JPS6222772Y2 - - Google Patents

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JPS6222772Y2
JPS6222772Y2 JP14335382U JP14335382U JPS6222772Y2 JP S6222772 Y2 JPS6222772 Y2 JP S6222772Y2 JP 14335382 U JP14335382 U JP 14335382U JP 14335382 U JP14335382 U JP 14335382U JP S6222772 Y2 JPS6222772 Y2 JP S6222772Y2
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medicine
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matsutachi
matchstick
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JP14335382U
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JPS5948472U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、燻煙剤、発煙剤等の煙霧質発生剤、
ガス発生剤などの燃焼分解を起こさせる点火装置
に関するものである。
従来、例えば燻煙剤を発火させるには、燻煙剤
に点火用組成物を直接接触させ、この点火用組成
物の燃焼によつて燻煙剤に点火する方法がとられ
ていた。例えば従来、第1図に示すような燻煙装
置があり、容器1内に燻煙剤2を充填し、その中
央にはマツチ頭薬組成物3を置き、そのマツチ頭
薬組成物3は蓋4の中央においてその一部が蓋4
の上に露出しているものがあつた。この燻煙装置
の作動は露出しているマツチ頭薬組成物3をマツ
チ側薬板(図示せず)で摩擦して発火させるか、
又は着火したマツチ棒(図示せず)を近づけてマ
ツチ頭薬組成物3を発火させて燻煙剤2に点火
し、燻煙剤2が燃焼又は分解するものであつた。
このような従来法による燻煙装置では燃焼又は分
解反応が急激に起こり、場合によつては火炎を出
して燃焼することもあり、目的とする燻煙効果が
充分得られないことがあつた。
また、実開昭55−127738号明細書にはストツパ
ー付きの押圧杵の先端に摩擦薬を塗布してなるも
のを点火薬中に存在させ、前記ストツパーを破壊
するように人力で押圧杵を押し込み、その時の摩
擦薬と点火薬との摩擦によつて点火薬を発火させ
て薬剤に点火する方式の点火具が開示されてい
る。しかしながら、この方式では、前記ストツパ
ーを人力で押して破損又は折曲げるようにして破
壊し前記押圧杵を自由にし、点火薬中で押圧杵の
先端の摩擦薬部分を移動し、摩擦させるものであ
るが、人力で押圧杵を押すために、ストツパーの
破損、または折曲げ力のバラツキ、あるいは、破
損、または折曲げられたストツパーが押し込むこ
とを邪魔することもあり、作動の確実さに欠け、
また、摩擦薬部と点火薬部とが常時接触している
ので振動などにより誤作動の危険があるとう問題
があつた。
本考案はこのような従来の点火装置の欠点を除
去した、燻煙剤、発煙剤などの煙霧質発生剤、ガ
ス発生剤などの燃焼分解を起こさせる、簡単な動
作で火炎が全く見えない点火装置を提供するもの
である。
本考案の点火装置は、金属粉、該金属粉と反応
して発熱する金属酸化物および燃焼安定剤からな
る発熱剤を充填したセラミツク容器と、そのセラ
ミツク容器の開口部側に取り付けたマツチ頭薬と
マツチ側薬との摩擦によつて発火し前記発熱剤に
点火する発火手段とからなる。この点火装置はそ
のセラミツク容器の周囲に煙霧質発生剤、ガス発
生剤等を接触配置して、これをセラミツク容器か
ら発熱によつて加熱し、燃焼または分解させるも
のである。
すなわち本考案の点火装置の構成は、例えば第
2図ないし第4図に示すように、中央部に段付貫
通円孔を有し、上端面はシール材によりシールさ
れたマツチ頭薬保持具の大きい孔部にマツチ頭薬
のついたマツチ棒を配設し、中央に前記マツチ頭
薬の直径より大きい穴のあいた保持板により保持
し、段付円孔のある発火手段保持具に固定され、
前記発火手段保持具に他端には前記シール材をは
がし、押し込み杵によりマツチ棒を押し下げ、マ
ツチ頭薬部が通過する時に摩擦発火させ得るマツ
チ側薬手段の下方には前記発火手段保持具の下端
開口部に接続され前記マツチ側薬手段に面して開
口しかつ内部に発熱剤を充填したセラミツク容器
を結合してなるものである。
さらに本考案は、マツチ側薬手段としてマツチ
棒のマツチ頭薬を付着した部分に面した側の直径
が前記マツチ頭薬付着部分の外径より大きく、セ
ラミツク容器に面した側の直径が前記マツチ頭薬
付着部分の外径より小さくかつマツチ棒のマツチ
頭薬付着部分以外の部分より大きいテーパー状内
孔を有し、その内孔面にマツチ側薬を付着してな
るマツチ側薬板を発火手段保持具とセラミツク容
器との間に装着してなるものである。
次に、図面に示す実施態様によつて本考案の点
火装置を具体的に説明する。
第2図は本考案の一実施例の点火装置5を燻煙
容器6に取り付けて燻煙装置7として使用する例
を示した断面図である。発火手段として、中央部
の段付貫通円孔8を有し、上端面はシール材9に
よりシールされたマツチ頭薬保持具10の大きい
穴部にマツチ頭薬11の付着したマツチ棒12を
配設し、中央にマツチ頭薬11の直径より小さい
穴のあいた保持板13により保持し、段付円孔の
ある発火手段保持具14によつて固定され、発火
手段保持具14の他端には、シール材9をはがし
押し込み杵15段付貫通円孔8に差し込み人力で
押し下げることにより、マツチ棒12が保持板1
3を強引に通過し、マツチ頭薬11に面した上方
開口部がマツチ頭薬11の外径より大きく、セラ
ミツク容器17に面した側の直径がマツチ頭薬付
着部分の外形より小さくかつマツチ棒12のマツ
チ頭薬付着部分以外の部分の外径より大きいテー
パー状内孔16を有し、その内孔面にマツチ側薬
18を付着したマツチ側薬板19を発火手段保持
具14と発熱剤20を充填したセラミツク容器1
7の間に装着して構成されている。
