JPS62286471A - 解剖学的系における器官の協調及び同期機能制御装置 - Google Patents

解剖学的系における器官の協調及び同期機能制御装置

Info

Publication number
JPS62286471A
JPS62286471A JP12737786A JP12737786A JPS62286471A JP S62286471 A JPS62286471 A JP S62286471A JP 12737786 A JP12737786 A JP 12737786A JP 12737786 A JP12737786 A JP 12737786A JP S62286471 A JPS62286471 A JP S62286471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nerve
bladder
sacral
sphincter
functions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12737786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0661366B2 (ja
Inventor
エミール・エー・タナゴー
リチャード・エー・シュミット
カーティス・エー・グレアソン
トム・エフ・リュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of California
Original Assignee
University of California
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of California filed Critical University of California
Priority to JP61127377A priority Critical patent/JPH0661366B2/ja
Publication of JPS62286471A publication Critical patent/JPS62286471A/ja
Publication of JPH0661366B2 publication Critical patent/JPH0661366B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrotherapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 技術分野 本発明は、広く云えば、身体の機能を制御する方法、特
に、−個又は複数個の電極を選択された神経束上に置き
、これ又はこれらの電極にパルス列を加え、このような
機能を制御、調整又は処理する方法及び装置に関するも
のである。
背景技術 種々の患者が膀胱及び腸又はそのいずれか一方の不随意
の制御を呈する。膀胱切開術又は尿道の周りに埋込まれ
た人工括約筋が普通用いられ、膀胱の排泄機能を部分的
に制御し、自制を制御しているが、これらの解決策は医
学及び関連する技術の専門家には周知の欠点を抱えてい
る。自己の膀胱機能を僅かに制御できる他の患者も等し
く自己の神経及び筋の機能障害をリハビリテートする装
置を必要とする。不随意な腸制御についても類似した問
題が生ずる。
膀胱及び腸の生理学は骨盤の尿道筋(挙筋アニ筋;  
1evator ami muscle)並びに関係す
る尿道及び肛門括約筋の生理学に密接に関係している。
膀胱が尿を蓄え、腸が糞便を蓄える時は、相補的ではあ
るが、2個の反対の挙動が見出される。特に、膀胱と直
腸は緩和しなければならなず、尿道と肛門の括約筋は収
縮し続けねばならない。尿又は糞便を排泄する時は、逆
が成り立つ。即ち、尿道又は肛門の括約筋は骨盤底部と
共にリラックスし、次に膀胱又は直腸が収縮する。
発明の開示 膀胱又は腸の排泄を制御する種々の手術方法が開示され
ており(第1図ないし第11図)、内蔵器官の正常時に
は同期している機能間の整合が失われるために生ずる症
状を変える21通りの方法が開示されており(表[)、
括約筋の緊張を増すことにより失禁を処置する7通りの
方法が開示されている(表■)。
ここで用いられる「制御」、[変える(変調用及び「処
置」という用語は、連続原理に基づいて特定の器官を選
択的に制御、変調又は処置することを含むだけでなく、
治療又はリハビリテーションの目的で器官を区別したり
、周期的に刺激すること、例えば、膀胱の背側筋を制御
する骨盤神経を刺激することなく、骨盤底部内の筋の機
能障害をリハビリテートするために筋挙動を神経変調す
ることも含む。ここで用いられる「器官」という用語は
、膀胱、腸及び結腸並びに関連括約筋、カフ及び筋のよ
うな内蔵器官を含み、特定の一個又は複数個の機能を行
う人体の独立な部分を広く意味する。
一つの相では、本発明方法は、人間の膀胱、腸及び/又
は関連す括約筋を含む少なくとも一個の器官の個別の機
能を制御する選択された神経束の解剖学的位置及び機能
特性の識別を含む。次に、電極手段をこのような神経束
上に置き、この神経束を電気刺激すると共に、同時にこ
れから隣の神経束を分離する。後述する電子制御装置は
この電極手段に順次にパルス列を加え、−個の器官又は
同時にいくつがの器官の機能を個別に制御するようにな
っている。
開示されている各方法は、特定の患者の必要に応じて双
方向的(bilalerally)にも、単方向的(U
nilaterally)にも行うことができる。
本発明の他の利点と目的は、次の図面につきなされる説
明から明らかとなろう。
説明(第1図−第11図) 第1図及び第18図は膀胱及び腸の排泄機能並びにそれ
に関連する機能を制御する神経系を含む人体の骨盤神経
兼領域を略式図示したものである。
この神経系は体系神経系の線維(又は神経束)S及び自
律神経系の神経束Aを含む。それらの直接の起源は脊髄
及び仙骨の仙骨分節S2. S3及びS4、即ち腰椎の
下で、2個の投関節部の骨の間において背側にウェッジ
している5個の融合した仙骨を具える三角形の骨にある
。第2図に示すように、膀胱Bの排尿筋に至る主神経は
主として仙骨分節S3から出、それより少ない数が仙骨
分節S2から出、更に少ない数が仙骨分節S4から出る
。即ち、ここでいう「応答」は膀胱応答である。
本願で述べる動作手順、方法及び装置は、膀胱又は腸及
びそれらに関連する機能の制御、正常時は同期している
膀胱及び腸並びにそれらに関連する括約筋の協調が失わ
れることによる症状の変調及び括約筋の緊張が高まるこ
とによる失禁の治療に適用できる。神経刺激の目的での
永久的な外科的移植又は一時的な経皮移植が適用できる
。また電極を単方向または双方向に埋設することができ
る。
第1図に示すように、各仙骨分節S2. S3及びS4
から出る主神経は2個の要素、即ち、背側板り及び腹側
板■を具える。背側板は主として感覚性であって、感覚
を脊髄に送る。他方腹側根は主として運動性であって、
脊髄からの運動衝動を膀胱B及び関連する括約筋に送る
。別々に図示されているが、各神経の背側板及び腹側板
は、実際には、正常な場合は一つになっており、それら
の線維又は東は混合して単一の幹として進む。
神経束は、随意筋に至る体性神経束Sと、膀胱Bのよう
な内蔵器官に至る自律神経束Aとに分けられる。特定の
腹側根の運動神経束の興奮だけが多くの手術方法で考え
られるから背側板りと腹側根■とを区別する。このよう
にして、運動神経束は痛みを伴うことなく感覚通路に沿
って刺激を発生することなく、興奮させる二とができる
体性神経Sと自律神経Aとも互いに区別できる。
例えば、体性神経により制御される筋だけを駆動したい
特別な方法では、体性神経だけを興奮させる二とができ
る。膀胱Bの排尿筋のような内蔵器官の筋だけを制御し
たいことが判明したら、自律神経束を興奮させることが
できる。全神経幹を興奮させると背側、腹°側、体I生
及び自律神経束が興奮する。
しかし、このような興奮は成る種の患者では望ましくな
いことがある。蓋し、不整合運動が、例えば、膀胱已に
起こり、外部括約筋Eが各々収縮し、興奮に対する応答
が生じないからである。斯くして、背側板と腹側根とを
互いに区別できるということ及び体性神経と自律神経と
を互いに区別できるということは、開業医の苦痛を軽減
し、同時に、−個又は複数個の制御された器官の特定の
応答を達成する。
例えば、尿力学的に(urodynamically)
記録されている刺激に対する応答の処置前の評価で1昇
られる応答は、S2仙骨神経が外部括約筋Eに対する主
運動源であり、他方S3仙骨神経は膀胱已に対する主運
動源であることを示す。従って、S3仙骨神経は排尿筋
、それ故、膀胱Bの収縮機能だけを制御するのに用いら
れ、他方S2仙骨神経は外部括約筋Eの自制機能を制御
する筋を制御するの)ご用いられる。研究の結果、成る
