JPS62265409A - プロセス負荷過渡状態においてユニット間で負荷を経済的に配分するシステム - Google Patents

プロセス負荷過渡状態においてユニット間で負荷を経済的に配分するシステム

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JPS62265409A
JPS62265409A JP11339987A JP11339987A JPS62265409A JP S62265409 A JPS62265409 A JP S62265409A JP 11339987 A JP11339987 A JP 11339987A JP 11339987 A JP11339987 A JP 11339987A JP S62265409 A JPS62265409 A JP S62265409A
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signal
energy conversion
conversion unit
demand
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JP11339987A
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リチャード・エドワード・パットマン
キャサリン・アン・ガンダーセン
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Westinghouse Electric Corp
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B49/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25B49/02Arrangement or mounting of control or safety devices for compression type machines, plants or systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
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    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
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    • F22B35/008Control systems for two or more steam generators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B35/00Control systems for steam boilers
    • F22B35/18Applications of computers to steam boiler control
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B13/00Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/0205Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric not using a model or a simulator of the controlled system
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1906Control of temperature characterised by the use of electric means using an analogue comparing device
    • G05D23/1912Control of temperature characterised by the use of electric means using an analogue comparing device whose output amplitude can take more than two discrete values

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は需要に応じ共通接続点を介して全体で所与のプ
ロセスの負荷をまかなう複数エネルギー変換ユニットの
エネルギー管理、特に、プロセスの負荷が他のプロセス
負荷需要状態に達すると、エネルギー変換ユニット間で
負荷が経済的にほぼ最適に配分されるように、プロセス
の負荷需要が1つの状態から他の状態に過渡的に変化す
るのに伴って動的に複数ユニット間の負荷配分を経済的
に最適化するシステムに係る。
ユニット間での負荷配分に用いる典型的な発電プラント
は特定プロセスにスチーム流を供給するため共通ヘッダ
に複数のボイラーが連結されているボイラー室と、複数
のタービン発電機が共通バスを介して電力系統に電力を
供給するタービン発電システムと、例えば冷却流需要条
件が変化しても共通の冷却材の温度を維持するため対応
のチラー・ユニットと複数の電動コンプレッサが併用さ
れる熱交換工業プロセスなどを含む。いずれの場合にも
、プロセスの総負荷需要が特定用途に使用される個々の
エネルギー変換ユニットにより協働的かつ協調的にまか
なわれる。等増分単価でユニットが負荷併給するように
エネルギー変換ユニットを最適化してプロセスの需要負
荷をまかなうことで、著しいコストの節減が可能である
プロセスの所与の定態総負荷需要に対して複数の負荷発
生ユニット間に負荷を経済的に割当てるための公知最適
化手順及び制御システムの典型的な例は下記の論文に記
載されている。
(1) 1986年6月、Proc、 IASTED 
Cof、で発表されたR、 E、 J、 Putman
の”OptimiZation ofNon−Line
ar Power Plant Systems”、ト
