JPS62286514A - フィルタ・モジュ−ル - Google Patents

フィルタ・モジュ−ル

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JPS62286514A
JPS62286514A JP12234787A JP12234787A JPS62286514A JP S62286514 A JPS62286514 A JP S62286514A JP 12234787 A JP12234787 A JP 12234787A JP 12234787 A JP12234787 A JP 12234787A JP S62286514 A JPS62286514 A JP S62286514A
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JP
Japan
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filter
filter element
support mount
duct
filter module
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Pending
Application number
JP12234787A
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English (en)
Inventor
トーマス・エドウィン・リパート
デビッド・フランク・シリバーティ
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、水平方向に延びる支持マウントによって中央
ガスダクトの周囲に支持されるセラミックス類の交差流
濾過要素を持つフィルタ・モジュールに関する。
[従来の技術] 高温ガス中に混入した粒子とガスとの混合物から粒子を
濾過する装置は、本件出願人に譲渡された米国特許第4
,343,631号に記載されており、この米国特許の
記載内容を本明細書中に引用する。米国特許第4,34
3,631号には、ガス流、特に高温ガス流から粒子状
物を除去する効率の高い小型の交差流フィルタ装置が記
載されている。この先行特許に記載されている装置は、
複数の比較的小さな交差流セラミックス製フィルタ要素
またはフィルタ・ブロックと、入れ子型に配置されて高
密度のフィルタ系を形成している複数のダクト及びチュ
ーブとを持つ。上記の先行特許の好ましい実施例につい
ての記載によれば、それぞれのフィルタ要素を中央ガス
ダクトに着座または封止するための取り付は配置は、濾
過されたガスがフィルタ要素から直接に中央ガスダクト
に放出されるような配置になっている。上記の先行特許
の第7図に示されているように、フィルタ要素の一端部
がスタッド及びパークランプ組立体によって封止され、
このスタッド及びパークランプ組立体によってフィルタ
要素が中央がガスダクトに取り付けられている。このよ
うな取り付は方法の場合、それぞれのフィルタ要素は実
質的に中央ガスダクトから片持ちばり式で支持され、ス
タッド及びパークランプ組立体によって機械的に保持さ
れている。スタドの熱膨張の差異もしくは中央ガスダク
トの熱による反り(撓み)またはこれらの両方の影響に
よって、締付は配置が緩んだり、フィルタ要素の機械的
一体性が損なわれたりする可能性がある。従って、この
ような片持ちばり式取り付けは、セラミックス製フィル
タ要素自体の割れや層剥離を惹起するおそれがある。
また、上記のごとき装置の信頼性は、運転時の熱膨張及
び熱収縮並びにフィルタ清掃のために用いるジェット脈
流清掃によって、セラミックス製交差流フィルタ要素が
層剥離を起こし易い傾向のために、悪影響を被る。
[本発明が解決しようとする問題点] 従って、本発明の主たる目的は、片持ちばつ式支持に伴
う諸問題を回避し、信頼性の高いダクト封止・締め付け
を行う水平方向に延びる支持取り付は部でフィルタ要素
の重量を直接支える構造の中央ダクトを配したフィルタ
・モジュールを提供することである。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的に鑑み、本発明は、高温ガス中5粒子混合物
