JPS6233908B2 - - Google Patents
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- JPS6233908B2 JPS6233908B2 JP56166315A JP16631581A JPS6233908B2 JP S6233908 B2 JPS6233908 B2 JP S6233908B2 JP 56166315 A JP56166315 A JP 56166315A JP 16631581 A JP16631581 A JP 16631581A JP S6233908 B2 JPS6233908 B2 JP S6233908B2
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- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は放射線治療装置に関するものであ
る。
る。
従来、放射線治療装置として、たとえば、高周
波電界により電子を加速する線形粒子加速装置、
交番磁界により電子を加速するベータトロン、線
源にラジオアイソトープたとえばコバルト60を使
用するコバルト治療装置等が知られている。
波電界により電子を加速する線形粒子加速装置、
交番磁界により電子を加速するベータトロン、線
源にラジオアイソトープたとえばコバルト60を使
用するコバルト治療装置等が知られている。
前記放射線治療装置に共通する構成について第
1図を参照しながら説明する。
1図を参照しながら説明する。
同図において、1で示すのは固定架台であり、
放射線治療装置を治療室に固定するものである。
固定架台1には、回転軸1aを中心として回転可
能に回転架台2が取り付けられており、回転架台
2の水平軸には照射ヘツド3が取り付けられてい
る。回転架台2の内部には、放射線を発生する放
射線発生装置4、放射線が電子線である場合には
電子線を一定角度に偏向させるための偏向装置5
が組み込まれており、また照射ヘツド3の内部に
は放射線の照射野を決定する上下二対の絞り装置
6が組み込まれている。また、照射ヘツド3の下
方には、患者7を定位置に保持する治療寝台8が
設置されている。
放射線治療装置を治療室に固定するものである。
固定架台1には、回転軸1aを中心として回転可
能に回転架台2が取り付けられており、回転架台
2の水平軸には照射ヘツド3が取り付けられてい
る。回転架台2の内部には、放射線を発生する放
射線発生装置4、放射線が電子線である場合には
電子線を一定角度に偏向させるための偏向装置5
が組み込まれており、また照射ヘツド3の内部に
は放射線の照射野を決定する上下二対の絞り装置
6が組み込まれている。また、照射ヘツド3の下
方には、患者7を定位置に保持する治療寝台8が
設置されている。
以上に略述した構成を有する放射線治療装置で
は、回転架台2の内部にある放射線発生装置4で
発生した放射線たとえば電子線が偏向装置5によ
り偏向して照射ヘツド3に導かれ、照射ヘツド3
の内部にある絞り装置6により任意の照射野に形
成された電子線が患者7に照射される。放射線治
療装置は、患者7の病巣の形状に応じて照射野を
絞り装置6で形成する。
は、回転架台2の内部にある放射線発生装置4で
発生した放射線たとえば電子線が偏向装置5によ
り偏向して照射ヘツド3に導かれ、照射ヘツド3
の内部にある絞り装置6により任意の照射野に形
成された電子線が患者7に照射される。放射線治
療装置は、患者7の病巣の形状に応じて照射野を
絞り装置6で形成する。
したがつて、放射線治療装置を使用して患部た
とえば癌を治療する場合、患部にのみ放射線を照
射して、正常組織にはその被曝線量が極力小さく
なるようにすることが重要となり、従来から種々
の方法が提案されて来た。
とえば癌を治療する場合、患部にのみ放射線を照
射して、正常組織にはその被曝線量が極力小さく
なるようにすることが重要となり、従来から種々
の方法が提案されて来た。
その一つとして、たとえば回転照射法が挙げら
れる。
れる。
回転照射法について第2図および第3図を参照
しながら説明をする。
しながら説明をする。
第2図において、6bで示すのは図中の矢印B
方向に移動可能な一対の絞り羽根であり、また、
6aで示すのは図中において紙面に垂直な方向に
移動可能な一対の絞り羽根である。第2図に示す
ように、患者7の体内にある患部9の形状は患者
7の体軸を中心として回転する照射ヘツド3の位
置によつて相違する。そこで、たとえば、照射ヘ
ツド3が患者7の直上A位置にあるときは、患部
9の形状に合うように絞り羽根6a,6bを調節
し、照射ヘツド3の回転移動に連動して、照射ヘ
ツド3の位置から見た患部9の形状に合うように
絞り羽根6a,6bを適宜に駆動していく。この
場合、絞り羽根6a,6bによる照射ヘツド3の
