JPS62259575A - 焼酎等の減圧単式蒸溜装置 - Google Patents
焼酎等の減圧単式蒸溜装置Info
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- JPS62259575A JPS62259575A JP61104345A JP10434586A JPS62259575A JP S62259575 A JPS62259575 A JP S62259575A JP 61104345 A JP61104345 A JP 61104345A JP 10434586 A JP10434586 A JP 10434586A JP S62259575 A JPS62259575 A JP S62259575A
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Alcoholic Beverages (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、焼耐醪(モロミ)等の酒成分を含む原液を減
圧状態にして煮沸し蒸溜する焼酎等の減圧単式蒸溜装置
に関するものである。
圧状態にして煮沸し蒸溜する焼酎等の減圧単式蒸溜装置
に関するものである。
[従来の技術]
焼酎等の蒸溜に使用する減圧単式蒸溜装置としては、煮
沸用の蒸溜缶の周囲部に周壁を被うジャケット部を設G
J、このジャケット部に加熱蒸気を供給して蒸溜缶内の
焼酎醪等の原液を間接蒸煮し沸騰させるようにしたジャ
ケット型の外部加熱方式の蒸溜装置(例えば特開昭52
−34991号公報)、あるいは蒸溜缶内に加熱蒸気を
導入する内部加熱方式の蒸溜装置(例えば特公昭6O−
229Q5@公報)がある。
沸用の蒸溜缶の周囲部に周壁を被うジャケット部を設G
J、このジャケット部に加熱蒸気を供給して蒸溜缶内の
焼酎醪等の原液を間接蒸煮し沸騰させるようにしたジャ
ケット型の外部加熱方式の蒸溜装置(例えば特開昭52
−34991号公報)、あるいは蒸溜缶内に加熱蒸気を
導入する内部加熱方式の蒸溜装置(例えば特公昭6O−
229Q5@公報)がある。
[発明が解決しようとする問題点]
上記のような減圧単式蒸溜VtFjにおいては、加熱方
式が蒸気による間接加熱によるものであるため、内部の
原液が充分に攪拌されなかったり、加熱伝熱面積が小さ
いと、蒸発時間が長くなり、蒸溜効率が悪くなるので、
加熱伝熱面積をできるだけ大きくしてかつ原液を適度に
攪拌しつつ加熱することが望まれる。
式が蒸気による間接加熱によるものであるため、内部の
原液が充分に攪拌されなかったり、加熱伝熱面積が小さ
いと、蒸発時間が長くなり、蒸溜効率が悪くなるので、
加熱伝熱面積をできるだけ大きくしてかつ原液を適度に
攪拌しつつ加熱することが望まれる。
上記従来例の外部加熱方式の蒸溜装置の場合合には、魚
油缶内の原液が外周部分から加熱されるため、内部の原
液を攪拌しないと内方部分が充分に加熱されないことに
なり、だからといって攪拌装置を装備するのは真空度保
持等の関係でその1114造が複雑化し、設備費が高く
なる。
油缶内の原液が外周部分から加熱されるため、内部の原
液を攪拌しないと内方部分が充分に加熱されないことに
なり、だからといって攪拌装置を装備するのは真空度保
持等の関係でその1114造が複雑化し、設備費が高く
なる。
しかも、蒸溜が進むに伴って製品が魚油物どして溜出し
、魚油缶内の原液が漸次減少して魚油缶内の液面が低下
し、ジャケット部−L端より低位の位置に来ると、原液
と」二部気体の境界付近において焦げ付き現象が生じ、
その結果魚油製品に焦臭が付き、製品不良が生じること
になる。
、魚油缶内の原液が漸次減少して魚油缶内の液面が低下
し、ジャケット部−L端より低位の位置に来ると、原液
と」二部気体の境界付近において焦げ付き現象が生じ、
その結果魚油製品に焦臭が付き、製品不良が生じること
になる。
またジャケット部においてその内壁である魚油缶壁に吹
き込み蒸気のための外圧力が作用で−るどともに魚油缶
