JPS6222645Y2 - - Google Patents

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JPS6222645Y2
JPS6222645Y2 JP1982024787U JP2478782U JPS6222645Y2 JP S6222645 Y2 JPS6222645 Y2 JP S6222645Y2 JP 1982024787 U JP1982024787 U JP 1982024787U JP 2478782 U JP2478782 U JP 2478782U JP S6222645 Y2 JPS6222645 Y2 JP S6222645Y2
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JP
Japan
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tightening band
screw
bent
band
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982024787U
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JPS58129307U (ja
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Priority to JP2478782U priority Critical patent/JPS58129307U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コーヒーポツトの把手取付用バンド
等に用いて最適な締付けバンド装置に関する。
コーヒーポツトの首部の縮径部にはバンドが巻
回され、該バンドに把手が取付けられる。このバ
ンドは通常ステンレス材からなつているために、
バンドの両端部を重ね合わせてねじで締付ける場
合、一方の端部にワンピツチナツトのねじ穴を形
成し、他方にねじ挿通穴を形成してねじをねじ穴
にねじ込んで締結しようとすると、ねじ穴が強度
的にもたないという問題が発生する。このため
に、従来のバンド両端の締結は、第1図ないし第
3図に示すように、バンド1の一方の端部に、ね
じ挿通穴2を形成するとともに、四角形状の比較
的厚手の小片からなり中央にねじ穴3を有するナ
ツト4を抱かせ、他方の端部にねじ挿通穴5を設
け、該他方の端部側から普通のねじ6をねじ挿通
穴5に挿入してナツト4のねじ穴3にねじ込むこ
とにより、行なつていた。しかし、この締結によ
るときは、四角ナツト4の装着によりねじ穴3の
強度が上がるという利点がある反面、四角ナツト
4をバンド1の端部をかしめて抱持させる工数が
かかること、またねじ6は普通ねじを使用するの
で、ねじ穴3にねじ込むときにとつかかりが悪
く、組立に時間がかかること、などの欠点があつ
た。
本考案はこれらの欠点を解消するために、強度
を満足ししかも加工スピードを上げた、両端部の
締結が可能な締付けバンド装置を提供することを
目的とするものである。
この目的を達成するために、本考案の締付けバ
ンド装置においては、両端にねじ挿通穴が形成さ
れた締付けバンドの一方の端部に、スプリングナ
ツトが装着されており、他方の端部のねじ挿通穴
からタツピングスクリユが挿通されてスプリング
ナツトのねじ穴にねじ込まれることにより、バン
ド両端が締結されている。この締結にあつては、
締付けバンド自体はステンレス帯から構成して
も、スプリングナツトには強度の高い材料を用い
ることができるので、スプリングナツトの一山ね
じでも十分な噛合強度が保証される他、組付けに
おいてもスプリングナツトを装着してタツピング
スクリユをねじ込むだけで済むので、その組立性
は極めて良好なものとなる。
以下に、本考案の締付けバンド装置の一実施例
を図面を参照しながら説明する。
第4図ないし第7図は実施例装置に係る締付け
バンドを示している。図示の如く、締付けバンド
の両端には先端が折れ曲がつた立上り部11,1
2が形成されており、該立上り部11,12先端
の折れ曲がり部13,14にはそれぞれプレスで
打抜いたねじ挿通穴15,16が穿設されてい
る。一方の折れ曲がり部13の先端からかぎ状に
屈曲した舌片17が下側に向つて延設されてお
り、他方の折れ曲がり部14の先端からは上方に
向つて舌片18が延設されている。そして、立上
り部12の折れ曲がり部14への移行部には折れ
曲がり線に沿つて矩形状の穴19が穿設されてお
り、該穴19には折れ曲がり部13の舌片17が
挿入係合されるようになつている。第7図は締付
けバンド10の両端部が互いに重ね合わせられた
状態を示しているが、この状態では、舌片17が
矩形状穴19に係合するとともに、舌片18が折
れ曲がり部13の下面と当接し、かつ両端部は締
付けバンド10の円環部の有する弾発性によつて
互いに離反する方向の力を受けているので、第7
図の状態が安定して保持され、かつ両折れ曲がり
部13,14の平行性も安定して保たれている。
上記の締付けバンド10の一方の端部の折れ曲
がり部14には、第8図および第9図に示すよう
なスプリングナツト20が装着される。スプリン
グナツト20は高炭素鋼に熱処理した高強度の特
殊鋼からなる二重折り曲げ部材から構成され、一
方の折り曲げ部21にはねじ挿通穴22が、他方
の折り曲げ部23には山数が一山のねじを有する
ねじ穴24が形成されている。締付けバンド10
の折れ曲がり部13と14との間には空隙が存在
するので、スプリングナツト20を折れ曲がり部
14に装着しても、締付けバンド10の両端部の
姿勢は変わらない。また、スプリングナツト20
を装着した状態においては、締付けバンドのねじ
挿通穴15,16、スプリングナツト20のねじ
挿通穴22および穴24は、互いに同芯となつて
いる。
この状態において、第8図に示すように、タツ
ピングスクリユ25が締付けバンド10の一端の
ねじ挿通穴15から挿入され、スプリングナツト
20のねじ穴24にねじ込まれて、締付けバンド
10の両端の固定が完了される。
上記の如き締付けバンド装置によるときは、つ
ぎの作用効果が得られる。
まず、スプリングナツト20は締付けバンド1
0とは別体であり、かつ高強度の材料から構成さ
れているので、そのねじ穴24はねじ25との螺
合において十分な強度を有し、ステンレス材から
なる締付けバンド10自体にねじ穴が形成される
場合のような強度上の問題は生じない。
また、本考案におけるスプリングナツト20の
装着は単にスプリングナツトの折り曲げ部21,
23間に締付けバンド10端部を挿入するだけで
よく、締付けバンド10自体にタツプを切つてね
