JPS62275800A - ブラインド羽根の転写絵付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数枚のブラインド羽根に絵付けする方法に
関するものである。

〔従来の技術〕

従来からブラインドに絵付けする方法、特にブラインド
全体く閉時）で一つの絵柄が表れるようにするものとし
ては、ブラインド羽根それぞれに絵付を行ない、そのの
ちブラインドを組立てるようにした方法が行なわれてい
る。

またブラインドを組立てた状態や複数枚のブラインド羽
根を整列させた状態で、インキ・ジェット印刷或はシル
クスクリーン印刷によって絵付けする方法も行なわれて
いる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来の絵付けされた複数枚のブラインド
羽根を組立てる方法においては、ブラインド羽根一枚一
枚に対する印刷ズレによって、組立てたブラインドに表
れる絵柄が歪んでしまい、ブラインドの商品１ＩＩＩｉ
値を低下させてしまうという問題点があった。またイン
キ・ジェット印刷ヤシルクスクリーン印刷によるものに
あっては、作業効率が悪く、写真調の絵柄ができないと
いう問題点があった。そして前述したいずれの方法にお
いても、曲面形状を呈しているブラインド羽根への印刷
が難しいことと、多数枚で印刷ズレなく上下が連続した
一つの絵柄を完成さける心数があることから、充分な絵
付けができないという問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、従来の問題点を考慮してなされたもので、真
空ポンプなどの空気吸引手段に接続され多数個の吸引孔
を有する吸引基盤上に、複数枚のブラインド羽根を整列
［１ｆｆし、前記吸引基盤側から吸引してブラインド羽
根を偏平にせしめ、該ブラインド羽根に転写シートを重
ねて転写することにより、上記した従来の問題点を解消
するものである。

〔作　用］ 本発明においては、曲面を呈している複数枚のブライン
ド羽根を絵付けするにあたり、吸引基盤上にこれを整列
さゼて吸引することにより、ブラインド羽根を平面化さ
せ、自由な絵付けを行なえるようにした。

（実施例〕 つぎに、本発明を以下図示の実施例によって説明する。

第１図は本発明で使用するブラインド羽根に絵付する絵
付は装置の説明図である。

絵付装置１は、平行に架は渡された２本のレール２上に
吸引基盤３とその両側に位置した固定治具４とを、移動
自在にしてかつ任意の位置で固定できるように配したも
のである。前記吸引基盤３の上面には、多数孔の吸引孔
３０が設けられ、その吸引孔３０それぞれが内部のチャ
ンバ一部３１に連通している（第３，４図参照）。そし
てこのチャンバ一部３１に、バイブ５０を介して真空ポ
ンプなどからなる空気吸引手段５が接続され、この空気
吸引手段５を作動させることによって空気を吸い込んで
物品を吸着保持する吸引面が、前記吸引基盤３の上面に
形成される。

また固定治具４は、ブラインド羽根Ａの断面形状に対応
して凸面部４０が連設され、かつ竹記凸面部４０間にブ
ラインド羽根の縁部が入り込む溝部４１が設けられてい
る。この固定治具４をブラインド羽根Ａの端部に対応す
るように位置させ、前記溝部４１にブラインド羽根へを
挟み込みながら順次重ねることによって、ブラインド羽
根Ａの両端が固定される。そして固定治具４間に渡され
吸引基盤３の上面に載置された複数枚のブラインド羽根
Ａが、ブラインド閉時状態の配列で保持されるのである
（第３図参照）。

次に絵付けを説明する。空気吸引手段５を作動させてブ
ラインド羽根Ａを吸引すると、第４図に示すようにブラ
インド羽根Ａそれぞれが一様に偏平に規正される。そし
てその上に転写シート６をを置き、圧盤７で加圧するこ
とによって、絵柄をブラインド羽根Ａに転写させるので
ある。この際、各ブラインド羽根の端部は固定治具４に
固定されているので、桧柄の位置関係がずれず、組上が
ったブラインドには連続した回置的な絵柄が全体として
転写される。

上記転写シートとしては任意のものが利用できるが、そ
の構成は下記の如きものがある。

感圧タイプ・・・剥離性基材／絵柄／感圧接着剤 感熱タイプ・・・剥離性基材／絵柄／感熱性接着剤 昇華転写タイプ・・・基材／昇華性染料を含む絵柄溶剤
タ　イ　プ・・・剥離性基材／桧柄／溶剤活性型接着剤 く溶剤（例えば水、アルコール、ＭＥＫ）を塗布して接
着剤を活性化して転写するものである） なお通常圧盤（または熱圧盤）が利用されるが、圧盤を
用いなくとも転写が可能である。

〔発明の効果〕

本発明は、曲面をもつ同形の各ブラインド羽根は、両側
の固定冶具に端部を固定しブラインド閉時状態の配列を
保持して吸引基盤上に整列され、吸引孔からの吸引によ
り一様に偏平にセットされるので、一つ広い平面に全体
としての絵柄を転写することができ、ブラインド羽根そ
れぞれに対する絵柄の見当付けの手間がなくなり、絵柄
が歪むことがなく、効率よく回置調の絵柄を転写するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明においてブラインド羽根に絵付けする絵
付装置の説明図、第２図は固定冶具の説明図、第３図は
吸引基盤の説明図、第４図は転写状態を示す説明図であ
る。 １・・・絵付装ｕ　　　　　３・・・吸引基盤４・・・
固定冶具　　　　　３０・・・吸引孔５・・・吸引手段
　　　　　６・・・転写シート７・・・圧　盤 Ａ・・・ブラインド羽根 特許出願人　　　凸版印刷株式会社 第２ＷＪ 第３ＷＪ 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）真空ポンプなどの空気吸引手段に接続され多数個
   の吸引孔を有する吸引基盤上に、複数枚のブラインド羽
   根を整列載置し、前記吸引基盤側から吸引してブライン
   ド羽根を偏平にせしめ、該ブラインド羽根に転写シート
   を重ねて転写することを特徴とするブラインド羽根の転
   写絵付方法。
2. （２）ブラインド羽根の両側を固定治具で固定して、複
   数枚のブラインド羽根をブラインド閉時状態の配列に保
   持する特許請求の範囲第１項に記載のブラインド羽根の
   転写絵付方法。