JPS6230381B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6230381B2 JPS6230381B2 JP54126467A JP12646779A JPS6230381B2 JP S6230381 B2 JPS6230381 B2 JP S6230381B2 JP 54126467 A JP54126467 A JP 54126467A JP 12646779 A JP12646779 A JP 12646779A JP S6230381 B2 JPS6230381 B2 JP S6230381B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic flux
- flux conducting
- rotor assembly
- frame member
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 54
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 239000010437 gem Substances 0.000 description 2
- 229910001751 gemstone Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- CWYNVVGOOAEACU-UHFFFAOYSA-N Fe2+ Chemical compound [Fe+2] CWYNVVGOOAEACU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004721 Polyphenylene oxide Substances 0.000 description 1
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920006380 polyphenylene oxide Polymers 0.000 description 1
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R5/00—Instruments for converting a single current or a single voltage into a mechanical displacement
- G01R5/02—Moving-coil instruments
- G01R5/06—Moving-coil instruments with core magnet
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、可動コイルが一対の永久磁石でつく
る磁界内で回転できるように取付けられた指示計
器に関するものである。
る磁界内で回転できるように取付けられた指示計
器に関するものである。
本発明の主たる目的は、可動コイルの回転トル
クが大きくて小形で、トルク対重量比を高くとる
ことのできる指示計器を提供することにある。以
下、実施例を示す図面を用いて本発明を詳細に説
明する。
クが大きくて小形で、トルク対重量比を高くとる
ことのできる指示計器を提供することにある。以
下、実施例を示す図面を用いて本発明を詳細に説
明する。
第1図は本発明の実施例に係る指示計器の斜視
図である。図において、10はその指示計器を示
すもので、この計器はハウジング12、このハウ
ジング12に設けられて計器への電気接続を行う
為の端子14,14′、目盛16及びこの目盛と
関連して計器が測定した電流の測定量を指示する
指針18を具える。第2図は第1図計器の底面を
示す図である。
図である。図において、10はその指示計器を示
すもので、この計器はハウジング12、このハウ
ジング12に設けられて計器への電気接続を行う
為の端子14,14′、目盛16及びこの目盛と
関連して計器が測定した電流の測定量を指示する
指針18を具える。第2図は第1図計器の底面を
示す図である。
本発明の計器構造の好適例の主要電流指示機
構、即ち基本ユニツトは第3及び第4図に示すよ
うに、適度に磁束を通す金属又は軟磁性体材料、
例えば鉄又は軟質鋼の円板又は平坦な楕円形部材
から形成された1対の互に平行して離間した磁束
導通板20及び22、非磁性材料から形成された
フレーム部材24、及び回転子組立体26を具え
る。
構、即ち基本ユニツトは第3及び第4図に示すよ