ロ頁9 (2)  1982年6月、Proc、 Americ
an Control。
Conf 、で発表されたT、 N、 Matsko等
の”Optimal Boiler Load A11
ocation 1nDistributed Con
trol” 1140−1145頁。
上記最適化システムは複数エネルギー変換ユニット間に
負荷を経済的に配分する1つまたは2つ以上の方法を提
供するが、あくまでも定態プロセス負荷需要状態におけ
る負荷の配分に限られる。換言すると、最適化手順は負
荷需要の過渡段階において緩和または停止される。1J
atskO論文に述べられているように、プロセス需要
を満たすべくプロセスの負荷の変化に従ってエネルギー
発生ユニットのすべてを駆動してから、総定態負荷需要
を維持しながら個々の負荷供給ユニットの増分発電費用
を均等化するため、別に再割当てを行う。従って、この
ような公知制御システムでは、過渡状態及び定常状態に
対し、需要制御と最適化再割当てが別々に行われる。
プロセスの負荷の過渡段階において負荷をまかなおうと
してエネルギー発生ユニットを不必要に駆動し、次いで
個々のユニットの増分発電費用を均等化するためユニッ
ト負荷の再割当てに従って最終定常状態に再び駆動する
上記方式では、運転中のユニット自体に負荷の過渡的変
化時に発生する摩耗及び損傷を極力軽減するのではなく
かかる不必要な負荷過渡時にユニットを制御しようとす
ることで燃料の浪費につながる。
本発明の目的はプロセスの負荷需要が過渡的に変化する
場合ユニット間に負荷を経済的最適に配分するためどの
ボイラーの負荷供給をどの方向に変化させるべきかをあ
らかじめ検知することにより、この不必要な燃料の浪費
を回避することにある。なお、それぞれの効率特性に従
って、1つのプロセス負荷需要状態から他のプロセス負
荷需要状態への過渡段階において負荷をユニット間にお
いて経済的最適に配分するため、いくつかの負荷供給ユ
ニットの負荷を増大させ、いくつかの負荷供給ユニット
の負荷を低減し、またいくつかの負荷供給ユニットの負
荷をそのまま維持すればよい。本発明は上記の所期目的
を達成するため、プロセス負荷過渡段階及び定常状態に
おいて個々のユニットをどのように運転すべきかを判断
するシステムを提案する。
さらに、本発明は、それぞれがエネルギー入力を有し、
すべてが需要に応じてプロセスの負荷をまかなうべく共
通の接続点に接続している複数のエネルギー変換ユニッ
トと、プロセスの負荷需要に従って全体でプロセスの負
荷をまかな″うべくエネルギー変換ユニットを制御する
第1信号を出力する第1制御手段と、それぞれのエネル
ギー変換ユニットと対応し、対応の第2信号による制御
下に対応エネルギー変換ユニットのエネルギー入力を制
御することによりプロセスの負荷需要のうちの該ユニッ
トが分担する所要負荷をまかなう第2制御手段とを含む
プラントにおいて、1つの定態負荷状態から他の定態負
荷状態への過渡段階中のプロセスの負荷需要に対応すべ
く複数のエネルギー変換ユニットに動的かつ経済的に負
荷を割当てるシステムであって、それぞれのエネルギー
変換ユニットの負荷供給スペクトルにわたって収集され
た測定データから得られる各ユニットの効率特性に基づ
き、それぞれのエネルギー変換ユニットの対応負荷供給
スペクトルにわたる運転コストを計算する手段、瞬時プ
ロセス−負荷需要を検知する手段、及びプロセスの瞬時
需要を検知する手段、及びプロセスの瞬時負荷需要値と
仮想変動値に関する運転コスト計算を利用するユニット
間負荷の最適経済配分アルゴリズムに基づいて、プロセ
スの負荷需要及び仮想変動に適応するための各エネルギ
ー変換ユニットに対応するユニット負荷供給信号セット
を言秀導する手段、対応のユニット負荷供給信号セット
の関数に基づき、各エネルギー変換ユニットごとに少な
くとも1つのゲイン制御信号を形成する第1手段、対応
のユニット負荷供給信号セットからの少なくとも1つの
信号の関数に基づき、各エネルギー変換ユニットごとに
バイアス信号を形成する第2手段、及び第1信号の関数
に基づき、各エネルギー変換ユニットごとに需要信号を
形成する第3手段を含む負荷割当て手段と、それぞれが
第1信号による制御下に、対応のエネルギー変換ユニッ
トを、過渡段階におけるプロセスの負荷需要の変化に適
応してユニットが所要の負荷をまかなうように制御する
第2信号を形成すると共に、第1信号及びこれに対応す
る需要信号の関数に基づく第3信号を形成する第4手段
、対応の少なくとも1つのゲイン信号による制御下に第
3信号をゲインを調節し、ゲイン調節された第3信号を
表わす第4信号を形成する手段、及び第4及びバイアス
信号の関数に基づく対応第2信号を形成する第5手段を
含む各エネルギー変換ユニットごとの負荷制御手段とか
ら成ることを特徴とするシステムを提案する。
本発明では1つの定常負荷状態から他の定常負荷状態へ
の過渡段階におけるプロセス負荷需要に対応すべく、動
的かつ経済的に複数のエネルギー変換ユニットに負荷を
割当てるためのシステムを含む。システムの一部として
の負荷割当て装置は各エネルギー変換ユニットの負荷供
給スペクトル全体にわたって収集された測定データから
求めた各ユニットの効率特性に基づき、前記負荷供給ス
ペクトルにわたるユニットの運転費用を計算し、瞬時プ
ロセス負荷需要を検知し、プロセス負荷需要の瞬時値及
び仮想変動値に対応する運転費用計算を利用するユニッ
ト間の負荷経済的最適配分アルゴリズムに基づき、瞬時
プロセス負荷需要及び仮想変動に対応すべく各エネルギ
ー変換ユニットに対応するユニット負荷供給信号セット
を誘導する。対応のユニット負荷供給信号セットまたは
その一部の関数に基づいてそれぞれのエネルギー変換ユ
ニットごとに少なくとも1つのゲイン制御信号、バイア
ス信号及び需要信号が形成される。
本発明は各エネルギー変換ユニットごとに負荷制御装置
をも含む。各負荷制御装置は第1信号による制御下に、
対応のエネルギー変換ユニットを制御することによって
過渡段階におけるプロセス負荷需要の変化に適応するの
に必要な負荷をまかなう第2信号を形成する。負荷制御
装置は第1信号及びこれと対応の需要信号の関数に基づ
いて第3信号を形成する。各負荷制御装置は対応の少な
くとも1つのゲイン信号による制御下に第3信号のゲイ
