JPS62277968A - バイオフイ−ドバツク装置 - Google Patents
バイオフイ−ドバツク装置Info
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- JPS62277968A JPS62277968A JP61121852A JP12185286A JPS62277968A JP S62277968 A JPS62277968 A JP S62277968A JP 61121852 A JP61121852 A JP 61121852A JP 12185286 A JP12185286 A JP 12185286A JP S62277968 A JPS62277968 A JP S62277968A
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Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
本発明は、腹式呼吸によりアルファ波が主体に現れる精
神のりラクゼーション状態(弛緩状態〉に被験者を導く
ためのバイオフィードバック装置に関する。
神のりラクゼーション状態(弛緩状態〉に被験者を導く
ためのバイオフィードバック装置に関する。
(従来技術〉
従来、脳波の研究においては、精神が緊張した状態では
脳波の中に13〜22H2のベータ波が主体に現れるこ
とが知られており、これに対し禅やヨーガ等の精神訓練
法の隆行を積んだ人にあっては、精神状態が非常に安定
した所謂瞑想状態において、脳波の中に8〜13H2の
アルファ波が主体に現れるようになることが知られてい
る。
脳波の中に13〜22H2のベータ波が主体に現れるこ
とが知られており、これに対し禅やヨーガ等の精神訓練
法の隆行を積んだ人にあっては、精神状態が非常に安定
した所謂瞑想状態において、脳波の中に8〜13H2の
アルファ波が主体に現れるようになることが知られてい
る。
そこで、精神医療の分野にあっては、アルファ波の状態
を意識的に持続させることによって精神状態を弛緩状態
に保ってリラクゼーションを高揚させるための所謂バイ
オフィードバック装置が考えられている。
を意識的に持続させることによって精神状態を弛緩状態
に保ってリラクゼーションを高揚させるための所謂バイ
オフィードバック装置が考えられている。
このような従来のバイオフィードバック装置としては、
脳波、筋肉電流、皮膚電気反応(GSR)等の身体情報
を電気的に検出し、治療担当者がこれらの人体情報を監
視して精神の弛緩状態が得られるように患者を訓練指導
している。
脳波、筋肉電流、皮膚電気反応(GSR)等の身体情報
を電気的に検出し、治療担当者がこれらの人体情報を監
視して精神の弛緩状態が得られるように患者を訓練指導
している。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来のバイオフィードバック
装置にあっては、主に医療機関での利用が主体となって
いたため、人体情報とし1て脳波、筋肉電流、皮膚電気
反応等の微弱な信号を電気的に検出して弛緩状態を見る
ようにしており、このため例えば脳波検出法及び筋肉電
流検出法にあっては、頭部や腕に電極を装着することか
ら被験者に緊張感や不快感を与え、また電極表面の状態
を常にウェットに保たなければならない等の使用環境及
び条件に制約があり、一般的な利用は期待できなかった
。
装置にあっては、主に医療機関での利用が主体となって
いたため、人体情報とし1て脳波、筋肉電流、皮膚電気
反応等の微弱な信号を電気的に検出して弛緩状態を見る
ようにしており、このため例えば脳波検出法及び筋肉電
流検出法にあっては、頭部や腕に電極を装着することか
ら被験者に緊張感や不快感を与え、また電極表面の状態
を常にウェットに保たなければならない等の使用環境及
び条件に制約があり、一般的な利用は期待できなかった
。
また、皮膚電気反応検出法にあっては、人によって変化
が出やすい人と出にくい人などの個人差があり、更に温
度や湿度等の周囲環境の影響を受は易く、この場合にも
一般的な利用が困難であった。
が出やすい人と出にくい人などの個人差があり、更に温
度や湿度等の周囲環境の影響を受は易く、この場合にも
一般的な利用が困難であった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、医療機関のみならず一般家庭においても精神が安
定した弛緩状態への誘導訓練が被験者自身によって簡単
