JPS6233690Y2 - - Google Patents

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JPS6233690Y2
JPS6233690Y2 JP1785881U JP1785881U JPS6233690Y2 JP S6233690 Y2 JPS6233690 Y2 JP S6233690Y2 JP 1785881 U JP1785881 U JP 1785881U JP 1785881 U JP1785881 U JP 1785881U JP S6233690 Y2 JPS6233690 Y2 JP S6233690Y2
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JP
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forming
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corner
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はトツプカール成型に際して巻き込み不
良が生じないようにした角形紙カツプ成型用展開
ブランクに関するものである。
[従来の技術] 従来、角形紙カツプ成型に際し、トツプカール
加工を行う場合、そのコーナー部では紙をコーナ
ー部円弧の外側に巻き込むようになるので、引張
応力が生じ紙が伸ばされるが、伸ばされた紙には
縮もうとする内部応力が生じ、これによつてカー
ル幅が少くなるように変形する。
即ち、第1図に示すように、角形カツプの口縁
部の直線部においては、カール加工の際に何ら紙
に引張応力が生じない。この場合のカール幅をa
とするとコーナー部においては丸く湾曲した部分
を外方にカール加工するために、紙は引き伸ばさ
れるようになり、そのため縮もうとする内部応力
が生じて、第2図に示すようなカール幅bはaよ
りも小さくなる。このように、コーナー部はカー
ル幅が小さくなるため、もし直線部と同じカール
巻代量があると紙が余つてしまい、カール巻込み
時に巻き込みきれず、皺が入るなどの不都合が生
ずる。一方、直線部では、理論上巻き込みに際し
全く紙に内部応力が生じないので、カール加工途
中においても紙がカール内側に巻き込まれようと
はしないため、カールを巻き込むためには、すべ
て外部からの力、すなわち、金型によることにな
る。また、紙に張力(はり)が出じないので紙の
端が波打つことがあり、このため巻込み不良が生
じやすかつた。
[目的] 本考案は、以上のような従来技術の不都合を解
消し、コーナー部に丸みのある角形紙カツプのト
ツプカールをきれいに歩留りよく成型することが
できる角形紙カツプ成型用展開ブランクを提供す
ることを目的とする。
[構成] 本考案の角形紙カツプ成型用展開ブランクは、
前記の目的を達成するために、トツプカール部を
備え、コーナー部に丸みのある角形紙カツプ成型
用展開ブランクにおいて、成型後にコーナー部と
なる部分のトツプカール巻代量よりも、成型後に
直線部となる部分のトツプカール巻代量が多くな
るように、成型後に直線部となる部分の上縁を中
高の円弧状とし、成型後にコーナー部となる部分
の上縁を直線状としてなるものである。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に従つて、説明す
る。
第3図は本考案による一実施例の四角形紙カツ
プ成型用展開ブランク1を示しており、符号2は
ブランク1のカール加工されてコーナー部となる
部分の上縁、符号3,3′は直線部となる部分の
上縁で、コーナー部となる部分の上縁2は従来と
同じようにほぼ直線状となつており、直線部とな
る部分の上縁3,3′は中高の略円弧状となつて
いる。なお、図中符号3は四角形カツプの長い方
の直線部、符号3′は短かい方の直線部となる部
分の上縁を示し、また、同様に符号4はコーナー
部となる面、符号5,5′は直線部となる面を示
している。展開ブランクの長さは、図示のよう
に、コーナー部となる面4の所でl1、直線部とな
る面5,5′の所でそれぞれl2,l2′とすると、l1
l2,l1<l2′となるように直線部となる部分の上縁
3,3′を略円弧状とする。
本考案によるブランクは上記のように構成され
ているので、コーナー部となる面4の展開ブラン
ク長さl1が、直線部となる面5,5′の展開ブラ
ンク長さl2,l2′よりも短くなつているため、ブラ
ンクを角形に接着成型した後、第4図に示すよう
に、上型6を下型7に向かつて押し下げた場合、
第5図に示すように、長さの長い直線部の上縁中
