JPS62233471A - 燃料噴射器用試験装置および燃料噴射式エンジン用タイミングシステム - Google Patents

燃料噴射器用試験装置および燃料噴射式エンジン用タイミングシステム

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JPS62233471A
JPS62233471A JP7439986A JP7439986A JPS62233471A JP S62233471 A JPS62233471 A JP S62233471A JP 7439986 A JP7439986 A JP 7439986A JP 7439986 A JP7439986 A JP 7439986A JP S62233471 A JPS62233471 A JP S62233471A
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JP
Japan
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injector
transducer
fuel
magnet
piezoelectric element
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JP7439986A
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ケルヴイン・ジエームズ・ダニエル
サミユエル・オレニク
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KERUDAN IND Ltd
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KERUDAN IND Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔利用分野〕 本発明はディーゼルエンジンに使用されるような燃料噴
射器の試験を行なうための装置に関し。
特にそのよ・うな燃料噴射器用試験装置に使用される新
規な検知部組立体をも対象とするものである。
また本発明は燃料噴射式エンジン用タイミングシステム
にも関する。
〔発明の背景〕
噴霧ノズル付き燃料噴射器には、そのノズルに直径が約
0.2 rEaの細孔が4〜7個設けである。使用状態
において、これらの細孔は狭くなったシ完全に閉塞され
たシすることが多く、そのためにシリンダ内への噴霧燃
料の噴射パターンが不安定にな9.空気・燃料比が不安
定になって燃焼状態が不完全になる。
このように燃焼状態が不完全になると、動力損失が生じ
るとともに、排気に黒煙が生じる。そのような状態でエ
ンジンを作動させ続けると、噴射器、ピストン、シリン
ダヘッドが順に修復不可能な状態にまで損傷される。
エンジンに取り付けた状態で噴射器が故障した場合、完
全に壊れるまでは、故障を発見できない。
エンジンをアイドリンク運転状態にして、各噴射器の燃
料供給通路の接続部を緩めて燃料漏れを発生させると、
噴射器は正常に作動しない。上記通路の連結部のナツト
を緩めることにより、アイドリング速度上着しく変動す
る場合、噴射器は正常に作動していることになる。これ
とは逆に、故障のある噴射器では、ナツトを緩めてもア
イドリンク速度は同等影響を受けない。このようにして
燃料噴射器を試験することができるが、この方法は時間
が掛かシ、効率が悪い。
〔従来技術およびその問題点〕
故障が発生する前に噴射器の欠陥を検知する手段として
は、一定の使用期間毎に全ての噴射器を取シ替えるとい
う方法が最も広く採用されている。
これ以外に噴射器の欠陥を検知する方法としては。
「黒煙」試験(車輛がスカイラインに対して検知される
黒煙1r:10秒以上排出すること)が一般的である。
負荷状態における動力損失も、燃料噴射状態に問題があ
ることを示す現象である。しかしながら、これらの方法