ンを調節し、ゲイン調節された第3信号を表わす第4信
号を形成する。各負荷制御装置は第4信号及びバイアス
信号の関数に基づいて対応の第2信号を形成する。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図はそれぞれが石炭、石油、ガスまたはこれらを組
み合わせた燃料のエネルギー入力、例えばFl、F2、
・・・・Fnを有するエネルギー変換ユニットとして利
用される複数のボイラーB1、B2、・・・・Bnを含
むボイラー室プラントを略示するブロックダイヤグラム
である。ボイラーB1、B2、・・・・Bnはすべて、
必要に応じて(図示しない)プロセスにそれぞれ個別の
スチーム負荷を供給する個別の配管P1、B2、・・・
・Pnを介して共通のスチーム・ヘッダ10に接続して
いる。各ボイラーB1、B2、・・・・Bnのエネルギ
ー入力はプロセス負荷需要12.14に寄与する所要の
個別負荷の供給を達成すべく、それぞれに連携する従来
型燃焼制御装置CCI、CC2、・・・・CCnによっ
て制御される。従来型マスター・プラント制御装置16
がこのマスター・プラント制御装置16への圧力信号1
8を出力する圧力変換器PTを利用して共通ヘッダー1
0の蒸気圧をモニタする。モニタされた蒸気圧信号18
に応答して制御装置16は制御信号20を出力し、この
制御信号はボイラーB1、B2、・・・・Bnに対応す
る複数の動的負荷制御製蓋L C1、LC2、LCnの
それぞれに伝送される。
1つの定態負荷状態から他の定態負荷状態への過渡段階
におけるプロセス負荷需要に対応すべく、複数のボイラ
ーに動的かつ経済的に負荷を割当てるシステムの一部と
して、負荷制御信号20及び全体として、瞬時プロセス
負荷需要を表わす信号をモニタし、これに応動する経済
的負荷供給割当て装置22を設ける。なお、全体として
プロセス負荷需要を表わす前記信号はボイラーの出力配
管P1、P2、・・・・Pnにそれぞれ接続されたスチ
ーム流量変換器T1、T2、・・・・Tnによって形成
することができる。即ち、これらの変換器はそれぞれが
プロセス負荷需要に寄与するボイラーB1、B2、・・
・・Bnの個別のスチーム流量を表わす信号S1、B2
、・・・・Snを形成する。上記制御信号及び変換器信
号に応答して、割当て装置22は対応の動的負荷制御装
置LCI、LC2、・・・・LCnにそれぞれ伝送すべ
く複数の信号Psi、PS2、・・・・PSnを出力す
る。負荷制御装置Lc1−LCnは制御信号20及び割
当て装置信号PSiの制御下に、上記過渡段階における
プロセス負荷需要の変化に対応して所要の負荷をユニッ
ト毎に個別に供給させるべく、それぞれのボイラーB1
、B2、・・・・Bnを制御するための信号を事態に応
じて出力する。経済的負荷供給割当て装置22及び動的
負荷制御装置LCI、LC2、・・・・LCnについて
はその動作の理解を深めるため、さらに詳細に後述する
動的負荷制御装置LCiの作用ブロックダイヤグラムを
第2図に示した。割当て装置22から負荷制御装置LC
iへ伝送される、詳しくは後述する信号にBMAST 
(I)、RAISGAIN (I)、LWRGAIN(
I)及びABIAS (I)の参照符号を付しである。
また、典型的な負荷制御装置LC1から出力され、割当
て装置22によってモニタされる信号には参照符号AV
A I L(I)及びDELTA (I)を付した。個
々の負荷制御装置LCiにおいて、制御信号20と信号
BMAST(1)が加算器30に送られ、加算器は両信
号の差DELを形成する。この差信号DELはゲイン調
節器32に併給され、ゲイン調節器32は信号RAIS
GAIN(I)及びLWRGAIN (I)を利用して
信号DELのゲインを調節することにより信号DELT
A (1)を形成する。さらに、信号DELTA (I
)及びABAIAS(I)が加算器34において加算さ
れ、加算の結果得られた信号がフィルタ装置36でフィ
ルタされたのち、ランプ装置(rampingunit
)  38において所定の勾配率でランプされる。ラン
プされた信号40は装置42によってその上下境界を制
限され、単極双投スイッチSWまたは論理トランスファ
・モジュールの一方の位置へ結合される。
ゲイン装置32は例えばマイクロコンピュータなどのよ
うなデジタル信号プロセッサにより実現し、第3図のフ
ロー・チャートに示すような作用を行わせることができ
る。第3図において、差信号DELは0以下かOに等し
いか、または0よりも大きいかどうかを判断する判断ブ
ロック44によってモニタされる。0以下か0に等しけ
れば、信号RAISGAIN(1)を利用するブロック
46における計算が行われ、もし0よりも大きければ、
信号LWRGA I N (I ’)を利用するブロッ
ク48における計算が行われる。いずれの場合にもゲイ
ン調節された信号DELTAが形成される。ブロック4
6.4已に示す方程式はゲイン調節のための公知のデジ
タル信号処理方程式である。
第2図に示すように、負荷制御装置Iにおいて、制御信
号2oを手動バイアス装置50にも供給すれば、このバ
イアス装置においてオペレータが制御信号20に加える
べきバイアスを入力することができる。バイアスされた
信号52は自動または手動状態にすることのできる従来
型自動/手動ステーションへ伝送される。自動状態なら
、ステーション54はバイアス信号52をスイッチSW
の第2位置へ送るが、手動状態ならば、ステーション5
4から供給される手動信号がバイアス信号54に代わる
。スイッチSWを第1及び第2位置間で操作することに
より、燃焼制御装置制御信号Diとして前記スイッチS
Wに供給される信号を互いに切り換えることができる。
それぞれの制御装置ごとにスイッチSWから割当て装置
22に信号AVAIL(I)が供給され、スイッチが第
1位置にあり、経済的な負荷供給が可能であることを指
示する。SWが第2位置にあれば、負荷制御装置はゲイ
ン調節及び個別負荷割当て装置を迂回し、従って、スイ
ッチSWは経済的負荷供給を行うことができない。
割当て装置22は第4図のブロックダイヤグラムに示す
マイクロコンピュータ・システムのようなデジタル処理
システムとして実現することができる。第4図から明ら
かなように、マイクロコンピュータまたはマイクロプロ