うに、適度に磁束を通す金属又は軟磁性体材料、
例えば鉄又は軟質鋼の円板又は平坦な楕円形部材
から形成された1対の互に平行して離間した磁束
導通板20及び22、非磁性材料から形成された
フレーム部材24、及び回転子組立体26を具え
る。
本実施例の磁束導通板20及び22はそれぞれ
平坦な惰円又は円形輪郭を有し、ほぼ同一面積を
有するものである。磁束導通板20及び22はそ
の外周部内に種々の寸法又は容量の1対の永久磁
石を容易に収容する寸法又は直径を有する。磁束
導通板20及び22はそれぞれに中心開口28及
び30と一対の外向きの開口付き耳部32,3
2′及び34,34′とが設けられている。これら
の開口付き耳部32,32′は磁束導通板20及
び22を互にそして計器の他の構成部品に関して
所定の平行離間関係に取付ける為のものである。
平坦な惰円又は円形輪郭を有し、ほぼ同一面積を
有するものである。磁束導通板20及び22はそ
の外周部内に種々の寸法又は容量の1対の永久磁
石を容易に収容する寸法又は直径を有する。磁束
導通板20及び22はそれぞれに中心開口28及
び30と一対の外向きの開口付き耳部32,3
2′及び34,34′とが設けられている。これら
の開口付き耳部32,32′は磁束導通板20及
び22を互にそして計器の他の構成部品に関して
所定の平行離間関係に取付ける為のものである。
フレーム部材24には一対のほぼ平行な下方延
在支柱36,36′が設けられており、これらの
支柱36,36′は磁束導通板20及び22の耳
部32,32′及び34,34′の開口と整合して
これらの開口を通るように配置され、これにより
両磁束導通板20及び22を互に適当な平行離間
関係に結合し固定する。フレーム部材24にさら
に横方向又は外方へ延在する同じく開口付き一対
のアーム38,38′を設けるのが好ましく、こ
れらの開口付きアーム38,38′はボルトなど
により主要電流指示機構を計器ハウジング12又
は適当な電気装置内に装着する為のものである。
好適例ではフレーム部材24には、宝石軸受42
を受入れる中心開口40と、調整アーム66と共
動する円周溝46を有する突出部分又はボスより
なる一体成形ワツシヤ部材44とが設けられてい
る。フレーム部材24は誘電体有機重合材料、例
えばポリフエニレンオキシドとポリスチレンとの
ガラス充填配合物、例えば「NOREL」プラスチ
ツク(商標名、ゼネラル・エレクトリツク社製)
から成形することができる。回転子組立体26は
磁束導通板20を近接して囲む適当な寸法及び形
状の可動コイル48、指針18及び1対の反対向
きに延在する尖軸50及び52を具える。尖軸5
0及び52は回転子組立体26全体を磁束導通板
20及び22と平向な面内の弧状軌道を両方向に
回転移動するように装着する為のものである。尖
軸50及び52は宝石軸受42及び54に支承さ
れる。軸受42はフレーム部材24に螺合され、
軸受54は磁束導通板22の中心開口30に挿入
されたブツシング56に螺合される。可動コイル
48の枢軸支点は磁束導通板20及び22に関し
てほぼ同心に位置し、従つて可動コイル48と磁
束導通板20及び22は互にほぼ対称に配置され
ている。
在支柱36,36′が設けられており、これらの
支柱36,36′は磁束導通板20及び22の耳
部32,32′及び34,34′の開口と整合して
これらの開口を通るように配置され、これにより
両磁束導通板20及び22を互に適当な平行離間
関係に結合し固定する。フレーム部材24にさら
に横方向又は外方へ延在する同じく開口付き一対
のアーム38,38′を設けるのが好ましく、こ
れらの開口付きアーム38,38′はボルトなど
により主要電流指示機構を計器ハウジング12又
は適当な電気装置内に装着する為のものである。
好適例ではフレーム部材24には、宝石軸受42
を受入れる中心開口40と、調整アーム66と共
動する円周溝46を有する突出部分又はボスより
なる一体成形ワツシヤ部材44とが設けられてい
る。フレーム部材24は誘電体有機重合材料、例
えばポリフエニレンオキシドとポリスチレンとの
ガラス充填配合物、例えば「NOREL」プラスチ
ツク(商標名、ゼネラル・エレクトリツク社製)
から成形することができる。回転子組立体26は
磁束導通板20を近接して囲む適当な寸法及び形
状の可動コイル48、指針18及び1対の反対向
きに延在する尖軸50及び52を具える。尖軸5
0及び52は回転子組立体26全体を磁束導通板
20及び22と平向な面内の弧状軌道を両方向に
回転移動するように装着する為のものである。尖
