JPS62270373A

JPS62270373A - 複数色インクリボン用インク使用範囲切換え装置

Info

Publication number: JPS62270373A
Application number: JP5429287A
Authority: JP
Inventors: マンフレッド・アダメク; ベンデリン・ベーバー; ペーター・アングラー
Original assignee: Philips Gloeilampenfabrieken NV
Current assignee: Koninklijke Philips NV
Priority date: 1986-03-11
Filing date: 1987-03-11
Publication date: 1987-11-24
Also published as: DE3607937A1; EP0241058A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明この発明は、印刷の行方向と直角な方向へ移動可能であ
って、かつ、プラテンに平行に延在するとともにインク
リボンの供給を受ける桁部分を存するインクリボンカセ
ットを具え、前記桁部分の両端部に、前記プラテンに対
向するインクリボン用曲げ案内腕が設けられ、それらの
腕の間の、前記プラテンとプリントヘッドとの隙間に、
前記インクリボンの作用範囲が前記行方向へ延在し、前
記作用範囲を保持するインクリボンフォークが、前記イ
ンクリボンカセットとともに持上げ可能であって、かつ
、前記プラテンおよび前記インクリボンカセットに対し
前記行方向へ移動可能な前記プリントヘッドの印刷範囲
の前方にて、そのプリントヘッド共に移動されるもので
あるプリンターの、前記プリントヘッドに対する、複数
色インクリボンのインク使用範囲切換え装置に関するも
のである。

この種の既知の装置にあっては、複数色インクリボンカ
セットは回動可能なフレーム上に配置されており、ここ
では、そのカセットが回動することにて、その複数色イ
ンクリボンの、プリントヘッドとプラテンとの間の範囲
を、所要のインク使用範囲が紙と例えば針状プリントヘ
ッドの複数のプリント針との間に位置するように配置す
ることができ、そして、−行を印刷する場合には、この
プリントヘッドがプラテンに沿って移動される。

またこの装置にあっては、プリントヘッドに対するイン
クリボンの正確な位置決めは、上記回動可能なフレーム
の一部をも構成するガイドロッド上にて上記印刷の行方
向へ移動可能なインクリボンフォークによって保証され
ており、この、プリントヘッドに結合されたインクリボ
ンフォークは、上記ガイドロッド上を上記行方向へ進退
滑動する。

しかしながら、上記インクリボンフォーク用のガイドロ
ッドは回動可能なフレームの一部を構成していることか
ら、上記装置では、インクリボンの、プラテンに沿って
延在する自由に案内された範囲が全体として昇降される
のみならず、回動可能なフレームに拘束されたガイドロ
ッド上を滑動するインクリボンフォークもまた、印刷範
囲における上記延在範囲内で昇降されることになり、従
ってこの装置では、ガイドロッドを全ての回動位置にお
いて上記行方向に対し充分な正確さをもって平行に配置
し、このことにて、そのガイドロッド上を案内されるイ
ンクリボンフォークがインクリボンを、プリントヘッド
がどの位置にあっても同じ高さに保持するようにするこ
とは、上記回動可能なフレームを、複雑でしかも正確な
構造とすることのみにて達成されることになり、それゆ
え、かかる構造によってのみ、狭い色幅のインクリボン
により一行の全体に亘って常に所定の色で印刷すること
がまた保証される。

この発明は、序節に述べた種類の装置の単純化を目的と
し、この目的のため、前記インクリボンフォークが、前
記プリントヘッドの搬送部材に支持されるとともに、前
記インクリボンカセット用の持上げ装置に結合された別
個の上昇駆動手段によって持上げられ得ることを特徴と
する。

この発明に基づく解決法によれば、プリントヘッドに対
するインクリボンの位置は直接的に決定され、従って、
その位置は、プリントヘッドの任意の移動によっても一
定に維持される。そしてこのことにより、前記回動可能
なフレームには、案内の正確さは不要となり、それゆえ
ここでは、そのフレームを極めて単純な構造にすること
ができる。

この発明に基づく一実施態様では、前記インクリボンカ
セットは、当８亥プリンターのハウジングに直接的に、
回動可能に支持され、また、前記持上げ装置は、前記イ
ンクリボンカセットの一方の案内腕の端部に掛合し、こ
の結果として、別個の回動可能なフレームは全く不要と
され、インクリボンカセットは直接的に回動される。