種の患者゛では仙骨の一側の神経だけが特定の器官に対
する主運動制御となる、即ち、双方向制御ではなく、単
方向制御であることを示した。特定の患者を処置前に試
験すると、どう変えれば次の手術に対する最良の選択と
なるかが判る。本発明により種々の神経を種々の要素に
区分し、患者を手術中に試験し、応答を記録すると、特
定の一個又は複数個の必要な機能に作用する特定の神経
束を区別し、選択的に刺激させることができた。
第1図及び第3図ないし第11図は膀胱又は腸と関連す
る括約筋の同期機能を整合させるための刺激制御が行わ
れる特定のケーススフディ (男性又は女性)に対し所
望の神経刺激を行う手術の種々の組合せを示す。例えば
、首を痛め、神経に損傷を受けている四段麻痺の患者は
、普通膀胱Bと外部括約筋Eの制御が最重要な手術を必
要とする。
加えて、四段麻痺の患者は、例えば、膀胱の制御がこの
ような手術で行われる時同時に制御できるが、無制御の
膀胱の排泄に苦しむことがある。加えて、多数の他の神
経学的理由の中の一個又は複数個の結果として生じ得る
他の排尿異常を調整したいことがありi尋る。
斯(して、ここに述べた特定の手術は、尿力学的に記録
されている刺激に対する応答の処置前評価と称したよう
なここに述べる一個又は複数個の池の方法と組合せるこ
とができる。例えば、特定の方法(例えば、電極埋込、
神経分離、区分は等)が双方向的に行われると述べられ
ている時に、臨床試験の結果、成る池の患者では、単方
向的方法(又は双方向の組合せ)が必要なことがある(
逆も真である)。同じように、−個の手術(第1図及び
第3ないし11図)で用いられる特定のステップ又は方
法は、当業者には胡らかなように、他の手術で用いられ
る一個または複数個のステップと組合せて用いることも
てきる。
ここに述べた手術は、主として、膀胱及び腸並びにそれ
らの関連する括約筋の整合制御に有用に適用できるが、
後に詳述する類似の方法は、結腸、関連する括約筋及び
他の器官の制御並びに座車性の排尿活動、座車性の骨盤
底部の活動及び座車性の尿道及び肛門括約筋の活動の除
去又は抑圧に適用できる。上述した手術の全てにおいて
、刺激に対する応答の処置前評価を尿力学的に記録して
おき、切断によるように区分けし、神経刺激及び/又は
分離に必要な神経を正確に局所化する。
排泄を制御するための手術方法(第1図)第1図及び第
3ないし11図に示す下記の手術方法は、主として膀胱
とその括約筋の整合及び同期機能の同時制御との関係で
論じられているが、これらは腸とその括約筋の制御にも
適用できる。
第1図は、四段麻痺のような特定の患者で膀胱Bの自制
及び排泄を精密に制御できる手術方法を示したものであ
る。使用される特定の手術方法は、骨盤の神経表領域に
ある彼又は彼女の神経系上の戦略的位置に電気的な刺激
を与え、これに対して応答する患者の能力に依存する。
例えば、第1図の手術方法では、患者が彼又は彼女の膀
胱の機能を自己制御できず、このような位置が処置前に
見付かっていると仮定している。
第1図に示したように、S3仙骨神経の少な(とも極く
近傍に経皮で電極を挿入し、電気的に付勢した後、第5
図に示すように、背側(感覚性)根りと腹側(運動性)
根Vとを仙骨分節S3の両側で双方向に外科的に分離す
る。この時電極2は外部から興奮させ、刺激する目的て
各腹側根■上に縫合又は他の方法で埋込む。これについ
ては第12図に示した排尿制御系につき後述する。
腹側根■の両側に電極2を埋め込んだ後、各上方体性神
経を3で双方向的に切断し、少なくとも部分的に外部括
約筋Eを取り囲み且つ上方体性神経S、により制御され
る挙動アニ筋により正常時に与えられる抵抗が増大する
のを除去する。上方体性神経支配(S、)は普通解剖学
の本(例えは、チバ又はグレー)に挙動アニ筋の神経支
配の一部として述べられており、他方下方体性神経支配
(!g)  は伝統的にはアルコツク道の外陰部神経と
して述べられている。注意すべきことは、内部括約筋I
は膀胱が収縮し、人工制御を必要としない場合普通は自
動的に開くことである。
第1図に示した手術方法の前にS3仙骨神経を同定し、
手術間刺激及び尿力学的記録によりそれが膀胱及び関連
する機能を制御していたことを確かめた。自制を損なう
ことなく膀胱に排泄せしめる、即ち、条件が排尿に適す
る迄膀胱の内容物を蓄め得るのに必要な最小の要求は、
確認されたと考えられた。次に腹側根■を背側板りから
双方向に分離し、腹側根の両側に電極2を埋め込んだと
ころ、痛みや、他の不所望な反射応答は最小であること
が判った。尿道Uを経る時の出口抵抗は、上方体性神経
S、を3で切断し、これにより外部括約筋Eでの出口抵
抗を制御する種々の神経を分離する、即ち、挙動アニ筋
への運動供給を分離することにより治された。
処置前電気刺激は種々の神経束を刺激するための双極プ
ローブを用いて行われた。この時神経刺激器を用いて直
流矩形波を与え、刺激の目的を果たした。神経刺激器は
Model No、 5−44の名の下に、アメリカ合
衆国マサチューセッツ州にあるグラース・メディカル・
インストルメンツ・オブ・フィンシー社で製造されたタ
イプのものとすることができる。例えば、各電極は内径
3〜5 mmで、l mmX2mn+の白金接点を有す
る二極カフ電極とし、これを復側神経様■の周りに互い
に外向きに3mm離して置くようにすることができる。
このタイプの電極はアベリ研究所によりModel N
o、 390の名の下に製造されている。
後に第12ないし17図につき詳述するように、外部の
送信機から来るRF (高周波)パルスを受信するのに
適した、アンテナコイルを含む埋込み可能なシラスチッ
ク コートしたユニットの形をしている適当な受信機を
患者の皮下組織に埋め込み、電極にパルスを送って膀胱
の排泄を制御された態様で制御する。
排泄を制御するた杓の最適な種々方法(第3図)第3図
は第1図の手術方法に対する最適な変形例を示したもの
であって、潜在的に膀胱の排泄を強めるものである。膀
胱の排泄を制御する種々の神経が手術間刺激及び尿力学
的記録により同定された後、S2. S3及びS4仙骨
神経を各々分離し、その復側根と背側板とを分ける。次
に外陰部の、即ち、下方体性神経Stを単方向に切断し
、−側の外部括約筋Eを分ける。次にS3仙骨神経の背
側板りを28で切断し、その感覚機能を遮断する。単方
向に図示し、説明もそうなっているが、成る場合にはこ
のような切断を双方向的に行いたいことがある。
次に全S3仙骨神経上に単方向に電極3aを埋込む。
この時性の仙骨レベルでは投薬根切開術を伴うことも伴
わないこともある。次にS3仙骨神経を4aで単方向(
又は双方向)的に切断し、骨盤神経Pの下流を浮かせ、
下方体性神経St に対するこの神経の寄与を孤立せし
める。注意すべきことは、電極3aはS3仙骨神経上に
位置し、骨盤神経Pを介して膀胱Bの排尿筋を刺激する
ことである。
S2仙骨神経の背側板と腹側根とを適当に分けた後、背
側板を5aで単方向(又°は双方向)的に切断し、S2
仙骨神経の腹側根V上に電極6aを適当に埋込む。注意
すべきことは、上方体性神経S5は、第1図の手術方法
につき前述したように、双方向的に切断し、排泄の目的
で膀胱が収縮する時挙筋アニ筋の収縮により抵抗が付加
的に増大するのを除去すると好適なことである。
上述したオプションは骨盤底部の括約筋の応答を除去な
いし最低化する。さもないとこの括約筋は刺激と同期す
る膀胱の低抵抗排尿を妨げるであろう。これらの最適な
変形例は、第1図の手術方法を試みた後刺激で残存する
括約筋の活動が過度になるのをなくす方向を向いている
。括約筋の応答は反射的に生じ、これは第3図の2a及
び5aでの切断は投薬して行う必要があることを暗示す
る。
括約筋の応答は直接生ずることもあり、これは下方体性
神経Stの1aでの切断が単方向でも双方向でもよいこ
とを暗示する。勿論、上述したステップは手術方法を選
択する前に注意深く評価し、勃起過程を制御する膀胱若
しくは腸又は神経の収縮を損なわないようにしなければ
ならない。
付加的な最適方法は、仙骨神経S3及びS4又はそのい
ずれか一方の上に電極7a’を経皮埋込みすることを含
む。骨盤神経Pを形成する自律神経根が夫々の仙骨神経
固有の部分から分かれる点の上流に埋込み、骨盤神経を
介する膀胱の収縮を助ける。
別のオプションは、図示したように単方向又は双方向に
仙骨神経S4の周りにカフ電極3s’を埋込み、膀胱の
排泄の制御を助ける。理解すべきことは、上述した切断
ステップ2a及び5a並びに電極の埋込み3a、 6a
及び8aはラミネクトミー、即ち、を椎の後弓の切開を
必要とすることである。
第4図は、を椎の後弓を興奮させることなく、仙骨孔を
介してS5仙骨神経上に電極1bを埋込む手術方法を図
解したものである。この電極1bに加えて又はその代わ
りに、第2の電極2bをS4仙骨神経上に同じように埋
込むことができる。これらの電極埋込みは、処置前試験
の結果次第で、図示したように単方向又は双方向的に行
