry slowly in the winter, and coal tar urethane paints foam in the summer, so it was necessary to use these two types of paints depending on the temperature, but with the present invention, By slightly adjusting the amount of polyisocyanate compound added to one type of paint, it has become possible to paint throughout the entire season. Another advantage of the present invention is that it has improved adhesion compared to the original invention. Bituminous substances used to improve waterproofness can be roughly divided into those made from petroleum and those made from coal. The latter has excellent properties such as waterproofness, hardness, and caking properties, and among them, so-called swollen coal, which is made by swelling coal powder with a mixture of coal tar and coal tar pitch at a high temperature of 300°C or higher, is most preferable.
The mixing ratio with the modified epoxy resin is most preferably 30 to 600 parts per 100 parts of the modified epoxy resin in order to balance chelate forming ability and waterproofness.
60 to 400 parts is preferred. Other ingredients used in the present invention include extender pigments such as mica, talc, and barium sulfate, coloring pigments such as iron oxide, anti-sagging/settling agents such as zinc phosphate, aromatic solvents, ketone solvents, At least two organic solvents selected from alcohol solvents, ester solvents, and cellosolve solvents, and dehydrating agents such as silica/alumina gel and orthoformate esters can be used. The paint can be prepared using a dispersion device such as a three-roll mill, a ball mill, or a sand grind mill, and immediately before use, it is mixed with a polyisocyanate compound varnish and applied by conventional painting methods such as brushing, rolling, or spraying. It can be painted. In addition to the interior of steel ships mentioned above, it is also used as an anticorrosive coating for the low-grade surface treated surfaces of steel structures such as oil storage tanks, various onshore plants, and bridge girders. (Effects of the Invention) (1) The polyvalent phenol group having adjacent hydroxyl groups in the modified epoxy resin forms a chelate with rust to stabilize the rust. (2) The polyvalent phenol group having adjacent hydroxyl groups in the modified epoxy resin has reducing properties and also has the effect of converting red rust into stable black rust. (3) By crosslinking the modified polymeric epoxy resin with a small amount of polyisocyanate compound, drying performance is improved and the stress applied to the rust layer can be minimized, thereby preventing agglomeration from within the rust layer. Peeling can be prevented. (4) By slightly adjusting the amount of polyisocyanate compound added, it was possible to achieve dryness in cold seasons and prevention of foaming in hot seasons, making it possible to use the same anticorrosion paint all year round. (5) The bituminous material used in combination has excellent waterproof and permeation resistance, and prevents the penetration of water, oxygen, and salts that promote rust. With the functions (1), (2), (3), (4), and (5), it is possible to use the anticorrosive paint for a long time throughout the year with simple preparation of the substrate. (Example) Examples and comparative examples of the present invention are shown in Attached Table-1. Adjustment of paint: Comparative Example 3 and Examples 1, 2, 3, and 4 had 3 main ingredients.
Prepared using this roll. In Comparative Examples 1 and 2 and Examples 1, 2, 3, and 4, predetermined amounts of the main ingredient and curing agent were sufficiently stirred and mixed before use. Evaluation of coating film: Regarding drying properties and foaming, the coatings of comparative examples and examples were applied to polished plate glass using a doctor blade so that the dry film thickness was 200 μm, and the temperature and relative humidity were 5°C and 70%, respectively. It was dried and evaluated under two conditions: 30°C and 80%. Regarding the paint film performance, the size was determined by being exposed outdoors for 6 months to develop rust.
The dry film thickness of the above paint was applied to a 1.6 x 70 x 150 mm steel plate.