から粒子を濾材するフィルタ・モジュールであって、フ
ィルタ・モジュールは複数のフィルタ要素が取り付けら
れたダクトから成り、ダクトに水平に固定されダクトか
ら外方に延びる各モジュール取り付けのための支持マウ
ントを有し、支持マウントの上面には貫通開口部が設け
られ、支持マウントはダクトの内部と流体連通する内室
を有し、フィルタ要素は開口部を覆うように支持マウウ
ントに取り付けられ、フィルタ要素の内部が支持マウン
トの内室と流体連通しており、各フィルタ要素は高温ガ
スを透過させ粒子は透過させないようセラミックス族の
膜を有することを特徴とするフィルタ・モジュールを提
供するものである。
上壁面にある開口部の周縁に内向きに設けたヘリ部に着
座するフィルタ要素下端部のフランジと、フランジの上
面と接触し支持マウントの上面に着脱自在に固定される
リング部材とから成る手段、成るいはその他の固定手段
によって、フィルタ要素を前記開口部の上方でフィルタ
・マウント(フィルタ取り付は部)に固定することとが
できる。成るいは、複数の支持マウントとこれらの支持
マウントと組み合わせられ中央ダクトの鉛直軸に沿って
列状に配置されたフィルタ要素とを用いて、支持マウン
トとその下に位置するフィルタ要素との間に調節自在の
柱状支持体を配置して、フィルタ要素をその下に位置す
る支持マウントに封止固定することもできる。
また、本発明によれば、フィルタ要素を支持プレートに
固定する係合手段として、セラミックス族のばねを使用
し、このばねを層剥離遅延手段として利用して交差流フ
ィルタ要素の信頼性を高めたフィルタ要素モジュールが
提供される。セラミックス族のばねは、水平プレースま
たは重ね支持マウントの間に配設され、フィルタ要素の
上面に封止荷重を加え、反対面を支持プレートとガスケ
ット接合させる。また、セラうヅクス製のばねを使用し
てフィルタ要素の端部に取り付は力に対して垂直な方向
の力を加えて、セラミックス製交差流フィルタ要素の脈
流ジェット清掃時におけるフィルタ要素の層を層剥離さ
せようとする加圧力と逆の方向の圧縮力をフィルタ要素
に加えることもできる。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。
米国特許第4,343,631号に記載された中央カス
ダクトに複数のセラミックス製フィルタ要素を取り付け
る従来型手段を第1図に示す。フィルタ・モジュール1
は、内部空間5を持つ中央ダクト3と、中央ダクト3の
鉛直軸に平行な列状に互いに離して配置された複数のセ
ラミックス製フィルタ要素7とを有する。フィルタ要素
7を中央ダクト3に取り付けているスタッド及びパーク
ランプ組立体9(図には一つだけ図示しである)によっ
て、フィルタ要素7が中央ダクト3に取り付けられてい
る。このような取り付は法にすると、フィルタ要素は片
持ちばり式取り付けで中央ダクトに取り付けられること
になり、スタッド及びパークランプの熱膨張の相違によ
り、成るいは中央ガスダクトの熱に起因する反りによっ
て、フィルタ要素にストレスの問題が生じ、これはセラ
ミックス製フィルタ要素の一体性をそこなう。特に、寸
法の大きなセラミックス製フィルタ要素、例えば30.
5cmX30.5cmx 10.2cm(12チンチ×
12インチ×4インチ)の大きさのフィルタ要素を用い
る場合には、このような片持ちばり式取り付けは種々の
問題を惹起するおそれがある。
本発明によれば、片持ちばり式取り付は方式に伴う諸問
題を回避する中央ダクトへのフィルタ要素の取り付は手
段が提供される。第2図及び第3図において、本発明に
よるフィルタ・モジュール11は、水平方向に配設され
た支持マウント17を使用することによリ、内部空間S
を持つ中央ダクト15の周囲に配置された少なくとも一
つ、好ましくは複数のセラミックス製フィルタ要素13
から成る。好ましくは、中央ガスダクトは円筒形であっ
て環状壁部を持ち、支持マウント17も環状壁部と合っ
た環状面を有する。
支持マウント17は、溶接その他の固定法によって、中
央ガスダクト15の外壁19に水平方向に固定され、中
央ガスダクト15から外向きに延びている。支持マウン
ト17は貫通開口部23を持つ上面21と、開口部23