うことができる。
オプションとして、上方体性神経Ssを3′で単方向的
又は第4図に示したように双方向的に切断。
することができる。
このように第4図の手術方法で行われる処置は、普通、
座車性の排尿活動、座車性の尿道及び骨盤底部の活動並
びに座車性の肛門の活動を除去ないし抑圧する。このよ
うな処置は更に勃起を抑圧又は強化する。
第5図は、2S3仙骨神経を選択的に刺激する目的で背
及び仙骨分節S3の仙骨孔を経て電極1bを経皮埋込み
するところを図解したものである。S3神経の適当な深
さ及び位置を電気刺激で確認し、尿力学的に記録した後
、電極1bを中空のらせん針(これはリード線を介して
このような刺激を与えるために利用される)を使って図
示したような位置に挿入し、リード線の他の端に受信機
(図示せず)を取り付ける。これについては後述する。
この経皮方法は一時的に電極を試験の目的で任意の一個
又は複数個の仙骨神経上に埋込むのにも使える。
試験は電極により一個又は複数個の神経を刺激して膀胱
の活動を記録し、どの神経が膀胱の機能を制御している
かを判定するものである。この方法は単方向的にも、双
方向的にも行なえる。
例えば、電極1bを経皮でS3仙骨神経上に置き、リー
ド線の内部の端を電極に接続し、外部の端を受信機に接
続し、−緒にテープで皮膚に取り付ける。こうすれば、
患者は24時時間分のライフスタイルをとることができ
、受信機に対応する送信機で人工的に神経を刺激できる
。応答が積極的であり、完全な治療が達成さされば、電
極を永久的に埋込めばよく、神1径及び関連する筋を「
再訓練」することによる何等かの誤機能がある場合は、
それを補正する目的で一時的に埋込むこともできる。
結果がほとんど又は全く改良されていない場合は、どの
神経を刺激する必要があるかを同じ方法で正確に確かめ
る。従って、本発明は、−個又は複数個の電極を仙骨神
経系に埋込み、内蔵器官等の排泄を制御するだけでなく
、筋挙動を神経変調することに用いることができる。こ
れについては第■表につき後述する。
付加的でオプショナルである手術方法(第6図ないし第
11図) 第6図は、膀胱Bの排泄を制御するためのオプショナル
な変形例を示す。特に、図示したように、単方向的又は
双方向的に、上方体性神経S5を3で切断する。加えて
、尿力学的に記録されている111f1mに対する応答
を処置前に評価することにより得られる応答に依存して
、単方向又は双方向的に、下方体性神経S、上に電極1
cを埋込む。
第7図では、経皮的に電極1dを双方向的に下方体性神
経Sr上に埋込み、電極2dを双方向的にS3仙骨神経
上に埋込む。第8図では、電極1eを双方向的に上方体
性神経Ss上に埋込み、電極2eを双方向的に下方体性
神経S、上に埋込む。
第9図は自制及び膀胱収縮を制御するためのもう一つの
手術方法を示す。図示した手術方法では、電極1fを下
方体性神経S1上に双方向的に埋込む。
上方体性神経S、を、図示したように、双方向的に切断
し、一対の第2の電極2fをS3仙骨神経の分離された
腹側根上に双方向的に埋込む。
第10図は膀胱又は腸の筋が弱い時自制を助けるのに特
に適した手術方法を示したものである。図示したように
、電極1g及び2gを、夫々、下方体性神経St及びS
3仙骨神経上に双方向に埋込む。オプションとして電極
を単方向にS3仙骨神経上に埋込み、電極2g’をその
腹側根上に埋込む。加えて、経皮的に電極3gを単方向
にS3仙骨神経上に埋込む。
代わりに、電極3g’を単方向にS4仙骨神経上にこれ
また経皮的に埋込むこともできる。
第10図に示したもう一つのオプションは、もう一つの
電極2gを単方向的又は双方向的に上方体性神経Ss上
に埋込むものである。第10図の手術方法は、括約筋の
収縮の2個の要素を示したものであるが、埋込みの数と
場所とは個々の患者の筋活動の漸増する能力及び電極を
適当な神経束に十分に結合する経皮技術又はそのいずれ
か一方に依存する。
第11図は自律神経の反射不全及び膀胱蓄積を制御する
のに特に適した手術方法を図解したものである。上方体
性神経Ssを双方向的に1hて切断し、電極2hを下方
体性神経上に双方向に埋込む。後者のステップの代わり
に、電極2hを2h’で切断した下方体性神経の反対側
に単方向的に埋込むこともできる。
上に示したように、第1図及び第3〜11図に示した手
術方法は特定の患者に適用できる特定の方法を暗示する
ものである。従って、特定の方向に関連して上述した種
々のステップは池の方法の一個又は複数個に含まれるス
テップと共に又はその代わりに特定の患者の要求)こ合
わせることができる。例えば、多くのステップは、単方
向的と図示されていても双方向に行うことができ、逆も
真である。
従って、特許請求の範囲で、電極を特定の神経に「埋込
むJとか若しくは「取り付ける」又は特定の神経を「切
断」するという表現は、単方向的及び双方向的方法のい
ずれもカバーする。
上述した種々のオプションの選択は、尿力学的に記録さ
れている処置前の刺激から得られる応答の評価に基づい
ている。経皮的若しくは外科的又はその組合せで特定の
方法を行なえる方法は更に本発明の適用を広げる。これ
に関する医学の専門家は上述した手術方法は膀胱機能だ
けでなく、結腸、腸及び括約筋等のような他の器官の中
心機能を制御するのにも使えることを理解できるであろ
う。
排尿制御系の説明(第12〜14図) 第12図は上述した神経系の選択された神経上に埋め込
まれた電極に電流(高周波)パルスを送るのに適した排
尿制御系を図示したものである。例えば、第9図に示し
た埋込みでは、リード線26及び27を電極1fに接続
し、リード線47及び48を電極25に接続する。この
制御系は外部制御送信装置10と、患者の身体に取り付
けられ、電流パルスを電極に送る受信装置11とを具え
る。この制御系は2重の目的を有する。(1)尿道の調
子を良好に保ち、従って、膀胱が排泄を欲する迄排尿を
自制する。
(2)患者又は付添人が排尿を欲する時膀胱を収縮し、
膀胱若しくは腎孟の問題又は麻痺を有する患者を救う。
第12図は、排尿制御系の電子制御送受信機要素を示し
、第14図は信号のタイプ及び電子制御要素の時間関係
を示す。記号SRは、ここでは特定の仙骨神経又は根土
に埋込まれている電極に接続される制御系の要素を示し
、Isは、自制を制御する下方体性神経S1への接続を
示す。
自制(膀胱Bの内容物を保つ)の制御は前述したように
選択された神経の刺激により与えられる。
この制御機能は刺激パルス発振器12 (O3C)及び
関連する回路により生ずる刺激により達成される。
第14図に示すように、この刺激パルス発振器は、−秒
当り5乃至40の範囲の速度で動作し、矩形波の出力信
号を放出し、l S 1lF111パルス幅ワン ショ
ッ) (0,S、 )13は幅が50ないし500μ秒
の信号パルスを生ずるようにすると好適である。これら
のパルスはANDゲー) 14.15に送られ、第14
図に示すような別個のパルス列を生ずる。ゲーティング
はISパルス列持続時間発振器16により生ずる。第1
2図で注意すべきことは、発振器16の矩形波出力の2
個の位相は図示しであるインバータ回路により、得られ
ることである。
発振器16の矩形波出力の周波数は、0.1ないし0、
5Hzの範囲に選ぶと好適である。この発振器16はI
S刺激制御フリップフロップ17で制御される。
このフリップフロップが制御されている時、これは発振
器16を動作せしめ、ANDゲート14及び15をイネ
ーブルし、高周波(RF)発振器18及び19をオンオ
フする信号パルス(第14図)を送る。高周波増幅器2
0及び21の出力振幅は可変抵抗20′及び21′で夫
々調整できるか、夫々別個のパルスを駆動アンテナ22
及び23に送る。
これらのアンテナは受信機24.25に誘導的に結合さ
れる。これらの受信機24.25はRFパルスの組を検
波し、検波したパルスを、夫々、リード線26及び27
を介して特定の神経上に埋込まれている電極に送る。受
信機24及び25並びに後述する受信機45及び46は
各々患者の皮下に埋込まれる。
膀胱Bを排泄せしめたい時(前述したように特定の患者
に4個の電極が正しく埋込まれているとする)患者又は
付添人が瞬間的にスイッチ28を閉じる。送信機及びそ
れに伴うアンテナは、勿論、適当に格納して外部ユニッ
トに納め、患者の近くに置く。スイッチ28を閉じると
SR刺激タイマ29が選択された時間(10ないし40
秒の範囲内とすると好適である)動作する。
この時間間隔中、タイマ29の出力Qは高<、SR遅延
発振器30を活性化せしめ、Is刺激制御フリップフロ
ップ17をリセットする。従って、このフリップフロッ
プ17はIsパルス列持続時間発振器16をターンオフ
する。この結果、尿道括約筋を閉じられていた刺激がデ
ィスエーブルされる。これと同時に、タイマ29めQ出
力は低く、SR遅延発振器30からの信号が来たとき、
フリップフロップ31をセットせしめる。2〜20秒の