特定位置における開度は次のようにして決定され
る。すなわち、放射線治療に先立つて、患者7を
断層撮影しておき、断層撮影像をもとに種々の方
向から見た患部9の形状を把握しておく。そし
て、種々の方向から見た患部9の形状の相似形と
なつて放射線が照射されるように、絞り羽根6
a,6bを駆動する図示しないカムの形状を削り
出し、そのようにして得られた特殊形状のカムを
患者7の患部9ごとに絞り装置6に装着する。特
殊形状を有するカムを装着する絞り装置6を、回
転する位置に応じて駆動する方法は、次のとおり
である。すなわち、第3図に示すように、絞り装
置6の開度に比例して電圧を出力する検出装置1
0および回転架台2の回転角度に応じて絞り装置
6の特殊形状のカムにより設定した開度に対応す
る電圧を出力する設定装置11が設けられてお
り、回転架台2の各回転角度ごとに検出装置10
および設定装置11より出力されるそれぞれの出
力電圧を差動増幅器12に入力し、前記出力電圧
の差を増幅器13により増幅し、前記出力電圧の
差が0となるまで絞り羽根6a,6bを駆動する
サーボモータ14を駆動する。回転照射法は、以
上の説明で示すようにして、照射ヘツド3の回転
角度に応じて、その回転角度から見た患部9の形
状となるように絞り羽根6a,6bを調節してそ
の開度を設定していくのである。
方向に移動可能な一対の絞り羽根であり、また、
6aで示すのは図中において紙面に垂直な方向に
移動可能な一対の絞り羽根である。第2図に示す
ように、患者7の体内にある患部9の形状は患者
7の体軸を中心として回転する照射ヘツド3の位
置によつて相違する。そこで、たとえば、照射ヘ
ツド3が患者7の直上A位置にあるときは、患部
9の形状に合うように絞り羽根6a,6bを調節
し、照射ヘツド3の回転移動に連動して、照射ヘ
ツド3の位置から見た患部9の形状に合うように
絞り羽根6a,6bを適宜に駆動していく。この
場合、絞り羽根6a,6bによる照射ヘツド3の
特定位置における開度は次のようにして決定され
る。すなわち、放射線治療に先立つて、患者7を
断層撮影しておき、断層撮影像をもとに種々の方
向から見た患部9の形状を把握しておく。そし
て、種々の方向から見た患部9の形状の相似形と
なつて放射線が照射されるように、絞り羽根6
a,6bを駆動する図示しないカムの形状を削り
出し、そのようにして得られた特殊形状のカムを
患者7の患部9ごとに絞り装置6に装着する。特
殊形状を有するカムを装着する絞り装置6を、回
転する位置に応じて駆動する方法は、次のとおり
である。すなわち、第3図に示すように、絞り装
置6の開度に比例して電圧を出力する検出装置1
0および回転架台2の回転角度に応じて絞り装置
6の特殊形状のカムにより設定した開度に対応す
る電圧を出力する設定装置11が設けられてお
り、回転架台2の各回転角度ごとに検出装置10
および設定装置11より出力されるそれぞれの出
力電圧を差動増幅器12に入力し、前記出力電圧
の差を増幅器13により増幅し、前記出力電圧の
差が0となるまで絞り羽根6a,6bを駆動する
サーボモータ14を駆動する。回転照射法は、以
上の説明で示すようにして、照射ヘツド3の回転
角度に応じて、その回転角度から見た患部9の形
状となるように絞り羽根6a,6bを調節してそ
の開度を設定していくのである。
しかしながら、前記回転照射法には、次のよう
な問題点がある。すなわち、患部に照射される放
射線は絞り装置における開度で決定されているの
で、患部にのみ適切に放射線が照射されているか
どうかの確認のしようがない。患部の形状に合わ
せて適切に放射線が照射されているであろうとし
て、絞り装置の開度を決定しているにすぎず、絞
り装置の回転によるガタや絞り羽根による散乱線
による影響等について考慮することができないの
で、患部にのみ放射線を照射していないおそれが
ある。
な問題点がある。すなわち、患部に照射される放
射線は絞り装置における開度で決定されているの
で、患部にのみ適切に放射線が照射されているか
どうかの確認のしようがない。患部の形状に合わ
せて適切に放射線が照射されているであろうとし
て、絞り装置の開度を決定しているにすぎず、絞
り装置の回転によるガタや絞り羽根による散乱線
による影響等について考慮することができないの
で、患部にのみ放射線を照射していないおそれが
ある。
この発明は前記事情に鑑みてなされたものであ
り、患部の形状に合わせて正確に放射線を照射
し、健康な組織には放射線が照射されないように
した放射線治療装置を提供することを目的とする
ものである。
り、患部の形状に合わせて正確に放射線を照射
し、健康な組織には放射線が照射されないように
した放射線治療装置を提供することを目的とする
ものである。
この発明の基本的原理は、患者の体内を透過し
た放射線を線量計により検出し、その線量計によ
り出力される検出信号により絞り装置の開度を決