内の減圧による内方への引張力が働き、あまり高圧の蒸
気をジャケット部に吹き込むことが困難である。そのた
め従来はゲージ圧力2 K9 / cMの蒸気が実用上
の最大のものどされており、操作上の手違い等でこれ以
上の高圧蒸気が吹き込まれて、蒸溜缶が破損するような
事故も起っている。
き込み蒸気のための外圧力が作用で−るどともに魚油缶
内の減圧による内方への引張力が働き、あまり高圧の蒸
気をジャケット部に吹き込むことが困難である。そのた
め従来はゲージ圧力2 K9 / cMの蒸気が実用上
の最大のものどされており、操作上の手違い等でこれ以
上の高圧蒸気が吹き込まれて、蒸溜缶が破損するような
事故も起っている。
また−ト記従来例の内部加熱方式の場合には、蒸溜缶の
内部に導入した蒸気管の周囲に上下が閉塞された蒸気室
が設けられるとともに、この蒸気室にはこれを上下に4
通する原液の導通管が配設され、この導通管内を原液が
流通することにより加熱されるものであるが、前記導通
管が比較的細くかつ導通管以外の部分では対流が充分に
行なわれない結果となっており、そのため原液の煮沸蒸
発に時間がかかり、魚油効率が低くなっている。
内部に導入した蒸気管の周囲に上下が閉塞された蒸気室
が設けられるとともに、この蒸気室にはこれを上下に4
通する原液の導通管が配設され、この導通管内を原液が
流通することにより加熱されるものであるが、前記導通
管が比較的細くかつ導通管以外の部分では対流が充分に
行なわれない結果となっており、そのため原液の煮沸蒸
発に時間がかかり、魚油効率が低くなっている。
特に蒸溜缶の容量が大きくなればなるほど、魚油缶内に
収容される原液の吊し多く、魚油缶内の外壁側の液が加
熱され難く、均等な煮沸が行なえず、醪中の夾雑物が魚
油缶底部に沈澱すること等もあって、効率的な蒸溜が行
なわれないことになり、酒成分が残液として魚油管内に
残ることになる。
収容される原液の吊し多く、魚油缶内の外壁側の液が加
熱され難く、均等な煮沸が行なえず、醪中の夾雑物が魚
油缶底部に沈澱すること等もあって、効率的な蒸溜が行
なわれないことになり、酒成分が残液として魚油管内に
残ることになる。
なお内部加熱方式のものとして、蒸気が流通する蛇管を
魚油缶内に装備したものもあるにはあるが、この蛇管に
原液中の夾雑物が付着し易く、またこの蛇管自体のみで
は充分な対流攪拌効果が得られないものである。
魚油缶内に装備したものもあるにはあるが、この蛇管に
原液中の夾雑物が付着し易く、またこの蛇管自体のみで
は充分な対流攪拌効果が得られないものである。
本発明は、」−記従来の欠点に鑑み、内部加熱方式のも
のにおいて、構造簡単にしてしかも対流作用および加熱
、蒸発速痕を良好になし、魚油効率の非常に優れた焼酎
等の減圧単式蒸溜装置を提供しようとするものである。
のにおいて、構造簡単にしてしかも対流作用および加熱
、蒸発速痕を良好になし、魚油効率の非常に優れた焼酎
等の減圧単式蒸溜装置を提供しようとするものである。
F問題点を解決するための手段1
本発明は、原液を煮沸する蒸溜缶から製品タンクに到る
蒸′a経路を減圧状態にして焼酎等を蒸溜する減圧単式
蒸溜装置であって、特に上記の問題点を解決するために
、前記魚油缶内の下方部に、」−下に開口した内筒どこ
れよりやや径大の外筒とを上下端部で連接した2車筒構
造をなしかつ両筒間の上下端部を閉塞してその内部空間
に加熱蒸気を供給できるようにした加熱筒を、底部より
やや上方位置に装備してなるものであり、内外2車筒構
造の加熱筒が対流筒を兼ねるようにしたことを特徴とす
るものである。
蒸′a経路を減圧状態にして焼酎等を蒸溜する減圧単式
蒸溜装置であって、特に上記の問題点を解決するために
、前記魚油缶内の下方部に、」−下に開口した内筒どこ
れよりやや径大の外筒とを上下端部で連接した2車筒構
造をなしかつ両筒間の上下端部を閉塞してその内部空間
に加熱蒸気を供給できるようにした加熱筒を、底部より
やや上方位置に装備してなるものであり、内外2車筒構
