JPS62227547A - 模型用材料組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、精密鍛造法の一種であるロストワックス法に
使用される模型用材料組成物に関する。

［従来の技術１ 従来、ロストワックス法に使用される鋳型の製造法とし
ては、通常（ａ）精密な金型内に模型用材料組成物を注
入して模型を作り、（ｂ）その模型の表面にセラミック
をコーティングしく通常何回か繰返す）、次に（ｃ）＊
′ｉ燥し、（ｄ）模型用材料ＩＬ成物の融点以上の温度
に加熱し、セラミック鋳型中からこの組成物を流出させ
るという方法がとられていた。また模型用材料としては
尿素にポリビニールアルコールをも 添加した十の等が使用されていた。模型用材料にはａ）
金型に注入したときに、ピンホールや湯ヒわ等の表面欠
陥のないこと、ｂ）金型の精度と同等の精度を維持する
ため、凝固時の収縮率が小さいこと、Ｃ）生産速度を高
めるため凝固時間が短いこと、等の性質が要求されるが
、従来必ずしもこのような性質を満たす模型用材料は見
あたらなかった。

［発明が解決しようとする問題点１ 本発明は、上記のａ）〜Ｃ）の性質を兼ね備えた模型用
材料を提供し、品質、生産性共にすぐれたロストワック
ス法による精密鍛造部材の製造を可能とするものである
。

Ｅ問題点を解決するための手段１ 上記のような問題点を解決するため、模型用材料として
尿素と０．１〜１０％のゼラチンの混合物からなる模型
用材料組成物とするもので、０．１％以下のゼラチンの
添加料では、表面欠陥を減少する効果がなく、また１０
％以上の添加では凝固に要する時間が長くなってしまう
のでゼラチン添加料は０．１〜１０％とすることが必要
である。ゼラチンは通常市販されているものでよい。ま
たゼラチンを尿素に混合する場合、粉末同志を加熱して
混合する必要がある。ゼラチンが単に尿素に混合してい
るだけなのか、あるいは尿素と何らかの化学的結合を有
しているのかいずれかはあきらかでないが、本発明の如
く所定量のゼラチンを混合することにより以下のとおり
のすぐれた模型用材料となるのである。

［実施例１ か粒状尿素１９８ｇｒｌこゼラチン粉末２ｇｒを混合融 し、１４０’Ｃに加熱、溶解する。溶稀した混合物を試
験片金型（キャビライ寸法：　５０Ｘ５０Ｘ５ａｕｅ　
）に流し込み試験片を成形した。さらに下表のようなゼ
ラチン添加量のもの、および比較例について成形試験を
行ない、試験片の表面欠陥（ピンホール、湯ヒわ等）の
数、金型寸法を基準とする冷却後の収縮率、凝固するま
での時間（目視）を測定した。

【発明の効果１ 以上述べたとおり、本発明の模型用材料は、表面欠陥が
少なく、収縮率も小さく、凝固時間も短いという利点を
有し、品質、生産性共にすぐれた精密鍛造部材の製造が
可能になるという効県を有するのである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 尿素と０．１〜１０％（重量）のゼラチンの混合物から
   なる模型用材料組成物