JPS6222764Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6222764Y2 JPS6222764Y2 JP1978099744U JP9974478U JPS6222764Y2 JP S6222764 Y2 JPS6222764 Y2 JP S6222764Y2 JP 1978099744 U JP1978099744 U JP 1978099744U JP 9974478 U JP9974478 U JP 9974478U JP S6222764 Y2 JPS6222764 Y2 JP S6222764Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impactor
- spring
- impact
- ball
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000019504 cigarettes Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は衝撃子の衝撃操作を分離させることに
より、ガスなどへの着火操作を時間的に遅らせる
ようにし、生ガス状態での着火ミスを防いだり、
また着火操作そのものの操作力を軽減するために
創案された高電圧発生装置に関するものである。
より、ガスなどへの着火操作を時間的に遅らせる
ようにし、生ガス状態での着火ミスを防いだり、
また着火操作そのものの操作力を軽減するために
創案された高電圧発生装置に関するものである。
従来のこの種高電圧発生装置においては、衝撃
バネを徐々に圧縮しながら衝撃子に衝撃エネルギ
ーを蓄わえ、その解放により圧電素子への衝撃を
与えるという、連続した一つの操作で衝撃操作が
行われていた。この場合の特徴としては操作が連
続しているため、操作性の点では有利であるが、
例えばガスなどが十分噴射しない状態で高電圧が
発生し、結果的に着火しないという問題があつ
た。
バネを徐々に圧縮しながら衝撃子に衝撃エネルギ
ーを蓄わえ、その解放により圧電素子への衝撃を
与えるという、連続した一つの操作で衝撃操作が
行われていた。この場合の特徴としては操作が連
続しているため、操作性の点では有利であるが、
例えばガスなどが十分噴射しない状態で高電圧が
発生し、結果的に着火しないという問題があつ
た。
そこで、本考案はガスの噴射と、それに対して
意識的に高電圧の発生を遅らせる操作とを一つの
高電圧発生装置で行えるものを提案することを目
的とする。
意識的に高電圧の発生を遅らせる操作とを一つの
高電圧発生装置で行えるものを提案することを目
的とする。
以下、本考案の一実施例について図面とともに
説明する。第1図は操作開始前および衝撃終了後
の状態を示しており、第2図は衝撃子に衝撃エネ
ルギーが蓄えられた状態を示している。図におい
て、1は圧電素子2,3および中間端子4を収納
してなる絶縁収納体であり、高電圧は高圧リード
線5より取り出される。また、圧電素子2,3の
両端には衝撃を直接受ける当て金6、ネジなどに
より圧電素子2,3を締付け固定する受け金7が
配されている。上記収納体1の延長部1′と後述
する操作レバー13とに囲まれた空間内には、衝
撃子8が通常受け金6に接するように衝撃バネ9
に圧縮された形で摺動可能に組込まれている。こ
の衝撃子8は外周の一部に突出したピン10を有
し、そのピン10の突出方向と反対方向にはバネ
11によりボール12が外周方向に押圧される形
で組込まれている。13は上記衝撃子8を矢印A
方向に動かすための操作レバーであり、このレバ
ー13は上記収納体1に摺動可能な形で取付けら
れており、かつこのレバー13は戻しバネ14に
より矢印A方向とは反対方向に付勢されており、
さらに上記衝撃子8より突出したピン10がレバ
ー13に設けられた係合溝13′に係合してい
る。上記収納体1の延長部1′には衝撃子8が矢
印A方向に移動した際に上記ボール12が落ち込
むための穴部15が形成されており、この穴部1
5内にその一端部がバネ性をもつて嵌合している
プツシユレバー16は収納体1の延長部1′に他
端部が固定保持されている。
説明する。第1図は操作開始前および衝撃終了後
の状態を示しており、第2図は衝撃子に衝撃エネ
ルギーが蓄えられた状態を示している。図におい
て、1は圧電素子2,3および中間端子4を収納
してなる絶縁収納体であり、高電圧は高圧リード
線5より取り出される。また、圧電素子2,3の
両端には衝撃を直接受ける当て金6、ネジなどに
より圧電素子2,3を締付け固定する受け金7が
配されている。上記収納体1の延長部1′と後述
する操作レバー13とに囲まれた空間内には、衝
撃子8が通常受け金6に接するように衝撃バネ9
に圧縮された形で摺動可能に組込まれている。こ
の衝撃子8は外周の一部に突出したピン10を有
し、そのピン10の突出方向と反対方向にはバネ
11によりボール12が外周方向に押圧される形
で組込まれている。13は上記衝撃子8を矢印A
方向に動かすための操作レバーであり、このレバ
ー13は上記収納体1に摺動可能な形で取付けら
れており、かつこのレバー13は戻しバネ14に
より矢印A方向とは反対方向に付勢されており、
さらに上記衝撃子8より突出したピン10がレバ
ー13に設けられた係合溝13′に係合してい
る。上記収納体1の延長部1′には衝撃子8が矢
印A方向に移動した際に上記ボール12が落ち込
むための穴部15が形成されており、この穴部1
5内にその一端部がバネ性をもつて嵌合している
プツシユレバー16は収納体1の延長部1′に他
端部が固定保持されている。
つぎに、その動作について説明する。今、操作
レバー13を矢印A方向に戻しバネ14の付勢力
に抗して押圧すると、ピン10がレバー13に係
合していることにより衝撃子8は衝撃バネ9の付
勢力に抗して矢印A方向に移動する。さらに、操
作レバー13を矢印A方向に押圧し続けると、ボ
ール12が収納体1の穴部15にプツシユレバー
16に抗してバネ11の圧縮力により落ち込む。
この状態が第2図である。この後、操作レバー1
3の押圧を解除すると、レバー13は戻しバネ1
4により元の状態に復帰するが、衝撃子8はボー