と連通しかつ外壁19にある開口部27を介して中央ガ
スダクト15の内部空間Sと連通している内室25とを
有する。フィルタ要素13は、開口部23の上方で支持
マウントの上面21に固定されていて、開口部23を密
閉している。図示したように、従来技術と同様に、フィ
ルタ要素13は層状になった入口チャンネル31及び出
口チャンネル33を持つ。人口チャンネル31は支持マ
ウント17の内室25と流体連通しており、出口チャン
ネル33は中央ダクト15の周囲の外部区域と流体連通
しており、入口チャンネル31と出口チャンネル33と
は、高温ガス類を透過させるが、ガスによって運ばれて
いる粒子は透過させないセラミックス製の膜35によっ
て隔てられている。
本発明のフィルタ・モジュールの好ましい実施例におい
ては、支持マウント17は、2面の閉鎮側壁37と、閉
鎖底部壁38と、閉鎮外端部壁39と上面21に貫通開
口部23を持つ上壁41とを有するハウジングから形成
される。上壁41を貫通している開口部23の下部周縁
部には、上壁41から内側に向いたヘリ部43がある。
フィルタ要素17の下端部、即ち清浄化ガス放出端部の
周囲には、前記へり部に合わせたフランジ45が設けら
れていて、着座配置9の完全な密封を行うよう中間部に
ガスケット49を挟んで、フランジ45がヘリ部43の
上面に着座する。
ガスケット49は、高温度での使用に適した圧縮自在の
ガスケットであり、スリーエム・コーポレーション(3
M Corporatin)のインチラム(INTER
AM、  登録商標)またはカーボランダム・コーポレ
ーション(Carborandum(:orporat
、1on)のファイバーφフラックス(FIBERFR
AX;登録商標)のような材料からつくることできる。
フランジ45及びフィルタ要素13を支持マウント17
の上壁41のヘリ部43に押しつけて固定するために、
リング部材51が設けられている。リング部材51の内
周縁部には下向きの舌部53があり、舌部53の寸法は
、支持マウント17の上に組み付けたときにフィルタ要
素13のフランジ45の上面55と接触し、フランジ4
5が支持マウントのヘリ部43と接触状態に保持される
寸法である。好ましくは、舌部53とヘリ部43の中間
に圧縮自在のガスケット57が介在し、舌部53とヘリ
部43の間が完全に密封封止されるようにする。圧縮自
在のガスケット57は絞られてフィルタ部材の側部に当
たり、下向きの力に加えて横方向抑止力を生じる。ガス
ケット57は、例えばスリーエム・コーポレーションの
ネクスタル(NEXTAL;登録商標)製のロープのよ
うな高温度での使用に適した材料からつくる。このよう
な着脱自在の固定を行う手段の一例は、図示したように
、支持マウント1フの上壁41に設けた複数の孔部59
と、これに合わせてリング部材51に設けた複数の孔部
61と、これらの両部材を固定する複数のボルト63と
から成る。
フィルタ・モジュール11を組み付けるに当たっては、
中央ガスダクト15の外壁19に開口部27を形成し、
開口部27を支持マウント17の内室25と連通させて
、支持マウント17を溶接その他の方法により外壁19
に固定する。第3図に示すように、ガスケット49を支
持マウント17の上壁41のヘリ部43の上に乗せる。
次に、フィルタ要素13を支持マウント17の上に置き
、フランジ45がガスケット49及びへり部43の上に
着座するようにする。圧縮自在のガスケット57をフィ
ルタ要素13のフランジ45の上面55に着座させ、そ
の上にリング部材51を載せて、複数のボルト63によ
って支持マウント17に固定する。
セラミックス製フィルタ要素13を支持マウント17に
機械的に取り付けるために、他の手段を用いることもで
きる。例えば、底部の周囲にフランジ45を設けたセラ
ミックス製フィルタ要素を使用し、フランジに複数の孔
部を形成し、これらの孔部に合わせた孔部を支持部材の
ヘリ部43に形成し、支持部材のへり部の孔部にボルト
を取り付けてセラミックス製フィルタ部材を支持マウン
トに取り付けることもできる。また、周囲にフランジを
設けないフィルタ要素を使用し、フィルタ要素の寸法を
支持マウント17のへり部43に着座する寸法にし、リ
ング部材51と中間部に配設した圧縮自在のガスケット