また、この発明のさらなる実施Ｂ様は、前記インクリボ
ンフォーク用の上昇駆動手段が押し部材を有し、この押
し部材が、印刷平面内で移動可能で、かつ、前記インク
リボンフォークに作用し、さらに、レバー部材によって
持上げられ得るものであり、前記レバー部材が、引張り
ケーブルによってスグリング力に抗し前記インクリボン
の移動方向へ向けて移動され得るものであり、前記引張
りケーブルが、前記搬送部材のガイド軸の一端部から、
該ケーブルの他端部側では前記持上げ装置まで延在する
とともに、その持上げ装置によって引張られることを特
徴とする。

尚ここで、上記引張りケーブルを、上記プリントヘッド
の搬送部材に支持された二個のガイドローラーと、それ
らの間の前記レバー部材の一個のガイドローラーとにか
け渡して案内すれば、特に単純な上昇駆動手段を提供す
ることができる。

そして、この発明のさらに付は加える実施態様は、前記
引張りケーブルの両端部が当該プリンターのハウジング
に固定的に結合され、また前記引張りケーブルが、前記
持上げ装置の所にて、前記ハウジングに支持されたロー
ラーと、前記持上げ装置に支持されたローラーとの二個
のローラーにかけ渡されて案内されることを特徴とする
。

以下に、この発明を、添附図面に示す実施態様を参照し
てさらに詳細に説明する。

インク帯９．１０．１１および１２を有するインクリボ
ンの印刷範囲は、プリンター（図示せず）のハウジング
に回動可能に支持されたインクリボンカセットのガイド
腕１および２８の間に延在しており、ここにおけるイン
クリボンは、二方向矢印１５の方向へ昇降させることが
でき、このことにてここでは、紙と、プリントヘッドの
複数の針（図示せず）との間に、所望のインク帯を平行
移動させてもたらすことができる。尚、この移動は、通
常の任意の構造の駆動装置（図示せず）により二方向矢
印４の方向へ昇降され得るとともに上記インクリボンカ
セットのガイド腕２８の端部に作用する持上げ装置５に
よって保証される。また、上記プリントヘッドに対する
上記インクリボンの正確な高さ方向位置は、上記プリン
トヘッドの搬送部材１３にプラテンに対し平行な軸によ
り回動可能に支持されたインクリボンフォーク２によっ
て保証され、ここにおけるプリントヘッドは、図示の部
分が実質的に印刷平面内で移動し得るように、二方向矢
印２４の方向へ、すなわち印刷の行方向へ移動させるこ
とができる。尚、この移動は、搬送部材１３が、当該プ
リンターに固定的に配置されたガイド軸８上を移動され
ることによる。

さらに、ここにおける、インクリボンフォーク２用の別
個の上昇駆動手段は、押し部材１４を具えており、ここ
では、この押し部材が、搬送部材１３に沿って移動可能
なように案内され、そして、引張りケーブル１９により
二方向矢印１５の方向へ昇降されて、その上端部にてイ
ンクリボンフォーク２の当接面２５に掛合する。

またここでは、搬送部材１３の軸２１に支持されたレバ
ー２０の自由端部が、押し部材１４の、それと対向する
端部に作用し、この一方、レバー腕２２に掛合する引張
りスプリング２３が、引張りケーブル１９が巻付けられ
たローラー１６を押して、ガイドローラー１７および１
８から離間させる。

ここで、引張りケーブル１９は、上記インクリボンカセ
ットのガイド腕１および２８の所にて当該プリンターの
ハウジングに両端部２６および２７をそれぞれ結合され
て、それらの両端部の間で張渡される。

かかる装置にあっては、持上げ装置５が持上げられると
、引張りケーブル１９が当該プリンターのハウジングに
支持されたガイドローラー６を通って、持上げ装置５に
拘束されたローラー７により、その持上げ装置５へ向け
て引張られ、この結果、ローラー１６が持上げられ、従
って、押し部材１４がインクリボンフォーク２を上昇さ
せる。

そして、インクリボンフォーク２は上記プリントヘッド
に対し位置決めされていることから、ここではそのプリ
ントヘッドの任意の印刷位置にて、所望の色のインク帯
を選ぶ度毎に、一定の正確な調整位置が得られ、しかも
、そのインク帯は、行の開始または終了の範囲でプリン
トヘッドの複数のプリント針の一本により隣の帯が打た
れるという危険を負うことなしに、極めて幅の狭いもの
とすることができる。

