JPS62290470A - 医学上の酸素療法において使用するための酸素容器に富化された呼吸気を充填するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 本発明は、医学上の酸素療法において使用するための酸
素が富化された呼吸気を容器に充填するための装置に関
する。

医学上の酸素療法における使用のために、比較的僅かな
出力で周辺空気の酸素を富化しかつ酸素が高富化された
呼吸気を発生させる酸素濃縮装置或いは酸素濃縮装置が
知られている。これらの装置の能力は、若干の患者の処
置の際の必要量を丁度充足すれば足りるように構成され
ており、また通常はそれで充分である。患者は処置の間
ホース導管を介して装置と結ばれており、多段階にわた
る操作プロセスの通用に当たっては医学上の診療プラキ
シスの支援を求めなければならない。患者が酸素療法を
自分で家で続けて行い得るように、患者が酸素を吸うた
めの酸素供給に必要な、少なくとも意図されている適用
に必要な量の富化された呼吸気を含有している酸素容器
の操作は患者にまかされている。

酸素容器は一相応する納入業者によって充填されて供給
される一酸素ボンベから充填される。

本発明の根底をなす課題は、酸素容器の充填が実際の使
用に当たって自分で行うことができるような、かつ簡便
にしかもより経済的に構成された上記様式の装置を造る
ことである。

上記の課題は、上記の様式の装置にあって零発′明によ
り、酸素富化装置に酸素を富化された呼吸気を圧縮する
ための圧縮器が接続されていること、およびこの圧縮器
の出口が少なくとも一つの充填されるべき酸素容器と結
合されていることによって解決される。

本発明による装置の他の特に合目的的なかつ有利な構成
は、圧縮器の出口に少なくとも一つの弁を介して充填さ
れるべき多数の酸素容器が接続されていること、および
一つ或いは多数の弁を酸素容器への結合を中断する遮断
位置から順次相前後している酸素容器を圧縮器の出口と
結合される充填位置へと切換えを行う操作手段が設けら
れていることである。装置をこのように構成することに
より、自動的に順次多数の酸素容器を富化された呼吸気
で充填することが可能となる。

本発明の他の構成は、圧縮器の出口に並列して接続され
ている多数の弁を介して充填されるべき多数の酸素容器
が接続されていること、およびこれらの弁のために順次
充填位置に切換えを行う操作手段が設けられていること
である。

酸素容器の可能な限り完全な充填を保証するため、本発
明による他の構成により、充填工程の間のその都度の酸
素容器内の圧力を監視するための圧力監視手段が設けら
れており、かつ充填工程の間当該酸素容器内の圧力が所
定の値に到達したら直ちに、一つの或いは多数の弁を次
の酸素容器を充填するために次の充填位置へと更に切換
えを行うために上記圧力監視手段と弁のための操作手段
とに結合されている制′４１ｒＪ装置が設けられている
。この制御装置と結合されている表示装置は本発明によ
り接続される酸素容器の充填水率を表示する。このよう
にして、充填工程がどの程度進捗したかが容易に確認可
能となる。

本発明による他の構成により、貯蔵容器はその貯蔵容量
を増大させるため貯蔵媒体、例えばゼオライトを含有し
ている。

スペースをとらずにかつ合理的に達し得る配設は、本発
明による他の構成により、酸素富化装置と圧縮器とを基
本装置として構成し、これら以外に切換え弁、それらの
操作手段および制御装置をも内蔵し得る共通のケーシン
グ内に設けることによって達せられる。貯蔵容器は移動
自在なガスボンベであってもよく或いは別個の−そのケ
ーシングが基本装置のケーシングと同一であるのが有利
な一貯蔵容器内に設けることも可能である。

本発明により提案された装置は、医学上の診療プラキシ
スにおける酸素療法の通用のための酸素容器を簡単なか
つ経済的な方法で酸素が富化されている呼吸気で充填す
ることができると言う利点を与える。この装置の操作は
極めて経済的に行われる。何故なら富化装置を処置の間
中或いは一晩中酸素容器の充填のために使用することが
可能であるからである。このようにして比較的容量の僅
かな富化装置でも医学上の診療ブラキシスにおける使用
にとっては通常に構成された酸素容器の充填のために充
分その機能を果たす。本発明による装置の取扱は簡単で
あり、技術的に習練を積んでいない通常の人でも行い得
る。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明する。

第１図および第２図において参照符号１で酸素富化装置
を示した。この酸素富化装置は周囲空気の酸素を富化し
かつ酸素が高富化された呼吸気を発生させる。この装置
はケーシング１９（第２図参照）内に二つのコンプレッ
サ２２と２２ａ並びに二つのゼオライト容器２１と２１
ａとを備えている。付加的に酸素が富化された呼吸器の
ための捕気容器２３が設けられている。

