JPS62292159A - 熱治療用医療器具 - Google Patents

熱治療用医療器具

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Publication number
JPS62292159A
JPS62292159A JP13705086A JP13705086A JPS62292159A JP S62292159 A JPS62292159 A JP S62292159A JP 13705086 A JP13705086 A JP 13705086A JP 13705086 A JP13705086 A JP 13705086A JP S62292159 A JPS62292159 A JP S62292159A
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JP
Japan
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heat
probe
small diameter
pipe
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP13705086A
Other languages
English (en)
Inventor
正孝 望月
加賀谷 誠一
道雄 高岡
恒明 馬渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は患部を加熱もしくは冷却することにより治療
を行なう医療器具に関するものである。
従来の技術 ガンの治療法として、最近では、外科手術や投桑による
内科的治療以外に、ガン細胞を加熱することにより壊死
させて治癒させる温熱療法が行なわれるようになってき
ている。この方法を実施する装置として、従来では、赤
外線やレーザ光線を患部に照射して加熱する装置などが
試みられている。
発明が解決しようとする問題点 しかるに赤外線やレーザ光線を用いる装置では、治療に
必要な温度を容易に発生させることができるが、光線を
発生させる機器や光量を調整する機器ざらには光線を患
部に収斂させる機器などを必要とするために、装置が大
型かつ高価であり、また専門のオペレータを必要とする
などの問題がある。また特にレーザ光線を照射する装置
では、温度が高くなり過ぎて周囲の正常細胞にまで悪影
響が及ぶおそれが多分にあった。
この発明は上記の事情を背景としてなされたもので、患
部の加熱もしくは冷却を必要充分に行なうことができ、
しかも小型軽量で取扱いの容易な熱治療用の医療機器を
提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、患部に接触
させる熱伝導率の良い材料からなるプローブを先端部に
有する小径管が、蒸発および凝縮□を行なって熱の輸送
を行なう凝縮性の流体のみを封入するとともに毛細管圧
力を生じさせるウィックを内部に設けたヒートパイプと
され、かつその小径管の後端部外周に熱源部が取り付け
られ、さらに前記小径部の中間部が断熱構造とされてい
ることを特徴とするものである。
作    用 したがってこの発明の器具では、熱源部を高温もしくは
低温とすることにより、熱源部とプローブとの間に温度
差が設定されれば、小径管の内部の凝縮性流体が温度の
高い箇所で蒸発するとともに、その蒸気が温度の低い箇
所に流れた後放熱して凝縮するから、その凝縮性流体が
熱の輸送を行ない、したがってプローブが熱源部とほぼ
同一温度になるため、プローブを患部に接触させること
により、患部を加熱もしくは冷却することができる。
実施例 以下、この発明の実施例を添付の図面を参照して説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例を示す略解断面図であって
、ここに示す器具は、ヒートパイプとして構成された小
径管1の後端部に熱源部2を設けたものである。すなわ
ち小径管1は、外径が0.5〜6.0mm程度の密閉管
であって、先端部はステンレスや銅あるいはアルミなど
の熱伝導性の良い金属を素材とした鋭く尖ったプローブ
3とされるとともに、中間部4は、セラミック製とする
ことにより、もしくは弗素樹脂やポリエチレンなどの熱
伝導率の低い素材を外装することにより断熱構造とされ
ている。この小径管1は、目的とする温度で凝縮しない
空気などの非凝縮性ガスを真空排気した状態で水やフロ
ン(商品名)などの凝縮性流体を所定量注入し、さらに
毛細管圧力を生じさせるだめのウィック5を内部に設け
ることにより、ピー1〜パイプとされている。
また熱源部2は、図示の例では、温水などの高温流体を
収容する断熱構造のジャケットとして構成されており、
小径管1の後端部がそのジャケット構造の熱源部2に挿
入され、高温流体から熱を受けるよう構成されている。