【図面の簡単な説明】

添附図面は、プリンターの印刷範囲にてインクリボンを
持上げるためのこの発明に基づく装置の主要構成部分を
示す路線図である。１．２８・・・ガイド腕２・・・インクリボンフォーク５・・・持上げ装置　　　　６．１７．１８・・・ガイ
ドローラー７．１６・・・ローラー　　　　８・・・ガ
イド軸９、１０．１１．１２・・・インク帯　１３・・
・搬送部材１４・・・押し部材　　　　　１９・・・引
張りケーブル２０・・・レバ゛−２３・・・引張りスプ
リング特許出願人　　　エヌ・ベー・フイリ・ンブス・
フルーイランベンファブリケン

Claims

【特許請求の範囲】１、印刷の行方向と直角な方向へ移動可能であって、か
つ、プラテンに平行に延在するとともにインクリボンの
供給を受ける桁部分を有するインクリボンカセットを具
え、前記桁部分の両端部に、前記プラテンに対向するイ
ンクリボン用曲げ案内腕が設けられ、それらの腕の間の
、前記プラテンとプリントヘッドとの隙間に、前記イン
クリボンの作用範囲が前記行方向へ延在し、前記作用範
囲を保持するインクリボンフォークが、前記インクリボ
ンカセットとともに持上げ可能であって、かつ、前記プ
ラテンおよび前記インクリボンカセットに対し前記行方
向へ移動可能な前記プリントヘッドの印刷範囲の前方に
て、そのプリントヘッドと共に移動されるものであるプ
リンターの、前記プリントヘッドに対する、複数色イン
クリボンのインク使用範囲切換え装置において、前記インクリボンフォーク（２）が、前記プリントヘッ
ドの搬送部材（１３）に支持されるとともに、前記イン
クリボンカセット（１、２８）用の持上げ装置（５）に
結合された別個の上昇駆動手段によって持上げられ得る
ことを特徴とする複数色インクリボン用インク使用範囲
切換え装置。２、前記インクリボンカセット（１、２８）は、当該プ
リンターのハウジングに直接的に、かつ、回動可能に支
持され、また、前記持上げ装置（５）は、前記インクリ
ボンカセット（１、２８）の一方の案内腕（２８）の端
部に掛合することを特徴とする、特許請求の範囲第１項
に記載の装置。３、前記インクリボンフォーク（２）用の上昇駆動手段
は押し部材（１４）を有し、この押し部材は、印刷平面
内で移動可能で、かつ、前記インクリボンフォーク（２
）に作用し、さらに、レバー部材（２０）によって持上
げられ得るものであり、前記レバー部材は、引張りケー
ブル（１９）によってスプリング力（２３）に抗し前記
インクリボン（９、１０、１１、１２）の移動方向（１
５）へ向けて移動され得るものであり、前記引張りケー
ブル（１９）は、前記搬送部材（１３）のガイド軸（８
）の一端部から、該ケーブルの他端部側では前記持上げ
装置（５）まで延在するとともに、その持上げ装置によ
って引張られることを特徴とする、特許請求の範囲第１
項もしくは第２項に記載の装置。４、前記引張りケーブル（１９）は、前記プリントヘッ
ドの搬送部材（１３）に支持された二個のガイドローラ
ー（１７、１８）と、それらの間の前記レバー部材（２
０）の一個のガイド部材（１６）とにかけ渡されて案内
されることを特徴とする、特許請求の範囲第３項に記載
の装置。５、前記ガイド部材（１６）は、一個のローラーである
ことを特徴とする、特許請求の範囲第４項に記載の装置
。６、前記インクリボンフォーク（２）は、前記プラテン
に平行な軸によって回動可能なように前記搬送部材（１
３）に支持されることを特徴とする、特許請求の範囲第
１項乃至第５項に記載の装置。７、前記引張りケーブル（１９）の両端部（２６、２７
）は当該プリンターのハウジングに結合され、また前記
引張りケーブル（１９）は、前記持上げ装置（５）の所
にて、前記ハウジングに支持されたローラー（６）と、
前記持上げ装置（５）に支持されたローラー（７）との
二個のローラー（６、７）にかけ渡されて案内されるこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第３項乃至第６項に記
載の装置。