予め定められた時間遅延(第14図)の後、SR遅延発
振器30の出力信号がフリップフロップ31をセットし
、フリップフロップ31がS RilJ S&パルス発
振器32及びSRパルス列持続時間発振器33をスター
トせしめる。
発振器32は、第14図に略式図示したように、15な
いし50Hzの範囲から選ぶと好適な矩形波信号を発生
する。この発振器32からの出力はSR刺激パルス幅発
振器34を駆動し、これをして50ないし500μsの
選択された幅の信号パルスを生せしめる。
これらのパルスはANDゲート35及び36で発振器3
3の出力とANDをとられ、第14図に示すようなパル
ス列を生ずる。第12図で注意すべきことは、発振器3
3の逆位相の矩形波出力も図示したインパーク回路を用
いて得られることである。ゲート制御は0.1ないしQ
、5Hzの範囲内の選択された周波数を有する発振器3
3による。
ANDゲート35及び36からのパルス列は、夫々、高
周波発振器37及び38を制御する。これらはパルスが
高い時ターンオンされる。高周波信号は高周波増幅器3
9及び40で増幅される。ここで出力振幅は、夫々、可
変抵抗39′及び40′で制御される。これらの増幅器
39及び40の出力(まアンテナ43及び44を駆動す
る。これらのアンテナは患者の皮膚を経て埋込まれてい
る受信機45及び46に誘導的に結合されている。これ
らの受信機はRFパルスを検波し、刺激パルスをリード
線47及び48を介して埋込まれている電極に送る。
例えば10ないし40秒というタイマ29の選択された
時間が経過すると、出力は反転する。Q出力は低くなり
、フリップフロップ17をして、Is遅延発振器49か
ら「セット」信号が送られてくる時、発振器16を活性
化できるようにする。タイマ29のd出力は高くなり、
Is遅延発振器49を活性化する。
2ないし20秒の予め選択された時間遅延が終わった時
、出力(第14図)はIs刺激回路を、再び膀胱の排泄
が要求される迄、セットする。タイマ29のQ出力はま
たフリップフロップをリセットし、発振器32及び33
をディスエーブルし、膀胱への排泄刺激を終える。
上述した諸発振器(O3C) はアメリカのインターシ
ル社でModel No、 IC’M7556の名の下
に製造されている非安定マルチバイブレークとすること
ができる。ワン ショット(0,S、 )単安定マルチ
バイブレークもインターシル社により製造されている共
通タイプのものとすることができる。フリップフロップ
(F、 F、)はアメリカのRCA社により製造されて
いるタイプとし、ゲートは同じ会社によりModelN
o、 DC4081Bの名の下に製造されているタイプ
とすることができる。
受信機24.25.45及び46は、夫々の受信機アン
テナ22.23.43及び44から送られてくるrRF
 jパルスを受信するのに適しているアンテナを内蔵す
る標準の埋込み可能なシラスチブク〜コートしたユニッ
トとすることができる。例えば、各受信機はアメリカノ
アヘリ−研究所で一1odel No、 !−110(
バイポーラ)の名の下に製造されている類似のタイプの
ものとすることができる。第13図は受信機の代表的回
路55を示す。
特に、コイル56は患者の外部で埋込まれた受信機の近
くに置かれた夫々の送信アンテナにより送られてくる誘
導性の信号を受信するアンテナとして機能する。コンデ
ンサ57は、コイル56と共に、同調回路を形成し、送
信機の4個の異なる周波数の一つに同調せしめる。制御
系が4個の別個の高周波を用いる場合は、他の3個の受
信機を夫々の送信周波数に同調させる。代わりに、これ
らの4個の周波数を4個の送信機全てに対し同じとし、
4個の受信機を同じ送信周波数に同調させること 。
もてきる。この場合は、4個の送信アンテナと、4個の
埋込まれた受信機とを離し、いずれか−個の送信アンテ
ナの信号が他の3個の受信機の偽信号とならないように
する。
第13図につき更に述べると、ダイオード58が、半波
整流により、RFバーストからパルス吠の刺激電流を検
出する。抵抗59及び60並びにコンデンサ61及び6
2はフィルタとして機能し、RFを除いた刺激信号だけ
を、前述したように、リード線を介して神経電極に送る
。負極を神経上の遠方の電極接点に取り付け、対応する
正極を神経電極組立体の近い接点に取り付けた時神経が
最大に刺激される。
当業者ならば、第12図の制御系を適当に修正して前述
した方法及びその変形例で用いる電極の付勢を制御でき
る。例えば、アンテナ24及び25への゛パルス入力を
制御する系の一部だけを用いて第1図の電極2を付勢で
きよう。
第15図及び第16図は刺激の目的で電極を埋込む代表
的なやり方を示す。第17図は電極対への刺激パルス列
のタイミングを略式図示したもので、各電極接点は時間
のほぼi00/n% 活性化される。
但し、nは活性な(陰極)接点の数である。   ′長
時間連続して神経及び筋肉系へ電気信号を加え、その間
部を収縮せしめる場合に遭遇する主な問題の一つは神経
及び関連する筋の疲労である。
疲労(筋は神経よりも疲労し易い)を防ぐ一つの方法は
、系を不連続に時間と共に変えて刺激することである。
別の方法は、神経系内の異なる神経束クループを刺激パ
ルスの短いバーストで交互に刺激するものである。この
刺激方法によれば、他の神経及び筋が活性化されている
間部と神経は刺激列の間で回復でき、所望の生理学的効
果が得られる。
神経を時間毎に変えて刺激し、筋を収縮せしめることは
、少なくとも二通りの方法で行なえる。
第15図は第1のアプローチを示したもので、ここでは
多数の電極対63.64.65及び66を別個の神経束
に取り付けである。各電極が特定の刺激サイクルの一部
だけ「オン」になるように各電極対を活性化する。例え
ば、4個の電極対がある場合は、各電極対は自分の神経
束を約1/4時間(−役化して言えば、n個の電極対が
ある場合100’/ n% の時間)刺激する。第17
図で注意すべきことは、一致するように図示されている
が、刺激列の間の重なり合いや死に時間があることであ
る。
第16図は神経刺激の時間変調を達成する第2のアプロ
ーチを示したもので、ここでは単一の電極の上に多数の
活性な電極接点が設けられている。
しかし、この場合単一の神経束を交互に刺激するために
は、刺激パルスの強さを十分低くし、全部の神経束を単
一の活性な電極接点により刺激することがないようにし
なければならない。それにもかかわらず、刺激パルスの
振幅を十分高くし、所望の生理学的機能を得られるよう
にしなければならない。
活性な電極(陰極)は、それらが異なる神経束を刺激す
るように神経束上に位置せしめねばならない。従って、
第16図及び第17図に示すように、単一の電極が関連
する筋の全ての神経束を活性化せしめてはならない。理
想的には、各電極接点が比例する数の神経線維を活性化
するように機能することである。例えば、接点が2個の
場合には各接点が172の神経束を刺激し、接点が4個
の場合は1/4の神経束を刺激する等々である。しかし
、特定の神経束上に単一の接点を用いる場合でも所望の
生理学的機能を達成しなければならない。例外は他の神
経束が同じような時間変調系に同じょうに接続されてい
る場合である。この場合は、刺激される神経束の組合さ
れたグループからの部分的な神経刺激が所望の生理学的
効果を達成する。
内蔵の、内蔵身体の及び体性神経筋の機能障害の電気的
制御 膀胱及び腸の生理学は骨盤底部並びに関連する尿道及び
肛門括約筋の尿道筋生理学に密接に結びついている。蓄
積(自制)と排泄の系列は骨盤底部の体性筋が主として
自制にも排泄にも応答できることを暗示している。蓄積
時には、内蔵器官、例えば、膀胱/腸が反射抑制から開
放されるか若しくは直接収縮させられか又はその両方で
ある。
骨盤筋の神経制御は骨盤内蔵(膀胱、腸及び多分に勃起
)の活動状態を大幅に決めるものであることが判明して
いる。簡単な例は、不都合な時に排尿又は排便したいと
いう強い要求を抑圧するのに使われる「ホールド」反射
である。
膀胱及び腸の活動の神経による調整が正常時にあって直
接骨盤筋のそれに結びついている場合は、異常時にあっ
てもそれに結びつく。ホールド反射が膀胱又は腸を空に
したいという不都合な要求を抑圧するのと同じように、
骨盤括約筋を電気的に収縮させると、膀胱又は腸の活動
を抑圧できる。
膀胱、腸、尿道、肛門及び骨盤底部筋系統の機能障害か
ら生ずる多数の症状を経験する患者は様々である。普通
には、筋異常は何等かの病気とは認められない。しかし
、筋異常は、他の神経不調で見つかった異常に類似して
いることがある(例えば、メニンゴ マイエロスル、水
頭症、脊髄損傷、硬変症、発作等)。内蔵の機能障害は
記載される。特に、骨盤筋異常と関連する膀胱、過度の
自制(例えば、尿道括約筋を完全にリラックスできない
ことによる完全に排尿できないこと)の直接の結果であ
る膀胱の挙動又は膀胱収縮の過度なトリガリング(即ち
