JPS6144501B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6144501B2
JPS6144501B2 JP54087170A JP8717079A JPS6144501B2 JP S6144501 B2 JPS6144501 B2 JP S6144501B2 JP 54087170 A JP54087170 A JP 54087170A JP 8717079 A JP8717079 A JP 8717079A JP S6144501 B2 JPS6144501 B2 JP S6144501B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat pipe
cooling
medical
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54087170A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5611051A (en
Inventor
Kazumasa Matsuo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP8717079A priority Critical patent/JPS5611051A/ja
Publication of JPS5611051A publication Critical patent/JPS5611051A/ja
Publication of JPS6144501B2 publication Critical patent/JPS6144501B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は患部を冷却および加熱の熱処理によつ
て治療する医療用熱処置具に関する。
一般に冷凍外科手術において患部を冷却する場
合には液化ガスをパイプの先端作用部に導き、こ
の先端作用部で液化ガスを断熱膨張させることに
よつて冷却し、また、冷却後においては電熱線に
よつて上記先端作用部を加熱することにより凍結
付着した組織を完全に剥離すようにしている。
しかしながら、従来のものは冷凍機構と加熱機
構をそれぞれ別系統でパイプの先端内部に挿入し
ていたため、パイプの先端作用部および軸部が太
径化され、体腔内での操作性が劣り、また、内視
鏡と併用して深部を処置する場合にも不適当なも
のとなつていた。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは、ヒートパイプの一端部
に冷却および加熱機構を連設し、上記ヒートパイ
プの他端部を作用部とすることにより、作用部お
よび軸の径を細径化して操作性を向上できるよう
にした医療用熱処置具を提供しようとするもので
ある。
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図
にもとづいて説明する。図中1はケーシングで、
このケーシング1には液化窒素などの冷却物質を
注入させるための注入部2が設けられている。ま
た、上記ケーシング1内にはヒートパイプ3の一
端部すなわち、受熱部3aが挿入されこの受熱部
3aには電熱線4が巻装されている。前記電熱線
4は導線5を介して電源(図示しない)に接続さ
れるようになつている。また、上記ヒートパイプ
3の先端部は作用部3bとなつている。上記ヒー
トパイプ3は第2図に示すように外套管6内にそ
の内周壁に回つて毛細管現象を有するウイツク7
を有するとともに流路8を有し、さらに上記ウイ
ツク7にはこれを浸す程度に作動液体が注入され
ている。
つぎに、上記一実施例の使用方法について説明
する。まず、ヒートパイプ3を体腔内に挿入しそ
の先端作用部3bを病変部組織に接触させ、しか
るのちケーシング1の注入部2から液化窒素など
の冷却物質を注入しその気化熱により第2図中破
線矢印で示すようにヒートパイプ3の受熱部3a
を冷却させる。これにより、ヒートパイプ3のウ
イツク7内の作動流体は毛細管現象によりヒート
パイプ3の作用部3b側へ移動し、この作用部3
bにおいて病変部組織から破線矢印で示すように
蒸発替熱を奪つて蒸発して病変部組織を冷却しこ
れを壊死させる。この作用部3bで蒸発した作動
流体は流路8を介して受熱部3a側に環流され、
以後同様のサイクルを繰返す。
このように、病変部組織を冷却してこれを壊死
させたのちは導線5を電源に接続して電熱線4に
通電しヒートパイプ3の受熱部3aを第2図中実
線矢印で示すように加熱する。これにより、受熱
部3aのウイツク7内の作動流体が蒸発潜熱を奪
つて蒸発し実線矢印で示すように流路8内に流出
し、作用部3b側に移動する。しかして、このガ
ス状の作動流体は作用部3bにおいて実線矢印で
示すよう凝縮熱を放出して病変部組織を加熱しこ
れを剥離される。この作用部3bで液化された作
動流体はウイツク7内に浸入しその毛細管現象に
より受熱部3aに環流され以後同様のサイクルを
繰り返す。
上述したようにヒートパイプ3を用いてその作
用部3bで病変部組織の冷却および加熱を行なう
ため、従来のようにパイプ内に冷却および加熱機
構を別系統で挿入するものと比較し、その作用部
および軸部の径を著しく細径化できる。
なお、本発明は上記一実施例に限られるもので
はなく、第3図に示すようにヒートパイプ3の先
端部にねじ付接続部材11を装着し、このねじ付
接続部11に作用部12を螺着して着脱可能と
し、第4図中イに示すような先細り形作用部13
またはロに示すような先太り形作用部14あるい
はハに示すようなナイフ形作用部15を目的に応
じて使い分けるようにしてもよい。