且つ容易にできるようにしたバイオフィードバック装置
を提供することを目的とする。
ので、医療機関のみならず一般家庭においても精神が安
定した弛緩状態への誘導訓練が被験者自身によって簡単
且つ容易にできるようにしたバイオフィードバック装置
を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本願発明者等におっては、呼吸
と脳波との関係に着目して鋭意研究を重ねたところ、統
計的な結果から精神の弛緩状態を得るアルファ波の増強
に関し次の結論を得るに至った。
と脳波との関係に着目して鋭意研究を重ねたところ、統
計的な結果から精神の弛緩状態を得るアルファ波の増強
に関し次の結論を得るに至った。
第1に、アルファ波の増強には胸式呼吸より腹式呼吸の
ほうが有利である。
ほうが有利である。
第2に、同じ腹式呼吸でも、呼吸回数か少なく、腹壁の
動きが大きい方がアルファ波の発生率が高い。
動きが大きい方がアルファ波の発生率が高い。
第3に、(吸気時間)/(呼気時間)で定義される呼吸
比が小さい程アルファ波の発生率が高い。
比が小さい程アルファ波の発生率が高い。
このような研究結果に基づき本発明にあっては、上記問
題点を解決するため、被験者の腹部に装着したセンサで
腹式呼吸による腹壁の動きに応じた信号を検出し、この
検出信号から吸気時間と呼気時間を計測すると共に両者
から呼吸比を計算し、この呼吸比を予め定めた基準値と
比較して弛緩状態におるか否か判別し、弛緩状態となっ
たときに音響出力等により被験者に報知するようにした
ものである。
題点を解決するため、被験者の腹部に装着したセンサで
腹式呼吸による腹壁の動きに応じた信号を検出し、この
検出信号から吸気時間と呼気時間を計測すると共に両者
から呼吸比を計算し、この呼吸比を予め定めた基準値と
比較して弛緩状態におるか否か判別し、弛緩状態となっ
たときに音響出力等により被験者に報知するようにした
ものである。
(作用〉
このような本発明のバイオフィードバック装置によれば
、腹式呼吸による腹壁の動き、即ち、腹壁の膨満状態と
弛緩状態の腹壁の変位をセンサで検出することから、従
来の脳波、筋肉電流、GSR等のように特殊な電極の装
着が不要であり、また腹壁の変位は充分に大きいのでセ
ンサ検出信号のS/N比も高く、使用環境による制約を
受けずに容易に使用できる。また被験者は吸気時間に対
し呼気時間が長くなるように腹式呼吸を行ない、アルフ
ァ波の発生が持続する弛緩状態に至ると呼吸比の比較演
算処理により弛緩状態にあることを音響出力等により知
ることができるため、特別な訓練指導を受けなくとも被
験者自身でアルファ波が増強された精神の弛緩状態へ到
達することができ、一般家庭での使用を可能とする。
、腹式呼吸による腹壁の動き、即ち、腹壁の膨満状態と
弛緩状態の腹壁の変位をセンサで検出することから、従
来の脳波、筋肉電流、GSR等のように特殊な電極の装
着が不要であり、また腹壁の変位は充分に大きいのでセ
ンサ検出信号のS/N比も高く、使用環境による制約を
受けずに容易に使用できる。また被験者は吸気時間に対
し呼気時間が長くなるように腹式呼吸を行ない、アルフ
ァ波の発生が持続する弛緩状態に至ると呼吸比の比較演
算処理により弛緩状態にあることを音響出力等により知
ることができるため、特別な訓練指導を受けなくとも被
験者自身でアルファ波が増強された精神の弛緩状態へ到
達することができ、一般家庭での使用を可能とする。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例を示したブロック図である。
まず構成を説明すると、1は被験者の腹部に装着されて
腹式呼吸による腹壁の動きに応じた信号を出力するセン
サ部であり、センサ部1としては例えば歪計、マーキュ
リ−抵抗計、皮膚電気抵抗測定器等が使用される。セン
サ部1の検出信号は呼気・吸気時間計測部2に与えられ
ており、呼気・吸気時間計測部2において吸気時間7i
及び呼気時間Toが呼吸コードに計測される。
腹式呼吸による腹壁の動きに応じた信号を出力するセン
サ部であり、センサ部1としては例えば歪計、マーキュ
リ−抵抗計、皮膚電気抵抗測定器等が使用される。セン
サ部1の検出信号は呼気・吸気時間計測部2に与えられ
ており、呼気・吸気時間計測部2において吸気時間7i
及び呼気時間Toが呼吸コードに計測される。
呼気・吸気時間計測部2で計測される吸気時間Ti及び
呼気時間TOは、例えばセンサ部1より検出される腹式
呼吸による膨満状態と弛緩状態のセンサ検出信号が第2