軸50及び52は宝石軸受42及び54に支承さ
れる。軸受42はフレーム部材24に螺合され、
軸受54は磁束導通板22の中心開口30に挿入
されたブツシング56に螺合される。可動コイル
48の枢軸支点は磁束導通板20及び22に関し
てほぼ同心に位置し、従つて可動コイル48と磁
束導通板20及び22は互にほぼ対称に配置され
ている。
図面に示す通り、組立状態で磁束導通板20は
フレーム部材24の支柱36,36′を張出し耳
部32,32′の開口に挿通することによりフレ
ーム部材24のもつとも近くに装着され、磁束導
通板22は同じく支柱36,36′を耳部34,
34′の開口に挿通することにより磁束導通板2
0と平向にかつフレーム部材24からもつとも遠
くに装着されている。支柱36,36′を囲むス
ペーサ又は円筒体58,58′を平行な磁束導通
板20及び22間に配置して、これら磁束導通板
に所定の間隔を確保する。このようにすれば一対
の磁束導通板20及び22間の所望間隔を組立時
に間違いなく簡単に実現でき、かつ積極的に維持
でき、或いは適当な寸法又は長さのスペーサ柱を
用いてこの間隔を変えることもできる。スペーサ
柱58,58′は、使用する磁気回路の特定必要
条件に応じて、鉄金属のような磁束導通材料又は
プラスチツク誘電体のような非磁性材料のいずれ
かで作ることができる。
フレーム部材24の支柱36,36′を張出し耳
部32,32′の開口に挿通することによりフレ
ーム部材24のもつとも近くに装着され、磁束導
通板22は同じく支柱36,36′を耳部34,
34′の開口に挿通することにより磁束導通板2
0と平向にかつフレーム部材24からもつとも遠
くに装着されている。支柱36,36′を囲むス
ペーサ又は円筒体58,58′を平行な磁束導通
板20及び22間に配置して、これら磁束導通板
に所定の間隔を確保する。このようにすれば一対
の磁束導通板20及び22間の所望間隔を組立時
に間違いなく簡単に実現でき、かつ積極的に維持
でき、或いは適当な寸法又は長さのスペーサ柱を
用いてこの間隔を変えることもできる。スペーサ
柱58,58′は、使用する磁気回路の特定必要
条件に応じて、鉄金属のような磁束導通材料又は
プラスチツク誘電体のような非磁性材料のいずれ
かで作ることができる。
一対の向かい合つた永久磁石60,60′は磁
束導通板20及び22の間において、フレーム部
材24から遠い方の磁束導通板22上に配置さ
れ、ここに接着剤などの適当な手段で固着され
る。磁束は磁束導通板20及び22を有する磁束
回路を循環する。この場合、回転子組立体26の
可動コイル48を通過する磁束の力又は強さは、
これを最適になるように選ぶべきである。好適例
においては、2個の孤状永久磁石60,60′を
ほぼ同心の又は中心コイル枢軸支点、即ち尖軸5
2の両側に展開し、これら磁石の極性が適切にな
るように対称に配置して磁束回路に適当な方向及
び強さの均一な磁界を作る。例えば、フレーム部
材24から遠い方の磁束導通板22に装着された
軸受54まで回転子組立体26から延在する中心
尖軸52の両側に向い合つて、反対極性、即ちN
とSとが対向するように対称に整列された2個の
磁石を配置する。
束導通板20及び22の間において、フレーム部
材24から遠い方の磁束導通板22上に配置さ
れ、ここに接着剤などの適当な手段で固着され
る。磁束は磁束導通板20及び22を有する磁束
回路を循環する。この場合、回転子組立体26の
可動コイル48を通過する磁束の力又は強さは、
これを最適になるように選ぶべきである。好適例
においては、2個の孤状永久磁石60,60′を
ほぼ同心の又は中心コイル枢軸支点、即ち尖軸5
2の両側に展開し、これら磁石の極性が適切にな
るように対称に配置して磁束回路に適当な方向及
び強さの均一な磁界を作る。例えば、フレーム部
材24から遠い方の磁束導通板22に装着された
軸受54まで回転子組立体26から延在する中心
尖軸52の両側に向い合つて、反対極性、即ちN
とSとが対向するように対称に整列された2個の
磁石を配置する。
平行な磁束導通板20及び22間の間隔は、遠
い方の磁束導通板22上に配置された磁石60,
60′と近い方の磁束導通板20との間に十分な
空隙又は隙間を残して、可動コイル48又はその
中間介在部分が永久磁石及び磁束導通板のいずれ
とも接触することなくこの隙間内で自由に回転運
動できるようにする。さらに本発明の構成では、
別の寸法の磁石を適切に収容するのに、種々の所
定長さのスペーサ柱58,58′を用いることに
