JPS6235351Y2 - - Google Patents

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JPS6235351Y2
JPS6235351Y2 JP1984051124U JP5112484U JPS6235351Y2 JP S6235351 Y2 JPS6235351 Y2 JP S6235351Y2 JP 1984051124 U JP1984051124 U JP 1984051124U JP 5112484 U JP5112484 U JP 5112484U JP S6235351 Y2 JPS6235351 Y2 JP S6235351Y2
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JP
Japan
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food
trajectory
conveyor
tempura
delivery conveyor
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JP1984051124U
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JPS60162484U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、天ぷらなど練製品の製造工程中にお
いて練製品用食品材料を所要形状に形成して取出
するための成形装置に関する。
たとえば天ぷらを製造する場合には、すり身の
魚肉、またはこれに野菜などの混合された天ぷら
材料をホツパーから所要量宛送り出し、これを成
形機によつて所要の形状に形成し、この成形食品
を蒸し機で蒸したり、フライヤーで油揚げした
り、あるいは焼き機で焼いたりして所定の天ぷら
を製造することになるが、最近の天ぷらは野菜天
と称して、天ぷら材料としての野菜の占める割合
が非常に多くなつており、たとえば魚肉30%に対
し野菜が70%の割合で混合されるようになつてい
る。
ところで従来のこの種食品成形装置としては、
ホツパーの下方に一対の送り出しローラを軸架
し、この送り出しローラ対の下方に成形ドラムを
取付け、この成形ドラムの外周面適当間隔に成形
穴を設け、送り出しローラ対によつて下方に送り
出される天ぷら材料は、回転駆動する成形ドラム
の成形穴に順次充填され、これら成形穴が下方に
くることによつて成形穴の出没底板によつて天ぷ
ら材料は成形穴の形状に合致する形状に成形され
て成形穴から移送コンベア上に押し出されるよう
になつている。この従来の食品成形装置である
と、魚肉が70%以上の混合材料の少ない天ぷら材
料の場合には、上記成形穴に確実に充填され、所
定の形状に正確に成形されるが、魚肉に対し野菜
などの混合材料の占める割合が多くなれば上述の
装置では混合材料が成形穴からはみ出し、上述の
成形装置が円滑に作動しなくなつたり、正確に成
形できないという難点があつた。即ち第4図に示
すように天ぷら材料として70%程度のゴボウやエ
ンドウ豆あるいはシヨウガなどの野菜を30%程度
の魚肉に混合させた天ぷら36にあつては、これ
ら野菜が表面にランダムに突出して不定形の形状
に成形されており、またこの不定形形状が手作り
の形状として需要者に非常に好まれていることは
我々の経験するところである。しかるに上述の成
形装置では、たとえ成形することができても一定
形状の人工的な外観形状を呈し、野菜天特有の手
作りの不定形形状に形成することは不可能であ
る。
本考案は、上述の難点に注目し、特に野菜など
混合材料の多い天ぷらなどの練製品製造工程中に
おいて、効率的にかつ手作りの形状をかもし出す
成形食品に形成するようにした食品成形装置を提
供しようとするもので、以下本考案の一実施例を
示す図面によつて説明すると、第1図及び第2図
において1はホツパーで、このホツパーを挟んで
前後に一対の側板2,3が機台4に取付金具5,
5によつて立設されている。各側板2,3は半割
部材たる上部側板部材2a,3aと下部側板部材
2b,3bとからなり、常時はその一端部に枢着
された二点枢着金具6と他端部に係合された係合
金具7とによつて各上下部部材は互に結合されて
おり、清掃や修理作業など必要に応じて係合金具
7を離脱させることによつて二点鎖線で示すよう
に二点枢着金具6を支点として上部側板部材2
a,3aを下部側板部材2b,3bから解放する
ことができるようになつている。そして上下部側
板部材2a,2b,3a,3bの分割境界部分に
軸受用ボス部8a,8b,9a,9bが形成さ
れ、これら軸受用ボス部間に左右一対の送り出し
ローラ10a,10bが軸架されている。この送
り出しローラ対10a,10bに並行してその下
方に送り出しコンベア11が同じく機台4に架設
されている。また上記送り出しローラ対10a,
10bは第1図に示すように互に軸受位置が上下