はいずれも効率が悪かったり、信頼性が低かったシする
エンジンタイミングシステムを安定させるために、ディ
ーゼルエンジンの燃料噴射・燃焼の瞬間を測定すること
も困難である。米国特許第4130013号、同423
1251号、同4088916号、同3978721号
、同4261209  号には、燃料ラインでの脈動流
体流を検知するためのトランスデユーサを設けた装置が
記載されている。ところがこれらの装置では、燃料ライ
ンの燃料圧力波を検知するようになっておシ、燃料噴射
時のバルブニードルのスナップ動作により生じる検知部
ヘッド自身の振動を検知するようにはなっていない。
米国特許第4102181号には、検知要素として振動
加速表示部またはマイクロフォンを使用したストローク
リミッタ−に対してバルブ内のニードルの保合動作によ
り生じる振動を検知して燃料噴射のポイントを測定する
ようにした方法が記載されている。米国特許42286
80には、圧電クリスタルをトランスデユーサに使用し
、バルブニードルの位置に対応する電気信号を発生させ
るという技術が記載されている。ディーゼルエンジンの
通常の動作中に生じるエンジン振動は、バルブニードル
が発生させる信号により圧電センサーが検知する。その
場合には、複雑かつ^価な周波数弁別器を使用してバッ
クグラウンドのノイズから所望の振動を識別する必要が
ある。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題を解決するために、燃料噴射器を取シ
付けたままでその動作不良についての試験を行なうこと
のできる噴射器試験装置の改良構造を提供することを目
的としている。
また本発明は2そのような噴射器試験装置に使用される
新規な検知部組立体を提供することを目的としている。
さらに本発明は1周波数選択式トランスデユーサを使用
してエンジンへの燃料の噴射を検知するようにした燃料
噴射式エンジン用のタイミングシステムを提供すること
を目的としている。
〔発明の概要〕
本発明による燃料噴射器用試験装置では、燃料噴射器上
に置くようにした検知部内に1機械的衝撃を電気的信号
に変える丸めのトランスデユーサを設け、上記トランス
デユーサの出力部に連結する電子処理手段に、受け取っ
た電気信号の振幅を検知する振幅検知回路を設け、上記
振幅検知回路の出力部に表示手段を連結して検知した信
号に比例する表示を行なうようにし、上記検知部をカプ
セル状に囲んで密封したユニットで形成し、上記トラン
スデユーサに2個の磁石の間に位置する少なくとも1個
の圧電要素を設け、上記要素と磁石を上記密封ユニット
内において不動の空間的位置関係に保持したことを特徴
としている。
本発明の特に効果の高い特徴としては、強靭な密封型検
知部組立体を採用し、該組立体内にトランスデユーサの
各要素を不動の空間的位置関係で設けて、噴射器試験装
置を使用する作業場所においてそれらの要素を保護した
ことにある。
トランスデユーサでは、2個の磁石の間に圧電要素が設
けてあり、この構造によると対象とする周波数を含み、
その他の不要な振動を排除した「ウィンドー」にだけ周
波数が応答する。すなわち周波数選択式である。
圧を要素は圧電抵抗装置やその他の圧電クリスタルによ
り形成し、2層型または3層型とするととが好ましい。
表示装置には一滴の発光ダイオードを設けることが望ま
しい。
また本発明は燃料噴射式エンジン用のタイミングシステ
ムを提供するものでアシ、該タイミングシステムは、エ
ンジンの燃料ラインまたは燃料噴射器上に置かれる検知
部を設け、検知部内に1機械的衝撃を電気的信号に変え
るためのトランスデユーサを設け、上記トランスデユー
サの出力部にタイミング信号発生手段を連結してトラン
スデユーサからの出力信号に応答してタイミング信号を
発生させるようにし、上記検知部をカプセル状に囲んで
密封したユニットで形成し、トランスデユーサに2個の
磁石の間に位置する少なくとも1個の圧電要素を設け、
上記要素と磁石を上記密封ユニット内において不動の空
