JPS6228904Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6228904Y2 JPS6228904Y2 JP1981190785U JP19078581U JPS6228904Y2 JP S6228904 Y2 JPS6228904 Y2 JP S6228904Y2 JP 1981190785 U JP1981190785 U JP 1981190785U JP 19078581 U JP19078581 U JP 19078581U JP S6228904 Y2 JPS6228904 Y2 JP S6228904Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- insertion passage
- adjuster
- thickness
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 23
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 23
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 229910001234 light alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Buckles (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、手下げカバンやシヨルダーバツグ
のバンド、リユツクサツクの背負いバンド、又は
自動車等の座席用安全ベルト、その他各種用途に
用いられるバンド類の長さを調節する為のバンド
調節具に関する。
のバンド、リユツクサツクの背負いバンド、又は
自動車等の座席用安全ベルト、その他各種用途に
用いられるバンド類の長さを調節する為のバンド
調節具に関する。
(従来の技術)
この種のバンド調節具において、従来のものは
第5図に示すように一定厚さtの調節具本体20
に、中間部21を存して前後対称的に上下両面に
貫通する2つのバンド挿通孔22.23を設けて
中間部21にバンド24の端部24′を2つ折り
に係合して鋲25等で止着し、バンドの他端部は
一方のバンド挿通孔22の下側から上方へ通し中
間部21の上部を跨いで後部のバンド挿通孔23
に上から下向きに挿通するものが一般的であつた
が、中間部21の下側にバンド端24′の結びこ
ぶができる上に、バンド他端部を挿通孔22.2
3に中間部を跨いで上下波形状に挿通するので屈
曲の度合いが大きく、而もバンド同士の接触部分
が多い為に摩擦抵抗が大で、その為にバンドの長
さを調節する場合には一方のバンドを引つ張つて
も遊動しないので同図鎖線で示すように中間部に
跨つた部分のバンド24aを少しづつ引つ張つて
小刻みに緩めるような操作をしなければ調節でき
なかつた。又屈曲度が大きいのでバンドに曲がり
ぐせがつき易く、その為一層バンドの長さ調節が
行い難くかつた。従つてバンドの長さ調節を簡易
迅速に行うことができない欠点があつた。
第5図に示すように一定厚さtの調節具本体20
に、中間部21を存して前後対称的に上下両面に
貫通する2つのバンド挿通孔22.23を設けて
中間部21にバンド24の端部24′を2つ折り
に係合して鋲25等で止着し、バンドの他端部は
一方のバンド挿通孔22の下側から上方へ通し中
間部21の上部を跨いで後部のバンド挿通孔23
に上から下向きに挿通するものが一般的であつた
が、中間部21の下側にバンド端24′の結びこ
ぶができる上に、バンド他端部を挿通孔22.2
3に中間部を跨いで上下波形状に挿通するので屈
曲の度合いが大きく、而もバンド同士の接触部分
が多い為に摩擦抵抗が大で、その為にバンドの長
さを調節する場合には一方のバンドを引つ張つて
も遊動しないので同図鎖線で示すように中間部に
跨つた部分のバンド24aを少しづつ引つ張つて
小刻みに緩めるような操作をしなければ調節でき
なかつた。又屈曲度が大きいのでバンドに曲がり
ぐせがつき易く、その為一層バンドの長さ調節が
行い難くかつた。従つてバンドの長さ調節を簡易
迅速に行うことができない欠点があつた。
(技術的課題)
この考案は、このような従来の欠点に鑑みこれ
を改良したもので、従来と同じ厚さの調節具を用
いて屈曲度を小さくし、又バンド端部を真直に延
ばした状態で止着し、ワンタツチで簡易迅速に長
さ調節を行えるようにすることを技術的課題とす
る。
を改良したもので、従来と同じ厚さの調節具を用
いて屈曲度を小さくし、又バンド端部を真直に延
ばした状態で止着し、ワンタツチで簡易迅速に長
さ調節を行えるようにすることを技術的課題とす
る。
(技術的手段)
上記の技術的課題を解決するために本考案はバ
ンド11の中途部に挿通されてバンド端部を止着
するバンド調節具であつて、一定厚さの調節具本
体1に、少くともその厚さtより小さい厚さt′の
上下横杆2.3の間において上面の前部導通口4
より前方上向き傾斜に開口する前部挿通路5と、
上面の後部導通口6より後方下向き傾斜に開口す
る後部挿通路7、及び中間部10の下面に前部挿
通路5より挿入したバンド端11aを嵌込んで嵌
合蓋8で挾着係止するバンド端係着部9とを、
夫々一体に形成してなるものである。
ンド11の中途部に挿通されてバンド端部を止着
するバンド調節具であつて、一定厚さの調節具本
体1に、少くともその厚さtより小さい厚さt′の
上下横杆2.3の間において上面の前部導通口4
より前方上向き傾斜に開口する前部挿通路5と、
上面の後部導通口6より後方下向き傾斜に開口す