上記の器具によるガンの治療について説明すると、前記
熱源部2に必要とする温度の流体を封入するとともに、
前記プローブ3をガン組織に接触させる。その結果、小
径管1としては、後端部が加熱部となり、かつ先端のプ
ローブ3が冷却部となるから、内部に封入しである凝縮
性流体が後端部で蒸発し、その蒸気が先端側に流れた後
プローブ3で放熱して凝縮し、さらに液化した凝縮性流
体はウィック5における毛細管圧力により小径管1の後
端部に還流する。すなわち凝縮性流体がその潜熱として
熱の輸送を行なうから、プローブ3は熱源部2の温度と
ほぼ同一温度になり、そのためガン細胞はプローブ3か
ら熱を受けてやがては壊死し、その壊死組織は正常細胞
から離脱除去される。
上記のようなガン組織の加熱を行なっている間において
、小径管1の内部では凝縮性流体が蒸発および凝縮を繰
り返し行なって熱輸送を継続しているが、小径管1の中
間部は前述したように断熱構造とされているから、熱源
部2の熱はプローブ3のみに運ばれ、したがって小径管
1を生体内に挿入して治療を行なう場合であっても、血
液によって熱が奪われる度合が極めて少なく、患部への
熱流束を多くすることができる。
第2図および第3図はこの発明の他の実施例を示す略解
断面図であって、ここに示す器具は前述したプローブ3
の先端中心部に多孔質セラミックなどの断熱材6を取り
付けることにより断熱部を設け、環状に加熱し得るよう
構成したものである。
すなわちガン組織を対象として治療を行なう場合、ガン
組織の周囲のみ壊死させれば、中央部分も自然に壊死す
るので、第2図および第3図に示す構成とすれば、必要
箇所のみを加熱できるため、効率の良い治療を行なうこ
とができる。
なお、以上述べた実施例では、小径管1の中間部4を断
熱材を用いることにより断熱構造としたが、より確実な
断熱を必要とする場合には、高真空の円筒部材を小径管
1の中間部に設けることが好ましい。また上記の実施例
では患部を加熱して治療する場合について説明したが、
この発明の器具は、熱源部にドライアイスや液体窒素な
どの低温剤を入れることにより、痔などの冷却治療を行
なう場合に用いることができる。ざらにこの発明におけ
る熱源部は、電気ヒータなどの適宜の発熱体を用いた構
成とすることもできる。
発明の効果 以上の説明から明らかなようにこの発明の医療器具によ
れば、患部に接触させる熱伝導率の良い材料からなるプ
ローブを小径管の先端部に設けるとともに、その小径管
を、蒸発および凝縮を行なって熱の輸送を行なう凝縮性
の流体のみを封入しかつ毛細管圧力を生じさせるウィッ
クを内部に設けたヒートパイプとし、またその小径管の
後端部外周に熱源部を取り付け、さらに前記小径管の中
間部を断熱構造としたから、構成が簡単で小型軽量な取
扱いの極めて良好なものとすることができ、それに伴い
正常細胞に対する熱影響を最少限に抑えて治療を行なう
ことができるうえ、患部に対する熱流束を充分多くする
ことができる。またヒートパイプ構造の小径管は熱源部
とほぼ同一の温度になるから、熱源部の温度を適宜に設
定することにより、患部に接触するプローブの温度を決
めることができるため、治療のための温度制御を容易に
行なうことができるなど実用上骨れた効果を得ることが
できる。
さらにプローブの先端中心部に断熱部を形成すれば、環
状に加熱もしくは冷却することができるので、患部の状
況に応じて効率の良い治療を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の熱治療用医療器具の一例を示す略解
断面図、第2図は他の例を示す略解断面図、第3図はそ
のプローブの先端視図である。 1・・・小径管、 2・・・熱源部、 3・・・プロー
ブ、4・・・(小径管の)中間部、 5・・・ウィック
、 6・・・断熱材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)患部に接触させる熱伝動率の良い材料からなるプ
    ローブを先端部に有する小径管が、蒸発および凝縮を行
    なつて熱の輸送を行なう凝縮性の流体のみを封入すると
    ともに毛細管圧力を生じさせるウイツクを内部に設けた
    ヒートパイプとされ、かつその小径管の後端部外周に熱
    源部が取り付けられ、さらに前記小径管の中間部が断熱
    構造とされていることを特徴とする熱治療用医療器具。
  2. (2)前記プローブの先端中心部が断熱構造とされてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱治療
    用医療器具。
JP13705086A 1986-06-12 1986-06-12 熱治療用医療器具 Pending JPS62292159A (ja)

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