造の加熱筒が対流筒を兼ねるようにしたことを特徴とす
るものである。
[作 用]
上記の本発明の魚油装置においては、蒸溜缶の内部にお
いて、魚油缶内の中央部に加熱源として装備した加熱筒
により焼酎醪等の原液を加熱するもので、特に前記加熱
筒は上下端部で連設した内外2重筒よりなり、その両筒
間の空間に蒸気が吹き込まれる結果、内外両筒が原液に
対する加熱伝熱面となり、魚油缶内の原液は前記加熱筒
の内外両筒の双方により加熱されることになり、内部加
熱方式であっても加熱伝熱面積がかなり大きくなる。し
かも前記加熱筒はその軸心を上下方向にして底部よりや
や上方位置に配しであるため、これにより加熱される原
液は加熱筒内部においては加熱されて上昇し、加熱筒外
方部分では魚油缶外壁側からは加熱されないために下降
することになり、これによって図面矢印に示す方向の対
流作用が生じることになる。しかも原液が前記のように
常【こ対流作用を行なっているから、原液中の夾雑物が
加熱筒等の表面に付着したり、焦げ付きが生じたりする
ことがない。
いて、魚油缶内の中央部に加熱源として装備した加熱筒
により焼酎醪等の原液を加熱するもので、特に前記加熱
筒は上下端部で連設した内外2重筒よりなり、その両筒
間の空間に蒸気が吹き込まれる結果、内外両筒が原液に
対する加熱伝熱面となり、魚油缶内の原液は前記加熱筒
の内外両筒の双方により加熱されることになり、内部加
熱方式であっても加熱伝熱面積がかなり大きくなる。し
かも前記加熱筒はその軸心を上下方向にして底部よりや
や上方位置に配しであるため、これにより加熱される原
液は加熱筒内部においては加熱されて上昇し、加熱筒外
方部分では魚油缶外壁側からは加熱されないために下降
することになり、これによって図面矢印に示す方向の対
流作用が生じることになる。しかも原液が前記のように
常【こ対流作用を行なっているから、原液中の夾雑物が
加熱筒等の表面に付着したり、焦げ付きが生じたりする
ことがない。
−〇 −
[実施例]
次に本発明の実施例を図面に基いて説明する。
(1)は焼酎醪等の酒成分を含む原液を煮沸する蒸溜缶
、(2)は前配魚油缶(1)の上部に接続されたスワン
ネック状の蒸気排出路(3)を介して接続された冷却器
であって、蒸溜缶(1)より排出される蒸気がこの冷却
器(2)内に有する蛇管(4)を流通覆る間に冷却水に
よって冷却され凝縮されるようになっている。(5)は
前記冷却器(2)に接続された製品タンクであって、前
記の冷却器(2)ににり凝縮されて排出される魚油物で
ある焼酎等の製品はこの製品タンク(5)に貯留される
。また前記の蒸溜缶(1)から冷却器(2)を経て製品
タンク(5)に到る魚油経路(6)の一部、例えば製品
タンク(5)の部分には真空ポンプ(7)が接続されて
おり、魚油経路(6)を減圧状態にして魚油できるよう
になっている。
、(2)は前配魚油缶(1)の上部に接続されたスワン
ネック状の蒸気排出路(3)を介して接続された冷却器
であって、蒸溜缶(1)より排出される蒸気がこの冷却
器(2)内に有する蛇管(4)を流通覆る間に冷却水に
よって冷却され凝縮されるようになっている。(5)は
前記冷却器(2)に接続された製品タンクであって、前
記の冷却器(2)ににり凝縮されて排出される魚油物で
ある焼酎等の製品はこの製品タンク(5)に貯留される
。また前記の蒸溜缶(1)から冷却器(2)を経て製品
タンク(5)に到る魚油経路(6)の一部、例えば製品
タンク(5)の部分には真空ポンプ(7)が接続されて
おり、魚油経路(6)を減圧状態にして魚油できるよう
になっている。
(10)は上記の蒸溜缶(1)内の下方中央部に装備し
た内外2重筒構造の加熱筒であって、上下に開口した内
筒(11)と外筒(12)とが両筒間に通常10〜30
m1Pi!度の間隔を存して上下端部で端板ににり連接
されるとともに、内外両筒(11)(12)間の上下が
閉塞されてその内部空間が蒸気室(13)として形成さ
れており、この蒸気室(13)に蒸気供給管(14)が
接続され、加熱蒸気を吹き込めるように構成されている