図(a)に示すようになり、このセンサ検出信号を微分
とすると第2図(b)に示す微分信号が得られることか
ら、微分信号が(+)となっている時間を吸気時間Ti
として計測し、また微分信号が(−)となっている時間
TOを呼気時間として計測する。
呼気時間TOは、例えばセンサ部1より検出される腹式
呼吸による膨満状態と弛緩状態のセンサ検出信号が第2
図(a)に示すようになり、このセンサ検出信号を微分
とすると第2図(b)に示す微分信号が得られることか
ら、微分信号が(+)となっている時間を吸気時間Ti
として計測し、また微分信号が(−)となっている時間
TOを呼気時間として計測する。
更に、具体的に説明するならば、第2図(b)の微分信
号から同図(C)に示すゲート信号を作り出し、ゲート
信号がHレベルとなっている間、吸気時間カウンタにク
ロックパルスを供給して吸気時間Tiを計数し、一方、
ゲート信号がLレベルとなっている間、呼気時間カウン
タにタロツクパルスを供給して呼気時間TOを計数させ
る。
号から同図(C)に示すゲート信号を作り出し、ゲート
信号がHレベルとなっている間、吸気時間カウンタにク
ロックパルスを供給して吸気時間Tiを計数し、一方、
ゲート信号がLレベルとなっている間、呼気時間カウン
タにタロツクパルスを供給して呼気時間TOを計数させ
る。
再び第1図を参照するに、呼気・吸気時間計測部2で計
測された吸気時間T1及び呼気時間T。
測された吸気時間T1及び呼気時間T。
のそれぞれは呼吸比演算部3に与えられる。
呼吸比演算部3は単位時間、例えば1分間で得られた複
数の吸気時間Til〜n、及び呼気時間TO1〜nの平
均faTia、 Toaを演算し、この平均値に基づい
て呼吸比Kを、 K=Tia/Toa −(1)として演算する
。
数の吸気時間Til〜n、及び呼気時間TO1〜nの平
均faTia、 Toaを演算し、この平均値に基づい
て呼吸比Kを、 K=Tia/Toa −(1)として演算する
。
呼吸比演算部3で演算された呼吸比には比較部4に与え
られ、比較部4において基準値設定部5によって設定さ
れた基準値KOと比較される。
られ、比較部4において基準値設定部5によって設定さ
れた基準値KOと比較される。
ここで、基準値設定部5による基準1!iK Oは前記
第(1〉式で演稗された呼吸比Kがアルファ波が発生す
る精神の弛緩状態に達したか否かを判別するための基準
値で必り、前記第(1)式から呼吸比Kを求めた場合、
基準値Koは1以下の適宜の値が設定される。即ち、ア
ルファ波の発生が増強される精神の弛緩状態は第2図(
a)に示したように、吸気時間Tiに対し呼気時間TO
が充分に長くなる腹式呼吸状態でおり、1以下の値をと
る基準値KOを演算された呼吸比Kが下回ったとき、弛
緩状態に達したものとして比較部4が弛緩状態の判別信
号を出力する。
第(1〉式で演稗された呼吸比Kがアルファ波が発生す
る精神の弛緩状態に達したか否かを判別するための基準
値で必り、前記第(1)式から呼吸比Kを求めた場合、
基準値Koは1以下の適宜の値が設定される。即ち、ア
ルファ波の発生が増強される精神の弛緩状態は第2図(
a)に示したように、吸気時間Tiに対し呼気時間TO
が充分に長くなる腹式呼吸状態でおり、1以下の値をと
る基準値KOを演算された呼吸比Kが下回ったとき、弛
緩状態に達したものとして比較部4が弛緩状態の判別信
号を出力する。
比較部4からの弛緩状態の判別信号は報知手段として設
けた音響発生部6に与えられてあり、音響発生部6は比
較部4より弛緩状態の判別信号を受けるとスピーカ7、
若しくはヘッドホーン8(イヤホーンでもよい)により
音を流して被験者に弛緩状態の到達を知らせるようにな
る。
けた音響発生部6に与えられてあり、音響発生部6は比
較部4より弛緩状態の判別信号を受けるとスピーカ7、
若しくはヘッドホーン8(イヤホーンでもよい)により
音を流して被験者に弛緩状態の到達を知らせるようにな
る。
以上の回路構成が本発明におけるバイオフィードバック
装置の基本構成となるものであるが、第1図の実施例に
おっては、更にセンサ部1からの検出信号を入力した表
示駆動部9によって作動される光電式表示部10が報知
手段として設けられており、例えば光電式表示部10に
設けた複数のランプをセンサ部1からの検出信号の信号
レベルに応じて点灯数を増加することで、被験者による
腹式呼吸の状態を視覚的に表示できるようにしている。
装置の基本構成となるものであるが、第1図の実施例に
おっては、更にセンサ部1からの検出信号を入力した表