間的位置関係に保持したことを特徴としている。
燃料噴射器試験装置に使用するトランスデユーサは上記
タイミングシステムの一部として使用することもできる
。燃料噴射器パルプニードルがその弁座に係合した時に
機械的衝撃が発生するが、該衝撃をトランスデユーサで
検知して電気信号が発生する。トランスデユーサから受
け取られた電気信号により、噴射器が燃焼室内に燃料を
噴射した時期が分かシ、また出力信号を使用してタイミ
ングやその他の機能を検査するために、ストロボライト
やエンジン速度タコメータ等のタイミングシステムを作
動させる。それによると、ディーゼルエンジン等の燃料
噴射式エンジンでは、電気着火式エンジンと同様に、フ
ライホイールのタイミングマークを利用してストロボラ
イトによりタイミングを容易に測定できる。従ってディ
ーゼルエンジンを動態で正確に調整できる。
し実施例〕 次に図面により本発明の詳細な説明する。
第1図〜第7図に示す如<、、81実施例の噴射器試験
装置には強磁性クランプを組み込んだ検知部10が設け
てあシ、検知部10を噴射器ボディに直接取シ付けてエ
ンジンを運転しても、その取付は状態を確実に維持でき
るようになっている。
検知部10には少なくとも1個の2層型圧電要素50が
2個の磁石30.40の間に位置する状態で設けである
。圧電(″または圧抵抗要素)(第5図)は2実際には
2個の圧電基F#52.54が両者間に金属層55を挾
んだ状態で備えている。
2個の基層52.54に連結するワイヤーは、検知部か
ら受け取った信号を処理するための電子処理手段15に
接続している。
第6図に示す如く、磁石30.40には端板または極片
32,34および42.44が設けである。圧電要素5
0は極片32,34および42゜44の間に保持されて
おシ、極片の機械的振動をクリスタルに直接伝達して電
気信号に変えるようになっている。但し、磁石と圧電要
素の間には空隙が設けである。検知部ボディ内には底部
磁石40を貫通した状態でリベット35が挿入されてお
)。
過贋の衝撃を受けた場合に、圧電要素が極片や磁石の間
で潰されることが防止されている。この方法により、圧
電要素で振動を検知するとともに。
圧電要素を過度の衝撃から採掘できる。クリスタル・磁
石組立体はエポキシにより被覆さ゛れて密封ユニットを
形成してお9.プラスチック外皮内に設けである。
上記取υ付は構造によると、トランスデユーサ−周波数
選択式となっている。例えば、取付部のエンジン振動の
低い周波数成分がトランスデユーサの検知範囲よシも下
になり、エンジンや、その部品で発生した他の不要な騒
音や振動は、上記取付構造のフィルター作用により除去
され、そのために噴射器ニードル・ノズル組立体に生じ
る振動を含む特定の周波数帯域だけにトランスデユーサ
が王に反応する。
噴射器試験装置の電子処理手段15はパルス波高アナア
ライザーで形成されておシ、その概略は第7図に示す通
りである。検知部10の出力は。
振幅範囲セレクター16に送られる。セレクタ−11L
複式抵抗スイッチで形成することができ。
所望の設定状態に調節して、検知した振幅を表示手段2
0の範囲内に収めることができる。撮幅範門セレクター
16からの出力はプリアンプ17で増幅されてピーク検
知部18へ送られる。必要な場合、「クランプ・ホール
ド」回路を組み込んで記録パルスの持続時間を延ばし、
ピーク値をアナログレベル検知器により分析できるよう
に構成することもできる。ピーク値ではなく、平均値を
必要とする場合、平均値切換スイッチ19により検知パ
ルスの平均読取値を得ることもできる。
検知パルスのピーク値や平均値はバッファーアンプ14
を経て表示部20へ送られる。表示部20は表示部ドラ
イバーにより一滴の発光ダイオード21発光させるよう
になっている。このように、噴射器ニードルの着座動作
により発生した瞬間的な信号のレベルが変換されて段階
表示式可視光示部で表される。噴射器の発射時間は実際
には短いが、その時間を延長し1作業者が表示内容を見
