JPS6228972Y2 - - Google Patents

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JPS6228972Y2
JPS6228972Y2 JP1985090203U JP9020385U JPS6228972Y2 JP S6228972 Y2 JPS6228972 Y2 JP S6228972Y2 JP 1985090203 U JP1985090203 U JP 1985090203U JP 9020385 U JP9020385 U JP 9020385U JP S6228972 Y2 JPS6228972 Y2 JP S6228972Y2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/02Details
    • A61N1/04Electrodes
    • A61N1/05Electrodes for implantation or insertion into the body, e.g. heart electrode
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/18Internal ear or nose parts, e.g. ear-drums
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
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    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
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    • A61F2002/183Ear parts

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  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
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  • Transplantation (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 難聴の原因の1つとして、鎖状に繋つた骨、す
なわち槌骨、砧骨および鐙骨の欠陥により鼓膜の
振動が内耳に伝わり難くなることがある。従来、
鎖状に繋がつた骨の各要素を直しまたそれらに代
えて代用構成物を置き換えようとする試みがなさ
れてきた。代用物の置き換えにおいては、こうし
た代用物を器官の所望の位置に固定させることが
困難である。適当な移植構造物の一例が本出願人
によるドイツ国公開公報第2458932号に述べられ
ており、それは生体適合性軸柱及びこの軸柱の両
端のうち少なくとも1つに固定された生体適合性
多孔質パツドを有する移植構造物を提供してい
る。
本考案はこうした構造物の改良に関しており、
そこにおいては生体適合性多孔質材が軸柱の両端
部と同じく軸柱をも形成するのに使用されうる。
軸柱に沿つてと共にその両端において組織が生長
することによつて移植されたものを所望の位置に
確実に固定することを可能にしている。本考案の
構造物は改良された構造物を提供しており、その
構造物は、例えば、それが組織が内に生長しうる
材料からなる連続的な単一の塊から作られうる故
に、音の振動を伝達するためのものである。
又、近年において副作用の無い簡単で元に戻し
うる避妊方法を提供するために多くの努力がなさ
れてきた。避妊用ピルの使用はこうした望ましく
ない副作用をもたらす。確実な避妊方法として輸
卵管を閉鎖することがある。この方法は元に戻す
ことができない。しかし、本考案の改良された構
造物は子宮内に開いた輸卵管の端部内に移植する
ために特に適用される。従つて、本考案の移植構
造物を用いる避妊方法は所望する時は元に戻され
うる。
又、骨折部の治癒、心博のペーシング、疼痛の
変調などのようなある種の生理的過程が生体の選
択された組織内に電流を通すことによつて制御的
に変化させられうる。電流を通す普通の手段は生
体内に貴金属の電極を挿入することである。
こうした金属電極を使用することによつては、
選択された組織への電流密度分布は容易には制御
されえないことが見いだされた。
最も一般的な形態において、生体内移植用の本
考案の改良された構造物は、パツド及び該パツド
の中央部から伸びている幹を画成している多孔質
要素から成つている。パツドと幹とは生体適合性
でありそして生体組織の生長を促進する。ほとん
どの適用に対して、幹は0.25ミリメートルと3ミ
リメートルとの間の寸法の直径を有しえて、そし