示駆動部9によって作動される光電式表示部10が報知
手段として設けられており、例えば光電式表示部10に
設けた複数のランプをセンサ部1からの検出信号の信号
レベルに応じて点灯数を増加することで、被験者による
腹式呼吸の状態を視覚的に表示できるようにしている。
更に、第1図の実施例にあっては、センサ部1からの検
出信号に基づいて呼吸の深さを)測定する呼吸深さ測定
部11が設けられてあり、この呼吸深さ測定部11によ
る呼吸深さの測定信号も表示駆動部9に与えられ、光電
式表示部10において呼吸の深さを複数のランプの点灯
制御により表示できるようにしている。
出信号に基づいて呼吸の深さを)測定する呼吸深さ測定
部11が設けられてあり、この呼吸深さ測定部11によ
る呼吸深さの測定信号も表示駆動部9に与えられ、光電
式表示部10において呼吸の深さを複数のランプの点灯
制御により表示できるようにしている。
この呼吸深さ測定部11で測定される呼吸の深さとして
は、例えば第2図(a)の検出信号における最高値と最
低値のレベル差△Vを測定するか、或いは吸気時間Ti
にあける検出信号の積分1直、更には呼気時間Toにお
ける検出信号の積分1直として測定される。
は、例えば第2図(a)の検出信号における最高値と最
低値のレベル差△Vを測定するか、或いは吸気時間Ti
にあける検出信号の積分1直、更には呼気時間Toにお
ける検出信号の積分1直として測定される。
尚、充電式表示部10による呼吸状態、及びまたは呼吸
深さの視覚的な表示は音響発生部6による音響的な報知
に対し補助的に設けられたものである。即ち、アルファ
波の発生が増強される弛緩状態は開眼より開眼または半
眼で行なう方が得られやすいので、被験者にとって光電
表示部10による表示はおくまで参考的なものにとζま
る。
深さの視覚的な表示は音響発生部6による音響的な報知
に対し補助的に設けられたものである。即ち、アルファ
波の発生が増強される弛緩状態は開眼より開眼または半
眼で行なう方が得られやすいので、被験者にとって光電
表示部10による表示はおくまで参考的なものにとζま
る。
次に、第1図の実施例の動作を第3図のフローチャート
を参照して説明する。
を参照して説明する。
まずセンサ部1をバンド等により腹部に固定した状態で
装置の電源を投入し、被験者は椅子等に座った安定した
状態で大きく息を吸って大きくゆっくりと吐き出す腹式
呼吸を行なう。この被験者による腹式呼吸によるセンサ
部1からの検出信号に基づき1回の腹式呼吸が行なわれ
る毎にブロック20で吸気時間1−i と呼気時間To
が測定され、最初の測定開始から1分を経過したか否か
が判別ブロック22でチェックされており、ブロック2
0及び判別ブロック22の処理により1分間に亘る腹式
呼吸に於ける吸気時間Ti及び呼気時間TOか測定され
る。測定開始から1分を経過すると判別ブロック22か
らブロック24に進み、1分間の腹式呼吸で得られた吸
気時間Tiと呼気時間Toの平均時間H1a、Hoaを
計算し、この平均値に基づいてブロック26で呼吸比K
を計算する。
装置の電源を投入し、被験者は椅子等に座った安定した
状態で大きく息を吸って大きくゆっくりと吐き出す腹式
呼吸を行なう。この被験者による腹式呼吸によるセンサ
部1からの検出信号に基づき1回の腹式呼吸が行なわれ
る毎にブロック20で吸気時間1−i と呼気時間To
が測定され、最初の測定開始から1分を経過したか否か
が判別ブロック22でチェックされており、ブロック2
0及び判別ブロック22の処理により1分間に亘る腹式
呼吸に於ける吸気時間Ti及び呼気時間TOか測定され
る。測定開始から1分を経過すると判別ブロック22か
らブロック24に進み、1分間の腹式呼吸で得られた吸
気時間Tiと呼気時間Toの平均時間H1a、Hoaを
計算し、この平均値に基づいてブロック26で呼吸比K
を計算する。
続いて判別ブロック28において予め設定した基準値K
Oと計算された呼吸比にとが比較され、計算された呼吸
比Kが基準値KOより大きいときには再びブロック20
の計測逸理に戻り、一方、計算された呼吸比Kが基準値
KO以下となったときにはブロック30に進み、アルフ
ァ波の発生か増強された弛緩状態になったことを音響出
力により被験者に知らせ、再びブロック20の時間測定
処理に戻る。
Oと計算された呼吸比にとが比較され、計算された呼吸
比Kが基準値KOより大きいときには再びブロック20
の計測逸理に戻り、一方、計算された呼吸比Kが基準値
KO以下となったときにはブロック30に進み、アルフ
ァ波の発生か増強された弛緩状態になったことを音響出