この場合、前記マツチ頭薬保持具10、発火手
段保持具14、押し込み杵15は、樹脂、金属、
陶器等でもよいが、成形性、コスト等の面から樹
脂が望ましい。又、前記シール材9はマツチ頭薬
11の耐湿性を保護する目的で使うため、アルミ
テープ、ビニールテープ等でも良い。又、前記保
持板13はマツチ頭薬11の付着したマツチ棒1
3の保持と、押し込み杵15によつてマツチ頭薬
11を強引に通過させ、通過後は、押し込み杵1
5が保持板13の穴に挿入した形となり、発熱剤
20発火後の火炎及び煙を外へ出さないためのシ
ールとしても利用するため、マツチ頭薬11が通
り抜けられるようにクツシヨン性のあるゴム板、
アスベスト板等が望ましい。又、前記マツチ側薬
板19はマツチ頭薬11が通り抜けられるよう伸
び又はクツシヨン性のある薄い金属板(0.5mm厚
以下)又は合成樹脂板が望ましい。
第4図は、本考案の実施例における作動時の断
面図である。
次に、本装置の前記実施例の点火装置の作動に
ついて簡単に説明すると、シール材9をはがし、
押し込み杵15を段付貫通円孔8に差し込み強く
押し下げると、マツチ頭薬11の付着したマツチ
棒12が保持板13の穴を強引に通過し、マツチ
側薬板19のマツチ側薬18と摩擦され発火す
る。更に保持板13を通過した勢いで、発火した
マツチ頭薬11は加熱剤に点火するが、この時、
押し込み杵15の先端は保持板13の穴に挿入さ
れた形となり、マツチ頭薬11と発熱剤20が発
火した時の火炎及び煙をシールする。発熱剤20
は金属と金属酸化物、添加物等の混合物であり、
マツチ頭薬11により着火されると、酸化還元反
応により燃焼800〜1000℃に昇温し、セラミツク
容器17を伝つて表面温度を400〜500℃に保温す
る。セラミツク容器17の表面温度により燻煙剤
21が分解され、煙が燻煙剤容器6の噴出孔22
より激しく噴出する。
この点火装置は、以上に示すような燻煙剤のほ
かに、金属アジ化物と金属酸化物との混合による
チツ素ガス発生剤、または塩素酸塩を主成分とす
る酸素発生剤等の点火装置としても使用できる。
本考案の点火装置は、点火装置内部の燃焼で熱
のみを利用するため外見上炎、煙の発生がなく安
全性が高い上に、簡単に作動させ得るため、燻煙
剤等のように不特定多数の人が使用するような物
の点火装置として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の燻煙装置の一例を示す断面図、
第2図は本考案の一実施例の点火装置を用いた燻
煙装置を示す断面図、第3図は押し込み杵の正面
図、第4図は本考案の点火装置の作動時の状況を
示す断面図である。 1……容器、2……燻煙剤、3……マツチ頭薬
組成物、4……蓋、5……点火装置、6……燻煙
容器、7……燻煙装置、8……段付貫通円孔、9
……シール材、10……マツチ頭薬保持具、11
……マツチ頭薬、12……マツチ棒、13……保
持板、14……発火手段保持具、15……押し込
み杵、16……テーパー状内孔、17……セラミ
ツク容器、18……マツチ側薬、19……マツチ
側薬板、20……発熱剤、21……燻煙剤、22
……噴出孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 中央部に段付貫通円孔を有し、上端面はシー
    ル材によりシールされたマツチ頭薬保持具の大
    きい孔部にマツチ頭薬のついたマツチ棒を配設
    し、中央に前記マツチ頭薬の直径より小さい孔
    のあいた保持板により保持し、段付円孔のある
    発火手段保持具に固定され、前記発火手段保持
    具に他端には、前記シール材をはがし、押し込
    み杵によりマツチ棒を押し下げ、マツチ頭薬部
    が通過する時に摩擦発火させ得るマツチ側薬手
    段を配設し、更にそのマツチ側薬手段の下方に
    は、前記発火手段保持具の下端開口部に接続さ
    れ前記マツチ側薬手段に面して開口しかつ内部
    に発熱剤を充填したセラミツク容器を設けて構
    成した点火装置。 2 マツチ側薬手段として、マツチ棒のマツチ頭
    薬付着部分に面した側の直径が前記マツチ頭薬
    付着部分の外形より大きく、セラミツク容器に
    面した側の直径が前記マツチ頭薬付着部分の外
    径より小さくかつマツチ棒のマツチ頭薬付着部
    分以外の部分の外径より大きいテーパー状内孔
    を有し、その内孔面にマツチ側薬を付着してな
    るマツチ側薬板を発火手段保持具とセラミツク
    容器との間に装着してなる実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の点火装置。
JP14335382U 1982-09-24 1982-09-24 点火装置 Granted JPS5948472U (ja)

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JP14335382U JPS5948472U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 点火装置

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JP14335382U JPS5948472U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 点火装置

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Publication Number Publication Date
JPS5948472U JPS5948472U (ja) 1984-03-30
JPS6222772Y2 true JPS6222772Y2 (ja) 1987-06-10

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JP14335382U Granted JPS5948472U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 点火装置

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