57とを使用して、セラミックス製フィルタ要素を支持
マウント17に着脱自在に固定されたリング部材51に
機械的に固定することもできる。更に、セラミックス製
フィルタ要素内部の流れチャンネルを通り抜けてフィル
タ要素を越えて延び支持マウントに固定された金属製タ
ブまたは帯片を使用して、フィルタ要素を支持マウント
に取り付けることもできる。
第4図に示す更に別の実施例においては、フランジ45
のない複数の離隔重畳関係のフィルタ要素13を複数の
支持マウント17とともに使用し、隣接するフィルタ要
素と支持マウント対の中間に係合手段65が配設されて
いる。支持マウント17は、先の実施例と同様に、中央
ダクト15に固定され、内室25は中央ダクトの内部空
間と連通している。
フィルタ要素の下部47即ち清浄化ガス放出端部の底部
壁67は、支持マウント17の上壁41の周囲に内向き
に設けたヘリ部43の上に着座している。所望する場合
には、密閉封止を行うために、中間にガスケットを介在
させてもよい。複数の支持マウントが、中央ガスダクト
15の鉛直軸に沿って離隔重畳関係に設けられており、
下方に位置するセラミックス製フィルタ要素13の上面
6には上方の支持マウントの底面71から離れている。
少なくとも1本の調節自在の柱状支持体73が支持マウ
ント17の底面71に取り付けられていて、柱状支持体
は下方に位置するセラミックス製フィルタ要素の上面6
9に接するまで延び、下方に位置するセラミックス製フ
ィルタ部材の底部壁67を対応する支持マウント17の
ヘリ部43と密封接触させている。調節自在の柱状支持
体73は、調節自在のねしジヤツキから形成することが
でき、ねじつきシャフト77にはナツト75がねしつけ
られている。調節自在の柱状部材65とフィルタ要素の
上壁69の間に緩衝部材79を配設し、摩耗しないよう
に保護し、柱状部材から与えられる下向きの力を分散さ
せることもできる。
本実施例のフィルタ・モジュールの場合、セラミックス
製フィルタ要素13の重量及び通学生じるフィルタ動作
圧損失が、リング部材51によって与えられる機械的な
封止力を高める流体静力学的なダクト密封を与える。
流体静力学的な圧力(第3図にPで示す)は濾過工程の
作動時に自然に生じ、金属部材の相対的な熱膨張による
影響は受けない。加えて、セラミックス製フィルタ要素
は、常法におけるようにフィルタ要素ブロックを包み込
み、金属部材の不均等な熱膨張、または熱サイクルによ
る金属部材の反りのためにクランプ(締付は具)、スタ
ッド(植込みボルト)または中央ガスダクトが変形した
場合にフィルタ要素ブロックに望ましくない力を生じさ
せるクランプ及びスタッドによって束縛されていない。
本発明のフィルタ・モジュールを有するフィルタの運転
時には、濾過されたガスはフィルタ要素13の表面また
は底面から出て、支持マウント17の内部の内室25に
穆る。集った濾過済のガスは、次いで、支持マウントが
取り付けられている外壁19に設けられている開口部2
7を通って、中央ガスダクト15に送られる。濾過され
たガスが放出され支持マウント17が封止されているフ
ィルタ要素の力についての幾何学的因子や面積とは関係
なく寸法及び形状を定めることができる。
本発明の配置によれば、従来技術の装置で用いられてい
る複数のフィルタ要素の取り付けられた中央ガスダクト
15の鉛直軸に沿った逆向き脈流ガスの分布状態を改善
するための設計変更の許容範囲が著しく広くなる。本発
明のフィルタ・モジュールを使用すれば、機械的な取り
付は具やダスト密閉部材を直接に中央ガスダクトに取り
付ける必要から加わる寸法上の制約を受けることなく、
周知のマニホルド理論に基づいて開口部27の大きさを
定め設計することができる。各フィルタ要素への逆方向
吹付はガスの分布は支持マウントに対する開口部27の
大きさによって定まり、フィルタ要素の抵抗面積には左
右されないので、本発明の構造によれば個々のフィルタ
要素がより良く清掃される。各支持マウントに対応する
開口部の大きさを変えて、支持マウントの内室を通って
各フィルタ要素に流入する逆方向吹付はガスの分布を所
望する分布状態にすることができる。水平方向に向いた
支持マウント17はガス充満系として作用して、中央ガ
スダクト・マニホルドの内部における脈流清掃流の分布