力により被験者に知らせ、再びブロック20の時間測定
処理に戻る。
尚、第1図に示した基準値設定部5による弛緩状態を判
別づる基準値KOは、1以下の値をとるが、被験者によ
って自由に基準1直KOの値を設定変更することができ
る。即ら、被験者の訓練度合いが低い場合には、高めの
基準値KOを設定し、訓練が進むにつれて基準値KOを
小ざい値に変更し、このような基準値KOの設定変更に
より訓練度合いに合わせた弛緩状態の判別表示を行なう
ことができる。
別づる基準値KOは、1以下の値をとるが、被験者によ
って自由に基準1直KOの値を設定変更することができ
る。即ら、被験者の訓練度合いが低い場合には、高めの
基準値KOを設定し、訓練が進むにつれて基準値KOを
小ざい値に変更し、このような基準値KOの設定変更に
より訓練度合いに合わせた弛緩状態の判別表示を行なう
ことができる。
第4図は本発明の他の実施例を示したブロック図でおり
、この実施例にあっては腹式呼吸の呼吸回数を測定表示
したことを特徴とする。
、この実施例にあっては腹式呼吸の呼吸回数を測定表示
したことを特徴とする。
即ち、センサ部1からの検出信号を呼吸回数測定部12
に入力し、呼吸回数測定部12において単位時間、例え
ば1弁当たりの呼吸回数Nを測定する。呼吸回数測定部
12で測定された呼吸回数Nは比較部13に与えられ、
基準回数設定部14て設定された基準回数Noと比較さ
れ、測定呼吸回数へが基準回数No以下となったとき表
示駆動部9によって光電式表示部10に呼吸回数につい
ても弛緩状態に達したことを表示させるようにしている
。
に入力し、呼吸回数測定部12において単位時間、例え
ば1弁当たりの呼吸回数Nを測定する。呼吸回数測定部
12で測定された呼吸回数Nは比較部13に与えられ、
基準回数設定部14て設定された基準回数Noと比較さ
れ、測定呼吸回数へが基準回数No以下となったとき表
示駆動部9によって光電式表示部10に呼吸回数につい
ても弛緩状態に達したことを表示させるようにしている
。
尚、呼吸回数測定部12の測定回数Nは比較部13で基
準回数Noと比較判別せずに、そのまま表示駆動部9に
与えて呼吸回数そのものを光電式表示部10に表示する
ようにしても良い。
準回数Noと比較判別せずに、そのまま表示駆動部9に
与えて呼吸回数そのものを光電式表示部10に表示する
ようにしても良い。
尚、他の回路構成は第1図の実施例と同じになる。
更に、第1,4図の実施例にあっては、比較部4で判別
された呼吸比Kに基づく弛緩状態の判別出力を音響発生
部6により音響出力としてのみ被験者に報知しているが
、点線で示すように表示駆動部9に比較部4の出力を与
え、光電式表示部10に弛緩状態への到達を表示させて
もよい。
された呼吸比Kに基づく弛緩状態の判別出力を音響発生
部6により音響出力としてのみ被験者に報知しているが
、点線で示すように表示駆動部9に比較部4の出力を与
え、光電式表示部10に弛緩状態への到達を表示させて
もよい。
また、本発明のバイオフィードバック装置は、第1,4
図に示したようにハードウェアで回路構成してもよいし
、第3図のフローチャートに示したようにマイクロコン
ピュータによるプログラム制御で実現してもよい。
図に示したようにハードウェアで回路構成してもよいし
、第3図のフローチャートに示したようにマイクロコン
ピュータによるプログラム制御で実現してもよい。
更に上記の実施例では、呼吸比を(吸気時間)/(呼気
時間)として計算しているが、(呼気時間)/〈吸気時
間〉として計算しても良く、この場合に弛緩状態を判別
する基準値は1以上の任意の値を設定し、この基準値を
越えたときに弛緩状態の判別出力を生ずるようにする。
時間)として計算しているが、(呼気時間)/〈吸気時
間〉として計算しても良く、この場合に弛緩状態を判別
する基準値は1以上の任意の値を設定し、この基準値を
越えたときに弛緩状態の判別出力を生ずるようにする。
“(発明の効果)
以上説明してきたように本発明によれば、弛緩状態の判
別出力が得られるように被験者が腹式呼吸を行なうこと
でアルファ波の発生率が増強された精神の弛緩状態に到
達して精神のりラクゼーションの高揚を計ることができ
、このアルファ波の発生率が高まる精神の弛緩状態への
到達は被験者自信で簡単且つ容易に行なうことができ、
装置の使用を繰り返すうちに弛緩状態への腹式呼吸の訓
練度が高められ、精神のりラクビーション状態を得るこ
とで、閃き等の想像力が高まって自由な発想ができ、ま
た記憶回想に大いに威力を発揮し、更に与えられた問題