セッサ60、読み取り専用メモリ(ROM)62、ラン
ダム・アクセス・メモリ(RAM)64及び入/出力装
置66のような公知のシステム素子はすべて、マイクロ
コンピュータ・バス68に接続し、システム素子間でデ
ジタル・データ情報を交換する。例えば、ROM62は
マイクロコンピュータ60の誘導、演算及び論理による
処理動作、及び論理及びレジスタ交換動作を制御する指
令及びデータ・デジタル・ワードを記憶することができ
る。入/出力装置66を介して行われるマイクロコンピ
ュータの処理またはデータ収集で得られた一時データを
RAM64に記憶させることができる。負荷制御装置L
C1、LC2、・・・・LCnと割当て装置22の間で
交換されるすべての信号情報も、ボイラーBl、B2、
・・・・Bnの燃焼消費量、煙道ガス温度などの状態に
関する測定生データも入/出力装置66を介して伝送さ
れる。割当て装置22のコンピュータ処理については、
第5.7及び8図のプログラム・フロー・チャートに関
連して更に詳細に後述する。
第5図のフロー・チャートはそれぞれの負荷供給スペク
トルから求められる各ボイラーの効率特性に基づいて、
それぞれの負荷供給スペクトル全体にわたる各ボイラー
Bl−Bnの運転費用を演算するためマイクロコンピュ
ータ・システム22において実行されるプログラムであ
る。多くの場合、負荷割当てシステムの初期値設定に際
しては、数日の期にわたり、それぞれの負荷供給スペク
トルに従って各ボイラーを運転する。この期間にわたっ
て、点72からスタートする第5図のフロー・チャート
が例えば毎分1回づつ点74において指令を実行するこ
とにより、所与のサンプリング時点において各ボイラー
負荷の測定生データを読み取り、記憶させることができ
る。生データの初期収集量が充分な場合、判断ブロック
76がこれを検知する。場合によっては、合計50セツ
トのデータでボイラー効率と負荷の関係を計算するのに
必要な初期データ収集量としては充分である。次の指令
78において、各ボイラーごとに対応のボイラー負荷に
おいて収集された生データを利用して入/出力ボイラー
効率が計算される。
計算された50セツトの負荷/効率データを記憶するた
めのメモリ・ファイルが指令80によりRAM64に形
成される。
指令82において、各負荷/効率データ・セットが始動
条件として最適化プログラムに送られると、このプログ
ラムは効率表及び各ボイラーの燃料費用算定率を利用し
て各ボイラーの始動コストを計算する。具体的には、こ
の実施例の場合、指令82において回帰分析アルゴリズ
ムを実行することにより、指令80において作成された
ファイルの負荷/効率データ・セットを下記式で表わさ
れる多項式効率曲線にはめ込む。
r) −ao + a、’L * a2”L”M −a
3”Lまただし、 η=効率 L=ボイラー負荷 M=燃燃料大入力比例えば石油/ガス熱)。
上記方程式の多項係数ao−a3を各ボイラーの負荷/
効率データ・セットごとに計算することにより、負荷に
対する各種燃料の効率曲線または効率曲線群を形成する
。1つのボイラーの効率曲線を第6図のグラフに例示す
る。係数80乃至a3を計算すれば、第6図に黒点で表
わしたようないくつかの負荷/効率データ点によって方
程式に最も適合した曲線を得ることができる。各ボイラ
ーの効率曲線を決定する各多項係数セットは指令84を
利用してRAM64のメモリ・テーブル中に記憶させる
ことができる。次の指令86によって、すべてRAM6
4に記憶されている個々のボイラーのデータ・セット、
多項効率係数ao−a3及び燃料費用算定率を利用して
各ボイラーの運転費用を計算することができる。
以  下  余  白 第7図のフロー・チャートは瞬時のプロセス負荷需要及
びこの需要からの仮想変動に対応すべく、プロセス負荷
需要の瞬時値及び変動値に関連して、第5図フロー・チ
ャートからの運転費用計算値を利用するユニット間負荷
最適経済配分アルゴリズムに基づき、マイクロコンピュ
ータ・システム22において実行されるプログラムであ
る。第7図から明らかなように、プログラムの起点とな
る指令ブロック90において、動的負荷制御措置LC1
−LCnからのフラグIAVAI L (I)がマイク
ロコンピュータ・システム22へ読取られる。それぞれ
のフラグIAVAIL(1)はユニット間負荷経済配分
のためボイラーIが最適化セットに含まれていることを
示す。最適化セット中に2つ以上のボイラーが含まれる
かどうかを判断ブロック92が判断する。もし2つ以上
含まれなければこの点を越えてプログラムの実行を進め
る必要はなく、次の実行インターバルにおいて再び実行
すべく、プログラムは出発点88に戻される。
tJ化上セツト2つ以上のボイラーが含まれている場合
には、指令94を実行することにより、ニモニック・コ
ードAMASTを有する制御信号20を読み取り、かつ
記憶させる。tJ化上セツト含まれるすべてのボイラー
Iについて個々のユニットから共通ヘッダへの実際のス
チーム流量ACTLD (I)を表わす信号S1乃至S
nもまた読取られ、かつRAM64に記憶される。次に
指令96において、瞬時プロセス負荷需要TOTLDを
、実測スチーム流量ACTLD (I)を合計すること
によって計算する。さらに、最適化セットに含まれる各
ユニットIについて制御上限UCONST (I)と制
御下限LCONST (I)の差を求め、これを合計す
ることによって負荷制御範囲C0NTRNGを計算する
次いで指令98において、瞬時プロセス負荷需要TOT
LD及び仮想変動Δ、即ち、TOTLD+Δ及びTOT
OLD−Δを計算することにより、最適化セットに含ま
れるユニットIのそれぞれについてユニット負荷供給信
号セットBASE (1)、UPPER(1)及びLO
WER(I)を形成する。最適化手順またはアルゴリズ
ムは下記の段階を含む。
(1)TOTLDの最適負荷配分のための起点としてす
べてのユニットに実測負荷ACTLD (I)を割当て
、第5図に関連して述べたフロー・チャートの指令86
で求められた運転費用曲線を利用して初期総費用Cを算
定し、 (2)次いで、最適化セットに含まれるユニットのそれ
ぞれについて運転費用と負荷の関係曲線を利用すること
により、もし偲々のユニットにおいて初期の負荷配分値
