JPS6224546Y2 - - Google Patents

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JPS6224546Y2
JPS6224546Y2 JP1985014130U JP1413085U JPS6224546Y2 JP S6224546 Y2 JPS6224546 Y2 JP S6224546Y2 JP 1985014130 U JP1985014130 U JP 1985014130U JP 1413085 U JP1413085 U JP 1413085U JP S6224546 Y2 JPS6224546 Y2 JP S6224546Y2
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JP
Japan
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cap
tip
writing instrument
main body
holder
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JP1985014130U
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JPS61130486U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はボールペンやサインペンのような筆記
具に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種筆記具としてはインク吸蔵材を交
換できるように収納した管軸の先端首座部にペン
先体を挿着した筆記具本体と、該筆記具本体の先
端に被嵌されるキヤツプとよりなるものを普通と
する。そして、水性ボールペンや速乾性インクを
使用したサインペンにあつてはインクの揮発を防
止するための内キヤツプをキヤツプ内に内装した
ものも知られている。(例えば実開昭59−71771号
公報) (考案が解決しようとする問題点) ところが、このような筆記具はインク吸蔵材に
吸蔵されたインクが枯渇するとこれを交換する必
要があるために管軸を特殊な構造にしなければな
らず、コスト高となる。また、インクの枯渇時に
筆記具全体を廃棄するようにした使い捨ての筆記
具にあつては一層の無駄がある等種々の問題点が
あつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決し、筆記具
本体の管軸を製作が容易で安価なものとして使い
捨てできるものとする一方、キヤツプは使い捨て
としない商品価値のあるクリツプ付のものとして
管軸の大部分を常時覆うものとし、管軸を安価な
構成とするとともに使用上に問題なく且つ体裁の
よいものとするためになされたものであつて、イ
ンク吸蔵材を収納した管軸の先端にホルダー付ペ
ン先体をそのホルダー部をもつて嵌着するととも
に該管軸の尾端を閉塞してなる使い捨ての筆記具
本体と、キヤツプ主体の先端に前記ホルダー部の
軸先部を密嵌させる合成樹脂製の内キヤツプを内
装するとともに該キヤツプ主体に取付けられたク
リツプにより隠蔽される位置に空気抜き孔を設け
て長さを前記管軸に近いものとした長尺のキヤツ
プとよりなることを特徴とするものである。
(実施例) 次に、本考案を図示の水性ボールペンを実施例
として詳細に説明する。
1は使い捨ての筆記具本体であつて、該筆記具
本体1は内径16mm、肉厚0.3mmのステンレス鋼管
を長さ105mmに切断した管軸2内にインク吸蔵材
3を収納したものとし、そして、該管軸2の先端
には、焼結金属よりなる中継芯を挿込んだ細管状
の金属製ボールホルダー4aの先端に硬質ボール
4を抱持させるとともに該金属製ボールホルダー
4aを合成樹脂製の二重のホルダー部5に挿着し
てなるホルダー付ペン先体6をそのホルダー部5
をもつて嵌着し、また、該管軸2の尾端はこれに
密栓されて接着または溶着された合成樹脂製の栓
7により閉塞してなるものである。8は長さを前
記管軸2に近いものとした長尺のキヤツプであつ
て、該キヤツプ8は内径17.6mm、肉厚0.5mmのス
テンレス鋼管等の金属管を前記管軸2の長さに近
い長さ100mmに切断して青銅メツキを施したキヤ
ツプ主体9の先端内部にストツプリング10を嵌
着するとともに該キヤツプ主体9の先端に前記ホ
ルダー付ペン先体6のホルダー部5の軸先部を密
嵌させる合成樹脂製の内キヤツプ11を内装し、
該内キヤツプ11の頭部12を前記ストツプリン
グ10に当接させて前記キヤツプ主体9の外面に
添わせたクリツプ13の取付基部14をこれに設
けた透孔から頭部12に螺挿された飾りビス5を
もつてキヤツプ主体9に締付け固定したものとし
ている。また、前記キヤツプ主体9には空気抜き
孔17が前記クリツプ13により隠蔽される位置
において設けられ、さらに、該キヤツプ主体9の
開口部内縁には内径を管軸2の外径に適応させた
環状隆起部16を形成して筆記具本体1をキヤツ
プ8中に挿込んだ際に該環状隆起部16と前記内
キヤツプ11とによつて筆記具本体1とキヤツプ
8との間にがたつきが生じないようにしている。
このように構成されたものは、筆記具本体1を
その管軸2の先端側からキヤツプ8中に挿込んで
ホルダー付ペン先体6のホルダー部5の軸先部を
該キヤツプ8のキヤツプ主体9の先端に内装され
ている合成樹脂製の内キヤツプ11に密嵌させて
おけば、該内キヤツプ11に密封されてインク洩
れは全くなく、そして、該キヤツプ8はその長さ
を管軸2の長さに近い長尺のものとしたことによ
つて前記筆記具本体1の大部分すなわち管軸2の
尾端の栓7の近くまで覆つた状態に保持されるこ
ととなり、また、前記と反対に筆記具本体1をそ
の閉塞した尾端側からキヤツプ8中に挿込んで密
嵌させておけば、長尺のキヤツプ8を把持部とし
て筆記具本体1の管軸2の先端にホルダー部5を
もつて嵌着したホルダー付ペン先体6により筆記
を適確に行うことができるものであるが、この使
用状態においても前記同様キヤツプ8が筆記具本
