JPS62224351A - 外科手術用装置 - Google Patents

外科手術用装置

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JPS62224351A
JPS62224351A JP61226336A JP22633686A JPS62224351A JP S62224351 A JPS62224351 A JP S62224351A JP 61226336 A JP61226336 A JP 61226336A JP 22633686 A JP22633686 A JP 22633686A JP S62224351 A JPS62224351 A JP S62224351A
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ダニエル デイビッド ロジャース
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人間又は動物の目に付いて眼科手術を行う場合
の眼科外科医をサポートする為の外科用具方式の分野に
関するものである。
白内障を除去及びビトレクトミイ(vitrectom
y)手術やその他の処置を行う眼科外科医は、外科の或
る基本的な要求を充足する外科用具を必要とする。これ
らの要求の最も通常のものは組織を切断し且つ除去する
為のものである。その他の要求は、超音波エネルギを目
の或る部分へ導入して或る不所望の組織構造を破壊する
こと、手術した目の部分の洗浄、手術する目の区域内へ
の光の伝達、及び外科用はさみの制御等がある。これら
全ての機能を手術室において外科医の制御下で行わせる
用具があれば外科医にとって便利である。
これらの機能の種々のものをサポートする種々の外科用
具が存在している。然し乍ら、これら全ての機能を行う
ことの可能な外科用具は殆ど無い。
更に、これらの機能は多くの異なった方法で行うことが
可能であり、その幾つかは他のものよりも良好である。
例えば、切断除去した組織をアスピレート即ち吸引する
為に外科医が自由に真空を使用出来且つ最大真空レベル
及び種々の吸引条件下においてシステム内の実際の真空
レベルに関して完全な制御を持つことは有用である。更
に、外科医が自らの手を使用したり又は別の人にどれだ
けの真空を必要とするかを告げること無しに、より多く
の又はより少ない真空を要求することが可能であること
は外科医にとって有用である。外科医がその用具で吸引
することを意図しなかった何かを不本意に吸引した場合
、そのものを吸引ラインから強制的に排出させる為にシ
ステムを逆流させることが可能であることが有用である
多くの従来のシステムは、煽動性ポンプ乃至はダイアフ
ラムポンプを使用して所望の真空を発生させている。こ
れらのポンプはうるさく且つ所望の真空レベルを発生す
るのに遅い。更に、所望の真空レベルにおける変化に対
しての応答時間が早いことが望ましく、又システムが実
際の真空と所望の最大真空の両方を表示することが望ま
しい。
更に、システムが自動的に全ての吸引条件下において実
際の真空レベルをモニタし且つ自動的にそれを調節して
要求された真空レベルへ整合させ、従って外科医は、変
動する吸引条件によって発生されるシステム内の真空が
降下する場合により多くの真空を要求することは必要で
はない。従来のシステムではこれら全ての特徴を提供す
るものは殆ど無い。
更に、外科医が幾つかのモードで組織を切断することの
可能なパワー化された外科用はさみを与える用具を持っ
ていることが望ましい。マルチカットモード即ち多切断
モードでは、はさみの刃は外科医によって制御される周
波数で自動的に開閉する。更に、別の有用なモードでは
、はさみの刃は外科医がフットペダル即ち足踏み式ペダ
ルに与える圧力量に比例して閉止する。この様なはさみ
機構は計量で、小型で且つ簡単であり、且つ患者に電気
的ショックを与える危険性が無く、又消耗又は欠陥性の
用具の場合に目の中に電気的漏れ電流が流れ込むもので
あってはならない。従来のシステムではこれら全ての特
徴を提供するものは殆どない。
更に、超音波分断装置をサポートすることが可能な外科
用具があると有用であり、この場合に、外科医が手術中
にこの様な用具をターンオン及びオフすることにより組
織構造を超音波によって破壊することが可能である。
更に、目の後部、即ち目の後ろ側、の作業の間に、外科
医が効果的に観測することが可能である様に目の中に光
を伝達させることが必要となることが屡々ある。従来の
用具は時々光プローブを持ったものがあり、それは用具
内の光源からの光を目の中に送り込む。然し乍ら、光源
は光プローブの端部に極めて近接していることが屡々で
あり。
その結果、光プローブは十分に高温となり、それが冷却
する前に除去せんとする外科医又は看護婦の指を火傷さ
せることがある。
従来のシステムは上述した有用な特徴と全てを提供する
ものは殆どなく、殆どのものが上述した問題の全てを解
決するものではない。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述
した如き従来技術の欠点を全て解消した眼科外科手術を
行う上で目の外科手術をサポートするシステム乃至は方
式を提供することを目的とする。本発明方式は、眼科外
科手術に必要な種々の機能を与えており且つ外科医が各
機能の臨界的なパラメータを制御することを可能として
いる。
上記種々の機能を実施し且つ制御する為に、通常はマイ
クロプロセサである中央処理装置が、複数個のスイッチ
及びセンサを読み取って外科用はさみを駆動する空気圧
カシステムを制御し、且つビトレクトミイ又は白内障除
去手術の間に手術する区域において蓄積する切断又は分
断した組織及び流体を吸引する為に使用される真空発生
システムを制御する。中央処理装置は又システム内の種
々のセンサ及び制御部をモニタして、吸引された物質を
受け取るカセットが満杯になる時、該カセットからの流
体が真空を発生する為に使用されるベンチュリを介して
システムに丁度入る時(このことは該カセットが満杯と
なり且つこの事実が検知されない場合に発生する)、外
科医が逆流を所望する時、及びどれだけの真空を外科医
が所望しているかを決定する。
真空システムを制御する場合、外科医によって設定され
る所望の真空及び最大真空レベルは、足によって操作さ
れる位置センサ及び正面パネル上の最大真空制御部から
マイクロプロセサによって読み取られる。これらの制御
部からの信号はデジタル信号へ変換され、それはアナロ
グ値へ変換させる為にデジタル・アナログ変換器へ送ら
れる。
次いで、このアナログ値は、変動する吸引条件下の任意
の特定の時間において存在する実際の真空を検知する真
空システムへ接続された真空センサによって発生される
実際真空信号と比較される。
この比較から誤差信号が発生され且つ誤差信号をベンチ
ュリへの加圧空気の流量へ変換させるリニア弁を制御す
る為に使用される。ベンチュリはその空気流れを大気圧
以下の圧力へ変換し、それは二重出口ボトルカセットを
介して外科医の手動工具へ伝達される。吸引される物質
の量が変化すると、実際の真空レベルは変化する。これ
らの変化は、真空センサによって検知され且つ所望の真
空レベルを表す信号と比較される。次いで、誤差信号が
調節されて、変化に対処し、新たな誤差信号を使用して
リニア弁を制御し、従って実際の真空レベルは全ての吸
引条件下において安定に且つ所望の真空レベル又はその
近傍に調節される。
吸引した物質はカセットの小さいボトル内に回収され、
且つマイクロプロセサがその小さいボトルが満杯である
ことを検知すると、それは或るソレノイドどうされる弁
を開放させ且つその他を閉塞させ、物質を小さなボトル
からカセット内の大きなボトルへ転送させる。そのカセ
ットが満杯となり且つその条件が検知されないか、又は
何等かの理由により、流体がカセットから真空発生装置
へ通じる真空ラインを介してその装置に入り始めると、
この事実が検知され且つマイクロプロセサは小さなボト
ルから大きなボトルへ移して小さなボトルを空とさせる
マイクロプロセサは又その用具が現在操作しているモー
ド及び外科医によって設定された最大及び実際の真空レ
ベルを表示する。
空気圧力によってパワーを与えられた外科用はさみもマ
イクロプロセサによって制御される。マイクロプロセサ
は正面パネル上のモード選択スイッチを読み取って、外
科医が多切断モードか又は比例切断モードかの何れを所
望しているがを決定する。多切断モードが表示されると
、マイクロプロセサが最大空気圧力を20psiの値に
設定し且つ所望の切断周波数の表示に対してフットスイ
ッチを読み取る。フットスイッチからのアナログ信号は
デジタル値へ変換され、それはステップ高さを計算する
上でマイクロプロセサによって解釈される。次いで、マ
イクロプロセサは所望の圧力波形を表す一連のデジタル
値を送って、該はさみを駆動する。各デジタル値は、フ
ットスイッチ位置を読み取った後に計算されたステップ
高さによってその隣のものから分離されている。はさみ
多切断空気圧駆動用波形の周波数は、そのステップ高さ
を変化させることによ、って制御される。各デジタル値
はデジタル・アナログ変換器へ送られ、それは数値をア
ナログ値へ変換する。これらのアナログ値はソレノイド
操作されるリニア弁のコイルを介して電流へ変換され、
それは駆動波形に従って加圧した空気流の流れを変調さ
せる。該アナログ値は、はさみハンドピースを駆動する
為に使用される三角空気圧波形を発生する様な態様でリ
ニア弁を制御する為に使用される。この三角波形の周波
数はフットスイッチ位置センサから取られた読みからマ
イクロプロセサによって設定される。
その三角波形は、毎秒略100個のデジタル値をD/A
変換器へ送ることによって発生され、該値が上昇及び下
降することによりその波形を整形する。リニア弁からの
変調された流れは宝石で形成したオリフィスを介して制
御して開放され、従って増加された流れは増加した空気
圧となる。この様に、マイクロプロセサはそれが所望と
する任意の圧力波形を発生することが可能である。
比例切断モードが選択されると、マイクロプロセサは足
で操作される位置センサを読み取り且つそこからの信号
を該足で操作される位置センサのフルスケール変位の百
分率に比例するはさみへのライン内の空気圧力を発生さ
れる空気圧力制御システムへ送られる信号へ変換する。
マイクロプロセサは又或る制御部を読み取り且つそこか
らの信号を解釈してビトレクトミイプローブ用の制御信
号を発生する。ビトレクトミイプローブの切断速度は、
切断速度制御を読み取り且つフルスケール変位の百分率
に最大切断速度を掛けることによってマイクロプロセサ
によって制御される。次いで、この切断速度は、I10
命令をソレノイド操作される弁へ送ることによって実行
され、該弁は該プローブへの固定した圧力で加圧空気を
遮断するか又はゲート動作する。切断用波形の周波数は
、空気圧駆動用パルスの各々の間の間隔の期間を変化さ
せることによって制御される。
マイクロプロセサは又或る制御部を読み取り且つそれら
からの信号をオン/オフ制御信号へ変換して超音波分断
装置を制御する。マイクロプロセサは又或る制御部を読
み取って洗浄流体の流れをターンオン又はオフし、且つ
吸引流体の流量を制御し且つ真空及び分断制御が同時的
に与えられるべきであるか否かを決定する。
マイクロプロセサは又現在の実際の真空レベルを検知し
且つこの量の可聴フィードバックを与える。それは、又
、真空システムをフットスイッチが解放される毎に大気
圧へ通気させる。マイクロプロセサは更に、逆流作用を
与える為にユーザからの所定の信号を受け取ると、逆流
ピンチピストンの上流のピンチ弁によってその管をピン
チオフさせた後に、逆流ピストンによって吸引ラインを
物理的に圧搾させる。
以下、添付の図面を参考に、本発明の具体的実施の態様
に付いて詳細に説明する。第1A図及び第1B図は、本
発明の1実施例をブロック線図で示しである。中央処理
装置即ちCPU30は本システム即ち方式の中央の制御
器として作用し、それがデータバス32.アドレスバス
34.制御バス36によって制御するユニット乃至は装
置へ接続されている。好適実施例においては、CPU3
0はインテルの8031マイクロプセサである。
マイクロプロセサ及び本発明のプロセスを実行すべくそ
れが接続されている全てのユニットの動作を制御するプ
ログラムが必要である。本発明の特定の実施例のマイク
ロコードはプログラマブルリードオンリメモリFROM
38内に格納され、それにマイクロプロセサ30がアク
セスして本発明のプロセス乃至は方法を実施する命令を
取り出す。
注意すべきことであるが、選択した特定のコンビコータ
によって使用される機械言語へ本実施例のオブジェクト
コードにおいて適宜の修正を施すことにより、その他の
マイクロプロセサ又はミニコンピユータにおいても使用
することが可能である。
一般的に、マイクロプロセサ30は、真空発生システム
、空気圧カシステム、及び種々のソレノイド操作される
弁、リレー、表示器及びインジケータを制御し、本装置
が動作する種々のモードで実行される本プロセスを実行
する。ユーザとのインターフェースは、正面パネル制御
スイッチ、ポテンシオメータ、フットスイッチ、及び表
示器に介して与えられる。
マイクロプロセサ30は2つのデジタル・アナログ変換
器40及び42へ接続されており、夫々、空気圧システ
ム及び真空システムを制御する。これらのシステムの操
作の詳細に付いては後述する。
アナログ・デジタル変換器44は、本装置が制御してい
る条件を表す種々のセンサ及び制御器がらのアナログデ
ータをマイクロプロセサが読み取ることの可能なデジタ
ルデータへ変換する。真空システム及び空気圧システム
を制御する為に、或る情報がユーザによってマイクロプ
ロセサ3oへ供給さればならない。
例えば、洗浄・吸引モード、ビトレクトミイモード、及
び分断モードにおいて、真空がそのシステムによって外
科医によって使用される手動工具へ供給され、組織及び
洗浄流体及び手術がなされている区域からの体液を吸引
する。この真空発生プロセスを制御する為に2つのユー
ザ用の入力がある。その1つは外科医がその装置が発生
することを所望する最大真空であり、他方は任意の特定
の時間における所望の真空である。最大真空は、正面パ
ネル上のポテンシオメータ又はその他の制御部46によ
って外科医によって設定される。実際の真空又は任意の
特定の時間において外科医によって所望される真空はフ
ットスイッチ位置センサ48から読み取られ、それは外
科医が押し上げたり押し下げたりしてより多くの又はよ
り少ない真空に対する外科医の要求をシグナルする。フ
ットスイッチ位置センサは又、ブレード即ち刃の閉止周
波数、即ち多切断はさみ駆動モードにおける切断速度を
制御する為に使用される。どの様にしてフットスイッチ
が読み取られるのかの詳細は、真空制御システムの説明
において後述する。
ピトレクトミイモードにおいて、当該技術において公知
な構造の切断プローブが加圧空気パルスで空気圧力的に
