JPS62279879A - ピグおよびそれを用いるパイプ内面の油分除去方法 - Google Patents

ピグおよびそれを用いるパイプ内面の油分除去方法

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JPS62279879A
JPS62279879A JP61122120A JP12212086A JPS62279879A JP S62279879 A JPS62279879 A JP S62279879A JP 61122120 A JP61122120 A JP 61122120A JP 12212086 A JP12212086 A JP 12212086A JP S62279879 A JPS62279879 A JP S62279879A
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JP
Japan
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pig
oil
steam
vibrator
pipe
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Pending
Application number
JP61122120A
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English (en)
Inventor
角田 喜代志
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野コ 本発明は、石油プラント等において油送用パイプ内の油
分除去に好適に用いられるピグおよびそれを用いるパイ
プ内面の油分除去方法に関する。
[従来の技術〕 従来より、石油精製、石油化学等のプラントでは新設し
た油送パイプを使用する際や、既設の油送パイプを他の
油類の油送に転用する場合等に、油送パイプ内面に付着
した油分やゴミ等を除去し清掃する必要がある。このよ
うな場合にパイプ内面を清h1することなく析たな油類
または他の油類をパイプを通して油送すると、油送゛し
た油類に他の油分やゴミ等の不純物が混入し、油送した
油類の品質を低下させる等の問題を生じる。
このため、従来はスチームや空気を油送バイブ内に送入
するスヂーミングやエアーブローで、または200kg
/CMもの高圧水を油送バイブ内面に噴射させる、いわ
ゆるウォータージェットを用いる方法等により油送バイ
ブ内面の油分の除去を行なっていた。
しかし、これらの方法は油送バイブ内の油分の除去を完
全に行なうことができず、油分除去方法としては不十分
であった。
その他のバイブ内面を清掃する方法として、油送バイブ
内をガスバーナーで焼却する方法もあるが、時間がかか
る上、可燃物の存在する場所では引火の危険があるので
石油を扱うプラント等では好ましいものではない。
また、洗浄剤を混合した水に空気等の微気泡を混合して
バイブ内を循環させバイブ内面を洗浄する方法もあるが
、水に微気泡を混合させるための特別な装置を必要とす
るため簡便な方法とはいえない。
また、表面にピンを多数設けたピグをバイブ内に入れ、
流体圧によりバイブ内を前進させることにより上記ピグ
表面のビンがバイブ内をこすってバイブ内面に付着した
ゴミ等を取る方法もある。
しかし、この方法はスケールやスラグ等のゴミには有効
であるが、油分を完全に除去するには不十分であった。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述従来例の問題点に鑑み、石油プラ
ント等における油送用バイブの内面の油分をできる限り
簡便に除去することにある。
[発明の構成および作用] 本発明においては、上述した目的を達成するため、多数
の小孔を有し、かつ一端にスチームホースが接続されて
いる中空カプセルからなるバイブ内面の油分除去用ピグ
を用いる。
このピグは、中空カプセル(ピグ本体)からなり、その
略全面に多数の小孔が設けられていることが望ましいが
、必ずしも全面に設けるものに限られるわけではない。
しかしながら、少なくともピグがバイブ内を移動する際
に、バイブ内面と対する面には略全面に設けることが必
要である。この小孔の径、その数および配列は所望によ
って適宜決定される。
また、このピグ本体には上述のように一端にスチームホ
ースが接続されているが、その他端にはピグ本体を牽引
するがイドワイヤーが設けられていることが好ましい。
ピグ本体の大きさは洗浄すべきバイブ内に一定の間隙を
おいて嵌合する程度のものが好ましい。
ピグ本体の外径とバイブ内径が近似し過ぎて、ピグ本体
がバイブ内面と密着すると、スチーム(加圧水蒸気)の
噴出が不十分になり、油分除去が効率的に行なえない。
一方、ピグ本体の外径がバイブ内径に比してあまりに小
さいと噴出するスチームが有効にバイブ内面の油分を除
去することができないので好ましくない。
また、ピグ本体の形状はカプセル状であり、さらに、ピ
グ本体はバイブの湾曲部あるいは接続部を容易に通過で
きる程度でなければならないことから、断面があまりに
長円状のものは好ましくなく、断面が楕円形のものが好
ましい。
このピグ本体の材質は、噴出するスチームの圧力とその
温度に耐えるものならば、特に限定されるものではなく
、例えばスチール等の金属製のものが使用できる。
次に、本発明の油分除去方法について説明する。
本発明の除去方法は、上記した多数の小孔を有し、かつ
一端にスチームホースが接続されている中空カプセルか
らなるピグを、内面が油分で汚染されたバイブ内に移動
させつつ、該スチームホースから送入されたスチームを
該とりの小孔より噴出させることを特徴とするものであ
る。
ここで用いられるスチームの圧力は、通常1〜30kc
+/d程度の低圧スチームで十分である。あまり高圧で
はかえって操作が不便となるからである。
また、その際の温度は特に限定されないが、150〜3
00℃程度の低温のものでよい。一般に、この種のプラ
ントでは10〜20)+J / ci 、  150〜
300℃のヤードスチームの設備が常設されているので
、このヤードスチームを流用すれば新たにスチーム設備
を設ける必要がなく経済的である。
ピグ本体をバイブ内で移動させるには、ピグ本体の一端
に接続されたスチームホースによって牽引したり、また
はピグ本体の他端にガイドワイヤーを接続し、このガイ