、膀胱を空にしたいという頻煩な欲求)の要求の場合は
記載される。これは膀胱と骨盤筋の間の反射整合が行わ
れることによる。
類似のアナロジ−が膀胱(及び勃起)に悪影響する問題
に対してなされる。斯くして骨盤筋の異常の補正は内蔵
筋機能障害の補正に役立つ。患者が訴える他の効果は厳
しい首の硬直、背の硬直及び脚のこむら返りである。
活動のしすぎの結果と考えられる内蔵筋の機能障害は座
車性の結腸、間歇性の膀肛炎、排尿の不安定、片頭痛又
はパルパティジョンのような心臓血管学の問題及び膀胱
残留症を含む。神経の制御が弱く且つ活動のしすぎによ
る体性前異常は、骨盤痛症、周期的な症状(骨盤底部及
び尿道又はそのいずれか一方の不安定性)、リラクセイ
ションが弱く又は括約筋の不安定性(膀胱又は腸)によ
る自制及び自制の前の前立腺切除を含む。
上の各々は骨盤底部の体性筋(主として第18図の挙筋
アニ筋)を刺激すると応答を示した。骨盤筋の神経刺激
はそれらの神経調整機構を安定化させる。この時骨盤筋
の行動安定化は内蔵の神経刺激に悪影響する。
膀胱と腸の間には神経制御に類似性があるため、書込の
腸の問題も仙骨又は外陰部神経に電極を埋込むこと、即
ち、「座中性結腸」及び原電又は肛門括約筋の不全によ
る糞の自制並びに不規則な又は多すぎる膀胱運動により
取り扱える。
注目されてきているスビノフ利点はフットドロップの取
扱いである。足と爪先の遠位の半分を足底層させると歩
行の安定度が増すように見える。
長いことフットドロップはべりニール神経により制御さ
れる筋の弱さによるものと信じられてきた。
この神経を刺激してフットドルシスレクサーを用いて足
を上げていた。しかし、あまり成功しなかった。仙骨S
3神経根N3を刺激するとフットドロップは改良された
。蓋し、足底層の結果として足が適当に押されるからで
ある。
第18図は第1図ないし第11図の符号と共通の人間の
骨盤神経兼領域の種々の要素を示す文字が付されている
。下記の表はこの共通の文字に加えて第18図で採用れ
さた新しい文字も示したものである。
A:自律神経系 B;膀胱 C1〜C6:電極(カフ電極として示されているが他の
タイプものも使える。) つ:神経の背側根(感覚) E:膀胱Bの外部括約筋 F:孔電極 工:挙筋アニ筋の内部括約筋(骨盤底部、即ち、主とし
て挙筋アニ筋から成り、骨盤の出口を構成する複合部構
造) J:ペニスの背側神経 L:外陰部神経Tの肛門分岐 N2.N3:夫々仙骨分節S2及びC3に由来する仙骨
神経P:仙骨神経と膀胱Bの背側筋とを結ぶ骨盤神経R
:肛門括約筋(括約筋アニ) Sl:下方体性神経 Ss:上方体性神経 T:外陰部神経 U:尿道 ■:神経の腹側根(運動) ここに論じた方法は、正常時には同期している膀胱B、
直腸R並びに関連する膀胱括約筋E及びI並びに直腸R
に対する肛門括約筋を含む器官の機能間の整合が失われ
たことによる症状を変えること(表1)又は括約筋の緊
張を増して自制を処理すること(表■)に使用できる。
仙骨神経N2及びN3は、夫々、仙骨神経S2及びC3
に由来し、膀胱Bを取り囲む背側筋の収縮を制御する骨
盤神経を形成する。仙骨神経は体性要素ともなり、次の
ように分類される。(1)上方体性神経Ss及び(2)
外陰部神経T0後者は(1)膀胱Bの外部括約筋Eを制
御する筋につながる下方体性神経Si、(2)直腸Rの
ための肛門括約筋につながる肛門分岐し及び(3)ペニ
スにつながる背側神経jに分類される。種々の括約筋に
つながる神経束は、膀胱及び直腸自体の筋肉を制御する
のに必要な電気刺激よりも低レベルの電気刺激で制御で
きる。
第18図は6個のカフ電極C1〜C6を示すが、これら
は個別的に又は少なくとも一個の他の電極と組んで刺激
を与える目的で選択された神経束上に位置させる(同時
に隣合う神経束を分離する)。このような位置決めステ
ップは解剖学的位置を同定し、選択された神経束の機能
特性を識別した後行われる。次にパルス列を順次に電極
に加え、器官の機能を制御する。
個々的には、電極01〜C6は下記の器官の機能を制御
する。
CC膀胱B、括約筋E、肛門括約筋R及び膀胱Bの背側
筋 C2;膀胱Bの背側筋並びに腸の括約筋E及び肛門括約
筋R゛ C3:膀胱括約筋E及び肛門括約筋R C4: 内部括約筋■(骨盤底部) C5:膀胱括約筋E C6;肛門括約筋R 表  1 下記の表は、膀胱B、直tliR及び関連する括約筋を
含む人間の器官の整合が失われていることによる上述し
た症状を変えるための21通の異なる電極位置の組合せ
(単方向又は双方向)を示したものである。
表■ 下記の第2の表は括約筋を直接刺激するか又は反射制御
機構を変えることにより括約筋の緊張を高めて自制を処
理し、括約筋の緊張が一層有効な結果を生むようにする
電極位置(単方向又は双方向)を示す。
(1) [E、 RX (3) E                  X(
4) RX (5)E、R,I    X      X(6)I、
B           X      X(7) l
、 RX 「反射制御機構」という言葉は、膀胱Bと骨盤底部筋(
主として挙筋アニ筋■)との間の相関のある活動を制御
する神経束を意味する。蓋し、この神経束は抑制でも促
進でも互いに反射的に影響できるからである。
表で注意すべきことは、種々の電極組合せが同一の器官
に影響できるが、強さの、程度が異なることである。例
えば、表Iで電極組合せ(1)及び(8)が各々膀胱B
、膀胱括約筋E及び肛門括約筋Rに影響するが、組合せ
(8)では、膀胱は相対的に一層反応する。蓋し、主骨
盤神経Pは主として仙骨分節S3かち出、仙骨神経S2
から出るのは少ないからである。
電極を埋め込むために選ばれるサイトは、患者の問題を
注意深く評価することにより決められる。
このような評価は、症状の分析、物理的欠損若しくは骨
盤筋の下端の筋挙動の変化又は興奮の喪失、東方学試験
の結果及び種々の仙骨神経のテスト刺激の結果から成る
。一時的な電極は普通は、経皮的に一個又は複数個の仙
骨孔に挿入され、特定の神経限をテスト刺激して応答を
見る。所望の応答が得られる時は、その神経の近傍で一
時的な電極を「浮かせる」ことができる(例えば、第1
8図の孔電極F)。この方法によれば患者は3ないし5
日の刺激テストを受けるだけで刺激の治療結果を評価で
きる。
テスト刺激で得られる応答に基づいて、患者は更に2−
個又;ま複数個の選択された神経束上に電極を経皮埋込
むことにより得られるべき応答に対して評価できる。ま
た仙骨ラミネクトミーにより電極を直接特定の仙骨神経
の上に置くか又はラミネクトミーを伴わす仙骨札止に電
極を置くことにより電極を永久的に埋込むことができる
。こうして特定の骨盤筋を刺激することにより治療結果
が得られる。
第12すいし17図に示した電子制御系及び電極配置は
、適当な修正を施して表1及び■て述べた方法にも適用
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は膀胱の排泄及び関連する殿能を制御する神経系
を含む人間の骨盤神経層領域及びこのような機能を制御
するための第1の手術方法を示す略式説明図、 第2図はS2. S3及びS4仙骨神経の刺激に応答す
る膀胱収縮の刺激一応答曲線の略図、 第3図及び第4図は膀胱の排泄及び関連する機能を制御
するための付加的手術方法を示す説明図、第5図はS3
仙骨神経の近くに電極を経皮的に埋込むところを示す説
明図、 第6ないし11図は付加的手術方法を示す説明図、第1
2図は排尿制御系のブロック図、 第13図は第12図の排尿制御系の埋込み受信機の回路
図、 第14図は第12図の排尿制御系の電気信号の時間的関
係を示す時間線図、 第15図は第12図の制御系で用いるのに合わせである
、別個の神経束に電極対を取り付ける電極配置の説明図
、 第16図は一電極上に多数の電極接点を設ける場合の説
明図、 第17図は第15図及び第16図に示した電極配置の電
気インパルスの時間関係を示すfiaJ’1図、第18
図は種々の神経束上に電極を位置決めし、所望の結果を
得る説明図である。 10・・・送信装置     11・・・受信装置I2
・・・rf、11m、パルス発振器13・・・IS刺激
ハルス幅ワンショット14、15 ・・・AND ゲー
ト 16・・・Isパルス列持続時間発振器17・・・IS
刺激制御スリ、7プフロ9.ブ18、19・・・高周波
発振器 20.21・・・高周波増幅器 20’、21  ’・・・可変抵抗 22、23・・・駆動アンテナ 24.25・・受信段
26、27 ・・・リード線    28 ・・・スイ
ッチ29・・・SR刺激タイマ   30・・・SR遅
延発振器31・・・SR刺激制御フリップフロップ32
・・・SR刺激パルス発振器 33・・・SRパルス列持続時間発振器34・・・SR
刺激パルス幅発振器 35、36 ・・・ANDゲート 37、38・・・高周波(RF)発振器39、40・・
・高周波増幅器 39’、40  ’・・・可変抵抗 43.44・・・