が両方向に同一の、かつ離散的な量だけ変動すると仮定
して増分費用の変化量8Cを算定し、 (3)次いで、もしそのユニット負荷を変動量だけ増大
させても費用の増大につながることが最も少ないユニッ
トと共に、そのユニット負荷が変動量だけ低下すれば最
大の費用軽減につながらるユニットを選択し、 (4)最適化セットに含まれるボイラーに対するユニッ
ト間の負荷配分を、段階(3)による選択に従って変更
し、 (5)新しい総費用を計算し、もし費用節減が達成され
ていたら上記段階(1)乃至(4)を繰り返し、それ以
上の費用節減が得られなくなるまで手順を進める。
上記手順を利用して得られるTOTLD負荷配分をBA
SE (I)として示す。
従って、上記最適化手順を、仮想変動を伴う瞬時プロセ
ス負荷TOTLD+Δ及びT。
TLD−Δについて反復することにより、ユニット間負
荷配分UPPER(I)及びLOWER(I)をそれぞ
れ形成することができる。上記最適化手順の詳細は本願
明細書にも引用している上述のPutman論文 ″Optimization  of  Non−Li
near  Power  Plantsystems
“に記載されている。上記最適化方法は等増分費用負荷
配分アルゴリズムと呼称される。
最適化セットに含まれるユニットに対して最適負荷配分
する他のアプローチとして、自己決定単向通信式展開演
算(simpleself−directing ev
olutionary operation(SSDE
VOP)アルゴリズムがあり、最終的には第5図フロー
・チャートから計算された運転費用曲線から得られた最
低総費用運転動向に基づいてユニット間負荷需要配分が
なされる。5SDEVOPアルゴリズムの詳細は次の2
つの論文に記述される。即ち1)1985年3月、PI
MAにおいて発表されたRichard E、 J、 
Putmanの”DesigningEnergyMa
nagetnent System”及び2 ) 19
65年月7月5日号の(:hemical Engin
eeringに掲載されたB。
H,Carpenter等の”Process Imp
rovementwith  Simple  Sel
f−Directing  Evolutionary
Oparations”。この2つの論文はいずれも本
願明細書中に引用されている。
次の指令ブロック100において、最適化セットに含ま
れる各ユニットIについて、対応のユニット負荷供給信
号セットBASE (1)、UPPER(I)及びLO
WER(1)に基づいてゲイン制御信号RAISGAI
N(I)及びLWRGA I N (I )が計算され
る。ゲイン制御信号は対応ボイラーのユニット負荷制御
範囲に規準化される。さらに、バイアス信号ABIAS
 (I)も最適化セットに含まれる各ユニットIについ
て、ユニット負荷供給BASE (I)に基づいて計算
される。次の指令ブロック102において、信号BMA
STがモニタされる制御信号AMASTにほぼ等しく設
定される。次にブロック194において上記計算され、
設定された信号がマイクロコンピュータ・システム22
から対応の負荷制御装置へ出力されている。次いで、プ
ログラム信号はその起点88に戻され、再び実行される
のに備えて待機する。
第2図の実施例に関連して上述したように、ゲイン調節
された信号DELTA (1)に加算されたのち、バイ
アス信号ABIAS(I)が対応の負荷制御装置Iにお
いてランプされる。これに代わる手順として、マイクロ
コンピュータ・システム22のプログラム実行でバイア
ス信号ABIAS (I)をランプしてもよい。このプ
ログラム実行の適当なフロー・チャートを第8図に示し
た。第8図に示すように、プログラムは実行ブロック1
10からスタートし、先ずランプ増分変化DELTEM
と共に新しいバイアス信号0PTBIASが計算される
。次の指令ブロック112において、古いバイアス信号
と新しいバイアス信号との差が求められ、判断ブロック
114においてこの差がO値またはこれに近い値と比較
される。差信号DrFFがO範囲内なら、プログラム実
行は起点に戻される。
0範囲外なら、力ロック116においてDIFFが0よ
りも大きいのか小さいのか判断され、この判断に基づい
て、バイアス信号が増分量DELTEMだけブロック1
18において減分されるか、またはブロック120にお
いて増分される。その結果得られたバイアス信号セット
ABIAS (I)がブロック122に従って対応の負
荷制御装置へ出力され、次いで指令ブロック112にお
いてプログラムの実行が継続される。差信号DIFFが
0範囲内にあることがブロック114によって検知され
るまで112.122間のループ指令が繰返され、0範
囲内にくると、プログラムの実行は起点に戻される。
ボイラー・プラント及び負荷割当てシステムの典型的な
運転態様では、負荷割当て装置22のマイクロコンピュ
ータ・システムが第5図に関連して述べたフロー・チャ
ートに従って各ボイラB1乃至Bnの運転費用曲線を計
算するのに必要な測定生データを各ボイラーから収集す
るため、何日もの間ボイラーをその負荷供給スペクトル
に従って制御する。
第5図のプログラムを1時間に1回づつ実行することに
より、先行する1時間にわたって収集された新しい生デ
ータに従って各ボイラーの費用対負荷関係曲線を更新す
ることができる。従って、個々のボイラー・ユニットの
費用対負荷関係曲線は対応のボイラー効率の経時変化に
伴って変化する。このようにしてボイラー・ユニットの
費用対負荷関係曲線がRAM64に記憶され、周期的に
更新されるから、マスター・プラント制御装置16から
の制御信号20に従って動的かつ効率的に各ボイラーに
負荷を配分することがで診る。第7図に関連して述べた
フロー・チャートのプログラム及び第2図に関連して述
べた動的負荷制御装置が協働してこの目的を達成する。
例えば、マスター・プラント制御装置16は圧力変換器
PTからの信号で現わされる負荷状態変化に応答する。
負荷変化に応答して発生する制御信号は信号S1乃至S
nまたはACTLD (I)で現わされるボイラーから
共通ヘッダへ供給される個々の負荷と共に負荷割当て装
置22によってモニタされる。負荷が変化している間、
