JPH06114214A - カレンダ内に取り付けられ示差膨脹する一連の管からなる装置 - Google Patents
カレンダ内に取り付けられ示差膨脹する一連の管からなる装置Info
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- JPH06114214A JPH06114214A JP3216052A JP21605291A JPH06114214A JP H06114214 A JPH06114214 A JP H06114214A JP 3216052 A JP3216052 A JP 3216052A JP 21605291 A JP21605291 A JP 21605291A JP H06114214 A JPH06114214 A JP H06114214A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D29/00—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
- B01D29/11—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements
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- B01D29/356—Self-supporting filtering elements arranged for outward flow filtration open-ended, the arrival of the mixture to be filtered and the discharge of the concentrated mixture are situated on both opposite sides of the filtering element
-
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- B01D—SEPARATION
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 触媒作用を引き起こすクラッキングユニット
から発生する炭化水素添加剤中で懸濁状態のまま存在す
る触媒微粒子を分離する装置において、2つの構成部材
が呈する膨脹係数の偏差に由来する示差膨脹現象を吸収
する。 【構成】 濾過ユニットはカレンダ12の内部で平行に
取り付けられた複数の管10からなっている。管10は
両端部が浮動部材14、16に堅固に固定されている。
固定に際しては耐火セメントのような充填材料18が用
いられる。この充填材料18は更にボルト22を締め付
けることで裏板20が押し当てられ圧縮して固められ
る。浮動部材14、16は環状の柔軟なパッキング2
4、26によってカレンダ12に接合されている。
から発生する炭化水素添加剤中で懸濁状態のまま存在す
る触媒微粒子を分離する装置において、2つの構成部材
が呈する膨脹係数の偏差に由来する示差膨脹現象を吸収
する。 【構成】 濾過ユニットはカレンダ12の内部で平行に
取り付けられた複数の管10からなっている。管10は
両端部が浮動部材14、16に堅固に固定されている。
固定に際しては耐火セメントのような充填材料18が用
いられる。この充填材料18は更にボルト22を締め付
けることで裏板20が押し当てられ圧縮して固められ
る。浮動部材14、16は環状の柔軟なパッキング2
4、26によってカレンダ12に接合されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カレンダ内に取り付け
られカレンダ本体とは示差膨脹を示す一連の管からなる
装置に関する。
られカレンダ本体とは示差膨脹を示す一連の管からなる
装置に関する。
【0002】かかる装置は、例えば触媒作用を引き起こ
すクラッキングユニットから発生する炭化水素添加剤に
懸濁状態のまま存在する触媒微粒子を分離する濾過ユニ
ットに用いられる。
すクラッキングユニットから発生する炭化水素添加剤に
懸濁状態のまま存在する触媒微粒子を分離する濾過ユニ
ットに用いられる。
【0003】
【従来の技術】フランス特許第2,587,629号に
よって、例えばアルミナまたは炭素のような鉱物材料で
作製されると共に、内周面を単数または複数の金属酸化
物層で被覆した円筒状の一連の管あるいは管からなる上
述した分離装置は公知である。これらの管は、底部を封
止部材によって密閉された円筒状のカレンダで構成され
たモジュールと称される金属製の集合体中に平行に取り
付けられている。封止部材には開口が穿たれ、前記管の
先端がこれらの開口を貫通すると共に、「VITON」
の商標名にて知られた周知の材料またはグラファイト製
のパッキングが開口部分の気密性を保証している。マニ
ホルドと接続金具を具備した中膨らみ状の底部がカレン
ダの下端を循環管路に接続している。
よって、例えばアルミナまたは炭素のような鉱物材料で
作製されると共に、内周面を単数または複数の金属酸化
物層で被覆した円筒状の一連の管あるいは管からなる上
述した分離装置は公知である。これらの管は、底部を封
止部材によって密閉された円筒状のカレンダで構成され
たモジュールと称される金属製の集合体中に平行に取り
付けられている。封止部材には開口が穿たれ、前記管の
先端がこれらの開口を貫通すると共に、「VITON」