を最適状態にする効果を発揮する。
第5図に示す本発明のもう一つの実施例においては、交
差流フィルタ要素の両端部を押圧するセラミックス族の
ばねを用いた層剥離遅延手段が設けられている。図示し
たように、交差流フィルタ要素13と組み合わせた層剥
離遅延手段81は、フィルタ要素13の一端部に隣接す
る第一端部プレート83と、フィルタ要素13の反対側
端部から離して位置させた第二端部プレート87とを有
する。
2枚の端部プレート83及び87を一体に調節自在に接
続するために、フィルタ部材13の各側部に配設した一
対のねしつぎロッド93(図には1対だけ示しである)
の形の固定手段が配設され、ロッド93の端部95には
ねじが切られ、端部プレート83のねじ切り孔部97と
ねじ係合している。ねじつきロッド93は、他方の端部
プレート87の孔部99を貫いて延び、ロッド93のね
じ切り部分103にナツト101を用いて端部プレート
83と87との距離を調節する。第二端部プレート87
とフィルタ要素の端部89との間に少なくとも一つのセ
ラミックス族のばね105を配設し、好ましくは、セラ
ミックス族のばね105と第二端部プレート87の間に
力分配プレート107を配設してあり、力分配プレート
107には複数の貫通孔部108が設けられ、ロッド9
3はこれらの孔部を貫いて延びる。
ナツト101を締めることにより、層剥離遅延手段がセ
ラミックス族のばねを端部プレート87と力分配プレー
ト107の中間部分で圧縮させ、フィルタ要素は2枚の
端部プレート83及び87の間に囲まれ、取り付は力に
垂直な方向の一定の圧縮力がフィルタに加えられてフィ
ルタ要素の層剥離が遅延する。
セラミックス族のばねを使用した本発明の更に別に実施
例を第6図に示しであるが、この実施例においては、係
合手段65の一部分として少なくとも、一つのセラミッ
クス族のばね109が用いられて、フィルタ要素を支持
マウント17に固定している。図示したように、固定手
段は、溶接または取り付はスタッドを使用して支持マウ
ント17から鉛直方向に離してガスダクト15に固定さ
れている水平に延びるプレース(横桁部材)111から
成り、係合手段65は、水平方向に延びるプレース11
1と、支持マウント17の上壁41に設けたへり部43
に着座したフィルタの上部69との中間部分に延びてい
る。係合手段65は、支柱115の周囲に配設されねじ
つきナツト117とフィルタ要素13の上面との間で付
勢されたセラミックス類のばね109の形で図示しであ
る付勢手段113を有し、金属プレート79のような緩
衝部材が支柱115及ばね109とフィルタ要素13の
上面69とその間に位置している。
第6図と同様の実施例を第7図に図示しであるが、本実
施例では、フィルタ要素13を支持マウント17に固定
する手段の内部でセラミックス類のは゛ね109がイ吏
用され、第5図に示した実施例におけると同様に層剥離
遅延手段としてもセラミックス類のばね105が使用さ
れている。
第8図に示す実施例では、セラミックス類のばね109
がフィルタ要素13を支持マウント17に固定する手段
として使用され、第4図の実施例について既述したよう
な複数の離隔重畳関係のフィルタ要素13が存在する系
内でもセラミックス類のばね105が層剥離遅延手段と
して使用されている。本実施例では、ねじつき支柱11
5が、重なった支持マウントと緩衝部材79との中間部
に延びており、緩衝部材79は下方に位置するセラミッ
クス製フィルタ要素の上面69に乗っている。
本発明の固定手段兼層剥離遅延手段として用いるセラミ
ックス類のばねは、小さな適宜な歪みがあり、あまり脆
弱に過ぎないものがよい。このようなセラミックス類の
ばねは螺線ばねであり、心金上に生地の状態即ち焼成前
の状態でセラミックス形成用の粘土を巻き付けた後、焼
成して螺線状または旋回した形状にするか、成るいは標
準的なセラミックス間の所定長さのものを研削して螺線
状に切削して製造することができる。
上記のセラミックス類のばねは、900℃またはそれ以
上の温度に耐えるアルミナ、炭化珪素、窒化珪素その他
のセラミックス材料からつくることができる。例えば外
径60mm。
内径45mmのアルミナ管を研削してアルミナ材料製の
セラミックス類のばねをつくることができる。ばねは長
