JPS62231276A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPS62231276A
JPS62231276A JP61075206A JP7520686A JPS62231276A JP S62231276 A JPS62231276 A JP S62231276A JP 61075206 A JP61075206 A JP 61075206A JP 7520686 A JP7520686 A JP 7520686A JP S62231276 A JPS62231276 A JP S62231276A
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JP
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toner
magnetic
developing sleeve
developer
developing
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JP61075206A
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Inventor
Satoru Haneda
羽根田 哲
Kunihisa Yoshino
吉野 邦久
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication of JPS62231276A publication Critical patent/JPS62231276A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は非接触現像方法に適した現像装置aに係り、特
に現像時の濃度ムラを解消するための改良を行なった二
成分現像剤を用いる現像装置に関する。 〔従来の技術〕 従来−成分非接触現像方法としては(り米国特許第3.
893.418号公報、(21%開昭55−18656
〜5!’)−18659号公報、(3)特開昭60−.
42767号公報に開示された方法が知られている。 これらは現像頭載において感光層とトナ一層とを非接触
に保つ状態で交番電界によりトナーを飛翔させて現像を
行う現像方法である。 上記(1)および(2)に記載の方法においては、−成
分現像剤を用いる方法であり、トナーの搬送支持手段で
ある現像スリーブ上に帯電したトナー薄層を均一に設け
たのちに現像スリーブに交流バイアス電圧を印加するこ
とによってトナーを飛翔させている。 上記(3)に記載の方法においてはキャリアとトナーと
から成る二成分現像剤中から、現像スリーブ内の磁極配
列を工夫した磁力と重力とによりトナ−のみを通過させ
たものである。 一成分非接触現像方法を実現する要点は帯電したトナー
のみの薄層を形成することである。このため」二記(1
)に対しく2)の公報に記載の方法においてはトナーに
磁性トナーを用い磁性体を有するトナ一層厚の規制部材
によりこれを実現して商品化を行っている。 上記(3)に記載の方法においてはキャリアとトナーか
ら成る現像剤を用いて磁石配置の工夫によって実現して
いる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 」二記(1)および(2)に記載の方法は磁性トナーを
用いる制約から逃れることは困難であり、トナー内に含
有される磁性体が一般に黒色をな・している関係から鮮
やかなカラートナー像が得られないという欠点を有する
、また上記(3)に記載の方法は上記欠点はないがキャ
リアの通過を阻止する力として磁力のみならず重力をも
利用しているために現像装置の形状に制限を受け、高速
現像時現像スリーブ回転とともにキャリアがトナー規制
部を通過し易くなる欠点を有している。 また、従来において、前記現像スリーブ上の磁性トナー
の層厚を均−目、つ簿〈形成せしめるための種々の手段
が提案されている。初期においては前記現像スリーブ上
の磁性トナーを機械的に板状部材によってかき取る(規
制する)手段(機械ブレード式)が提案及び検討されて
いたが、該機械ブレード式では前記磁性トナーの層厚を
均−且つ非常に簿〈規;ロリするため(では、前記機械
プレー1部材を精度よく製作し、且つ取付けにおいて前