。またこの加熱筒(10)は上下方向に開口させて蒸溜
缶(1)の底部(15)との間に焼酎醪等の原液の対流
作用を許容する間隔を存するように底部(15) 、l
:りやや上方位置に配置されており、原液がこの加熱筒
(10)を中心として対流作用を行なえるようになって
いる。この加熱筒(10)の直径は普通蒸溜缶(1)の
約1/2〜1/3が対流作用および加熱効果上好適であ
る。(16)は加熱筒(10)に接続されたガス抜き孔
、(17)はドレーン管である。
た内外2重筒構造の加熱筒であって、上下に開口した内
筒(11)と外筒(12)とが両筒間に通常10〜30
m1Pi!度の間隔を存して上下端部で端板ににり連接
されるとともに、内外両筒(11)(12)間の上下が
閉塞されてその内部空間が蒸気室(13)として形成さ
れており、この蒸気室(13)に蒸気供給管(14)が
接続され、加熱蒸気を吹き込めるように構成されている
。またこの加熱筒(10)は上下方向に開口させて蒸溜
缶(1)の底部(15)との間に焼酎醪等の原液の対流
作用を許容する間隔を存するように底部(15) 、l
:りやや上方位置に配置されており、原液がこの加熱筒
(10)を中心として対流作用を行なえるようになって
いる。この加熱筒(10)の直径は普通蒸溜缶(1)の
約1/2〜1/3が対流作用および加熱効果上好適であ
る。(16)は加熱筒(10)に接続されたガス抜き孔
、(17)はドレーン管である。
また図示する実施例では、上記の加熱筒(10)の下方
部に円環状をなす蒸気吹き込み管(18)が配され、該
蒸気吹ぎ込み管(18)には蒸気を内方斜め下向きに吹
ぎ出せる直径2Mからせいぜい10mm程度の蒸気吹き
出し用の小孔(1つ)が多数設けられてり、この蒸気の
吹き出し作用ににり上記の対流作用が一層良好に行なえ
るようになっている。
部に円環状をなす蒸気吹き込み管(18)が配され、該
蒸気吹ぎ込み管(18)には蒸気を内方斜め下向きに吹
ぎ出せる直径2Mからせいぜい10mm程度の蒸気吹き
出し用の小孔(1つ)が多数設けられてり、この蒸気の
吹き出し作用ににり上記の対流作用が一層良好に行なえ
るようになっている。
図の(20)は蒸溜缶(1)の上部に設(プた焼酎醪等
の原液の供給管、(21)は液面泪、(22)は真空ポ
ンプ(7)と製品タンク(5)との接続管路(23)に
設けたミス]・セパレータ、(24)は冷却器(4)の
後続に配したガスセパレータ、(25)はテスターを示
す。
の原液の供給管、(21)は液面泪、(22)は真空ポ
ンプ(7)と製品タンク(5)との接続管路(23)に
設けたミス]・セパレータ、(24)は冷却器(4)の
後続に配したガスセパレータ、(25)はテスターを示
す。
なお図示していないが、前記蒸気排出路(3)の竪管部
分には、通常煮沸されて発生した蒸気に含まれる不純物
を除去する精溜棚等を備え、精溜作用を行なえるように
なっており、また横管部分は予備的な冷却作用を行なう
ようになっている。
分には、通常煮沸されて発生した蒸気に含まれる不純物
を除去する精溜棚等を備え、精溜作用を行なえるように
なっており、また横管部分は予備的な冷却作用を行なう
ようになっている。
上記の構成を有Jる本発明の魚油装置による魚油作業に
ついて説明すると、蒸溜缶(1)に所要量の焼酎醪等の
原液を収容した状態で、加熱源である加熱筒(20)に
ゲージ圧0.3〜3 Kg/ cMの蒸気を供給して加
熱し、前記原液を煮沸する。
ついて説明すると、蒸溜缶(1)に所要量の焼酎醪等の
原液を収容した状態で、加熱源である加熱筒(20)に
ゲージ圧0.3〜3 Kg/ cMの蒸気を供給して加
熱し、前記原液を煮沸する。
特に蒸溜缶(1)内での煮沸においては、加熱筒(10
)の内外両筒(11)(12)がいずれも吹き込まれる
蒸気によって加熱伝熱面として作用づ−るため、原液の
加熱作用が広い面積で行なわれ、しかもこの加熱作用に
よって加熱筒(10)の内方部ではその周囲部から加熱
される原液が上背し、また加熱筒(10)の外方部では
