JPS62241543A - 溶射球状粒子製造用竪型炉のバ−ナ−点火方法 - Google Patents
溶射球状粒子製造用竪型炉のバ−ナ−点火方法Info
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- JPS62241543A JPS62241543A JP8375586A JP8375586A JPS62241543A JP S62241543 A JPS62241543 A JP S62241543A JP 8375586 A JP8375586 A JP 8375586A JP 8375586 A JP8375586 A JP 8375586A JP S62241543 A JPS62241543 A JP S62241543A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、球状及び粒度が均整した溶射球状粒子製造用
炉の点火方法にかかわるものである。
炉の点火方法にかかわるものである。
無機質粉末原料をガス炎と共に竪型炉の上部から炉内に
噴射して無機質球状粒子を製造する方法は例えば特開昭
58−145613号公報によって公知である。
噴射して無機質球状粒子を製造する方法は例えば特開昭
58−145613号公報によって公知である。
無機質粉末原料を溶融、球状化する為にガス炎は200
0℃以上の高温が必要である。この為に一般的に炭化水
素を燃料、純酸素を酸素源とした予混合方式のバーナー
が使われている。又炉の構造として侵入空気による溶射
火炎温度の低下を防ぐ為、炉は出来る限り密閉構造とし
ていた。
0℃以上の高温が必要である。この為に一般的に炭化水
素を燃料、純酸素を酸素源とした予混合方式のバーナー
が使われている。又炉の構造として侵入空気による溶射
火炎温度の低下を防ぐ為、炉は出来る限り密閉構造とし
ていた。
この様な密閉構造の炉に設置された、純酸素−炭化水素
バーナーに点火する場合、純酸素と炭化水素の予混合方
式のバーナーが使われている場合、逆火を防ぐ為、通常
炭化水素のみを流して点火し、その後純酸素をバーナー
におくリバーナーの点火を完了する。
バーナーに点火する場合、純酸素と炭化水素の予混合方
式のバーナーが使われている場合、逆火を防ぐ為、通常
炭化水素のみを流して点火し、その後純酸素をバーナー
におくリバーナーの点火を完了する。
この様な方法で点火する場合炭化水素の流量がLPG換
算でl0NITF/H以下の比較的小さな炉の場合は問
題にならないが、1ONrrr/H以上を点火する場合
、炭化水素に点火して次に純酸素がでるまでの間に、炭
化水素の燃焼で炉内の酸素が消費され酸素濃度が不足し
て未燃焼のすすが発生して炉内を汚したり、さらには火
炎が消えて再度点火をやり直す必要があるなどの問題が
あった。
算でl0NITF/H以下の比較的小さな炉の場合は問
題にならないが、1ONrrr/H以上を点火する場合
、炭化水素に点火して次に純酸素がでるまでの間に、炭
化水素の燃焼で炉内の酸素が消費され酸素濃度が不足し
て未燃焼のすすが発生して炉内を汚したり、さらには火
炎が消えて再度点火をやり直す必要があるなどの問題が
あった。
本発明は、これらの欠点を解決したもので、密閉構造の
炉での純酸素−可燃ガスバーナーを安定に点火する方法
を提案するものである。
炉での純酸素−可燃ガスバーナーを安定に点火する方法
を提案するものである。
竪型炉の上部に設けたバーナーから無機質粉末原料をガ
ス火炎と共に炉内へ噴射して無機質球状粒子を製造する
竪型炉において上記バーナーから可燃ガスを供給すると
共に、バーナー近傍に設けた空気流入孔から空気を炉内
に吸入して点火し、点火後バーナーからの酸素の供給、
空気流入孔の閉塞を行なうことを特徴とする溶射球状粒
子製造用竪型炉のバーナー点火方法。
ス火炎と共に炉内へ噴射して無機質球状粒子を製造する
竪型炉において上記バーナーから可燃ガスを供給すると
共に、バーナー近傍に設けた空気流入孔から空気を炉内
に吸入して点火し、点火後バーナーからの酸素の供給、
空気流入孔の閉塞を行なうことを特徴とする溶射球状粒
子製造用竪型炉のバーナー点火方法。
以下本発明について詳しく説明する。
前述の溶射球状粒子製造用の竪型炉(密閉構造の炉)で
、LPG1ONrrr/H以上の比較的大容量の純酸素
−炭化水素バーナーを点火する場合、LPGに点火して
つぎに酸素源の純酸素が入るまでの間に、炉内の酸素が
不足して多量の未燃焼すすが発生して炉内を汚したり、
