JPS62259575A - 焼酎等の減圧単式蒸溜装置 - Google Patents

焼酎等の減圧単式蒸溜装置

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JPS62259575A
JPS62259575A JP61104345A JP10434586A JPS62259575A JP S62259575 A JPS62259575 A JP S62259575A JP 61104345 A JP61104345 A JP 61104345A JP 10434586 A JP10434586 A JP 10434586A JP S62259575 A JPS62259575 A JP S62259575A
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distillation
heating
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pipe
shochu
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JP61104345A
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Takashi Yamazaki
敬 山崎
Hiroya Sakai
酒井 博也
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Alcoholic Beverages (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、焼耐醪(モロミ)等の酒成分を含む原液を減
圧状態にして煮沸し蒸溜する焼酎等の減圧単式蒸溜装置
に関するものである。
[従来の技術] 焼酎等の蒸溜に使用する減圧単式蒸溜装置としては、煮
沸用の蒸溜缶の周囲部に周壁を被うジャケット部を設G
J、このジャケット部に加熱蒸気を供給して蒸溜缶内の
焼酎醪等の原液を間接蒸煮し沸騰させるようにしたジャ
ケット型の外部加熱方式の蒸溜装置(例えば特開昭52
−34991号公報)、あるいは蒸溜缶内に加熱蒸気を
導入する内部加熱方式の蒸溜装置(例えば特公昭6O−
229Q5@公報)がある。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような減圧単式蒸溜VtFjにおいては、加熱方
式が蒸気による間接加熱によるものであるため、内部の
原液が充分に攪拌されなかったり、加熱伝熱面積が小さ
いと、蒸発時間が長くなり、蒸溜効率が悪くなるので、
加熱伝熱面積をできるだけ大きくしてかつ原液を適度に
攪拌しつつ加熱することが望まれる。
上記従来例の外部加熱方式の蒸溜装置の場合合には、魚
油缶内の原液が外周部分から加熱されるため、内部の原
液を攪拌しないと内方部分が充分に加熱されないことに
なり、だからといって攪拌装置を装備するのは真空度保
持等の関係でその1114造が複雑化し、設備費が高く
なる。
しかも、蒸溜が進むに伴って製品が魚油物どして溜出し
、魚油缶内の原液が漸次減少して魚油缶内の液面が低下
し、ジャケット部−L端より低位の位置に来ると、原液
と」二部気体の境界付近において焦げ付き現象が生じ、
その結果魚油製品に焦臭が付き、製品不良が生じること
になる。
またジャケット部においてその内壁である魚油缶壁に吹
き込み蒸気のための外圧力が作用で−るどともに魚油缶
内の減圧による内方への引張力が働き、あまり高圧の蒸
気をジャケット部に吹き込むことが困難である。そのた
め従来はゲージ圧力2 K9 / cMの蒸気が実用上
の最大のものどされており、操作上の手違い等でこれ以
上の高圧蒸気が吹き込まれて、蒸溜缶が破損するような
事故も起っている。
また−ト記従来例の内部加熱方式の場合には、蒸溜缶の
内部に導入した蒸気管の周囲に上下が閉塞された蒸気室
が設けられるとともに、この蒸気室にはこれを上下に4
通する原液の導通管が配設され、この導通管内を原液が
流通することにより加熱されるものであるが、前記導通
管が比較的細くかつ導通管以外の部分では対流が充分に
行なわれない結果となっており、そのため原液の煮沸蒸
発に時間がかかり、魚油効率が低くなっている。
特に蒸溜缶の容量が大きくなればなるほど、魚油缶内に
収容される原液の吊し多く、魚油缶内の外壁側の液が加
熱され難く、均等な煮沸が行なえず、醪中の夾雑物が魚
油缶底部に沈澱すること等もあって、効率的な蒸溜が行
なわれないことになり、酒成分が残液として魚油管内に
残ることになる。
なお内部加熱方式のものとして、蒸気が流通する蛇管を
魚油缶内に装備したものもあるにはあるが、この蛇管に
