JPS6224029A - 駆動軸 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野ン 本発明は例えばトラクターの出力軸に使用し、作業機械
の軸を駆動するのに特に好適な駆動軸に関するものであ
る。

（従来の技術とその問題点） 回転動力を伝達する軸は種々の機械に使用されているが
、連結部は一般に狭いところが多く、また汚れないよう
カバーを設けることが多いため、連結操作は困難であり
危険を伴なうことが多い。

このような問題を解決するため、連結を安全確実に行な
うための種々のものが提案されている。例えば実公＋１
ｎ　５６−５０１７９　号、特開＋１１（５４−１４５
８３９号ではヨークとスプライン軸との連結をビンによ
って行ない、その着脱にできるだけビンの操作を省略で
きる連結装置が開示されている。

また一層操作を容易にするため、ピンを操作づ−る代り
に、スライドカラーを軸線方向に１習初させるようにし
たものが提案されている。

しかし、上述したようにこれ等の駆動軸を使用する場所
は狭く、カバーがあるため操作が困難であり、スライド
カラーを軸線方向に１習動させるよりも、−苦構；告が
簡単で、信頼性がある駆動軸が要望されている。

（問題点を解決するための手段） 本発明駆りｊ軸は互に軸線方向に活動し１りるが相対的
に回転しないよう嵌合する軸（６）と相手部材（２）と
を具え、この相手部材（２）に収容され前記軸（６）の
溝（２０）に一部を突出して前記軸（６）が前記相手部
材から扱は出るのを防止するボール（１４）と、前記ボ
ール（１４）を収容する前記相手部材（２）の部分の周
りに回転でき、前記軸（６）の溝（２０〉から前記ボー
ル（１４）が扱は出ないよう押える内面（２２）と前記
溝（２０）から抜け出た前記ボール（１４）の一部を収
容するため前記内面〈２２）に隣接するボール収容孔（
１２）とを右する回転カラー（８）と、前記内面（２２
）がｊＩＩ′前記ボール（１４）に対向する位置に前記
回転カラー（８）を回転駆動づるばね（１０）とを具え
ることを特徴とする。

回転カラーの内面をばねによって回転駆動される方向に
ボール収容孔に向ｉＪ徐々に半径を大きくした片寄面に
づるのが右利である。

（作　用） 本発明は回転カラーの操作により軸を相手部（Ａに対し
着脱できるようにしたから、ビンを押しｌ一つ、スライ
ドカラーを！［ｌ＋　！ｆＡｆｈ向に活動させる操作に
比較し、最も単純な回転カラーの回転操作によって確実
な操作を行なうことができる。

（実施例） 本発明駆動軸を自在継手の］−りとスプライン軸とに適
用した場合を図面につぎ説明する。

第１図のヨーク２のスプライン孔４にスプライン軸６を
挿入し、ヨーク側からスプライン軸側に又はスプライン
軸側からヨーク側に回転１〜ルクを伝えることができる
ようにする。第１図はヨーク２に途中までスプライン軸
６を挿入した状態を示す。

第１図の状態にするにはヨーク２の周りに回転できる回
転カラー８をばね１０の力に抗して回転し、回転カラー
８のボール収容孔１２をヨークのボール１４に対向する
よう保持し、次にスプライン軸６を挿入する。スプライ
ン軸６の先端から面取り部１６がボール１４を外方に押
圧するからボールはボール収容孔１２内に一部入り、ス
プライン１ＩＩＩＩｌを挿入することかできる。この状
態になれば、ボール収容孔１２内に一部入ったボール１
４が回転カラー８の復帰運動を阻止するから、回転カラ
ー８を押えている手を離してもよい。尚回転カラー８を
回転してボール収容孔１２をボールに対向させる際、そ
の位置にストッパー（図示せず）を設けて、手さぐりで
もその位置に停止するようにするのがよい。また、スプ
ライン軸を挿入しない時にボール１４がヨーク２内で内
方に落ちないよう、ヨーク２のボール孔１７の内端を１
８に承りように内方に突出させる。

更にスプライン軸６をヨーク２のスプライン孔４内に挿
入するとボール１４はスプライン軸６の満２０に入る。

回転カラー８の（Ｕ帰を阻止していたボール１４が内方
に移動したためばね１０の作用によって回転カラー８は
回転復帰し第２図の状態になる。

ボール１４は回転カラー８の内面２２に掛合して外方に
移動できないから、スプライン軸６はヨーク２に対し確
実に連結される。

尚第１及び２図から明らかなように回転カラー８をヨー
ク２の周りに回転りる際の案内としてリング２４．２６
を設ける。

また第３図（ｂ　）に示すように回転力′５−８の内面
２２をばね１０によって駆動される方向く第３図（ｂ）
に矢印で示す）にボール収容孔１２に向け徐々に半径を
大きくした片寄面２８にする（最初の半径Ｒｏに対し最
大半径Ｒ＋）。このようにづることによってボール１４
を回転ノＪラー８の内面２２に食込ませ、ボール１４を
確実に保持することができる。