LPG火炎が消火したりする問題があった。この原因は
LPGが燃焼し炉内の酸素を消費し、炉内の酸素が不足
する為である。
、LPG1ONrrr/H以上の比較的大容量の純酸素
−炭化水素バーナーを点火する場合、LPGに点火して
つぎに酸素源の純酸素が入るまでの間に、炉内の酸素が
不足して多量の未燃焼すすが発生して炉内を汚したり、
LPG火炎が消火したりする問題があった。この原因は
LPGが燃焼し炉内の酸素を消費し、炉内の酸素が不足
する為である。
本発明は、この点火を安定して行う為に、炉上部のバー
ナー取り付は開口部をバーナーロ径と比べて5 +u以
上大きくするなどの方法により炉上部のバーナー近くに
空気流入孔を設け、そしてその空気流入孔に開閉可能な
密閉蓋を設けるものである。隙間の大きさは炭化水素の
燃焼量、バーナーロ径などにより適当に変える。
ナー取り付は開口部をバーナーロ径と比べて5 +u以
上大きくするなどの方法により炉上部のバーナー近くに
空気流入孔を設け、そしてその空気流入孔に開閉可能な
密閉蓋を設けるものである。隙間の大きさは炭化水素の
燃焼量、バーナーロ径などにより適当に変える。
この様な炉上部の構造とした上で次の様な手順で点火を
行う。
行う。
■ バーナー取り付は開口部とバーナーの間の隙間をあ
ける。(シール金具を取りさる。)■ 炉に続くブロア
ー(炉から排出される球状粒子を次工程へ輸送する吸引
ブロワ−)を起動して炉上部の空気流入口から、点火時
の炭化水素が完全に燃焼できるだけの空気を吸引する。
ける。(シール金具を取りさる。)■ 炉に続くブロア
ー(炉から排出される球状粒子を次工程へ輸送する吸引
ブロワ−)を起動して炉上部の空気流入口から、点火時
の炭化水素が完全に燃焼できるだけの空気を吸引する。
■ 点火用バーナーに点火し炉内に挿入する。
■ バーナーから炭化水素を流しバーナーに点火する。
■ バーナーから純酸素を流し安定な火炎をつくる。(
点火完了) ■ 空気流入孔をシール金具などにより密閉し炉をシー
ルする。
点火完了) ■ 空気流入孔をシール金具などにより密閉し炉をシー
ルする。
(■ バーナーから無機質粉末原料を供給して炉内で火
炎温度により溶融し球状化する)本発明においてバーナ
ーの周りから燃焼用空気を吸引するのは、炉上部の他の
場所から吸引した場合は、炭化水素と空気の混合が悪く
て、燃焼が十分進まず未燃焼すすが発生する為である。
炎温度により溶融し球状化する)本発明においてバーナ
ーの周りから燃焼用空気を吸引するのは、炉上部の他の
場所から吸引した場合は、炭化水素と空気の混合が悪く
て、燃焼が十分進まず未燃焼すすが発生する為である。
又、バーナー点火後、空気流入孔を閉塞するのは、冷気
吸入による火炎温度の低下を防止するためである。
吸入による火炎温度の低下を防止するためである。
第1図は本発明のバーナー点火方法を実施するための装
置の一例を示したものである。
置の一例を示したものである。
1は竪型炉の天井部、2は天井部1の中央部に設けた開
口、3は開口2へ装着固定した水冷筒である。4は水冷
筒3内へ空気流入用の間隙5を形成して挿入したバーナ
ーで、バーナー4の支持は次の様に行われる。即ち水冷
筒3の上面に複数本のボルト6を立設すると共にバーナ
ー4の上部に支持板7を取付け、この支持板7をボルト
6へ挿通して支持板7の上下からナツト8により締付け
るものである。次に空気流入用間隙3の閉塞は、2分割
リング板9及び2分割円筒IOにより行なう。2分割リ
ング9はボルト11により水冷筒3の上面に取り付けら
れ、一方2分割円筒10はボルト12により2分割リン
グ9に取り付けられている。尚、図中13は点火用バー
ナー(図示せず)の挿入孔で、上面には蓋14が設けら
れている。
口、3は開口2へ装着固定した水冷筒である。4は水冷
筒3内へ空気流入用の間隙5を形成して挿入したバーナ
ーで、バーナー4の支持は次の様に行われる。即ち水冷
筒3の上面に複数本のボルト6を立設すると共にバーナ
ー4の上部に支持板7を取付け、この支持板7をボルト
6へ挿通して支持板7の上下からナツト8により締付け
るものである。次に空気流入用間隙3の閉塞は、2分割
リング板9及び2分割円筒IOにより行なう。2分割リ
ング9はボルト11により水冷筒3の上面に取り付けら
れ、一方2分割円筒10はボルト12により2分割リン
グ9に取り付けられている。尚、図中13は点火用バー
ナー(図示せず)の挿入孔で、上面には蓋14が設けら
れている。
而して図示の如くバーナー4が挿入された状態で2分割