アンテナ45、46・・・受信機    49・・・I
S遅延発振器55・・・受信機回路    56・・・
コイル57・・・コンデンサ    58・・・ダイオ
ード59、60・・・抵抗     61.62・・・
コンデンサ63、64.65.66・・・電極対 特許出願人 ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニバーシ
ティ・オブ・カリフォルニーFIGURE 3 FIGURE4 FIGURE 5 FIGURE 6 FIGURE 7 FIGURE 8 FIGURE  // FIGURE/3 (36)SRSnM 2 (15) rs  sγrMl ”””″””0RFIGURE/4 n      い 膿     膿

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、膀胱及び腸又はそのいずれか一方並びに関連する括
    約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御するために
    、複数個の器官の正常時には同期している諸機能の間の
    協調が失われたことによる症状を変えること及び括約筋
    を直接刺激することにより若しくは反射制御機構を変え
    て括約筋の緊張を一層効果的にすること又はそのいずれ
    か一方を行い、前記器官が、選択された人間の解剖学的
    系内において、前記膀胱及びその関連する括約筋並びに
    腸及びその関連する直腸及び括約筋を含み、前記解剖学
    的系が脊髄をなしているS2、S3及びS4仙骨分節並
    びにこれらの仙骨分節の各々に由来する仙骨神経の各々
    が仙骨管内に背側根及び腹側根を含み、前記仙骨神経が
    仙骨管を出ると骨盤神経を形成し、前記膀胱につながれ
    てその排尿筋の収縮を制御し(1)上方体性神経と(2
    )外陰部神経とに分けられる体性要素が、(a)前記膀
    胱の外部括約筋を制御する筋につながる下方体性神経と
    、(b)前記直腸の肛門括約筋につながれる肛門分岐と
    、(c)ペニスにつながれる背側神経とを含み、前記括
    約筋につながれる神経束が腸及び直腸の機能を制御する
    のに必要なレベルよりも低いレベルの電気刺激で制御で
    き、 下記のステップ、即ち、 前記器官の少なくとも一個の器官の個別の 機能を制御する選択された神経束の解剖学的位置と機能
    特性を同定するステップと、 前記神経束を電気刺激するためにこれらの 神経束上に電極手段を位置決めすると共に、同時にこれ
    らの神経束から隣の神経束を分離するステップと、 前記電極手段に順次にパルス列を印加し、 前記の少なくとも1個の器官の機能を個別に制御するス
    テップと、 を含むことを特徴とする膀胱及び/又は腸並びに関連す
    る括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御する方
    法。 2、前記同定ステップが前記神経束の少なくとも近傍に
    神経刺激器を経皮的に挿入し、尿力学的に前記神経の刺
    激に対する応答を記録するステップを含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の膀胱及び/又は腸並び
    に関連する括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制
    御する方法。 3、前記挿入ステップが、脊髄及び仙骨の前記S2、S
    3及びS4仙骨分節の少なくとも一個の背及び仙骨孔を
    介して前記神経刺激器を挿入することであることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の膀胱及び/又は腸並
    びに関連する括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に
    制御する方法。 4、前記同定ステップが、前記S2、S3及びS4仙骨
    神経の少なくとも一個を同定することと、更に前記少な
    くとも一個の仙骨神経の背側根と腹側根とを分離するこ
    とを含み、前記位置決めステップが少なくとも一個の電
    極を仙骨管内の前記腹側根上に取付けることを含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の膀胱及び/又
    は腸並びに関連する括約筋の協調し、同期すべき機能を
    同時に制御する方法。 5、更に前記上方体性神経を切断し、前記外部括約筋を
    少なくとも部分的に取囲む挙筋アニ筋を分離するステッ
    プを含むことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    膀胱及び/又は腸並びに関連する括約筋の協調し、同期
    すべき機能を同時に制御する方法。 6、前記位置決めステップが少なくとも2個の別個の電
    極を各々別個の神経束上に位置決めすることを含み、前
    記印加ステップが整合し、同期しているパルス列を順次
    に又は同時に前記電極手段に印加し、同時に及び別個に
    又はそのいずれか一方で前記器官の少なくとも一個の機
    能を制御することを含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の膀胱及び/又は腸並びに関連する括約筋
    の協調し、同期すべき機能を同時に制御する方法。 7、前記位置決めステップが前記仙骨分節に由来する仙
    骨神経から選択された少なくとも2個の神経束の各々並
    びに前記上方及び下方体性神経上で別個の電極を位置決
    めし、前記膀胱及びその関連する外部括約筋の協調し、
    同期すべき機能を同時に制御することを特徴とする特許
    請求の範囲第6項記載の膀胱及び/又は腸並びに関連す
    る括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御する方
    法。 8、前記位置決めステップが前記仙骨分節に由来する仙
    骨神経から選択された少なくとも2個の別個の神経束の
    各々並びに前記上方及び下方体性神経の上に別個の電極
    を位置決めし、前記腸並びにその関連する直腸及び括約
    筋を同時に制御することを特徴とする特許請求の範囲第
    6項記載の膀胱及び/又は腸並びに関連する括約筋の協
    調し、同期すべき機能を同時に制御する方法。 9、前記位置決めステップが前記仙骨分節に由来する個
    別の仙骨神経から選択された少なくとも2個の神経束の
    各々、前記外陰部神経、前記上方体神経、前記下方体性
    神経及び前記肛門分岐の上に別個の電極を位置決めし、
    前記器官の正常時には同期する機能間の協調が失われた
    ことから生ずる症状を変えることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項記載の膀胱及び/又は腸並びに関連する括
    約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御する方法。 10、前記位置決めステップが明細書の表 I に記載の
    電極配置の21通りの組合せの中から選択された一つに
    従って電極を神経束上に位置決めすることを含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第9項記載の膀胱及び/又は
    腸並びに関連する括約筋の協調し、同期すべき機能を同
    時に制御する方法。 11、前記位置決めステップが前記外陰部神経、前記上
    方体性神経、前記下方体性神経及び肛門分岐から選択さ
    れた少なくとも1個の神経束の上に少なくとも1個の別
    個の電極を位置決めすることを含み、前記印加ステップ
    が、括約筋を直接刺激すること又は反射制御機構を変え
    て括約筋の緊張を一層効果的にすることにより不整合を
    処置することを含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の膀胱及び/又は腸並びに関連する括約筋の協
    調し、同期すべき機能を同時に制御する方法。 12、前記位置決めステップが明細書の表IIに記載の電
    極配置の7通りの電極配置の選択された一個に従って神
    経束上に電極を位置決めすることを含む特許請求の範囲
    第11項記載の膀胱及び/又は腸並びに関連する括約筋
    の協調し、同期すべき機能を同時に制御する方法。 13、前記位置決めステップが前記の選択された神経束
    上に前記電極手段を単方向的に位置決めすることを含む