て理解できるようになっている。
作業時には、正常に作動することが分かつている噴射器
に検知部を置く。また正常に作動することが分かつてい
る噴射器が無い場合には、可視表示部20で最高値とな
る噴射器に検知部を置く。
振幅範囲切換スイッチは、上記噴射器からのノくルスに
より棒グラフ式表示部20のほぼ全てのダイオードが発
光するように設定する。振幅範囲切換スイッチを同じ設
定状態にして、次に不調であると思われる噴射器に検知
部を置き、その状態で発光するダイオードの数を読み取
ることにより、噴射器の状態が分かる。噴射器が正常に
作動している場合、はぼ全てのダイオードが発光し、故
障の場合には1発光するダイオードの数が少なくなる。
パルス波高アナライザー回路はCMO8集積回路に形成
されておシ、高入力インピーダンスによりミ気的干渉に
対して制限保護を行なうようになっている。電源はプロ
セッサーパッケージ内の9ボルト規格の乾電池から供給
し1発光ダイオードの表示部を作動させるだけの電力が
ある限り、プロセンサーが正確に作動するようになって
いる。
オン/オフ型スイッチの他には、振幅範囲切換スイッチ
28とピーク/XIf−均スイッチ2702つの操作部
だけを操作する必要がある。振幅切換スイッチでは、受
け取ったパルスの増幅a度を調整し1表示値が棒グラフ
型表示部の範囲内に収まるようにする。このスイッチは
種々のエンジンからの異なるパルス波高を補正するため
に設けてあり。
従ってパルス波高が速度、エンジンブロック質量対噴射
器ボディ質Iの比、噴射器ニードルバルブif対ノズル
質量の比、ノズル孔の数やビントルノズルの形状、ニー
ドルリターンスプリングの減衰応答性により影響される
ということに対処できる。表示部でのピークレベルを調
整してフルスケール以下にするだけで、最良の範囲に迅
速に設定できるので、上記種々の要件は別のものとして
考える必要線ない。
ピーク状態と平均状態とを切シ換えて表示減衰連層を変
えることにより、欠陥を強調して発見しやすくできる。
「平均」位置により、多数のエンジン行程にわたって連
続的な欠陥が分かり、最も一般的な噴射器の欠陥、すな
わち詰まシや、先端のカーボン付着、不完全なパルプ着
座、パルプステムの固着、パルプステムの腐蝕、ばね力
の狂い等を見付は比すことができる。それ以外の不連続
な欠陥は1表示部で各噴射ストロークの「ピーク」レベ
ルを表示させることにより検知できる。すなわち、「ピ
ーク」位置では1部分的なパルプステムの固着や汚染燃
料、噴射ボディ内の摩耗片、パルプスプリングの亀裂や
固着による変動を表示部で表すことができる。
上記装置は、噴射器を試験できるだけではなズ。
モータのベアリングノックを検知するためにも使用でき
る。
第8図〜wJ23図には、第2実施例の検知部組立体が
示されている。実際には、噴射器試験装置を使用するデ
ィーゼルエンジンは1重量車幅や動力プラントやその他
の産業機器のように激しい熱および#1こりに晒された
環境下で作動している。
従って検知部組立体は、非常に強靭でおり、熱および衝
撃やほこ9から、それらに対して敏感な圧電蓋″Aを保
護する必要がある。この保護の丸めに。
検知部組立体は射出成型によりカプセル状に覆われる。
射出成形は衆知の技術である。ところが射出成形により
カプセル状に覆われる装置は1通常の場合、射出成型時
の高温や高圧に耐えることのできるものである。一方1
本発明の圧電要素は通常の射出成型技術ではカプセル状
に覆うことのできない敏感な装置である。従って高圧お
よび高温から圧電要素を保護した状態で射出成型により
検知部をカプセル状に覆うことのできる新規な検知部組
立体を構成する必要がある。
第9図に示す検知部組立体には2個のプラスチック「ブ
ーツ」またはキャリヤユニット(キャリヤ頂部62とキ
ャリヤ底部68)が設けてあシ。
その中に検知部要素、すなわち磁石63.65の間に位
置する2個の圧電蓋X64が設けである。
底部磁石65は2個の剛直な板状部材または極片66.