より磁束導通板20及び22間の間隔を容易に変
更又は基準化でき、構体の他の変更は不要であ
る。
い方の磁束導通板22上に配置された磁石60,
60′と近い方の磁束導通板20との間に十分な
空隙又は隙間を残して、可動コイル48又はその
中間介在部分が永久磁石及び磁束導通板のいずれ
とも接触することなくこの隙間内で自由に回転運
動できるようにする。さらに本発明の構成では、
別の寸法の磁石を適切に収容するのに、種々の所
定長さのスペーサ柱58,58′を用いることに
より磁束導通板20及び22間の間隔を容易に変
更又は基準化でき、構体の他の変更は不要であ
る。
上部制御ばね62及び下部制御ばね64が回転
子組立体26に連結され、回転子組立体自身の位
置、従つて目盛16に指針18を適切にバイアス
する。これらの制御ばねは可動コイルに電流が流
れて生じる電磁力により回転子組立体に回転運動
が誘起されたときにこの回転運動に対する適当な
トルク抵抗を発生し、その後電磁力が消えると回
転子組立体及び指針を元に戻す作用をなす。
子組立体26に連結され、回転子組立体自身の位
置、従つて目盛16に指針18を適切にバイアス
する。これらの制御ばねは可動コイルに電流が流
れて生じる電磁力により回転子組立体に回転運動
が誘起されたときにこの回転運動に対する適当な
トルク抵抗を発生し、その後電磁力が消えると回
転子組立体及び指針を元に戻す作用をなす。
調整アーム66がフレーム部材24のワツシヤ
状部材44と連結されている。調整アーム66は
回転子組立体26の終点位置、即ちセツテイング
を調節し又は同期させ、指針18を所定の目盛
線、例えば目盛16の零点に調節する作用をな
す。又、調節可能なばね調節円板68を設けるこ
ともでき、これにより制御ばね64の張力を増減
する。
状部材44と連結されている。調整アーム66は
回転子組立体26の終点位置、即ちセツテイング
を調節し又は同期させ、指針18を所定の目盛
線、例えば目盛16の零点に調節する作用をな
す。又、調節可能なばね調節円板68を設けるこ
ともでき、これにより制御ばね64の張力を増減
する。
電気感応性又は電気駆動部品、例えば可動コイ
ル48に測定すべき電流を通す導体は、第3図に
示す絶縁導線70及び72である。好適例におい
ては、絶縁導線70及び72により端子14及び
14′を遠い方の磁束導通板22及び調整アーム
66に接続する。調整アーム66は上部制御ばね
62を経て可動コイル48と電気的に接続されて
いる。
ル48に測定すべき電流を通す導体は、第3図に
示す絶縁導線70及び72である。好適例におい
ては、絶縁導線70及び72により端子14及び
14′を遠い方の磁束導通板22及び調整アーム
66に接続する。調整アーム66は上部制御ばね
62を経て可動コイル48と電気的に接続されて
いる。
従来のこの種の指示計器に、例えば米国特許
3621393号及び第4064457号に記載されているよう
なものが知られている。これらの公知の計器は1
個の永久磁石を用い、これを遠い方の磁束導通板
上に配置するとともに、その永久磁石の上面に空
隙を介して近い方の馬蹄形の磁束導通板を配置
し、この馬蹄形磁束導通板に1側が枢軸された可
動コイルを装着したものである。従つて、このよ
うな計器にあつては、可動コイルの回転トルクに
寄与する為の磁束を発生させる永久磁石は1個し
か用いられていない。
3621393号及び第4064457号に記載されているよう
なものが知られている。これらの公知の計器は1
個の永久磁石を用い、これを遠い方の磁束導通板
上に配置するとともに、その永久磁石の上面に空
隙を介して近い方の馬蹄形の磁束導通板を配置
し、この馬蹄形磁束導通板に1側が枢軸された可
動コイルを装着したものである。従つて、このよ
うな計器にあつては、可動コイルの回転トルクに
寄与する為の磁束を発生させる永久磁石は1個し
か用いられていない。
これに対して、本発明の計器構造の特徴によれ
ば、回転子組立体の枢軸支点及び尖軸手段を可動
コイルの長さのほぼ中間に、かつ磁束導通板とほ
ぼ中心に配置すると共に、一対の永久磁石を枢軸
支点及び可動コイルのまわりに対称に配列する。
従つて、可動コイルの両端部分は枢軸支点から互
に反対方向にほぼ等距離延在し、可動コイルは一
対の永久磁石のいずれかの磁界の作用領域に進入
する。従つて、一対の永久磁石をその磁性が互に
反対向きになるように配列することによつて、枢
軸支点の互に反対側のコイルの各部分に働く偏向
力、又は振れ作用を誘起する磁束は、可動コイル
及びこれを含む回転子組立体に働らく回転力に関