リング9及び2分割円筒10を取り去って空気流入間隙
5を開放し、次いで竪型炉から排出される球状粒子を吸
引するブロワ−(図示せず)を起動して空気流入間隙5
から所定量の空気を吸引し、点火用バーナー挿入孔13
から点火用バーナー(図示せず)を挿入してバーナー4
からLPGのみを流してバーナー4に点火する。そして
バーナー4から純酸素を流して安定な火炎を作って点火
を完了する。その後、空気流入間隙5を図示の如く2分
割リング9及び2分割円筒10により塞ぐと共に挿入孔
13も1114により塞ぎ、バーナー4から無機質粉末
原料を供給して溶射球状粒子の製造を開始するものであ
る。
リング9及び2分割円筒10を取り去って空気流入間隙
5を開放し、次いで竪型炉から排出される球状粒子を吸
引するブロワ−(図示せず)を起動して空気流入間隙5
から所定量の空気を吸引し、点火用バーナー挿入孔13
から点火用バーナー(図示せず)を挿入してバーナー4
からLPGのみを流してバーナー4に点火する。そして
バーナー4から純酸素を流して安定な火炎を作って点火
を完了する。その後、空気流入間隙5を図示の如く2分
割リング9及び2分割円筒10により塞ぐと共に挿入孔
13も1114により塞ぎ、バーナー4から無機質粉末
原料を供給して溶射球状粒子の製造を開始するものであ
る。
炉は竪型であり炉の上部中心に溶射バーナーを配置して
いる。バーナーの外径は150mであり、バーナーと炉
の間は20mの隙間をとった。炉の球状化室の直径は1
m、高さ1mである。点火前にブロワ−前のダンパーを
調整して炉圧を一5OniAq程度にすると点火時のL
PG流11ONn?/Hを燃焼できる空気t240 N
n?/Hを吸引できる。
いる。バーナーの外径は150mであり、バーナーと炉
の間は20mの隙間をとった。炉の球状化室の直径は1
m、高さ1mである。点火前にブロワ−前のダンパーを
調整して炉圧を一5OniAq程度にすると点火時のL
PG流11ONn?/Hを燃焼できる空気t240 N
n?/Hを吸引できる。
点火用バーナーからLPGを流して、LPGに点火した
。点火は確実に行なうことができた。点火後溶射バーナ
ーから酸素を5ONrrr/H流し、球状化に必要な安
定した火炎が形成できた。その後200龍の空気流入間
隙及びバーナー挿入孔をシールし、球状化操業を実施し
た。この様な点火方法を多数回実施したが、炉内でのす
すの発生、消火は一回も発生しなかった。
。点火は確実に行なうことができた。点火後溶射バーナ
ーから酸素を5ONrrr/H流し、球状化に必要な安
定した火炎が形成できた。その後200龍の空気流入間
隙及びバーナー挿入孔をシールし、球状化操業を実施し
た。この様な点火方法を多数回実施したが、炉内でのす
すの発生、消火は一回も発生しなかった。
以上の如く本発明の点火方法によれば、すすの発生、消
火等の問題を伴なうことなく安定してバーナーへ点火す
ることができ溶射球状粒子の製造操業に寄与するところ
大である。
火等の問題を伴なうことなく安定してバーナーへ点火す
ることができ溶射球状粒子の製造操業に寄与するところ
大である。
第1図は本発明の点火方法の実施に使用する装置の断面
説明図である。 2・・・開口、3・・・水冷筒、4・・・バーナー、5
・・・空気流入用間隙、9,10・・・空気流入用間隙
を閉塞する2分割リング板及び2分割円筒、13・・・
点火用バーナー挿入孔。
説明図である。 2・・・開口、3・・・水冷筒、4・・・バーナー、5
・・・空気流入用間隙、9,10・・・空気流入用間隙
を閉塞する2分割リング板及び2分割円筒、13・・・
点火用バーナー挿入孔。
Claims (1)
- 竪型炉の上部に設けたバーナーから無機質粉末原料をガ
ス火炎と共に炉内へ噴射して無機質球状粒子を製造する
竪型炉において、上記バーナーから可燃ガスを供給する
と共に、バーナー近傍に設けた空気流入孔から空気を炉
内に吸入して点火し、点火後バーナーからの酸素の供給
、空気流入孔の閉塞を行なうことを特徴とする溶射球状
粒子製造用竪型炉のバーナー点火方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8375586A JPS62241543A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 溶射球状粒子製造用竪型炉のバ−ナ−点火方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8375586A JPS62241543A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 溶射球状粒子製造用竪型炉のバ−ナ−点火方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62241543A true JPS62241543A (ja) | 1987-10-22 |