    特許請求の範囲第1項記載の膀胱及び/又は腸並びに関
    連する括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御す
    る方法。 14、前記位置決めステップが前記の選択された神経束
    上に前記電極手段を双方向的に位置決めすることを含む
    特許請求の範囲第1項記載の膀胱及び/又は腸並びに関
    連する括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御す
    る方法。 15、膀胱及び腸又はそのいずれか一方並びに関連する
    括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御するため
    に、複数個の器官の正常時には同期している諸機能の間
    の協調が失われたことによる症状を変えること及び括約
    筋を直接刺激することにより若しくは反射制御機構を変
    えて括約筋の緊張を一層効果的にすること又はそのいず
    れか一方を行い、前記器官が、選択された人間の解剖学
    的系内において、前記膀胱及びその関連する括約筋並び
    に腸及びその関連する直腸及び括約筋を含み、前記解剖
    学的系が脊髄をなしているS2、S3及びS4仙骨分節
    並びにこれらの仙骨分節の各々に由来する仙骨神経の各
    々が仙骨管内に背側根及び腹側根を含み、前記仙骨神経
    が仙骨管を出ると骨盤神経を形成し、前記膀胱につなが
    れてその排尿筋の収縮を制御し(1)上方体性神経と(
    2)外陰部神経とに分けられる体性要素が、(a)前記
    膀胱の外部括約筋を制御する筋につながる下方体性神経
    と、(b)前記直腸の肛門括約筋につながれる肛門分岐
    と、(c)ペニスにつながれる背側神経とを含み、前記
    括約筋につながれる神経束が腸及び直腸の機能を制御す
    るのに必要なレベルよりも低いレベルの電気刺激で制御
    でき、 前記器官の少なくとも一個の機能を制御す る選択された神経束を電気的に刺激するための少なくと
    も一個の電極手段と、 これらの電極手段に順次にパルス列を印加 するための制御手段と を具えることを特徴とする膀胱及び/又は腸並びに関連
    する括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御する
    電子制御装置。 16、前記電極手段が少なくとも2個の別個の電極を具
    え、前記制御手段がこれらの電極に順次に又は同時に協
    調し、同期しているパルス列を印加することを特徴とす
    る特許請求の範囲第15項記載の膀胱及び/又は腸並び
    に関連する括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制
    御する電子制御装置。 17、更にきちんとした時間関係で別個の電気パルスを
    受信するための一対の第1と第2の受信機を具え、第1
    の手段が第1の信号パルスを発生し、第2の手段がこれ
    らの第1のパルスを受信して、これらを別個の第1と第
    2のパルス列の組に変換し、これらの第1と第2のパル
    ス列の組を別個の高周波パルスとして、夫々、前記第1
    と第2の手段に送ることを特徴とする特許請求の範囲第
    16項記載の膀胱及び/又は腸並びに関連する括約筋の
    協調し、同期すべき機能を同時に制御する電子制御装1
    8、前記第1の手段が、矩形波出力信号を放出するため
    の刺激パルス発振手段と、この矩形波出力信号を受け取
    り、信号パルスを生ずるためのパルス幅ワンショット手
    段と、矩形波を発生するためのパルス列持続時間発振手
    段と、前記ワンショット手段の出力と、上記パルス列持
    続時間発振手段の出力とを組合わせ、別個のパルス列を
    生ずるためのANDゲート手段と、前記パルス列持続時
    間発振手段をイネーブルするためのフリップフロップ手
    段と、前記ANDゲート手段から別個のパルス列、即ち
    、高周波パルスを受け取るための一対の高周波発生手段
    と、この高周波発生手段から別個の高周波パルスを受け
    取るための一対の増幅手段と、これらの増幅手段からの
    別個の高周波パルスを受け取り 前記第1及び第2の受信機と誘導的に結合 し、前記高周波パルス列をこれらの受信機に送る一対の
    アンテナ手段とを具えることを特徴とする特許請求の範
    囲第17項記載の膀胱及び/又は腸並びに関連する括約
    筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御する電子制御
    装置。 19、更に、一対の第3及び第4の受信機を具え、また
    前記第1及び第2の受信機へ前記パルスを送ることを選
    択的に中断し、別個のパルスを、夫々、上記第3及び第
    4の受信機に送る第3の手段を具えることを特徴とする
    特許請求の範囲第17項記載の膀胱及び/又は腸並びに
    関連する括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御
    する電子制御装置。 20、第1の電気パルスを少なくとも1個の第1の受信
    機に送り、第2の電気パルスを上記第1の電気パルスに
    対しきちんとした時間関係で少なくとも1個の第2の受
    信機に送るために、 第1の電気パルスを前記第1の受信機に送 るための第1の手段と、 前記第1の電気パルスを前記第1の受信機 に送ることを中断するための第2の手段と、この中断に
    応答して前記第2の電気パルス を前記第2の受信機に送るための第3の手段と を具えることを特徴とする膀胱及び/又は腸並びに関連
    する括約筋の協調し、同期すべき機能を同時に制御する
    電子制御装置。
JP61127377A 1986-06-03 1986-06-03 解剖学的系における器官の協調及び同期機能制御装置 Expired - Fee Related JPH0661366B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61127377A JPH0661366B2 (ja) 1986-06-03 1986-06-03 解剖学的系における器官の協調及び同期機能制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61127377A JPH0661366B2 (ja) 1986-06-03 1986-06-03 解剖学的系における器官の協調及び同期機能制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62286471A true JPS62286471A (ja) 1987-12-12
JPH0661366B2 JPH0661366B2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=14958480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61127377A Expired - Fee Related JPH0661366B2 (ja) 1986-06-03 1986-06-03 解剖学的系における器官の協調及び同期機能制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0661366B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544813A (ja) * 2005-06-28 2008-12-11 バイオネス ディベロップメント,エルエルシー 電流を通す埋込み受動導体を使用するインプラント、システムおよび方法に対する改良
US8483820B2 (en) 2006-10-05 2013-07-09 Bioness Inc. System and method for percutaneous delivery of electrical stimulation to a target body tissue
US9072886B2 (en) 2004-01-22 2015-07-07 Rehabtronics, Inc. Method of routing electrical current to bodily tissues via implanted passive conductors
US9925374B2 (en) 2008-06-27 2018-03-27 Bioness Inc. Treatment of indications using electrical stimulation

