JPS62258645A

JPS62258645A - 超音波診断装置

Info

Publication number: JPS62258645A
Application number: JP10276686A
Authority: JP
Inventors: 永井　康隆; 真人大貫
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-05-02
Filing date: 1986-05-02
Publication date: 1987-11-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は超音波診断装置に関する。

（従来の技術）従来超音波診断装置を用いて穿刺を行う場合には装置本
体に穿刺用プローブ若しくは穿刺ガイドアダプター付プ
ローブの接続により自動的若し゛くは必要に応じて装置
本体に設けられたＣＲＴ上に第５図に示すように、穿刺
可能範囲Ｃを示す表示あるいは第６図に示す穿刺可能範
囲りの表示を行うものがある。

しかしながら、上記の従来装置おいては、目的とする部
位までの距離あるいは角度が判断できず、医師はＣＲＴ
上に表示された針の画像と目的とする部位とを目測して
例えば手術等を行−っていた。

このため、穿刺には必要とされない勘に頼らなければな
らず、針の角度の測定に長時間を要し、ざらに、患者の
体動、プローブ支持位置のズレ等により目的部位を穿刺
できないという問題があった。

（発明が解決しようとする問題点）上述したように従来装置においては、必要とされない勘
、穿刺針の角度の測定に要する時間。

患者の体動、プローブ支持位置のズレ等により目的部位
を穿刺できないという問題がある。そこで、本発明はこ
のような問題点を解決し、穿刺時間の短縮、穿刺精度を
向上させた超音波診断装置の提供を目的とする。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）上記問題を解決するための本発明の構成は、穿刺針を付
属した探触子（以下プローブという）と、このプローブ
からの断層像を表示する表示部と、この表示部に表示さ
れる断層像の任意部位の座標情報を入力する入力手段と
、この入力手段からの座標情報に基づき穿刺針と任意部
位との距離及び穿刺針の設定角度とを算出する算出手段
と、この算出手段の算出結果と共に穿刺針と任意部位を
通るマーカーラインとを表示制御する表示制御手段とを
設けた。

（作　用）上記構成を有する本発明の作用は、表示部特に表示され
る断層像の任意の部位の座標を入力手段により入力し、
穿刺針の任意部位との角度及び距離を算出し、前記表示
部上にその算出結果を表示制御すると共に、前記穿刺針
と任意部位とを結ぶ線をマーカーラインで表示できる。

（実施例）以下本発明の超音波診断装置について図面を参照して説
明する。

第１図は本発明超音波診断装置の構成ブロック図である
。図中１で示すものは被検体に超音波を送波し、その反
射波の受波により例えばＢモード像を得る超音波プロー
ブ、２は送信制御回路３、受信制御回路７及びＣＰＵ１
２によって制御される高圧スイッチであり、この高圧ス
イッチ２により超音波プローブ１を駆動している。

この超音波プローブ１は例えば第２図に示すように、超
音波撮動子等を収納した本体１ａと、穿刺針１Ｃを任意
角度で設定できる針取付部１ｂとから構成されており、
また、手動により前記穿刺端１Ｃが着脱できるようにな
っている。前記送信制御回路３は、送信遅延コントロー
ラ４．送信遅延回路５及びパルサ６とから構成されてい
る。前記送信遅延コントローラ４は、前記ＣＰｔＪ１２
からの制御信号に基づき、送信ビームのフォーカスを設
定するコントロール信号を前記送信遅延回路５に出力し
、この送信遅延回路５の出力によって前記パルサ６より
高圧パルスを発して高圧スイッチ２の送信制御を行うよ
う（なっている。一方、前記受信制御回路７は、プリア
ンプ８．受信遅延コントローラ９．受信遅延回路１０及
び加算器１１とから構成されている。そして、前記高圧
スイッチ２を介して入力される受信エコーをプリアンプ
８で増幅し、ＣＰＵ１２の制御に基づき受信遅延コント
ローラ９で設定された受信ビームの受信フォーカスを前
記受信遅延回路１０で施し、この後加算器１１で受信エ
コーを加昇して出力するようになっている。

前述したＣＰＵ１２は接続された受信制御回路７、送信
制御回路３等の制御を行うと共に入力手段としての例え
ばライトペン１５からの入力情報に基づいて、超音波プ
ローブ１に設けられた穿刺針１Ｇとライトペン１５で入
力した特定部位との距離及び穿刺針１０の設定角度を算
出する算出手段としての機能をも合ぜて有している。具
体的には第３図に示すように例えば超音波プローブ１の
超音波の送受面１ａの中心から既知値１１の地点Ａに穿
刺針１Ｃが固定されている。特定部位Ｂは入力手段１５
によりその座標が入力されたとする。