定し、患部にのみ放射線を照射するようにしたこ
とにある。
た放射線を線量計により検出し、その線量計によ
り出力される検出信号により絞り装置の開度を決
定し、患部にのみ放射線を照射するようにしたこ
とにある。
次に、この発明の一実施例について図面を参照
しながら説明をする。
しながら説明をする。
第4図はこの発明の一実施例を示す説明図、第
5図は線量計と絞り装置との関係を示す説明図お
よび第6図は絞り装置の制御を示すブロツク図で
ある。
5図は線量計と絞り装置との関係を示す説明図お
よび第6図は絞り装置の制御を示すブロツク図で
ある。
第4図における放射線治療装置が第1図に示す
放射線治療装置と相違するところは、主として、
後述のようにして駆動が制御される絞り装置6A
と線量計15とを設けたことにある。
放射線治療装置と相違するところは、主として、
後述のようにして駆動が制御される絞り装置6A
と線量計15とを設けたことにある。
第4図に示すように、線量計15は、支柱16
を介して回転架台2に取り付けられると共に、患
者7を挾んで照射ヘツド3の照射面と線量計15
における放射線の入射面とが回転架台2の回転に
かかわらず常に相対向するように配置されてい
る。そして、線量計15内の入射面には、放射線
線量を電圧変換する半導体の検出素子がマトリク
ス状に配置されており、したがつて、第5図に示
すように、患者7の患部9を透過した放射線の線
量を検出する検出素子Di〜Djより放射線線量に
比例した電圧が出力され、放射線が照射されない
検出素子D1〜Di-1,Dj+1〜Doからは電圧が出力
されないようになつている。つまり、線量計15
は、特定の回転角度にある照射ヘツド3の位置よ
り見た患部9の形状と相似形になるような領域を
構成する検出素子より、放射線線量に比例する電
圧を出力していることとなる。
を介して回転架台2に取り付けられると共に、患
者7を挾んで照射ヘツド3の照射面と線量計15
における放射線の入射面とが回転架台2の回転に
かかわらず常に相対向するように配置されてい
る。そして、線量計15内の入射面には、放射線
線量を電圧変換する半導体の検出素子がマトリク
ス状に配置されており、したがつて、第5図に示
すように、患者7の患部9を透過した放射線の線
量を検出する検出素子Di〜Djより放射線線量に
比例した電圧が出力され、放射線が照射されない
検出素子D1〜Di-1,Dj+1〜Doからは電圧が出力
されないようになつている。つまり、線量計15
は、特定の回転角度にある照射ヘツド3の位置よ
り見た患部9の形状と相似形になるような領域を
構成する検出素子より、放射線線量に比例する電
圧を出力していることとなる。
絞り装置6Aは、その内部に具備する絞り羽根
を次に述べる制御により、駆動するサーボモータ
14を有する。
を次に述べる制御により、駆動するサーボモータ
14を有する。
サーボモータ14の制御は次のようにして行な
われる。すなわち、放射線治療に先立つて断層撮
影等を行なうことにより種々の方向から見た患部
9の形状を求めておき、第6図に示すように、回
転架台2の回転角度により患部9のあらかじめ求
めた形状に対応する基準電圧を設定装置11より
出力して、A/D変換器19によりこの基準電圧
をデイジタル信号に変換し、一方、放射線の線量
を検出する線量計15よりの出力電圧が、変換器
18により、規定値以上であるかどうかを判別す
ると共に、規定値以上の前記出力電圧をデイジタ
ルコードたとえばBCDコードに変換し、変換器
18およびA/D変換器19より出力されるデイ
ジタル信号を比較器20により相互に比較し、変
換器18およびA/D変換器19よりの出力が一
致するまで比較器20より信号を出力し、増幅器
13を介してサーボモータ14を駆動する。
われる。すなわち、放射線治療に先立つて断層撮
影等を行なうことにより種々の方向から見た患部
9の形状を求めておき、第6図に示すように、回
転架台2の回転角度により患部9のあらかじめ求
めた形状に対応する基準電圧を設定装置11より
出力して、A/D変換器19によりこの基準電圧
をデイジタル信号に変換し、一方、放射線の線量
を検出する線量計15よりの出力電圧が、変換器
18により、規定値以上であるかどうかを判別す
ると共に、規定値以上の前記出力電圧をデイジタ
ルコードたとえばBCDコードに変換し、変換器
18およびA/D変換器19より出力されるデイ
ジタル信号を比較器20により相互に比較し、変
換器18およびA/D変換器19よりの出力が一
致するまで比較器20より信号を出力し、増幅器
13を介してサーボモータ14を駆動する。
次に、前記構成を有する放射線治療装置の作用
について説明する。
について説明する。
回転架台2が回転することにより、患者7を挾
んで相対向する照射ヘツド3と線量計15とが患
者7の体軸を中心に回転する。第5図に示すよう
