JPS6232403A - カラ−フイルタの製造方法 - Google Patents
カラ−フイルタの製造方法Info
- Publication number
- JPS6232403A JPS6232403A JP60172066A JP17206685A JPS6232403A JP S6232403 A JPS6232403 A JP S6232403A JP 60172066 A JP60172066 A JP 60172066A JP 17206685 A JP17206685 A JP 17206685A JP S6232403 A JPS6232403 A JP S6232403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- color filter
- ink
- transparent film
- coloring matters
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（１）発明の属する技術分野
本発明はカラー液晶表示素子等の表示パネルに使用され
るカラーフィルタの製造方法に関するものである。
るカラーフィルタの製造方法に関するものである。
（２）従来の技術
電子装置の小型化、軽量化が進む状況の下で。
各種のフラットパネルディスプレイの開発が進められて
いる。この中で最近液晶表示素子がフルカラー表示を可
能とするディスプレイとして注目されている。当該素子
の構成を第１図に示す。液晶パネル１の前面にカラーフ
ィルタ２が設けられ。
いる。この中で最近液晶表示素子がフルカラー表示を可
能とするディスプレイとして注目されている。当該素子
の構成を第１図に示す。液晶パネル１の前面にカラーフ
ィルタ２が設けられ。
背面に光源３が設置されている。液晶パネルは薄膜トラ
ンジスタ１３によって各画素ごとに駆動される。カラー
フィルタ２は液晶パネルの画素に対応して、レッド、ブ
ルー、グリーンの各色にモザイク状に塗り分けられてい
る。ここでグリーンフィルタ部の液晶画素が透過状態（
薄膜トランジスタはｏｆｆ状態）にあるとき、グリーン
光のみが透過する。同様に画素の選択によりレッド、ブ
ルー光のみを透過させることができ、加法混色法による
３原色光を得ることができる。またスイッチングのタイ
ミング調整により階調性を付与することができ、フルカ
ラーの表示が可能となる。
ンジスタ１３によって各画素ごとに駆動される。カラー
フィルタ２は液晶パネルの画素に対応して、レッド、ブ
ルー、グリーンの各色にモザイク状に塗り分けられてい
る。ここでグリーンフィルタ部の液晶画素が透過状態（
薄膜トランジスタはｏｆｆ状態）にあるとき、グリーン
光のみが透過する。同様に画素の選択によりレッド、ブ
ルー光のみを透過させることができ、加法混色法による
３原色光を得ることができる。またスイッチングのタイ
ミング調整により階調性を付与することができ、フルカ
ラーの表示が可能となる。
カラーフィルタに要求される特性としては■ 透過スペ
クトルが理想的なレッド、グリーン。
クトルが理想的なレッド、グリーン。
ブルースペクトルにできるだけ近いこと。
■ 長時間の露光により、透過光スペクトル、透過率が
変化しないこと。
変化しないこと。
■ レッド、グリーン、ブルー各色のモザイク状パター
ンの精度が良いこと。
ンの精度が良いこと。
■ 製造が容易であり、コストが安いこと。
が挙げられる。
カラーフィルタの製造方法としては、 （ｉ）ゼラチン
膜をマスクを通して染料浴を使用してパターン状に染色
し、これを繰り返す方法、（ｉｉ）カラー顔料を電着に
より基板上に付着させるプロセスを繰り返す方法等が知
られている。しかしながら、これらは製造工程に液体処
理を含み、製造分留りが低いことや、コストが高いこと
や２位置合せ精度が低いこと等の問題があった。
膜をマスクを通して染料浴を使用してパターン状に染色
し、これを繰り返す方法、（ｉｉ）カラー顔料を電着に
より基板上に付着させるプロセスを繰り返す方法等が知
られている。しかしながら、これらは製造工程に液体処
理を含み、製造分留りが低いことや、コストが高いこと
や２位置合せ精度が低いこと等の問題があった。
（３）発明の目的
本発明の目的は製造性がよりすぐれ経済的なカラーフィ
ルタの製造方法を提供することにある。
ルタの製造方法を提供することにある。
（４）発明の構成
（４−１）発明の特徴と従来の技術との差異本発明は、
熱転写方法によって、透明フィルム中又は透明フィルム
上に色材を染着させることにより、カラーフィルタを製
造することを最も主要な特徴とする。従来方法と異なり
完全ドライプロセスにより製造することができる。
熱転写方法によって、透明フィルム中又は透明フィルム
上に色材を染着させることにより、カラーフィルタを製
造することを最も主要な特徴とする。従来方法と異なり
完全ドライプロセスにより製造することができる。
熱転写方法は、最近フルカラープリンタとして着目され