の商標名にて知られた周知の材料またはグラファイト製
のパッキングが開口部分の気密性を保証している。マニ
ホルドと接続金具を具備した中膨らみ状の底部がカレン
ダの下端を循環管路に接続している。
【0004】管の内側と外側の間には、約10バール程
度の圧力差が保たれている。炭化水素添加剤あるいはそ
の凝縮物は前記した循環管路を介してユニット中に侵入
し、管の内部を循環しながら吸入管路と同様な排出管路
から放出される。ここで前記した圧力差が存在するため
に、炭化水素添加剤の多くの部分、所謂濾過液は管の内
部から外部へと浸み出す。
度の圧力差が保たれている。炭化水素添加剤あるいはそ
の凝縮物は前記した循環管路を介してユニット中に侵入
し、管の内部を循環しながら吸入管路と同様な排出管路
から放出される。ここで前記した圧力差が存在するため
に、炭化水素添加剤の多くの部分、所謂濾過液は管の内
部から外部へと浸み出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
公知の装置には重大な欠点がある。即ち、ユニットのハ
ウジングは鋼鉄で作製される一方、管は炭素にて作製さ
れるために、これら2つの構成部材の膨脹係数に差があ
ることから示差膨脹現象が発生する。かかる現象を吸収
するべく、従来技術においては管の各々にパッキンを取
り付けて長手方向で変化する膨脹に対処している。実際
に、触媒の固形微粒子が懸濁した液体が存在している場
合には、管はパッキンの箇所において張り付いてしまう
不測の事態が起こり得る。ミクロフィルタ装置を運転さ
せたり停止させたりする際に、温度変化が大きいと管が
破損する危険があり、装置は触媒の微粒子を貯留する本
来の役割を最早果たさなくなってしまう。
公知の装置には重大な欠点がある。即ち、ユニットのハ
ウジングは鋼鉄で作製される一方、管は炭素にて作製さ
れるために、これら2つの構成部材の膨脹係数に差があ
ることから示差膨脹現象が発生する。かかる現象を吸収
するべく、従来技術においては管の各々にパッキンを取
り付けて長手方向で変化する膨脹に対処している。実際
に、触媒の固形微粒子が懸濁した液体が存在している場
合には、管はパッキンの箇所において張り付いてしまう
不測の事態が起こり得る。ミクロフィルタ装置を運転さ
せたり停止させたりする際に、温度変化が大きいと管が
破損する危険があり、装置は触媒の微粒子を貯留する本
来の役割を最早果たさなくなってしまう。
【0006】このような欠点は、円筒本体内部とこれに
取り付けられた一連の管が別の材料によって作製されて
いて、これら2つの構成部材間に示差膨脹が生じる総て
の装置に認められる。
取り付けられた一連の管が別の材料によって作製されて
いて、これら2つの構成部材間に示差膨脹が生じる総て
の装置に認められる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は上述した
ような欠点を解消することであり、そのため本発明によ
る装置は、第1の材料によって作製されると共に、第2
の材料によって作製される筒状体またはカレンダの内部
に取り付けられる複数の管からなり、前記第2の材料は
管を構成する材料とともに示差膨脹するものにおいて、
前記管は両端にてそれぞれが上下2つの部材に堅固に固
定され、前記部材の少なくとも一方は、その内周縁と外
周縁が各々前記部材とカレンダ上に挟持される柔軟な環
状パッキングでカレンダに接続されることで浮動状態に
なっていることを特徴としている。前記2つの部材の一
方は、同様に柔軟な第2の環状パッキングによって、あ
るいは変形しないプレートによってカレンダに接続され
ている。
ような欠点を解消することであり、そのため本発明によ
る装置は、第1の材料によって作製されると共に、第2
の材料によって作製される筒状体またはカレンダの内部
に取り付けられる複数の管からなり、前記第2の材料は
管を構成する材料とともに示差膨脹するものにおいて、
前記管は両端にてそれぞれが上下2つの部材に堅固に固
定され、前記部材の少なくとも一方は、その内周縁と外
周縁が各々前記部材とカレンダ上に挟持される柔軟な環
状パッキングでカレンダに接続されることで浮動状態に
なっていることを特徴としている。前記2つの部材の一
方は、同様に柔軟な第2の環状パッキングによって、あ
るいは変形しないプレートによってカレンダに接続され
ている。
【0008】
【作用】2つの異なった材料で作製された構成要素が直
接接触することなく、互いに独自に膨脹したり収縮した
りすることを可能とする柔軟なパッキングによって相互
に接続されて、管とカレンダ間の示差膨脹が解消され
る。
接接触することなく、互いに独自に膨脹したり収縮した
りすることを可能とする柔軟なパッキングによって相互
に接続されて、管とカレンダ間の示差膨脹が解消され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。また、実施例の説明は特に炭化水素添加剤から触媒
微粒子を分離する場合に関して進めるが、本発明はカレ
ンダに固定されると共に、前記カレンダ本体とは示差膨
脹を示す管によって構成される総ての装置に採用され得
る。
る。また、実施例の説明は特に炭化水素添加剤から触媒
微粒子を分離する場合に関して進めるが、本発明はカレ
ンダに固定されると共に、前記カレンダ本体とは示差膨
脹を示す管によって構成される総ての装置に採用され得
る。
【0010】まず図1および図2を参照しながら説明す
る。本発明による濾過ユニットはカレンダ12の内部で