67の間に位置している。キャリヤ頂部および底部の内
側は、第11図、第12図、第18図〜第20図に示す
如く、内部の要素を不動の空間的な位置関係に保持する
ように構成されている。
キャリヤ頂部62は複数の補強リプ69t−備えた容器
構造体であシ、リプ69の間にセラミック磁石63が位
置している。1組立作業時には、キャリヤ頂部62は組
立装置上に反転状態で置かれ。
特殊な電磁場発生器によりセラミック磁石を所定位置に
並べて保持する。次に、圧を要素64をリブ69の頂部
とセラミック磁石63上に置く。ビン72により、ワイ
ヤーで電気的に接続した2個の圧電要素の間に所望かつ
非常に狭い隙間が維持されている。圧を要素64からの
ワイヤーは電気ケーブルまで延びておシ、該ケーブルは
挾持通路内の所定位置に保持されている。上記通路はビ
ン固定式の分離型空洞部γ0,71により形成されてい
る。
またキャリヤ頂部62には1対の固定ジョー13が設け
てあシ、ジョー73がキャリヤ底部の切シ欠き部74に
係合することにより、キャリヤ頂部と底部を確実に固定
して密封するようになっている。キャリヤ頂部と底部を
互いに固定すると、空洞部70.71により形成される
挾持通路内にケーブルが強固に保持される。これらの空
洞部は。
ケーブルの外皮と内側導体を拘束状態で収容して締め付
けるように構成されてお)、圧電要素四士を接続する細
いワイヤーに引つ張シカが加わらないようになっている
。これらの空洞部を正確に位置決めすることにより、セ
ラミック磁石と金属極片の間や回シに圧電要素接続ワイ
ヤーを案内する取シ付は通路が形成され1回路がショー
トすることや、正確な読み取りに要求される正確な電磁
誘導界がホワイトノイズにより妨害されることを防止で
きる。キャリヤ頂部62のそれ以外のリブ。
ビンl !!i l梁は、締め付はジョーにより頂部と
底部を互いに固定した状態では、キャリヤ底部内の複数
の要素を締め付けて位置決めする。この構成により、集
積l!素を所定位置に位置させて必須である電磁共振空
気空洞が構成される。
キャリヤ底部6Bには2個のスロッ)75.76が設け
てあシ、それらのスロットは2個の極片66.67を±
2.54/1000ctn(±0.001インチ)の公
差で正確に位置させると共に、基部セラミック磁石を位
置させる空洞を形成するように構成されている。キャリ
ア基部の寸法は、特定のガウス磁力の磁石式締め付はシ
ステムを構成するように設定されている。壁および水切
bvツブの寸法は±1.27/1000 c1′n(±
0.0005インチ)の公差で構成されており、極片と
キャリヤ頂部の間を確実に密封するようになっている。
これによりカプセル状密封作業中に異物がキャリヤの空
気ポケットに侵入することを防止する。キャリヤ底部に
は4本のビン71が間隔を隔てて支脚状に設けてあシ。
外皮の最終射出成型中にキャリヤ底部を持ち上げて溶融
状態を調整するとともに、歪みを生じさせるような条件
を緩和するようになっている。
組立装置(図示せず)Kは磁界制御部が組み込まれてお
シ、圧電要索64.金属極片66.67および下部セラ
ミック磁石65に対して頂部磁石63を位置決めし直す
ようになっている。この最終的な位置決めは、カプセル
状密封作業前にこの製造段階を完全化するために必要で
ある。
オーディオケーブル78は、単一コアと外皮ワイヤーで
構成されており、その端部のオーディオプラグ(図示せ
ず)が電子処理回路を含む試験値fitユニットに差し
込まれている。
キャリヤ頂部および底部の内側の上記リブ、ビン、壁を
高精度で構成することにより、圧電要素64は頂部およ
び底部磁石63.65の間の電磁共振空気空洞に保持さ
れる。さらに圧電要素64は極片66.67に直接接触
する部分を有しておシ、そのために噴射器の振動は極片
を介して圧電要素に伝わる。
キャリヤ頂部と底部は射出成型によるカプセル状密封作
業段階での高圧および高温に耐えるような材料で形成さ
れている。その材料としては、ポリカーボネイト、G、
E6等級ルキサン(LEXAN ) Jでることが好ま
しい。この材料は25000pai もの高圧および3
