JPS62257980A - スペーサー流体調製用スラリー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 油井の掘穿及び完成状態において、様々な形式の流体が
用いられている。流体の選択は地中累層、地中温度、掘
穿操作をどの段階まで行なったか等との相関的な要素で
ある。たとえば、操作者は掘穿泥水、アシディシング（
ａｃｉｄｉｃｉｎｇ）流体、水圧枠面流体そして穴の完
成の前のセメントなどのような種々の掘穿流体、改修（
ｗｏｒｋｏｖｅｒ）流体、そして完成流体を用いること
がある。流体は掘穿内で一方が他に取って代わるように
、混ざらないのが非常に望ましく、この目的のためにス
ペーサー流体が用いられている０個々の応用に関するそ
のようなスペーサー流体を処方するにおいて、操作者は
２つの流体が分離して共存するように流体を調製しなけ
ればならない、たとえば、密度を調節しなければならな
いとか、架橋は避けなければならない、などである。

一般に、そのような流体は水、粘土、そしてヒドロキシ
エチルセルロース、ポリアクリルアミド、クワ−ゴム（
ｑｕａｒ　ｇｕ＋ｍ）誘導体あるいはキサンタンゴム（
ｘａｎｔｈａｎ　ｇｕｍ）のようなポリマーを含む。

今回、スペーサー流体処方界とりわけセメントスペーサ
ー流体の調製においてＳ−１３０゜親有機性粘土、溶剤
、界面活性剤そして低級アルカノールのスラリーが特に
有用であることが見出された。

本発明のスラリー構成は次の通りである：重量％ Ｓ−１３０２５〜６０ 親有機性粘土　　　　　０．５〜６ 炭化水素溶剤　　　　３０〜７０ 界面活性剤　　　　　　０〜　１０ 低級アルカノール　　　０〜　　６ Ｓ−１３０については、カング（Ｋａｎｇ）他の米国特
許第４，３４２，８６６号に記載されたベテロ多糖類を
意味する。

親有機性粘土については、掘穿束で用いられる多くの濃
厚剤のいずれかを意味する。これらにはベントナイト、
ヘクトライト、アミン処理されたモンモリロナイトおよ
びアタパルジャイト粘土が含まれる。

炭化水素溶剤については、鉱油（石油あるいは液体ペト
ロラタム、ディーゼル油、ケロシン、炭素数５−１２の
枝分れ鎖もしくは直鎖状アルコール、植物油（ヒマシ油
、綿実油あるいは菜種油などのような）、エステル−ア
ルコールなどを意味する。好適な溶剤は鉱油である。

界面活性剤については、エトキシ化されたノニルフェノ
ール類、植物油もしくは動物油の脂肪酸エステル類、エ
トキシ化された直鎖状アルコール類、およびエチレング
リコールモノブチルエーテルを意味する。

低級アルカノールについては、炭素数１−３の枝分れ鎖
もしくは直鎖状アルコール類、とりわけメタノール及び
イソプロパノール（ＩＰＡ）を意味する。

スラリーは炭化水素溶剤に親有機性粘土、界面活性剤、
アルカノールおよびＳ−１３０を入れ１分散した安定な
混合物が形成するまで混合することによって調製される
。

本発明における典型的なスラリーの構成は次の通りであ
る。

重量％ 鉱　　　　油　　　　　　　　　　　　　　　６７．５
界面活性剤　　　　　　　　　　　３ ＩＰＡ　　　　　　　　　　　　　　２．５親有機性物
　　　　　　　　　　　３．５バイオザン（ＢＩＯＺＡ
Ｎ　　）、Ｓ−１３０２３，５その上、スペーサー流体
は直ちにあるいは後日に、用いられる水にそのスラリー
を混入し掘穿やスペーサー流体技術分野の当業者によっ
て決定されるように十分なレオロジー特性が得られるま
で剪断や混合をすることによってｉｌｌ製できる。水は
淡水、海水、あるいはＮａＣＱ、ＫＣＱ、ＮＨ，ＣＱ、
ＫＢ　ｒ、ＬｉＣＱまたはＬｉＢｒなどの塩を含んだ水
でもよい。Ｃａ　Ｃ１２ｚ　＋　Ｃａ　Ｂ　ｒ、または
　ＺｎＢｒ。

は飽和よりもかなり少ない度合いで水に含まれていても
よい。

スペーサー流体は一般に、０．２５　ないし２．５ポン
ドの　Ｓ−１３０／流体１バレル（４２ガロン）（０，
１１３ないし１．１３　　ｋｇ／１５８．９８１２）で
構成されており、残分は水であり、一般に特別の応用の
ために必要とされるような添加成分をともなっている。