の解決方法が児っけやすくなつたり、記憶能力が増強す
′るという精神的及び能力的にも多大な効果が家庭的な
使用を通じて期待できる。
別出力が得られるように被験者が腹式呼吸を行なうこと
でアルファ波の発生率が増強された精神の弛緩状態に到
達して精神のりラクゼーションの高揚を計ることができ
、このアルファ波の発生率が高まる精神の弛緩状態への
到達は被験者自信で簡単且つ容易に行なうことができ、
装置の使用を繰り返すうちに弛緩状態への腹式呼吸の訓
練度が高められ、精神のりラクビーション状態を得るこ
とで、閃き等の想像力が高まって自由な発想ができ、ま
た記憶回想に大いに威力を発揮し、更に与えられた問題
の解決方法が児っけやすくなつたり、記憶能力が増強す
′るという精神的及び能力的にも多大な効果が家庭的な
使用を通じて期待できる。
第1図は本発明の一実施例を示したブロック図、第2図
は第1図のセンサ部からの検出信号及び吸気・呼気時間
の検出処理を示した信号波形図、第3図は本発明の動作
処理を示したフローチャート、第4図は本発明の他の実
施例を示したブロック図である。 1:センサ部 2:呼気・吸気時間計測部 3:呼吸比較演算部 4.13:比較部 5:基準値設定部 6:音響発生部 7:スピーカ 8:ヘッドホーン 9:表示駆動部 10:光電式表示部 11:呼吸深さ測定部 12:呼吸回数測定部 14:基準回数設定部
は第1図のセンサ部からの検出信号及び吸気・呼気時間
の検出処理を示した信号波形図、第3図は本発明の動作
処理を示したフローチャート、第4図は本発明の他の実
施例を示したブロック図である。 1:センサ部 2:呼気・吸気時間計測部 3:呼吸比較演算部 4.13:比較部 5:基準値設定部 6:音響発生部 7:スピーカ 8:ヘッドホーン 9:表示駆動部 10:光電式表示部 11:呼吸深さ測定部 12:呼吸回数測定部 14:基準回数設定部
Claims (5)
- (1)被験者の腹部に装着されて腹式呼吸による腹壁の
動きに応じた信号を出力するセンサと、該センサからの
検出信号に基づいて吸気時間と呼気時間を計測する呼吸
時間計測手段と、該呼吸時間計測手段で計測された吸気
時間と呼気時間の時間比を呼吸比として演算する演算手
段と、該演算手段から得られた呼吸比を予め定めた基準
値と比較してアルファ波が主体に現われる弛緩状態を判
別する判別手段と、該判別手段の判別出力を受けて弛緩
状態にあることを被験者に報知する報知手段とを備えた
ことを特徴とするバイオフィードバック装置。 - (2)前記報知手段は、弛緩状態にあることを音響出力
により報知する音響発生部を備えたことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のバイオフィードバック装置。 - (3)前記報知手段は、弛緩状態を視覚的に表示する表
示部を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のバイオフィードバック装置。 - (4)前記報知手段は、弛緩状態の報知手段に加えて、
呼吸の深さ及び又は呼吸回数を表示する手段を備えたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項ないし第3項記載
のバイオフィードバック装置。 - (5)前記呼吸回数の表示手段は、単位時間当りの呼吸
回数が予め定めた基準回数以下となったことを表示する
手段を備えた特許請求の範囲第4項記載のバイオフィー
ドバック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61121852A JPS62277968A (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 | バイオフイ−ドバツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61121852A JPS62277968A (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 | バイオフイ−ドバツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62277968A true JPS62277968A (ja) | 1987-12-02 |
JPH0414587B2 JPH0414587B2 (ja) | 1992-03-13 |
Family