して加算的に作用する。言い換えると、反対向き
の力が可動コイル及び対称な回転子組立体の中心
枢軸支点に関して両側に発生されて互に共動し、
これにより可動コイルへの回転振れ力を実効的に
2倍にすると共に、枢軸支点構造へのトルク及び
機械的圧力を均衡させる。
ば、回転子組立体の枢軸支点及び尖軸手段を可動
コイルの長さのほぼ中間に、かつ磁束導通板とほ
ぼ中心に配置すると共に、一対の永久磁石を枢軸
支点及び可動コイルのまわりに対称に配列する。
従つて、可動コイルの両端部分は枢軸支点から互
に反対方向にほぼ等距離延在し、可動コイルは一
対の永久磁石のいずれかの磁界の作用領域に進入
する。従つて、一対の永久磁石をその磁性が互に
反対向きになるように配列することによつて、枢
軸支点の互に反対側のコイルの各部分に働く偏向
力、又は振れ作用を誘起する磁束は、可動コイル
及びこれを含む回転子組立体に働らく回転力に関
して加算的に作用する。言い換えると、反対向き
の力が可動コイル及び対称な回転子組立体の中心
枢軸支点に関して両側に発生されて互に共動し、
これにより可動コイルへの回転振れ力を実効的に
2倍にすると共に、枢軸支点構造へのトルク及び
機械的圧力を均衡させる。
本発明の指示計器の構成要素の同心構成及び対
称配置、特に一対のほぼ円形の磁束導通板とこれ
ら磁束導通板の一方を囲み、中心尖軸を有する可
動コイルとを組合せて使用することにより、多く
の利点及び改良を有する計器機構が得られる。例
えば、磁束導通板を囲む可動コイルは磁束導通板
間を通る磁力線をコイル尖軸の両側で横切り、こ
の結果磁束誘起トルクが増加し、ユニツトのトル
ク対重量比が増加する。さらに、回転子組立体の
可動コイルを中心で枢軸支することと、又は可動
コイル組立体の機械対称性により、可動コイル組
立体のバランスが向上して重量分布が一層均一に
なり、従つて可動コイル組立体及びその指針の振
れやぐらつきを誘起する横方向の力が最小とな
る。又、尖軸の軸受けが上部フレーム部材及びこ
れから遠い方の磁束導通板に配置された構成によ
り、計器ハウジングの寸法内で両軸受間の距離を
最大にとれ、これにより極めて小形のメータユニ
ツトであつても指針アームの安定性、即ち遊びか
らの自由度が改善される。
称配置、特に一対のほぼ円形の磁束導通板とこれ
ら磁束導通板の一方を囲み、中心尖軸を有する可
動コイルとを組合せて使用することにより、多く
の利点及び改良を有する計器機構が得られる。例
えば、磁束導通板を囲む可動コイルは磁束導通板
間を通る磁力線をコイル尖軸の両側で横切り、こ
の結果磁束誘起トルクが増加し、ユニツトのトル
ク対重量比が増加する。さらに、回転子組立体の
可動コイルを中心で枢軸支することと、又は可動
コイル組立体の機械対称性により、可動コイル組
立体のバランスが向上して重量分布が一層均一に
なり、従つて可動コイル組立体及びその指針の振
れやぐらつきを誘起する横方向の力が最小とな
る。又、尖軸の軸受けが上部フレーム部材及びこ
れから遠い方の磁束導通板に配置された構成によ
り、計器ハウジングの寸法内で両軸受間の距離を
最大にとれ、これにより極めて小形のメータユニ
ツトであつても指針アームの安定性、即ち遊びか
らの自由度が改善される。
更に、本発明の全体的な構成及び配置において
は、他に回転子組立体が90度までの最大距離の円
弧又は半径範囲内で移動できる。特に一対の磁束
導通板を惰円又は円形状とすることにより一対の
永久磁石を種々の配列で用いることができ、これ
により各磁束導通板にN及びS極双方を付与して
磁束導通板の遮蔽効果を高める。かくして、いく
つかの計器を互にすぐ近くに又は密接に配置、例
えば互に積み重ねても、別の磁気遮閉部材を設け
る必要がない。一対の磁束導通板間の種々の寸法
及びタイプの磁石を収容するよう適当に調節で
き、かかる磁束導通板は金属型打抜技術により容
易に製造することができる。
は、他に回転子組立体が90度までの最大距離の円
弧又は半径範囲内で移動できる。特に一対の磁束
導通板を惰円又は円形状とすることにより一対の
永久磁石を種々の配列で用いることができ、これ
により各磁束導通板にN及びS極双方を付与して
磁束導通板の遮蔽効果を高める。かくして、いく
つかの計器を互にすぐ近くに又は密接に配置、例
えば互に積み重ねても、別の磁気遮閉部材を設け
る必要がない。一対の磁束導通板間の種々の寸法
及びタイプの磁石を収容するよう適当に調節で
き、かかる磁束導通板は金属型打抜技術により容
易に製造することができる。
第1図は本発明の指示計器の斜視図、第2図は
