JPS62253050A - 顔面補綴物 - Google Patents

顔面補綴物

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JPS62253050A
JPS62253050A JP9440886A JP9440886A JPS62253050A JP S62253050 A JPS62253050 A JP S62253050A JP 9440886 A JP9440886 A JP 9440886A JP 9440886 A JP9440886 A JP 9440886A JP S62253050 A JPS62253050 A JP S62253050A
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prosthesis
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joint
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JP9440886A
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皖一 瀬戸
悟 新保
道信 藤原
川口 武明
小谷田 弘
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Aderans Co Ltd
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Aderans Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、取付けが簡単且つ確実に行われ得る補綴物、
と(に補綴物部分とかつら部分とを一体化した顔面補綴
物に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
事故や病気などによる比較的大きな顔面欠損に対する補
綴においては、従来より補ffl物をメガネと一体化さ
せてメガネにより補綴物を支持させたり、補綴物を磁石
により吸着保持させたり、或いは補綴物にヘアバンドを
設けて頭部に巻回固定したりして、補綴物を所定位置に
取り付けて固定する方法が知られている。
しかしなから、補綴物をメガネと一体化させる方法は、
補綴物とメガネとの連結具が露出してしまうので、如何
に精密な補綴物を作成しても、第三者に補綴物の存在を
認知させてしまい、しかもこの方法は補綴個所が限定さ
れるとともに、比較的大きな補綴物の場合には重量等の
点から好ましくない。
一方、磁石による補綴物の吸着保持の場合は、比較的小
さな補綴物に限定され、さらに補綴個所に磁石を埋め込
むために手術を必要とするので、使用者に負担が掛かっ
てしまうという欠点があった。
さらに、何れの固定方法においても、使用者が自分で補
綴物を取り付ける場合、所定位置に正確に取り付けるこ
とは非常に困難であった。
〔発明の目的〕
本発明は、以上の点に鑑み、取付は及び取外しが簡単に
行われ得るとともに、大きく且つ重い補綴物の場合でも
正確且つ確実に固定されることができ、しかも取り付け
のために特別に手術を必要としない、顔面補綴物を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕上記目的は、
本発明によれば、外面を使用者の正常な顔面形態を呈す
るように適宜の補綴形状に成形して使用者の顔面欠損部
位に当接する補綴物部分と、かつらベース外面に多数の
毛髪を植設し使用者の頭部に対応した形状を存するかつ
ら部分と、上記補綴物部分の外面縁部と上記接合部の適
宜の位置との間に設けた少なくとも1つの接合部とから
成る顔面補綴物により達成される。
この発明によれば、補綴物部分が接合部を介してかつら
部分に固定されているので、取り付けの際に、補綴物部
分は、かつら部分によって使用者の頭部に支持されるこ
とになり、簡単且つ確実に取り付けられ、しかも所定位
置に正確に取り付けられ得る。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例に基づき本発明をさらに詳細
に説明する。
第1図は、本発明による顔面補綴物の一実施例を示して
い・る。顔面補綴物1は、内面が使用者2の顔面欠損部
3の欠損形態に対応した形状に成形されていて且つ外面
が使用者の正常な顔面形態を呈するように適宜な補綴形
状に成形された補1物部分1aと、この補綴物部分1a
の外面縁部に一体的に設けられた少なくとも1つの接合
部1bと、使用者2の頭部形状に対応した形状を有し且
つ上記接合部1bを内面の適宜位置に固定したかつら部
分1cとから成る。本例では、顔面欠損部3は左側の額
眼窩及び頬部にかけて欠落している。
補綴物部分1aは、例えばシリコーン樹脂で接合部1b
と一体に成形され、好ましくは接合部1bは、成形時に
少なくとも1枚のネット4(第2図参照)を埋め込まれ
る。これによって、接合部1bの強度が増大する。ここ
で、第1図において補綴物部分1aの内面とは上記顔面
欠損部3の欠損形態に対応する全領域を指し、また補綴
物部分の外面は使用者の正常な顔面形態を仮想して成形
された部分である。
かつら部分1cは、好ましくは少なくとも1つの従来公
知のストッパ(図示せず)を備えており、このストッパ
により使用者の頭髪を挾持して使用者の頭部に確実に取
り付は固定される。該かつら部分1cは補綴物部分1a
の少なくとも1個所の接合部1bでかつらベースBと接
合されており、外面に多数植設された毛髪Hにより接合
部1b及びかつらベースBは露出することなく覆い被さ
れている。
かつらベースBの素材は人工皮膚或いはネット等適宜の
ものが用いられ、かつら部分1cの形状も必要に応じて
部分かつら或いは全かつらの何れかが適宜使用され得る
接合部1bのかつら部分1cへの固定は、接着または縫
着により行われるが、縫着による場合には、好ましくは
第3図に示すように、接合部1bの両面に、縫着糸用の
複数の孔を備えた金属等の薄板5を配置して、接合部1
b及び薄板5を共にかつら部分ICに縫着する。かくし
て、接合部1bの強度はさらに増大される。
本発明の実施例は以上のように構成されているから、補
綴物の取付けの際には、かつら部分1cを使用者2の頭
部に被せて所定位置に位置させると補綴物部分1aは使
用者2の顔面欠損部3に対して所定位置に配置され得る
ので、ここでかつらベースB内面に固定した図示しない
ストッパにより使用者の頭髪を挾持することによって、
かつら部分1cが使用者2の頭部に固定され、それに伴
ってかつら部分ICにより支持された補綴物部分1aは
所定位置に固定される。尚、補綴物部分1aを位置させ
た後、その周縁部を接着剤により顔面欠1員部3の周囲