平行に取り付けられた複数の管あるいは鉱物材料からな
る管10からなる。図面には示されていないが、膨らん
だ底部がこのカレンダ12を同じく図示されない吸入配
管および吐出配管にそれぞれ接続している。
る。本発明による濾過ユニットはカレンダ12の内部で
平行に取り付けられた複数の管あるいは鉱物材料からな
る管10からなる。図面には示されていないが、膨らん
だ底部がこのカレンダ12を同じく図示されない吸入配
管および吐出配管にそれぞれ接続している。
【0011】本発明によれば、管10は両端部が浮動部
材14、16に堅固に固定されるが、これらの部材1
4、16は一般的に円盤状または図面に示されるように
中空な器の形状を有している。浮動部材14、16の底
には管が貫通しているが、これらの管は耐火セメントの
ような充填材料18によって保持されている。前記した
耐火セメントは冷間で浮動部材14、16の凹部に注が
れた後、自然にあるいは人為的に硬化される。この充填
材料は更にボルト22を締め付けることで裏板20が押
し当てられ圧縮して固められる。管10の先端は図面か
らも明らかなとおり裏板20の上方に突出している状態
であってもよい。
材14、16に堅固に固定されるが、これらの部材1
4、16は一般的に円盤状または図面に示されるように
中空な器の形状を有している。浮動部材14、16の底
には管が貫通しているが、これらの管は耐火セメントの
ような充填材料18によって保持されている。前記した
耐火セメントは冷間で浮動部材14、16の凹部に注が
れた後、自然にあるいは人為的に硬化される。この充填
材料は更にボルト22を締め付けることで裏板20が押
し当てられ圧縮して固められる。管10の先端は図面か
らも明らかなとおり裏板20の上方に突出している状態
であってもよい。
【0012】浮動部材14、16は環状の柔軟なパッキ
ング24、26によってカレンダ12に接合されている
が、これらのパッキング24、26の内周縁はリング3
0によって浮動部材14、16に、また外周縁はリング
28によってカレンダ12にそれぞれ挟持される。それ
故、管10はカレンダ12に直接接触することはなく、
示差膨脹現象によって破壊されることがなくなる。
ング24、26によってカレンダ12に接合されている
が、これらのパッキング24、26の内周縁はリング3
0によって浮動部材14、16に、また外周縁はリング
28によってカレンダ12にそれぞれ挟持される。それ
故、管10はカレンダ12に直接接触することはなく、
示差膨脹現象によって破壊されることがなくなる。
【0013】前述したものと同様な効果は、底部に配置
された一方の浮動部材16は変形しないプレート32に
よってカレンダ12に接続されているという点で図2の
実施例とは異なる図3に示した実施例においても達成で
きる。この実施例では、管10が浮動部材14、16の
高さにおいてはカレンダ12に堅固に接続されていて
も、実際には管10とカレンダ12の膨脹差は各々の上
端において捕らえることができる。
された一方の浮動部材16は変形しないプレート32に
よってカレンダ12に接続されているという点で図2の
実施例とは異なる図3に示した実施例においても達成で
きる。この実施例では、管10が浮動部材14、16の
高さにおいてはカレンダ12に堅固に接続されていて
も、実際には管10とカレンダ12の膨脹差は各々の上
端において捕らえることができる。
【0014】パッキング24、26は優れた耐熱性と1
06Pa程度の膜圧特性を有するものでなければならな
い。同時に、例えば数ミリから最大10mm位までの変形
に耐え得ることが要求される。典型的な金属製の柔軟な
パッキングとしては、例えばニデガー社(NYDEGG
ER)のステンレスで作製された波型パッキングを挙げ
ることができる。このパッキング24、26はトーショ
ンに対する耐久性を付与するために、数ミリ程度の波型
を施してある。
06Pa程度の膜圧特性を有するものでなければならな
い。同時に、例えば数ミリから最大10mm位までの変形
に耐え得ることが要求される。典型的な金属製の柔軟な
パッキングとしては、例えばニデガー社(NYDEGG
ER)のステンレスで作製された波型パッキングを挙げ
ることができる。このパッキング24、26はトーショ
ンに対する耐久性を付与するために、数ミリ程度の波型
を施してある。
【0015】しかして本発明の分離装置を使用して行っ
た実験結果は非常に満足のいくものであった。即ち、図
1に示される3本の管を組み込んだユニットを用いた
が、実験に当たっては液体中に沈殿した固形の触媒微粒
子が存在する条件下で行われ、2週間に亘って1日に2
回の割合で20から310°Cまで3時間加熱した後、
次に20°Cに冷却して2時間放置する操作を繰り返し
た。その結果、いかなる漏れも観察されなかった。カレ
ンダ12の内部に受容れられた濾過液34は、10pp
m以下の割合で微粒子を含んでいた。
た実験結果は非常に満足のいくものであった。即ち、図
1に示される3本の管を組み込んだユニットを用いた
が、実験に当たっては液体中に沈殿した固形の触媒微粒
子が存在する条件下で行われ、2週間に亘って1日に2
回の割合で20から310°Cまで3時間加熱した後、
次に20°Cに冷却して2時間放置する操作を繰り返し
た。その結果、いかなる漏れも観察されなかった。カレ
ンダ12の内部に受容れられた濾過液34は、10pp
m以下の割合で微粒子を含んでいた。
【0016】既に説明したように、浮動部材は柔軟なパ