る後部挿通路7、及び中間部10の下面に前部挿
通路5より挿入したバンド端11aを嵌込んで嵌
合蓋8で挾着係止するバンド端係着部9とを、
夫々一体に形成してなるものである。
(実施例)
第1図は手吊げカバンのバンドに本考案を実施
した場合を示すもので、カバン本体12にバンド
調節具を取付けたバンド11を取付具13を介し
て装着したものである。
した場合を示すもので、カバン本体12にバンド
調節具を取付けたバンド11を取付具13を介し
て装着したものである。
調節具本体1は硬質合成樹脂又は軽合金のよう
な金属にて一体成形されるようにする。
な金属にて一体成形されるようにする。
上下横杆1.2は前後に少しずらせて前部挿通
路5が上向き傾斜に形成されるようにするが、バ
ンド11との接触による摩擦抵抗を小さくする為
断面を略三角形状に形成する。又後部挿通路7を
構成する後部横杆14及び中間部10の後端部1
0aも一部を面取りして同様に摩擦抵抗を小さく
できるようにさせ、さらに中間部10の上面部に
は凹部10bを形成してバンド11の滑りを良く
するようにさせている。バンド端係着部9は中間
部10の下面に凹部を形成してその凹部の中央に
一又は数個の突起15を一体に設けてそれにバン
ド端11aを係合させ、嵌合蓋8に突起15が嵌
入する孔8aを設けている。
路5が上向き傾斜に形成されるようにするが、バ
ンド11との接触による摩擦抵抗を小さくする為
断面を略三角形状に形成する。又後部挿通路7を
構成する後部横杆14及び中間部10の後端部1
0aも一部を面取りして同様に摩擦抵抗を小さく
できるようにさせ、さらに中間部10の上面部に
は凹部10bを形成してバンド11の滑りを良く
するようにさせている。バンド端係着部9は中間
部10の下面に凹部を形成してその凹部の中央に
一又は数個の突起15を一体に設けてそれにバン
ド端11aを係合させ、嵌合蓋8に突起15が嵌
入する孔8aを設けている。
(作用)
バンド端11aを前部挿通路5から上部横杆2
の下側を通つて中間部10の下面に形成した係着
部9に嵌込み、嵌合蓋8を嵌着すればバンド端1
1aはほぼ真つ直ぐに伸びた状態で、従来のよう
に結びこぶ等を生じないで止着される。バンド1
1の他端部は本体1の前部挿通路5から前部導通
口4に出し、中間部10の上面を跨いで後部導通
口6より後部挿通路7へ通す。このようにすると
バンド11は調節具本体1の厚さtが従来のもの
と同じでも前後挿通路5.7を通過する部分は本
体1の厚さtより小さいt′の横杆2.14に案内
される為に屈曲の度合いが小さく、又接触面積も
小さいので滑りがスムーズで曲がりぐせもつき難
くなる。
の下側を通つて中間部10の下面に形成した係着
部9に嵌込み、嵌合蓋8を嵌着すればバンド端1
1aはほぼ真つ直ぐに伸びた状態で、従来のよう
に結びこぶ等を生じないで止着される。バンド1
1の他端部は本体1の前部挿通路5から前部導通
口4に出し、中間部10の上面を跨いで後部導通
口6より後部挿通路7へ通す。このようにすると
バンド11は調節具本体1の厚さtが従来のもの
と同じでも前後挿通路5.7を通過する部分は本
体1の厚さtより小さいt′の横杆2.14に案内
される為に屈曲の度合いが小さく、又接触面積も
小さいので滑りがスムーズで曲がりぐせもつき難
くなる。
バンド11の長さを調節する場合は次のように
する。先づバンドを長くする場合は、調節具本体
1の両側を片手でつかみ、他方の手でバンド他端
側をつかんで後部挿通路7より引き出すように引
つ張ればよい。又、短かくする場合は反対側のバ
ンド(重合しているものの上側一本)をつかんで
前部挿通路5より引き出すように引つ張れば長短
何れの調節でも簡単に行うことができる。尚、調
節具本体1におけるバンド挿通部に対するバンド
屈曲の度合いが小さくても、前部側2本を同時に
引つ張る場合は勿論、後部側1本のみを引つ張つ
ても調節具本体1からバンドがルーズに引き出さ
れることはないので、使用中勝手にバンドが伸び
たりする心配はない。
する。先づバンドを長くする場合は、調節具本体
1の両側を片手でつかみ、他方の手でバンド他端
側をつかんで後部挿通路7より引き出すように引
つ張ればよい。又、短かくする場合は反対側のバ
ンド(重合しているものの上側一本)をつかんで
前部挿通路5より引き出すように引つ張れば長短
何れの調節でも簡単に行うことができる。尚、調
節具本体1におけるバンド挿通部に対するバンド
屈曲の度合いが小さくても、前部側2本を同時に
引つ張る場合は勿論、後部側1本のみを引つ張つ
ても調節具本体1からバンドがルーズに引き出さ
れることはないので、使用中勝手にバンドが伸び
たりする心配はない。
(効果)
本考案は上述のように、一定厚さtの調節具本
体1にその厚さtより小さい厚さt′の前部の上下
横杆2.3と後部横杆14、及び中間部10を一
体形成して、前部の上下横杆2.3間において上
面の前部導通口4より前方上向き傾斜に開口する
前部挿通路5と、後部横杆14と中間部10との
間において上面の後部導通口6より後下部に後方
下向き傾斜に開口する後部挿通路7とを設けると
共に、中間部10の下面には前部挿通路5より挿
入したバンド折返えし端部11aを係着する凹状
のバンド端係着部9を設け、この係着部9に嵌合
蓋8を嵌着してなるものであるから同じ厚さの調
節具本体に上下真直ぐに貫通する前後2つのバン
ド杆通孔を有してなる従来の調節具に較べバンド
挿通部の屈曲が平面に近い小さなカーブになつて
バンド同志の接触及び本体とバンドの摩擦も小さ
くでき、而もスライド操作によつて咬止及び咬止
解除を行う形式の従来タイプに較べ摺動片や咬止
機構を有しない為、部品点数が少なく簡単な構造