記現像スリーブの外周面との間隔を非常に精度よく調整
せねばならないという問題があった。さらに前記機械ブ
レード式手段において実際に形成される磁性トナーの層
厚は、該磁性トナーの粒径及び流動性にも依るが、前記
機械ブレードと現像スリーブの外周面との間隔よりかな
り厚くなってしまい、該磁性トナーの層厚を薄くするた
めの制6111は非常に困難であった。また磁性トナー
が極めて狭い現像スリーブの外周面とトナー規制部材で
ある機械/レードとの間隙(トナー規1lil1部)を
通過せねばならないので、該機械ブレードのスリーブ側
近傍に強い圧力が加わり、前記磁性トナーを凝集せしめ
てし1うこともあった。該凝集したトナーや他の原因で
既に凝集して塊り状になっていたトナー塊が前記トナー
規制部に詰まって、その結果、現像スリーブ上に磁性ト
ナーの付着しない部分(例えば線状又は帯状に形成され
る)が生じ、複写画像に白スジ、白帯等が出易く、弾性
ゴムブレードを機械ブレードとして現像スリーブに当接
させた場合も同じ問題があった。 その後、前記機械ブレード式の現像剤規制手段の欠点を
補なうため、例えば特開昭53−125844号公報に
開示されているような技術等が提案されてきた。これを
第5図に概略図を示し、簡単に説明する。1は静電潜像
を形成する像担持体であって、図中破線矢印方向に回転
するものとする。磁性トナー6を現像領域5へIJ(給
するため、現像スリーブ3の外周面上に磁性トナー6の
層を形成せしめる際、現像スリーブ3の外周面と対向す
る位置に磁性トナー6の層を規制するたy)の磁性体か
らなるトナ一層厚規制板17を設け、現像剤規制手段を
構成している。トナ一層厚風11i11板17が、現像
スリーブ3の内部の回転するマグネットロール4のトナ
一層厚規制板17に対向する磁極(第5図ではN極性)
によって磁気誘導を生じ、前記対向する磁極に誘導磁化
され、該誘導磁化されたトナ一層厚規制板17とマグネ
ットロール4の上の前記トナ一層厚規制板17に対向す
る磁極との間に磁界によって、磁性トナー6がトナー規
11i11部8を通過しにくくなるため、現像スリーブ
3に磁性トナー60層厚を薄く形成させるようにした現
像装置12が提案されている。6Aはトナー規制部8を
通過した後の現
【象スリーブ3上の磁性トナーを示す。 前記公報記載の技術によれば、前記機械ブレード式現像
剤規制手段に比し、容易にれすい磁性トナ一層を形成す
ることが可能になったのであるが、依然としてトナー規
制部近傍において磁性トナーの凝集が発生してしまう場
合もあった。 第5図に示した装置に代えてトナ一層厚規制板17と固
定したマグネットロール4を対向させて配置した装置に
おいても上記と同じ問題が発生した。 さらに−成分現像剤に共通する問題として、トナーの帯
電批が低く、トナー飛散が多く優れた画質を持つ画像が
得られないという問題点があった。 本発明の目的は磁性現像剤(磁性体キャリアとトナーと
を有する二成分現像剤)を用い装置内での攪拌によって
良好な帯電状態としたのち、現像剤搬送支持手段である
現像スリーブ上にトナーのみを均一かつ、薄く付着せし
めるとともに、トナー規制部付近での前記磁性現像剤の
凝集を防止し、さらに他の原因で生じた凝集塊をも前記
規制部につまらないようにすることによって、前記現像
剤搬送支持手段上に均一なムラのない帯電したトナ一層
を安定して形成せしめるようにした現像装置を提供する
ことにある。 〔問題点を解決するための手段〕 」二記の目的は磁性キャリアとトナーとよりなる二成分
現像剤を用いる現像装置において、現像スリーブと内包
されるマグネットとが互に逆方向に回転すると共に、前
記現像スリーブに対向して位1uする(m性体との間に
生じる移動磁界によりトナーを通過させる一方キャリア
の通過を阻止することを特徴とする現f象装置によって
達成される。 〔実施例〕 以下、第1図に本発明の一実施例の構成の概略を示し、
それに基づいて説明すると、現像装置2は像Jlfi持
体1の上の潜像を顕像化(+−ナー像化)するための装
置であって、N、S、N、S・・・と交互に着磁され黒
矢印で示すように回転する磁石(マグネットロール)4
、磁性現像剤6を現像領域5に搬送せしめる現像剤搬送
支持手段でマグネットロール4の周囲に円筒状に配置し
た外周部材3(以下現像スリーブと言う)、現像スリー
ブ3の外周面の近傍に配設した、現像領域5に搬送する
現像剤6の量を規制する、主に(磁性体からなる規制部