に、回転と共に照射ヘツド3より絞り装置6Aを
介して患部9に放射線を照射する。患部9を透過
した放射線は線量計15により検出され、線量計
15の入射面内にマトリクス状に配置された検出
素子のうち、放射線が照射された検出素子Di〜
Djのみから放射線線量に比例する電圧が出力さ
れ、その電圧は変換器18によりBCDコードの
デイジタル信号に変換されて比較器20に入力さ
れる。一方、設定装置11内には、所定の回転角
度のときの患部9の形状に対応する基準電圧が記
憶されているので、放射線を照射する照射ヘツド
3の所定回転角度のときの基準電圧を選んでこれ
を出力し、A/D変換器19によりデイジタル信
号に変換した後、このデイジタル信号を比較器2
0に入力する。比較器20は、入力する2種のデ
イジタル信号を比較し、一致しない場合には正負
の一定電圧を出力する。比較器20よりの出力電
圧は増幅器13を介してサーボモータ14に入力
し、サーボモータ14の駆動により絞り装置6A
内の絞り羽根を開閉する。そして、2種のデイジ
タル信号が一致すると、サーボモータ14の駆動
が停止し、絞り装置6Aによる開度が決定される
ことになる。
んで相対向する照射ヘツド3と線量計15とが患
者7の体軸を中心に回転する。第5図に示すよう
に、回転と共に照射ヘツド3より絞り装置6Aを
介して患部9に放射線を照射する。患部9を透過
した放射線は線量計15により検出され、線量計
15の入射面内にマトリクス状に配置された検出
素子のうち、放射線が照射された検出素子Di〜
Djのみから放射線線量に比例する電圧が出力さ
れ、その電圧は変換器18によりBCDコードの
デイジタル信号に変換されて比較器20に入力さ
れる。一方、設定装置11内には、所定の回転角
度のときの患部9の形状に対応する基準電圧が記
憶されているので、放射線を照射する照射ヘツド
3の所定回転角度のときの基準電圧を選んでこれ
を出力し、A/D変換器19によりデイジタル信
号に変換した後、このデイジタル信号を比較器2
0に入力する。比較器20は、入力する2種のデ
イジタル信号を比較し、一致しない場合には正負
の一定電圧を出力する。比較器20よりの出力電
圧は増幅器13を介してサーボモータ14に入力
し、サーボモータ14の駆動により絞り装置6A
内の絞り羽根を開閉する。そして、2種のデイジ
タル信号が一致すると、サーボモータ14の駆動
が停止し、絞り装置6Aによる開度が決定される
ことになる。
以上のように動作する構成によると、絞り装置
6A内の絞り羽根による開度が実際に患部9を透
過する放射線により決定されるので、たとえ絞り
羽根にガタが生じていたり、散乱線による半影が
生じていたりしたとしても、これらを考慮して設
定装置11内の基準電圧を設定することにより健
康組織に放射線を照射しないようにすることがで
きる。また、照射線のたとえば90%領域を照射す
るように絞り装置6Aを制御することは、変換器
18内の規定値を適宜に変更するだけで簡単に行
なうことができる。さらに、マトリクス状に配列
する検出素子数を増加させることにより高精度で
正確な絞り装置6Aの開度の設定を行なうことが
できる。
6A内の絞り羽根による開度が実際に患部9を透
過する放射線により決定されるので、たとえ絞り
羽根にガタが生じていたり、散乱線による半影が
生じていたりしたとしても、これらを考慮して設
定装置11内の基準電圧を設定することにより健
康組織に放射線を照射しないようにすることがで
きる。また、照射線のたとえば90%領域を照射す
るように絞り装置6Aを制御することは、変換器
18内の規定値を適宜に変更するだけで簡単に行
なうことができる。さらに、マトリクス状に配列
する検出素子数を増加させることにより高精度で
正確な絞り装置6Aの開度の設定を行なうことが
できる。
以上この発明の一実施例について詳述したが、
この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨の範囲内で適宜に変更して実
施することができる。
この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨の範囲内で適宜に変更して実
施することができる。
たとえば線量計内に配置される検出素子の数や
その種類、その配列方法は必要に応じて任意に変
更することができる。
その種類、その配列方法は必要に応じて任意に変
更することができる。
以上詳述したこの発明によると、絞り装置の開
度を制御する信号を、患部に照射された放射線の
線量を検出する線量計よりの出力信号を利用して
いるので、より正確で高精度の回転照射を行なう
ことのできる放射線治療装置を提供することがで
きる。特に、患部を透過した実際の放射線を基に
絞り装置の開度を決定しているので、絞り装置の
ガタや散乱光等を考慮した上で健康組織に放射線
を照射しないように絞り装置の開度を決定するこ