Spray coated to a thickness of 200 μm, dried at room temperature for 10 days, and immersed in 3% saline solution at room temperature for 6 months to determine rust prevention, blistering, adhesion, impact resistance, and 50℃
After a two-month test in a high temperature, high humidity, zero atmosphere with a relative humidity of 98%, blistering, adhesion, and impact resistance were evaluated. The evaluation results are shown in Attached Table-2.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (イ) 一般式 (但し、 R1;H又はCH3、 R2;−CH2−又は【式】 n;30〜200) で表わされるエポキシ樹脂と、隣接水酸基を有
する多価フエノールカルボン酸多価アルコール
エステル又は隣接水酸基を有する多核多価フエ
ノールとを溶剤中で反応せしめて得られる高分
子量反応生成物(以下単に「変性エポキシ樹
脂」という)と、 (ロ) 瀝青質物質と、 (ハ) 1分子中に1個より多いイソシアネート基を
有するポリイソシアネート化合物とを展色剤と
する、低級下地処理面用船舶内部用防食塗料組
成物。 2 特許請求の範囲第1項において、隣接水酸基
を有する多価フエノール多価アルコールエステル
は、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、1・6−ヘキサンジオ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ソルビツト、グルコースの
多価アルコールと、カテコール−3−カルボン
酸、カテコール−4−カルボン酸、没食子酸、m
−ジ没食子酸、ピロガロール−4−カルボン酸、
ピロガロール−4・6−ジカルボン酸、タンニン
酸の多価フエノールカルボン酸との任意の組合せ
のエステル化合物であることを特徴とする防食塗
料組成物。 3 特許請求の範囲第1項において、隣接水酸基
を有する多核多価フエノールは、カテコール、カ
テコール−3(または4)−カルボン酸(または
そのエステル化物)、ピロガロール、ピロガロー
ル−4−カルボン酸(またはそのエステル化
物)、ピロガロール−4・6−ジカルボン酸(ま
たはそのエステル化物)、3・4・5−トリオキ
シ安息香酸(またはそのエステル化物)、タンニ
ン酸(またはそのエステル化物)、ウルシオール
のホルマリン縮合物であることを特徴とする防食
塗料組成物。 4 特許請求の範囲第1項において、瀝青質物質
を変性エポキシ樹脂100部に対して30〜600部混合
して成ることを特徴とする防食塗料組成物。 5 特許請求の範囲第1項において、変性エポキ
シ樹脂中の水酸基と、ポリイソシアネート化合物
中のイソシアネート基との反応等量比が1:0.2
〜1:1である防食塗料組成物。
[Claims] 1 (a) General formula (However, R 1 ; H or CH 3 , R 2 ; -CH 2 - or [Formula] n; 30 to 200) and a polyvalent phenol carboxylic acid polyhydric alcohol ester having an adjacent hydroxyl group or an adjacent A high molecular weight reaction product obtained by reacting a polynuclear polyhydric phenol having a hydroxyl group in a solvent (hereinafter simply referred to as "modified epoxy resin"), (b) a bituminous substance, and (c) 1 in 1 molecule. An anticorrosive paint composition for the interior of a ship for a low-grade base-treated surface, which uses a polyisocyanate compound having more than 3 isocyanate groups as a color vehicle. 2. In claim 1, the polyhydric phenol polyhydric alcohol ester having adjacent hydroxyl groups includes ethylene glycol, propylene glycol, butylene glycol, 1,6-hexanediol, glycerin, trimethylolpropane, pentaerythritol, sorbitol, Polyhydric alcohol of glucose, catechol-3-carboxylic acid, catechol-4-carboxylic acid, gallic acid, m
-digallic acid, pyrogallol-4-carboxylic acid,
An anticorrosive coating composition characterized by being an ester compound of any combination of pyrogallol-4,6-dicarboxylic acid and tannic acid with polyhydric phenolcarboxylic acid. 3 In claim 1, the polynuclear polyhydric phenol having adjacent hydroxyl groups refers to catechol, catechol-3 (or 4)-carboxylic acid (or its esterified product), pyrogallol, pyrogallol-4-carboxylic acid (or its ester), esterified product), pyrogallol-4,6-dicarboxylic acid (or its esterified product), 3,4,5-trioxybenzoic acid (or its esterified product), tannic acid (or its esterified product), formalin condensate of urushiol An anticorrosive paint composition characterized by: 4. The anticorrosive coating composition according to claim 1, characterized in that 30 to 600 parts of a bituminous substance is mixed with 100 parts of a modified epoxy resin. 5 In claim 1, the reaction equivalence ratio between the hydroxyl groups in the modified epoxy resin and the isocyanate groups in the polyisocyanate compound is 1:0.2.
-1:1 anticorrosive coating composition.
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