ID=14821524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61121852A Granted JPS62277968A (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 | バイオフイ−ドバツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62277968A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005065769A (ja) * | 2003-08-20 | 2005-03-17 | M I Labs:Kk | 刺激反応評価装置 |
JP2007330773A (ja) * | 1996-01-22 | 2007-12-27 | Benjamin Gavish | 自然発生呼吸を調節するシステム |
JP2008068018A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 生体状態を推定した結果を出力する装置および方法 |
JP2008068019A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Gac Corp | 呼気時間を出力可能な装置および方法 |
JP2013034654A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | National Chiao Tung Univ | 腹式呼吸の特徴を抽出するための方法、及び、この方法を使用するシステム |
JP2019150546A (ja) * | 2018-03-01 | 2019-09-12 | 株式会社東芝 | 生体情報処理装置、生体情報処理方法、コンピュータプログラム及びマインドフルネス支援装置 |
JP2019208876A (ja) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | 株式会社東芝 | 呼吸センサ、呼吸検出装置、生体情報処理装置、生体情報処理方法、コンピュータプログラム及びマインドフルネス支援装置 |
-
1986
- 1986-05-27 JP JP61121852A patent/JPS62277968A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007330773A (ja) * | 1996-01-22 | 2007-12-27 | Benjamin Gavish | 自然発生呼吸を調節するシステム |
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JP2008068018A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 生体状態を推定した結果を出力する装置および方法 |
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JP2013034654A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | National Chiao Tung Univ | 腹式呼吸の特徴を抽出するための方法、及び、この方法を使用するシステム |
JP2019150546A (ja) * | 2018-03-01 | 2019-09-12 | 株式会社東芝 | 生体情報処理装置、生体情報処理方法、コンピュータプログラム及びマインドフルネス支援装置 |
JP2019208876A (ja) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | 株式会社東芝 | 呼吸センサ、呼吸検出装置、生体情報処理装置、生体情報処理方法、コンピュータプログラム及びマインドフルネス支援装置 |
JP2022002802A (ja) * | 2018-06-05 | 2022-01-11 | 株式会社東芝 | 呼吸センサ、呼吸検出装置、生体情報処理装置、生体情報処理方法、コンピュータプログラム及びマインドフルネス支援装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0414587B2 (ja) | 1992-03-13 |
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