とができる。また、患部に照射する放射線の絶対
線量を正確に決定することができる。
度を制御する信号を、患部に照射された放射線の
線量を検出する線量計よりの出力信号を利用して
いるので、より正確で高精度の回転照射を行なう
ことのできる放射線治療装置を提供することがで
きる。特に、患部を透過した実際の放射線を基に
絞り装置の開度を決定しているので、絞り装置の
ガタや散乱光等を考慮した上で健康組織に放射線
を照射しないように絞り装置の開度を決定するこ
とができる。また、患部に照射する放射線の絶対
線量を正確に決定することができる。
第1図は従来の放射線治療装置を示す説明図、
第2図は放射線の回転照射の際の絞り装置を示す
説明図、第3図は従来の絞り装置の制御を示すブ
ロツク図、第4図はこの発明の一実施例を示す説
明図、第5図は前記実施例における線量計と絞り
装置との関係を示す説明図および第6図は前記絞
り装置の制御を示すブロツク図である。 2……回転架台、3……照射ヘツド、6A……
絞り装置、15……線量計、D1,…Di…Dj…D
o……検出素子。
第2図は放射線の回転照射の際の絞り装置を示す
説明図、第3図は従来の絞り装置の制御を示すブ
ロツク図、第4図はこの発明の一実施例を示す説
明図、第5図は前記実施例における線量計と絞り
装置との関係を示す説明図および第6図は前記絞
り装置の制御を示すブロツク図である。 2……回転架台、3……照射ヘツド、6A……
絞り装置、15……線量計、D1,…Di…Dj…D
o……検出素子。
Claims (1)
- 1 放射線の照射領域の大小を調節する絞り装置
を有する照射ヘツドが回転架台に取付けられ、回
転架台を回転させながら被検体に放射線を照射す
る放射線治療装置において、回転架台の回転中心
をはさんで回転架台に設けられ、照射ヘツドの放
射線照射面に相対向する入射面を有すると共に入
射面に複数の放射線検出素子を2次元状に配列し
た線量計と、予め計測された被検体の患部形状に
もとづいて前記回転架台の各回転角度に対応した
基準信号を出力する設定手段と、この設定手段出
力と前記線量計出力とを入力しこれら各出力の誤
差分に応じた信号を出力する比較手段と、この比
較手段の出力を前記絞り装置に供給し照射領域を
調節することを特徴とする放射線治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16631581A JPS5867267A (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 放射線治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16631581A JPS5867267A (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 放射線治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5867267A JPS5867267A (ja) | 1983-04-21 |
JPS6233908B2 true JPS6233908B2 (ja) | 1987-07-23 |
Family
ID=15829065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16631581A Granted JPS5867267A (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 放射線治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5867267A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6215537A (ja) * | 1985-07-15 | 1987-01-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 放射線画像情報の読取条件決定方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948688U (ja) * | 1972-07-29 | 1974-04-27 | ||
JPS5465594U (ja) * | 1977-10-18 | 1979-05-09 |
-
1981
- 1981-10-20 JP JP16631581A patent/JPS5867267A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5867267A (ja) | 1983-04-21 |
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