JPS6228514A - 自動着脱用パイプねじ - Google Patents
自動着脱用パイプねじInfo
- Publication number
- JPS6228514A JPS6228514A JP60163866A JP16386685A JPS6228514A JP S6228514 A JPS6228514 A JP S6228514A JP 60163866 A JP60163866 A JP 60163866A JP 16386685 A JP16386685 A JP 16386685A JP S6228514 A JPS6228514 A JP S6228514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- threads
- threaded
- screw
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はポーリング用1ニゲルロツド、オーガー用ドリ
ルロッド等のねじ継手に使用するパイプねじてあって、
特に自filJ着脱を行う必要のあるロッド接手に使用
寸−る自動着脱用パイプねじに関するものである。。
ルロッド等のねじ継手に使用するパイプねじてあって、
特に自filJ着脱を行う必要のあるロッド接手に使用
寸−る自動着脱用パイプねじに関するものである。。
〈従来の技術〉
従来のポーリング用ドリルロッドのねじ継手にはアクタ
ねじ、角ねじ、三角ねじ等が使用されるが、鉱山や地質
調査等のポーリング用としては山形が梯形であるアクタ
ねじが多用されている。
ねじ、角ねじ、三角ねじ等が使用されるが、鉱山や地質
調査等のポーリング用としては山形が梯形であるアクタ
ねじが多用されている。
しかして、ロッドにねじを切る場合、そのねじ切始めは
ねじ山の巾になるまでが不完全ねじ部として残る。この
不完全ねじ部は強度が弱<、シかも、切始めの部分が尖
っており、このままの状態でドリルロッドの雄ねじと雌
ねじを噛合わせて接続すると、不完全ねじ部にかえりが
発生し、接続不能になるおそれがあるので、不完全ねじ
部を除去するが、従来は第4図に示す如くねじ切始めの
不完全ねじ部1の一部のみを鎖線に示す如(除去してい
た。
ねじ山の巾になるまでが不完全ねじ部として残る。この
不完全ねじ部は強度が弱<、シかも、切始めの部分が尖
っており、このままの状態でドリルロッドの雄ねじと雌
ねじを噛合わせて接続すると、不完全ねじ部にかえりが
発生し、接続不能になるおそれがあるので、不完全ねじ
部を除去するが、従来は第4図に示す如くねじ切始めの
不完全ねじ部1の一部のみを鎖線に示す如(除去してい
た。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかして、接続始めに、雌ねじに雄ねじが当たるまで挿
入し、不完全ねじ部同士が当たった場合は、かえりが発
生することが多かった。また、上記の如く雌ねじに雄ね
じが当たるまで挿入した後のねじの挿入始めや、引抜き
終りにはドリルロッドが偏心するのでねじ山がひっかか
り易く、従って、ねじ山同士のひっかかりでねじ山にか
えりが発生し易い。
入し、不完全ねじ部同士が当たった場合は、かえりが発
生することが多かった。また、上記の如く雌ねじに雄ね
じが当たるまで挿入した後のねじの挿入始めや、引抜き
終りにはドリルロッドが偏心するのでねじ山がひっかか
り易く、従って、ねじ山同士のひっかかりでねじ山にか
えりが発生し易い。
従来のドリルロッドの着脱は作業員が目で確認しながら
作業を行っていたが、海底下の地盤を1屈削する場合、
船から供給されるドリルロッドを、海底で機械により自
動着脱を行う必要があり、人間の目による確認ができな
いので、ねじ切始めのねじ山に対ずろ条件は一層きびし
くなる。
作業を行っていたが、海底下の地盤を1屈削する場合、
船から供給されるドリルロッドを、海底で機械により自
動着脱を行う必要があり、人間の目による確認ができな
いので、ねじ切始めのねじ山に対ずろ条件は一層きびし
くなる。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、ボーリ
ングロッドの自動着脱の際のかじりを防止し、ねじ強度
・ブレークアウト(ねじ切離し)等の機械仕様を満足し
て、実用に供することのできる、自動着脱用パイプねじ
を提供することを目的とするものである。
ングロッドの自動着脱の際のかじりを防止し、ねじ強度
・ブレークアウト(ねじ切離し)等の機械仕様を満足し
て、実用に供することのできる、自動着脱用パイプねじ
を提供することを目的とするものである。
く問題点を解決するための手段〉
そのため、本発明はロッドのねじ継手に設けたわしのね
