JPS6235927Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235927Y2 JPS6235927Y2 JP3196582U JP3196582U JPS6235927Y2 JP S6235927 Y2 JPS6235927 Y2 JP S6235927Y2 JP 3196582 U JP3196582 U JP 3196582U JP 3196582 U JP3196582 U JP 3196582U JP S6235927 Y2 JPS6235927 Y2 JP S6235927Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spline
- press
- carrier
- annular groove
- clutch hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、内歯スプラインと外歯スプライン
とを圧入によつて結合する構造に関するものであ
る。
とを圧入によつて結合する構造に関するものであ
る。
従来、第4図に示すように、外歯スプライン
4′の圧入側端面に形成されるテーパ面5′と対応
して、内歯スプライン2′の圧入側端面には、そ
のスプライン大径2a′を越える付近からスプライ
ン小径2b′にわたる位置まで面取り加工によつて
テーパ状のガイド面7′が形成される。このた
め、所定強度のスプライン結合を得るために、内
歯スプライン2′のガイド面7′を越える付近まで
この内歯スプライン2′に対し外歯スプライン
4′が圧入され、その圧入長l′によつて内歯スプ
ライン2′の全長L′を長くする必要性が生じる問
題があつた。
4′の圧入側端面に形成されるテーパ面5′と対応
して、内歯スプライン2′の圧入側端面には、そ
のスプライン大径2a′を越える付近からスプライ
ン小径2b′にわたる位置まで面取り加工によつて
テーパ状のガイド面7′が形成される。このた
め、所定強度のスプライン結合を得るために、内
歯スプライン2′のガイド面7′を越える付近まで
この内歯スプライン2′に対し外歯スプライン
4′が圧入され、その圧入長l′によつて内歯スプ
ライン2′の全長L′を長くする必要性が生じる問
題があつた。
この考案の目的は上記の理由に鑑み、内歯スプ
ラインに対する外歯スプラインの圧入長を減小さ
せることができ、この分だけ内歯スプラインの全
長を短かくすることができるスプラインの結合構
造を提供することである。
ラインに対する外歯スプラインの圧入長を減小さ
せることができ、この分だけ内歯スプラインの全
長を短かくすることができるスプラインの結合構
造を提供することである。
この考案の特徴とするところは、内歯スプライ
ンの圧入側端面に形成されるガイド面にあり、内
歯スプラインの圧入側端面に、そのスプライン大
径を越える付近からピツチ円付近にわたる溝幅を
有する環状溝を凹設し、この環状溝の大径側壁面
をガイド面となすところにある。
ンの圧入側端面に形成されるガイド面にあり、内
歯スプラインの圧入側端面に、そのスプライン大
径を越える付近からピツチ円付近にわたる溝幅を
有する環状溝を凹設し、この環状溝の大径側壁面
をガイド面となすところにある。
以下、この考案の一実施例を第1図から第3図
にしたがつて説明する。
にしたがつて説明する。
この実施例では、オートマチツクトランスミツ
シヨンにおけるクラツチハブ1と、遊星歯車が配
設されるキヤリヤ3とをスプライン結合するもの
で、クラツチハブ1の内周壁面には内歯スプライ
ン2が形成される一方、キヤリヤ3の外周面には
外歯スプライン4が形成されている。そして、キ
ヤリヤ3の圧入側端面には従来とほぼ同様にして
テーパ面5が形成される。
シヨンにおけるクラツチハブ1と、遊星歯車が配
設されるキヤリヤ3とをスプライン結合するもの
で、クラツチハブ1の内周壁面には内歯スプライ
ン2が形成される一方、キヤリヤ3の外周面には
外歯スプライン4が形成されている。そして、キ
ヤリヤ3の圧入側端面には従来とほぼ同様にして
テーパ面5が形成される。
クラツチハブ1の圧入側端面には、その内歯ス
プライン2のスプライン大径2aを越える付近か
らピツチ円P付近にわたる程度の溝幅を有する断
面で略V字状の環状溝6が凹設されている。そし
て、環状溝6の大径側壁面は、キヤリヤ3を圧入
ガイドし得るだけの傾斜角度(従来と同様にして
15゜〜30゜前後の傾斜角度)を有するテーパ状の
ガイド面7とされている。また、クラツチハブ1
の内歯スプライン2の所定位置にはキヤリヤ3に
対応するスナツプリング8が介装される。
プライン2のスプライン大径2aを越える付近か
らピツチ円P付近にわたる程度の溝幅を有する断
面で略V字状の環状溝6が凹設されている。そし
て、環状溝6の大径側壁面は、キヤリヤ3を圧入
ガイドし得るだけの傾斜角度(従来と同様にして
15゜〜30゜前後の傾斜角度)を有するテーパ状の
ガイド面7とされている。また、クラツチハブ1
の内歯スプライン2の所定位置にはキヤリヤ3に
対応するスナツプリング8が介装される。
上記の構成において、クラツチハブ1に対しキ
ヤリヤ3を圧入するときには、クラツチハブ1の
ガイド面7に沿つてキヤリヤ3のテーパ面5が案
内され、ガイド面7を越える付近(スナツプリン
グ8に当たる位置)までクラツチハブ1に対しキ
ヤリヤ3が圧入される。
ヤリヤ3を圧入するときには、クラツチハブ1の
ガイド面7に沿つてキヤリヤ3のテーパ面5が案
内され、ガイド面7を越える付近(スナツプリン
グ8に当たる位置)までクラツチハブ1に対しキ
ヤリヤ3が圧入される。
さて、クラツチハブ1のスプライン大径2aを
越える付近からピツチ円付近にわたる溝幅をもつ
てこのクラツチハブ1の端面に凹設される環状溝
6において、その大径側壁面をキヤリヤ3に対す
るガイド面7となしたから、これによつてキヤリ
ヤ3の圧入長lは従来のものと比し大幅に減小さ
れ、この分だけクラツチハブ1の全長Lが短かく
なつた。
越える付近からピツチ円付近にわたる溝幅をもつ