この酸素富化装置は公知の圧力交換方法によって作動し
、コンプレッサにより周囲空気を捕気容器内にゼオライ
ト容器の一つを介して圧入し、一方ゼオライドは他の容
器内で再生される。この工程は本発明の対象ではないの
でここでは詳しく説明しない。第２図に図示した実施例
にあって基本装置として形成されている酸素富化装置１
はローラ２４上を運動可能である。この酸素富化装置は
その前側には操作工程を監視しかつ調節するための制？
ＩＩＩ機構２６を備えている。

この様式の装置により空気中の酸素割合が９０％もしく
はそれ以上に富化される。

酸素富化装置１の出口には、即ち捕気容器２３には弁１
３が接続されており、この弁は必要に応じて手で調節す
ることができ、従って捕気容器から取出される富化され
た呼吸気はボンベ４ａ〜４Ｃ内に充填されるか、或いは
呼吸装置１８を介して直接酸素療法のために利用される
。

酸素療法のため直接捕気容器２３から酸素が高富化され
た空気を取出し得るようにするため、ケーシング１９の
前側に、呼吸装置１８、呼吸マスク、酸素眼鏡等の接続
ホースのための差込み接続部２８を備えている取外し挿
込み板２７が設けられている（第２図参照）。

富化された呼吸気の捕気容器２３からの取出しは水ボン
へ２９の様式の呼吸気湿潤装置を介して行われる。取出
される呼吸気の看は流過量測定器１６で測定され、表示
装置１７に表示される。呼吸装置１８への流過量は流過
量調節装置１４により調節される。従ってこの装置１は
酸素療法に直接使用することができる。

弁１３の第１図に図示した位置にあっては、捕気容器２
３から取出される富化された空気は容器４　ａ　−％−
Ｃに充填される。これは第２図に図示したように側方で
酸素富化装置ｌのケーシングに設けられる挿込み可能な
ユニット３１を介して行われる。この挿込み可能なユニ
ットの構造的な構成は第３図に示し、その制御Ｉ技市街
上構成は第１図から伺える。

弁１３とホース導管３２とを介して捕気容器２３の出口
に圧縮器２が接続されており、この圧縮器は富化された
呼吸気を圧縮し、弁３ａ、弁すおよび弁Ｃを介して酸素
容器４ａ、４ｂおよび４ｃに与える。弁３ａ、３ｂおよ
び３ｃは並列して圧縮器２の出口に接続されている。こ
れらの弁は２路弁として形成されており、閉鎖位置にあ
っては酸素容器４ａ、４ｂおよび４ｃの接続部６ａ、６
ｂおよび６ｃを閉し、その充填位置にあっては接続部６
ａ、６ｂおよび６ｃを圧縮器２の出口と結合する。第１
図の図示の状態にあっては弁３ａと３０はその遮断位置
にあり、この位置にあっては圧縮器２の出口と当該酸素
容器４ａと４Ｃ間の結合は不可能である。

弁３ｂは充填位置にあり、この位置において圧縮器２の
出口は酸素容器４ｂの接続部６ｂと結合されており、従
って酸素容器４ｂは充填される。　弁３ａ、３ｂおよび
３ｃを操作するには、空気圧或いは液圧で作動するシリ
ンダ或いは電磁石による調節部材の様式の操作手段７ａ
、７ｂおよび７ｃが設けられている。

圧縮器２の出口におけるおよびその都度充填されるべき
酸素容器４ａ、４ｂ或いは４Ｃへ通じている導管内の圧
力は圧力監視手段９、例えば圧力度変換器により監視さ
れる。この圧力監視手段の出口は制御装置８に接続され
ている。

圧力監視手段９には圧力導管および酸素容器の過負荷を
阻止する安全弁が所属している。圧力基準値は同様に制
御装置８と結合されている基準値発生器ｌｌ内で予め発
生される。圧力導管内におけるおよび差当たり充填され
るべき酸素容器４ａ、４ｂ或いは４Ｃ内の圧力監視手段
９により検出された圧力が基準値発生器１１によって与
えられた圧力に達すると直ちに、制御装置８が酸素容器
を充填するための充填位置に存在している弁３ａ、３ｂ
或いは３Ｃを当該操作手段？ａ、７ｂ或いは７ｃを介し
て閉じ、その代わりこれまで充填されていない酸素容器
に所　　　′属している次の弁を開く。即ち、第１図に
図示した実施例の場合、酸素容器４ｂ内において所定の
圧力が達した陳弁３ｂは閉じられ、一方間時に弁３ｃが
開かれ、従ってその際酸素容器４Ｃは圧縮器２の出口に
接続され、充填される。