じ切始めの不完全ねじ部を全部除去すると共に、前記不
完全ねじ部を除去したねじ端をプラントスタート加工し
、該ねじ端からのねじ山を一部丸山に形成したものであ
る。
じ切始めの不完全ねじ部を全部除去すると共に、前記不
完全ねじ部を除去したねじ端をプラントスタート加工し
、該ねじ端からのねじ山を一部丸山に形成したものであ
る。
く作 用〉
前記構成により、本発明のパイプねじは、ねじ継手の自
動着脱に際しねじにかじりが生ぜず、締付け・切離しが
容易である。
動着脱に際しねじにかじりが生ぜず、締付け・切離しが
容易である。
〈実施例〉
以下に、添付図に基づし)で本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すパイプねじの横断面図
、第2図はその一部斜視図、第3図は本発明のパイプね
じを受けるドリルロッドの横断面図である。
、第2図はその一部斜視図、第3図は本発明のパイプね
じを受けるドリルロッドの横断面図である。
第1図、第2図は説明を簡単にするため雄ねじ部のみを
示したもので、実際のドリルロッド2ば雄ねじ部3と雌
ねじ部4が両端の外側及び内側にそれぞれ設けられてお
り、図示しない他のドリルロッドの雌ねじ部4及び雄ね
じ部3がそれぞれ両端に接続されてドリルロッド2が延
長されろようになっている。
示したもので、実際のドリルロッド2ば雄ねじ部3と雌
ねじ部4が両端の外側及び内側にそれぞれ設けられてお
り、図示しない他のドリルロッドの雌ねじ部4及び雄ね
じ部3がそれぞれ両端に接続されてドリルロッド2が延
長されろようになっている。
第2図に示す如く、ねじ切始めの不完全ねじ部1は、全
部除去し、前記不完全ねじ部1を除去したねじ端5はプ
ラントスター1−加工(先端かにぶくなるようにねじの
始端を斜めに加工すること)する。パイプねじは、第1
図に示す如く、全長に亘りα−30°である60°アク
メねじを切削し、NC旋盤を用いて総バイトにより、梯
形ねじ山6の一部をねじ端5から第1図の鎖線で示す如
く九山7になるように修正する。この九山7のねじ山の
長さはねじ端5から、1ピツチより少し長目になるよう
にNC旋盤に数値をインプットして加工する。
部除去し、前記不完全ねじ部1を除去したねじ端5はプ
ラントスター1−加工(先端かにぶくなるようにねじの
始端を斜めに加工すること)する。パイプねじは、第1
図に示す如く、全長に亘りα−30°である60°アク
メねじを切削し、NC旋盤を用いて総バイトにより、梯
形ねじ山6の一部をねじ端5から第1図の鎖線で示す如
く九山7になるように修正する。この九山7のねじ山の
長さはねじ端5から、1ピツチより少し長目になるよう
にNC旋盤に数値をインプットして加工する。
第3図に示すドリルロッド2の場合、ねじ外径り、10
5φに、2条、15山/254の60°アクメねじを切
削し、ねじ山を丸山に加工した部分L(ま12mmにな
っている。
5φに、2条、15山/254の60°アクメねじを切
削し、ねじ山を丸山に加工した部分L(ま12mmにな
っている。
なお、ねじ端5の角は、リューズ−(小型グラインダー
)にて手仕上げしてRをつけた方が良い。
)にて手仕上げしてRをつけた方が良い。
なお、ねじ端5からのねじ山の形状を、かじりの生じに
くい丸山に修正できるものであれば、角ねじ等の他の形
状のねじ出であっても良い。
くい丸山に修正できるものであれば、角ねじ等の他の形
状のねじ出であっても良い。
第1表に従来のドリルロッドのパイプねじによるメイク
アップトルク (締付はトルク)とブレークアウトトル
ク の実験例を示す。テストピースは両端に指定した形状の
雄ねじ、雌ねじを切ったもので、各形状毎に3水死製作
し、不完全ねじ部は一部のみを除去したものである。
アップトルク (締付はトルク)とブレークアウトトル
ク の実験例を示す。テストピースは両端に指定した形状の
雄ねじ、雌ねじを切ったもので、各形状毎に3水死製作
し、不完全ねじ部は一部のみを除去したものである。
(以下余白)
この表によると、ブレークアウトし易さの指標であるT
B/TM比率は60°アクメねじが0.78で最小であ
った。
B/TM比率は60°アクメねじが0.78で最小であ
った。
第2表に本発明のパイプねじによるメイクアップトルク
とブレークアウト)・ルクの比率の実験例を示す。この
実験は、1組の60°アクメねじのナス1−ピースの雌
ねじ部と雄ねじ部を21回接続テストしたものである。
とブレークアウト)・ルクの比率の実験例を示す。この
実験は、1組の60°アクメねじのナス1−ピースの雌
ねじ部と雄ねじ部を21回接続テストしたものである。
(以下余白)
第2表によると、本発明のパイプねじによるTB/TM