央よりカーリングが始まり、次第にコーナー部の
方に巻き込み作用が及ぶことになる。それゆえ、
直線部の面5,5′の上縁はその中央部より巻き
込まれるので、その上縁がへなへなとなつて波打
つような形状となつていても巻き込み不良が起こ
らない。また、コーナー部となる面4の展開ブラ
ンク長さl1は直線部となる面5,5′の展開長さ
l2,l2′より短かいので巻込量は少なくなり、カー
ル幅bが小さくても従来例の場合のように、紙が
余つて皺が生ずるなどの不良が発生しない。
以上述べた実施例においては、直線部が長い方
と短い方とから構成された四角形紙カツプについ
て説明したが、直線部となる面5がすべて同一形
状の横断面正方形状でコーナー部に丸みのある四
角形紙カツプに対しても、第7図に示す他の実施
例のように、成型後直線部となる部分の上縁3を
中高の円弧状に、コーナー部分の上縁2を直線状
にした成型用展開ブランクとすればよい。さら
に、四角形紙カツプとは限らず、コーナー部に丸
みのある六角形紙カツプ等の他の多角形紙カツプ
に対しても、同様に直線部となる部分とコーナー
部となる部分の上縁に対して同じような処置をし
た展開ブランクを用いればよい。
[考案の効果] 本考案の角形紙カツプ成型用展開ブランクは、
以上のように構成されているので、トツプカール
成型に際して、成型後にコーナー部となる部分の
トツプカール巻代量よりも、成型後に直線部とな
る部分のトツプカール巻代量が多くなるので、コ
ーナー部で紙が余つてしまつてカール巻込み時に
巻き込みきれずに、皺が入つてしまつたり、直線
部で巻込み不良が生じたりすることなく、紙カツ
プのトツプカールをきれいに歩留りよく成型する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は四角形紙カツプの直線部分にトツプカ
ールを設ける場合の説明図、第2図はコーナー部
分にトツプカールを設ける場合の説明図、第3図
は本考案の一実施例の四角形紙カツプ成型用展開
ブランクを示す図、第4図はカール加工の説明
図、第5図は本考案による角形紙カツプの直線部
のカール形成順序を示す説明図、第6図は紙カツ
プの斜視図、第7図は他の実施例の四角形紙カツ
プ成型用展開ブランクを示す図である。 1……四角形紙カツプ成型用展開ブランク、2
……コーナー部となる部分の上縁、3,3′……
直線部となる部分の上縁(略円弧状)、4……コ
ーナー部となる面、5,5′……直線部となる
面、l1……展開ブランクのコーナー面となる部分
の長さ、l2,l2′……展開ブランクの直線部となる
部分の長さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トツプカール部を備え、コーナー部に丸みのあ
    る角形カツプ成型用展開ブランクにおいて、成型
    後にコーナー部となる部分のトツプカール巻代量
    よりも、成型後に直線部となる部分のトツプカー
    ル巻代量が多くなるように、成型後に直線部とな
    る部分の上縁を中高の円弧状とし、成型後にコー
    ナー部となる部分の上縁を直線状としてなる角形
    紙カツプ成型用展開ブランク。
JP1785881U 1981-02-10 1981-02-10 Expired JPS6233690Y2 (ja)

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JP1785881U JPS6233690Y2 (ja) 1981-02-10 1981-02-10

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JP1785881U JPS6233690Y2 (ja) 1981-02-10 1981-02-10

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JPS57131410U JPS57131410U (ja) 1982-08-16
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JP4580500B2 (ja) * 2000-04-21 2010-11-10 大日本印刷株式会社 角型紙カップ
JP6512937B2 (ja) * 2015-05-25 2019-05-15 東罐興業株式会社 紙製容器のカール部成形方法および装置

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JPS57131410U (ja) 1982-08-16

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