材7、規111)部材7の表面に付着し移動する現像剤
を第1図中白矢印の如くかき落とす、ゴム等からなるか
き落し部材10、及び現像装置2の内部にたまっている
現像剤6がマグネットロール4の回転に基づく磁界の回
転移動によって現像スリーブ3の」;を上昇し、規制部
材7と現像スリーブ3との間隙(トナー規制部8)に到
達する前に現像剤6の喰を予め規制する樹脂等の誘電体
又はアルミニウム等の磁化されにくい材料からなる予備
規制部材9が設けられている。 予備規制部材9は、第1図の場合、規11t11部材7
からかき落とされた現像剤をすぐ現像スリーブ3付近に
は落とさず、図中現像装置2の右方にたまっている新し
い現]象剤と混合せしめる役割をも果たすよう構成する
こともできる。ここで本発明の実施例を示した第1図に
おいて、マグネットロール4が黒矢印方向に回転(通常
100〜2.000 rpmの回転速度である)すると
、現像スリーブ3の上の磁性現像剤6は、マグネットロ
ール4の回転方向とは逆の方向(図では左回転方向)に
移動する。 従って現像領域5においては像担持体lの回転方向(図
中破線矢印で示す)と現像スリーブ3の回転により現像
スリーブ3上のトナー6Aの移動方向が同一となる現像
形式を得ることができる。以下この現像形式の下に説明
を行なう。 ここで、第【図の要部拡大図である第2図及び第3図に
基づいて、トナーの層の形成、即ち、磁性キャリアとト
ナーからなる現像剤に対して、磁性キャリアの通過を阻
正し、トナーのみを通過させる過程を説明する。 まず第2図で現像装置2に収容されている磁性キャリア
とトナーとから成る磁性現像剤6はマグネットロール4
の作用で現像スリーブ3上に付着し、現像スリーブ3上
をマグネットロール4の磁極の回転に起因する磁気力で
黒矢印と逆方向に搬送される。磁性現像剤6は予備規制
部材9によって、まず機械的に層厚を適度に規制された
後、現像スリーブ3上をさらに」二昇移動し、規制部材
7付近に到達する。規Ktl1部情7は、マグネ・7ト
ロール4の順次配列されたN極、S極、N極、・・・専
の磁性による磁気誘導によって、例えば第2図(第1図
中のトナー規制部8付近の拡大図)の如く、規制部材7
に対向する磁極がS極である瞬間においては、規制部材
7の内部は、マグネットロール4にχ・1向するl1l
lI 7 A (破線に囲まJしている部外周辺)は[
相]極に磁化され、マグネットロール4に対向しない側
7Bは■極に磁化されることになる。(■、■は誘導磁
化された磁極を意味する)次に前記1瞬間より少しマグ
ネットロール・1が第3図中の黒矢印方向に回転するに
つれて、マグネットロール4内のn11記S極はS′極
に移動し、それに対応して規制部材7の前記■甑は[相
]′極に移動し、マグネットロール4の前記S′極との
磁界は弱まる。同時にマグネットロール4の規制部材7
に対向する部分がN′極になるので、それに対応して規
11i11部材7の前記マグネットロール4に対向する
111117 Aは■′に誘導磁化されるようになる。 すなわち規制部材7のマグネ・ソトロール11に対向す
る+11117 Aの周辺では、マグネットロール4の
回転方向と逆の左回転(第2図)に相当する誘導磁化さ
れた極性の移動を生ずることになる。 特に規制部材釦用いる磁性体は磁界中において磁化され
やすい、例えば鉄、フェライトなどに代表される強磁性
体(高透磁率材料)で、形状的にも、磁界中において一
部が他に比して強い磁界を発生してしまうことのないよ
うな例えば円柱のような形状であることが望ましい。 、:パ− さて現像スリーブ3上の現像剤は郁+規制部?”z’付
近に到達すると規制部拐7のうちマグネットロール4に
対向する側7Aの表面付近の磁界が強く形成されている
ため(ただし規;u11部材7が円柱状の場合、その曲
率半径がマグネットロールの曲率半径より小さくなけれ
ばならない)、前記磁性現像剤は現像スリーブ3より離
脱し、規制部材の表面に磁気的に付着する。次に第2図
に示すようにマグネットロール4の回転に従って、既に
前記した如く、規制部材7は誘導磁化された磁極がマグ
ネットロール4の回転と逆方向に回転移動する。 この時、前記現像スリーブ3から離脱し、規制部材7上
に付着した磁性現像剤6は、誘導磁化された磁極の回転
とともに規制部材7の表面を移動する。前記磁性現像剤
の移動の方向は現像スリーブ3上の磁性現像剤の移動と
