JPS622381Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622381Y2 JPS622381Y2 JP18241882U JP18241882U JPS622381Y2 JP S622381 Y2 JPS622381 Y2 JP S622381Y2 JP 18241882 U JP18241882 U JP 18241882U JP 18241882 U JP18241882 U JP 18241882U JP S622381 Y2 JPS622381 Y2 JP S622381Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- temperature
- movable member
- sensitive magnetic
- sensitive
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- Expired
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 16
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 4
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 9
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 206010044565 Tremor Diseases 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000005298 paramagnetic effect Effects 0.000 description 1
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- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は異常振動または異常温度を検知して速
やかに遮断動作を行う弁装置に関する。
やかに遮断動作を行う弁装置に関する。
従来、異常振動を検知して流体の供給を速やか
に遮断停止する感振弁装置および異常温度だけを
感知して自動的に弁を閉じる感温弁装置はいずれ
も、単独の装置としては知られている。しかし1
個の弁装置で異常振動と異常温度とを検知して自
動的に遮断動作をするものはない。
に遮断停止する感振弁装置および異常温度だけを
感知して自動的に弁を閉じる感温弁装置はいずれ
も、単独の装置としては知られている。しかし1
個の弁装置で異常振動と異常温度とを検知して自
動的に遮断動作をするものはない。
それ故に本考案は、構造が簡単で、小型で安価
な感温・感震弁を提供することを目的とする。
な感温・感震弁を提供することを目的とする。
本考案によれば、弁箱の直立流路の下部に弁座
が設けられ、上部には弁箱の蓋体に固着された所
定のキユリー点を有する感温磁性体が設けられ、
さらに該直立流路の内部に上下動可能に可動部材
が配置され、該可動部材は該感温磁性体に対向し
た永久磁石と該弁座に対向した弁体とを含むもの
であることを特徴とする感温・感震弁が得られ
る。
が設けられ、上部には弁箱の蓋体に固着された所
定のキユリー点を有する感温磁性体が設けられ、
さらに該直立流路の内部に上下動可能に可動部材
が配置され、該可動部材は該感温磁性体に対向し
た永久磁石と該弁座に対向した弁体とを含むもの
であることを特徴とする感温・感震弁が得られ
る。
以下、図面を参照しながら実施例を用いて本考
案を説明する。弁箱1および蓋体2は常磁性材料
よりなるものである。弁箱1には円筒状の直立流
路11の上部寄り側面に流入口12が設けられ、
下部には球面弁座13と流出口14とが設けられ
ている。蓋体2は縦断面T字形状で脚部の下面中
央部に深孔21が設けられている。蓋体2の脚部
の下端面は、外周縁が鈍角をなす円錐(帯)面と
されると共に、内周縁近傍が円錐面の内接球の半
径より十分大きな半径をもつ幅狭い球帯(面)2
2とされている。また深孔21の底部には所要の
キユリー点をもつ板状の感温磁性体3が固着され
ている。さらに直立流路の内部に上下動可能に可
動部材4が配置されている。
案を説明する。弁箱1および蓋体2は常磁性材料
よりなるものである。弁箱1には円筒状の直立流
路11の上部寄り側面に流入口12が設けられ、
下部には球面弁座13と流出口14とが設けられ
ている。蓋体2は縦断面T字形状で脚部の下面中
央部に深孔21が設けられている。蓋体2の脚部
の下端面は、外周縁が鈍角をなす円錐(帯)面と
されると共に、内周縁近傍が円錐面の内接球の半
径より十分大きな半径をもつ幅狭い球帯(面)2
2とされている。また深孔21の底部には所要の
キユリー点をもつ板状の感温磁性体3が固着され
ている。さらに直立流路の内部に上下動可能に可
動部材4が配置されている。
可動部材4は直立流路11の内径より若干小さ
な外径の円板15を含んでいる。円板15の上面
には、蓋体2の脚部下端の球帯22に対応する球
冠状凹部41が形成されると共に中央部に柱状の
永久磁石5が軸心を同じにして固着され、また円
板15の下面には、半球状の弁体6が同様に固着
されている。この結果、可動部材4は永久磁石5
が感温磁性体3に対向しかつ弁体6が弁座13に
対向した状態となる。
な外径の円板15を含んでいる。円板15の上面
には、蓋体2の脚部下端の球帯22に対応する球
冠状凹部41が形成されると共に中央部に柱状の
永久磁石5が軸心を同じにして固着され、また円
板15の下面には、半球状の弁体6が同様に固着
されている。この結果、可動部材4は永久磁石5
が感温磁性体3に対向しかつ弁体6が弁座13に
対向した状態となる。
蓋体2は感温磁性体3と可動部材4の上面との
間にコイルばね7を介在させつつ弁箱1の直立流
路11の上部開口に螺着される。また弁座13の
下方の貫通孔には所要のストロークをもつリセツ
ト棒8を取りつける。かくして弁装置が構成され
ている。
間にコイルばね7を介在させつつ弁箱1の直立流
路11の上部開口に螺着される。また弁座13の
下方の貫通孔には所要のストロークをもつリセツ
ト棒8を取りつける。かくして弁装置が構成され
ている。
コイルばね7は、磁石5を感温磁性体3から離
間する方向へ付勢するものである。コイルばね7
の付勢力は感温磁性体3と磁石5の磁極面とが密
接状態にある時の吸着力より若干小さく設定され
る。またコイルばね7の伸長時の長さは弁体6が
弁座13に押圧嵌合できる寸法とされている。
間する方向へ付勢するものである。コイルばね7
の付勢力は感温磁性体3と磁石5の磁極面とが密
接状態にある時の吸着力より若干小さく設定され
る。またコイルばね7の伸長時の長さは弁体6が
弁座13に押圧嵌合できる寸法とされている。
第1図は弁装置が開状態である正常状態を示