乾燥Ｓ−１３０と水との直接混合は好適なスペーサー流
体をもたらすが、本発明のスラリーからの調製が望まれ
る。

あらゆる個々の状態において、流体の最終的な構成は、
スペーサー流体の意図された用途に従い、操作者によっ
て決定される。種々の判断基９ｉ　（ｃｒｉｔｅｒｉａ
）が実際の組成を決定する。たとえば１分離している流
体の化学的性質と密度、望ましいボンピング比１分散媒
や摩擦減少剤や湿潤剤や凝結遅緩剤もしくは流量損失添
加剤の使用の必要性等である。これらの判断基準は、本
技術分野の当業者によく知られている。

好都合なことに１本発明のスラリーは安定である。すな
わち、それらの成分の分離は調製後２年に至るまでの開
始どあるいは全く無く、またそれらの成分はスペーサー
流体を調製するための添加成分と容易に混合する。また
、本発明のスペーサー流体は熱的劣化に対し、、１４９
℃（３００＠Ｆ）（７）温度に至るまで非常に安定であ
る。これは深い鉱井においてとりわけ重要であり、そこ
ではそのような高い温度としばしば直面する。

とりわけ、本発明の好適なスペーサー流体は、セメント
スペーサー流体、即ちボアホール内に存在する流体（通
常は掘穿泥水）と流体セメントあるいは完成流体との間
に用いられるスペーサー流体である。掘穿泥水はしばし
ば他の流体との相客性がなく、モして相容性のない流体
間での混合あるいは相互作用の起らないことが非常に望
ましいので、スペーサー流体は　しばしば相互作用を制
限したり。

防止するのに用いられる。

従来においては１重合性粘度剤（ｐｏｌｙｍｅｒｉｃｖ
ｉｓｃｏｓｉｆｉｅｒ）を含有するスペーサー流体は１
４９℃以上の温度となる地下鉱井においては、十分でな
く好都合でなかった。キサンタンゴム、ヒドロキシエチ
ルセルロースおよびポリアクリルアミドポリマーの使用
には、これらのポリマーによって与えられる粘度の温度
による減少のために限度があった。Ｓ−１３０の使用は
、Ｓ−１３０が１４９℃において著しくは粘度を失うこ
とがないので、かなりの進歩である１本発明のＳ−１３
０スラリーはこれらの安定したスペーサー流体を調製す
る最も効果的な方法である。

以下の実施例を参照することによって、本発明を一層明
示するが、そのことは単に説明するためであり、限定を
意図するものではない。

実施例　ｌ Ｓ−１３０スラリーの　　性 Ｓ−１３０（バイオザ？／（ＢＩ○ＺＡＮ　　）−ケル
コ・ディビジョン、メルク社）のスラリーを調製し、塊
状化、沈殿もしくは主たる相分離についてＩ！！察する
ことによって安定性を試験した。すべての試料は試料１
を除いて良好な多糖類懸濁液を示した。これらのデータ
に基づいて、界面活性剤や低級アルカノールが、スラリ
ーの安定性を犠牲にすることなしに、共にあるいは互換
的に用いられる。

ｌ− ５−１３０スラリー 鉱　　　　油　　５０　５０　５２　５２　５２　６６
　６６親有機性粘土−４４４４４４ イソプロピル アルコール　　−１−−２５−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　　　　　　　￥重量％￥ Ｓ−１３０　　　　２５〜６０ 親有機性粘土　　　０．５〜６ 炭化水素溶剤　　　３０〜７０ 界面活性剤　　　　０〜１０ 低級アルカノール　０〜６ より成るスラリー。 ２、親有機性粘土がベントナイト、ヘクト ライト、アミン処理されたモンモリロナイ トあるいは　アタパルジャイト粘土であり、溶剤が鉱油
   、ディーゼル油、ケロシン、炭 素数５−１２の鎖状アルコール、植物油、 エステル−アルコールであり、界面活性剤 がエトキシ化されたノニルフェノール、植 物油もしくは動物油の脂肪酸エステル、エ トキシ化された直鎖状アルコール、あるい はエチレングリコールモノブチルエーテル であり、低級アルカノールが炭素数１−３ の枝分れ鎖もしくは直鎖状アルコールであ る特許請求の範囲第１項に記載のスラリー。 ３、溶剤が鉱油であり、界面活性剤がエト キシ化されたノニルフェノールであり、そ して低級アルカノールがイソプロパノール である特許請求の範囲第１項に記載のスラ リー。 ４、　　　　￥重量％￥ 鉱油　　　　６７．５ 界面活性剤　３ ＩＰＡ　　　２．５ 親有機性物　３．５ Ｓ−１３０　２３．５ より成る特許請求の範囲第１項に記載のス ラリー。 ５、流体１バレル当り０．２５ないし２．５ポンドのＳ
   −１３０（０．１１３ないし１．１３ｋｇ／１５８．９
   ８ｌ）より成るスペーサー流体。 ６、特許請求の範囲第１項に記載のスラリ ーをスペーサー流体が０．２５ないし２．５ポンドのＳ
   −１３０／流体１バレル（０．１１３ないし１．１３ｋ
   ｇ／１５８．９８ｌ）のＳ−１３０を含有するように水
   に加え、その中 で混合することからなるスペーサー流体を 製造するためのプロセス。