例えば5分間ごとに第7図のプログラムを実行すること
により、最適化セットに含まれるボイラーをモニタし、
動的負荷制御装置LCI乃至LCnの作用化に負荷配分
に必要なゲイン、バイアス及びその他の信号を形成する
ことができる。従って、制御信号20の増大または減少
方向変化に対応してプログラム実行間の期間にバイアス
信号が経済的ユニット負荷供給需要を提示し、ゲイン信
号がバイアス信号を調節する。
従って、仮想変動の範囲内での総負荷の変化はそのまま
最適配分に従うことになる。
場合によっては負荷制御装置または負荷割当て装置のラ
ンプ機能はプロセス負荷需要が1つの定態負荷状態から
他の定態負荷状態へ変化する過程におけるユニット間の
負荷経済配分をさらに円滑化することができる。こうし
てユニット間の負荷の配分が最終的な定、態負荷状態に
合致すれば、すでに経済的に最適化されていることにな
る。即ち、各ボイラーに対する負荷変化の差動制御はプ
ロセス負荷需要の過渡段階でも最適配分を維持するよう
に制御される。これは動的負荷制御装置の自動ゲイン制
御動作でマスター・プラント制御装置16による共通ス
チーム・ヘッダ圧力制御のばらつ鮒を軽減することによ
って達成される。この自動ゲイン制御は運転されるボイ
ラーの数及び容量に応じて行われる。
各負荷制御装置LCI乃至LCnは自動ゲイン制御手段
を迂回するためのスイッチSWを含む。具体的には、ス
イッチSWが位置2へ6行すると、対応の燃焼制御装置
に対する制御信号がマスター・プラント制御装置16か
らの制御信号20またはオペレータ手動制開信号から自
動7乎動ステーション54を介して取り出される。対応
の状態がフラグAVAIL(I)を介して負荷割当て装
置22へ伝送される。従って、バイパス状態では、負荷
制御装置及び対応のボイラーはもはや最適化セット内に
含まれるものとは考えられない。
第1図に略示するようなボイラー室プラントとの関連で
負荷割当てシステムを説明したが、負荷割当てシステム
の用途はこれに制限されるものではない。例えば、負荷
割当てシステムの他の用途として第9図に略示するよう
なタービン発電プラントも考えられる。第9図の場合、
複数のタービンT1乃至Tnがそれぞれ対応の発電機ユ
ニットG1乃至Gnと接続してこれを駆動し、発電機ユ
ニットはそれぞれ(図示しない)電力系統にシステム負
荷132を供給する共通のシステム・バス130と接続
している。ボイラー・ユニットB1乃至Bnは弁vl乃
至Vnの制御下に対応のタービンT1乃至Tnにエネル
ギー入力を供給する。弁■1乃至Vnはボイラー・ユニ
ット及びこれと連携するタービン・ユニットとをそれぞ
れ結ぶ配管内に配置されている。タービンT1乃至Tn
の対応のエネルギー供給点に、対応の圧力を測定し、測
定圧力値を表わす信号をユニット制御装置UCI乃至U
Cnに供給するための圧力変換器PTj乃至PTnを設
ける。各ユニット制御装置はセットMWI乃至MWnの
うちの対応の電力変換器及びセットSP1乃至SPnの
うちの対応の速度変換器を利用して発電機出力またはユ
ニット負荷MW及びタービン速度をモニタする。従って
、ユニット制御装置UCI乃至UCnは対応のボイラー
B1乃至Bnを制御すると共に、弁Vl乃至Vnを介し
て対応のタービン発電機ユニットに入力されるエネルギ
ーを制御することができる。
マスター・プラント・ディスパッチャ134はこれに供
給されるバス周波数を表わす信号136を形成する周波
数変換器F2を利用して、例えばシステム・バス130
の連けい線負荷または電気的周波数のようなパラメータ
をモニタすることができる。ディスパッチャ134はタ
ービン発電機ユニットから発生する負荷を変化させるこ
とによりバス130を一定の電気的周波数に維持しよう
とする。
例えば、周波数の低下は電力系統の負荷需要増大を示唆
し、周波数の増大はその逆を示唆する。
ディスパッチャ34が信号136の変化に応答して制御
信号140を形成すると、信号136は動的負荷制御装
置LCI乃至LCnを通過し、対応のユニット制御装置
UCI乃至UCnをそれぞれ制御する。制御信号140
は対応のタービン発電機ユニットからバス130に供給
されるユニット負荷を表わす変換器MWl乃至M W 
nからの電力信号と共に経済的負荷割当て装置22にも
供給される。
上述した態様と同様の態様で、割当て装置22は動的負
荷制御装置LCI乃至LCnと共に動的かつ経済的に複
数のタービン発電機ユニットに負荷を割当てることによ
り、1つの定態負荷状態から他の定態負荷状態への過渡
段階における系統負荷需要を満たす。
各タービン発電機ユニットごとに求められる典型的なタ
ービン発電機ユニットの負荷効率曲線を第10図のグラ
フに示した。このグラフは負荷(MW)に対する熱消費
率(BTU/KWHR)に基づくタービン発電機ユニッ
トの効率を表わす。従って、最適合曲線から多項効率係
数を求めることができ、これに基づき、該当の燃料費用
算定率を利用して各タービン発電機ユニットの運転費用
を計算することができる。最適化手順及び自動ゲイン制
御動作はボイラー・プラントの場合に関連して上述した
のと同じである。
経済的負荷割当てシステムは需要に応じてプロセスに冷
却負荷を供給するため共通冷却ループに接続した複数の
コンプレッサ/チラ−・ユニットとも併用できる。具体
的には、図示のように、複数のコンプレッサ/チラー・
ユニットCOCl乃至C0Cnが戻り管RPl乃至RP
n及び供給管spt乃至SPnを介してそれぞれ共通冷
却ループ150と接続している。冷却流体は戻り管RP
 1−RPnから各チラーに導入され、供給管5P1−
3Pnを通って冷却ループ150へ還流される。各チラ
ー・ユニットは対応のコンプレッサの作用に従って流入
する流体の温度を冷却する。
各コンプレッサにタービンまたはモータ・ユニットT/
M 1乃至T / M nを接続することによりコンプ
レッサを駆動し、所期のユニット冷却率を達成する。複
数のユニット制御装置UCI乃至UCnをコンプレッサ
/チラー及び対応のタービン/モータ駆動手段にそれぞ
れ接続してその動作を制御する。マスター制御装置15
2はモニタされた温度を表わす信号154を制御装置1
52に出力する温度変換器TTを使用して冷却ループ1
50の温度をモニタする。マスター制御装置152は冷