駆動される。これらのパルスの周波数は、ポテンシオメ
ータとすることの可能な切断速度調節制御部5oによっ
て制御される。切断速度調節制御部50は又、可変流れ
が達成される様に、洗浄・吸引モードにおいて洗浄流体
の流れを制御する為に使用される。マイクロプロセサに
よってA/D変換器44へ供給されたアドレスは、これ
らのアナログ入力の内のどれをA/D変換器の多数チャ
ンネル入力へ選択して接続し且つデジタル数値へ変換す
るかを知らせる。
表示器52は、好適実施例においては発光ダイオードか
ら構成されているがそれは任意のタイプのディスプレイ
から構成することが可能であり、それはマイクロプロセ
サ30によって使用されて、バーグラフの形態でビトレ
クトミイモードにある切断速度を表示する。好適実施例
においては、この表示器は1列に配列させた複数個のL
EDから構成されている。相対的な切断速度は1発光さ
れるLEDの数として表示される′、この情報の表示に
対するその他の形態も可能であり、当業者等にとって自
明である。
正面パネル制御部及びセンサインターフェース54はバ
ス56によって幾つかのスイッチ及びアルファニューメ
リック表示器58へ接続されている。アルファニューメ
リック表示器58は、本装置が現在勤作中のモードや、
実際の真空や、所望とする最大真空や、その他のメツセ
ージ等の種々の情報項目を表示する。正面パネル上の幾
つかのモード選択スイッチ60は1本装置が動作すべき
幾つかのモードの内のどれかのモードを選択する為に外
科医によって使用される6本装置が動作する5つの主要
モードがあり、洗浄・吸引モードは3つのサブモードを
持っている。モード選択は、好適実施例における如く3
つのスイッチをトグル動作させることによるか、ロータ
リースッチによるか、又は各モードに対しての別々のス
イッチによって行うことが可能である。このモード選択
をどのようにして行うかの詳細は当業者等に自明なこと
である。
カセット排出スイッチ62は、カセット(不図示)が満
杯となり且つ取り出さねばならない場合に外科医によっ
て使用される。このスイッチが押されると、マイクロプ
ロセサ30は或るソレノイド操作される弁を動作させて
、それによりカセットを正面パネル内の室から解除し且
つ排出させる。
マイクロスイッチの形態のカセット近接センサ64がカ
セット室内に装着されており、新たなカセットがカセッ
ト室内に装着されると、そのスイッチは状態を変化させ
る。この変化はマイクロプロセサによって読み取られ、
それにより或るソレノイド操作される弁を動作させて、
機構を動作させてそれがカセットを係合し且つ押し込ん
でその室内のロック位置へ位置させる。
別の図面に付いての説明に関連して・理解される如く、
このカセットは吸引された物質を貯蔵する為に2つのボ
トルを持っている。アスピレート即ち吸引された物質は
、それが満杯になる迄、小型のボトル内に充填される。
小型のボトルが満杯であるという事実は小型ボトル液体
レベルセンサ66を介してマイクロプロセサ30によっ
て検知される。このセンサは好適実施例においては、小
型ボトルの頂部を介して突出する一対のワイヤである。
液体がボトルの頂部に到達すると、検知される該ワイヤ
間に電流が流れ、それは小型のボトルが満杯であること
をマイクロプロセサへ知らせる。
次いで、マイクロプロセサは、後述する態様で、小型の
ボトルから大型のボトルへ吸引した液体の転送を開始す
る。
この検知が行われる態様は以下の如くである。
好適実施例においては、吸引される洗浄溶液は生理塩溶
液であり且つ比較的導電性である。この溶液が小型のボ
トルの頂部にあるワイヤに到達すると、認識し得る電流
が流れる。高インピーダンス電圧源がピンの一方へ接続
されており且つ他方のピンは接地されている。その入力
端の1つに接続された基準電圧を持った比較器は、その
他方の入力端を非接地ピンへ接続している。通常、非接
地ピンに接続されている入力端は、水が該ワイヤへ到達
する迄論理1である。水がワイヤに到達すると、比較器
に接続されているピンは論理Oとなり、比較器は状態を
変化させる。この比較器の出力は屡々ポールされるので
、マイクロプロセサはその変化を検知し且つ転送を開始
する。゛ 電空ライン水センサ68が、上述した流体転送機構が行
われなかった場合に本装置を保護する為に設けられてい
る。小型ボトルの頂部にあるワイヤが腐食している場合
等の何等かの理由により。
流体転送機構が行われないことがある。これが発生する
と、小型ボトルは満杯となり、真空発生装置への真空ラ
イン内に水が入ることがある。このことは望ましくない
状態であり、本装置の内部への損傷が発生することを防
止する為に、本装置は停止されねばならない。真空ライ
ン水センサ68は、小型ボトル液体レベルセンサ66に
対して上述した態様で真空ライン中の溶液の存在を検知
する。マイクロプロセサがこの状態を検知すると、本装
置は、その状態が解除される迄、停止される。
入力空気圧力スイッチ70が本システムへの加圧空気入
力をモニタし、入力空気圧力が装置の動作に対して許容
可能な或る最小の空気圧力如何に下降すると、警告を与
える。
バッファユニット・リレー72は、既知の分断器ハンド
ピースに対してオン/オフ制御を与える。
分断器ハンドピース及びこのシステムをその装置へ接続
するケーブルの存在は、バッファ31を介して直列伝送
データボートから分断器ハンドピースへ信号を送ること
によってマイクロプロセサによってテストされる。分断
器(fragmenter)ハンドピースが存在すると
、この信号はケーブル上をバッファ33を介してマイク
ロプロセサ30のデータ受け取りポートへ帰還する。こ
の様な分断器ハンドピースは超音波トランスデユーサを
使用して、音波を発生し、該音波は白内障の如く外科医
が除去せんとする種々の組織構造を破壊する為に使用さ
れる。この様な超音波トランスデユーサにはパワーが供
給され且つホストシステムからオン/オフ制御が与えら
れることが必要である。本発明は、パワーを供給し、且
つこのオン/オフ制御をリレーユニット72を介して与
えている。ユニット72は、基本的に、ラッチとリレー
ドライバから構成されており、それはRAM及びI10
ポートユニット74を介してアドレスされる。RAM及
びI10ポートユニット74はスクラッチパッドRAM
ユニットを持っており、その中にマイクロプロセサ30
は、例えば、所望のはさみ圧力、及びエラー状態が発生
する場合にはエラー数等の本装置動作の或る側面を制御
する為の値を格納することが可能である。マイクロプロ
セサは又内部RAMを持っており、それはインタラブド
の為の種々の初期化値を格納する為に使用される。或る
インタラブドルーチンは空気圧システム及び真空システ
ムを制御する上で使用される。新たな操作モードに入る
毎に、これらのインタラブドはその特定のモードに対し
て初期化され、且つこれらの初期化値は内部RAMから
アクセスされてそのルーチンを初期化させる。これらの
初期化値は外部RAMに格納させることも可能であるが
、これは好適ではない。何故ならば、バスアクセスの遅
延が、内部RAMからこれらの値を検索することと比較
して、操作を遅滞化させるからである。
ユニット74は又I10ポートを持っており、それはマ
イクロプロセサが特定の周辺機器へデータを書き込んだ
り又はそれからデータを読み取る場合に、マイクロプロ
セサによって個別的にアドレスすることが可能である。
これらのI10ボートの1つはバッファ・分断制御リレ
ーユニット72へ接続されている。外科医が分断装置を
ターンオンしようとする場合には、フットスイッチを左
ま右に、どちらの方向に「オン」状態が設定されている
かによって足で操作する。フットスイッチ内のマイクロ
スイッチがこの操作によってどうされ、状態が変化する
。このマイクロスイッチ74はバッファ78を介してマ
イクロプロセサのピン4及び5へ接続されている。マイ
クロプロセサがこのフットスイッチをポールし且つ分断
が所望されていると決定すると、それはそのバッファ・
分断制御リレーユニット72へ接続されている特定のI
10ポートをアドレスし且つ該ユニット72内のラッチ
・バッファ内にデータを書込、分断が所望されているこ
とを表す。次いで、このデータを使用して、ユニット7
4内のリレードライバ回路を制御し、それはバス8oへ
接続されているリレーを動作させる。このバスは、分断
が所望されているという信号を分断トランスデユーサハ
ンドピースへ供給する。パワーはバス8o上を供給され
ないが、或る幾つかの実施例においては、パワーを供給
させることも可能である。
マイクロプロセサ30は、アドレスバス34及びデコー
ダ82を使用して、種々の周辺ユニットをアドレスする
。読取又は書込の為に特定のユニットがアドレスされる
べき場合、そのユニットのアドレスがアドレスバス34
上に置かれ、デコーダ82がそのアドレスをデコードす
る。次いで、デコーダ82は特定の周辺ユニットのチッ
プイネーブル入力端に接続されているチップセレクトラ
インを動作させる。次いで、そのユニットはそのデータ
ボートと制御ポートをトライステート状態から動作状態
とさせ、従ってデータバス32上をマイクロプロセサ3
0からデータを読み取り又それへデータを送ることが可
能となり且つ制御バス36上を種々の制御信号のステー
タスを読み取ることが可能である。
RAM及びI10ユニット内のI10ポートもバス84
及び幾つかのソレノイドドライバ86によって幾つかの
ソレノイド操作型空気圧制御弁83へ個別的に接続され
ている。これらのソレノイド操作型弁83は入力空気ラ
イン88上の空気圧力を1種々の流体弁及びラッチ機能
を行う多数の空気圧ピストン89−93の1つへゲート
動作させる。これらの機能は、空気圧制御システムに関
連してより詳細に後述する。ソレノイド操作型弁の各々
は、RAM・■/○ポートユニット74゜バス84、ド
ライバ86を介してマイクロプロセサ30によって個別
的に動作させることが可能である。プレッシャーレギュ
レータ即ち圧力調節器9oは、ライン88上の入力空気
圧力は、ライン92上の空気圧力の変動にも拘らず、安
定状態を維持することを確保する。
本発明のシステムは幾つかのモードで動作する。
これらのモードの幾つかは、外科医が作業している区域
から切断した組織又は洗浄流体を吸引する為の手動工具
へ送る為の真空の発生を必要とする。
外科医は、マイクロプロセサ3oによって読み取られる
フットスイッチ位置センサ48によって所望の真空レベ
ルを制御する。マイクロプロセサはA/D変換器44を
アドレスし、且つそのデジタル出力ワードを読み取る。
このワードは、フットスイッチ位置センサのその端部ス
トップと相対的な総体変位を表すデジタル表示である。
マイクロプロセサ30は、A/D変換器44をアドレス
することにより最大真空制御46の設定を読み取り、且
つ最大真空制御をデジタル値へ変換する為の所望のアナ
ログ入力として選択することによって。
このワードを発生する。第1図から理解される如く、A
/Dffi換器は幾つかのアナログ入力に接続されてい
る、即ち、ライン51上を真空センサ49から、ライン
53上をフットスイッチ位置センサ48から、ライン5
5上を最大真空制御46から、及びライン57上を切断
速度調節ノブ5oからである。選択された特定の入力は
、アドレスバスの3ビツトの状態に依存する。
最大真空制御46及びフットスイッチ位置センサ48が
読み取られた後に、所望の実際の真空レベルが、最大真
空設定に、それが読み取られた時にフットスイッチが持
っている全可能変位に対する割合を乗じることによって
マイクロプロセサによって派生される。その結果得られ
るデジタル数値は、デコーダ82を使用してアドレスし
且つデータを変換器42の入力ラッチ内に書き込むこと
によってD/A変換器42へ送られる。フットスッチ位
置センサ48及び最大真空制御46は、マイクロプロセ
サ内部のタイマーがタイムアウトする毎に行われるイン
タラブドサービスルーチンを介してマイクロプロセサに
よって周期的にポールされる。従って、D/A変換器4
2へ送られる所望の真空デジタルワードは、フットスイ
ッチ位置がその間に変化した場合に、真空制御インタラ
ブドが発生するのと少なくとも同じ頻度で変化させるこ
とが可能である。好適実施例においては、このインタラ
ブドは毎秒100回発生する。
所望真空ワードはアナログ信号へ変換され、それは差動
増幅器61の非反転入力端へライン59上を伝送される
。差動増幅器61はその反転入力端を真空センサ49か
らのライン51上の電気的真空信号へ接続させている。
このセンサはライン63によってベンチュリ65のスロ
ートへ空気圧的に接続されている。ベンチュリは圧力下
に流れる空気をそれを介して大気圧以下の圧力へ変換さ
せる。ベンチュリ65の加圧空気入力又は主空気チャン
ネルは空気ライン67によってソレノイド操作型リニア
弁69へ接続されている。この様な弁は従来公知であり
、例えばモデル番号A2011−551としてプレシジ
ョン・ダイナミックス・インコーホレイテッドによって
製造されている。基本的に、このリニア弁制御システム
69は以下の如く動作する。
第2A図及び第2B図は、本発明の空気及び真空システ
ムの詳細なブロック線図である。真空駆動サーボシステ
ム71は第1図中に想像線で概略水してあり、それは参
照符号71として第2図中においても想像線でそのアウ
トラインを示しである。第1図中の差動増幅器61は、
ライン51上の実際の真空信号をライン59上のアナロ
グの所望真空信号から減算し且つライン73上にアナロ
グの誤差信号を発生する。この誤差信号の大きさは、所
望の真空と本システムによって実際に発生されている実
際の真空との間にどれだけの差異があるかを表している
。このアナログ電圧は、この誤差電圧の大きさに比例す
る電流へ変換されねばならない。このことは、別の差増
幅器75、ドライバトランジスタ77、及びエミッタフ
ィードバック抵抗79によってなされねばならない。差
増幅器75の出力は、トランジスタ77のベースを駆動
し、そのエミッタ電流は抵抗79を介して流れる。抵抗
79の高側からのフィードバック電圧は、ライン81上
を増幅器75の反転入力端へフィードバックされ且つラ
イン73上の誤差電圧から減算される。ライン73及び
81上のこれら2つの電圧間の差異は、トランジスタ7
7のベース駆動へ変換され、その際に差電圧をコレクタ
電流へ変換させ、そのコレクタ電流はリニア弁システム
69のソレノイドコイル83を介して流れる。
この電流によって発生される磁束は、その磁束の強度に
比例してリニア弁部分85を開放させる。
その弁部分は空気圧ライン67上をその弁を介しての加
圧空気の流れを変化させる。この加圧空気は、圧力調節
器87によって7O−80psiの圧力で調節される。
圧力調節器87への入力は空気ライン89であり、それ
は水トラツプ91及び入力空気ソレノイド操作型弁93
を介して9O−120psiで圧縮器からの加圧空気を
運ぶ。水トラツプは水が空気システムに入ることを防止
し、且つソレノイド操作型弁93は、スイッチ95によ
って象徴的に示した如く本システムへパワーが与えられ