ている記録方法であり、概略について第２図を用いて説
明する。
ている記録方法であり、概略について第２図を用いて説
明する。
４は透明フィルムであり、インクフィルム５と積層され
１サーマルヘツド６によって加熱されることにより、イ
ンクフィルム５の色材が透明フィルム４に移行する。イ
ンクフィルム５は基体５１とインク層５２とからなり、
インク層５２中には染料、顔料等の色材が含まれている
。色材として昇華性染料を使用すると、加熱エネルギー
により色材の制御が容易である利点がある。色材の色相
としではレッド、グリーン、ブルーの各色を使用し１例
えば第３図の様に塗り分けたインクフィルムを使い、各
色を順次に透明フィルムと積層し。
１サーマルヘツド６によって加熱されることにより、イ
ンクフィルム５の色材が透明フィルム４に移行する。イ
ンクフィルム５は基体５１とインク層５２とからなり、
インク層５２中には染料、顔料等の色材が含まれている
。色材として昇華性染料を使用すると、加熱エネルギー
により色材の制御が容易である利点がある。色材の色相
としではレッド、グリーン、ブルーの各色を使用し１例
えば第３図の様に塗り分けたインクフィルムを使い、各
色を順次に透明フィルムと積層し。
パターン状にサーマルヘッド等の発熱体を用いて加熱す
ることによりカラーフィルタを得ることができる。
ることによりカラーフィルタを得ることができる。
またシアン、マゼンダ、イエローの減法混色法における
３原色を使用し、シアンとマゼンダの重ね合わせにより
ブルーを、マゼンダとイエローによりレッドを、イエロ
ーとシアンによりグリーン色を得ることができる。加熱
手法としてはレーザー光を使用することもできる。
３原色を使用し、シアンとマゼンダの重ね合わせにより
ブルーを、マゼンダとイエローによりレッドを、イエロ
ーとシアンによりグリーン色を得ることができる。加熱
手法としてはレーザー光を使用することもできる。
（４−２）実施例
以下実施例に従って詳しく説明する。
〔実施例１〕
下記組成の塗料を背面に耐熱処理が施された９−厚のＰ
ＥＴフィルム上に塗工してシアン、マゼンダ、イエロー
に面分割されたインクフィルムを作成した。
ＥＴフィルム上に塗工してシアン、マゼンダ、イエロー
に面分割されたインクフィルムを作成した。
＊部分の註
このインクフィルムと透明フィルム（６Ｉ！ｍ厚のＰＥ
Ｔフィルム上に２−厚の軟質ポリ塩化ビニル層を設けた
もの）を積層し２次の記録条件で加熱してカラーフィル
タを製造した。
Ｔフィルム上に２−厚の軟質ポリ塩化ビニル層を設けた
もの）を積層し２次の記録条件で加熱してカラーフィル
タを製造した。
主走査線密度 １６ドツト／Ｗ
副走査線密度 １６本／寵
記録電力 ０．４ｗ／ドツト
ヘッド加熱時間 ’ｌ ｒｎｓ
ここで記録パターンは４ドツト（２Ｘ ２）よりなり、
カラーフィルタの要素は１０〇−角であった。レッド、
ブルー、グリーンはシアン、マゼンダ、イエローの重ね
合わせにより得た。
カラーフィルタの要素は１０〇−角であった。レッド、
ブルー、グリーンはシアン、マゼンダ、イエローの重ね
合わせにより得た。
このフィルタの透過スペクトルを第４図に示す。
〔実施例２〕
実施例１で使用したインクフィルムと透明フィルムを積
層し１更に第５図に示された様にインクフィルム背面側
に黒色の光吸収体１４（６−のＰＥＴに電子写真法によ
り黒色トナ一層を設けたもの）を積層した。ここでＨｅ
−Ｎｅレザー光源１５により１０／Ｍ径に絞ったレーザ
ー光を照射したところ、１００μｓの露光により染料が
インクフィルムより透明フィルムへと移行した。
層し１更に第５図に示された様にインクフィルム背面側
に黒色の光吸収体１４（６−のＰＥＴに電子写真法によ
り黒色トナ一層を設けたもの）を積層した。ここでＨｅ
−Ｎｅレザー光源１５により１０／Ｍ径に絞ったレーザ
ー光を照射したところ、１００μｓの露光により染料が
インクフィルムより透明フィルムへと移行した。
フィルム色の重ね合わせによりレッド、グリーン、ブル
ー各色がモザイク状（３０−角）に染着されたカラーフ
ィルタを得ることができた。透過スペクトルは第４図と
ほぼ同等であった。
ー各色がモザイク状（３０−角）に染着されたカラーフ
ィルタを得ることができた。透過スペクトルは第４図と
ほぼ同等であった。
（５）発明の詳細
な説明したように２本発明によれば、液体プロセスを使
用せずに、かつ重ね合わせを必要とすることなくカラー
フィルタを製造することができるから、 （ｉ）経済性
の向上、（ｉｉ）位置合わせ精度の向上などの利点があ
る。
用せずに、かつ重ね合わせを必要とすることなくカラー
フィルタを製造することができるから、 （ｉ）経済性
の向上、（ｉｉ）位置合わせ精度の向上などの利点があ
る。
第１図はフルカラー液晶表示パネルの構成図。
第２図はサーマルヘッドを使用した熱転写記録法の概念
図、第３図は本発明で使用されるインクフィルムの塗工
形態を示す平面図、第４図は本発明で得られたカラーフ