原液中の夾雑物が付着し易く、またこの蛇管自体のみで
は充分な対流攪拌効果が得られないものである。
本発明は、」−記従来の欠点に鑑み、内部加熱方式のも
のにおいて、構造簡単にしてしかも対流作用および加熱
、蒸発速痕を良好になし、魚油効率の非常に優れた焼酎
等の減圧単式蒸溜装置を提供しようとするものである。
F問題点を解決するための手段1 本発明は、原液を煮沸する蒸溜缶から製品タンクに到る
蒸′a経路を減圧状態にして焼酎等を蒸溜する減圧単式
蒸溜装置であって、特に上記の問題点を解決するために
、前記魚油缶内の下方部に、」−下に開口した内筒どこ
れよりやや径大の外筒とを上下端部で連接した2車筒構
造をなしかつ両筒間の上下端部を閉塞してその内部空間
に加熱蒸気を供給できるようにした加熱筒を、底部より
やや上方位置に装備してなるものであり、内外2車筒構
造の加熱筒が対流筒を兼ねるようにしたことを特徴とす
るものである。
[作 用] 上記の本発明の魚油装置においては、蒸溜缶の内部にお
いて、魚油缶内の中央部に加熱源として装備した加熱筒
により焼酎醪等の原液を加熱するもので、特に前記加熱
筒は上下端部で連設した内外2重筒よりなり、その両筒
間の空間に蒸気が吹き込まれる結果、内外両筒が原液に
対する加熱伝熱面となり、魚油缶内の原液は前記加熱筒
の内外両筒の双方により加熱されることになり、内部加
熱方式であっても加熱伝熱面積がかなり大きくなる。し
かも前記加熱筒はその軸心を上下方向にして底部よりや
や上方位置に配しであるため、これにより加熱される原
液は加熱筒内部においては加熱されて上昇し、加熱筒外
方部分では魚油缶外壁側からは加熱されないために下降
することになり、これによって図面矢印に示す方向の対
流作用が生じることになる。しかも原液が前記のように
常【こ対流作用を行なっているから、原液中の夾雑物が
加熱筒等の表面に付着したり、焦げ付きが生じたりする
ことがない。
−〇 − [実施例] 次に本発明の実施例を図面に基いて説明する。
(1)は焼酎醪等の酒成分を含む原液を煮沸する蒸溜缶
、(2)は前配魚油缶(1)の上部に接続されたスワン
ネック状の蒸気排出路(3)を介して接続された冷却器
であって、蒸溜缶(1)より排出される蒸気がこの冷却
器(2)内に有する蛇管(4)を流通覆る間に冷却水に
よって冷却され凝縮されるようになっている。(5)は
前記冷却器(2)に接続された製品タンクであって、前
記の冷却器(2)ににり凝縮されて排出される魚油物で
ある焼酎等の製品はこの製品タンク(5)に貯留される
。また前記の蒸溜缶(1)から冷却器(2)を経て製品
タンク(5)に到る魚油経路(6)の一部、例えば製品
タンク(5)の部分には真空ポンプ(7)が接続されて
おり、魚油経路(6)を減圧状態にして魚油できるよう
になっている。
(10)は上記の蒸溜缶(1)内の下方中央部に装備し
た内外2重筒構造の加熱筒であって、上下に開口した内
筒(11)と外筒(12)とが両筒間に通常10〜30
m1Pi!度の間隔を存して上下端部で端板ににり連接
されるとともに、内外両筒(11)(12)間の上下が
閉塞されてその内部空間が蒸気室(13)として形成さ
れており、この蒸気室(13)に蒸気供給管(14)が
接続され、加熱蒸気を吹き込めるように構成されている
。またこの加熱筒(10)は上下方向に開口させて蒸溜
缶(1)の底部(15)との間に焼酎醪等の原液の対流
作用を許容する間隔を存するように底部(15) 、l
:りやや上方位置に配置されており、原液がこの加熱筒
(10)を中心として対流作用を行なえるようになって
いる。この加熱筒(10)の直径は普通蒸溜缶(1)の
約1/2〜1/3が対流作用および加熱効果上好適であ
る。(16)は加熱筒(10)に接続されたガス抜き孔
、(17)はドレーン管である。
また図示する実施例では、上記の加熱筒(10)の下方
部に円環状をなす蒸気吹き込み管(18)が配され、該
蒸気吹ぎ込み管(18)には蒸気を内方斜め下向きに吹
ぎ出せる直径2Mからせいぜい10mm程度の蒸気吹き
出し用の小孔(1つ)が多数設けられてり、この蒸気の
吹き出し作用ににり上記の対流作用が一層良好に行なえ
るようになっている。
図の(20)は蒸溜缶(1)の上部に設(プた焼酎醪等
の原液の供給管、(21)は液面泪、(22)は真空ポ
ンプ(7)と製品タンク(5)との接続管路(23)に
設けたミス]・セパレータ、(24)は冷却器(4)の
後続に配したガスセパレータ、(25)はテスターを示
す。
なお図示していないが、前記蒸気排出路(3)の竪管部
分には、通常煮沸されて発生した蒸気に含まれる不純物
を除去する精溜棚等を備え、精溜作用を行なえるように
なっており、また横管部分は予備的な冷却作用を行なう
ようになっている。
上記の構成を有Jる本発明の魚油装置による魚油作業に