Family
ID=13811361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8375586A Pending JPS62241543A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 溶射球状粒子製造用竪型炉のバ−ナ−点火方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62241543A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5253991A (en) * | 1989-11-20 | 1993-10-19 | Sumitomo Cement Co., Ltd. | Apparatus for producing spheroidal inorganic particulate material |
JP2008286443A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 無機質球状化粒子製造用バーナ |
US8252212B2 (en) | 2008-08-04 | 2012-08-28 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | Method for manufacturing inorganic spheroidized particles |
US8272859B2 (en) | 2008-08-04 | 2012-09-25 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | Burner for producing inorganic spherical particles |
US8393892B2 (en) | 2007-05-30 | 2013-03-12 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | Burner for production of inorganic spheroidized particle |
-
1986
- 1986-04-11 JP JP8375586A patent/JPS62241543A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5253991A (en) * | 1989-11-20 | 1993-10-19 | Sumitomo Cement Co., Ltd. | Apparatus for producing spheroidal inorganic particulate material |
JP2008286443A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 無機質球状化粒子製造用バーナ |
US8393892B2 (en) | 2007-05-30 | 2013-03-12 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | Burner for production of inorganic spheroidized particle |
US8252212B2 (en) | 2008-08-04 | 2012-08-28 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | Method for manufacturing inorganic spheroidized particles |
US8272859B2 (en) | 2008-08-04 | 2012-09-25 | Taiyo Nippon Sanso Corporation | Burner for producing inorganic spherical particles |
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