し、永久磁石5が感温磁性体3に吸着している。
し、永久磁石5が感温磁性体3に吸着している。
この弁装置を取り付けた器具または液体供給管
中に設けられたこの弁装置は、地振等による異常
振動を受けると、弁体6が振動を感知し、ある設
定値以上の加速度を受けた場合には蓋体2の下端
の球帯22に沿つて可動部材4が摺動する。例え
ば図で左から右へと可動部材4が摺動すると、磁
石5のN極面の右端を支点として磁石5が反時計
回りに回動されて磁石5の磁極面と感温磁性体3
との間に楔状の隙間が生じ、そのために吸着力が
減じ、ばね7の付勢力が打ち勝つて可動部材4が
下動する。この結果、第2図に示すように弁体6
が弁座13を閉塞し、流体の供給を停止する。
中に設けられたこの弁装置は、地振等による異常
振動を受けると、弁体6が振動を感知し、ある設
定値以上の加速度を受けた場合には蓋体2の下端
の球帯22に沿つて可動部材4が摺動する。例え
ば図で左から右へと可動部材4が摺動すると、磁
石5のN極面の右端を支点として磁石5が反時計
回りに回動されて磁石5の磁極面と感温磁性体3
との間に楔状の隙間が生じ、そのために吸着力が
減じ、ばね7の付勢力が打ち勝つて可動部材4が
下動する。この結果、第2図に示すように弁体6
が弁座13を閉塞し、流体の供給を停止する。
また第1図に示した状態にある弁装置は、火災
などにより炎に触れたり周囲温度が上昇したりし
て、感温磁性体3の温度がそのキユリー点以上に
達すると、感温磁性体3が常磁性となつて磁石5
との磁気的吸着力が消滅するので、ばね7の付勢
力が支配的となり、可動部材4が下動して弁体6
が弁座13に押圧嵌合され、流体の供給が遮断さ
れる。
などにより炎に触れたり周囲温度が上昇したりし
て、感温磁性体3の温度がそのキユリー点以上に
達すると、感温磁性体3が常磁性となつて磁石5
との磁気的吸着力が消滅するので、ばね7の付勢
力が支配的となり、可動部材4が下動して弁体6
が弁座13に押圧嵌合され、流体の供給が遮断さ
れる。
第2図に示した動作状態から第1図の状態に戻
すには、感温磁性体3の温度がそのキユリー点未
満に低下しておれば、リセツト棒8を十分に押し
上げるのみでよい。即ちリセツト棒8によつて可
動部材4が持ち上げられる。なおリセツトの確認
は、リセツト棒8を僅かに押し上げてみて手応え
がないことにより、容易に可能である。
すには、感温磁性体3の温度がそのキユリー点未
満に低下しておれば、リセツト棒8を十分に押し
上げるのみでよい。即ちリセツト棒8によつて可
動部材4が持ち上げられる。なおリセツトの確認
は、リセツト棒8を僅かに押し上げてみて手応え
がないことにより、容易に可能である。
検知加速度は磁石5の磁力、直径、弁体6の重
量、ばね7の付勢力、球帯22の幅寸法などによ
り自由に設定でき、また検知温度は感温磁性体3
のキユリー点により設定できる。
量、ばね7の付勢力、球帯22の幅寸法などによ
り自由に設定でき、また検知温度は感温磁性体3
のキユリー点により設定できる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば異常振動と異常温度を検知して遮断動作を行う
感温・感震弁が得られ、この弁装置は簡単な構造
で、小型で、安価で、簡単にリセツトできるなど
の利点をもつている。
ば異常振動と異常温度を検知して遮断動作を行う
感温・感震弁が得られ、この弁装置は簡単な構造
で、小型で、安価で、簡単にリセツトできるなど
の利点をもつている。
第1図は本考案の一実施例の弁開放時を示す断
面図、第2図は同じく弁閉塞時を示す断面図であ
る。 1……弁箱、2……蓋体、3……感温磁性体、
4……可動部材、5……永久磁石、6……弁体、
7……コイルばね、8……リセツト棒、11……
直立流路、12……流入口、13……球面弁座、
14……流出口、15……円板、22……球帯、
41……球冠状凹部。
面図、第2図は同じく弁閉塞時を示す断面図であ
る。 1……弁箱、2……蓋体、3……感温磁性体、
4……可動部材、5……永久磁石、6……弁体、
7……コイルばね、8……リセツト棒、11……
直立流路、12……流入口、13……球面弁座、
14……流出口、15……円板、22……球帯、
41……球冠状凹部。
Claims (1)
- 弁箱の直立流路の下部に弁座が設けられ、上部
には弁箱の蓋体に固着された所定のキユリー点を
有する感温磁性体が設けられ、さらに該直立流路
の内部に上下動可能に可動部材が配置され、該可
動部材は該感温磁性体に対向した永久磁石と該弁
座に対向した弁体とを含むものであることを特徴
とする感温・感震弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18241882U JPS5986474U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 感温・感震弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18241882U JPS5986474U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 感温・感震弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986474U JPS5986474U (ja) | 1984-06-11 |
JPS622381Y2 true JPS622381Y2 (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=30395052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18241882U Granted JPS5986474U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 感温・感震弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986474U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT202100022526A1 (it) * | 2021-08-30 | 2023-03-02 | Roberto Poggi | Sistema di sicurezza da sovratemperatura per fuochi a gas |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP18241882U patent/JPS5986474U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5986474U (ja) | 1984-06-11 |
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