蒸溜缶(1)の外壁側からは加熱されないために下降流
となり、その結果加熱筒(10)を中心とする図面矢印
方向の対流作用を促し、この対流作用と前記加熱伝熱面
積の大きいこととが相俟って、原液全体を万遍に効率よ
く加熱し得て煮沸を促進できる。
)の内外両筒(11)(12)がいずれも吹き込まれる
蒸気によって加熱伝熱面として作用づ−るため、原液の
加熱作用が広い面積で行なわれ、しかもこの加熱作用に
よって加熱筒(10)の内方部ではその周囲部から加熱
される原液が上背し、また加熱筒(10)の外方部では
蒸溜缶(1)の外壁側からは加熱されないために下降流
となり、その結果加熱筒(10)を中心とする図面矢印
方向の対流作用を促し、この対流作用と前記加熱伝熱面
積の大きいこととが相俟って、原液全体を万遍に効率よ
く加熱し得て煮沸を促進できる。
そして、上記の煮沸によって発生した蒸気は蒸気排出路
(3)を通って冷却器(2)に入り、ここで冷却されて
凝縮された魚油液すなわち焼酎等の製品が製品タンク(
5)内に送られ貯留されるものであり、この魚油経路(
6)は真空ポンプ(7)により真空に近い減圧状態に保
持されているため、この真空度によっても異なるが、蒸
溜缶(1)内の原液は45〜60℃程度の加熱温度−1
0= で沸騰し、魚油が良好に行なわれる。
(3)を通って冷却器(2)に入り、ここで冷却されて
凝縮された魚油液すなわち焼酎等の製品が製品タンク(
5)内に送られ貯留されるものであり、この魚油経路(
6)は真空ポンプ(7)により真空に近い減圧状態に保
持されているため、この真空度によっても異なるが、蒸
溜缶(1)内の原液は45〜60℃程度の加熱温度−1
0= で沸騰し、魚油が良好に行なわれる。
「発明の効果1
上記したJ:うに本発明においては、蒸溜缶内部に装備
した加熱筒の内外両筒がぞの間に吹き込まれる蒸気によ
って加熱伝熱面となり、魚油缶内の原液を前記内外両筒
によって加熱でき、内部加熱方式であっても加熱伝熱面
積が大きく、その上、魚油缶底部のやや上方位冒に配さ
れた前記加熱筒自体が対流簡を兼ね、その内方部分では
」−脣、外方部分では下降する原液の対流を促し、これ
ら加熱伝熱面積の人なることと対流攪拌作用どが相俟っ
て、加熱筒による加熱伝熱効率を高め、原液全体を万遍
に効率よく加熱煮沸rきるので、魚油時間を短縮化でき
、魚油効率が高く、焼酎等の蒸溜酒をコスト安価に得る
ことができる。しかも原液が前記のように加熱筒を中心
として常に対流作用を行ない、かつ前記のように煮沸時
間を短縮できるので、液中の夾釘1物が加熱筒表面に何
着することがなく、また溜出により液面が低下しても前
記加熱筒は底 11一 部やや上方位置にあって常に液中に浸漬しているために
焦げ付き等が生じることがないので、焼酎等の魚油製品
に焦臭が付く虞れもなく、高品質の製品を得ることがで
きる。また前記焦げ(dぎや夾雑物の付着が生じないの
で、加熱筒による加熱効果を長期にわたって良好に保持
できる。
した加熱筒の内外両筒がぞの間に吹き込まれる蒸気によ
って加熱伝熱面となり、魚油缶内の原液を前記内外両筒
によって加熱でき、内部加熱方式であっても加熱伝熱面
積が大きく、その上、魚油缶底部のやや上方位冒に配さ
れた前記加熱筒自体が対流簡を兼ね、その内方部分では
」−脣、外方部分では下降する原液の対流を促し、これ
ら加熱伝熱面積の人なることと対流攪拌作用どが相俟っ
て、加熱筒による加熱伝熱効率を高め、原液全体を万遍
に効率よく加熱煮沸rきるので、魚油時間を短縮化でき
、魚油効率が高く、焼酎等の蒸溜酒をコスト安価に得る
ことができる。しかも原液が前記のように加熱筒を中心
として常に対流作用を行ない、かつ前記のように煮沸時
間を短縮できるので、液中の夾釘1物が加熱筒表面に何
着することがなく、また溜出により液面が低下しても前
記加熱筒は底 11一 部やや上方位置にあって常に液中に浸漬しているために
焦げ付き等が生じることがないので、焼酎等の魚油製品
に焦臭が付く虞れもなく、高品質の製品を得ることがで