る時に加圧空気が本システム内へゲート動作される様に
入力空気供給が制御されることを可能とする。
ソレノイド操作型弁85は、その際に、ライン73上の
アナログ誤差信号を該誤差信号の大きさに関係する流量
を持った空気流れへ変換する。誤差信号が大きいと、空
気の流れが増加される。この空気は米国特許第3,47
4,953号に記載されている如きベンチュリ効実装置
を介して流れる。、この装置は、圧力下で流れる空気を
ベンチュリ効果によって該装置のスロートにおいて大気
圧以下の圧力へ変換させる。この大気圧以下の圧力は、
空気圧ライン63上をインライン水センサ68を介して
カセット回収装置ヘパイブされている。
インライン水センサ68は、真空ライン63内の流体の
存在を検知する。この状態は、カセットが満杯となり且
つカセット内のこの満杯状態を検知する為の機構が機能
しない場合に、発生する。この様な欠陥が発生すると、
流体は真空ライン63内へ吸引されることがある。一般
的に、この流体は外科医が作業する区域を洗浄する為に
使用される生理塩溶液であり、それは導電性であり且つ
腐食性である。この流体がベンチュリスロートを介して
本装置内に入ると、それは本装置内の接続部及びその他
の機器を腐食することがある。このことを防止する為に
、インライン水センサ68が設けられている。このセン
サは2つの全鍍金した電極を持っており、それらは腐食
されることはない。
流体がライン63内に存在すると、検知されるこれら2
つの電極間に電流が流れる。この検知は。
抵抗を介してワイヤの1つを電源へ接続し且つ他方のワ
イヤを接地することによって達成される。
次いで、比較器の非反転入力端をそのワイヤへ接続し、
該ワイヤを電圧源へ接続する。該比較器の反転入力端を
基準電圧へ接続し、その基準電圧は好適にはワイヤの一
方へ印加される電圧V及び接地との間型圧である。この
構成を第3図に示してあり、それはカセッツ真空システ
ム及び制御弁の詳細を示しである。流体がライン63内
に吸引され且つインライン水センタ68に入ると、それ
は該ワイヤの周りに回収され且つ電圧Vが印加さ九てい
るワイヤ間に導電性経路を形成する。これはノード79
における電圧を接地電位又は多少その上の電位へ下降さ
せる。比較器81はこの変化を検知し、且つその出力ラ
イン83は状態を変化させる。この出力ライン83はバ
ス56によって、第1図における正面パネル制御及びセ
ンサインターフェース54内のラッチへ接続され、フラ
ッグをセットする。このラッチは時々マイクロプロセサ
によってボールされ、且つフラッグがセットされている
と、マイクロプロセサは本装置をシャットダウン即ち停
止させて損傷を防止する。
真空制御システムの考察に戻ると、ライン63上の大気
圧以下の圧力がソレノイド操作型弁274を介して真空
センサ49へ接続され、その目的は第9A図に関連して
後述する。ソレノイド操作型弁274は、制御バス20
6への接続を介してマイクロプロセサ30によって制御
され、且つここで関係のある全ての目的の為に開放状態
を維持し、その際にベンチュリ内に発生される真空を真
空ライン63と連通させることを許容する。真空センサ
49は真空レベルをライン51上の電気信号へ変換させ
る。この「実際」の真空レベル信号は差動増幅器61の
反転入力端へ接続され、ライン73上の誤差信号を変化
させる。マイクロプロセサ30が最初に或る真空レベル
を要求すると、ライン51上の実際の真空信号はゼロで
あり且つ誤差信号は大きい。差動増幅器75及びトラン
ジスタ77がこの誤差信号をコイル83を介して増加し
た電流へ、又ベンチュリ65を介して増加した空気流れ
に変換すると、真空レベルは増加し初め、即ちライン6
3内の圧力は大気圧よりも次第に低くなる。真空センサ
49は、この変化をより高い真空、即ちライン51上の
電圧における増加へ変換する。ライン51上の電圧上昇
は、ライン73上の誤差信号を減少させる。本システム
の傾向は、誤差信号をゼロ近傍へ減少させるが、フット
スイッチが押されている限り、ゼロ誤差信号は実際に得
られることはない。何故ならば、アスピレーション即ち
吸引用の用具は常に吸引しているが、物質が管内に吸引
される量が変化するので真空条件は変動している。管を
部分的に塞ぐ様な量の物質が管内に吸引されると、真空
が上昇し且つ誤差信号は下方向へ変化する。管内へ吸引
される物質が無いが又は殆ど無い場合、真空は下降し且
つ誤差信号は上昇する。フィードバックシステムが、リ
ニア弁の位置を変化させることによって実際の真空にお
けるこれらの変動に応答し、空気の流量を変化させる。
その変化の方向は、真空レベルの変化を所望の値へ向か
って変化させる様なものである。全般的な効果としては
、真空レベルをフットスイッチを介して外科医によって
要求されるレベルへ安定化する傾向である。外科医にと
って、実際の真空レベルはそのフットスイッチの操作で
変化する様に見える。
第4A図及び第4B図は、第1図及び第2図にブロック
線図で示したマイクロプロセサによって要求される所望
の真空のレベルへ実際の真空信号を制御する為のアナロ
グフィードバックシステムの概略図である。所望の真空
レベルはアナログ信号の形態でデジタル・アナログ変換
器42からライン59内へ入る。この信号の一部は差動
増幅器85の非反転入力端へ印加され、その差動増幅器
85は、想像線内の関連する利得及び帯域幅設定部品の
全ての共に、第1図における差動増幅器システム61の
機能を行って、ライン73上に誤差信号を発生する。フ
ィードバック抵抗276.272及びコンデンサ274
は、本システムの帯域幅に渡って増幅器61に対しての
ノンリニア即ち非線形利得を確立する。本システムの伝
達関数は、D、C,から約15−20H2へ約10の利
得を持っている。次いで、その利得は、それが200H
zにおいて約0.5の値に到達する迄、約10db/d
ecadeでロールオフを開始する。利得は、寄生容量
がゼロヘロールオフする迄そのレベルを維持する。
ライン73上の誤差信号は、差動増幅器75及び前述し
た如く機能するトランジスタ77から構成される電圧・
電流変換器へ接続される。
ライン51上の実際の真空フィードバック信号は、レベ
ルシフタ91を介して差動増幅器61の反転入力端へ接
続される。このレベルシフタは差動増幅器93の非反転
入力端へ印加される調節可能な基準電圧を持っている。
この基準電圧は、基準電圧源(不図示)の正及び負の端
子間に接続されている抵抗97及び99から構成される
電圧分割器内のポテンシオメータ95のワイパーから取
られる。真空センサ49からの実際の真空信号は差動増
幅器93の反転入力端へ接続される。この。
ライン101上の信号は高利得差動増幅器103の出力
端から取られ、該増幅器103は真空トランスデユーサ
内部の抵抗ブリッジ上の電圧を解釈することによって実
際の真空条件を検知する。真空トランスデユーサは定電
流源105へ接続されている抵抗ブリッジである。定電
流源は、その反転入力端を基準電圧へ接続し且つその非
反転入力端を接地接続した差動増幅器から構成されてい
る。
差動増幅器107の出力端は真空トランスデユーサの抵
抗ブリッジの1つのノードへ接続されている。該ブリッ
ジの頂部ノード109はライン111によって正電圧基
準電圧へ接続されている。このラインは、該ブリッジか
ら吸い込まれる変動する電流はノード109における電
圧を変化させるので、ノード113から差動増幅器によ
って吸い込まれる電流を安定化させる為の負のフィード
バック電圧源として機能する。
変動する真空条件は、該ブリッジを構成する抵抗の変化
する値の為に、ブリッジ内のノード115における電圧
を変化させる。この電圧は差動増幅器117の非反転入
力端へ接続される。この増幅器は、ノード115におけ
る電圧を増幅し、且つその結果得られる出力電圧を出力
端119へ供給し、該出力端119は別の差動増幅器1
21の反転入力端へ接続されている。この増幅器121
の非反転入力端はノード123へ接続されており、該ノ
ード123はその電圧も変動する真空条件と共に変化す
る様に該ブリッジ内に位置されている。
この構成の結果、ノード115における電圧はノード1
23における電圧から減算される。その差はライン10
1上の実際の真空信号であり、それはレベルシフトされ
且つライン51上を差動増幅器61へ接続されている。
空 圧力制御システム 再度第1図及び第2図を参照すると、空気圧力制御シス
テムがブロック線図で示されている。該システムは幾つ
かのモードを持っており、その中に大気よりも大きな空
気圧力が供給され且つ外科医が手で持って使用するハン
ドヘルドの切断用具へ・本システムによって制御される
。例えば、はさみ比例切断モードにおいて、フットスイ
ッチの位置に比例する空気圧力が空気圧力によって駆動
されるはさみへ供給される。はさみ多切断モードにおい
て、フットスイッチ48の位置に比例する周波数を持っ
た三角形の形状の空気圧波形が空気圧操作型はさみへ伝
達される。空気圧力制御システムは該真空制御システム
に幾分類似して動作し、オペレータが所望するモードに
関してモードスイッチ60が検査され、次いでフットス
イッチが読み取られる。フットスイッチが読み取られ且
つ切断速度又は所望の圧力の計算がなされた後に、マイ
クロプロセサはデジタルワードを第1図中のD/A変換
器40へ書き込む。このワードはライン123上のアナ
ログ信号へ変換され、該ライン123は差動増幅器12
5の非反転入力端へ接続されている。差動増幅器125
の反転入力端はライン127上の実際の圧力信号へ接続
される。この信号は、空気圧入力端をハンドヘルドの空
気圧駆動型はさみへ接続させることの可能な空気圧カラ
イン131へ接続した圧力センサ129によって発生さ
れる。差動増幅器125は、ライン127上の実際の圧
力信号をライン123上の所望圧力信号から差し引いて
、ライン133上に誤差信号を発生させる。第3図を参
照すると、この誤差信号は増幅器75と機能的に類似し
た別の差動増幅器135の非反転入力端へ印加される。
この増幅器の出力端はエミッタフィードバック抵抗28
を持ったトランジスタ137のベースへ接続されている
。エミッタノードはライン141によって差動増幅器1
35の反転入力端へ接続されており、且つ増幅器135
、トランジスタ137.抵抗139の結合は、真空制御
システムにおけるのと同一の態様で機能し、ライン13
3上の誤差電圧をソレノイド操作型リニア弁141のコ
イル139内を流れる電流へ変換させる。この電流は誤
差電圧の関数であり、ライン133上の誤差信号のレベ
ルに従って空気ライン131への空気圧ライン88上の
加圧空気の流れを弁部分141によって変調させる磁束
をセットアツプする。空気圧ライン88は圧力調節器9
0によって確立される40乃至45psiの調節された
圧力で加圧空気を運び、該調節器90は7O−80ps
iの圧力で圧力調節器87からの加圧空気を担持する空
気圧ライン143によって接続されている。空気圧ライ
ン131上の変調された空気の流れは、宝石で構成され
たオリフィス147によって(大気への)排気145へ
接続されている。この宝石製オリフィスは。
変調された流れを大気圧への一定の直径のポートを介し
て加圧空気の制御した漏れによって変調された圧力へ変
換される。今説明した誤差信号発生回路及びフィードバ
ックシステムは上述した真空制御システムと構成及び動
作が類似しており、従って更に詳細な説明は割愛する。
第2図中の想像線による箱149内側の要素は一緒にな
って第1図中のリニア圧力駆動制御弁システム149を
構成している。
カセット取扱いシステムの好適実施例は、近接検知、カ
セット排出、及び逆流の論理を取り扱う為に第1図中の
CPU30で走るソフトウェアサブルーチンを使用して
いる。この好適実施例を例示する為に、本発明の空気圧
システムを示す第2図を参照し、且つカセット取扱いサ
ブルーチンに対する処理ステップのフローチャートを示
す第5A図及び第5B図を参照する。第2図に示した本
システムの空気圧及び真空システムはこのカセット取扱
いに関与している。カセット取扱いに関して第2図の関
係する部分はその図の右下におけるソレノイド操作型空
気弁166及び150であり、且つこれらのソレノイド
操作型弁へ空気圧的に接続されている逆流及び排出ピス
トン92及びカセットラッチピストン93である。該ソ
レノイド操作型弁も調節器90によって制御された4o
乃至45ρsiの調節された圧力における空気の加圧空
気源へ空気圧的に接続されている。ソレノイド操作型弁
は2つの空気入力端及び1つの空気出力端を具備してお
り、該出力端はCPUに接続されている制御ライン上の
電気的制御信号の状態に従い何れかの空気入力端へ空気
圧的に接続させることが可能である。例えば、ソレノイ
ド操作型弁166は、加圧空気バス88へ接続した空気
圧入力端及び大気へ接続されている空気圧入力端を持っ
ている。この空気圧出力端は逆流・排出ピストン92へ
接続されており、且つ制御バス206内の制御ライン上
の制御信号が「加圧」状態にある場合に空気バス88へ
空気圧的に接続され、且つライン206上の制御信号が
「開放」状態にある場合に空気圧的に大気へ接続される
。ソレノイド操作型弁150に付いても同一のことが言
える。
制御バス206上の制御ラインは、バス84及びドライ
バ86を介して、第1図中のRAM・工/○ボート74
から来ている。好適実施例においては、ドライバ86は
I10ポート74の出力段である。各ソレノイド操作型
弁はそれ自身の駆動ラインを持っており且つそれ自身の
I10ポートを持っており、従って各々は個別的にCP
U30によって「加圧化」され又は大気へ開放されるこ
とが可能である。CPUが特定の弁を加圧することを望
む場合、それはデコーダ82と適切な工/○ポートを使
用してその弁をアドレスし且つ特定のビット又はコード
をそのI10ボートへ書き込む。このビットはラッチさ
れ、且つドライバ86の状態を制御し、その様にアドレ
スされたソレノイド操作型弁のコイルを駆動する。次い
で、所望の入力が出力端へ接続される。
第5A図を参照すると、カセット近接が検知され、カセ
ットが引き込まれ且つラッチされ、且つ真空シールがテ
ストされる本発明によって実行されるカセット取扱いプ
ロセスの一部をフロー線図で示されている。このプロセ
スはステップ210から開始され、そこで本装置はカセ
ットが正面パネル受け器内に押し込まれるのを待機する
。この待機ステップのサブステップはステップ212及
び214から構成される。ステップ212は、正面パネ
ル制御及びセンサインターフェース54を介してカセッ
ト近接センサスイッチ64をアドレスし且つそのスイッ
チの状態を読み取ることを有している。次いで、スイッ
チ64から読み取られたデータはステップ214におい
てカセットが近い場合のスイッチの状態を反映するデー
タと比較され、且つカセットが部分的に正面パネル内へ
押し込まれたか否かに関する決定がなされる。その解答
が否定である場合、処理は分岐216によって象徴的に
示した如くステップ212へ戻る。一方、解答が肯定の