50℃もの高温に耐えることができる。ポリプロピレン
、ナイロン6およびアクリロニトリル・ブタジェン・ス
チレン等のプラスチック材料を使用することもできる。
キャリヤ頂部と底部を互いに固定してその内部の空洞に
9!累を密封した後に、?1終の外部射出成型を行なっ
て耐ペトロレイタムPvCの外皮61をII+OIの厚
さで形成する。このPvC外皮により最終的な外観が向
上するだけではなく、仕上げ状態の検知部ヘッド組立体
の延長グロメット79内にケーブルを強固に包み込んだ
状態で、一体にモールドされたケーブルに対する引つ張
シカの逃げを構成する。また、外皮61はシール材を構
成しており、使用時にディーゼル燃料、オイル、ガソリ
ン等の異物流体または異物物質が侵入することを完全に
防止する。従って検知部組立体内の電磁共振空洞は汚染
されない状態に維持される。
pvc外皮61は圧力分配面を形成して射出成型中の材
料流の定量化を促進するように構成されている。これに
よりキャリャの全ての面における材料密度が一定になシ
、磁界や電子状態が歪むことを防止できる。さらに外皮
61はキャリヤの外壁振動を減衰するので、極片および
圧電要素からの振動は検出されるが、不要な振動が検知
部60の外壁から伝わることはない。カプセル状密封材
料は、l ICI WELVICJの商標で市販されて
いるような耐ガソリン性材料PvCであることが好まし
い。典型的な例として、カプセル状密封作業は38〜4
8 KGS/CU Mの圧力および150〜165℃の
温度で行なわれる。
最終行程の完了した検知部組立体は強靭であシ、作業中
に受ける外部からの衝撃、温度、汚染物から、それに対
して敏感な圧電要素を保護する。複数の検知部要素は1
組立作業やカプセル状密封作業ならびにその後の使用時
に不動の空間的位置関係で保持される。
本発明を燃料噴射式エンジン用のタイミングシステムに
も使用できる。本発明をこのように使用する場合、検知
部10または60を噴射器ボディまたは高圧燃料ライン
に適自に締め付けて固定する。検知部10または60の
圧電トランスデユーサは噴射器を発射させる圧力波また
は噴射器ニードルのスナップ動作により引き起こされる
振動を検知する。前述の如く、検知部は周波数切換式で
あるので、エンジンのパックグラウンド・ノイズは除去
され、特定の噴射器ユニットの発射周波数に出力が比例
するようになる。出力を使用してストロボライトユニッ
トやタコメータまたはエンジン診断システムを作動させ
ることもできる。
以上の記載は本発明のいくつかの実施例を説明したもの
にすぎず、それ以外にも本発明を様々な形で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の噴射器試験装置の正面図。 第2図は第1図の検知部のC−C(第3図)断面を示す
断面正面図、第3図は第1図の検知部のB−B断面を示
す端部正面図、第4図は第1図の検知部のA−A断面を
示す断面平面図、第5図は第1図の検知部の圧電クリス
タルの拡大断面正面図。 第6図は第1図の検知部の拡大断面端部正面図。 第7図は第1図の噴射器試験装置の回路構造の概略ブロ
ック図、第8図は第2実施例の噴射器試験装置の検知部
の一部切シ欠き斜視図、第9図は第8図の分解斜視図、
第10図は第9図に示すキャリヤ頂部平面図、第11図
は第9図に示すキャリヤ頂部の反転状態での平面図、第
12図は第11図の■−罵断面図、第13図は第9図に
示すキャリヤ頂部の側部正面図、第14図はキャリヤ頂
部の前部正面図、第15図はキャリヤ頂部の後部正面図
、第16図は第11図の店−■断面図、第17図は第1
1図のxvr −xvt断面図、第18図は第9図に示
すキャリヤ底部の平面図、第19図はキャリヤ底部の反
転状態での平面図、第20図は第18図のxx −xx
断面図、第21図はキャリヤ底部の側部正面図、第22
図はキャリヤ底部の前部正面図、第23図は第18図の
XXI −XXI断面図である。 10・・・・検知部、15・・・・電子処理手段、20
・・・・表示部、24・・・・発光ダイオード、30.
