JPS6223534A - ロ−タリ−エンジン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 動力エンジンの主流であるレシプロエンジンに於ては−
ピストンの往復運動を廻転運動に変換する手段として、
クランク軸やクランクケース、オイル室や冷却室、更に
フライホ・イールやパルプ等Ｇて数多くの部品によって
構成されるので、重量や体積が過大となる構造的欠点と
、生産費や燃費等もかさむ経済的欠点がある。

このロータリーエンジン方式に於ては、極めて小数部品
を用いて、極めて簡単な溝造によって、直接廻転動力を
発生し、軽量小型であるので構造的に優れた効果と、生
産費や燃費も節減する経済的効果がある。

更にこのエンジンの特性は、吸気と圧縮の２作用を１爆
発と排気の２作用を夫々ローターの１作用でこなす働き
があるので、出力効率増大の大きな効果がある。

さて、その実施態様例を図匡を追って説明すると、１は
固定した円胴型のエンジン主胴であって、３Ａと３Ｂは
主胴′円周上に於て、その対称位置に突出して対設した
１対の翼板ケースである。

翼板ケース内には、弾條によって支えられ、内胴ロータ
ー２の円周と摺動出入する翼板４Ａと４Ｂを夫々収容す
る。

ケース３Ａの両側周には通気孔５と６を夫々穿ち、ケー
ス３Ｂの両側周（Ｃは排気孔７と吸気孔８を穿つ。

９は主胴外壁部の中心部に併設した圧縮蓋筒であって、
その１笥周には入気孔１０と出気孔１１を穿ち、気孔５
と入気孔［０を、気孔６と出気孔１１を夫々連通管１２
で結び通気する。

２は主胴の胴廻りよりも任意の太さの小用の内胴ロータ
ーであって、その軸着中心をずらして、主胴軸１６に偏
心軸着する。

１７は内胴ローター周が主胴内周と摺接する内胴長径の
摺接点である。

次に、内胴ローター外壁の中心部には、圧縮気筒１３を
併設し、その筒周には入気溝孔１４と山気溝孔１５の２
條の溝孔を穿つ。

内胴ローターの廻転によって、圧縮蓋筒の気孔１１と１
１は、圧縮気筒の人気溝孔１４と山気溝孔１５と夫々摺
合開閉して、圧縮ガスの出入を操作する。

さて、この様な構成に於て、エンジン作用を述べると、
まず第１図の位置よ）、内胴ローターが時計廻りて進め
ば、翼板３Ａと摺接点１７の形成する気鞄内にある燃料
ガスは次第に圧縮されるが、この際、入気孔１０と人気
溝孔１４は開いているので、ガスの流れは主胴気孔５よ
り通気管１２を経て、圧縮気筒ｉ３内に圧縮されて、両
孔は閉じ圧縮作用が行われる。

ローターが更に進み、摺接点が翼板３Ａを過ぎると、溝
孔１５と気孔１１は開くので、圧縮ガスは気筒１３よシ
連通管１２を経て、気孔６より翼板３人と摺接点１７の
形成する気控内に噴射するので、その適時に点火爆発す
れば、ローターは作動し直接廻転動力を発生する。

爆発作用前に気膣内にあった排ガスは摺接点の廻転によ
り排気孔７よシ押出し排気される。

更に摺接点１７が翼板３Ｂを過ぎると、燃料ガスは吸気
孔８よシ吸入されて吸気作用が行われる。

さて、種々の産業分野に於てば、ミクロン差の優劣を競
うハイテク国際競争激化時代であるが、このエンジンの
様に、構造面、効率面、経済性に僅れた自前独自のエン
ジン開発は、ハイテクエンジン産業分野に新だな弾みと
、大きな経済効果を着すものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこのエンジン実施例の一部切欠き正面図、第２
図は第１図の一部切欠き側面図、第３図は第１図の爆発
位置を示す一部切欠き正面図、第４図は主胴１に於ける
１通気孔を示す正面図、第５図は圧縮気筒を示す一部切
欠き側面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 主胴周には、その対称位置に１対の翼板ケースを対設し
   、翼板ケース内には摺動翼板を収容し、一方の翼板ケー
   スの両側周には通気孔を、他方の翼板ケースの両側周に
   は排気孔を夫々穿ち、主胴壁の中心部には圧縮蓋部を併
   設して、その筒周には通気孔を穿ち、この通気孔と主胴
   通気孔とを夫々連通し、主胴よりも任意小胴の内胴ロー
   ター周が主胴内周と摺接する様に、内胴ローターの中心
   をずらして主胴内に偏心軸着し、更に内胴ローター壁の
   中心部には圧縮気筒を併設して、その筒周には通気溝孔
   を穿ち、この通気溝孔と圧縮蓋筒通気孔とを摺合開閉し
   て、内胴ローターにより圧縮気筒内に圧縮した燃料ガス
   を爆発気腔内に噴射爆発して、直接廻転動力を発生する
   様に構成したロータリーエンジン。