ドワイヤーを牽引することによっても可能である。また
、スチームの反射反力を利用すれば、ガイドワイヤーを
用いずにピグを自走させることもできる。
また、本発明の除去方法を適用するに際して、パイプ内
に適当量の水を注水し、ピグの小孔より噴出するスチー
ムでパイプ内の水をバブリング(ffi気)させればよ
り有効に油分の洗浄できる。
ピグの少なくとも円周に沿って、その表面に針金状のも
のを植え込んでもよい。撹拌することにより、ピグがバ
イブ中心に保持されると共に、バイブ内面の汚れの機械
的剥離も行なうことができるので便利である。
以下、図面を用いて本発明を具体的に説明する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例に係るバイブ
内面の油分除去用ピグの外観図および断面図を示す。同
図において、1はピグ本体、2はスチームホース、3は
小孔、4はガイドワイヤーをそれぞれ示す。
第3図は、第1図および第2図に示すピグを用いてバイ
ブ内面を清掃しているところを示す模式図である。同図
に示すように、清掃すべきバイブ5内にガイドワイヤー
4を通し、ガイドワイヤー4の一端を、ピグ本体1の端
部に設けられたフックに接続し、またピグ本体1の他端
にはスチームホース2が接続されている。次に、上記ガ
イドワイヤー″4の他端を引いてピグ本体1をバイブ5
内に送入するとともに、スチームホース2を介して低圧
スチームをピグ本体1に供給して小孔3からスチームを
噴出させる。この噴出するスチームによりピグ本体1付
近のバイブ内面の油分を除去させながら、上記ガイドワ
イヤー4の一端を引いてピグ本体1を移動させればバイ
ブ5内全面の油分を除去することができる。この際、バ
イブ5内に水を注水して、バブリングを行なえば、油分
の除去が一層効果的に行なえる。
[実施例] 以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明する。
第1図および第2図に示す、径2JIIIIφの小孔を
個有する直径115/NRφ、本体長150mのスチー
ル製のピグ本体を用い、このピグ本体の一端に長さ20
mのスチームホースおよび他端に長さ20IIlのガイ
ドワイヤーをそれぞれ接続してピグとした。
このピグに圧力13kg / cm 、 iIM度19
0℃のスチームをスチームホースから供給し、重油油送
に使用した152,4a* (6インチ)配管用バイブ
約70mを24時間かけて清掃を行なった。清掃終了後
、バイブのフランジ接続部分を開放し、目視により油分
の残り具合を検査してみたところ、油分はおおむね除去
することができた。
また、同一のピグおよび同一の圧力・温度のスチームを
用いて重油油送に使用した6インチ配管用バイブ約70
mに水をバイブの約1/2程度入れて10時間かけてバ
ブリングを行ないながら清掃した。清掃後バイブのフラ
ンジ接続部分を開放し、目視による油分の残り具合を検
査してみたところ、水を入れない場合と同様に油分を除
去することができ、しかも清掃時間が大幅に短縮された
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、従来のスチームや
ウォータージェットでは不十分であったバイブ内面の油
分の除去を、低圧スチームを利用して完全に除去するこ
とができる。また、ピグがカプセル状なのでバイブのエ
ルボ(曲部)部分の油分も十分に除去することができる
また、本発明は、従来のパイプ内をガスバーブで焼却す
る方法に比して引火の危険もなく安全な方法であるとと
もに、作業時間も短縮することができる。
さらに、本発明のピグの構造はシンプルであり、使用す
る低圧スチームも既存の設備を転用することができるの
で、新たに複雑な装置等を用意することな〈実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るパイプ内面の油分除
去用ピグの外12図、 第2図は、第1図のピグの断面図、 第3図は、第1図のピグを使用してバイブ内面の油分を
除去する際の模式図である。 1:ピグ本体、2ニスチームホース、 3:小孔、  4ニガイドワイヤー、 5:バイブ。 特許出願人  日本石油化学株式会社 代理人 弁理士 伊 東 辰 雄 代理人 弁理士 伊 東 哲 也 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多数の小孔を有し、かつ一端にスチームホースが接
    続されている中空カプセルからなるパイプ内面の油分除
    去用ピグ。 2、前記小孔が中空カプセルの略全面に設けられている
    特許請求の範囲第1項記載のピグ。 3、前記中空カプセルの他端にガイドワイヤーを有する
    特許請求の範囲第1項または第2項記載のピグ。 4、多数の小孔を有し、かつ一端にスチームホースが接
    続されている中空カプセルからなるピグを、内面が油分
    で汚染されたパイプ内に移動させつつ、該スチームホー
    スから送入されたスチームを該ピクの小孔より噴出させ
    ることを特徴とするパイプ内面の油分除去方法。 5、前記パイプ内に水を注水し、前記ピグの小孔から噴
    出するスチームによりバブリングさせて油分を除去する
    特許請求の範囲第4項記載のパイプ内面の油分除去方法
    。 6、前記スチームが、圧力10〜20kg/cm^2、
    温度150〜300℃のヤードスチームである特許請求
    の範囲第4項または5項記載のパイプ内面の油分除去方
    法。
JP61122120A 1986-05-29 1986-05-29 ピグおよびそれを用いるパイプ内面の油分除去方法 Pending JPS62279879A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018162811A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 株式会社サンフロイント 油配管内部ライニング施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018162811A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 株式会社サンフロイント 油配管内部ライニング施工方法

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