40・・・・磁石、32,34゜42.44・・・・極
片、50・・・・圧電要素。 55・・・・金属層。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燃料噴射器上に置くようにした検知部内に、機械
    的衝撃を電気的信号に変えるためのトランスデューサを
    設け、上記トランスデューサの出力部に連結する電子処
    理手段に、受け取つた電気信号の振幅を検知する振幅検
    知回路を設け、上記振幅検知回路の出力部に表示手段を
    連結して検知した信号に比例する表示を行なうようにし
    、上記検知部をカプセル状に囲んで密封したユニットで
    形成し、上記トランスデューサに2個の磁石の間に位置
    する少なくとも1個の圧電要素を設け、上記要素と磁石
    を上記密封ユニット内において不動の空間的位置関係に
    保持したことを特徴とする燃料噴射器用試験装置。
  2. (2)上記磁石部材の一方が上記圧電要素に着座する1
    対の剛直な板状部材の間に位置し、少なくとも1個の板
    状部材の一端を上記密封ユニットから突出させて上記噴
    射器に物理的に接触するようにし、それにより上記噴射
    器の、振動が少なくとも1個の上記板状部材により上記
    要素に伝えられるようにしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の装置。
  3. (3)上記検知部に互いに固定される1対のカップ部材
    を設け、該カップ部材に内部フランジと、ピンと、梁と
    を設けて圧電要素と磁石と板状部材とを不動の空間的位
    置関係に保持するようにし、互いに固定される上記カッ
    プ部材を射出成形によりカプセル状に囲んだことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載の装置。
  4. (4)上記カップ部材が耐熱性かつ耐圧性のプラスチッ
    ク材料で作られていることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項に記載の装置。
  5. (5)上記表示手段に一滴の発光ダイオードを有する棒
    グラフ式表示部を設けたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の装置。
  6. (6)上記電子処理手段に、検知部から受け取つた信号
    の振幅を変化させるための振幅レンジセレクターを設け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置
  7. (7)2個の圧電要素を並列につないだ状態で設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  8. (8)エンジンの燃料ラインまたは燃料噴射器上に置か
    れる検知部を設け、検知部内に、機械的衝撃を電気的信
    号に変えるためのトランスデューサを設け、上記トラン
    スデューサの出力部にタイミング信号発生手段を連結し
    てトランスデューサからの出力信号に応答してタイミン
    グ信号を発生させるようにし、上記検知部をカプセル状
    に囲んで密封したユニットで形成し、トランスデューサ
    に2個の磁石の間に位置する少なくとも1個の圧電要素
    を設け、上記要素と磁石を上記密封ユニット内において
    不動の空間的位置関係に保持したことを特徴とする燃料
    噴射式エンジン用タイミングシステム。
  9. (9)上記磁石部材の一方が上記圧電要素に着座する1
    対の剛直な板状部材の間に位置し、少なくとも1個の板
    状部材の一端を上記密封ユニットから突出させて上記噴
    射器に物理的に接触するようにし、それにより上記噴射
    器の振動が少なくとも1個の上記板状部材により上記要
    素に伝えられるようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第8項に記載のシステム。
  10. (10)上記タイミング信号発生手段に連結するタコメ
    ータを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第9項に
    記載のシステム。
  11. (11)上記タイミング信号発生手段に連結するストロ
    ボ発光装置を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
    9項に記載のシステム。
JP7439986A 1986-04-02 1986-04-02 燃料噴射器用試験装置および燃料噴射式エンジン用タイミングシステム Pending JPS62233471A (ja)

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