きる。また前記焦げ(dぎや夾雑物の付着が生じないの
で、加熱筒による加熱効果を長期にわたって良好に保持
できる。
さらに内外2重筒の加熱筒は従来よりも高圧の蒸気を吹
き込んでも表面に凹凸を生じることがない。
き込んでも表面に凹凸を生じることがない。
第1図は本発明の実施例を示覆一部欠截正面図、第2図
は一部の拡大縦断面図、第3図は前図111−111線
における断面図である。 (1)・・・蒸溜缶、(2)・・・冷却器、(3)用蒸
気排出路、(4)・・・蛇管、(5)・・・製品タンク
、(6)・・・魚油経路、(7)・・・真空ポンプ、(
10)・・・加熱筒、(11)・・・内筒、(12)・
・・外筒、(13)・・・蒸気室、(14)・・・蒸気
供給管、(15)・・・底部。
は一部の拡大縦断面図、第3図は前図111−111線
における断面図である。 (1)・・・蒸溜缶、(2)・・・冷却器、(3)用蒸
気排出路、(4)・・・蛇管、(5)・・・製品タンク
、(6)・・・魚油経路、(7)・・・真空ポンプ、(
10)・・・加熱筒、(11)・・・内筒、(12)・
・・外筒、(13)・・・蒸気室、(14)・・・蒸気
供給管、(15)・・・底部。
Claims (1)
- 1、焼酎醪等の原液を煮沸する蒸溜缶から製品タンクに
到る蒸溜経路を減圧状態にして焼酎等の原酒を蒸溜する
減圧単式蒸溜装置において、上下に開口した内筒とこれ
よりやや径大の外筒とを上下端部で連接した2重筒構造
をなしかつ内外両筒間の上下端部を閉塞してその内部空
間に加熱蒸気を送給できるようにした加熱筒を、前記蒸
溜缶内の下方部における底部よりやや上方位置に装備し
てなることを特徴とする焼酎等の減圧単式蒸溜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61104345A JPS62259575A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 焼酎等の減圧単式蒸溜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61104345A JPS62259575A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 焼酎等の減圧単式蒸溜装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62259575A true JPS62259575A (ja) | 1987-11-11 |
JPH0115276B2 JPH0115276B2 (ja) | 1989-03-16 |
Family
ID=14378311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61104345A Granted JPS62259575A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 焼酎等の減圧単式蒸溜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62259575A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825095U (ja) * | 1971-07-30 | 1973-03-24 |
-
1986
- 1986-05-06 JP JP61104345A patent/JPS62259575A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825095U (ja) * | 1971-07-30 | 1973-03-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0115276B2 (ja) | 1989-03-16 |
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