却ループ150の温度を維持しようとしる。従って、冷
却ループ温度の変化はプロセス負荷需要の過渡状態、即
ち、プロセスが熱交換容量の増減を必要とする状態を反
映する。
温度信号154の変化に応答して、マスター制御装置1
52が制御信号156を形成し、信号156はコンプレ
ッサ/チラー・ユニットCOCl乃至C0Cnに対応す
る複数の動的負荷制御装置LCI乃至LCnに供給され
る。制御信号156はコンプレッサ/チラーからのユニ
ット負荷供給信号ACTLD(I)と共に負荷供給割当
て装置22にも供給される。ユニット負荷供給信号AC
TLD(I)はチラーと共通冷却ループに接続する配管
系にそれぞれ配置された複数の流量計FMl乃至FMn
から発生する。負荷供給割当て装置22は動的負荷制御
装置LCI乃至LCnと協働して複数のコンプレッサ/
チラー・ユニットに負荷を動的かつ経済的に割当てるこ
とにより、1つの定態負荷状態から他の定態負荷状態へ
の過渡段階における共通冷却ループ150の負荷需要を
満たす。
コンプレッサ/チラー・ユニットについて計算された効
率曲線を第12図のグラフに例示した。この効率曲線は
ユニット冷凍負荷(トン)に対する蒸気流量または蒸気
出力として測定される。負荷供給割当て装置22からの
対応信号に応じた負荷制御装置LCI乃至LCnの自動
ゲイン調節は第1乃至8図に沿ってボイラー室プラント
に関連して述べたのと同様である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を実施するのに好適なボイラー室
プラントを略伝するブロックダイヤグラム。 第2図は第1.9及び11図に示す実施例に使用するの
に好適な典型的な動的負荷制御装置を略伝する機能ブロ
ックダイヤグラム。 第3図はデジタル信号プロセッサにおける負荷制御装置
のゲイン機能を実施するのに好適なプログラム・フロー
・チャート。 第4図は第1.9及び11図の実施例に示した経済的負
荷供給割当て装置を実施するのに好適なデジタル信号処
理システムを略伝するブロックダイヤグラム。 第5図は少なくとも1つのエネルギー変換ユニットの負
荷供給スペクトル全体にわたる運転費用を、前記負荷供
給スペクトルにわたって収集された測定データから求め
た対応の効率特性に基づいて計算するためのデジタル信
号処理システムをプログラムするのに好適なプログラム
・フロー・チャート。 第6図はボイラーの効率曲線を例示するグラフ。 第7図は瞬時プロセス負荷需要及び仮想に適合させるべ
く各エネルギー変換ユニットに対応するユニット負荷供
給信号セットを、第5図フロー・チャートからの運転費
用計算を利用するアルゴリズムに基づいて誘導するため
のデジタル信号処理システムをプログラムするのに好適
なフロー・チャート。 第8図は第2図の実施例に示すような対応の負荷制御装
置に供給されるバイアス信号をランプするためのデジタ
ル信号処理システムをプログラムするのに好適なフロー
・チャート。 第9図は本発明の原理を別の態様で実施するのに好適な
タービン発電機プラントを略伝するブロックダイヤグラ
ム。 第10図は典型的なタービン発電機ユニットの負荷効率
のグラフ。 第11図は本発明の原理をさらに他の態様で実施するの
に好適なコンプレッサ/チラー・プラントを略伝するブ
ロックダイヤグラム。 第12図はコンプレッサ/チラー・ユニットの効率曲線
を例示するグラフである。 FIG、 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、それぞれがエネルギー入力を有し、すべてが需要に
    応じてプロセスの負荷をまかなうべく共通の接続点に接
    続している複数のエネルギー変換ユニットと、プロセス
    の負荷需要に従って全体でプロセスの負荷をまかなうべ
    くエネルギー変換ユニットを制御する第1信号を出力す
    る第1制御手段と、それぞれのエネルギー変換ユニット
    と対応し、対応の第2信号による制御下に対応エネルギ
    ー変換ユニットのエネルギー入力を制御することにより
    プロセスの負荷需要のうちの該ユニットが分担する所要
    負荷をまかなう第2制御手段とを含むプラントにおいて
    、1つの定態負荷状態から他の定態負荷状態への過渡段
    階中のプロセスの負荷需要に対応すべく複数のエネルギ
    ー変換ユニットに動的かつ経済的に負荷を割当てるシス
    テムであって、それぞれのエネルギー変換ユニットの負
    荷供給スペクトルにわたって収集された測定データから
    得られる各ユニットの効率特性に基づき、それぞれのエ
    ネルギー変換ユニットの対応負荷供給スペクトルにわた
    る運転コストを計算する手段、瞬時プロセス負荷需要を
    検知する手段、及び プロセスの瞬時需要を検知する手段、及びプロセスの瞬
    時負荷需要値と仮想変動値に関する運転コスト計算を利
    用するユニット間負荷最適経済配分アルゴリズムに基づ
    いて、プ ロセスの負荷需要及び仮想変動に適応するための各エネ
    ルギー変換ユニットに対応するユニット負荷供給信号セ
    ットを誘導する手段、対応のユニット負荷供給信号セッ
    トの関数に基づき、各エネルギー変換ユニットごとに少
    なくとも1つのゲイン制御信号を形成する第1手段、対
    応のユニット負荷供給信号セットからの少なくとも1つ
    の信号の関数に基づ き、各エネルギー変換ユニットごとにバイアス信号を形
    成する第2手段、及び第1信号の関数に基づき、各エネ
    ルギー変換ユニットごとに需要信号を形成する第3手段
    を含む負荷割当て手段と、それぞれが第1信号による制
    御下に、対応のエネルギー変換ユニットを、過渡段階に
    おけるプロセスの負荷需要の変化に適応してユニットが
    所要の負荷をまかなうように制御する第2信号を形成す
    ると共に、第1信号及びこれに対応する需要信号の関数
    に基づく第3信号を形成する第4手段、対応の少なくと
    も1つのゲイン信号による制御下に第3信号をゲインを
    調節し、ゲイン調節された第3信号を表わす第4信号を
    形成する手段、及び第4及びバイアス信号の関数に基づ