に接着すれば、より強固に固定される。
次に、上記実施例における顔面補綴物1の製造方法の一
例を説明すると、先ず使用者2の顔面欠損部3に、例え
ばアルジネートの如き印象材を当てて第1の雌型を型取
りし、該第1の雌型に石膏スラリーを流し込んで硬化さ
せ、雄型である欠損模型を製作する。続いて該欠損模型
に粘土或いはパラフィンをワックスアップして正常な顔
面形態を仮想して造型部を成形する。その際、例えば額
゛部の延長上に接合部を成形しておく。
次に、上記欠損模型から剥離した造型部と接合部とを使
用者に装着し、しわや毛穴、その周辺部等細部の形態を
調整する。しかる後、石膏スラリーをそれぞれ充填した
金属フラスコを2個用意し、離型剤を全表面に塗布した
造型部と接合部を一方の金属フラスコ内の石膏スラリー
中に浸漬し、他方の金属フラスコ内の石膏スラリー中に
離型剤を塗布した欠損模型を浸漬して2つのフラスコを
重合し乾燥硬化させる。石膏の硬化後、パラフィンワッ
クスを流蝋し且つ欠損模型を剥離すると、該欠損模型、
造型部及び接合部の形状に対応した空所を有する第2の
石膏雌型が完成する。
最後に、上記第2の雌型内に離型剤を塗布した後、シリ
コーン樹脂を充填して加硫を行い、シリコーン樹脂の硬
化後第2の雌型から剥離することによって補綴物部分1
a及び接合部1bが完成する。
尚、このシリコーン樹脂の充填の際、接合部に相当する
凹部に少なくとも1枚或いは2枚以上のネットをセット
しておけば、シリコーン硬化後、該シリコーン中にネッ
トが埋設された状態となるので、接合部が強化される。
第4図は、本発明の他の実施例を示すもので、補綴物部
分は、符号1a’ で示すように内面側で中空に形成さ
れている。これによって補綴物部分の重量を軽減化でき
、補綴物の装着が一層容易となる。
尚、上記した各実施例において、接合部1bは、補綴物
部分1a、la’と別体に形成されていてもよく、また
かつら部分ICの周縁部に一体的に取り付けられていて
もよい。また補綴物部分は、ラテックスフオーム、軟質
ポリウレタンフォームなどの発泡樹脂を用いて成形され
てもよい。発泡樹脂を用いる場合は、補綴物部分が軽量
化されるので使用者の負担が軽減される。更に本発明が
適用される症例としては、上述した顔面の一部が欠落し
ている場合のほか、火傷などにより皮膚外面がケロイド
状を呈する場合等にも有意に通用でき、欠損部の用語は
これらの諸症例のものを含むよう意図されている。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、補綴物部分を接合部
を介してかつら部分に固定したから、取り付けの際に、
かつら部分を使用者の頭部に被せて所定位置に位置させ
るだけで、補綴物部分が使用者の顔面欠損部に対して所
定位置に配置され、かつら部分のストッパを操作するこ
とによりかつら部分は使用者の頭部に固定され、従って
補綴物部分は、かつら部分により支持されることによっ
て、所定位置に固定されることになる。かくして顔面補
綴物を簡単且つ確実に所定位置に取り付は固定すること
ができ、しかも所定位置に正確に位置させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による顔面補綴物の一実施例の概略断面
図、第2図は補綴物部分の接合部の構成例を示す拡大断
面図、第3図は接合部のかつら部分への縫着状態を示す
拡大断面図、第4図は他の実施例を示す第1図と同様の
概略断面図である。 1−  顔面補綴物; 1a−・補職動部分;1b−・
・・・接合部;1c−−−一かつら部分: 2・−使用
者; 3−・・・・顔面欠損部;4−  ネット;s−
’−・薄板。 特許出願人:株式会社アゾランス 代 理 人:弁理士 平 山 −車 間    : 弁理士  海  津  保  三筒2図
    第3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外面が正常な顔面形態を呈するように適宜の補綴
    形状に成形され使用者の顔面欠損部位を覆う補綴物部分
    と、かつらベース外面に多数の毛髪が植設され使用者の
    頭部に対応した形状を有するかつら部分と、上記補綴物
    部分の外面縁部と上記かつら部分の適宜の位置との間に
    設けた少なくとも1つの接合部と、から成ることを特徴
    とする顔面補綴物。
  2. (2)前記補綴物部分及び接合部がシリコーン樹脂によ
    り一体成形されていることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項に記載の顔面補綴物。
  3. (3)前記接合部が、成形時にシリコーン樹脂に一体的
    に埋め込まれた少なくとも1枚のネットを含むことを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    顔面補綴物。
  4. (4)前記接合部の両面に、縫着糸用の複数の穴を備え
    た薄板が配設されていて、上記接合部が該薄板と共にか
    つら部分に縫着されていることを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載の顔面補綴物。
  5. (5)前記接合部が前記かつら部分のかつらベース前縁
    部と一体成形されていることを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項に記載の顔面補綴物。
JP9440886A 1986-04-25 1986-04-25 顔面補綴物 Expired - Fee Related JPH0611270B2 (ja)

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JPS62253050A true JPS62253050A (ja) 1987-11-04
JPH0611270B2 JPH0611270B2 (ja) 1994-02-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200034347A (ko) * 2018-09-21 2020-03-31 서울대학교산학협력단 안면 보철 장치 및 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200034347A (ko) * 2018-09-21 2020-03-31 서울대학교산학협력단 안면 보철 장치 및 제조 방법

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JPH0611270B2 (ja) 1994-02-16

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