にづれて軸架されており、上記ローラ対のうち送
り出し方向に位置する送り出しローラ10bとコ
ンベア11との対向間隙l1はかなり広く設けられ
ているが、他方の送り出しローラ10aはコンベ
ア11にほとんど間隙を有しない程度に近接して
いる。さらに両側板2,3にわたつて、かつ一方
の送り出しローラ10bに近接してシヤフト軸1
2が回転自在に軸支され、これに調節板13が固
着されている。この調節板13には、第1図に示
すように該調節板13と送り出しコンベア11と
の対向間隙l2を広狭自在に調節操作し、かつその
調節位置を維持するためのレバー装置14が設け
られる。このレバー装置14は一方の側板2の正
面に一体突設した取付用ボス部15a,15b
(第2図参照)に、円弧状のガイド溝16を有す
るガイド板17を取付け、一方前記シヤフト軸1
2の一端部に側板2に沿つて直立するレバー杆1
8を固着し、このレバー杆18の前記ガイド板1
7と対面する位置において該レバー杆18に締付
用ボス部19を一体形成し、締付ボルト20を、
前記ガイド板17を挟んでかつそのガイド溝16
を挿通して締付用ボス部19にねじ込むようにし
た構成からなり、しかしてその操作は締付ボルト
20を締付用ボス部19から弛め、レバー杆18
をガイド溝16に沿つて左右に移動させることに
よつて、これに連結されるシヤフト軸12を中心
に調節板13が当然に回動し、該調節板13と送
り出しコンベア11との対向間隙l2を所要幅に調
節した位置で再び締付ボルト20を締付用ボス部
19に締付けることによつてその調節位置はガイ
ド板17に支持されて維持される。なお第2図に
おいて21はスプロケツト22などを介して駆動
源につながれた駆動軸で、これに固着した駆動歯
車23、これに噛合う一つの中間歯車24と二つ
の従動歯車25,26とによつて前記送り出しロ
ーラ対10a,10bを第1図に矢印で示すよう
に互に対向方向に回転させるようになつている。
従つてホツパー1に投入された野菜入り天ぷら材
料など練製品材料用食品は一対の送り出しローラ
10a,10bによつて送り出しコンベア11に
送り出され、該コンベア上の食品は送り出しロー
ラ10bとの対向間隙l1を通過して後述の成形部
に送り出されるが、このときの時間当りの食品の
送り出し量を調節するためには、前述のレバー装
置14を操作して前記調節板13と送り出しコン
ベア11との対向間隙l2を所要幅に調節すること
によつて、この間隙l2に相当する厚さの食品が送
り出される。
そして本考案の要部であるが、送り出しコンベ
ア11の前方に機枠27が取付けられ、これにク
ラツチレバー28を有する駆動手段(モーターま
たはモーターにつながれた減速機)29によつて
矢印方向に回転するクランク腕30と、矢印方向
に往復揺動する揺り腕31とが枢着支持され、略
横倒くの字状のベルクランク杆32の基端部がク
ランク腕30に枢着され、ベルクランク杆32の
節部またはその付近が揺り腕31に枢着され、ベ
ルクランク杆32の先端部に食品掻き離し爪片3
3が固着されている。なお掻き離し爪片33は図
示のように2〜3個のつなぎ部材33a,33b
によつて形成され、一方の部材に調整用の長孔を
設けることによつてその全長を調整できるように
することが好ましい。この掻き離し爪片33は、
前記クランク腕30と揺り腕31との二点枢着に
よるベルクランク杆32の合成運動によつて第1
図、特に第3図に示すように送り出しコンベア1
1に対し略下向き垂直方向に移動する軌跡34a
とこれにつづいて送り出しコンベア11に近接し
て略これに並行して前方に水平方向に移動する軌
跡34bとを含む略楕円運動34を行うようにし
てある。
この略楕円運動軌跡34は、作業工場において
作業テーブルに送り出されてくる帯状食品を所定
量宛手ぎわよく手作業で引きちぎる場合の手の運
動軌跡に近似させており、この略楕円運動軌跡の
うち、第3図に示すように特に前述の下向き垂直
方向とこれにつづく前向き水平方向の移動軌跡3
4a,34bを維持することが肝要で、この移動
軌跡によつて送り出しコンベア11によつて送り
出されてくる帯状食品35から確実に所要量宛の
駒切れ片36に引き離すことができる。
上述のベルクランク杆32の運動軌跡を第1図
によつて更に詳述すると、クランク腕30はa点
を中心に回転し、揺り腕31はb点を中心に円弧
を画いて揺動する。故にクランク腕30及び揺り
腕31のそれぞれの先端は円または円弧運動をす
るにすぎないが、クランク腕30と揺り腕31と
を結ぶ連杆即ちベルクランク杆32の延長端に固
着した掻き離し爪片33は複雑な曲線運動を行
う。この曲線運動の中から前記手作業の手の軌跡
に最も近似する軌跡を画くようクランク腕30及
び揺り腕31の関係長さとベルクランク杆32の
延長長さをたとえばランゲンの方法によつて決定
すればよい。
なお前記機枠27には第1図、特に第2図に示
すように掻き離し爪片33の運動軌跡、特に前記
水平移動軌跡から上方に移動する軌跡に近接して