第1図計器の底面図、第3図は計器の主要電流指
示機構及びそのハウジング内装手段を一部分解し
て示す斜視図、第4図は主要電流指示機構の分解
斜視図である。 20,22…磁束導通板、24…フレーム部
材、26…回転子組立体、36,36′…下方延
在支柱、42,54…軸受、48…可動コイル、
50,52…尖軸、60,60′…永久磁石、7
0,72…絶縁電線。
第1図計器の底面図、第3図は計器の主要電流指
示機構及びそのハウジング内装手段を一部分解し
て示す斜視図、第4図は主要電流指示機構の分解
斜視図である。 20,22…磁束導通板、24…フレーム部
材、26…回転子組立体、36,36′…下方延
在支柱、42,54…軸受、48…可動コイル、
50,52…尖軸、60,60′…永久磁石、7
0,72…絶縁電線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 一対の平行離間した磁束導通板、 (b) この磁束導通板を離間関係に固定する一対の
平行な下方延在支柱を持つフレーム部材、 (c) このフレーム部材に近い方の磁束導通板を囲
む可動コイルを有し、中心位置で一対の尖軸に
より前記磁束導通板と平行な平面内で回転自在
に装着された回転子組立体であつて、一方の尖
軸が前記フレーム部材に固着された軸受けまで
延在し、他方の尖軸がフレーム部材から遠い方
の磁束導通板に固着された軸受けまで延在する
回転子組立体、 (d) 前記一対の磁束導通板の中間にかつフレーム
部材から遠い方の磁束導通板の内面上において
この磁束導通板に固着された軸受まで延在する
尖軸の両側に対称に配置された一対の永久磁
石、及び (e) 前記回転子組立体の可動コイルに電流を供給
する絶縁電線を有する指示計器。 2 前記フレーム部材を誘電体有機重合材料で構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の指示計器。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/948,197 US4253062A (en) | 1978-10-02 | 1978-10-02 | Shielded electrical current indicating meter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5562363A JPS5562363A (en) | 1980-05-10 |
JPS6230381B2 true JPS6230381B2 (ja) | 1987-07-02 |
Family
ID=25487460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12646779A Granted JPS5562363A (en) | 1978-10-02 | 1979-10-02 | Current indicator |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4253062A (ja) |
JP (1) | JPS5562363A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0440568U (ja) * | 1990-07-31 | 1992-04-07 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4952870A (en) * | 1989-04-14 | 1990-08-28 | Triplett Corporation | Compact taut band meter movement assembly |
US7654220B2 (en) * | 2006-02-20 | 2010-02-02 | Seiko Instruments Inc. | Indicator |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2887657A (en) * | 1959-05-19 | Electrical instrument | ||
US1165745A (en) * | 1912-02-14 | 1915-12-28 | Adelbert O Benecke | Electrical measuring instrument. |