    く対応第2信号を形成する第5手段を含む各エネルギー
    変換ユニットごとの負荷制御手段とから成ることを特徴
    とするシステム。 2、割当て手段の誘導手段がプロセスの瞬時需要負荷、
    上方変動及び下方変動にそれぞれ対応すべく、負荷のユ
    ニット間最適経済配分アルゴリズムに基づき、各エネル
    ギー変換ユニットごとのベース、上方及び下方ユニット
    負荷供給信号を誘導する手段を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載のシステム。 3、負荷割当て手段の第1手段がプロセスの負荷需要が
    増大しつつある時、ベース及び上方信号の関数に基づき
    、対応の第3信号のゲインを調節するための各エネルギ
    ー変換ユニットごとの第1ゲイン信号を形成する手段、
    及びプロセスの負荷需要が低下しつつある 時、ベース及び下方信号に基づき、対応の第3信号のゲ
    インを調節するための各エネルギー変換ユニットごとの
    第2ゲイン信号を形成する手段を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第2項に記載のシステム。 4、負荷割当て手段の第2手段がベース信号の関数に基
    づき各エネルギー変換ユニットごとにバイアス信号を形
    成する手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載のシステム。 5、割り当て手段の第3手段が時々需要信号を第1信号
    にほぼ等しく設定する手段を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のシステム。 6、各負荷制御手段の第4手段が第1信号と対応の需要
    信号との差として第3信号を形成する手段を含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシステム。 7、各負荷制御手段の第5手段が第3及びバイアス信号
    の和としての第5信号を形成する手段と、第5信号によ
    る制御下に対応の第2信号を1つの値から他の値へ所定
    の勾配率でランプさせる手段とを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のシステム。 8、負荷割当て手段がそれぞれのバイアス信号を1つの
    値から他の値へ所定の勾配率でランプさせる手段を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシステ
    ム。 9、負荷割当て手段の瞬時プロセス負荷需要検知手段が
    各エネルギー変換ユニットの負荷供給量を実測し、この
    実測値を表わす信号を手段及びユニットの実測負荷供給
    信号を合計して瞬時プロセス負荷需要を求める手段を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシス
    テム。 10、各負荷制御手段が対応のエネルギー変換ユニット
    を制御するため第1信号を対応の第2信号に代えるスイ
    ッチング手段、及び代替と同時に、対応のエネルギー変
    換ユニットを負荷のユニット間最適経済配分に利用でき
    ないことを負荷割当て手段に指示するため対応のフラグ
    信号を形成する手段を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第9項までのいずれかに記載のシステム
    。 11、プラントが、需要に応じてプロセスにスチーム負
    荷を供給するため共通スチーム・ヘッダと接続された複
    数のボイラーをエネルギー変換ユニットとして含み、プ
    ラントの第1制御手段が共通スチーム・ヘッダにおける
    スチームの存在をモニタし、モニタされるスチームの圧
    力に応答してボイラーを制御するマスター・プラント制
    御装置を含み、それぞれの第2制御手段がマスター・プ
    ラント制御装置、負荷割当て手段及び対応の負荷制御手
    段による制御下に対応ボイラーのエネルギー入力量を制
    御する燃焼制御装置を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第11項に記載のシステム。 12、プラントが、需要に応じて電力系統に電気負荷を
    供給するため共通バスに結合したエネルギー変換ユニッ
    トとしてのタービン発電機を含み、第1制御手段がバス
    のパラメータをモニタし、モニタしたパラメータに応答
    してタービン発電機を制御するマスター・プラント制御
    装置を含み、各第2制御手段がマスター・プラント制御
    装置、負荷割当て手段及び対応負荷制御手段による制御
    下に対応タービン発電機のエネルギー入力量を制御する
    タービン発電機制御装置を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第11項に記載のシステム。 13、プラントが、需要に応じてプロセスに冷却負荷を
    供給するため共通冷却ループに接続した複数のコンプレ
    ッサ/チラー・ユニットをエネルギ変換ユニットとして
    含み、第1制御手段が共通冷却ループの温度をモニタ し、モニタされる温度に応答してコンプレッサ/チラー
    ・ユニットを制御するマスター・プラント制御装置を含
    み、それぞれの第2制御手段がマスター・プラント制御
    装置、負荷割当て手段及び対応の負荷制御手段による制
    御下に対応コンプレッサ/チラー・ユニットのエネルギ
    ー入力量を制御するコンプレッサ/チラー・ユニット制
    御装置を含むことを特徴とする特許請求の範囲第12項
    に記載のシステム。
JP11339987A 1986-05-08 1987-05-08 プロセス負荷過渡状態においてユニット間で負荷を経済的に配分するシステム Pending JPS62265409A (ja)

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