JPS62280282A - ウレタン樹脂と歴青乳剤との複合型組成物 - Google Patents

ウレタン樹脂と歴青乳剤との複合型組成物

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JPS62280282A
JPS62280282A JP12214886A JP12214886A JPS62280282A JP S62280282 A JPS62280282 A JP S62280282A JP 12214886 A JP12214886 A JP 12214886A JP 12214886 A JP12214886 A JP 12214886A JP S62280282 A JPS62280282 A JP S62280282A
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JP
Japan
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compsn
urethane resin
cracks
asphalt
joints
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Pending
Application number
JP12214886A
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English (en)
Inventor
Makoto Onozawa
小野沢 誠
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TOKYO KOGAKU KK
Original Assignee
TOKYO KOGAKU KK
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、コンクリート構造物やアスファルト舗装の亀
裂補修材、目地充填材、グラウト材およびアンダーシー
ル用材料等に関するものである。
(従来の技術) 道路舗装では、自動車による繰返し荷重と気象作用とに
よって次第にその供用性能を減じ。
ひび割れ、轍掘れ、摩耗などの種々の破損現象を呈する
。交通量の繰返し数の増大によってひとたび破損が起こ
ると、車両の安全快適な走行が阻害されるばかりでなく
、轍掘れ部からの水しぶきが歩行者にかかることにもな
る。
一方コンクリート構造物でもコンクリートの配合設計で
、水量や混和材料の混入など、ひび割れの生じにくいよ
うに調合したり、施工では。
コンクリート打込み方法の改良や打込み時の鉄筋の移動
防止対策、打込み後の散水などの養生対策をとるなど、
それぞれひび割れ防止対策について検討されているが材
料の性質上ひび割れをなくすことは不可能である。
以上のような亀裂の修復材料としてはいくつかの材料が
実用に供されている。例えばアスファルトコンクリート
道路の補修材としては、軟質ストレートアスファルト、
カソトバソクアスファルト、アスファルト乳剤、その他
一般市販のシール材等が、またコンクリート構造物の補
修材としてはセメントモルタル、樹脂モルタル等がある
(発明が解決しようとする問題点) 従来の技術におけるコンクリート構造物の場合その修復
材料には次のような問題点がある。
イ)セメントモルタル:セメントを結合剤に骨材(主に
砂を使用)を混合したものである。
欠点としては、0品質にバラツキが多い(厳重な管理が
必要なため)。■硬化時間が長く、所定の強度を得るま
で養生時間がかかる。■硬化時に収縮が発生しひび割れ
を生ずる場合がある。
■接着力が低いことがあげられている。
口)樹脂モルタル:結合剤に合成樹脂(レジン)を用い
て骨材と結合したもので、混合に水やセメントを使用し
ない。欠点としては、■コンクリートやセメントモルタ
ルに比較して高価である。■耐熱性が低い(80〜10
0℃以上には。
一般に構造用として使用できない)。■品質管理や施工
管理が複雑であるため9作業性が悪いことがあげられて
いる。・ ハ)このほか、ポリサルファイドシーリング材、ポリウ
レタンシーリング材、シリコーンシーリング材、エポキ
シシーリング材などがあげられているが、現在まだこの
填充シール材として十分満足し得るものが得られていな
いのが実情である。
また道路用の修復材料についても例えばアスファルトコ
ンクリートやセメントコンクリートのクランクや目地部
分の補修材としては、カットバックアスファルト、アス
ファルト乳剤、又は加熱アスファルトによる注入、注入
用市販製品によるもの等あるが、夏期に目地シール材が
膨張してはみ出し、タイヤによって舗装面を汚し、冬期
はへこみを生じ、車両の衝撃や硬化。
収縮又は老化等によってコンクリート面との剥離が生じ
たりして、ここから浸透する雨水等のため、路盤の支持
用低下や、空隙等を生ずるためポンピングアクションを
起して目地部分から破損してしまう欠点のあることが知
られている。
また、アスファルトコンクリートのクランクをシール補
修後、オーバレイ等施工する場合。
フラッシュによる余剰歴青分が舗装表面の摩擦係数の低
下による事故の助長原因となったり。
轍掘れを生ずる原因となったりする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、すぐれ
た修復材料を提供しようとすることにある。
修復材料として必要な特性は、イ)流動対策。
口)ひび割れ対策、ハ)摩耗対策、二)剥離防止対策が
十分に満足できるかどうかがその指標となっていて、雨
水等防水効果を有するだけでなくクランクの動きを出来
るだけ抑制する働きがあるものが望ましく且つ注入材が
よく馴染み。
付着するものでなければならない。従って、填充後の硬
化した補修材の変形係数は、出来るだけ周囲の性状に近
いものが好ましい。
本発明は補修材料についての不満ないしは欠点を、ウレ
タン樹脂と歴青乳剤との特性の複合効果により解決しよ
うとするものである。
(作 用) ウレタン樹脂−歴青乳剤複合型組成物は、硬化後は弾力
性のある硬質合成ゴムコンパウンドの様な性状となり、
セメントコンクリート目地用シール材として使用する場
合でも、これが夏期高温時にはみ出して流出するような
こともなく、付着目地の剥れを生ずることもない。また