さ約75mmで、ばね端部を平らにした捲回部分を含め
て巻数を6にする(断面: 4.7 X 9mm)。こ
のようなセラミックス類のばねの試験結果によれば、実
効ばね定数は134N/mmにニートン/mm)、即ち
750ボンド/インチであった。上記の設計で期待でき
る最大歪を知るために上記のセラミックス類ばねの破壊
試験を行ったところ、破壊前の歪は6.1mm(0,2
4インチ)であった。
アール・ジエイ・ロアーク (R,J 、 Roark)、「応力と歪の式」(Fo
rmulas  for  5tress  and 
 5train)  第4版、マグロ−ヒル(McGr
aw−)till)刊、209頁に記載れているような
標準的なばねの式を用いて、セラミックス類のばねの力
と歪の特性を分析することができる。螺線状で矩形断面
のばねの作動特性を予測するには、以下の式を用いるこ
とができる。
P=力 (ポンド) R;ばねの半径(インチ) N=捲き数 G=剪断モジュール(psi) a=断面の小さいほうの寸法(インチ)b=断面の大き
いほうの寸法(インチ)上式を使って、歪0.25イン
チで50ボンドの力を持つアルミナ製のセラミックスば
ねが得られる寸法を求めた。得られたばねを試験したと
ころ、全0,25インチでの力は48ボンドであった。
高純度のアルミナのような脆性の高い材料を用いた場合
でも、セラミックス族のばねの断面、捲き数、直径等を
変えることにより、広い範囲での負荷荷重及び歪に対応
させることができる。
本発明の高温ガス交差流濾過モジュールは、フィルタ要
素を効果的に支持しフィルタ要素と支持マウントとの封
止を行うことができ、フィルタ要素を支持マウントに固
定または押圧する手段としてかつ層剥離遅延手段として
、セラミックス族のばねを利用することができる。固定
手段として上記の如ぎセラミックス族のばねを使用すれ
ば、フィルタ部材にフランジつきの面を形成する必要が
なくなる。フランジを省くことにより、フィルタ要素の
製造コストを大幅に低下させ、経済効率の高い高温フィ
ルタ装置を提供できる。また、層剥離遅延手段として用
いると、ばねの力がジェット流の逆吹き出し操作中にお
ける交差流フィルタの層剥離に抗するように作用する。
この結果、セラミックス製交差流フィルタの信頼性が高
まり、装置の保守が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、中央ダクトに片持ちばり式で取り付けられて
いる先行技術のフィルタ・モジュールの斜視図である。 第2図は、本発明のフィルタ・モジュールの一部分を切
り欠いた分解斜視図であり、フランジを有しかつフラン
ジを固定する手段を持つフィルタ要素を示す図である。 第3図は、第2図に示したフィルタ要素及び支持マウン
トを組立てた状態における鉛直方向断面図である。 第4図は、本発明の別の実施例の説明図であり、この実
施例の場合、複数のフィルタ要素と複数の支持マウント
とが中間部に設けた調節自在の柱状支持体とともに鉛直
方向に列状に配置され、フィルタ要素は対応する支持マ
ントに固定されている。 第5図は、本発明の更に別の実施例の説明図であり、セ
ラミックス族のばねを使用して交差流フィルタ要素を圧
縮しフィルタ要素の層剥離を防止する実施を示す図であ
る。 第6図は、係合手段として、柱状部材にセラミックス族
のばねを配して、フィルタ・モジュールを支持マウント
に固定した例を示す説明図である。 第7図は、係合手段並びにN13」離防止手段として、
セラミックス族のばねを使用した例を示す説明図である
。 第8図は、複数のフィルタ要素及び複数の支持マウント
を鉛直方向に列状に配置し、係合手段としてセラミック
ス族のばねを使用するとともに、交差流フィルタの層剥
離遅延手段としてもセラミックス族のばねを使用した本
発明の詳細な説明図である。 11・・・・フィルタ・モジュール 13・・・・フィルタ要素 15・・・・中央ガスダクト 17・・・・支持マウント 21・・・・上面 23・・・・開口部 25・・・・内室

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高温ガス中の粒子混合物から粒子を濾渦するフィル
    タ・モジュールであって、フィルタ・モジュールは複数