場合、処理はステップ218へ進行して、カセットを受
け器内へ引き込む。
ステップ218は、RAM・I10ポート74を介して
カセットラッチピストン93、ソレノイド操作型弁15
0をアドレスし且つそれへ「加圧」命令を書き込むステ
ップを表している。この命令は、空気圧ライン88上の
加圧空気を第2図中の空気圧ライン220へ接続させ、
その際にピストン93を移動させる。第3図を参照して
説明した如く、このピストンの移動は、カセットと係合
し。
且つそれを真空シールと気密性のある封止係合状態に引
き込む。
真空シールチェックプロセスはステップ222で象徴的
に表されており、このプロセスにおける最初のサブステ
ップは、ステップ224における2秒タイムアウトの為
にマイクロプロセサ30内に何等かの内部タイマーをセ
ットアツプすることである。次いで、真空システムがス
テップ226において開始され、該真空シールを介して
カセットへ接続されている真空マニホールド上に真空を
発生する。これを行う為に、マイクロプロセサはデジタ
ルワードをD/A変換器42へ送り、15Q mmHg
の真空レベルを要求する。次いで、真空制御システムは
誤差信号を発生し、それは真空レベルが真空ライン63
内及びカセットの小型及び大型のボトル内において上昇
させる。これを理解する為には、カセットの真空システ
ムの概略図を示している第3図を参照すべきである。
第3図において、カセットは小型真空ボトルを有してお
り、それは真空ライン63に接続されているボトルの頂
部にある1つの真空入力端を持っている。別の真空ライ
ン230は、小型のボトルから大型のボトル232へ液
体を転送する為に使用される。真空ライン230は、そ
の真空入力端が小型ボトル228の底部に位置する様に
小型ボトル228内へ延在している。真空ライン230
の他端は大型ボトル232の真空入力端へ接続されてい
る。ソレノイド操作型ピンチ弁システム234は、真空
ライン23に対して使用される手術用管をピンチするか
又はピンチしないかによって小型ボトルと大型ボトルと
の間での液体の転送を制御するのに役立つ。第2図にお
いて、ソレノイド操作型ピンチ弁システム234は、転
送ピンチピストン238へ接続されているソレノイド操
作型弁236から構成されている。ソレノイド操作型弁
即ち5OV236は、空気圧ライン88へ接続されてい
る空気圧入力端、及び転送ピンチピストン238の空気
圧入力端へ接続されている空気圧出カライン240を持
っている。マイクロプロセサが大型ボトルを小型ボトル
から分離することを所望する場合、それはRAM・工/
○回路74上のI10ポートをアドレスし且つ「通気」
ビットをI10ボートラッチ内に書き込む。このことは
、5OV236をして弁を閉塞させ、空気圧ライン24
0から加圧空気を通気させることを許容し、その際に転
送ピンチピストンを外側へ押し出させ且つライン230
の手術用管をピンチして閉塞させることを可能とする。
マイクロプロセサが小型ボトルから大型ボトルへの液体
転送を行うことを所望する場合、それは5OV236に
割り当てられているI10ポートをアドレスし且つその
ビットを「加圧化」にセットする。このことは。
5OV236をして、空気ライン240を空気圧パスラ
イン88へ接続させる。このことは転送ピンチピストン
における圧力を通気させ、従ってスプリングによってピ
ストンは「ピンチされない」位置へ復帰される。液体転
送が実際に行われる為には、マイクロプロセサが真空ラ
イン230を開放し、且つ真空を大型ボトル232の別
の真空入力端に接続されている別の真空ライン244へ
付与する。この真空ライン244は水トラツプ246を
介して第2図に示したベンチュリ248へ接続されてい
る。水トラツプ246は、大型ボトルが満杯になった時
にライン244を介して、流体が本装置内へ吸引される
ことを防止する。真空をライン244へ付与する為に、
マイクロプロセサは5OV250をアドレスし、それは
空気圧入力端を空気圧ライン88へ接続しており且つ「
開放」ビットをそれに書込、その弁をして加圧空気をラ
イン88とベンチュチ空気流れ入力端252との間で通
過することを可能とさせる。ベンチュリを介しての空気
の流れは、真空ライン244内で真空を上昇させる。こ
れは大型ボトル及び転送ライン230を空とさせる。小
型ボトル内には流体が存在するので、その流体は転送管
230内に吸引され且つ大型ボトル232へ移動する。
液体が小型ボトルを出ると、それは真空ライン63から
の空気で置換される。何故ならば、マイクロプロセサ3
0は前にデジタルワードをD/A変換器42へ送り、ゼ
ロ真空を要求しているからである。これは第2図中のリ
ニア弁85を閉止し且つ真空ライン63がベンチュリ6
5のスロートを介して大気から空気を吸引することを許
容する。小型ボトル228もそのボトルの頂部に固定さ
れており且つその中に下方へ突出する2つの電極262
及び264を持っている。これらの電極、及びインライ
ン水センサ68に接続されている比較器及び電源は一体
となって第1図に示した小型ボトル液体レベルセンサ6
6を構成している。マイクロプロセサ30はこの液体レ
ベルセンサ66を時々ポールして小型ボトルのステータ
スをチェックする。
ボトルが満杯になると、センサ66はこの事実を検知し
、マイクロプロセサ30は上述した液体転送プロセスを
開始して小型ボトルを空とする。
真空ライン230も吸引ソレノイド操作型ピンチ弁シス
テム256によってピンチさせる手術用管のセグメント
を介して真空ライン254によって手動用具へ接続され
ている。第2図を再度参照すると、このピンチ弁システ
ムはソレノイド操作型弁258及び吸引ピンチピストン
260から構成されている。このシステムは転送ピンチ
弁システムと同−的に動作するので、吸引ピンチ弁シス
テム256はマイクロプロセサによって手術用管をピン
チさせ小型ボトルから大型ボトルへの液体転送の間真空
ライン254をライン230から分離させるということ
を除いては、更に詳細な説明は割愛する。手術区域から
の流体の吸引の間、ピンチ弁システム256は開放され
たままであり。
従ってライン63上の真空はライン230へ且つライン
254へ転送される。マイクロプロセサは転送ピンチ弁
システム234を、手術個所からの流体の吸引の間、閉
塞させ、従ってライン63上の真空は流体を小型ボトル
内に引き込むが、流体が大型ボトル内に吸引されること
はない。ライン244はこの様な操作中に大気へ通気さ
せることが可能である。この小型ボトル/大型ボトルシ
ステムは、大型ボトルのみを使用した場合よりも、シス
テムの真空応答時間を一層小さくすることを可能とする
。このことは、本システムを一層敏捷で且つ外科医が使
用するのに一層容易なものとしている。
カセット取扱い及び真空シールテストプロセスの考察に
戻って説明すると、ステップ266は、ピンチ弁234
を開放し第3図のピンチ弁256を閉塞して、真空セン
サ49を読み取るステップを示している。第2図におけ
る弁250も「加圧」位置にあるべきであり、従ってベ
ンチュリ248は真空ライン244内に大気圧以下の圧
力を発生させて、この真空ライン上のシールのみならず
真空ライン63上のシールをテストする。従って、ライ
ン63上の真空レベルは小型及び大型のボトル内の真空
レベルを表す。
ステップ268は、ステップ266からの真空レベルの
読みとメモリに格納されている150mn+Hgの定数
との比較を表している。このレベルの真空が2秒以内に
到達すると、真空テストの第1段階はバスし、且つ真空
システムはシャットダウンされ且つカセットが封止され
てステップ270において小型ボトルの漏れに対する検
査を行う、このことは、第2図中のソレノイド操作型弁
274をアドレスし且つそれを閉止してベンチュリ65
を真空ライン63からシールする。第3図中のソレノイ
ド操作型ピンチ弁234も又閉塞されねばならず、小型
ボトル228を大型ボトル232から分離して、第2図
中のベンチュリ248がライン244を介して全ての小
型ボトルの真空を流出させることを防止する。従って、
大型ボトル232は大気圧へ復帰される。大型ボトルは
大きな漏れに対しての検査を行う必要はない、何故なら
ば。
この様な漏れが合った場合には、先ず第1に、後述する
ステップ278の2秒のタイムアウト期間内に真空が1
50 mmHgに上昇することはないからである。
小型ボトル228が分離された後に、マイクロプロセサ
はステップ280で象徴的に示される如く、1秒待機す
る。このことは、ステップ224においてセットされた
タイマーがタイムアウトするのを毎秒待機することによ
って行われる。このタイムアウトが発生すると、真空セ
ンサ49は再度読み取られてライン63及び小型ボトル
228内の真空レベルを決定する。このステップはステ
ップ282によって象徴的に示されている。真空が6O
n+mHgを追えて下降することがなかった場合、カセ
ット及びシールはパスする。このテストはステップ28
4によって表されている。次いで、マイクロプロセサ3
oはカセットテストルーチンを抜け、ステップ286に
おいてソレノイド操作型弁274を再度開放させること
によって小型ボトル真空を大気へ通気させ、且つ選択さ
れた特定のモードのメインループへ進行する。
カセット、シール又はカセットに通じる真空ライン内の
どこかに大きな真空の漏れがある場合には、カセット真
空が15 QmmHgに到達することはなく、又は漏れ
の大きさに応じて非常にゆっくりとその値に到達する。
この条件を検知する為に、ステップ278によって示さ
れるテストが行われる。このステップは、ステップ26
8においてテストされる1 50mml(gの真空レベ
ルのゴールへ向かっての圧力降下速度の時間制限を表し
ている。
圧力降下の間、ステップ268の分岐命令は、ステップ
268のテストが真空レベルが未だ150mmHgへ上
昇していないことを表す毎にステップ278のテスト及
び分岐命令を実行させる。ステップ278のテストは2
秒が経過したか否かを決定するものである。そうである
と、カセットが不合格であり、且つ処理は、ステップ2
90において不合格レジスタに1を加算するか又は不合
格カウンタをインクリメントした後に、ステップ288
のテストへ進行する。カセットには真空テストをパスす
る為に2回のチャンスが与えられ、その後に不合格とな
ると、エラーメツセージが表示される。ステップ288
のテストは不合格カウンタ内の数値を読取且つそれが1
であるか又は1より大きいかを決定する。不合格数値が
1で1回目の不合格であることを示していると、処理は
ステップ222へ進行し、且つステップ224で開始さ
れて真空検査が繰り返される。不合格数値が1よりも大
きいと、ステップ292が実行されて、真空漏れが存在
することを表すエラーメツセージの表示器への書込を行
う。次いで、処理はステップ210へ進行し、次のカセ
ットの挿入を待機する。
ステップ278においてテストされた2秒タイムアウト
が未だ発生しないと、処理はライン294によって示し
た如くステップ266へ復帰する。
ステップ268及び278の間のループの実行中の2秒
タイムアウトの前の任意の時間において、真空レベルが
150mmHgに到達すると、制御は該ループを出て前
述したステップ270へ通過する。
それによりカセット取扱いルーチンの真空テスト手順の
説明を完了する。
第5B図は、カセット排出(エジェクト)及び逆流実行
においてマイクロプロセサ3oによって実施されるプロ
セスを示している。このルーチンは、本システムがステ
ップ296によって示した如く動作している間の特定の
モードのメインループにおいて或るステップからエンタ
ーされる。ステップ296のカセット取扱いルーチンは
ステップ297−302から構成されている。ステップ
297は工/○ポート不合格に対するテストである。ユ
ニット74のI10ポートは、その中に、ラッチにビッ
トを書き込みこれらのビットを読み取ることによってテ
ストすることが可能である。これらのボートが不合格と
なると1本装置は動作不能となり、且つカセットを排出
してこの動作不能性をシグナルせねばならない。ステッ
プ297はI10ポートをテストし、且つI10ポート
の不合格と共にステップ301へ分岐する。ステップ3
01は、第2図にソレノイド操作型弁150をアドレス
し且つそれに「開放」命令を書き込んで第2図及び第6
図におけるラッチ用ピストン93を大気へ通気させてそ
の際にカセットを排出する通路を奇麗にすることのI1
0命令を表している。
次に、ステップ302を実行し、その場合第2図におけ
るソレノイド操作型弁166をアドレスし、且つ「加圧
」命令を制御バス206を介してそれへ送り、その際に
空気圧ライン88上の加圧空気が逆流及び排出ピストン
92に入り且つそのピストンを外側へ押すことを許容す
る。このピストンはカセットの背面と接触し且つそれを
受け器の外側へ押し出す。
ステップ297へ戻って説明すると、I10ボートが不
合格とならなかった場合、テスト298が実行される。
このテストは、カセットが未だ存在するか否かを決定す
るものであり、何故ならば、カセットが存在しないと、
更に進行することが必要ないからであり、且つ正面パネ
ルカセット排出スイッチを検査する。このテストは、カ
セット近接センサ64をアドレスし、且つ第6図に最も
良く示される如く、その現在の状態を読み取ることによ
って実行される。
次に、ステップ299のテストが実行されて、外科医が
フットスイッチ上の圧力を解放したか否かを決定する。
フットスイッチが未だ押し下げられている場合には、外
科医が未だ手術中かも知れないので、カセットは排出さ
れるべきではない。
この様な場合、処理はメインループの次のステップへ進
行し、それはブロック304によって示されている。
フットスイッチが押し下げられていない場合、正面パネ
ル排出スイッチを押して、カセットを排出させることが
可能であり、マイクロプロセサはその様に実行する。前
述した全ての条件が満足された場合にのち、正面パネル
排出スイッチがステップ300においてポールされる。
フットスイッチが押されていない場合、処理はステップ
304へ進行し、メインループで継続する。それは押さ
れていると、処理はステップ301及びステップ302
へ進行し、そこでカセットは前述した如く排出される。
マイクロプロセサ3oは幾つかのオンボードのタイマー
を持っており、それらはマイクロプロセサによって初期
化されて、インタラブドを周期的に発生する。各インタ
ラブドは第1図におけるFROM38に格納されている
サービスルーチンのマイクロプロセサによる実行により
サービスされる。各インタラブドは異なった機能を制御
し、且つ各インタラブドは本装置が何れのモードでも動
作中に発生する。然し乍ら、各インタラブドは幾つかの
機能を持っており、且つ全ての機能が各モードにおいて
必要とされるわけではないので、各インタラブドにおい
て分岐機能があり、それは正面パネルモード選択スイッ
チ60をテストしてそのモードを決定する。一度モード
が決定されると、サービスルーチンにおける処理は、特
定のモードに関係ある機能を実行するサービスルーチン