また、第5図に示すように摺動可能な外筒16
内にヒートパイプ3を挿入し、このヒートパイプ
3の先端部に二又に分岐され外方へ拡開する弾性
を有した作用部17を取付け、上記外筒16を摺
動させることにより作用部17の拡開量を調節し
て病変部組織を摘むことができるようにしてもよ
い。
また、上記作用部17の先端内周部には溝18
が形成され、この溝18によりたとえば管状の組
織を摘み易すくするようになつている。
なお、作用部は上記実施例に限られず、一般に
外科用に用いられる可動式道具の形状であればそ
のまま適用することが可能である。
本発明は以上説明したように、ヒートパイプの
一端部に冷却および加熱機構を連設し、上記ヒー
トパイプの他端部を作用部とし、上記冷却および
加熱機構の冷却および加熱によりヒートパイプの
作用部によつて患部を熱処理するようにしたか
ら、従来のようにパイプの内部に冷却機構と加熱
機構を別系統で挿入してその作用部に位置させる
ものと比較し、作用部および軸部の径を著しく細
径化できる。したがつて、体腔内における操作性
が優れるとともに内視鏡と併用して深部の処置も
容易に行なうことができるという効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す
もので、第1図は医療用熱処置具を示す概略的構
成図、第2図はヒートパイプを示す縦断面図、第
3図は本発明の第1の他の実施例を一部破断して
示す側面図、第4図中イはヒートパイプの作用部
の第1の他の実施例、ロは第2の他の実施例、ハ
は第3の他の実施例をそれぞれ示す縦断側面図、
第5図は本発明の第2の他の実施例を示す縦断側
面図である。 3……ヒートパイプ、1……冷却機構、4……
加熱機構、3b,12,13,14,15,17
……作用部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 密封型内部対流式のヒートパイプと、このヒ
    ートパイプの一端部に連設された冷却および加熱
    機構と、上記ヒートパイプの他端部に設けられ被
    熱処置部を熱処理する作用部とを具備してなるこ
    とを特徴とする医療用熱処置具。 2 作用部を着脱可能としたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の医療用熱処置具。 3 作用部を可動式としたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の医療用熱処置具。 4 液化ガスの気化熱によりヒートパイプを冷却
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項又は第3項記載の医療用熱処置具。 5 電熱線の発熱によりヒートパイプを加熱する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2
    項又は第3項記載の医療用熱処置具。
JP8717079A 1979-07-10 1979-07-10 Heat treatment tool for medical treatment Granted JPS5611051A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8717079A JPS5611051A (en) 1979-07-10 1979-07-10 Heat treatment tool for medical treatment

Applications Claiming Priority (1)

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JP8717079A JPS5611051A (en) 1979-07-10 1979-07-10 Heat treatment tool for medical treatment

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5611051A JPS5611051A (en) 1981-02-04
JPS6144501B2 true JPS6144501B2 (ja) 1986-10-03

Family

ID=13907507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8717079A Granted JPS5611051A (en) 1979-07-10 1979-07-10 Heat treatment tool for medical treatment

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JP (1) JPS5611051A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6472126A (en) * 1987-09-11 1989-03-17 Minolta Camera Kk Range finding/photometric optical system
US7235073B2 (en) * 2000-07-06 2007-06-26 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Cooled electrosurgical forceps

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5611051A (en) 1981-02-04

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