JPS6230774B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6230774B2 JPS6230774B2 JP58121448A JP12144883A JPS6230774B2 JP S6230774 B2 JPS6230774 B2 JP S6230774B2 JP 58121448 A JP58121448 A JP 58121448A JP 12144883 A JP12144883 A JP 12144883A JP S6230774 B2 JPS6230774 B2 JP S6230774B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- headrest
- dental treatment
- treatment chair
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002303 tibia Anatomy 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 210000001503 joint Anatomy 0.000 description 1
- 210000003625 skull Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は歯科用治療椅子の改良に関する。
一般に、歯科用治療椅子においては、患者の座
高に応じられるように、バツクレストの上部に抜
差調整できるヘツドレストを有するのが普通であ
る。
高に応じられるように、バツクレストの上部に抜
差調整できるヘツドレストを有するのが普通であ
る。
ところで、歯科用治療椅子の設計に当つて、バ
ツクレストの高さは、患者の標準的な座高を基準
として定められるから、極端に座高の高い患者の
場合には、肩から首すじにかけての部位がバツク
レストやヘツドレストから外れ、安定した治療姿
勢が得られ難かつた。このため、従来では、実開
昭58−46322号公報によつて、必要に応じてバツ
クレストとヘツドレストの間に介装できるサブバ
ツクレストをもつた治療椅子構造が提案されてい
るけれども、同サブバツクレストは単にバツクレ
ストの延長部としての効果しかないので、頭蓋
骨、肩胛骨、頚骨間の位置関係に個人差のある高
座高者にかならずしも、効果的に使用できるもの
ではなかつた。
ツクレストの高さは、患者の標準的な座高を基準
として定められるから、極端に座高の高い患者の
場合には、肩から首すじにかけての部位がバツク
レストやヘツドレストから外れ、安定した治療姿
勢が得られ難かつた。このため、従来では、実開
昭58−46322号公報によつて、必要に応じてバツ
クレストとヘツドレストの間に介装できるサブバ
ツクレストをもつた治療椅子構造が提案されてい
るけれども、同サブバツクレストは単にバツクレ
ストの延長部としての効果しかないので、頭蓋
骨、肩胛骨、頚骨間の位置関係に個人差のある高
座高者にかならずしも、効果的に使用できるもの
ではなかつた。
本発明の目的は、以上に述べたような高座高者
の治療上の問題に鑑み、高座高者の身体全体を確
実に保持できる構造を得ることを目的とするもの
で、バツクレストの上部にヘツドレストを抜差可
能に取付けてなる歯科用治療椅子において、ヘツ
ドレストの取付板に沿つて摺動調整可能でかつバ
ツクレストの平面に対し略直角な方向に調整でき
る首当パツドを備えることを提案するものであ
る。
の治療上の問題に鑑み、高座高者の身体全体を確
実に保持できる構造を得ることを目的とするもの
で、バツクレストの上部にヘツドレストを抜差可
能に取付けてなる歯科用治療椅子において、ヘツ
ドレストの取付板に沿つて摺動調整可能でかつバ
ツクレストの平面に対し略直角な方向に調整でき
る首当パツドを備えることを提案するものであ
る。
以下、図面について本発明の実施例の詳細を説
明する。
明する。
第１図は本発明による歯科用治療椅子の全体斜
視図であつて、患者を乗せたままで上下動できる
シート１の後部には支点軸２を中心として傾動で
きるバツクレスト３が設けられ、同バツクレスト
３の上部にヘツドレスト４が取付けてある。即
ち、ヘツドレスト４は第２図に示すバツクレスト
３の上面の取付穴５に下端部を挿入できる取付板
６を有し、同取付板６の上端に患者の後頭部に当
てがうことができるパツド７を備えている。した
がつて、取付穴５に対する取付板６の挿入深さを
調整するだけで、患者の座高に応じたパツド７の
高さを得ることができる。
視図であつて、患者を乗せたままで上下動できる
シート１の後部には支点軸２を中心として傾動で
きるバツクレスト３が設けられ、同バツクレスト
３の上部にヘツドレスト４が取付けてある。即
ち、ヘツドレスト４は第２図に示すバツクレスト
３の上面の取付穴５に下端部を挿入できる取付板
６を有し、同取付板６の上端に患者の後頭部に当
てがうことができるパツド７を備えている。した
がつて、取付穴５に対する取付板６の挿入深さを
調整するだけで、患者の座高に応じたパツド７の
高さを得ることができる。
また、本発明の歯科用治療椅子は、座高の高い
患者の治療の場合に取付板６に取付けて用いる首
当パツド８を備える。この首当パツド８は第３図
に示す支持調整機構９に支持されるものであつ
て、同支持調整機構９は前記取付板６にゆるく嵌
合される摺動筒１０を有し、この摺動筒１０の内
面には取付板６の表面に弾力的に圧接する板ばね
１１が固定してある。したがつて、同摺動筒１０
は手で上下方向に押すことにより取付板６に摺動
させることができ、任意の摺動位置で停止させる
ことができる。また、前記支持調整機構は摺動筒
１０の外面の取付ブラケツト１２と首当パツド８
の裏面のブラケツト１３の間を結合する平行リン
ク機構を有し、同平行リンク機構を構成する４本
のリンク１４Ａ〜１４Ｄの中間関節部には調整ノ
ブ１５をもつた調整ねじ１６が差通してある。し