でバンドの調節を簡易迅速に行なうことができ、
外観上の体裁も良好であり、安価に実施できる効
果がある。
体1にその厚さtより小さい厚さt′の前部の上下
横杆2.3と後部横杆14、及び中間部10を一
体形成して、前部の上下横杆2.3間において上
面の前部導通口4より前方上向き傾斜に開口する
前部挿通路5と、後部横杆14と中間部10との
間において上面の後部導通口6より後下部に後方
下向き傾斜に開口する後部挿通路7とを設けると
共に、中間部10の下面には前部挿通路5より挿
入したバンド折返えし端部11aを係着する凹状
のバンド端係着部9を設け、この係着部9に嵌合
蓋8を嵌着してなるものであるから同じ厚さの調
節具本体に上下真直ぐに貫通する前後2つのバン
ド杆通孔を有してなる従来の調節具に較べバンド
挿通部の屈曲が平面に近い小さなカーブになつて
バンド同志の接触及び本体とバンドの摩擦も小さ
くでき、而もスライド操作によつて咬止及び咬止
解除を行う形式の従来タイプに較べ摺動片や咬止
機構を有しない為、部品点数が少なく簡単な構造
でバンドの調節を簡易迅速に行なうことができ、
外観上の体裁も良好であり、安価に実施できる効
果がある。
第1図は本考案を実施したカバンの斜視図、第
2図は調節具本体の斜視図、第3図は同縦断側面
図、第4図は第3図A−A線の断面図、第5図は
従来の調節具を示す縦断側面図である。 1……調節具本体、2.3……横杆、4……前
部導通口、5……前部挿通路、6……後部導通
口、7……後部挿通路、8……嵌合蓋、9……バ
ンド端係着部、10……中間部、11……バン
ド、t.t′……厚さ、11a……バンド端、14…
…後部横杆。
2図は調節具本体の斜視図、第3図は同縦断側面
図、第4図は第3図A−A線の断面図、第5図は
従来の調節具を示す縦断側面図である。 1……調節具本体、2.3……横杆、4……前
部導通口、5……前部挿通路、6……後部導通
口、7……後部挿通路、8……嵌合蓋、9……バ
ンド端係着部、10……中間部、11……バン
ド、t.t′……厚さ、11a……バンド端、14…
…後部横杆。
Claims (1)
- バンドの中途部に遊動自在に挿通されて折返え
し端部を止着するバンド調節具であつて、一定厚
さtの調節具本体1にその厚さtより小さい厚さ
t′の前部の上下横杆2.3と後部横杆14、及び
中間部10を一体形成して、前部の上下横杆2.
3間において上面の前部導通口4より前方上向き
傾斜に開口する前部挿通路5と、後部横杆14と
中間部10との間において上面の後部導通口6よ
り後下部に後方下向き傾斜に開口する後部挿通路
7とを設けると共に、中間部10の下面には前部
挿通路5より挿入したバンド折返えし端部11a
を係着する凹状のバンド端係着部9を設け、この
係着部9に嵌合蓋8を嵌着してなることを特徴と
するバンド調節具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19078581U JPS5893225U (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | バンド調節具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19078581U JPS5893225U (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | バンド調節具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5893225U JPS5893225U (ja) | 1983-06-24 |
JPS6228904Y2 true JPS6228904Y2 (ja) | 1987-07-24 |
Family
ID=29995216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19078581U Granted JPS5893225U (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | バンド調節具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5893225U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583821B2 (ja) * | 1975-04-30 | 1983-01-22 | アイジ−コウギヨウ カブシキガイシヤ | フクゴウパネルノセイゾウホウホウ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583821U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-11 | 株式会社サカン | 吊下げバンドの止め具 |
-
1981
- 1981-12-21 JP JP19078581U patent/JPS5893225U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583821B2 (ja) * | 1975-04-30 | 1983-01-22 | アイジ−コウギヨウ カブシキガイシヤ | フクゴウパネルノセイゾウホウホウ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5893225U (ja) | 1983-06-24 |
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