ついて説明すると、蒸溜缶(1)に所要量の焼酎醪等の
原液を収容した状態で、加熱源である加熱筒(20)に
ゲージ圧0.3〜3 Kg/ cMの蒸気を供給して加
熱し、前記原液を煮沸する。
特に蒸溜缶(1)内での煮沸においては、加熱筒(10
)の内外両筒(11)(12)がいずれも吹き込まれる
蒸気によって加熱伝熱面として作用づ−るため、原液の
加熱作用が広い面積で行なわれ、しかもこの加熱作用に
よって加熱筒(10)の内方部ではその周囲部から加熱
される原液が上背し、また加熱筒(10)の外方部では
蒸溜缶(1)の外壁側からは加熱されないために下降流
となり、その結果加熱筒(10)を中心とする図面矢印
方向の対流作用を促し、この対流作用と前記加熱伝熱面
積の大きいこととが相俟って、原液全体を万遍に効率よ
く加熱し得て煮沸を促進できる。
そして、上記の煮沸によって発生した蒸気は蒸気排出路
(3)を通って冷却器(2)に入り、ここで冷却されて
凝縮された魚油液すなわち焼酎等の製品が製品タンク(
5)内に送られ貯留されるものであり、この魚油経路(
6)は真空ポンプ(7)により真空に近い減圧状態に保
持されているため、この真空度によっても異なるが、蒸
溜缶(1)内の原液は45〜60℃程度の加熱温度−1
0= で沸騰し、魚油が良好に行なわれる。
「発明の効果1 上記したJ:うに本発明においては、蒸溜缶内部に装備
した加熱筒の内外両筒がぞの間に吹き込まれる蒸気によ
って加熱伝熱面となり、魚油缶内の原液を前記内外両筒
によって加熱でき、内部加熱方式であっても加熱伝熱面
積が大きく、その上、魚油缶底部のやや上方位冒に配さ
れた前記加熱筒自体が対流簡を兼ね、その内方部分では
」−脣、外方部分では下降する原液の対流を促し、これ
ら加熱伝熱面積の人なることと対流攪拌作用どが相俟っ
て、加熱筒による加熱伝熱効率を高め、原液全体を万遍
に効率よく加熱煮沸rきるので、魚油時間を短縮化でき
、魚油効率が高く、焼酎等の蒸溜酒をコスト安価に得る
ことができる。しかも原液が前記のように加熱筒を中心
として常に対流作用を行ない、かつ前記のように煮沸時
間を短縮できるので、液中の夾釘1物が加熱筒表面に何
着することがなく、また溜出により液面が低下しても前
記加熱筒は底 11一 部やや上方位置にあって常に液中に浸漬しているために
焦げ付き等が生じることがないので、焼酎等の魚油製品
に焦臭が付く虞れもなく、高品質の製品を得ることがで
きる。また前記焦げ(dぎや夾雑物の付着が生じないの
で、加熱筒による加熱効果を長期にわたって良好に保持
できる。
さらに内外2重筒の加熱筒は従来よりも高圧の蒸気を吹
き込んでも表面に凹凸を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示覆一部欠截正面図、第2図
は一部の拡大縦断面図、第3図は前図111−111線
における断面図である。 (1)・・・蒸溜缶、(2)・・・冷却器、(3)用蒸
気排出路、(4)・・・蛇管、(5)・・・製品タンク
、(6)・・・魚油経路、(7)・・・真空ポンプ、(
10)・・・加熱筒、(11)・・・内筒、(12)・
・・外筒、(13)・・・蒸気室、(14)・・・蒸気
供給管、(15)・・・底部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、焼酎醪等の原液を煮沸する蒸溜缶から製品タンクに
    到る蒸溜経路を減圧状態にして焼酎等の原酒を蒸溜する
    減圧単式蒸溜装置において、上下に開口した内筒とこれ
    よりやや径大の外筒とを上下端部で連接した2重筒構造
    をなしかつ内外両筒間の上下端部を閉塞してその内部空
    間に加熱蒸気を送給できるようにした加熱筒を、前記蒸
    溜缶内の下方部における底部よりやや上方位置に装備し
    てなることを特徴とする焼酎等の減圧単式蒸溜装置。
JP61104345A 1986-05-06 1986-05-06 焼酎等の減圧単式蒸溜装置 Granted JPS62259575A (ja)

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JPH0115276B2 JPH0115276B2 (ja) 1989-03-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825095U (ja) * 1971-07-30 1973-03-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825095U (ja) * 1971-07-30 1973-03-24

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