たがつて、調整ノブ１５を手動で回転することに
より取付ブラケツト１２とブラケツト１３との間
の距離、換言すれば、バツクレスト３の平面に対
し略直角な方向の首当パツド８の位置を調整でき
る。
患者の治療の場合に取付板６に取付けて用いる首
当パツド８を備える。この首当パツド８は第３図
に示す支持調整機構９に支持されるものであつ
て、同支持調整機構９は前記取付板６にゆるく嵌
合される摺動筒１０を有し、この摺動筒１０の内
面には取付板６の表面に弾力的に圧接する板ばね
１１が固定してある。したがつて、同摺動筒１０
は手で上下方向に押すことにより取付板６に摺動
させることができ、任意の摺動位置で停止させる
ことができる。また、前記支持調整機構は摺動筒
１０の外面の取付ブラケツト１２と首当パツド８
の裏面のブラケツト１３の間を結合する平行リン
ク機構を有し、同平行リンク機構を構成する４本
のリンク１４Ａ〜１４Ｄの中間関節部には調整ノ
ブ１５をもつた調整ねじ１６が差通してある。し
たがつて、調整ノブ１５を手動で回転することに
より取付ブラケツト１２とブラケツト１３との間
の距離、換言すれば、バツクレスト３の平面に対
し略直角な方向の首当パツド８の位置を調整でき
る。
図示実施例は、以上のような構造であるから、
座高が極端に高い患者の治療を行なう場合、第４
図に示すようにヘツドレスト４の取付板６に首当
パツド８の摺動筒１０を取付け、取付板６に沿つ
て摺動筒１０を矢印Ｘ方向に位置調整し、調整ノ
ブ１５を操作して首当パツド８を矢印Ｙ方向に調
整すれば、患者の肩から頚骨の部位をしつかり保
持することができる。
座高が極端に高い患者の治療を行なう場合、第４
図に示すようにヘツドレスト４の取付板６に首当
パツド８の摺動筒１０を取付け、取付板６に沿つ
て摺動筒１０を矢印Ｘ方向に位置調整し、調整ノ
ブ１５を操作して首当パツド８を矢印Ｙ方向に調
整すれば、患者の肩から頚骨の部位をしつかり保
持することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、座高が極端に高い患者でも安楽な治療姿勢が
得られるばかりでなく、患者の骨格に応じた調整
状態が得られるので、患者に個人差があつても、
身体を安定的に保持できる歯科用治療椅子を提供
することができる。
ば、座高が極端に高い患者でも安楽な治療姿勢が
得られるばかりでなく、患者の骨格に応じた調整
状態が得られるので、患者に個人差があつても、
身体を安定的に保持できる歯科用治療椅子を提供
することができる。
第１図は本発明による歯科用治療椅子の全体斜
視図、第２図は同歯科用治療椅子の要部分解斜視
図、第３図は首当パツドの支持調整機構の斜視
図、第４図は同歯科用治療椅子の使用状態説明図
である。 ３……バツクレスト、４……ヘツドレスト、６
……取付板、８……首当パツド、９……支持調整
機構。
視図、第２図は同歯科用治療椅子の要部分解斜視
図、第３図は首当パツドの支持調整機構の斜視
図、第４図は同歯科用治療椅子の使用状態説明図
である。 ３……バツクレスト、４……ヘツドレスト、６
……取付板、８……首当パツド、９……支持調整
機構。
Claims (1)
- １ バツクレストの上部にヘツドレストを抜差可
能に取付けてなる歯科用治療椅子において、ヘツ
ドレストの取付板に沿つて摺動調整可能でかつバ
ツクレストの平面に対し略直角な方向に調整でき
る首当パツドを備えることを特徴とした歯科用治
療椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58121448A JPS6014855A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 歯科用治療椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58121448A JPS6014855A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 歯科用治療椅子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6014855A JPS6014855A (ja) | 1985-01-25 |
| JPS6230774B2 true JPS6230774B2 (ja) | 1987-07-04 |
Family
ID=14811383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58121448A Granted JPS6014855A (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | 歯科用治療椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014855A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012055461A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Osada Res Inst Ltd | 歯科治療椅子の安頭台 |
-
1983
- 1983-07-04 JP JP58121448A patent/JPS6014855A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012055461A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Osada Res Inst Ltd | 歯科治療椅子の安頭台 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6014855A (ja) | 1985-01-25 |
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