の適切な部分に対しベクトル化される。本システムの逆
流能力は、インタラブド3に対するサービスルーチンの
一部であり、且つ逆流プロセスに対してのフロー線図を
第9B図に与えである。
第5B図を参照すると、ステップ306は、インタラブ
ド3タイマーがタイムアウトすると、インタラブドが発
生し、且つマイクロプロセサはそれ自身ステップ306
で示した如く、インタラブド3サービスルーチンに対す
る開始アドレスに対してベクトル化する。次にステップ
308が実行され、インタラブド3サービスルーチンに
おけるテストを表しており、本システムの動作モードを
決定する。本システムがI/Aモード、即ち洗浄及び吸
引モードにある場合、逆流は外科医がその様に要求する
場合に実行される機能の1つである。
ステップ309−311はインタラブド3サービスルー
チンの逆流部分の個々のステップを表している。
ステップ309はテスト及び分岐命令を表しており、フ
ットスイッチの位置を読み取り、それが解放されている
か否かを決定する。外科医は、フットスイッチを解放し
且つそれを右へ移動させることによって逆流を要求する
。この条件が存在するか否かを決定する為に2つのテス
トを実行せねばならず、ステップ309はその1つであ
る。多のテストはステップ310で実行される。ステッ
プ309のテストの結果がフットスイッチが解放されて
いないであると、逆流は要求されておらず且つ処理は、
そのサービスルーチン内の他の機能が特定のモードに対
して実行される必要があるか否かに従って、インタラブ
ドサービスルーチンの次のステップへ復帰するか又はイ
ンタラブド3サービスルーチンにおける次のステップへ
復帰する。
フットスイッチが解放されている場合、処理はステップ
310のテストへ分岐し、そこで該フットスイッチがテ
ストされてそれが右へ移動されたか否かを決定する。フ
ットペダルが右へ移動されたかどうかを検知する為に位
置された第1図におけるマイクロスイッチ76がフット
スイッチ内に位置されている。このマイクロスイッチは
、I/A及びFragモードにおける分断制御機能、及
びFrag無しI/Aモードにおける逆流制御機能の両
方において使用されている。ステップ310によって読
み取られるのはこのフットスイッチである。第10図及
び第2図を参照すると、マイクロスイッチ76がフット
スイッチが右へ移動されたことを表していると、第2図
中のソレノイド操作型弁258はアドレスされ且つ「閉
止」命令がそれに送られて、吸引ピンチ弁260へ加圧
空気をゲート動作させて、外科医の手動用具へ真空を運
ぶ手術用管をピンチオフ即ち閉塞させる。次いで、第1
図及び第2図におけるソレノイド操作型弁166がアド
レスされ、「加圧」命令がそれへ送られて、加圧空気を
第8図に示した逆流・排出ピストン92ヘゲート動作さ
せる。このことは手術用管184を閉塞させ、その際に
その体積を減少させ且つ手動用具における真空ラインに
おける開口での或る物質を押し出させる。
本システムは、最初に開始された時に、一連のテストを
実行して、或る臨界的な部品が差動可能であるこを検証
する。本システムが最初にパワーアップされると、処理
はコールドスタートステップ314において開始し、且
つステップ316へ進行して或るパワーオンテストを実
行する。これらのテストは、ステップ318における第
1図におけるEPROM38のテスト、及びステップ3
20における第1図における外部RAM74の検査を包
含している。ステップ318はEPROM38における
全てのバイトを加算して、チェックサムを形成し、且つ
そのチェックサムを定数と比較して、EPROM内に格
納されている全てのビットが未だその元の状態であるか
否かを決定する。
チェックサムが正しい場合、ステップ320のテストが
実行される。チェックサムが正しくない場合、ステップ
322が実行されてエラーメツセージが表示される。ス
テップ320のテストは、数値の外部RAMへの書き込
み1次いでその数値の読み取りを包含する。その解答が
正しいと、処理はステップ324へ進行する。
ステップ324はシステムチェックステップであり、そ
れはステップ326で示した如く、A/D変換器のタイ
ミングを検査する。このステップにおける最初のステッ
プは、ステップ328で示した如く、A/D変換プロセ
スを開始させることである。このステップは、A/D変
換器の7ドレツシングを行い、且つチップセレクト信号
をその開始入力端へ送ることを有している。次に、A/
D変換器からの変換出力信号の終了が読み取られて、変
換がステップ330として終了したか否かを判別する。
変換終了ビットが変換が終了したことを表していると、
ステップ332は分岐である。
変換が終了していないと、ループカウンタがステップ3
34においてインクリメントされる。ステップ333は
ループカウンタの読取及び最大許容ループカウントとの
比較である。ステップ335でテストされて、ループカ
ウントが最大値よりも低いと、処理はステップ330へ
復帰する。A/D変換器が完全に故障して変換終了ビッ
トが発生されない場合、このことを検知する何等かの方
法がなければならない。ステップ335のテストはこの
様な安全対処策である。比較の結果、最大カウントを越
えている場合には、ステップ340を実行してエラーメ
ツセージを表示する。
変換が終了していると、ステップ336への分岐が行わ
れ、そこでループカウンタの内容が、ループの最大数と
変換時間に対して許容可能なものとの積に設定された固
定の定数と比較される。この変換の間に実行されるルー
プ数がステップ338でテストされる最大値を越えると
、変換が遅過ぎ、且つエラーメツセージがステップ34
0において表示される。最大値よりも小さいと、テスト
はパスされ、処理はステップ342へ分岐する。
ステップ342は本システムにおいて使用されている全
ての変数の初期値化である。例えば、1バイトが第1図
中のRAM−I10ポート回路74へ送られて、それを
適切な動作モートへ入らせ、全てのソレノイド操作型弁
はそれらの適切な初期状態へセットされ、ビトレクトミ
イプローブはターンオフされ、吸引ピンチ弁260は閉
塞され、且つ圧力及び真空レベルはゼロヘセットされる
更に、ディスプレイにおける全てのLEDはオフ状態ヘ
クリアされ、低空気圧力スイッチ70が読み取られて、
入力空気圧力が許容可能な圧力であるか否かを決定し、
且つフットスイッチを解放させるべきメツセージが表示
される。最後に、真空センサが読み取られて、真空シス
テムが安全であることが検証され、且つ真空がゼロでな
いか又はフットスイッチが8秒を越えて押し下げられて
いる場合には、エラーメツセージが表示される。
次に、処理はウオームスタートステップ344へ進行し
、そこで全てのインタラブドがマスクされ、且つ全ての
ピンチ弁が予め定義した状態へ再度初期化される。圧力
及び真空レベルはゼロヘセツトされ、低空気圧力スイッ
チが読み取られて、入力空気圧力が7Qpsi未満であ
るか否かを決定する。このウオームスタートステップは
、本装置の動作モードが第6図の流れ線図における他の
ステップからベクトル346で示した如く変化される毎
に実行され、その場合に第1図のモードセレクトスイッ
チ60が読み取られて所望の動作モードを決定する。
次いで、ステップ346を実行して、所望のモードを決
定する。幾つかのルーチンがあり、その各々はそのモー
ドの1つで本装置を制御する。各ルーチンは1群のステ
ップを持っており、それはモードセレクトスイッチの状
態をチェックし且つ変化があったか否かを決定する。変
化が合った場合、新しいモードコードがRAM内の変数
へ書き込まれる。ステップ346はこのモードコードを
読み取り、その上でそれは種々のモードに対するコード
と比較し、所望のモードに関しての結論が出される。ス
テップ348はこの比較を行い且つ適切なルーチンの開
始アドレスへの分岐を行わせてそのモードを制御する。
選択されたモードが洗浄・吸引モードの場合、最初に実
行されるステップは第6B図のステップ350である。
このモードは洗浄流体を正面パネル上のボート及び手術
用管を介して供給し、該管は第1図の洗浄ピンチピスト
ン89の作用によってピンチオフさせることが可能であ
る。このピンチピストンはRAM−l10ポート74か
ら制御バス206を介してマイクロプロセサ30によっ
て制御される第2図に示したソレノイド制御型弁352
の制御下にある。該モードは又真空を手動用具へ供給し
て、興味のある領域における洗浄流体及び異物又は組織
の断片等を吸引する。ステップ350はこのモードの為
に必要とされるインタラブドを初期化させる。このプロ
セスは、所望の間隔でインタラブド1及びインタラブド
3を発生させる為にマイクロプロセサ内に幾つかの内部
タイマーを設定することを包含する。I/Aモード即ち
洗浄・吸引モードにおいては、インタラブド1が真空発
生システムを制御し、且つインタラブド3が洗浄流れ、
逆流及び真空通気を制御する。
次に、モード名がステップ352においアルファニュー
メリック表示器上に表示され、且つステップ210はカ
セットが正面スロット内に押し込まれるのを待つ。カセ
ットの存在が検知されると、第9A図及び第9B図のプ
ロセスが実行される。
このプロセスの完了後、ステップ286が実行されて、
カセットテストからの真空が大気へ通気され、且つ圧力
が大気圧へ降下するのを待つ。このステップは、ステッ
プ354において真空センサ49の連続的にポーリング
及びステップ356でのセロ又は安全真空レベルに対す
るテストを包含する。真空が安全なレベルへ降下しなか
った場合、2秒タイムアウト用の別のテストがステップ
358において実行される。タイムアウトが発生しない
と、処理はステップ354へ復帰する。タイムアウトが
発生すると、処理はステップ360へ進行してエラーメ
ツセージを表示する。ステップ356のテストが安全レ
ベルを占めずど、2秒タイムアウトのテストはステップ
362において実行される。タイムアウトが発生しない
と、ステップ354が再度実行される。タイムアウトが
発生すると、ステップ364が実行されて、モードの変
化に対してキーボードをチェックする。
ステップ364はI/Aモードに対するメインループに
おける最初のステップであり、且つ第6C図に示したベ
クトル366によって表されるステップから構成される
。メインI/Aループの完了後、I/Aメインループの
終了におけるリターンの表示からベクトル368によっ
て表される如く、ステップ364が再度実行される。ス
テップ364における最初のサブステップ368はキー
ボードスイッチ368を読み取ることである。その結果
はステップ370においてメモリ内に格納されている現
在のモードコードと比較され、モードが変化したか否か
決定する。変化した場合、ステップ372は新たなモー
ドコードをメモリに書き込み、且つ新たなモードコード
は、新たなモードが決定される迄、そのモードコードと
比較され、その上新たなモードの開始アドレスへのジャ
ンプがステップ374で行われる。モードの変化が発生
しないと、カセット排出スイッチ62がボールされ且つ
テストされて、それがステップ376においてブツシュ
されたか否かを判別する。そうであると、カセットは第
5B図ステップ300−302において示した態様でス
テップ378において排出される。ブツシュされていな
いと、ステップ380が実行されてサブモード変数を読
み取る。
I/Aモードは3つのサブモードを持っており、即ち洗
浄のみで吸引無し、洗浄及び分断を伴う吸引、及び洗浄
と吸引のみ、である。キーボードが読み取られ且つモー
ドコードが書き込まれると。
特定のサブモードがステップ364によって格納される
。ステップ382は、適切なサブモートルーチン開始ア
ドレスへの処理をベクトル化させる。
I/A及びFrag (フラグメンテーション即ち分断
)ボタンが同時的に押されると、モード変化サブルーチ
ンによって書き困れたサブモードコードは工/A及びF
ragサブモードであり、且つ分岐はステップ384へ
である。しかしI/Aボタンのみが押されると、分岐は
ステップ386へであり、そこでI/Aサブ−サブモー
ドコードが読み込まれて、洗浄のみサブ−サブモードが
所望されるのか又はI/Aモードのみが所望されるのか
を決定する。ただどのサブ−サブコードがモード変化サ
ブルーチンによって書き込まれるかは、I/Aボタンが
一度押されたか又は2度押されたかに依存する。1度の
押し下げは処理をステップ390ヘベクトル化させ、且
つ2度の押し下げはステップ388へベクトル化させる
I / A Fragサブモードにおける第1ステツプ
392及び394は、フットスイッチが押し下げられて
且つ右へ移動されて、適切な信号を書き込むと共にI1
0ポート74をアドレスして第1図内のバス80から「
オン」信号を送ることによって分断器がターンオンされ
ることを表すか否かをテストする為のものである。これ
が起るのは、テスト392の結果が否定で且つテスト3
94の結果が肯定の場合であり、ステップ396で示し
である。
マイクロプロセサは分断用具がオンしていた時間量を計
時し、且つ20ミリ秒が経過した後に。
「オフ」命令を該用具へ書き込む。テスト392に対す
る解答が否定であると、小型ボトルから大型ボトルへの
液体の短い転送が実施される。このことは、ピンチ弁2
56を閉じ、ピンチ弁234を解放し、且つ弁250を
解放して、ベンチュリ248によりライン244内に大
気圧以下の圧力を発生させることによって行われる。こ
のプロセスは、ステップ398によって示されており、
小型ボトル228から大型ボトル232へ液体の幾らか
を吸引するが、完全に転送を行うのに十分に長い間転送
弁動作条件が維持されるわけではない。
ベクトルがステップ390への場合、第1ステツプはス
テップ400においてフットスイッチをテストすること
である。それが押し下げられると、ステップ402は洗
浄ピンチ弁89を開放して、ソケットから正面パネル上
を手動用具への洗浄流れを可能とさせる。フットスイッ
チが押し下げられないと、ステップ404が洗浄ピンチ
89を閉止して流れを阻止する。ステップ404又は4
02の何れかが実行された後に、処理はステップ406
へベクトル化される。
ステップ406は吸引ピンチのパルス幅を特定のサブモ
ードに対する適切な流量に対してアップデートする。一
般的に、真空レベルの制御作業はインタラブド1によっ
て実行される。真空を使用するモードにおいて、吸引ピ
ンチ弁258及びピンチピストン260へ送られる周期
的な「ピンチオフパルス」のパルス幅の変調を介してマ
イクロプロセサによって与えられる真空ライン184に
よって吸引される物質の流量の同時的な制御がある。即
ち、真空ライン184における流量は、ソレノイド操作
型吸引ピンチ弁256のピンチオフ状態のデユーティサ
イクルの制御によってマイクロプロセサ30によって制
御される。マイクロプロセサは、ライン184を周期的
にピンチオフするが、その場合弁256をアドレスし且
つそれで該ラインをピンチオフし、且つ後に再度同一の
弁をアドレスし且つそれを開放させることによって行う
。より多くの流量が所望される場合、全ピンチオフ時間
はピンチオフ時間の「パルス幅」を減少させることによ
って減少される。洗浄のみモードにおいて、ゼロ流れが
使用されるが、これはインタラブド1サービスルーチン
におけるテストによって制御され、モードコードをテス
トして本装置が洗浄のみモードで動作しているか否かが
判別される。このテストは、真空が使用されるモードに
おいてのみ実行されるインタラブド1サービスルーチン
の真空分岐にある。テストの解答が肯定の場合、ソフト
ウェアは真空レベルをゼロに設定し且つフッチスイッチ
位置センサ内のポテンシオメータ設定を無視し、従って
洗浄のみモードにおいては、吸引流れは発生しない、こ
の場合、ステップ400のテストがフットスイッチ内の
第2マイクロスイツチで実行され、それはフットスイッ
チが押し下げられているか又はいないかを検知するが、
フルスケールと比較した押し下げの相対的な量には影響
されない。ステップ406は未だ実行されているが、洗
浄のみモードにおいて変調されるべき流れを起す真空力
が内のでそれは実際効果はない。然し乍ら、ステップ4
06によって示されるコードは、その他のサブモードに
対して必要とされ、従ってベクトル408及び410に
よって示されるのみならずその他のモードからもステッ
プ406へのベクトル化が発生する。
処理がステップ388へベクトル化されると、最初のス
テップは、フットスイッチがステップ412において押
し下げられるか否かを決定することである。フットスイ
ッチが押し下げられないと、ライン59上でD/A変換
器42へ与えられる所望の真空レベル数値はゼロの所望
真空レベルを表す。これはソレノイド操作型弁85によ
りベンチュリ65を介しての空気流れをカットオフし、
その際に弁274が開放している限り真空ライン63を
大気へ通気させる。フットスイッチが押し下げられると
、ステップ414はそれがステップ412へ分岐して戻
ることによって解放されることを待つ。フットスイッチ
が開放されると、真空レベルがステップ416において
読み取られ、センサ49を読み取って、ベクトル417
によって示される如く、ゼロ真空レベル、即ち大気圧に
対してそれをテストする。真空レベルがゼロであると、
本システムは短い転送に対して安全であり、且つ処理が
ステップ420ヘベクトル化されて、吸引ピンチ弁25
6を閉じ、転送ピンチ弁234を開放し、且つ前述しス
テップ422で示した如く、転送用真空を真空ライン2
44へ付与する。真空レベルがゼロでない場合、ステッ
プ424におけるタイムアウトに対するテストが実行さ
れて、フットスイッチの解放から多すぎる時間が経過し
たか否か、即ちフットスイッチの解放から或る時間以内
に真空レベルがゼロへ下降しなかったか否かを決定し、
エラーが発生した場合には、ステップ426に示した如
く、エラーメツセージを表示せねばならない。真空レベ
ルがゼロへ下降せず且つタイムアウトが発生しなかった
場合、処理はステップ418ベクトル化される。
ステップ422の短い転送の後、処理がステップ406
へベクトル化されて戻り、そこで本装置が現在勤作中の
特定のモードに対して流量が設定される。洗浄のみモー
ドを除いて、全てのI/Aモードにおける流量は、正面
パネル上の切断速度 ′制御部50を読み取ることによ
って決定される。
次いで、A/D変換器44からの数値が吸引ピンチ弁2
56に対してのデユーティサイクルへ変換されて、切断
速度制御部の設定に従って流量を制御する。ステップ4
30は、プローブ262及び264からなる小型ボトル
水センサを読取、カセットが満杯であるか否かを決定す
る。このテストによりカセットが満杯であることが示さ
れると、完全な転送がステップ432で実施される。こ
のステップは上述した短い転送と同一の態様においてピ
ンチ弁を開閉させるが、この転送条件を5秒の間維持す
る。同時的に、「転送」メツセージが表示される。ステ
ップ430のテストがr非満杯」条件を表すと、別のバ
ックアップテストがステップ434で実施されて、イン
ライン水センサ63を読取、カセットが満杯か否か又腐
食か又はその他の理由によりこの事実をプローブ262
及び264が検知為損なったか否かを決定する。このテ
ストがガセットが満杯であること表すと、ステップ43
6で示される如く、完全な転送が8秒の間実施される。
同時的に、「接触をチェック」のメツセージが表示され
る。
カセットが満杯でないと、第9B図中のステップ296
において具現化されているカセット取扱いルーチンが実
行されて、カセットが排出されるべきであるか否かを決
定する。
次に、所望の最大真空レベルをアップデートする為のス
テップ438が実施されて、オペレータが正面パネル上
の最大真空制御部の設定を変えたか否かを確かめ、この
ことは通知され且つ適切な動作が行われる。ステップ4
41は正面パネル上の最大真空レベル制御部を読み取り
、一方ステップ443はこの所望の最大真空レベルを正
面パネル表示器上に表示させる。ステップ445はセン
サ49によって表される実際の真空レベルを読み取り且
つこの値を最大真空レベル表示区域に隣接する正面パネ
ル表示器上に表示する。
ステップ440はI/Aメインモートルーチンのメイン
ループにおける最終ステップの1つとしてインタラブド
安全チェックを実施する。このステップはインタラブド
安全変数を読取且つメモリが損傷された場合に本装置を
停止させるべく設定する。このインタラブド安全変数チ
ェックは、それが範囲外であるか否かを決定するモード
コードのチェック、A/Dタイミングのチェック、それ
が有効な数値であるこを確かめる為の真空通気タイムア
ウト変数のチェックから構成されている。
次いで、ループリターンステップ442が処理をステッ
プ364へ戻すべくベクトル化して、モードスイッチが
所望されておりその場合にステップ374が処理を第6
A図のウオームスタートステップ344へベクトル化さ
せることをモードチェックステップが表さない限り、ル
ープを再度繰り返して開始させる。
第6E図を参照すると、ビトレクトミイモードプロセス
制御の流れ線図が示されている。最初のステップ446
は、インタラブドを初期化させて。
タイマーをインタラブド間の所望の時間に設定し、且つ
表示器のアップデートの周波数及び切断速度バーグラフ
表示機のアップデートの周波数の間の時間を設定する。
又、インタラブドを初期化させて、特定のモードに関係
するサービスルーチンにおけるコードの特定の部分へ分
岐させる。このステップはI/Aモードにおけるステッ
プ350と同一である。次に、ステップ448において
、ステップ352,210.286及びI/Aモードか
らのそれらの全てのサブステップは繰り返されて、モー
ド名を表示し、カセット挿入を待機し。
カセットの真空完全性をテストし、且つテストの後に真
空を通気させる。次に、ステップ450が実施されて、
I/Aモードからのステップ364゜430.434.
296及びそれらの全てのサブステップを繰り返し、キ
ーボードを読み取ることによってモード変化をチェック
し、水センサ68及び小型ボトル頂部内の水センサを読
み取り且つ必要に応じて任意の液体転送を実施し、且つ
カセット排出スイッチ62をポールしてオペレータがカ
セットを排出することを所望するか否かを決定する。
ビトレクトミイ(Vitreeto+wy)モードにお
いて、プローブの切断速度は、インタラブド3サービス
ルーチンによって制御され且つ真空レベルはインタラブ
ド1サービスルーチンによって制御される。
ビトレクトミイルーチンのメインループはステップ45
0で開始するが、インタラブドによって制御されるこれ
らの機能に対する補助的なサポートを与える。これらの
補助的な機能の第1は、真空システムの安全性をモニタ
して、それが許容可能な限界内にあることを確保するこ
とである。ステップ454における最初のテストは、最
大真空制御部46の設定を読み取り且つそれを100 
mm11gの定数と比較することである。この解答が肯
定であると、ステップ456のテストが実施されて実際
の真空レベルを表す真空センサ49を読み取り。
それが250BmHgよりも高いか否かを決定する。
その解答が肯定であると、エラーメツセージがステップ
458において表示される。ステップ456のテストに
対する解答が否定であると、ステンプ460のテストを
実施して、最大真空レベルは40mmHg未満であるか
否かを決定する。このテストに対する解答が肯定である
と、ステップ462のテストが実施されて、実際の真空
レベルは103 mmtlgよりも大きいか否かを決定
する。そうであると、エラーメツセージがステップ46
4において表示される。テスト454,460,462
のいずれかに対しての解答が否定であると、真空センサ
49がステップ466で読み取られる。次いで、実際の
真空レベルが大気圧と比較されて、何かが正しくないこ
とを表す実際の真空レベルは大気圧よりも大きい正圧力
であるか否かを決定する。
その解答が肯定であると、ステップ470においてエラ
ーメツセージが表示される。その解答が否定であると、
ステップ472のテストが実行されて、フットスイッチ
が押し下げられたか否かを決定する。その解答がフット
スイッチは押し下げられていないであると、処理はベク
トル474によってステップ476へベクトル化され、
前述した態様で短い転送を行う、短い転送が実施された
後。
第6D図からステップ440.442.444を繰り返
すことによって、最大真空レベルがアップデートされる
。次いで、処理は後述するステップ480ヘベクトル化
される。
フットスイッチが押し下げられると、処理はベクトル4
78によってステップ480ヘベクトル化されて、切断
速度をアップデートする。このプロセスは、ステップ4
82において切断速度制御部5oを読取且つステップ4
84において切断速度バーグラフ表示器をアップデート
させることを包含する。最後に、ステップ485におい
て、ステップ440のインタラブド安全性チェック、第
6D図、が繰り返される。次いで、処理は第6E図にお
けるステップ450へ復帰されて、このビトレクトミイ
モードのメインループを繰り返す。
このビトレクトミイモードの全てに渡って、真空制御及
びプローブ切断速度制御はインタラブド1及び3によっ
て実施される。
モードコードがFragモードであると、処理は第6F
図のステップ486へベクトル化される。このモートル
ーチンにおける第1ステツプはインタラブド1を初期化
させることであり、そのタイマを適切な間隔に設定し且
つインタラブドサービスルーチンにおけるベクトル処理
に対するインタラブドモード変数をこのモードを取り扱
う為の適切なコードへ設定する1次に、ステップ490
において、モード名を表示し、且つステップ492にお
いて、分断用具の存在をチェックする。ステップ492
は、マイクロプロセサ上の伝送データ直列ポートを介し
Fragケーブルを介して論理ゼロを伝送する為のサブ
ステップ494から抗されている。マイクロプロセサ上
のデータ受け取りポートは、ステップ494において伝
送されるゼロの返送に対してステップ496においてモ
ニタされる。
ステップ498は、Frag(分断)用具から返送され
るゼロの受け取りをテストし、ゼロが返送されないと、
エラーメツセージを表示し、且つゼロが返送されると、
処理をFragモードにおける次のステップへベクトル
化させる。
次に、ステップ500はステップ210及びそのサブス
テップを繰り返して、カセットが正面パネル上の受け器
内に入れられるのを待機する。次いで、ステップ502
はステップ364及びそのサブステップを繰り返して、
モード変化があるか否かキーボードをチェックする。次
いで、処理はステップ506へベクトル化して、そこで
カセット内の小型ボトルが満杯か否かをチェックし且つ
それが満杯であると、ステップ430及び434及びそ
れらのサブステップを繰り返すことによって液体転送を
開始させる。
ステップ508は、フットスイッチ48の状態に応じて
、分断用具をターンオン及びターンオフさせることによ
って分断用具を制御する。ステップ508のプロセスに
おける最初のサブステップは、フットスイッチの左又は
右への変位を検知するフットスイッチ上のマイクロスイ
ッチを読み取ることである。このテストはステップ51
0において実施され、テスト510のテストに対する解
答が背定であると、ステップ512はfrag手動用具
をターンオンさせる。ステップ512を実施した後に、
処理はステップ518へベクトル化されてカセットを処
理するが、そのステップに付いては以下に説明する。
ステップ510のテストがフットスイッチが右へキック
即ち移動されたことを表していると、処理はステップ5
16へベクトル化され、それはFrag用具をターンオ
フさせ且つ処理をステップ518へベクトル化させ、そ
れは第5B図のカセット取扱いステップを繰り返して、
カセット排出ボタンが押されたか否か及びカセットを排
出するのに安全か否かを決定する。次に、ステップ52
0において、真空レベルにエラーがないかチェックされ
、フットスイッチが押し下げられていない場合には、小
型ボトルから大型ボトルへの短い転送が実施され、且つ
上述した第6E図及び第6F図のステップ454−47
7を繰り返すことによって最大真空がアップデートされ
る。最後に、インタラブド安全性チェックが、第6D図
からのステップ440を繰り返すことによってステップ
522において実施される。メインループはベクトル5
24によって繰り返され、それは処理を第6F図のステ
ップ502ヘリターンさせる。分断モードの全てに渡っ
て、インタラブド1は真空レベルに関しての制御を行う
ステップ348における分岐がはさみ比例切断モードで
あると、処理は第6H図のステップ526へベクトル化
される。このモードにおいては、空気圧力が空気圧駆動
はさみハンドピースへ付与される。付与される圧力の量
はフットスイッチの位置に比例する。付与することの可
能な最大圧力は好適実施例においては20psiである
。最初のステップ528は、インタラブドを初期化させ
且つ正面パネル表示器上にモード名をプリントすること
である。使用される唯一のインタラブドはインタラブド
1であり、且つそれはソフトウェアタイマのみをアップ
デートし、このモードでは真空は全く使用されないので
、該タイマがどの様な頻度で表示器をアップデートする
かを制御する。次に、ステップ530において、モード
変化があるかどうかに付いてキーボードをチェックし、
且つ正面パネルカセット排出スイッチをチェックして、
カセットが排出されるべきであるか否か及び上述したモ
ードに関して説明した如くこの様な動作を行うのに安全
であるか否かを決定する。このステップは又、近接スイ
ッチ64を読み取ることによってカセットが近くにある
かどうか、及び前述した如く、それがカセットを把持す
るのに適切な命令であるか否かを決定するが、上述した
真空チェックステップを省略される。ステップ532に
おいて、第2図の入力空気圧力センサ70を読み取るこ
とによって入力空気圧力をチェックして、適切な空気圧
力があることを確保する。このステップは、センサをア
ドレスし、その出力を読み取り、その結果をテストし、
且つ圧力が不適切である場合にエラー表示へ分岐するこ
とを包含する。
このモードにおけるメインステップはステップ534で
あって、それはフットスイッチ位置センサを読取、切断
圧力の所望される量を決定する。
この位置センサは、前述した如く、A/D変換器を介し
て読み取られる。ステップ536は、20pSiの定数
にフルスケールと相対的な全フットスイッチ位置センサ
変位の割合を掛け合わせることによって所望の空気圧力
を計算する。その結果はD/A変換器4oへ送られ、そ
こでライン123上のアナログの「所望圧力」信号へ変
換される。
この信号はリニア弁149を制御して、所望の空気圧力
をはさみハンドピースへ出力させる。
第6B図におけるステップ348がはさみ多切断モード
への分岐となると、第6エ図のステップ540に到達す
る。このモードでは、空気圧はさみハンドピースは一定
の振幅を持っており且つフットスイッチ位置センサによ
って制御される周波数を持った三角形状の空気圧波形で
駆動される。
このモードにおいてはインタラブド3は使用されず、且
つインタラブド1が使用されてリニア弁149を制御し
て、空気圧力を毎捧100回アップデートさせて三角形
状の空気圧波形を実施する。
最初のステップ542は、インタラブドが毎秒1oO回
発生し且つインタラブド3は漸々発生しない様にインタ
ラブド1及び3を初期化させる。このステップは第6H
図のステップ528と同一である。次に、ステップ54
4が実行され、それは第6H図のステップ530及び5
32と同一であり、カセット排出スイッチが押されたか
を決定し且つカセットを排出するのに安全かを決定し、
モード変化があるかどうかキーボードをチェックし、且
つはさみハンドピースを必要に応じて使用するのに適切
な空気圧力があることを確保する。カセット近接スイッ
チも読み取られ、且つ、はさみ比例切断モードに関して
上述した如く、それが近傍にあると、カセットは引き込
まれる。このモードでは真空を必要としない。
はさみ多切断モードにおけるメインステップはステップ
546であり、その場合フットスイッチ位置センサが読
み取られて、三角形状の空気圧波形の周波数を計算する
。毎分当りの所望の切断数の計算はステップ548で実
施され、毎分当り60回の切断数の定数に位置センサが
読み取られた時に存在するフットスイッチ位置センサの
全可能変位の割合を掛け合わせられる。所望の周波数が
計算されると、その周波数を表す数値はステップ550
においてRAM内でアップデートされる。
この切断周波数変数は、インタラブド1が発生する毎に
毎回読み取られ且つ以下のインタラブド1に関しての説
明から明らかな如く、ステップ寸法を決定する。切断周
波数変数をアップデートした後に、他のモードに関して
上に説明したインタラブド安全チェックステップを実施
する。次いで、処理はメインループを介して別のパスに
対しステップ544ヘリターンする。
第7図を参照すると、インタラブド1及び3のサービス
ルーチンのフローチャートが示されている。インタラブ
ド1はステップ554を有する第7A図における詳細な
開始であり、該ステップはインタラブド1タイムアウト
及びインタラブド1サービスルーチンへのベクトル化動
作である。ステップ556が続き、それはソフトウェア
タイマのアップデートであって、表示器のアップデート
の周波数及び切断速度バーグラフを計時する。このアッ
プデートは、特定のモードの間に各表示に対して所望の
アップデート速度を表す為に特定のモードが入れられる
と時にセットされるRAMから変数を読み取ることを包
含している。
各インタラブドサービスルーチンは、幾つかのモードに
のみ特有なコードを包含している。各サービスルーチン
における全てのコードが何れか特定のモードに対して実
施されるわけではない。現在のモードがサービスルーチ
ンのどの部分かを決定する為に、ステップ558が実施
される。このステップは、新たなモードに入る毎にモー
ド変化ルーチンによってセットされるRAM内のインタ
ラブドモード変数をチェックする。この変数は。
各インタラブドのサーブスルーチンのどの部分が本装置
が現在勤作中の特定のモードに関係するかを表す。イン
タラブドモード変数がチェックされた後、ステップ56
0はサービスルーチンの関係する部分への分岐を行わせ
る。
真空制御が行われるモードが現在のモードであると、ス
テップ562への分岐が発生する。このステップはブザ
ーをアップデートさせ、該ブザーは外科医へ可聴フィー
ドバックを与え、その周波数によって、実際の真空の現
在のレベルを表す。
次に、ステップ564は現在のモードコードをテストし
て、洗浄のみモードが選択されているか否かを決定する
。このモードは真空を使用しないので、解答が肯定であ
ると、ステップ566が実施され、それにより真空レベ
ルがゼロヘセットされ且つフットスイッチ位置センサ位
置を無視する。
フットスイッチが押し下げられているか否かを表すがど
の程度遠くであるかを表すものではないフットスイッチ
位置センサにおけるマイクロスイッチが1次いで、ステ
ップ567において読み取られる。その結果は、洗浄ピ
ンチ弁の制御に対して第6C図におけるテスト400に
よるテストの為にRAM内に格納される。その解答が否
定であると、ステップ568が実施され、フットスイッ
チ位置を読み取る。この数値は計算される迄RAM内に
格納される0次に、最大真空制御部46が読み取られ、
その結果はステップ570においてメモリ内に格納され
る。
次いで、マイクロプロセサが、ステップ572において
所望の真空レベルをフットスイッチ位置が制御するモー
ドに対し所望の真空レベルを計算する。洗浄・吸引モー
ドにおいては、計算はステップ574における如く行わ
れ、即ち550mmHgの定数にステップ570におけ
る最大真空制御に対して得られたフルスケールの割合を
掛け、その結果にステップ568において得られたフッ
トスイッチ位置センサのフルスケールの割合を掛ける。
ビトレクトミイモード又はFragモードが現在の動作
状態であると、計算はステップ579における如〈実施
される。この計算は、 400mmHHの定数にステッ
プ570にける最大真空制御に対して得られたフルスケ
ールの割合を掛け、更にその結果にステップ568にお
いて得られたフットスイッチ位置センサのフルスケール
の割合を掛けることである。次に、ステップ577を実
施して、センサ49から実際の真空を読取且つRAM内
の実際の真空変数をアップデートする。最後の真空制御
ステップ576は、ステップ572の計算結果を第1図
内のD/A変換器42へ送って、真空制御リニア弁によ
り所望の真空レベルを発生させる。
次いで、このサービスルーチンが終了し、且つステップ
578で示した如く、インタラブドが発生した時に出た
点から処理を再開する。
ステップ560の結果がはさみモードへの分岐であると
、ベクトル580はステップ582を発生させ、そのス
テップは多切断又は比例切断モードが所望されるか否か
のテストである。多切断モードが所望される場合、ステ
ップ584が実施されて、RAM内の切断周波数変数を
読取、第1゜1図のステップ550によってセットされ
る如く、空気圧三角波形に対し所望される周波数を決定
する。
所望の周波数が決定された後、ステップ586が実施さ
れて、ステップの大きさ及び新しい圧力レベルを計算す
る。三角空気圧波形は、可変ステップ寸法により毎秒1
00回D/A40へ送られる所望の圧力レベル信号をイ
ンクリメント又はデクリメントすることによって発生さ
れる。ステップの大きさは以下の如く三角波形の周波数
を決定する。最大圧力レベル20psiが予め定義され
、且つインクリメント動作により新しい圧力レベルがこ
の圧力上限と等しくなるか又は越えると、マイクロプロ
セサはその傾向を逆にし且つゼロ圧力に到達する迄ステ
ップ毎に現在の圧力レベルのデクリメント動作を開始し
、ゼロ圧力に到達するとインクリメント動作を再度開始
させる。これらの限界がより遅く又はより早く到達する
様にステップの大きさを変えることによって所望の周波
数が得られる。ステップ586は、所望の周波数と現在
の周波数とを比較し且つその結果に応じてステップの大
きさを増加するか又は減少するステップを表している。
新しいステップ寸法が決定されると、ステップ値は現在
の圧力に付加されるか又は減算されて、新しい圧力を駆
動する。ステップが付加されるか又は減算されるかは現
在の方向に依存し、即ち、波形が正又は負の勾配上にあ
るかということ、又新しい圧力がOpsiと20psi
の限界の外にあるかどうかということに依存する。新し
い圧力を決定した後、アップデートされた値はD/A4
0へ送られて、ステップ588においてリニア弁149
を適切に調節し、且つステップ590はサービスルーチ
ンからモートルーチンのメインループへのリターンを行
わせる。
ステップ582のテストが比例切断モードが現在のモー
ドであることを表す場合、インタラブド1サービスルー
チンは何等主要な機能を持っていない。何故ならば、フ
ットスイッチの読取及びリニア弁の制御の作業はモート
ルーチンのメインループに残されているからである。こ
の場合、ステップ592が真空をターンオフし且つソフ
トウェアタイマをアップデートシ、このモードに対する
表示アップデート周波数を制御する。その後に、ステッ
プ590が実施されてメインループヘリターンする。
第7C図を参照すると、インタラブド3サービスルーチ
ンの開始が示されている。ステップ594はインタラブ
ド3インタラブド要求を発生するソフトウェアタイマに
よるインタラブド3タイムアウトの発生を表している。
次いで、ステップ596が実施され、それはインタラブ
ド3モード変数をチェックして、本装置が動作中である
特定のモードに関係するインタラブド3サービスルーチ
ンにおける関係するコードを決定する。サービスルーチ
ンの関係ある部分が決定された後、そのコードはステッ
プ598へ分岐される。ビトレクトミイモードが選択さ
れると、インタラブド3は。
正面パネル上の切断速度制御部50を読み取り且つ所望
の切断速度を計算することによってビトレクトミイプロ
ーブ切断速度の制御を行う。このプロセスの最初のステ
ップはステップ600であり。
それはフットスイッチをテストして、それが右へ移動さ
れて、外科医がビトレクトミイプローブが正面パネル上
の切断速度制御部によって設定された速度で切断を開始
することを望んでいることを表すかどうかを決定する。
フットスイッチが右へ移動されていないと、その時には
切断は所望されておらず、且つステップ602への分岐
が発生して、インタラブドが発生した時に次に実施され
るべきであったステップがどのようがものであろうとも
、インタラブド3サービスルーチンからビトレクトミイ
モードのメインループへのリターンを行わせる。
フットスイッチが右へ移動されていると、ステップ60
4が実施されて切断速度制御部50を読み取る。このこ
とは、本明細書で前に記載した如くに行われる。基本的
に、ポテンシオメータの一端を介して定電流をワイパー
へ送り且つポテンシオメータを横断してワイパーへの電
圧を読み取ることによって全てのアナログポテンシオメ
ータ値が読み取られる0次に、ステップ606を実行し
て切断速度を計算する。このことは、ステップ608に
おいて示した如く行われ、その計算用の方程式が与えら
れる。最小切断速度はフルスケールの0%の切断速度制
御割合に対して毎秒1回の切断である。最大切断速度は
、切断速度制御部の100%の設定に対して毎秒10回
の切断である。
これら2つの極限の間において、切断速度は、1回十切
断速度制御部から読み取られたフルスケールの百分率に
等しい量に毎秒9回の定数を掛けたものである。最後に
、第2図のプローブ制御ソレノイド制御型弁612の状
態がステップ610でアップデートされる。この弁は空
気圧カライン143をビトレクトミイ切断プローブへ接
続させ。
且つ制御バス206及び第1図のRAM・I10ポート
74を介して開閉させることが可能である。
ビトレクトミイ切断プローブの周波数は、弁612を開
閉させることによってマイクロプロセサによって発生さ
れる空気圧力パルスのパルス幅を制御することによって
制御される。空気圧パルスの期間を短くすることによっ
てより高い周波数が得られる。従って、マイクロプロセ
サはステップ606において計算の結果を取り、且つこ
の周波数を得るのに必要なパルス幅を計算する。次いで
それは弁612の位置に関してそれが維持するデータを
検査し、それがどれだけ長く開放又は閉止されるかを決
定し且つこの情報を所望のパルス幅と比較する。この比
較から、弁612を開放する又は閉止するかの決定を行
い、且つ適切なデータを弁612用のRAM・I10ポ
ートへ送りそれを開放又は閉止させる。最後のステップ
はステップ614におけるサービスルーチンからのリタ
ーンである。
ステップ598の分岐がI/Aモードへのものであると
、インタラブド3用のサービスルーチンが洗浄流量、吸
引ライン通気動作、及び逆流機能を制御する。このプロ
セスにおける最初のステップはステップ616であり、
切断速度制御部50を読み取って所望の洗浄流量を決定
する。この制御部50は本装置がどのモードであるかに
よって二重の機能を持っている。次に、所望の流量をス
テップ618において計算する。このステップは、最小
流量の10%に、100%の流量に等しい量にステップ
616において読み取られた切断速度制御フルスケール
設定の割合を掛けたものを加算させることを包含してい
る。流量を制御する最終ステップは、RAM・I10ポ
ート74及び制御バス84及び206を介して第1図及
び第2図の流量ピンチ弁及びピンチピストン89のステ
ータスをアップデートすることである。洗浄ピンチピス
トンはマイクロプロセサによって制御されて、毎秒2パ
ルスの一定周波数で洗浄溶液を運ぶ手術用管をピンチオ
フする。流量は、ステップ618において得られた結果
に基づいてパルス幅を変調することによって制御される
。洗浄ピンチピストンの現在のステータスに関するデー
タを所望のパルス幅と比較し且つ適切な命令を第2図の
ソレノイド操作型弁352へ送るアップデートステップ
はステップ620として示しである。
ステップ623は真空通気制御における最初のステップ
である、フットスイッチが解放される毎に、吸引ライン
184、小型ボトル、及び吸引ライン63は大気へ通気
されねばならない。これは、第2図のソレノイド操作型
弁274が開放していることを確保し、且つソレノイド
操作型リニア弁85を閉止させてベンチュリ65を介し
ての加圧空気の流れを阻止することによって行われる。
このことは、上述した吸引回路をベンチュリのスロート
を介して通気させる。このプロセスにおける最初のステ
ップはテストロ20であり、フットスイッチが解放され
ているか否かを決定する。それが解放されていないと、
サービスルーチンからモードのメインループへのリター
ンがステップ621において実施される。それが解放さ