また回転カラー８にはばね収容部３０を設け、第４図に
示すようなばね１０をヨーク２の円周に？１１って収容
する。しかし、回転カラーを内周方向に駆動するもので
あればいかなる形式のばねを使用してもよい。ばね１０
の一端は回転カラー８に連結し、他端はヨーク２に連結
する。図示の例では回転カラー８にボール収容孔１２を
３個設けたが、必ずしも３個でなくともよい。

尚回転カラー８は鋼製又はデルリンのようなプラスチッ
ク材料で造ることができる。

尚回転カラー８の外側にカバー３２を回転カラー８に対
し回転し１９るよう取付（プる。これは回転カラーに何
簀かの原因で外力が加わった特に回転カラー８とカバー
３２とが相対的に回転し、安全であるためである。また
カバー３２に窓３４をあけ、回転カラー８のローレット
而３６を露出させてもよい。

次にスプライン軸６をヨーク２のスプライン孔４から抜
き取る時は、第２図に示す位置から回転カラー８を回転
し、回転カラー８のボール収容孔１２をボール１４に対
向させてから、スプライン軸を汰く方向に引張る。ボー
ル１４は溝２０から押出されて回転カラー８のボール収
容孔１２内に一部が突出し、スプライン軸６は自由に抜
くことができる。

ボール１４がボール収容孔内に突出すれば回転カラー８
を手から離してちＪ、い。

〈効　宋） 本発明は以上のように構成したから、回転カラーの回転
という最も簡単な操作で、確実に相手部材（ヨーク）と
軸（スプライン軸）とを連結し、離脱させることができ
、実用上の効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明駆動軸の一実施例の断面図で軸を連結し
ている途中の状態を示し、 第２図は第１図の駆ＩＪｊ軸を連結した状態を示す断面
図、 第３図（ａ）、（ｂ）は第１図の実施例に使用する回転
カラーの横断面図及び縦断面図、ｆｆ１４図（ａ　＞　
、　　（ｂ　）　ｆ、ｌＪＴ　１　ｒＡ（１）”Ｘｆｌ
ａ（’ＡＩニｅｍするばねの側面図及び正面図である。 ２・・・ヨーク（相手部材） ４・・・スプライン孔　　　Ｇ・・・スプライン軸（軸
）８・・・回転カラー　　　１０・・・ばね１２・・・
ボール収容孔　　１４・・・ボール１６・・・面取り部
　　　　１７・・・ボール孔２０・・・溝　　　　　　
　２２・・・内面Ｚ’４．２６・・・リング　　　２８
・・・片寄面３０・・・ばね収容部　　　３２・・・カ
バー特許出願人　　　株式会社　松井製作所代理人弁理
士　　杉　　村　　暁　　秀同　　弁理士　　杉　　村
　　興　　作第１図 第４図 （ａ）　　　　　　　（ｂ） ＼ト

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、互いに軸線方向に摺動し得るが相対的に回転しない
   よう嵌合する軸（６）と相手部材 （２）とを具え、この相手部材（２）に収容され前記軸
   （６）の溝（２０）に一部を突出して前記軸（６）が前
   記相手部材（２）から抜け出るのを防止するボール（１
   ４）と、前記ボール（１４）を収容する前記相手部材（
   ２）の部分の周りに回転でき、前記軸（６）の溝 （２０）から前記ボール（１４）が抜け出ないよう押え
   る内面（２２）と前記溝（２０）から抜け出た前記ボー
   ル（１４）の一部を収容するため前記内面（２２）に隣
   接するボール収容孔（１２）とを有する回転カラー（８
   ）と、前記内面 （２２）が前記ボール（１４）に対向する位置に前記回
   転カラー（８）を回転駆動するばね （１０）とを具えることを特徴とす駆動軸。 ２、前記回転カラー（８）の前記内面（２２）を前記ば
   ね（１０）によって回転駆動される方向に前記ボール収
   容孔（１２）に向け徐々に半径を大きくした片寄面（２
   ８）を設けた特許請求の範囲第１項に記載の駆動軸。