異なるが、これは現像スリーブ3上のマグネットロール
4の回転による磁界の移動において現像スリーブ3上付
近の磁界の向きは現像スリーブ3表面に対し、比較的平
行になっているのに比べて、規制部材70表面では(i
界の向きは、規制部+A7の表面に対し垂直に近いので
磁性現像剤は磁界の移動につれ平行移動するものと推測
する。 その後規制部材7上の■′極を誘導磁化させたマグネッ
トロール・l上のS′極がさらに回転してS″極の如く
移動してしまうと、前記0極は非常に弱く誘導磁化され
るにすぎなくなる。従って前記@極に磁気的に付着せし
められた磁性現像剤60は、次第に[相]′極位置に移
動し、さらに規制部材7の下面を右方向に移動するとと
もに磁気的に付着する力を失なって落下することになる
(第2図中白矢印にて示す)。また第3図に示すように
かき落とし部材IOにより規制部材表面の磁性現像剤6
をかき落としてやることによって、磁性現1象剤6の磁
気的付着力を失なったための落下と合わせて規制部材7
の磁性現像剤の規制のための搬送及び除去を、より効果
的に達成することができる。 このように現像スリーブ上の磁性現1象剤を磁気的に除
去し、他方へ搬送してしまうことにより、本発明のねら
いであるトナーのみの現1象領域への搬送量の規制、す
なわち現像剤搬送支持手段上に帯電したトナーの均−且
つ、薄い層を形成することが可能となった。 また、規制部材7を誘導磁界の回転方向と同方向に回転
してやると薄層形成がさらに効果的に行うことができる
ことも実験的にも認められた。 勿論、規制部材7をキャリアが通過しないように前記現
像スリーブと前記規制部材の間隔を適当に設定しなけれ
ばならない。現(象装置によって、マグネットロールの
形状ならびに着磁極の磁界及び間隔等は異なり、規m1
部材として用いる部材の形状及び透磁率も異なるため、
前記規制部材による現像スリーブ上の磁性キャリアを除
去・搬送する力は異なる。そのため前記現像スリーブと
前記規制部材との間隔は調整可能忙配設することが望ま
しい。 次に前記規制部材として、磁性体の周囲に樹脂を薄く反
覆することにより、現像バイアス電圧のリークを防ぎ前
記規制部材の表面を滑か、且つ汚れ、サビ等を生じない
使用に適した規制部材を構成できることになる。むろん
、現像スリーブと同電位とする、あるいは、フローティ
ングにしておくこともできる。 さらに規11i11部拐を、第3図に示した如く磁性ト
ナーを規制する部分、すなわちトナー規制部8近傍のみ
曲面を有す半円柱状の磁性体27で構成することもでき
る。 従来の二成分磁気ブラシ現像法では、トナーを磁性キャ
リアと摩擦することにより帯電させ、像担持体1の帯電
部分とのクーロン力により、トナーを吸引していた。従
ってトナーで現像するのに充分な電荷を持たせるために
は、現像剤の粒子を細かくするのに限界があった。 しかし、本実施例では、トナーを微粒子どしても前記し
たような問題点はない。 本発明の実施例では、潜像を現像するにあたって振動電
界を用いているためトナー粒子が現像スリーブ3と像担
持体】との間を振動するから、従来の磁気ブラシ現像法
のように現像剤と像J1.1持体1とが充分に接触しな
くとも像担持体Iにはトナーによる可視像が形成される
のである。 かぶりを防Iヒするために、現像域で形成されている現
像剤層厚は像担持体とスリーブ間隔より小さいことが好
擾しい。また、現像剤の移動速度は、像担持体と同方向
あるいは反対方向に移動し、同じか速い方が良いが、こ
れに限定されない。 従って、従来の磁気ブラシ現[象方法では使用すること
のできない微粒子のトナーの使用が可能となったのであ
る。 トナー規制部においてトナーは現像スリーブに付着して
移動する一方、ギヤリアは磁力によってせき止められる
ことが必要であシ本発明に用いるキャリア粒子の粒径は
2oItm 未満では磁化が弱くなり過ぎ、2QQ7a
n f越えると現(UN、スリーブ上に形成されるトナ
一層が不均一だなり画像が改善されず、僅かのキャリア
が規制部をすり抜けてもブレークダウンや放電が起り易
く、現像バイアスとして、高電圧が印加できない。実用
上好ましいギヤリア粒径の範囲は30〜1ooμmであ
る。現像剤の磁化は現像スリーブ上で3Qcmu / 
11以上であれば十分な磁気束縛力を生じさせることが
できる。現像スリーブ上の磁界は/100−1500 
gat+ss  カ好ましい。一方トナー粒子径が0.