酸素容器４ｃと場合によっては他の酸素容器が充填され
る一方、既に充填されている酸素容器４ａと４ｂは空の
酸素容器と交換され、従って充填工程の継続が可能とな
る。

人による装置の手による操作を容易にするため、表示装
置１２が制御装置８と結合されており、この表示装置は
装置に接続されている酸素容器４ａ、４Ｃおよび４Ｃの
充填度を表示し、これにより一目でどの酸素容器が既に
充填されており、空の酸素容器との交換が可能であるか
が判る。

第１図において一点鎖線で示したように、酸素容器４ａ
〜４ｃを貯蔵装置３３内に設けることも可能であり、こ
の貯蔵装置のケーシングは基本装置のケーシング１９と
同一であり、基本装置と同様にローラ上を走行可能であ
る。酸諧容Ｒ”ｔ４ａ〜４Ｃの収容容量を増大させるた
めこれらの容器は少なくとも部分的に貯蔵媒体、例えば
ゼオライトで充填されていてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の概略図、 第２図は本発明による酸素富化装置の透視図、第３図は
充填されるべき容器のためのホース接続部を備えた酸素
富化装置の圧縮器ユニットの図。 図中符号は、 １・・・酸素富化装置 ２・・・弁

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、医学上の酸素療法において使用するための酸素が富
   化された呼吸気を容器に充填するための装置において、
   酸素富化装置（１）に酸素が富化された呼吸気を圧縮す
   るための圧縮器（２）が接続されていること、およびこ
   の圧縮器の出口が少なくとも一つの充填されるべき酸素
   容器（４ａ〜４ｃ）と結合されていることを特徴とする
   、上記酸素が富化された呼吸気を容器に充填するための
   装置。 ２、圧縮器（２）の出口に少なくとも一つの弁（３ａ〜
   ３ｃ）を介して充填されるべき多数の酸素容器（４ａ〜
   ４ｃ）が接続されており、かつ一つ或いは多数の弁を酸
   素容器への結合を中断する遮断位置から順次相前後して
   いる酸素容器が圧縮器の出口と結合される充填位置へと
   切換えを行う操作手段（７ａ〜７ｃ）が設けられている
   、特許請求の範囲第１項に記載の装置。 ３、圧縮器（２）の出口に並列して接続されている多数
   の弁（３ａ〜３ｃ）を介して充填されるべき多数の酸素
   容器（４ａ〜４ｃ）が接続されており、かつこれらの弁
   の順次充填位置への切換えを行う操作手段（７ａ〜７ｃ
   ）が設けられている、特許請求の範囲第１項或いは第２
   項に記載の装置。 ４、充填工程の間のその都度の酸素容器（４ａ〜４ｃ）
   内の圧力を監視するための少なくとも一つの圧力監視手
   段（９）が設けられており、かつ充填工程の間当該酸素
   容器内の圧力が所定の値に到達したら直ちに、一つの或
   いは多数の弁を次の酸素容器を充填するために次の充填
   位置へと更に切換えを行う、上記圧力監視手段（９）と
   弁（３ａ〜３ｃ）のための操作手段（７ａ〜７ｃ）とに
   結合されている制御装置（８）が設けられている、特許
   請求の範囲第１項から第３項までのいずれか一つに記載
   の装置。 ５、上記制御装置（８）と結合されていてかつ接続され
   る酸素容器（４ａ〜４ｃ）の充填水準を表示する表示装
   置（１２）が設けられている、特許請求の範囲第１項か
   ら第２項までのいずれか一つに記載の装置。 ６、貯蔵容器（４ａ〜４ｃ）がその貯蔵容量を増大させ
   るため貯蔵媒体を含有している、特許請求の範囲第１項
   から第２項までのいずれか一つに記載の装置。 ７、貯蔵容器（４ａ〜４ｃ）が貯蔵媒体としてゼオライ
   トを含有している、特許請求の範囲第６項に記載の装置
   。 ８、酸素富化装置（１）と圧縮器（２）とが基本装置と
   して形成されており、かつ共通のケーシング（１９）内
   に設けられている、特許請求の範囲第１項から第７項ま
   でのいずれか一つに記載の装置。 ９、貯蔵容器（４ａ〜４ｃ）の各々が別個の貯蔵装置（
   ３３）内に設けられている、特許請求の範囲第１項から
   第８項までのいずれか一つに記載の装置。