体1の大部分を覆つた状態に保持することとなる
ため、筆記具本体1の管軸2はその外観、強度を
殆んど無視した設計としても体裁や強度上におい
て実用上何等の支障がなく、従つて、管軸2は安
価な肉薄管材の切断品をもつてすることができ、
そして、これに収納したインク吸蔵材3のインク
が枯渇したときには筆記具本体1をそのまま気楽
に使い捨てができるものである。また、キヤツプ
8の長さを管軸2の長さに近いものとしたことは
筆記具本体1を挿込む際に該キヤツプ8の内圧が
高められて円滑な挿込みを妨げることとなるが、
該キヤツプ8はそのキヤツプ主体9に空気抜き孔
17を設けたことによつて円滑な挿込みができ、
しかも、この空気抜き孔17はクリツプ13によ
り隠蔽される位置に設けているため、目障りとな
ることもない。しかして、管軸2に収納したイン
ク吸蔵材3に吸蔵されたインクが枯渇した場合に
は筆記具本体1を捨てて残されたキヤツプ8を予
備の新しい筆記具本体1に組み合せればよいもの
である。
(考案の効果) 本考案は前記実施例による説明から明らかなよ
うに、筆記具本体が異なる管材を切断することに
より容易に得られる安価な管軸を使用できること
によつて従来の特殊な管軸成形型等を必要とする
ものに比し部品コストを低くでき、使い捨てに適
当であり、また、前記筆記具本体はその大部分を
不使用時はもとより使用時にも長尺のキヤツプに
より覆われることによつて前記管軸が外観が悪か
つたり強度上不充分なものであつても体裁を損す
ることがなく、実用上も全く支障がなく、さら
に、長尺のキヤツプ中に挿込まれた筆記具本体は
不使用時にはそのホルダー付ペン先体が密封状態
となつてインク洩れが全くなく、そして、キヤツ
プにクリツプをもつて目障りとならないように隠
蔽される空気抜き孔を設けて筆記具本体を長尾の
キヤツプに挿込む際に生ずる問題点をなくしたの
であつて、従来のこの種筆記具の問題点を解決し
たものとして実用的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は同じく要部の拡大断面図、第3図は
同じく態様を異にして示す一部切欠正面図であ
る。 1:使い捨ての筆記具本体、2:管軸、5:ホ
ルダー部、6:ホルダー付ペン先体、8:長尺の
キヤツプ、9:キヤツプ主体、10:ストツプリ
ング、11:内キヤツプ、12:頭部、13:ク
リツプ、14:取付基部、15:飾りビス、1
6:環状隆起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 インク吸蔵材3を収納した管軸2の先端にホ
    ルダー付ペン先体6をそのホルダー部5をもつ
    て嵌着するとともに該管軸2の尾端を閉塞して
    なる使い捨ての筆記具本体1と、キヤツプ主体
    9の先端に前記ホルダー部5の軸先部を密嵌さ
    せる合成樹脂製の内キヤツプ11を内装すると
    ともに該キヤツプ主体9に取付けられたクリツ
    プ13により隠蔽される位置に空気抜き孔17
    を設けて長さを前記管軸2に近いものとした長
    尺のキヤツプ8とよりなることを特徴とする筆
    記具。 2 キヤツプ主体9は金属管の先端内部にストツ
    プリング10を嵌着したものとして内キヤツプ
    11の頭部12を該ストツプリング10に当接
    させてクリツプ13の取付基部14を前記頭部
    12に螺挿される飾りビス15をもつて締付け
    固定したものとする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の筆記具。 3 キヤツプ主体9はその開口部内縁に環状隆起
    部16を形成したものとする実用新案登録請求
    の範囲第1項または第2項記載の筆記具。
JP1985014130U 1985-02-02 1985-02-02 Expired JPS6224546Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985014130U JPS6224546Y2 (ja) 1985-02-02 1985-02-02

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JP1985014130U JPS6224546Y2 (ja) 1985-02-02 1985-02-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61130486U JPS61130486U (ja) 1986-08-15
JPS6224546Y2 true JPS6224546Y2 (ja) 1987-06-23

Family

ID=30498773

Family Applications (1)

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JP1985014130U Expired JPS6224546Y2 (ja) 1985-02-02 1985-02-02

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JP (1) JPS6224546Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5428028U (ja) * 1977-07-29 1979-02-23
JPS5549993U (ja) * 1978-09-30 1980-04-01

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5428028U (ja) * 1977-07-29 1979-02-23
JPS5549993U (ja) * 1978-09-30 1980-04-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61130486U (ja) 1986-08-15

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