ピアノ線などの索条体37が支持腕38,38に
よつて幅方向に張架されており、帯状食品に対す
る掻き離し作業を終了し、上方に復帰する移動軌
跡途上において掻き離し爪片33に付着した食品
くずを上記索条体37によつてけづり落とすよう
にしてある。
なおまた上記掻き離し爪片33は、第2図に示
すように送り出しコンベア11の横幅内に4個が
並列して取付けられると共に、各爪片33の上記
楕円運動の位相が時間的に互にづれるように各ク
ランク腕30及び揺り腕31に連結されており、
送り出しコンベア11によつて前方に送り出され
る帯状食品を幅方向に無駄なく4分割した駒切れ
片として各爪片33によつて交互に掻き離すよう
になつている。
以上の工程によつて送り出しコンベア11から
掻き離された食品駒切れ片はその下方の移送コン
ベア39に移送され、フライヤーや蒸し器に送り
込まれることになる。
本考案は以上の構成よりなり、クランク腕と揺
り腕との2点枢着によるベルクランク杆によつて
食品掻き離し爪片の動きを、送り出しコンベア上
の帯状食品を所要量宛連続反復して引きちぎる熟
練者の作業手の運動軌跡に近似した移動軌跡に再
現したから、手作りの味として需要者の嗜好を満
足させる不定形形状の食品に効率よく成形するこ
とができる。
特に前述のように野菜入り天ぷらのように、ゴ
ボウやエンドウ豆あるいはシヨウガなどの野菜の
占める割合が非常に高い練製品を製造する場合、
これら野菜をできるだけ自然な形状に保持するた
めには、必然的に第4図に示すような凹凸の多い
不定形形状となり、これを従来のような一定の成
形孔に充填して成形することが困難であり、また
可能としても自然な形状に保持することは不可能
であるが、これに対し本考案によれば、前述の食
品掻き離し爪片を、食品送り出しコンベアに対し
略下向き垂直方向とこれにつづいて該コンベアに
略並行した前向き水平方向の移動軌跡を通るよう
にしたから、送り出しコンベアによつて連続して
送り出されてくる野菜入り帯状食品に対し直上か
ら無理なく分断し、かつこれを前方に引き離して
不定形状食品を無理なく確実に製造することがで
きる。
しかも本考案によれば、上述のように食品掻き
離し爪片は送り出しコンベアにほとんど接しない
が、軽く接触するだけであるから送り出しコンベ
アを損傷することなく長期間安定して使用するこ
とが可能でなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体正面図、第2
図は同平面図、第3図は同要部たる食品掻き離し
爪片の移動軌跡を示す図、第4図は本考案によつ
て製造される食品の一例を示す斜視図である。 11……送り出しコンベア、30……クランク
腕、31……揺り腕、32……ベルクランク杆、
33……掻き離し爪片、35……帯状食品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方に連続して所要厚みの帯状食品を送り出す
    送り出しコンベアと、該コンベアの前方にあつて
    クランク腕と揺り腕との2点枢着によるベルクラ
    ンク杆を介して略下向き垂直方向とこれにつづい
    て前方に略水平方向に移動する軌跡を含む略楕円
    運動を行う掻き離し爪片とを具備し、掻き離し爪
    片の前記運動軌跡のうち略下向き垂直方向とこれ
    に連続する略前方水平方向の移動軌跡途中に前記
    帯状食品が通過するようにしたことを特徴とする
    食品成形装置。
JP1984051124U 1984-04-06 1984-04-06 食品成形装置 Granted JPS60162484U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984051124U JPS60162484U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 食品成形装置

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JP1984051124U JPS60162484U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 食品成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60162484U JPS60162484U (ja) 1985-10-29
JPS6235351Y2 true JPS6235351Y2 (ja) 1987-09-08

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JP1984051124U Granted JPS60162484U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 食品成形装置

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