JPS62295656A - 牛の助産用子宮捻転整復器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 囚　発明の目的 （イ）産業上の利用分野 この発明は、分娩時に子宮捻転を起した牛の子宮内に本
器具を挿入して、胎児の後足に鎖を掛け、捻転と逆方向
にまわし正常に戻す器具の発明である。

（ロ）従来の技術 従来は子宮内に獣医の手を挿入し、胎児の片足をつかみ
、しつかり固定した状態で親牛の身体の方を、数人がか
りで転がして回転させ捻転を戻していた。

これは甚だ危険を伴うもので、しばしば失敗に終り死に
至らしめる事が多かった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 ■　子宮捻転の牛の出産は親牛、好手ともに生命に危険
があること。

■　数人の人手が必要なこと。

■　介助する獣医の腕の力が負担になり肩、腰を痛める
者が多い。

■　出産に時間が掛る事。

（Ｂ）　　発明の構成 （イ）問題点を解決するための手段 従来は胎児の足を獣医の手で抑えて固定したが、本器具
はその手に代って胎児の足を固定するものである。第１
図に示すステンレス製の円筒（１）を（中を左右の鎖（
２）と（３）が通しである）分娩中の子宮内に挿入する
。挿入したら、手さぐりで円筒（１）に内蔵しである右
鎖（３）を本器具の先進部にある石火（５）から引き出
して胎児の片足（後管、膝関節のあたり）を右鎖の輪（
７）に通す。

次に反対側の片足にも同様の要領で左鎖（２）を左穴（
４）から引き出して右鎖の輪（６）に通す。左右の鎖が
二本の足に掛ったら手許の柄（８）から出ている左石類
の（２）　（３）をそれぞれ手前に引いて、手許の柄（
８）に付いている釘状の左フック（９）には右鎖（２）
を、右フックαＯには石類（３）を、引っ掛けてゆるま
ないように、しつかり固定する。

次に柄（８）に補助柄（１１）と（２）を差し込んで柄
（８）を持ち易いように長くする。補助柄α段１を両手
で握り捻転と逆方向に軽くまわす。胎児の足に鎖で固定
された本器具はテコの力によって極めて軽くまわすだけ
で子宮捻転を正常位に戻す事が出来る。

（０）作用 従って大勢の人手で親牛の巨体を転がしたすせずに獣医
−人の力で簡単に操作ができ腕や腰を痛める事も無い。

胎児は本器具を付けたま＼短時間で胎外へ引き出す事が
できる。こうして狭い牛舎内でも親牛は楽に安全な出産
が出来る。

（ハ）実施例 本器具は、子宮捻転のみならず胎児の異常胎位を正常に
戻す事も可能である。

正常分娩に於ても、本器具を利用すると短時間で安産さ
せる事が出来る。

（Ｃ）　　発明の効果 本器具は、牛の正常異常すべての分娩に利用できるので
、酪農家にとって便利な器具といえる。

操作が簡単なので普遍性があり難産といえども人手を多
く必要とせず高価な牛の損失を免れることが何よりの利
点である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明器具の全体図と付属品。 第２図は使用例図。 第３図は本器具の先端部。 符号 （１）二円筒　　　（２）：右鎖　　　（３）：石類（
４）：友人　　　（５）：有人　　　（６）：右鎖の輪
（７）：石類の輪　　　（８）：柄　　　（９）：左フ
ック（１１：右フック　　　α１）：左補助柄　　　（
６）：右補助柄　　　（４）：Ｇ）：付属品。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 牛の分娩時に、子宮捻転を起したものを簡単に捻転をな
   おし、安全に出産させる器具である。 また正常分娩、異常分娩にも利用でき、他の助産器と接
   続して使用する事も出来る。