ル12が穴部15に落ち込んだままなのでその状
態を保持し続ける。すなわち、衝撃子8は衝撃エ
ネルギーを蓄わえた状態が保たれたままである。
その後、プツシユレバー16を矢印B方向に押圧
するとボール12をバネ11に抗して押し下げ、
衝撃子8は衝撃バネ9のエネルギーにより当て金
6に衝撃を加え、圧電素子2,3より高電圧が発
生し、高圧リード線5より導びかれる。
レバー13を矢印A方向に戻しバネ14の付勢力
に抗して押圧すると、ピン10がレバー13に係
合していることにより衝撃子8は衝撃バネ9の付
勢力に抗して矢印A方向に移動する。さらに、操
作レバー13を矢印A方向に押圧し続けると、ボ
ール12が収納体1の穴部15にプツシユレバー
16に抗してバネ11の圧縮力により落ち込む。
この状態が第2図である。この後、操作レバー1
3の押圧を解除すると、レバー13は戻しバネ1
4により元の状態に復帰するが、衝撃子8はボー
ル12が穴部15に落ち込んだままなのでその状
態を保持し続ける。すなわち、衝撃子8は衝撃エ
ネルギーを蓄わえた状態が保たれたままである。
その後、プツシユレバー16を矢印B方向に押圧
するとボール12をバネ11に抗して押し下げ、
衝撃子8は衝撃バネ9のエネルギーにより当て金
6に衝撃を加え、圧電素子2,3より高電圧が発
生し、高圧リード線5より導びかれる。
以上、本発明によれば、(1)第1の操作子に連動
させてガスノズルを開放し、第2の操作子に連動
してガスの点火するようにすれば点火の信頼性を
高くすることが出来、又、(2)第2の操作子には球
と穴部の係合を解除するのみの押圧力に加えれば
衝撃子と圧電体との衝突が可能となり、極めて軽
操作のタツチ感覚の着火が出来る等の効果が得ら
れ、本発明の応用により従来にない圧電式ライタ
を提供出来る。また、衝撃子を移動せしめて収納
体に強制的に係合させて衝撃エネルギーを蓄積さ
せる操作子と、上記衝撃子と収納体との係合を解
除する操作子を別々に有しているため、着火操作
時に小さな操作力で着火せしめる感覚をもたせる
ことができ、シガレツトライターなどに適用した
際に軽い操作タツチの製品を提供することができ
るものである。さらに、本考案によれば衝撃エネ
ルギーを解放する第2の操作子の操作タイミン
グ、すなわち衝撃子の係止から衝撃子の解放まで
の時間を操作する人が自由に選択することができ
るため、その結果として着火性能を向上させるこ
とができるという実用上の効果を奏するものであ
る。
させてガスノズルを開放し、第2の操作子に連動
してガスの点火するようにすれば点火の信頼性を
高くすることが出来、又、(2)第2の操作子には球
と穴部の係合を解除するのみの押圧力に加えれば
衝撃子と圧電体との衝突が可能となり、極めて軽
操作のタツチ感覚の着火が出来る等の効果が得ら
れ、本発明の応用により従来にない圧電式ライタ
を提供出来る。また、衝撃子を移動せしめて収納
体に強制的に係合させて衝撃エネルギーを蓄積さ
せる操作子と、上記衝撃子と収納体との係合を解
除する操作子を別々に有しているため、着火操作
時に小さな操作力で着火せしめる感覚をもたせる
ことができ、シガレツトライターなどに適用した
際に軽い操作タツチの製品を提供することができ
るものである。さらに、本考案によれば衝撃エネ
ルギーを解放する第2の操作子の操作タイミン
グ、すなわち衝撃子の係止から衝撃子の解放まで
の時間を操作する人が自由に選択することができ
るため、その結果として着火性能を向上させるこ
とができるという実用上の効果を奏するものであ
る。
第1図は本考案に係る高電圧発生装置の一実施
例を示す操作開始前,衝撃終了後の断面図、第2
図は同衝撃エネルギーが蓄えられた状態の断面図
である。 1……収納体、2,3……圧電素子、8……衝
撃子、9……衝撃バネ、13……第1の操作子
(操作レバー)、16……第2の操作子(プツシユ
レバー)。
例を示す操作開始前,衝撃終了後の断面図、第2
図は同衝撃エネルギーが蓄えられた状態の断面図
である。 1……収納体、2,3……圧電素子、8……衝
撃子、9……衝撃バネ、13……第1の操作子
(操作レバー)、16……第2の操作子(プツシユ
レバー)。
Claims (1)
- 一方端に圧電体を収納し、他方端に衝撃バネを
収納した絶縁収納体と、上記絶縁収納体に摺動可
能に収納され、上記衝撃バネにより上記圧電体側
に付勢される衝撃子と、上記衝撃子内に設けられ
たバネにより押圧された球が上記絶縁収納体の穴
部に係合するまで上記衝撃子を上記衝撃バネの付
勢力に抗して摺動させる第1の操作子と、上記バ
ネの付勢力に抗して上記球を押圧し、上記球と上
記穴部との係合を解放し、上記衝撃子を上記圧電
体に衝突させる第2の操作子とを有する高電圧発
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978099744U JPS6222764Y2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978099744U JPS6222764Y2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5519929U JPS5519929U (ja) | 1980-02-07 |
JPS6222764Y2 true JPS6222764Y2 (ja) | 1987-06-10 |
Family
ID=29036753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978099744U Expired JPS6222764Y2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6222764Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-19 JP JP1978099744U patent/JPS6222764Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5519929U (ja) | 1980-02-07 |
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