5μmi下まわると振動を加えてもキャリアから剥離し
に〈〈なり、20 pmを越えると画像の解像度が低下
する。この点から、トナー粒子径は、0.5〜207a
nどするのがよく、1〜20 Binとするのが更に望
ましい。又、このときのトナーの平均帯電量は3〜30
0μCIflが望ましく、特に10〜100μC/II
が好ましい。 なお、かぶりを防ぐためには直流電圧、及びトナーを振
動させるための振動電界を像担持体lと現像スリーブ3
の間に印加をするのが好ましい。 この場合両者間の間隔が問題となる。この間隔をあまシ
狭くすると両者間で放電し、像担持体を痛め、かつ両者
間を通過するトナーの搬送を妨げる。 反対に、両者間をあまり広くすると対向電極効果が低下
し、十分な現像濃度の記録が記されず、エツジ効果も高
くなる。実験によると、両者間の間隔は2000 tt
m以下、特に数10μrr+〜1oooμmの間とした
ときが望ましい結果が得られた。 そして、かぶりを防ぐために電源2(l Kより、直流
バイアス電圧と交流電圧とが重畳して印加される直流バ
イアス電圧は、通常非画1象部より高い電位に保つため
、直流の50〜500Vの電圧が印加され、現像剤Df
:振動させるためには100〜10 KIIZ、好まし
くは1〜5 KTTZの周波数の交流が使用される。直
流電圧はトナーが磁性を有している場合如はこれより小
さくてよい。反転現像を行なう場合には、これより高い
直流電圧が印加されることは当然である。交流の電圧値
は、周波数にもよるが電圧値が高い程現像側りを振動さ
せるが、反面かぶりが生じ易く、かつ放電も起り易くな
る。周波数が増すと現像剤りがこの変化に追随できず、
現像贋度及び鮮明度が低下し画質が低下する傾向が見ら
れる。 本発明におけるキャリア粒子としては、平均粒径を別に
−して、従来の磁性キャリア粒子と変らないものを用い
ることができる。即ち、鉄、クロム、ニッケル、コバル
ト等の金属、あるいはそれらの化合物や合金、例えば、
四三酸化鉄、r−酸化第二鉄、二酸化クロム、酸化マン
ガン、フェライト、マンガン−銅系合金、といった強磁
性体乃至は常磁性体の粒子、又はそれらの粒子の表面を
スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、エチレン系樹脂、ロジ
ン変性樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、エボギ
ノ樹脂、ポリエステル樹脂等の樹脂やバルンチン酸、ス
テアリン酸等の脂肪酸ワックスで被覆したような絶縁性
の粒子を用いることができる。 しかしその中でも、抵抗率が+08Ωα以上、特に好ま
しくは1013Ωα以上の絶縁性の磁性粒子が特に好ま
しい。抵抗率が低いと、現像剤搬送担体にバイアス電圧
全印加した場合に、ギヤリア粒子に電荷が注入されて、
現像容器からリークし易くなるという問題や、バイアス
電圧が充分に印加されないという問題やトナー規制部を
すり抜けたキャリアが現像域でブレークダウンを起す問
題が生ずる。 なお、抵抗率は粒子f:0−50 airの断面積を有
する容器に入れてタッピングした後、詰められた粒子」
二にtkg/(7の荷重を掛け、荷重と底面電極との間
に100OV/cmの電界が生じる電圧を印加したとき
の電流値を読み取ることで得られる値である。 また、絶縁性粒子は、磁性体粒子の表面に樹脂等の被覆
層を設けたものに限らず、樹脂中に磁性体粒子が分散し
ているようなものでもよい。 以北述べたようなキャリア粒子は、従来のキャリア粒子
と同様に製造され、従来公知の平均粒径選別手段によっ
て平均粒径が選別されて、本発明に用いられる。 本発明におけるトナー粒子についても、従来の非磁性ま
たは磁性トナー粒子を平均粒径選別手段によって選別し
たようなトナー粒子を用いることができる。そして、ト
ナー粒子が磁性体微粒子を含有した磁性粒子であること
は好ましく、特に磁性体微粒子の1汁が:3Qwt% 
 を超えないものが好ましい。トナー粒子が磁性粒子を
含有したものである場合は、トナー粒子が現像剤搬送担
体2に含まれる磁石の磁力の影響を受けるようになるか
ら、トナ一層の均一形成性が一層向上して、しかもかぶ
りの発生が防+1:、され、更にl・ナー粒子の飛散も
起りにくくなる。しかし、含有する磁性体の1■、を多