てこのクラツチハブ1の端面に凹設される環状溝
6において、その大径側壁面をキヤリヤ3に対す
るガイド面7となしたから、これによつてキヤリ
ヤ3の圧入長lは従来のものと比し大幅に減小さ
れ、この分だけクラツチハブ1の全長Lが短かく
なつた。
さらに、クラツチハブ1に対しキヤリヤ3を圧
入した状態において、このキヤリヤ3をかしめに
よつて強固に結合する必要のある場合、クラツチ
ハブ1の環状溝6の内側において、その内歯スプ
ライン2の歯端部2cをかしめ代とすることがで
きる。
入した状態において、このキヤリヤ3をかしめに
よつて強固に結合する必要のある場合、クラツチ
ハブ1の環状溝6の内側において、その内歯スプ
ライン2の歯端部2cをかしめ代とすることがで
きる。
なお、上記実施例では、クラツチハブ1とキヤ
リヤ3とをスプライン結合する場合を例示した
が、クラツチハブ1とキヤリヤ3とに限定するも
のではなく、内歯スプラインと外歯スプラインと
を相互に有する部材であればよい。
リヤ3とをスプライン結合する場合を例示した
が、クラツチハブ1とキヤリヤ3とに限定するも
のではなく、内歯スプラインと外歯スプラインと
を相互に有する部材であればよい。
すなわち、この考案は、内歯スプラインの圧入
側端面において、そのスプライン大径を越える付
近からスプライン小径にわたる位置まで面取り加
工によつてテーパ状のガイド面が形成される従来
のものと異なり、内歯スプラインのスプライン大
径を越える付近からピツチ円付近にわたる溝幅を
有する環状溝の大径側壁面をガイド面となすこと
で内歯スプラインに対する外歯スプラインの圧入
長を積極的に減小させることができ、この分だけ
内歯スプラインの全長を短かくすることができる
効果がある。しかも、内歯スプラインの環状溝の
内側において、そのスプライン歯端部をかしめ代
となし得る効果もある。
側端面において、そのスプライン大径を越える付
近からスプライン小径にわたる位置まで面取り加
工によつてテーパ状のガイド面が形成される従来
のものと異なり、内歯スプラインのスプライン大
径を越える付近からピツチ円付近にわたる溝幅を
有する環状溝の大径側壁面をガイド面となすこと
で内歯スプラインに対する外歯スプラインの圧入
長を積極的に減小させることができ、この分だけ
内歯スプラインの全長を短かくすることができる
効果がある。しかも、内歯スプラインの環状溝の
内側において、そのスプライン歯端部をかしめ代
となし得る効果もある。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はクラツチハブとキヤリヤとをスプライン圧入
によつて結合した状態を示す正面図、第2図は同
じく側断面図、第3図は要部を拡大して示す側断
面図、第4図は従来のものを示す側断面図であ
る。 1……クラツチハブ、2……内歯スプライン、
3……キヤリヤ、4……外歯スプライン、6……
環状溝、7……ガイド面。
図はクラツチハブとキヤリヤとをスプライン圧入
によつて結合した状態を示す正面図、第2図は同
じく側断面図、第3図は要部を拡大して示す側断
面図、第4図は従来のものを示す側断面図であ
る。 1……クラツチハブ、2……内歯スプライン、
3……キヤリヤ、4……外歯スプライン、6……
環状溝、7……ガイド面。
Claims (1)
- 内歯スプラインと外歯スプラインとが圧入によ
つて結合される構造であつて、内歯スプラインの
圧入側端面には、そのスプライン大径を越える付
近からピツチ円付近にわたる溝幅を有する環状溝
が凹設され、この環状溝の大径側壁面は、外歯ス
プラインを圧入ガイドし得るだけの傾斜角度を有
するテーパ状のガイド面とされたことを特徴とす
るスプラインの結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3196582U JPS58135508U (ja) | 1982-03-06 | 1982-03-06 | スプラインの結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3196582U JPS58135508U (ja) | 1982-03-06 | 1982-03-06 | スプラインの結合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58135508U JPS58135508U (ja) | 1983-09-12 |
JPS6235927Y2 true JPS6235927Y2 (ja) | 1987-09-12 |
Family
ID=30043609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3196582U Granted JPS58135508U (ja) | 1982-03-06 | 1982-03-06 | スプラインの結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58135508U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009248594A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Ntn Corp | 車輪用軸受装置 |
-
1982
- 1982-03-06 JP JP3196582U patent/JPS58135508U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009248594A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Ntn Corp | 車輪用軸受装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58135508U (ja) | 1983-09-12 |
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