JPS6228218A - 金型の光電監視装置用監視ブロツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はプラスチック製品の成形機の金型の光電式監
視装置における監視ブロックに関する。

（従来の技術） プラスチック製品の成形機において、金型を開いても一
部の成形品（製品やランナ〕が金型に付着、残存してい
る場合、次の型締めを行うと金型が破損するのを防止す
るため成形品の残存を監視し、残存しているときは次の
型締めを中止し且つ、残存成形品を除去する旨讐報を発
する金型の光電式監視装置を本出願人は特題昭４０−２
！／１，７号で提案した。

こ−では金型表面の成形物残存領域を挟んで相対向した
孔を有する監視板を金型の両側面に対向して固定すると
共に、上記金型を取付けた成形機のプラテンには投光素
子、受光素子を内ＲＬ　タ二つのセンサーブロックを設
置し、両づ一ンサーブロックを制御装置に接続すると共
に、一方のセンサーブロックの投光素子と一方の監視板
の孔を光ファイバで、又、他方のセンサーブロックの受
光素子と他方の監視板の孔を光ファイバで夫々着脱可能
に連結している。

（発明が解決しようとする問題点） 上記装置により横型、折衷型の成形機の金型は支障なく
監視できるが、パーティング射出成形機など縦型の成形
機で、金型の成形物残存領域馨上下方向から監視しよう
とすると設置した監視装置が成形ノズルその他の作動を
障害することがあり、その場合は設置不可能である。

（問題点を解決するための手段） そこで本発明は金型に対して固定する固定部材に一端を
成形物残存領域に向ける光ファイバを直角状に曲げて取
付けると共に、上記光ファイバの他端に対向して光電素
子と接続する中継用光ファイバの取付口を設けたことを
特徴とする。

（作　用〕 固定部材に直角状に曲げて取付けた光ファイバの一端を
金型の成形物残存領域に向けて金型の上面又は下面に固
定部材を固定する。これにより上記光ファイバの他端に
対向して固定部材に設けた中継用光ファイバの取付口は
金型の側方に向くので中継用光ファイバを側方から取付
口に挿着し、固定部材に取付けた光ファイバの一端を投
光用又は受光用の光電素子に光学的に接続することがで
きる。

（実施例〕 図示の各実施例において、／は金属又は合成樹脂の固定
部材、コは上記固定部材に直角状に曲げて取付け、一端
を金型の成形物残存領域に向ける光ファイバ、３は上記
光ファイバの他端に対向して固定部材に設けた中継用光
ファイバの取付口、ダは金型、５は中継用光ファイバを
示す。

筆１図は縦型成形機の固定側金型上面の成形ノズル６が
降下して射出を行うゲート７の左右に成形ノズル乙の降
下を障害しない様に固定部材／乞固定ネジｔで固定した
状態乞示す。この第１図の実施例の監視ブロックは固定
部材／中にかどが丸味を帯びた直角状の孔乞設け、光フ
ァイバ、２を上記孔に通してその一嬶一′に固定部材／
の金型との接触面から露出させ、取付口３は上記孔の他
端に設けて固定部材の側面に開口させである。

従って、光ファイバコの一端一′？下向きにして金型表
面の成形物残存領域（こ又ではランナの左右両側の製品
キャビティ）に向く様に固定部材／を金型上面に固定し
、又、これに対向して金型下面にも光ファイバコの一端
を上向きにして成形物残存領域に向く様に固定部材／を
固定し、各固定部材の取付口３に中継用光ファイバ５の
先端のチップを突入して押ネジ等で抜けない様に連結し
、上下に対向した対の固定部材に連結した一方の中継用
光ファイバタの他端を投光素子、他方の中継用光ファイ
バの他端を受光素子に夫々接１続する。こ几により一回
の成形を終って金型が開き、成形物の突出し後に制御装
置は投光素子と受光素子を作動して投光素子が発した光
を受光素子が受光するか否かを判別し、受光したときは
次の成形を行うために型締め暑開始させ、受光しないと
きは成形物が残存しているとして型締めを行わない様に
指令し、同時に音、光などで警報する。

尚、第１図の金型下面に固定した監視ブロックは成形機
の作動を障害しないのであれば従来例のものを使用する
ことができる。

上記第１図に示した監視ブロックは成形物残存領域が一
個所の場合のものであって、複数の成形物残存領域を監
視するには第２図に示す様に複数の光ファイバー・・・
を多重に取付ければよい。

そして、第１図、第２図の監視ブロックの固定部材／に
光ファイバを通すためにかどが丸味を帯びた孔を設ける
には、第２図に示した様に固定部材／を二つの対面する
部材αとｂで構成し、両部材の相対向する面に半円形断
面の光ファイバを通す溝と、取付口３となる溝を形成し
、両部材α、ｂをネジデで対面状態に結合すればよい。

この第１．２図の実施例では光ファイバコの全長が固定
部材／中にあるので成形ノズル等の高温から保護されろ
。第３．４図の実施例は固定部材／乞分厚なブロック１
０と、上記ブロックの下面に固定さｎて一端から突出す
る板／／で構成し、ブロック１０には光ファイバーを通
すため一端に開口した孔と、他端に開口した取付口３χ
直線状に貫通し、上記孔に通してブロックＩＯ、”（Ｌ
（ の一端から突出する光ファイバａの突出部を下向きに曲
げ、先端乞板／ｌの突出部の上下方向の孔（Ｃ挿入した
ものである。尚、光ファイバコの各端部は押ネジ罠より
止めて固定する。

この実施例の哨視ブロックも取付口３に中継用光ファイ
バタの一端部を挿入保持し、他端を投光又は受光用の光
電素子に接続して第１図で説明したのと同様に使用でき
る。

尚、図中ｇ′は固定部材を金型に固定するためのネジを
通す孔を示す。

（効　果） 本発明の監視ブロックは固定部材／が光ファイバ、２を
はＶ直角に取付け、金型の成形物残存領域（て向く光フ
ァイバの一端に対し中継用光ファイバ奪連結する取付口
が直角になり、成形機の作動を障害することが無くなり
、縦型成形機の金型の上面に固定することが可能となる
。勿論、縦型以外の成形機の金型の側面等にも固定して
もよい。

【図面の簡単な説明】

筆１図は本発明の監視ブロックの一実施例を金型の上面
と下面に取付けた状態の正面図、第２図は本発明の監視
ブロックの第２実施例の斜視図、第３図は同じく他の一
実施例の斜視図、第４図は同上の一部を断面にした側面
図で、図中、／は固定部材、コは光ファイバ、３は取付
口、ｑは金型、左は中継用光ファイバを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金型に対して固定する固定部材に、一端を上記金型の成
   形物残存領域に向ける光ファイバを直角状に曲げて取付
   けると共に、上記光ファイバの他端に対向して光電素子
   と接続する中継用光ファイバの取付口を設けたことを特
   徴とする金型の光電監視装置用監視ブロック。