くし過ぎると、キャリア粒子との間の磁気力が犬きくな
り過ぎて、現像スリーブ上に形成されるトナ一層が薄く
なり十分な現像濃度を得ることができなくなるし、また
、磁性体微粒子がトナー粒子の表面に現われるようにも
なって、摩擦帯電制御が難しくなったり、トナー粒子が
破損し易くなったり、キャリア粒子との間で凝集し易く
なったりする。 以上述べたようなトナー粒子は、キャリア粒子について
述べたような樹脂から成る微粒子を用い、それにカーボ
ン等の着色成分や必要に応じて帯電制御剤等を加えて、
従来公知のトナー粒子製造方法と同様の方法によって作
ることができる。 本発明における現像剤は、以上述べたようなキャリア粒
子とトナー粒子とが従来の二成分系現像剤におけると同
様の割合で混合したものであるが、それには必要に応じ
て粒子の流動滑りをよくするだめの流動化剤や、像担持
体面の清浄化に役立つクリーニング剤等が混合される。 流動化剤としては、コロイダルシリカ、シリコンフェス
、金ffi石鹸あるいは非イオン表面活性剤等を用いる
ことができ、クリーニング剤としては、脂肪酸金属塩、
有機基置換シリコンあるいはフッ素等表面活性剤等を用
いることができる。 ここで第1図に示す第1の実施例について具体的な数値
・寸法を記すると、1はSeを蒸着した直径200mm
のドラム状の像担持体、3は非磁性の黄銅を材料とする
円筒状をした現像スリーブであって示矢方向に回転する
。像露光により形成された電位は黒地部が8oo v、
白地部が50 V である。 現像スリーブ:3の直径は20mm でその周速度は像
担持体lの周速度と同じであって回転数はtoOr。 p、mである。現像スリーブ表面はブラストヲかけ、5
〜20μmの凸凹を形成するのが好ましい。現像スリー
ブ3の周縁部には現像剤層を規制する鉄材から成る直径
5mmの円柱状のトナー規制部材7が現像スリーブ3の
周面との間隙がQ 、 2111111になるように設
置され矢示方向に回転している。また像担持体1の周面
と現像スリーブ3の周面との間隙はQ 、3mmに保持
されて現像領域5を形成している。 現像スリーブ3の内部には回転するSN極交互の8極8
QQ gauss (現像スリーブ面で)のマグネット
ローラ4があって現像スリーブ3と反対方向に回転し、
前記説明した現像剤搬送の役割を行っている。 現像剤どしては平均粒径80 を曲の球状フェライト粒
子を前記樹脂でコーティングした絶縁性キャリアと平均
粒径101jlnの絶縁性トナーを重量比10:lで混
合したものを使用している。トナーの帯電量は一20μ
c/、9であった。規制部材7にその先端が当接するよ
うに設置されている掻き落し部材IQは、規制部材7の
現像剤規制の働きをより効果的に達成させるためのもの
で、規制部材7に付着したキャリアを掻き落し新しいキ
ャリアの付着を可能とするものである。また予備規制部
材9には塩化ビニール等の樹脂部材を用いている・磁性
現像剤6はマグネットロール4およびスリーブ3の回転
に伴って規制部材7の方向へ搬送され規1iJIJ部材
7でヤヤリアの通過を規制されて現像スリーブ3上には
トナーのみが静電的に付着した状態で現像域に搬送され
像担持体1上の潜像を現像する。 この場合電源加による現像ベイアス電圧として現像スリ
ーブ3にはr)、C200Vの直流電圧に加えてA、C
IQQQ V 、 2KI]’zの振動バイアス電圧が
重畳印加される。 以上述べた条件によって、カプリのない良好なトナー像
を像担持体1の上に得ることができた。 現像スリーブ上に形成されるトナ一層を常に安定に保ち
良好な現像が維持されるためには現像後の位置で現像ス
リーブ上に残留しているトナーを除去するのが望ましい
。残留トナーを現像スリーブ上に放置しておくと、現像
スリーブ上に現像されずに残った部分と、現像されてト
ナーの残らなかった部分との差が、たとえ新たに現像ス
リーブ上にトナーが供給されても画像に濃度差となって
出る場合が多い。また、トナーが徐々に現像スリーブ上
に蓄積していくことによって現1象された画質が徐々に
低下して行くことにもなる。このため上記残留トナーを
掻き取る必要がある。この掻き取り手段としてはマイラ
ー板、りん111°銅板、プランあるいはスボ/ジロー
ラなどを現像終了後の位置で現像スリーブに当接させる
