JPS6232033Y2 - - Google Patents

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JPS6232033Y2
JPS6232033Y2 JP13951984U JP13951984U JPS6232033Y2 JP S6232033 Y2 JPS6232033 Y2 JP S6232033Y2 JP 13951984 U JP13951984 U JP 13951984U JP 13951984 U JP13951984 U JP 13951984U JP S6232033 Y2 JPS6232033 Y2 JP S6232033Y2
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JP
Japan
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crater
heat insulating
catalyst body
insulating material
case
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JP13951984U
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JPS6154814U (ja
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ベンジン等の液体燃料を気化させ
て、白金触媒等を担持させた不燃性の多孔性物質
や繊維状物質等よりなる触媒体へ供給し、酸化燃
焼させるかいろ用の火口に関するものである。
従来の技術 従来から、かいろ用火口に用いられている触媒
体への気化ガスの供給孔面積は、その触媒体が外
気に接する面積の2/3以下であることが燃焼効率
上好ましいということはよく知られている。又、
触媒体を保持金属で保持すると、触媒体の熱がそ
の保持金属に奪われて触媒活性が失われ、燃焼効
率が著しく低下するので、触媒体と保持金具の間
に断熱材を挾むことは燃焼効率を高めるうえで大
きな効果がある。
しかしながら、気化ガスの供給孔面積、すなわ
ち保持金具の中央部の開口面積を、触媒体が外気
に接する面積の2/3以下にし、しかも触媒体と保
持金具の間に断熱材を挾むと、気化ガスの通気抵
抗が高まり点火が困難になる。そこで、断熱材の
一部を切欠させて通気性を良くするという改良を
施こすと、今度は気化ガスの多くがその切欠部分
に集中し、触媒体の全体に平均して触媒活性を高
めることができないという問題点を生ずる。
考案が解決しようとする問題点 そこで、この考案は上記従来例の問題点、すな
わち断熱材の一部を切欠させて通気性を良くする
と、気化ガスの多くがその切欠部分に集中してし
まい、触媒体の全体に平均して触媒活性を高める
ことができないという問題点を解決しようとする
ものである。
問題点を解決するための手段 そのため、この考案では、火口ケース3に、触
媒体4を上層とし断熱材5を下層としてこれら両
者を重ねて収容し、保持金具7に設けた突片11
を火口ケース3に設けた通口12の縁に係止させ
ることにより、触媒体4と断熱材5を火口ケース
3に保持し、さらに前記断熱材5は中央部と両端
部を切欠させ、これら断熱材5の切欠部を保持金
具7の開口10に連通させると共に、断熱材5の
両端部の切欠部を通じ前記火口ケース3の通口1
2を、保持金具7に設けた開口10に連通させて
いる。
作 用 上記手段を施した結果、触媒体4が働くと(す
なわち火口2に点火すると)気化ガスが触媒体4
の方へ吸い込まれることにより、空気も同時に通
口12から触媒体4の方へ吸い込まれるので、気
化ガスは空気とともに触媒体4の全体に平均して
供給される。
実施例 以下、この考案の構成を一実施例として示した
図面に従つて説明する。
図中、1はベンジン等の液体燃料を含浸させた
脱脂綿を内部に収容した燃料タンクであり、この
燃料タンク1の上部には火口2が設けられてい
る。この火口2は、火口ケース3へ下方から触媒
体4と断熱材5を重ねて収容し、触媒体4の上面
端部を火口ケース3の開口上面に設けた係止片6
で係止し、断熱材5の下面を保持金具7で火口ケ
ース3に保持してなるものである。断熱材5は中
央部と両端部を切欠している。すなわち、実施例
では断熱材5の中央部に丸穴8を、両端部には長
穴9を切欠している。又、保持金具7は中央部に
開口10を設け、両端部に突片11を設けてい
る。火口ケース3の両端部には、通口12を設け
ており、前記保持金具7に設けた突片11をこの
通口12の縁に係止させることにより、触媒体4
と断熱材5を火口ケース3に保持している。その
結果、断熱材5は触媒体4と保持金具7の間に挾
まれ、触媒体4が保持金具7に接触しないように
されており、保持金具7に設けた開口10が断熱
材5両端部の切欠部を通じ火口ケース3両端部の
通口12へ連通される。
考案の効果 この考案は、上述の如く構成されているため、
気化ガスの供給孔面積、すなわち保持金具の中央
部の開口面積を、触媒体が外気に接する面積の2/
3以下にし、しかも触媒体と保持金具の間に断熱
材を挾んでも、断熱材の中央部と両端部の切欠さ
せ、その両端部の切欠部と火口ケース両端部の通
口を連通させたので、気化ガスは触媒体の全体に
平均して供給され、触媒体の全体に平均して触媒
活性を高めることができ、十分な発熱効果を得る
ことができる等、優れた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はかいろの側断面図、第2図はかいろの
火口の分解斜視図である。 3……火口ケース、4……触媒体、5……断熱
材、7……保持金具、10……開口、12……通
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 火口ケース3に、触媒体4を上層とし断熱材5
    を下層としてこれら両者を重ねて収容し、保持金
    具7に設けた突片11を火口ケース3に設けた通
    口12の縁に係止させることにより、触媒体4と
    断熱材5を火口ケース3に保持し、さらに前記断
    熱材5は中央部と両端部を切欠させ、これら断熱
    材5の切欠部を保持金具7の開口10に連通させ
    ると共に、断熱材5の両端部の切欠部を通じ前記
    火口ケース3の通口12を、保持金具7に設けた
    開口10に連通させたことを特徴とするかいろ用
    火口。
JP13951984U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPS6232033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13951984U JPS6232033Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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JP13951984U JPS6232033Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6154814U JPS6154814U (ja) 1986-04-12
JPS6232033Y2 true JPS6232033Y2 (ja) 1987-08-17

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ID=30697896

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JP13951984U Expired JPS6232033Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

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JPS6154814U (ja) 1986-04-12

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