この入力により第３図にしで表すプローブ１の超音波の
送受波面１ａと垂直な距離し及び送受波面と平行であっ
て距離りの地点での前記送受波の中心からの距離Ｊ！２
が既知となる。尚、前記１１の値は予め前記ＣＰＵ１２
内部に設けられたメモリ（図示しない）に記憶させてお
く。以−上の条件から前記Ａ点から入力した特定部位Ｂ
までの距離Ｘは、（ｊ！ｘ　−＋ｌ！２　）２＋１２＝Ｘ２　　　・・・
　（１）、’、　　Ｘ＝Ｊ　（Ａｔ　＋１２＞２＋１２
　・・・　（２）で求められる。

このように（２式より地点Ａと特定部位Ｂとの距離は求
められる。次に穿刺針１Ｃと特定部位Ｂと結ぶ直線すな
わち超音波の送受波方向と穿刺針１Ｃとのなす設定角度
θは、で表される。

このように設定角度θは（４）式から求めることができ
、従ってＣＰＬ１１２はこの関係式により穿刺針１Ｃと
任意の部位との距離及び穿刺針１Ｃの設定角度を算出す
るのである。

これらの算出結果は文字情報として表示制御部１４を介
して表示部１８に例えば、Ｂモード表示の断層像２２と
共に表示制御されるようになっている（第４図符号２１
参照）。第４図は表示部１８に表示されているセクター
走査による断層像２２と前述した穿刺針１Ｃと任意の部
位Ｂとの距離及び設定角度θを表示する表示領域２１と
、穿刺針１Ｇを穿刺する際にガイドとなるマーカーライ
ン２０との位置表示例を示す正面図である。このように
前記表示制御部１４はＣＰＵ１２により各種キャラクタ
を発生制御するものである。

この表示制御手段たる表示制御部１４は例えば、キャラ
クタデコーダー、ＲＯＭ、ラインデコーダー、ラインセ
レクタ、出ノｊバッファから成り、キャラクタデコーダ
ーはＣＰＬ１１２からの出力信号に基づき１２８種類の
キャラクタ選択を行えるようにしたものである。ライン
デコーダーは例えば選択されたキャラクタを８回に分け
て出力バッフ７に出力るためのラインセレクタを駆動す
るようになっているものである。

前記加算器１１の後段にはメインアンプ１６゜ＤＳＣ（
ディジタル・スキャン・コンバータ）１７を介して表示
部例ネばＣＲＴ１８が接続されている。尚、前記ＣＰＬ
Ｊ１２には各種情報を入力するコントロールパネル１３
が接続されている。

以上のように構成された本発明の超音波診断装置の作用
について説明する。

まず、医師が被検体の所定の位置へ前述した超音波プロ
ーブ１を接触させる。この時、表示部１８上には第４図
に示す断層像２２だけが表示制御される。次に、医師は
穿刺術を行うべき前記第４図に示す特定部位Ｂを、入力
手段であるライトペン１５によりその特定部位Ｂの画像
上を触れる。

この操作によりＣＰＵ１２では特定部位Ｂの座標が算出
されると共に、表示制御手段１４を介して表示領域２１
に前述した距離りと設定角度θ及びマーカーラインとを
表示制御するようになっている。医師はこの表示画像を
参照しつつ、穿刺針の取付角度を設定してマーカーライ
ン上に添って穿刺針１Ｃを移動させるのである。また特
定部位Ｂと穿刺針１Ｃとの距離を表示されるので、穿刺
針１Ｃの必要移動量を正確に知ることが可能となる。

以上のように本発明の超音波診断装置によれば被検位の
断層像と共に穿刺する部位と穿刺針との位置関係を表示
部上に数値として表示すると共に穿刺針の挿入経路をマ
ーカーラインを表示してザイドするようにしたので、正
確でかつスピーディ−な穿刺術を行うことができる。

本発明は上記一実施例に限定されるものではなく本発明
の要旨の範囲内で様々に変形実施が可能であることはい
うまでもない。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、穿刺時間の短縮、
穿刺精度を向上させた超音波診断装置の提供ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の超音波診断装置の構成ブロック図、第
２図は穿刺ガイドアダプター付プローブの説明図、第３
図は特定部位と穿刺針との距離及び設定角度算出の説明
図、第４図は表示手段上に表示される表示画像の一例を
示す正面図、第５図及び第６図は従来装置の表示部上へ
の表示画像のそれぞれ平面図である。１・・・超音波探触子、１Ｃ・・・穿刺針、１２・・・
算出手段、１４・・・表示制御手段、１５・・・入力手
段、１８・・・表示制御手段、２０・・・マーカーライ
ン、２２・・・断層像。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）断層像を送受信可能でかつ任意角度に設定可能な
穿刺針を備えた超音波探触子と、この超音波探触子から
の断層像を表示する表示部と、この表示部に表示される
断層像の任意部位の座標情報を入力する入力手段と、こ
の入力手段からの座標情報に基づき前記穿刺針と任意部
位との距離及び穿刺針の設定角度とを算出する算出手段
と、この算出手段での算出結果を表示すると共にこの算
出結果により穿刺針と前記任意部位とを通るマーカーラ
インとを表示制御する表示制御手段とを有することを特
徴とする超音波診断装置。
（２）入力手段はライトペンである特許請求の範囲第１
項記載の超音波診断装置。