方法がある。 第4図には」−記スポンジローラ21を前記規制部材と
併せて用いた、本発明の他の実施例を示している。第1
図に示した実施例と異なる点は現像剤収容部11には攪
拌器12があって現像剤を攪拌して均一なキャリアとト
ナーとの混合状態でかっ、十分なキャリアとの摩擦によ
るトナーの帯電が行われるようになっている。規l11
1部材7の上流側に設けられた矢印方向に回転するスポ
ンジローラ2目は上記の現像スリーブ3になお付着して
いる残留トナーを掻き取るためのものである。 本実施例によっても先の実施例と同様にカプリのない良
好なトナー像を像4Il持体1の上に得ることができた
。さらに規制部材7を規制部材7上の磁性ギヤリアの移
動方向と同じ方向に回転することにより、規制部でのキ
ャリアの通過をさらに効 ・果的に防止することができ
る。 〔発明の効果〕 以上、本発明によって、現像スリーブに支持されるトナ
ーの層厚ヲ博く且つ均一に規制することが容易にでき、
また磁性現像剤の内部に凝集塊を生じさせず、かったと
え他の原因で生じた磁性現像剤の凝集塊がこの現像後[
aに混入しても、トナー規制部の間隙に詰まらせずに、
規制部材によって除去・搬送してしまうという大きな利
点を持つ、また現像スリーブ上に安定したトナーの薄層
が得られるので、非接触現像によっても良好な画像が得
られる現像装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部断面図、第2図は
第1図における規制部周辺の拡大図、第3図は規制部材
の他の実施例を示す図、第4図は本発明の他の実施例を
示す要部断面図、第5図は従来のマグネットロール方式
の現像装置の要部断面図である。 l・・・像担持体    2.[2・・・現像装置3・
・・現像スリーブ   4・・・マグネ・ノドロール5
・・・現像領域    6・・・磁性現像材7 、17
 、27・・・規制部材8・・・トナー規制部9・・・
予備規制部材  10・・・かき落し部材側・・・電源
      21・・・スポンジローラ出願人 小西六
写真工業株式会社 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性キャリアとトナーとよりなる二成分現像剤を
    用いる現像装置において、現像スリーブと内包されるマ
    グネットとが互に逆方向に回転すると共に、前記現像ス
    リーブに対向して位置する磁性体との間に生じる移動磁
    界によりトナーを通過させる一方キャリアの通過を阻止
    することを特徴とする現像装置。
  2. (2)前記対向して位置する磁性体が円柱状の磁性体で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の現像
    装置。
  3. (3)前記磁性キャリアは平均粒径が20〜200μm
    の間にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の現像装置。
JP61075206A 1986-03-31 1986-03-31 現像装置 Pending JPS62231276A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63225263A (ja) * 1987-03-16 1988-09-20 Canon Inc 現像装置
US5054419A (en) * 1988-05-09 1991-10-08 Konica Corporation Image forming apparatus
US5523533A (en) * 1993-05-28 1996-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Developing device which restricts carrier using developing agent regulating rotary member
JP2005326693A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Kyocera Mita Corp 電子写真用現像剤

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