じ穴を形成する必要がなく、かつ従来のように四
角状ナツトを抱かせるのに特殊なかしめ加工をす
る必要もないので、加工および工数が低減かつ単
純化される。
さらに、本考案の締結においては、ねじとして
先端の尖つたタツピングスクリユ25が用いられ
るので、スプリングナツト20のねじ穴24への
かかりおよびねじ込みが容易であり、組立作業を
容易化させている。
締付けバンドの両端部の両折れ曲がり部間の空
隙にスプリングナツトの一方の折り曲げ部が挿入
されるので、該一方の折り曲げ部のプレス打抜き
のねじ挿通穴のばりが締付けバンドの一方の折れ
曲がり部にひつかかることがなく、容易に該一方
の折れ曲がり部に装着でき、装着作業が容易化で
きると共に、スプリングナツトが締結部の外周側
に露出しないので見栄えが極めてよく、見栄えが
要求されるコーヒポツトの把手取付用バンド等の
締結に用いることができる。
したがつて、本考案によれば強度上の何ら問題
を生じさせず、かつ組立も容易な締付けバンドを
得るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の締付けバンドの正面図、第2図
は第1図の締付けバンドの一方の端部の斜視図、
第3図は第1図の締付けバンドの他方の端部の斜
視図、第4図は本考案の締付けバンド装置の締付
けバンド部分の正面図、第5図は第4図の締付け
バンドの一方の端部の斜視図、第6図は第4図の
締付けバンドの他方の端部の斜視図、第7図は第
5図の端部と第6図の端部とが係合した場合の正
面図、第8図は本考案の締付けバンド装置のスプ
リングナツト部分の正面図、第9図は第8図のス
プリングナツトの斜視図、第10図は第7図の締
付けバンド両端部係合部に第8図のスプリングナ
ツトを装着してタツピングスクリユで締結したと
きの締結部近傍の正面図、である。図中の符号の
意味はつぎの通りである。 10……締付けバンド、11,12……立上り
部、13,14……折り曲がり部、15,16…
…ねじ挿通穴、17,18……舌片、20……ス
プリングナツト、21,23……折り曲げ部、2
2……ねじ挿通穴、24……ねじ穴、25……タ
ツピングスクリユ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状のバンドを環状に巻いて両端部をねじで締
    結する締付けバンド装置において、締付けバンド
    の両端部に、外周側に立上る立上り部と、該立上
    り部から周方向に折り曲がる折れ曲がり部と、該
    折れ曲がり部先端から互に逆方向に折れ曲がる舌
    片とを形成するとともに、両折れ曲がり部にねじ
    挿通穴を形成し、締付けバンドの一方の端部の舌
    片を締付けバンドの他方の端部の折れ曲がり部に
    当接させるとともに前記他方の端部の舌片を前記
    一方の端部に穿設した穴に係合させることにより
    両端部をそれらの折れ曲がり部間に、空隙をもた
    せた状態で係合し、締付けバンドの前記一方の端
    部に、二重折り曲げ部材からなり一方の折り曲げ
    部にプレス打抜きのねじ挿通穴が他方の折り曲げ
    部にねじ穴が設けられたスプリングナツトを、前
    記一方の折り曲げ部を前記空隙に挿入するととも
    前記他方の折り曲げ部のねじ穴を前記一方の端部
    のねじ挿通穴に合せて、前記一方の端部を把持す
    るように装着し、締付けバンドの前記他方の端部
    からタツピングスクリユをねじ挿通穴に挿通して
    スプリングナツトの前記ねじ穴にねじ込むことに
    より締付けバンドの前記両端部を締結したことを
    特徴とする締付けバンド装置。
JP2478782U 1982-02-25 1982-02-25 締付けバンド装置 Granted JPS58129307U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2478782U JPS58129307U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 締付けバンド装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2478782U JPS58129307U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 締付けバンド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58129307U JPS58129307U (ja) 1983-09-01
JPS6222645Y2 true JPS6222645Y2 (ja) 1987-06-09

Family

ID=30036775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2478782U Granted JPS58129307U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 締付けバンド装置

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JP (1) JPS58129307U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1211748A (en) * 1967-02-22 1970-11-11 Mathias Kutsch A pipe or tube clip and a method for the production thereof
JPS562411B2 (ja) * 1976-12-16 1981-01-20

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS562411U (ja) * 1979-06-19 1981-01-10

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1211748A (en) * 1967-02-22 1970-11-11 Mathias Kutsch A pipe or tube clip and a method for the production thereof
JPS562411B2 (ja) * 1976-12-16 1981-01-20

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JPS58129307U (ja) 1983-09-01

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