ィルタの透過スペクトル、第５図はレーザー光を使用し
たカラーフィルタの製造方法の説明図である。 １１・・・偏向板、１２・・・ガラス基板、１３・・・
薄膜トランジスタ、７・・・プラテンローラー、８・・
・レッド色色材塗布部、９・・・グリーン色色材塗布部
、１０・・・ブルー色色材塗布部、４１・・・ブルーフ
ィルタの透過スペクトル、４２・・・グリーンフィルタ
の透過スペクトル、４３・・・レッドフィルタの透過ス
ペクトル、１６・・・レンズ。 特許出願人 日本ｉ信電話株式会社代理人弁理士
森 １） 寛 ＋ １ 図 第２図 第３画 第５図
図、第３図は本発明で使用されるインクフィルムの塗工
形態を示す平面図、第４図は本発明で得られたカラーフ
ィルタの透過スペクトル、第５図はレーザー光を使用し
たカラーフィルタの製造方法の説明図である。 １１・・・偏向板、１２・・・ガラス基板、１３・・・
薄膜トランジスタ、７・・・プラテンローラー、８・・
・レッド色色材塗布部、９・・・グリーン色色材塗布部
、１０・・・ブルー色色材塗布部、４１・・・ブルーフ
ィルタの透過スペクトル、４２・・・グリーンフィルタ
の透過スペクトル、４３・・・レッドフィルタの透過ス
ペクトル、１６・・・レンズ。 特許出願人 日本ｉ信電話株式会社代理人弁理士
森 １） 寛 ＋ １ 図 第２図 第３画 第５図
Claims (2)
- （１）色材を含むインク層を基体上に設けてなるインク
フィルムのインク層側と透明フィルムとを積層し、該イ
ンクフィルムの基体側から加熱することによりモザイク
パターン状に上記色材を上記透明フィルム上又はフィル
ム中に染着させるようにしたことを特徴とするカラーフ
ィルタの製造方法。 - （２）色材として昇華性染料を使用することを特徴とす
る特許請求の範囲第（１）項記載のカラーフィルタの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60172066A JPS6232403A (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | カラ−フイルタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60172066A JPS6232403A (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | カラ−フイルタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6232403A true JPS6232403A (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=15934901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60172066A Pending JPS6232403A (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | カラ−フイルタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6232403A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0323403A (ja) * | 1989-05-18 | 1991-01-31 | Eastman Kodak Co | カラーフィルターアレイ素子用アリールアゾアニリンブルー染料 |
| JP2003021712A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Dainippon Printing Co Ltd | レーザ転写用カラーフィルム、その製造方法、レーザ転写方法及び装置 |
-
1985
- 1985-08-05 JP JP60172066A patent/JPS6232403A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0323403A (ja) * | 1989-05-18 | 1991-01-31 | Eastman Kodak Co | カラーフィルターアレイ素子用アリールアゾアニリンブルー染料 |
| JPH0816723B2 (ja) * | 1989-05-18 | 1996-02-21 | イーストマン・コダック・カンパニー | カラーフィルターアレイ素子用アリールアゾアニリンブルー染料 |
| JP2003021712A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Dainippon Printing Co Ltd | レーザ転写用カラーフィルム、その製造方法、レーザ転写方法及び装置 |
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