JPS6225128Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6225128Y2 JPS6225128Y2 JP1983144325U JP14432583U JPS6225128Y2 JP S6225128 Y2 JPS6225128 Y2 JP S6225128Y2 JP 1983144325 U JP1983144325 U JP 1983144325U JP 14432583 U JP14432583 U JP 14432583U JP S6225128 Y2 JPS6225128 Y2 JP S6225128Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spike
- conical
- male threaded
- stud
- rivet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000002269 spontaneous effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ゴルフシユーズなどのスパイクシ
ユーズに螺着するスパイク鋲に関する。
ユーズに螺着するスパイク鋲に関する。
一般に、ゴルフシユーズなどのスパイクシユー
ズは、一端に雄ねじ部を有し、他端に先細となる
錐形スパイク部を有するスパイク鋲を、雄ねじ部
をシユーズの底面に螺着し取付けている。しかし
ながら、スパイクシユーズを継続的に着用してい
ると、スパイク鋲の雄ねじ部が次第に緩んでしま
い、スパイク鋲の自然脱落を生ずる欠点があつ
た。とくに、着用中には突掛りやぶつかり等、ス
パイク鋲の緩みを誘発する過激な外力が加わるこ
とが予測され、これに歩行荷重、地面抵抗(スパ
イク鋲の地面への抜差し)が相乗的に加わり上記
脱落を助長する原因となつていた。
ズは、一端に雄ねじ部を有し、他端に先細となる
錐形スパイク部を有するスパイク鋲を、雄ねじ部
をシユーズの底面に螺着し取付けている。しかし
ながら、スパイクシユーズを継続的に着用してい
ると、スパイク鋲の雄ねじ部が次第に緩んでしま
い、スパイク鋲の自然脱落を生ずる欠点があつ
た。とくに、着用中には突掛りやぶつかり等、ス
パイク鋲の緩みを誘発する過激な外力が加わるこ
とが予測され、これに歩行荷重、地面抵抗(スパ
イク鋲の地面への抜差し)が相乗的に加わり上記
脱落を助長する原因となつていた。
そこで、この考案は、上記の点に鑑み、スパイ
クシユーズを着用しての歩行中に、歩行荷重と地
面抵抗とによつてスパイク鋲に雄ねじ部の螺合進
行方向への回転力を自然惹起させ、スパイク鋲の
雄ねじ部に自己締付作用を生じさせて雄ねじ部が
緩むのを阻止し、前記スパイク鋲の自然脱落を防
止するようにしたスパイク鋲を提供するもので、
その要旨とするところは、一端に雄ねじ部を有
し、他端に先細となる錐形スパイク部を有するス
パイク鋲であつて、前記錐形スパイク部の周面
に、スパイク鋲の軸心に対して適宜角度のひねり
角を有する傾斜溝を複数条形成したところにあ
る。
クシユーズを着用しての歩行中に、歩行荷重と地
面抵抗とによつてスパイク鋲に雄ねじ部の螺合進
行方向への回転力を自然惹起させ、スパイク鋲の
雄ねじ部に自己締付作用を生じさせて雄ねじ部が
緩むのを阻止し、前記スパイク鋲の自然脱落を防
止するようにしたスパイク鋲を提供するもので、
その要旨とするところは、一端に雄ねじ部を有
し、他端に先細となる錐形スパイク部を有するス
パイク鋲であつて、前記錐形スパイク部の周面
に、スパイク鋲の軸心に対して適宜角度のひねり
角を有する傾斜溝を複数条形成したところにあ
る。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
図面において、1はこの考案に係るスパイク鋲
であり、このスパイク鋲1は一端に雄ねじ部2を
有し、他端に先細となる錐形スパイク部3を有し
ている。
であり、このスパイク鋲1は一端に雄ねじ部2を
有し、他端に先細となる錐形スパイク部3を有し
ている。
前記錐形スパイク部3は、その周面4にスパイ
ク鋲1の軸心Oに対して適宜角度のひねり角θを
有する傾斜溝5を形成している。即ち、傾斜溝5
は、第1カツト面6と第2カツト面7とにより構
成され、第1カツト面6は錐形スパイク部3の横
断面の円に対する接線Tとの間で形成する角度が
直角に近い角度で切欠され、加えてこの第1カツ
ト面6(第1カツト面6と第2カツト面7とで形
成する谷線8)がスパイク鋲1の軸心Oに対して
適宜角度のひねり角θで切欠されている。
ク鋲1の軸心Oに対して適宜角度のひねり角θを
有する傾斜溝5を形成している。即ち、傾斜溝5
は、第1カツト面6と第2カツト面7とにより構
成され、第1カツト面6は錐形スパイク部3の横
断面の円に対する接線Tとの間で形成する角度が
直角に近い角度で切欠され、加えてこの第1カツ
ト面6(第1カツト面6と第2カツト面7とで形
成する谷線8)がスパイク鋲1の軸心Oに対して
適宜角度のひねり角θで切欠されている。
前記傾斜溝5のスパイク鋲1の軸心Oに対する
ひねり角θは、錐形スパイク部3のテーパー角度
以内であればとくに限定されるものではないが、
約8゜位が好適である。そして傾斜溝5は錐形ス
パイク部3が地面に突き刺さる状態で喰い込むと
き、地面の抵抗を効果的に受け回転力に変換する
ためにその第1カツト面6が前記切込み角度で形
成されている。また、傾斜溝5は、好ましくは錐
形スパイク部3の雄ねじ部2との連接部9に接近
した位置を起点とし、錐形スパイク部3の先端面
10で開放するように錐形スパイク部3の軸方向
のほぼ全長に亘つて形成する。しかしながら、こ
の傾斜溝5の起点を錐形スパイク部3の軸方向の
中間位置とする等してもその長さに応じ垂直方向
の力を回転方向の力に変換する作用を生じさせる
ことができる。
ひねり角θは、錐形スパイク部3のテーパー角度
以内であればとくに限定されるものではないが、
約8゜位が好適である。そして傾斜溝5は錐形ス
パイク部3が地面に突き刺さる状態で喰い込むと
き、地面の抵抗を効果的に受け回転力に変換する
ためにその第1カツト面6が前記切込み角度で形
成されている。また、傾斜溝5は、好ましくは錐
形スパイク部3の雄ねじ部2との連接部9に接近
した位置を起点とし、錐形スパイク部3の先端面
10で開放するように錐形スパイク部3の軸方向
のほぼ全長に亘つて形成する。しかしながら、こ
の傾斜溝5の起点を錐形スパイク部3の軸方向の
中間位置とする等してもその長さに応じ垂直方向
の力を回転方向の力に変換する作用を生じさせる
ことができる。
前記傾斜溝5は、錐形スパイク部3の周面4に
ほぼ等間隔で2条以上、複数条形成する。本実施
例においては傾斜溝5を4条形成した例を図示し
ており、錐形スパイク部3の周面4にほぼ等間隔
で形成されるかぎり、とくに限定されるものでは
ない。なお、11は座金である。該座金11は本
スパイク鋲と一体であつても別部品であつても良
い。次に、上記構成の作用について説明する。
ほぼ等間隔で2条以上、複数条形成する。本実施
例においては傾斜溝5を4条形成した例を図示し
ており、錐形スパイク部3の周面4にほぼ等間隔
で形成されるかぎり、とくに限定されるものでは
ない。なお、11は座金である。該座金11は本
スパイク鋲と一体であつても別部品であつても良
い。次に、上記構成の作用について説明する。
スパイク鋲1の一端に有する雄ねじ部2をスパ
イクシユーズ、例えばゴルフシユーズ(図示省
略)の底面の所定個所に螺着する。そして、スパ
イク鋲1を螺着したゴルフシユーズを着用してプ
レーすると、スパイク鋲1は歩行毎に歩行荷重に
より地面に突き刺さる。このとき、地面の抵抗力
がスパイク鋲1の錐形スパイク部3に作用する
が、錐形スパイク部3の周面には前述の通りスパ
イク鋲1の軸心Oに対してひねり角θを有した傾
斜溝5が形成されているから、地面の垂直歩行荷
重に応じこれに対向する方向の垂直抗力が各傾斜
溝5の第1カツト面6に作用し、錐形スパイク部
3に矢印イ方向、即ち錐形スパイク部3に連設の
雄ねじ部2に螺合進行方向への回転力を生起さ
せ、雄ねじ部2に自己締付作用を生じさせるに至
る。この歩行荷重と地面抵抗とによる雄ねじ部2
の自己締付作用は歩行を重ねる毎に間断なく生
じ、歩行による雄ねじ部2の緩みの問題を解消
し、従つて歩行時におけるスパイク鋲1の自然脱
落を効果的に防止するに至る。
イクシユーズ、例えばゴルフシユーズ(図示省
略)の底面の所定個所に螺着する。そして、スパ
イク鋲1を螺着したゴルフシユーズを着用してプ
レーすると、スパイク鋲1は歩行毎に歩行荷重に
より地面に突き刺さる。このとき、地面の抵抗力
がスパイク鋲1の錐形スパイク部3に作用する
が、錐形スパイク部3の周面には前述の通りスパ
イク鋲1の軸心Oに対してひねり角θを有した傾
斜溝5が形成されているから、地面の垂直歩行荷
重に応じこれに対向する方向の垂直抗力が各傾斜
溝5の第1カツト面6に作用し、錐形スパイク部
3に矢印イ方向、即ち錐形スパイク部3に連設の
雄ねじ部2に螺合進行方向への回転力を生起さ
せ、雄ねじ部2に自己締付作用を生じさせるに至
る。この歩行荷重と地面抵抗とによる雄ねじ部2
の自己締付作用は歩行を重ねる毎に間断なく生
じ、歩行による雄ねじ部2の緩みの問題を解消
し、従つて歩行時におけるスパイク鋲1の自然脱
落を効果的に防止するに至る。
また、クラブハウス内やカート道路などの歩行
時にスパイク鋲1に緩みを誘発する突掛りやぶつ
かり等の外力が加わつて雄ねじ部2に多少の緩み
を生じたとしても、次の機会になされる歩行によ
りスパイク鋲1の雄ねじ部2に前記自己締付作用
が生じ、緩んだ雄ねじ部2を再び締付けることに
なるので、スパイク鋲1がゴルフシユーズから脱
落することはない。
時にスパイク鋲1に緩みを誘発する突掛りやぶつ
かり等の外力が加わつて雄ねじ部2に多少の緩み
を生じたとしても、次の機会になされる歩行によ
りスパイク鋲1の雄ねじ部2に前記自己締付作用
が生じ、緩んだ雄ねじ部2を再び締付けることに
なるので、スパイク鋲1がゴルフシユーズから脱
落することはない。
なお、歩行に際して、錐形スパイク部3は地面
から引き抜かれる時、錐形スパイク部3は先細と
なる錐形であるので、錐形スパイク部3に雄ねじ
部2の螺合進行方向と反対方向への回転力を生起
させることはない。
から引き抜かれる時、錐形スパイク部3は先細と
なる錐形であるので、錐形スパイク部3に雄ねじ
部2の螺合進行方向と反対方向への回転力を生起
させることはない。
以上のように、この考案は、一端に雄ねじ部を
有し、他端に先細となる錐形スパイク部を有する
スパイク鋲であつて、前記錐形スパイク部の周面
に、スパイク鋲の軸心に対して適宜角度のひねり
角を有する傾斜溝を複数条形成したものであるか
ら、ゴルフシユーズなどのスパイクシユーズを着
用しての歩行中に、スパイク鋲の錐形スパイク部
が地面に喰い込む毎に歩行荷重と地面抵抗とによ
つてスパイク鋲に雄ねじ部の螺合進行方向への回
転力が繰り返し生起するので、スパイク鋲の雄ね
じ部に自己締付作用が生じ、雄ねじ部が緩むこと
がなくなり、スパイク鋲がスパイクシユーズから
脱落するという問題が極めて効果的に解消され
る。また、スパイク鋲が歩行時以外の原因で緩み
を生じていたとしても、次の機会になされるスパ
イク鋲の雄ねじ部に自己締付作用が生じ、緩んだ
雄ねじ部を再び締付け修復することになる。
有し、他端に先細となる錐形スパイク部を有する
スパイク鋲であつて、前記錐形スパイク部の周面
に、スパイク鋲の軸心に対して適宜角度のひねり
角を有する傾斜溝を複数条形成したものであるか
ら、ゴルフシユーズなどのスパイクシユーズを着
用しての歩行中に、スパイク鋲の錐形スパイク部
が地面に喰い込む毎に歩行荷重と地面抵抗とによ
つてスパイク鋲に雄ねじ部の螺合進行方向への回
転力が繰り返し生起するので、スパイク鋲の雄ね
じ部に自己締付作用が生じ、雄ねじ部が緩むこと
がなくなり、スパイク鋲がスパイクシユーズから
脱落するという問題が極めて効果的に解消され
る。また、スパイク鋲が歩行時以外の原因で緩み
を生じていたとしても、次の機会になされるスパ
イク鋲の雄ねじ部に自己締付作用が生じ、緩んだ
雄ねじ部を再び締付け修復することになる。
なお、この考案の好適な一実施例として前記実
施例について説明したが、この考案は前記実施例
に限定されるものではなく、他の態様でも実施で
きることは勿論のことである。
施例について説明したが、この考案は前記実施例
に限定されるものではなく、他の態様でも実施で
きることは勿論のことである。
図面は、この考案の一実施例を示すもので、第
1図はこの考案に係るスパイク鋲の正面図、第2
図は第1図の−線断面図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図は第1図の底面図であ
る。 1……スパイク鋲、2……雄ねじ部、3……錐
形スパイク部、4……周面、5……傾斜溝、O…
…軸心、θ……ひねり角。
1図はこの考案に係るスパイク鋲の正面図、第2
図は第1図の−線断面図、第3図は第1図の
−線断面図、第4図は第1図の底面図であ
る。 1……スパイク鋲、2……雄ねじ部、3……錐
形スパイク部、4……周面、5……傾斜溝、O…
…軸心、θ……ひねり角。
Claims (1)
- 一端に雄ねじ部を有し、他端に先細となる錐形
スパイク部を有するスパイク鋲であつて、前記錐
形スパイク部の周面に、スパイク鋲の軸心に対し
て適宜角度のひねり角を有する傾斜溝を複数条形
成したことを特徴とするスパイク鋲。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14432583U JPS6050806U (ja) | 1983-09-17 | 1983-09-17 | スパイク鋲 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14432583U JPS6050806U (ja) | 1983-09-17 | 1983-09-17 | スパイク鋲 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6050806U JPS6050806U (ja) | 1985-04-10 |
JPS6225128Y2 true JPS6225128Y2 (ja) | 1987-06-27 |
Family
ID=30321876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14432583U Granted JPS6050806U (ja) | 1983-09-17 | 1983-09-17 | スパイク鋲 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6050806U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS509999Y1 (ja) * | 1970-12-28 | 1975-03-27 |
-
1983
- 1983-09-17 JP JP14432583U patent/JPS6050806U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6050806U (ja) | 1985-04-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5410823A (en) | Replaceable golf cleat | |
US3775874A (en) | Sports shoe spikes | |
US4648187A (en) | Athletic shoe sole with cleats having threaded exchangeable gripping elements | |
JPS62502557A (ja) | 金属薄板用自己タツピングねじ | |
JPS63231007A (ja) | 止めねじ | |
US5572807A (en) | Composite, wear-resistant stud for sport shoes | |
US1827514A (en) | Athletic shoe | |
US2276887A (en) | Athletic shoe | |
JPH05199909A (ja) | スポーツ靴用スパイク金具 | |
JP2002106539A (ja) | ねじ部材 | |
KR20170088949A (ko) | 회전 가능한 나사못 | |
GB2098457A (en) | Studs for footwear | |
JPS6225128Y2 (ja) | ||
US2774151A (en) | Cleat for athletic shoes | |
US5921642A (en) | Snowmobile stud retainer | |
US5887496A (en) | Wrench for use on golf shoes | |
US1973951A (en) | Shoe cleat attachment | |
US2299927A (en) | Calk device | |
US2506801A (en) | Spike for shoes | |
JPS6219215Y2 (ja) | ||
US6467196B1 (en) | Spike ensuring stable kick during running and spike shoes | |
JP4391244B2 (ja) | スタッド付き履物製品用のアウトソールおよびスタッドの組み合わせ | |
JP3161603B2 (ja) | 組み立ておもちゃ用ねじ | |
US2817165A (en) | Holding device for attachments for sports footwear | |
JP2000002218A (ja) | 木ねじ |