    のフィルタ要素が取り付けられたダクトから成り、ダク
    トに水平に固定されダクトから外方に延びる各モジュー
    ル取り付けのための支持マウントを有し、支持マウント
    の上面には貫通開口部が設けられ、支持マウントはダク
    トの内部と流体連通する内室を有し、フィルタ要素は開
    口部を覆うように支持マウウントに取り付けられ、フィ
    ルタ要素の内部が支持マウントの内室と流体連通してお
    り、各フィルタ要素は高温ガスを透過させ粒子は透過さ
    せないようセラミックス製の膜を有することを特徴とす
    るフィルタ・モジュール。 2、支持マウントが、2面の閉鎖した側壁 と、閉鎖した外端部壁と、閉鎖した底部壁 と、貫通開口部を持つ上壁とを有するハウジングであり
    、上壁から開口部の底部の周囲に内向きのへり部が延び
    ており、フィルタ要素の下端部にフランジが設けられて
    いて、フランジはハウジング上壁の開口部の下端部の周
    囲に設けらえた内向きのへり部に着座して、フランジの
    へり部への着座により支持マウントに固定されるよう構
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    フィルタ・モジュール。 3、内周縁部に設けた内向きの舌部を持つリング部材に
    よってフランジが固定され、舌部はフランジの上面と接
    触しフランジをハウジングの上壁と係合させており、リ
    ング部材はハウジングに着脱自在に取り付けられてお り、フィルタ・モジュールはフィルタ要素のフランジと
    ハウジングの上壁との中間に位置する封止ガスケットを
    有することを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
    フィルタ・モジュール。 4、支持マウント及びフィルタ要素が、ダクトの鉛直軸
    に沿って離隔重畳関係にダクトに取り付けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のフィルタ
    ・モジュール。 5、ダクトの外壁に設けた開口部の大きさを変えること
    により高温ガスの分布を所望する分布にすることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項に記載のフィルタ・モジュ
    ール。 6、少なくとも1本の柱状部材が、重畳関係の支持マウ
    ントの閉鎖した底部壁と隣接するフィルタ要素の上壁と
    の間に延びていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第5項の何れかに記載のフィルタ・モジュー ル。 7、フィルタ・モジュールが、フィルタ要素の一方端部
    に隣接する第一端部プレートとフィルタ要素の他方端部
    にある第二端部プレート及び両端部プレートを調節自在
    に結合する固定手段との間に配設された複数のプレート
    形フィルタ要素から成り、複数のフィルタ要素を保持す
    るために少なくとも1本のセラミックス製のばねが配設
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    第6項の何れかに記載のフィルタ・モジュール。
JP12234787A 1986-05-19 1987-05-19 フィルタ・モジュ−ル Pending JPS62286514A (ja)

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US86470086A 1986-05-19 1986-05-19
US864700 1986-05-19
US930218 1986-11-12

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JP12234787A Pending JPS62286514A (ja) 1986-05-19 1987-05-19 フィルタ・モジュ−ル

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