US3056923A (en) * | 1959-11-19 | 1962-10-02 | Louis W Parker | Indicating instruments and magnetic structures therefor |
US3621393A (en) * | 1969-05-29 | 1971-11-16 | Weston Instruments Inc | Compact moving coil meter movement |
US4064457A (en) * | 1976-09-13 | 1977-12-20 | Sangamo Weston, Inc. | Compact moving coil meter |
-
1978
- 1978-10-02 US US05/948,197 patent/US4253062A/en not_active Expired - Lifetime
-
1979
- 1979-10-02 JP JP12646779A patent/JPS5562363A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0440568U (ja) * | 1990-07-31 | 1992-04-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5562363A (en) | 1980-05-10 |
US4253062A (en) | 1981-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR890003641B1 (ko) | 유극 릴레이 | |
US20020050068A1 (en) | Inclination sensor | |
JPS6230381B2 (ja) | ||
US2887657A (en) | Electrical instrument | |
US3660789A (en) | Rotary reed switch | |
US2980857A (en) | Dual magnet electrical instrument | |
CA1137558A (en) | Shielded electrical current indicating meter | |
JPS6230382B2 (ja) | ||
US3621393A (en) | Compact moving coil meter movement | |
US2734108A (en) | huber | |
US4140969A (en) | Compact moving coil meter and rotor assembly | |
US4237418A (en) | Electrical current indicating meter | |
US4197494A (en) | Electromagnetic device with magnetic null means | |
US4699228A (en) | Mass transducer with electromagnetic compensation | |
US3155906A (en) | Electrical meter having its spiral springs protectively | |
CA1136707A (en) | Magnetic system for electrical current indicating meter | |
JP2980126B1 (ja) | 渦電流型指示計器における回転検出装置 | |
JPS62154704A (ja) | 可動コイル型装置 | |
US2926306A (en) | Electrical instrument pointer stops | |
US3045152A (en) | Electromagnetic device having a movable element | |
US2596649A (en) | Eddy current disk mechanism | |
CA1137559A (en) | Electrical current indicating meter | |
US3777264A (en) | Meter movements | |
GB2081451A (en) | Weighing machine | |
US3510774A (en) | Moving magnet instrument adapted for blind assembly |