アスファルト舗装の亀裂箇所に使用する場合も。
ウレタン樹脂−歴青乳剤複合組成物により、亀裂の空隙
を完全に充填し、防水効果は勿論この亀裂の発達を抑制
すると言う、従来の補修材ではなし得なかった新しい機
能を発揮する。更に一液性エボキシ変性ウレタン樹脂に
歴青乳剤(全固形物量が45〜55%の範囲)および普
ポルトランドセメントを組合わせ添加した組成物は。
集中荷重や繰返しの応力の変動に対処するという利点が
ある。すなわち、セメント水和物間に存在するポリマー
の連続相が1弾性と延性に富むものであるので過度の応
力集中を分散し、全体としての力学的特性を向上しうる
とともにフィラーとしてのセメント水和物が組合わさっ
ているのでその複合効果により、クリープ性の向上を発
揮するという利点がある。
(実施例) 本発明に使用するウレタン樹脂としては以下の組成およ
び一般性状のものが望ましい。
すなわち。
イ)組成二末端イソシアネート基プレポリマー100%
溶液 ポリメチレンポリフェニルイソシア ネート トリデンイソシアネート ロ)性状:外観 褐色溶液 粘度 1 、550〜2.500 CPS/25℃比重
 1.01〜1.05 耐熱耐寒性 −40〜70″C また1本発明に使用する歴青乳剤としては以下の一般性
状のものが望ましい。すなわち。
性状二種類 PK−3 粒子の電荷 陽イオン エングラ一度(25°c)  2.6 フルイ残留物(%)   0.03 蒸発残留物 (%)   52.0 残留物針人度(25℃)225 〃伸度(15℃)  100” 〃 三塩化エタン可溶分(%) 99.8次に実施例を
あげて本発明を具体的に説明するが2本発明はこの実施
例により何ら限定されるものでない。
〔実施例1〕 歴青乳剤に一液性エボキシ変性ウレタン樹脂を5〜20
%(重量部)添加した本発明の組成物の一般的性状は以
下のとおりであって、施工性・作業性の良好なことが認
められる。
性状:外観 黒褐色 粒子の電荷 陽イオン 比重 1.04〜1.08 フロータイム(流動性)Pロート8〜16secフルイ
残留物(%’)  0.027 蒸発残留吻 (%’)  55.1 残留物針人度(25℃)213〜182〃伸度(15℃
)  100”″ 〃 三塩化エタン可溶分(%) 98.9上記混合物(
但し、ウレタン樹脂15%重量部)を用いて実使用中の
亀裂が発生しているアスファルト舗装路への野外試験を
行なった。
イ)稠度測定:常温で10分間アジテータによる撹拌を
行ない、Pロートによるフロータイム(秒)を測定した
ときの平均は14秒である。
口)注入操作ニアスフアルドコンクリート舗装で、亀裂
幅1 am程度の亀甲状クラック個所にウレタン樹脂−
歴青乳剤複合型組成物を注入した。注入には、特製のV
字形ノズルを取付けたジゴロにより人力流し込みとした
ハ)硬化時間:注入後1時間でゲル化が始まり、また、
2時間30分で硬化した。
二)養生条件ニ一般には、注入後交通開放まで、3時間
程度の養生を行なうのが好ましい。
この間、降雨等にはシート類による被覆を行なう必要が
ある。その他養生には特別な措置を必要としない。
ホ)供用後の追跡調査:補修区間内の亀甲状クランク個
所は、何れも、当初より2cm程度下っており、放置さ
れれば此のクラックより雨水が浸透して支持力の低下や
凍結などにより、その亀裂は益々発達し破損に至るが、
ウレタン樹脂−歴青乳剤複合型組成物による補修により
亀裂部は完全に封減され固化結合せしめ破を員の進行を
抑止し、舗装の交通機能を回復せしめている。
コア採取による調査においても、ウレタン樹脂−歴青乳
剤複合型組成物の注入効果は、亀裂幅0.5 III以
下まで浸透が認められている。
〔実施例2〕 実施例1の混合物溶液に普通ポルトランドセメントをポ
リマーセメント比15%、水セメント比40%となるよ
うに配合調整、20℃空気中養生させたものの圧縮強度
は以下のごとくである。
すなわち本発明で口約とする使用に当たっての強度は、
十分な値を示すと共に硬化が速く短時間で強度が得られ
る。
上記組成物を用いて、普通ポルトランドセメントコンク
リート類の外壁に生じたひび割れ幅0.1〜0.4 m
mのひび割れに注入し、その補修効果を観察した。その
漏水試験の結果によれば。
大気中2ケ月放置後も亀裂の部分から漏水のないことが
確められた。また、接着力が高く、硬化が早い、硬化後
に収縮がないため体積変化がなく、肉ベリしない1表面
の耐摩耗性が大きい等の特性を有し、顕著な補修効果が
認められた。
(発明の効果) 本発明のウレタン−歴青乳剤複合型組成から成る亀裂補
修材は1以上詳述したようにアスファルトおよびコンク
リート材料との密着性に優れ、したがって剥離による支
持力の低下から構造物の破損を防ぎ、かつ、ひび割れに
ともなうクランクの進展と増大に追随し、さらに動的安
定度が高いので、いわゆるアスファルト混合物に生じる
ような流動化現象がなく、防水性、施工性に優れたもの
である。
特に、道路用修復材料としては、維持補修工事が容易で
あり、短い工事期間、快適な走行性が得られるとともに
、舗装表面のすりへり摩耗。
クランク、轍掘れなどの問題を保証することができると
いう利点がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一液性エポキシ変性ウレタン樹脂に全固形物量が
    45〜55%の範囲から成る歴青乳剤を添加して伸縮性
    に富む亀裂補修材もしくは目地充填材とすることを特徴
    とするウレタン樹脂と歴青乳剤との複合型組成物。
  2. (2)普通ポルトランドセメントを組合せ添加した特許
    請求の範囲第一項記載のウレタン樹脂と歴青乳剤との複
    合型組成物。
JP12214886A 1986-05-29 1986-05-29 ウレタン樹脂と歴青乳剤との複合型組成物 Pending JPS62280282A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006328229A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Chugai Shoko Kk アスファルト舗装表面の塗布材及びアスファルト舗装表面の処理方法
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