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146088A (en) * 1976-04-21 1977-12-05 Svenska Utvecklings Ab Incontinence curing electric stimulating device
JPS5841069A (ja) * 1981-08-20 1983-03-10 アルプス電気株式会社 エアゾ−ル用液化ガスボンベ
JPS5847183A (ja) * 1981-09-11 1983-03-18 Diesel Kiki Co Ltd 回転斜板式圧縮機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146088A (en) * 1976-04-21 1977-12-05 Svenska Utvecklings Ab Incontinence curing electric stimulating device
JPS5841069A (ja) * 1981-08-20 1983-03-10 アルプス電気株式会社 エアゾ−ル用液化ガスボンベ
JPS5847183A (ja) * 1981-09-11 1983-03-18 Diesel Kiki Co Ltd 回転斜板式圧縮機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9072886B2 (en) 2004-01-22 2015-07-07 Rehabtronics, Inc. Method of routing electrical current to bodily tissues via implanted passive conductors
JP2008544813A (ja) * 2005-06-28 2008-12-11 バイオネス ディベロップメント,エルエルシー 電流を通す埋込み受動導体を使用するインプラント、システムおよび方法に対する改良
JP2012075933A (ja) * 2005-06-28 2012-04-19 Bioness Inc 電流を通す埋込み受動導体を使用するインプラント、システムおよび方法に対する改良
US8862225B2 (en) 2005-06-28 2014-10-14 Bioness Inc. Implant, system and method using implanted passive conductors for routing electrical current
US8483820B2 (en) 2006-10-05 2013-07-09 Bioness Inc. System and method for percutaneous delivery of electrical stimulation to a target body tissue
US9925374B2 (en) 2008-06-27 2018-03-27 Bioness Inc. Treatment of indications using electrical stimulation

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0661366B2 (ja) 1994-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4607639A (en) Method and system for controlling bladder evacuation
US4703755A (en) Control system for the stimulation of two bodily functions
US4771779A (en) System for controlling bladder evacuation
EP0245547B1 (en) Electronic control system for controlling pelvic viscera via neuro-electrical stimulation
US7643880B2 (en) Methods and systems for selectively inhibiting neural transmission of somatic fibers
US7894913B2 (en) Systems and methods of neuromodulation stimulation for the restoration of sexual function
US4739764A (en) Method for stimulating pelvic floor muscles for regulating pelvic viscera
US9950160B2 (en) System and method for electrical stimulation of anorectal structures to treat anal dysfunction
US20060129028A1 (en) Potency package
US7343202B2 (en) Method for affecting urinary function with electrode implantation in adipose tissue
US4585005A (en) Method and pacemaker for stimulating penile erection
US7565198B2 (en) Systems and methods for bilateral stimulation of left and right branches of the dorsal genital nerves to treat dysfunctions, such as urinary incontinence
US20080071321A1 (en) Systems and methods of neuromodulation stimulation for the restoration of sexual function
US6735474B1 (en) Implantable stimulator system and method for treatment of incontinence and pain
US7865250B2 (en) Methods for electrical stimulation of nerves in adipose tissue regions
US8160710B2 (en) Systems and methods for implanting tissue stimulation electrodes in the pelvic region
US20050113878A1 (en) Method, system and device for treating various disorders of the pelvic floor by electrical stimulation of the pudendal nerves and the sacral nerves at different sites
US20100010563A1 (en) Method and Apparatus for Treating Fecal Incontinence
US20050222635A1 (en) Potency package two
US20100016657A1 (en) Method and Apparatus for Managing Erectile Dysfunction
US20050209651A1 (en) System and method for treatment of sexual dysfunction
US11878171B2 (en) System and method for minimally invasive lead implantation for cavernosal nerve stimulation controlled and powered wirelessly from an external source
JPS62286471A (ja) 解剖学的系における器官の協調及び同期機能制御装置
CA1297164C (en) Method and system for electronically controlling pelvic viscera via neuro-electrical stimulation
AU2006301939A1 (en) A method and apparatus for treating fecal incontinence

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees