JPS62246247A - 電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 一真空密に封止られ、かつ最大直径と、透明な壁部分と
、さらに内面がアルミニウム層で反射鏡被覆された壁部
分とを有し、この反射鏡被覆された部分が、電灯容器の
最大直径の近くで境界線を有するブローされたガラス電
灯容器と、−電灯容器中に配列した光源と、 一電灯容器の壁を通して光源まで延在する電流供給導体
とを具える電灯に関するものである。

そのような電灯は、欧州特許第２２３０４号明細書、す
なわち特開昭５６−１３．６６１号公報（特願昭５５−
９１゜８４４号）から知られている。

前記欧州特許明細書に記載された種類の電灯は、減圧に
おいて電灯容器中でアルミニウムを蒸発させることによ
って製造される。この目的のため、アルミニウム片を担
持しているフィラメントを一時的に電灯容器中に配置す
る。このフィラメントを通る電流を通過させることによ
ってアルミニウムを加熱し、蒸発させる。このアルミニ
ウム蒸気供給源が部分的に遮蔽されない場合は、電灯容
器の略々全体がアルミニウム層で反射鏡被覆される。

反射鏡被覆なしに残しておかなければならない壁部分を
、アルカリ液に接触させることで、それらのアルミニウ
ム層を全くなくすことができる。

反射鏡被覆されている壁部分と、反射鏡被覆されていな
い壁部分との間に、そのとき、くっきりした変わり目を
得ることができる。しかしながら、この製造方法の欠点
は、電灯容器を注意深く洗浄することによって使用した
アルカリ液を完全に除去しなければならないということ
、この電灯容器を完全に乾燥しなければならないという
こと、アルカリ液及び洗滌水を環境のため無害にしなけ
ればならないということ、さらに反射層がアルカリ液又
は洗滌水のはねとばしにより損傷される危険があるとい
うことである。

反射性被覆の部分的除去の欠点のため、望む区域のみに
反射層を被着できるのは非常に魅力的である。被覆すべ
きでない壁部分をマスクによって蔽うことができる。し
かしながら、大抵の場合には、これは、電灯容器（その
くび部）の開口よりも大きいマスクを要求し、このマス
クをこの開口を通して導入させなければならない。電灯
容器内で拡げられる折りたたむことのできるマスクを用
いることが提案されたが、しかしそのようなマスクは複
雑でありかつ高価である。それらのマスクは寿命が短い
。その理由は、アルミニウムがそれらのマスクの上に堆
積するという事実により、それらのマスクはやがてもは
や充分には拡がらず、あるいは折りたたむことができな
くなるからである。

電灯容器に部分的に反射鏡被覆する簡単かつ好適の方法
は、遮蔽を蒸気供給源に接近して設けて、その結果アル
ミニウムの蒸発中電灯容器壁の一部分がこの遮蔽の物影
にはいることに存する。しかしながら、この方法は、電
灯容器壁の一部分が半影（すなわちハーフシャドウ）の
中にはいるという欠点がある。この方法で製造された電
灯は、半影すなわちハーフシャドウの区域における蒸発
中この電灯容器壁土に非常に薄いアルミニウム層が形成
されてしまうという欠点を有する。この非常に薄い透明
なアルミニウム層は、遮蔽が電灯容器の最大直径の近く
にアルミニウムが堆積するのを防止しなければならない
区域における反射鏡被覆された壁部分に隣接する黒色帯
域として明らかになる。

前記のハーフシャドウすなわち半影は、蒸気供給源が無
限に小さくはなくして、被覆すべき表面に鑑みである一
定の最少容積を有するという事実によって引き起こされ
る。アルミニウム蒸気が、その蒸気供給源から電灯容器
壁までの途中で電灯容器中の残留気体のまきちらしく撒
布）効果にさらされるという事実によっても半χは又引
き起こされる。反射鏡被覆工程は、減圧、例えば０．１
〜０．００１　Ｐａにおいて行なわれる。その理由は、
高真空を作るのに、受入れられない程長い処理加工期間
を必然的に伴なうためである。

既知の電灯で反射鏡被覆した壁部分に境界をっけている
暗い帯域は不利である。この暗い帯域は、この電灯に審
美的でない外観を持たせ、その品質の印象に悪影響を及
ぼす。この帯域は光源からの入射光を反射しないで、そ
の入射光を略々完全にどちらへも通さない。

本発明の目的は、容易に製造することができ、かつそれ
にもかかわらず前記の半影を妨げ中和する前記種類の電
灯を提供することである。

本発明によれば、この目的は、電灯容器の内面が、透明
な酸化アルミニウム層で被覆され、かつ電灯容器の最大
直径の近くで反射鏡被覆された壁部分の境界線に隣接す
る帯域を有することで、冒頭の段落に記述される種類の
電灯において達成される。

驚くべきことに、蒸気供給源の近くで遮蔽を用いること
によってアルミニウムの蒸気で得られる反射鏡を被覆し
た壁部分を限定している暗い帯域を除去することが可能
であることが判った。さらにこの暗い帯域を非常に急速
に除去することができ、反射鏡被覆した壁部分の（迷路
ない）非常に明確な境界線がその結果得られる。この暗
い帯域を短時間空気中で加熱すると、アルミニウムが酸
化アルミニウムに転化され、この酸化アルミニウムが殆
ど目に見えない白っぽい煙霧（かすみ）として、反射鏡
被覆した壁部分に隣接することが見出された。さらに、
アルミニウムの一部が蒸発する。

この加熱処理を、鋭く限定した火炎を有するバーナーに
よって行なうが、これに代わってレーザ、例えば、ネオ
ジウムを不純物添加したイツトリウム−アルミニウムー
ガーネットレーザによって行なうこともできる。その熱
源の正面に沿って反射鏡被覆した壁部分の境界線に直角
に、この電灯容器を軸線の周りに回転することができる
。かくして電灯容器を極く短時間、例えば１秒間処理す
ることができる。そのようなレーデの使用は、その加熱
が電灯容器のガラスによって実質的に吸収されないとい
う付加的の利点を有する。かくして、応力がガラスに生
じるのを防止する。熱源、例えばバーナーが、この電灯
容器のガラスを、その最低転移温度よりも高く、すなわ
ち、電灯ガラスの場合には約４９５　℃に加熱する場合
は、このガラスを徐冷することによってガラス中の応力
を取り除くことを推薦することができる。しかしながら
、一般に、最低の転移温度よりも低い温度にそのガラス
を保つことによってこのガラス中に応力が組立てられな
いようにすることができる。

精密な観察に際し、酸化アルミニウムを付けたこの帯域
を、白っぽい煙霧として透明な壁部分上に眼で見える。

後者すなわち白っぽい煙霧はその電灯の外観に悪影響を
及ぼさない。しかしながら、この酸化アルミニウム層を
アラ電子型子Ｖ１微鏡（＾ＩＥｓ）　　によって明瞭に
観察することができる。

この酸化アルミニウム層（Ｚ）を持った帯域が、Ａｌ、
０及びＳｉ　について八ＩＥＳ（ｔ＝ｏ）によって試験
された。この測定試験後、八ｒ”　イオンによって１分
間スパッターされ、さらに再び（（・１）測定された。

第３回目の測定が、さらにもう１分間（ｔ・２）スバ・
ンクーされた後に、実施された。反射鏡被覆された壁部
分（ｌＶｉ）と、アルミニウム層がアルカリ液での腐食
により取り除かれた区域におけるもう１つ別の電灯容器
の壁（Ｅ）について、同じ試験を行なった。それらの結
果を表１に示す。

表１ ｎ、ｄ、＝検出できず これから、反射鏡（Ｍ）が、その表面（ｔ＝Ｑ）では、
酸化アルミニウムから成り、さらに深く位置する区域（
ｔ＝１．２＞では、金属アルミニウムから成るように思
われる。腐食によってアルミニウム層が全くない壁部分
（Ｅ）は、その表面（１＝０）において、極く少１（２
％）の酸化物の形のアルミニウムを有する。この表面の
下では、この量は、それぞれ、半減（ｔ・１）シ、なし
くＴ・２）になる。それに反して本発明による電灯の帯
域（Ｚ）は、その表面（Ｔ＝０）で完全に酸化アルミニ
ウムから成る（珪素は全く見出されない）。その表面下
では珪素の含ｍは増加する（ｔ＝ｌ　：２　）。又、こ
の区域では、存在するアルミニウムは、分光計の信号か
らも又明らかであったように、酸化物の形になっている
。

酸化物性アルミニウムの非常に小さい残渣を有し、腐食
により反射性アルミニウム層の全くない璧分のガラス表
面とは大いに違って、表面に珪素が実質的にない、酸化
アルミニウムの皮膜は、本発明による電灯の帯域の特徴
である。

本発明による電灯は、光源として、イオン化することの
できる気体中に、フィラメントか又は一対の電極かを有
する。

反射鏡を被覆した壁部分は、反射型電灯の場合にはリン
グ状、及びボール反射鏡電灯の場合には略々半球状のよ
うに、違った形状を有する。

本発明による電灯の実施例を図面に示す。これらの図面
は一部破壊して示す。

第１図において、このボール反射鏡電灯すなわち、わん
型反射鏡電灯は、真空密に封止られ、かつ最大直径２と
、透明壁部分３と、さらに、内面がアルミニウム層で反
射鏡被覆され電灯容器１の最大直径２０近くに境界線５
がある壁部分４とを有するブローしたガラス電灯容器１
を具える。この電灯容器１の中に光源としてフィラメン
ト６が配列され、この電灯容器１の壁を通してこのフィ
ラメント６まで電流供給導体７が延在している。

電灯容器１は、電灯容器が封止られている区域において
、くび状の壁部分８を有し、この壁部分８が電灯キャッ
プ９を担持する。電灯容器ｌの内面は、透明な酸化アル
ミニウム層によって被覆され、かつ電灯容器１の最大直
径２の近（の反射鏡被覆された壁？ＦｆＪ分４の境界線
５に隣接する帯域１０を有する。

第２図においては、対応する部分を第１図におけるもの
よりも１０だけ大きい参照数字によって示す。この第２
図においては、反射鏡被覆された壁部分１４は、環状で
あり、かつ（び状の壁部分１８に位置する第２の境界線
２１を有する。この境界線２１は、はんの小さな厚さの
アルミニウム層を有する帯域２２に隣接し、その結果こ
の帯域２２は黒ずんだ外観を呈している。この帯域２２
は殆ど重要性がない。その理由は、この帯域２２の反射
層が光を集中するのに重要ではないため、又、この帯域
２２では、その被覆がない場合でも有用な光を出すこと
ができないためである。さらに、この帯域２２は邪魔に
はならない。その理由は、この帯域２２が位置する電灯
の部分は、一般に、点灯中は照明器具又は電灯ホルダー
の内部に位置するからである。

くび状の壁部分１８の直径よりも大きい直径を有する透
明な壁部分１３とは大いに違って、帯域２２及び電灯キ
ャップ１９に面しているくび状の壁部分１８の残りの部
分を、アルミニウム層の被着中マスクによって蒸気供給
源から容易に遮蔽することができる。アルミニウム層の
被着中は、くび状の壁部分１８は、そのときは、図示に
示すように、電灯キャップ１９の近（の幅を狭くした部
分を未だ表わしていないで、この区域において広げられ
ているため、必要ならば、所望のサイズのマスクを容易
に導入することができる。

必要ならば、しかしながら、この帯域２２を又、透明な
酸化アルミニウム層をもった帯域に熱的に転化させるこ
とができる。

第１図のボール反射鏡電灯は又、光の窓が電灯キャップ
９と向かい合って存在する場合は、環状の反射鏡被覆さ
れた壁部分を有する。透明なアルミニウム被覆をもった
類似の帯域は、反射鏡被覆された壁部分と、この光の窓
との間の境界線に存在する。

以上詳述したように、本発明の電灯は、壁部分（４）の
内面がアルミニウム層で反射鏡被覆されている電灯容器
（１）を有する。この壁部分（４）は、電灯界２３（１
）の最大直径（２）の近くに境界線（５）を有する。こ
の境界線（５）は、透明な酸化アルミニウム層で被覆さ
れた帯域（ｌＯ）によって隣接されている。この電灯に
おいては、この境界線（５）に隣接している非常に％３
いアルミニウム層によって生じる黒ずんだ帯域が避けら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のボール反射鏡電灯を一部切
欠して示す側面図であり、 第２図は本発明の他の実施例のリング反射鏡電灯を一部
切欠して示す側面図である。 １・・・ブローしたガラス電灯容器 ２・・・最大直径　　　　　３・・・透明壁部分４・・
・壁部分　　　　　　５・・・境界線６・・・フィラメ
ント　　　７・・・電流供給導体訃・・くび状の壁部分
　　９・・・電灯キャップ１０・・・帯域 １１・・・ブローしたガラス電灯容器 １２・・・最大直径　　　　　１３・・・透明壁部分１
４・・・反射鏡被覆された壁部分 １５・・・境界線　　　　　　１７・・・電流供給導体
１８・・・くび状の壁部分　　１９・・・電灯キャップ
２０・・・帯域　　　　　　　２１・・・第２の境界線
２２・・・帯域

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、−真空密に封止られ、かつ最大直径と、透明な壁部
   分と、さらに内面がアルミニウム層で反射鏡被覆された
   壁部分とを有し、この反射鏡被覆された部分が、電灯容
   器の最大直径の近くで境界線を有するブローされたガラ
   ス電灯容器と、 −電灯容器中に配列した光源と、 −電灯容器の壁を通して光源まで延在する電流供給導体
   とを具える電灯において、 電灯容器の内面が、透明な酸化アルミニウ ム層で被覆され、かつ電灯容器の最大直径の近くで反射
   鏡被覆された壁部分の境界線に隣接する帯域を有するこ
   とを特徴とする電灯。 ２、反射鏡被覆された壁部分が環状であり、第２の境界
   線を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の電灯。 ３、第２の境界線が又、透明な酸化アルミニウム層で隣
   接されていることを特徴とする特許請求の範囲第２項記
   載の電灯。