ッキングによってカレンダに接続される一方、互いに一
体となって耐火セメントにより浮動部材にしっかりと固
着される管の材料は、例えばガラスあるいは金属、更に
は前述したもの以外のものを用いて作製することも可能
である。
ッキングによってカレンダに接続される一方、互いに一
体となって耐火セメントにより浮動部材にしっかりと固
着される管の材料は、例えばガラスあるいは金属、更に
は前述したもの以外のものを用いて作製することも可能
である。
【0017】
【発明の効果】環状の柔軟なパッキングによってカレン
ダに接合されている浮動部材を介して一連の管が保持さ
れているため、管はカレンダに直接接触することはな
く、示差膨脹現象によって破壊されることがなくなる。
ダに接合されている浮動部材を介して一連の管が保持さ
れているため、管はカレンダに直接接触することはな
く、示差膨脹現象によって破壊されることがなくなる。
【図1】濾過ユニットの断面図である。
【図2】図1に示した濾過ユニットの平面図である。
【図3】濾過パイプの下端に取り付けるための他の実施
例を示す部分断面図である。
例を示す部分断面図である。
10 管 12 カレンダ 14、16 浮動部材 18 充填材料 20 裏板 22 ボルト 24、26 パッキング 28、30 リング 32 プレート
Claims (8)
- 【請求項1】第1の材料によって作製されるとともに、
第2の材料からなる筒状体またはカレンダの内部に取り
付けられる複数の管を有し、前記第2の材料は管を構成
する第1の材料とは示差膨脹をなすものにおいて、前記
管は両端にてそれぞれが上下2つの部材に堅固に固定さ
れ、前記部材の少なくとも一方は、その内周縁と外周縁
が各々前記部材とカレンダ上で挟持される柔軟な環状パ
ッキングによってカレンダに接続されることで浮動状態
になっていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】前記2つの部材は浮動状態でありかつ柔軟
な2つの環状パッキングによってカレンダに接続されて
いることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】前記2つの部材の一方は浮動状態でありか
つ柔軟な2つの環状パッキングによってカレンダに接続
されているとともに、他方は変形しないプレートによっ
てカレンダに接続されていることを特徴とする請求項1
に記載の装置。 - 【請求項4】前記2つの部材は各々が円盤状あるいは中
空な器の形状を呈し、その底部には複数の管が貫通して
おり、これらの管は冷間にて前記部材の中に流し込むこ
とで硬化する耐火セメントのような充填材料によって保
持されることを特徴とする前記請求項1から3のいずれ
か1項に記載の装置。 - 【請求項5】前記充填材料はボルトで締め付けられなが
ら固定される裏板によって圧縮されて固められることを
特徴とする請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】前記柔軟な環状パッキングは金属材料から
なることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項7】前記柔軟なパッキングはステンレスからな
ることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項8】前記柔軟なパッキングに波形が施されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9010070A FR2665646B1 (fr) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | Dispositif comprenant un faisceau de tubes montes dans une calandre et presentant avec celle-ci une dilatation differentielle. |
FR9010070 | 1990-08-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06114214A true JPH06114214A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=9399485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3216052A Pending JPH06114214A (ja) | 1990-08-07 | 1991-08-01 | カレンダ内に取り付けられ示差膨脹する一連の管からなる装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5145580A (ja) |
EP (1) | EP0470894B1 (ja) |
JP (1) | JPH06114214A (ja) |
AT (1) | ATE110833T1 (ja) |
DE (1) | DE69103711T2 (ja) |
DK (1) | DK0470894T3 (ja) |
ES (1) | ES2057816T3 (ja) |
FR (1) | FR2665646B1 (ja) |
Families Citing this family (7)
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