比率の平均値は0.727で第1表の従来のものが0.
78であるのに比べて大分小さくなっている。
比率の平均値は0.727で第1表の従来のものが0.
78であるのに比べて大分小さくなっている。
〈発明の効果〉
以上詳細に説明した如く、本発明の自動着脱用パイプね
じによれば、ドリルロッドのねじ継手がブレークアウト
し易く、シかも、ねじ接続・切離し時のねじ山同士のひ
っかかりによる、かえりの発生が防止できるので、自動
着脱用のパイプねじとして最適である。
じによれば、ドリルロッドのねじ継手がブレークアウト
し易く、シかも、ねじ接続・切離し時のねじ山同士のひ
っかかりによる、かえりの発生が防止できるので、自動
着脱用のパイプねじとして最適である。
第1図は本発明の一実施例を示すパイプねじの横断面図
、第2図はその一部斜視図、第3図は本発明のパイプね
じを設けるドリルロッドの横断面図、第4図は従来のパ
イプねじの一部斜視図である。 1 不完全ねじ部、2 ドリルロッド、3 雄ねじ部、
4 雌ねじ部、5 ねじ端、6 梯形ねじ山、7 丸山 づt4図
、第2図はその一部斜視図、第3図は本発明のパイプね
じを設けるドリルロッドの横断面図、第4図は従来のパ
イプねじの一部斜視図である。 1 不完全ねじ部、2 ドリルロッド、3 雄ねじ部、
4 雌ねじ部、5 ねじ端、6 梯形ねじ山、7 丸山 づt4図
Claims (1)
- ロッドのねじ継手に設けたねじのねじ切始めの不完全ね
じを全部除去すると共に、前記不完全ねじ部を除去した
ねじ端をブラントスタート加工し、該ねじ端からのねじ
山を一部丸山に形成したことを特徴とする自動着脱用パ
イプねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60163866A JPS6228514A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 自動着脱用パイプねじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60163866A JPS6228514A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 自動着脱用パイプねじ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228514A true JPS6228514A (ja) | 1987-02-06 |
JPH0130005B2 JPH0130005B2 (ja) | 1989-06-15 |
Family
ID=15782256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60163866A Granted JPS6228514A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 自動着脱用パイプねじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6228514A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009036377A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Newfrey Llc | ねじ付きボルト及びその製造方法 |
WO2022153585A1 (ja) * | 2021-01-15 | 2022-07-21 | 日本ピラー工業株式会社 | 管継手 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP60163866A patent/JPS6228514A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009036377A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Newfrey Llc | ねじ付きボルト及びその製造方法 |
WO2022153585A1 (ja) * | 2021-01-15 | 2022-07-21 | 日本ピラー工業株式会社 | 管継手 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0130005B2 (ja) | 1989-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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