てパツドの最大の寸法は0.5ミリメートルと8ミ
リメートルとの間でありえる。
改良された構造物は中耳の鎖状に繋がつた骨の
少なくとも一部の代わりに移植されるのに適用さ
れる。幹は、それが取りかわる所の鎖状に繋がつ
た骨の寸法に近い充分な長さにされており、そし
て幹の中央部の表面小孔は閉鎖されているのが好
ましい。
又、構造物が子宮内に開いている輸卵管用の栓
として使用されるときにはほぼ全部の幹の表面小
孔が閉鎖されるのが好ましい。パツドは充分な組
織の成長を可能にするような寸法を有しておりそ
れにより構造物をその移植位置に固定している。
幹に沿つた隆起によるからなる固定によつて構造
物がその移植位置から動くことを防止している。
フルオロエチレンプロピレンの管が幹の表面小
孔を閉鎖するためにその幹上にまで熱により収縮
させられうる。管を越えて伸びている幹の端部は
1つあるいはそれ以上の薄片を有しえるか、若し
くはその端部は1つの次元方向に拡大されえてそ
れにより幹の長軸に対して実質的に直角に曲げら
れる程充分な可撓性を持つ平らな球根形状の端部
を形成している。ワイヤが幹の端部に結合されう
る。又、生長促進多孔質材のデイスクが幹の一端
部に結合されうる。
一般に、パツドはその大きい方の端部が外方向
を向いた円錐台形状である。パツドが鎖状に繋が
つた骨の一部を中に受け入れるための浅い凹状部
を画成している時には、改良された構造物は鐙骨
の代用物として働きうる。
構造物を形成している要素の多孔質材は電流を
伝える性質を有してもよい。従つて、こうした構
造物は、完全に生体適合性である改良された生体
内電極として働きうる。こうした電極は、それの
小孔内に実質的に組織が生長していることによつ
て、この電極とこれに隣接しかつ中に生長した組
織との間に電流分布用の比較的大きな接触領域を
提供する。この方法によつて、電極と隣接する組
織との間の電流分布のより良い制御が成し就げら
れうる。
本考案の目的や特徴は添付の図面を参照しての
以下の説明から理解されよう。
第1図には総称10で示された内移植用構造物
が図示されており、それは管の栓若しくは鎖状に
繋がつた骨の代用物として使用されうる。構造物
10はパツド12を有しており、それは好適には
概ね円錐台形状であればよいが如何なる形状であ
つてもよい。幹14がパツド12の中央部13と
一体的になつておりそしてそこから伸びている。
ほとんどの適用に対して、パツドの最大の寸法が
0.5ミリメートルから8ミリメートルまでの間で
ある。幹14の直径は0.25ミリメートルから3ミ
リメートルまでの間の寸法を有する。少なくとも
外側のパツド12の実質的な部分及びパツド12
の反対側にある幹14の端部が多孔質であり、ま
た該構造物が鎖状に繋がつた骨の代用物として使
用される時に生体組織の生長を促進するところの
材料から成つている。構造物が管の栓として使用
される時には更に外側のパツド12が多孔質であ
る必要があるのみである。
構造物10が少なくとも耳の鎖状に繋がつた骨
の一部の代用物として使用されるような適用にお
いては、幹14の中央部の外側の表面が圧縮され
るかさもなくば適当に処理されてそれによりこの
外側の表面内及び回りに組織が生長しないように
その部分が制限された多孔性を有するようにする
ことが好ましい。こうして圧縮されると、構造物
はその長軸方向に沿つて不均一な密度分布を有す
ることになろう。
本考案の改良された構造物は好ましくは以下の
ような材料の本体部から成つている。即ち、それ
は多孔質でありそしてそれは生体組織が材料内の
小孔や空隙内へと生長するのを容易に助けてい
る。本出願人の英国特許第1390445号に、生長促
進材料として使用されうるポリテトラフルオロエ
チレンによつて結合された多孔質材の炭素繊維が
開示されている。該英国特許明細書中には他の適
当な生長促進材もまた開示されている。本考案は
また、内移植されてそして生体組織をして内部へ
と生長させうるところの他の生体適合性生長促進
材料にも適用される。
第3図に図示の構造物16は耳内に移植するた
めの鐙骨の代替物として適している。この構造物
は円錐台形状のパツド18と幹20とを有してい
る。構造物16は、これにおいてパツド18の外
側端部21が、移植された時に、その中に鎖状に
繋がつた骨の一部を受け入れる如く形状決めされ
た窪んだ凹状部22を画成している点を除いて構
造物10と同じである。幹20の中央部15は、
陰をつけられた領域24によつて示されているよ
うに少なくとも局部的に閉鎖されたその中央部の
外側の小孔を有している。
構造物10は生長促進材料の塊から切り出され
えてそして図示のように全体に渉つて多孔質であ
る。他方、構造物16はそうした材料の円筒形状
の塊から作り出されえてそして幹20はその外端
部25を除いて第3図に示された形状に圧縮され
えそれによりこの外側の表面24内及びそれに通
つて組織が生長しないように閉鎖されているか若
しくは充分に狭くされた小孔を持つ表面24が得
られる。幹20の端部25は、もし望ましけれ
ば、適当な寸法に切り整えられうる。端部25の
直径は内耳へ通じる前庭の窪んだ部分の直径以上
でないことが好ましいがその中にきつちりと嵌ま
ることが所望されている。幹20の中央部15に
沿つて圧縮することによつて形成された構造物1
6の意外な利点はこうした部分が実質的に機械的
に履歴現象を示さないことである。この機械的な
性質は、外科医が中耳の構造に対して構造物16
の幾何的形状をより厳密に決めることを可能にし
ている点において利点となりうる。
第3図の陰をつけられた領域24によつて示さ
れているような小孔の閉鎖は圧力、圧力と熱、若
しくは機械的であれ化学的であれ他の適当な処理
によつて成し就げられえ、それによつて組織が表
面内及びそれを通つて生長しないように表面の多
孔性を確実に充分に小さくしている。表面処理の
他に、収縮スリーブ(shrink sleeve)のような
機械的手段、若しくはシリコンゴムや高分子分散
剤などのような医療用材料による小孔閉塞被覆も
また後述されるように小孔閉鎖手段として使用さ
れうる。
第4図と第5図に図示の構造物26において、
パツド28の形状が円錐台形でありそしてそれは
それと一体的になりかつそれから伸びている幹3
0を有している。幹30は管状スリーブ32のよ
うな幹の外側部の小孔を閉鎖するための機械的小
孔閉鎖手段によつて包囲されており、この管状ス
リーブは幹30の外端部33を除いて幹の外側を
取り囲んでいる。管状スリーブ32は、図示のよ
うに幹30を包囲するその管状スリーブの位置に
まで収縮したところの生体適合性プラスチツク管
である。スリーブ32及び生体内移植のために使
用される全ての材料は、それらが内移植した場所
内及び回りの局部的な組織の有害な反応を起こさ
せないように完全に生体適合的でなければならな
い。スリーブ32用の適当な材料の1例として、
構造物26の多孔質材を損うことなく204℃(400
〓)と232℃(450〓)の間の温度で幹30上にま
で収縮しうるところのフツ化エチレンプロピレン
管がある。これらのスリーブの特質は良好な電気
的絶縁体であることである。
第6図と第7図とに図示の構造物34は第4図
の構造物26に類似しているが、この構造物34
はワイヤ38が固定されるところの広げられた平
らな端部36を有している。スリーブ40が幹4
2の中央部41の回りで収縮させられている。幹
の相い対する端部36と44はスリーブ40の外
側にまで伸びている。構造物34は、後述される
ように、鐙骨の代替物若しくは電極として使用さ
れうる。
第8図に図示の構造物46は、構造物46がよ
り長くてそして耳の鎖状に繋がつた骨の全部の代
わりをするような代替物として製造されている点
を除いて、構造物34と実質的に同じものであ
る。構造物46は幹50と一体的になつた延長さ
れた平らな端部48を有しており、この幹の回り
でスリーブ52が幹から伸びている両端部48と
54を残して収縮させられている。端部48は撓
まされるように充分に薄くなつている。端部48
は簡単に曲げられえてそれによりそれが幹50に
対して実質的に直角に位置決めされえさらに鼓膜
上に平らに置かれうるようにしている。このよう
な幾何的形態によつて、多孔質材のうちの大きな
領域が鼓膜に対して晒されており、それによつて
構造物46が形成されている材料の小孔内に及び
それを通つて組織が生長することにより確実に固
定が行なわれるようにしている。
スリーブの収縮による適合は当該分野で広く知
られた処理方法によりなされている。例えば、幹
50の中央部51を包囲するように配置された拡
張された管状スリーブ52上に例えば数秒間の比
較的短時間だけ加熱された空気を通すことにより
収縮による適合が成し就げられうる。この場合に
は、スリーブの取付け温度(setting
temperature)を越える程充分な熱量が与えられ
ねばならずそしてスリーブの材料がそれの最初の
寸法を取り戻そうとして図示のような幹50の中
央部51を押しつけつつその元の寸法を回復す
る。収縮スリーブは、生体組織が生長してそれに
付着することを防ぐような材料から成つている。
材料はまたそれが鼓膜から内耳の卵円窓に伝わる
振動を認織できうる程には弱めないように選択さ
れねばならない。
変形された構造物56が第9図に図示されてい
る。幹57には収縮適合スリーブ58が配置され
ている。スリーブ58から外方向に突出している
幹57の一端部は複数の薄片60に分離されてい
る。薄片は単一の端部を持つ幹に比して鼓膜に対
して優れた結合を実現する。他の突出端部62は
構造物34の端部44に関した説明で示されてい
る。
他の変形された構造物63が第10図に図示さ
れている。幹64はそれの中央部上の収縮適合ス
リーブ66によつて包囲されている。幹の単に1
つの端部68のみがスリーブの一端部から外方向
に突出している。スリーブの他端は幹の端とそろ
つておりそして組織の成長を促進するところの生
体適合性の多孔質材から成るデイスク70で覆わ
れている。フツ化エチレンプロピレンのような薄
膜72がスリーブ66の端と幹64の端とにデイ
スク70を結合させている。もし望ましければ、
構造物63は、端部68をスリーブ66の外方向
に突出させることなく、作られうる。
第11図に図示の変形構造物74は輸卵管を閉
鎖する栓として使用されるように設計されてい
る。これはパツド76とパツドの方向を向いた複
数の外部隆起80を持つた幹78とを有してい
る。隆起80は、陰をつけられた領域84によつ
て表わされているようにそれらの外側表面の小孔
が閉鎖されて形成されるのが好ましく、それによ
つて組織が内方向に成長するのを防いでいる。こ
のような隆起80は、隆起80上の外側の小孔が
組織の内方向への生長を防ぐ程充分に閉鎖されて
いる限り、幹78を圧縮したり若しくは成形した
りして形成されうる。構造物74が管用の栓とし
て使用される時、隆起80は管の進行する収縮運
動に対して充分に抵抗し、それにより栓が、組織
の生長がパツド76内に充分に進行してそうして
構造物を所定の場所に固定する以前において、栓
の所望の位置から移動することを防いでいる。こ
のことから隆起80が管内における栓の移動を妨
げる役割をすることが解る。
こうして、耳の中に移植するための本考案の構
造物は以下の如き特徴を有する。即ち、それは細
長い多孔質要素を、それの中央部上の小孔閉鎖用
手段と共に、有しておりそしてこの要素の1つの
端部若しくは両端部が小孔閉鎖用手段を越えて伸
びている。
前述の英国特許明細書第1390445号中で記述さ
れている多孔質材は相当に良好な電気的良導体で
あり、それ故に本考案の構造物全体に渡つて電流
密度が分布しそして内方向に生長した組織内に電
流が流れよう。従つて、第1図ないし第11図に
図示の各構造物はまた内移植された電流を運び電
極としても働きうる。第6図に図示の最も簡単な
形態のものにおいて、ワイヤ38が構造物34の
小孔内の組織に電流を運ぶ一方、スリーブ40が
このスリーブに隣接する組織を絶縁する役目を果
たし、それによつて選択的な電流密度分布を提供
している。
変形例において、ワイヤ37は金若しくは白金
のような貴金属からなる薄い生体適合性の層若し
くは膜35によつて幹30の端部33に付着され
うる(第4図参照)。ワイヤ37はまた機械的に
も端部33に固定されうる。同様に、内移植用構
造物の図示の実施例の各々が内移植用電極として
働くように適用されうる。
以上のことから次のことが明らかとなろう。即
ち、本考案は、輸卵管用栓若しくは鼓膜と内耳と
の間の鎖状に繋がつた骨の全部又は一部の代用物
若しくは選択的な電流密度分布を実現する内移植
用電極のような生体内移植用の改良された構造物
を提供し、該構造物は比較的簡単に作られそして
生体適合性多孔質材を使用しまた比較的簡単な製
造工程によつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の改良された構造物の1つの形
状の側面図であり、第2図は第1図の2−2線に
沿つて切られた断面図であり、第3図は耳の鐙骨
の代用物として用いられる改良された構造物の部
分的に断面を示す側面図であり、第3a図は第3
図の3a−3a線の方向から見た端面図であり、
第4図は本考案の移植用構造物の他の形状の部分
的に断面を示す側面図であり、第5図は第4図の
5−5線に沿つて切られた断面図であり、第6図
は本考案の改良された構造物の他の形状の側面図
であり、第7図は第6図の7−7線の方向から見
た端面図であり、第8図は耳内の鎖状に繋がつた
骨の代用物として用いられる改良された構造物の
他の形状の側面図であり、第9図は本考案の移植
用構造物の他の形状の側面図であり、第10図は
本考案の移植用構造物の他の形状の部分的に断面
を示す側面図であり、そして第11図は本考案の
移植用構造物のさらに他の変形された形状の側面
図である。 主要部分の符号の説明、パツド……12,1
8,28,76、幹……14,20,30,4
2,50,57,64,78、隆起……80、ス
リーブ……32,40,52,58,66、薄片
……60、ワイヤ……37,38、デイスク……
70、凹状部……22。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 多孔質材から一体的に形成され、生体適合性
    を有して移植される場所に確実に固定され、そ
    の一端が拡がつてパツドを形成しており、一方
    他端は該パツドから伸びた幹を形成し、該幹の
    多孔質表面は、少なくとも局所的に小孔が閉じ
    られている生体内移植用構造物。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の構造
    物において、該構造物が連続体であり該幹が
    0.25ミリメートルから3ミリメートル迄の間の
    寸法の直径を有し、そして該パツドの最大の寸
    法が0.5ミリメートルと8ミリメートルとの間
    である内移植用構造物。 3 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の構造
    物において、該構造物が中耳の鎖状に繋がつた
    骨の少なくとも一部の代わりに内移植されるの
    に適用され、そして該幹が、それが代わりをす
    る鎖状に繋がつた骨の寸法に近い寸法を有する
    如く十分に長い内移植用構造物。 4 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の構造
    物において、該構造物が子宮内に開いている輸
    卵管の端部内に移植されるのに適用され、そし
    て該幹が該構造物をそれの内移植位置内に案内
    するのに十分な寸法の長さを有する内移植用構
    造物。 5 実用新案登録請求の範囲第4項に記載の構造
    物において、該幹が該表面上に隆起を有しそれ
    によつてそれの内移植位置からの運動に抵抗し
    ている内移植用構造物。 6 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の構造
    物において、スリーブが該幹の一部分上に迄熱
    によつて収縮され、それにより該表面小孔を閉
    鎖しており、そして該幹の多孔質端部が該スリ
    ーブから突出している内移植用構造物。 7 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の構造
    物において、該幹の一部が閉塞的な被覆によつ
    て被覆されそれにより該表面小孔を閉鎖してい
    る内移植用構造物。 8 実用新案登録請求の範囲第6項に記載の構造
    物において、該幹の該多孔質端部が少なくとも
    2つの薄片を有する内移植用構造物。 9 実用新案登録請求の範囲第6項に記載の構造
    物において、該幹の該多孔質端部が広くなつた
    寸法を有し、それにより該幹の長軸に対して実
    質的に直角に曲がるような十分な可撓性を持つ
    平らで球根形状の端部を形成している内移植用
    構造物。 10 実用新案登録請求の範囲第6項に記載の構造
    物において、ワイヤが該幹の該多孔質端部に結
    合され、且つそれから伸びている内移植用構造
    物。 11 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の構造
    物において、成長促進多孔質材のデイスクが該
    幹の一端部に結合されている内移植用構造物。 12 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の構造
    物において、該パツドが大きい方の端部が該幹
    から外の方向に向いた円錐台形状を有している
    内移植用構造物。 13 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の構造
    物において、該幹がそれの長軸にそつて不均一
    な密度を有する内移植用構造物。 14 実用新案登録請求の範囲第12項に記載の構造
    物において、該パツドの外端部が、内移植され
    た時に鎖状に繋がつた骨の一部を中に受け入れ
    る為の凹状部を画成している内移植用構造物。 15 実用新案登録請求の範囲第1項乃至第14項の
    うちの1つに記載の構造物において、該構造物
    が、電流を伝える性質を有する材料からなり、
    更に該構造物が電極として内移植される時に該
    構造物に電流を供給するための手段が該材料に
    結合されている内移植用構造物。
JP1985090203U 1975-08-14 1985-06-17 内移植用構造物 Granted JPS6116108U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US60462475A 1975-08-14 1975-08-14
US604624 1975-08-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6116108U JPS6116108U (ja) 1986-01-30
JPS6228972Y2 true JPS6228972Y2 (ja) 1987-07-25

Family

ID=24420356

Family Applications (2)

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