れると、ステップ622が実施されて、上述した適切な
弁をアドレスし且つ適切なデータをI10ポート及びD
/A変換器42へ書き込んで弁を上述した適切な状態を
取らせることによって上述した吸引回路を通気させる6
次いで、処理はテストロ26へのベクトル624によっ
てベクトル化される。
テストロ26は、フットスイッチが解放される時にゼロ
カウントに設定される内部インタラブドタイマによるタ
イムアウトに対してのテストである。このタイマがタイ
ムアウトすると、ステップ628が実施され、それによ
りインタラブド1が発生する毎にインタラブド1サービ
スルーチン内でアップデートされるRAM内の実際の真
空レベル変数を読み取る0次いで、ステップ630にお
いてテストが実施され、それにより実際の真空レベルが
01mmHgへ降下したか否かを決定する。降下してい
ると、処理はステップ632へ進行して。
逆流制御を開始する。降下していないと、処理はステッ
プ626へ戻るべくベクトル化されて別のタイムアウト
を待つ。このループの目的は、実際の真空レベルが大気
圧に降下し、真空システムは、所望により、逆流を行う
場合に安全であることを確保する為である。
フットスイッチが右に移動されていると、真空が通気さ
れた後にフットスイッチが解放される毎に逆流が実施さ
れる。このプロセスにおける最初のステップはステップ
632であり、第3図の吸引ピンチ弁256を閉止して
、逆流ピンチプロセスが本装置内に及び手動用具へ向か
って伝播することにより流体圧力が印加されることを防
止する。
次に、ステップ634において、フットスイッチマイク
ロスイッチが読み取られて、フットスイッチが右に移動
されているかを決定する。移動されていれば、第3図の
逆流ピンチ弁92がアドレスされ且つ閉止されて逆流を
発生させる。その後に、ステップ638を介してそのモ
ードのメインループへのリターンが為される。フットス
イッチが右へ移動されていないと、逆流は所望されず、
且つサーブスルーチンからそのモードのメインルーチン
へのリターンはステップ638において行われる。
第8図を参照すると、はさみ駆動システムの空気圧力を
機械的運動へ変換するハンドピースの機械的構成を部分
断面を取って示しである0本体650はテーパの付いて
外部形状を有しており、安定で移動しない該用具を把持
する為の握り部を与えており、又円筒形状の内部空洞部
652を持っておりそれは環状肩部654で終端してお
り、且つより小さな直径の円筒状ボア656が肩部65
4から本体650のはさみ端における螺設先端部658
の端部へ延在している。はさみ刃及び連結部(不図示)
は螺設先端部658において本体650に取り付けられ
る。はさみ及び連結部の機械的構成は従来公知であり、
この様な装置はグリ−シャバー(Grieshaber
)から市販されている。
空洞部652は、円筒形状のスプリング660を収容し
ており、該スプリングは一端を肩部654によって当接
されており、且つ他端は摺動ロッド664上の別の肩部
662によって当接されている。通気孔653があり、
それは空気圧的に空洞部652と接続されている。この
通気孔の目的は、空洞部652と外側大気との間に何等
圧力差が生じることを防止する為である。ボア656内
の摺動ロッド666のピストン運動によって発生され圧
力差が形成されることを許容したとすると。
空気圧スプリングが形成され、それが本システムの線形
性を阻害する0通気孔653の別の目的は。
安全対策上である。ダイアフラムが破壊すると、通気孔
は入ってくる空気圧力を大気へ通気させて高圧空気が目
の中に入ることを防止する。スプリング660の目的は
、螺設端部658とは反対の本体650Bの端部内に螺
着された調節螺子の端部670によって与えられるスト
ップに向かって摺動ロッド664をバイアスさせる。従
って、摺動ロッド664は後退位置を持っており、即ち
、摺動ロッド664を螺設先端部658へ向けて付勢す
る傾向の入力空気圧力が存在しない場合に螺設先端部6
58から離れて位置される。この後退位置の正確な位置
は、調節螺子672に取り付けたノブ674を回転させ
ることによって設定させることが可能である。このこと
は、外科医が、はさみの刃の最大の開放量を制限するこ
とを可能とする。摺動ロッド664はシャフト乃至は突
出部分を持っており、それはボア656内に摺動自在に
挿入しており且つそれにより機械的に案内され且つ支持
されている。該ロッドの一端666は、管668に入力
される空気圧力の影響下で螺設先端部658へ向かって
該ロッドが摺動場合に、はさみの刃に取り付けた機械的
連結部上に押圧力を与える。
空気圧ホースによって第2図の空気圧ライン131へ接
続されている管668に入力する圧力下の空気は室67
6に入り、該室676の1つの壁は可撓性のシリコーン
ダイアフラム678である。
このダイアプラム678は任意の公知の態様で室678
の壁に取り付けられている。好適実施例において、本体
650は2つの半割650A及び650Bから構成され
ており、それらは組み合わされ且つその境界面に小さな
室680を画定する。
ダイアフラムは外側端部上にビードを持っており。
それは2つの半割が組み立てられる前にこの室680内
に位置される。螺設保持用リング682が半割650B
上の螺子684上に螺合されて、それを半割650Aと
の組合せ関係に維持させている。ダイアフラム678の
内側端部686は摺動ロッドの中央部分688に接合さ
れている。ダイアフラム676は螺設端部658と反対
の本体の端部における摺動ロッド664の機械的な支持
及び中心整合を与えている。調節の端部692の周辺の
周りのシール用0リング690は空洞部676のシール
を完全なものとしている。
加圧空気が空洞部676に入ると、圧力がダイアフラム
676に作用してダイアフラムを螺設端部658へ向か
って押す傾向の力を発生する。この力は、それがピスト
ンの頂部であるかの如く、ダイアフラム678上に作用
する圧力によって摺動ロッド664へ伝達される。この
摺動ロッド664に作用する力はスプリング660によ
ってセットアツプされるバイアスによって対抗されるが
、空気の力が十分に強ければ、その力は摺動ロッドを螺
設端部658へ向かって移動させ、それはスプリングの
圧縮力が空気圧によって発生される力と等しくなるパイ
アスカを発生する追打われる。
その時点で、摺動ロッドは、空気圧の力が増加するか又
は減少する迄移動を停止する。空気圧の力が増加するか
又は減少するかが摺動ロッド664の次の移動方向を決
定する。摺動ロッド664の最大移動は、摺動ロッド6
64の肩部662と係合する肩部694によって制限さ
れ、又移動が十分に大きい場合にはブレード機構上のス
トップによって制限される(どちらか先に発生する方)
ダイアフラムの余分な物質のループ696はダイアフラ
ムが膨張するのに十分な弛みを与えている。
このループ696は、ダイアフラムが空気で充填され且
つ伸長せずに移動することを可能とすることによって本
システムの線形性を保存することを助けている。ダイア
フラムがループ696が無い為に伸長されるとすると、
弾性力がダイアフラムの伸長動作に抵抗し、それはスプ
リング660によって与えられる力を越えて摺動ロッド
666の運動に抵抗する傾向の力を増加させる。この増
加は本システムの応答を支配する方程式を変化させ。
それを非線形とさせる。
はさみハンドピースは空気圧的に駆動されるビトレクト
ミイプローブとは異なっている。何故ならば、ブッシン
グとして機能するボア656と摺動ロッド664用の軸
受との間に緩い嵌合があり。
且つビトレクトミイプローブにおける同心的管がきつい
嵌合で長い干渉ゾーンであるのと比べて、ボア656及
び摺動ロッド664の間は比較的短い干渉乃至は軸受ゾ
ーンである。このことが可能であるのは、はさみは真空
シールを必要とせず且つ切断作用は、同心円的管でその
内側管が外側に刑せされている切断エツジと相対的に移
動してビトレクトミイプローブ切断作用を行う同心的管
の間のかたい嵌合による代りに、はさみの刃によって行
うからである。従って、緩い嵌合が可能とされており、
それは移動する部材間の摩擦を著しく減少させる。短い
干渉距離とすることが可能であるのは、はさみの刃が作
業区域内へ適切な延長部を与えるからであり、該プロー
ブは作業区域内へ適切な延長部をあたえねばならない。
このことは、互いに干渉せねばならない同心的管の長さ
を増加し、それは又摩擦を増加させる。
以上、本発明の具体的実施の態様に付いて詳細に説明し
たが1本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきもの
では無く、本発明の技術的範囲を逸脱すること無しに種
々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は本発明のシステムの装置を示し
たブロック線図、第2A図及び第2B図は空気圧システ
ム及び真空システム及び真空及び空気圧制御システムの
一部を示したブロック線図、第3図は流体の流れと真空
ラインと流体の流れを制御するのに使用される弁を示し
たカセット液体取扱いシステムのブロック線図、第4A
図及び第4B図は真空制御システムエレクトロニクスの
概略図、第5A図及び第5B図は好適実施例のカセット
取扱いプロセス及び逆流プロセスのフローチャート図、
第6A図乃至第6エ図は本システムが種々の動作モード
において実施する種々のプロセス及び種々のモード及び
モード間の変化へ入り且つ制御する為に制御回路によっ
て実施されるプロセスのフローチャート図、第7A図乃
至第7D図はモードを制御する為に使用される2つの主
要な制御インタラブドのフローチャート図、第8図はは
さみハンドピースの一部断面概略図、である。 (符号の説明) 650:本体 652:空洞部 654:肩部 656:円筒ボア 658:螺設先端部 図面の浄書(内容に変更なし) FIG、 IA ・             1 1Lも−1−−一一一−−−−−−−−ヨ’f;+p+
I4−ル−フtス1ツフ)19FIG、5B Fつ60の            rra、 6cへ
Our;6+1.I−ン              
       FIG、6B/i斡L−1.’ Flu (Gへ FIG、 6G (喋つみメ奏B〃斡モード FIG、 6H (つうみ/lJ C,n妨2−μ゛ FIG、 61 FIG、 7B 日(&’?!lへ FIG、 7D

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外科手術を行う為のはさみ切断用具を有する装置に
    おいて、足で操作される制御部、前記はさみを空気圧に
    よって駆動する手段、前記足で操作される制御部から前
    記はさみに対しての空気圧駆動波形の周波数をユーザが
    制御することを可能とさせる手段、操作モードを比例的
    切断モードへ変化させる手段及び足で操作される制御部
    のフルスケールと相対的な作動量に比例する圧力で前記
    はさみの刃空気圧によって駆動して閉じさせ且つユーザ
    が前記足で操作される制御部を作動させた時にのみ前記
    はさみの刃を閉じさせる手段、を有することを特徴とす
    る装置。 2、特許請求の範囲第1項において、ビトレクトミイプ
    ローブを駆動し且つ前記足で操作される制御部からの信
    号の大きさのリニア関数である圧力レベルにある大気圧
    以下の圧力を発生する手段を有することを特徴とする装
    置。 3、特許請求の範囲第2項において、前記フットスイッ
    チからの所定の信号を受け取ると洗浄流体を供給及び遮
    断し且つ前記ユーザからの制御によって入れられる信号
    に従ってその吸引速度を制御する手段を有することを特
    徴とする装置。 4、特許請求の範囲第3項において、操作モードを選択
    する手段を有しており、それはユーザが決定した周波数
    を持っている前記多切断空気圧周期的駆動波形を使用す
    る前記はさみの操作のみ、又は前記足で操作される制御
    部のユーザが決定した位置に比例する圧力を持っている
    空気圧駆動信号での前記はさみの操作のみ、又は前記ビ
    トレクトミイプローブの操作のみ、又は前記洗浄流体の
    供給のみ、又は前記洗浄流体の供給と前記大気圧以下の
    圧力の供給のみを包含するものであることを特徴とする
    装置。 5、目の手術作業を支持する装置において、中央処理装
    置、前記中央処理装置に接続されておりユーザが決定し
    たレベルで洗浄従来及び吸引真空を供給する手段、前記
    中央処理装置に接続されており空気圧によって駆動され
    るハンドヘルド型はさみの操作制御を与える手段、前記
    中央処理装置に接続されており切断装置の制御を与える
    手段、前記中央処理装置に接続されておりビトレクトミ
    イプローブの制御を与える手段、上記の用具及び手段を
    ユーザが選択した或るモードにおいて選択されるものの
    みを前記中央処理装置によって制御させる手段、を有す
    ることを特徴とする装置。 6、特許請求の範囲第5項において、前記洗浄流体及び
    吸引真空を供給する手段が吸引した流体を貯蔵する2個
    の貯蔵ボトルを持ったカセットを有しており、その1つ
    のボトルは多のボトルよりも実質的により小さく、且つ
    前記より小さなボトルが満杯になる迄その中へ流体を吸
    引させ、満杯になると前記吸引した流体を前記より小さ
    なボトルが空になる迄前記より大きなボトルへ貯蔵させ
    る為により大きなボトルへ転送させ、空になると再度前
    記より小さなボトル内への流体の吸引を行わせる手段を
    有していることを特徴とする装置。 7、特許請求の範囲第6項において、前記洗浄流体及び
    吸引真空を供給する手段が、ユーザによって決定される
    最大の所望の真空と相対的な真空レベルにおける真空レ
    ベルを確立する手段を有しており、実際の真空はユーザ
    が操作する制御部からの信号のリニア関数であることを
    特徴とする装置。 8、特許請求の範囲第7項において、実際の真空レベル
    をモニタし且つ変化する吸引条件を考慮して実際の真空
    をユーザによって設定された現在の相対的な所望の真空
    レベルへ可及的に近接させて実際の真空を維持する為に
    真空発生プロセスを調節する手段を有することを特徴と
    する装置。 9、特許請求の範囲第8項において、前記はさみの操作
    制御を与える手段が、多切断モードにおいて固定した振
    幅の周期的な空気圧駆動波形の周波数を制御する手段、
    及び足で操作される制御部からの信号を前記足で操作さ
    れる制御部からの信号の振幅に比例する空気圧で駆動さ
    れるはさみ刃閉止へ直線的に変換する手段を有している
    ことを特徴とする装置。 10、真空発生システム、空気圧供給システム、洗浄流
    体供給システム、一方が他方よりも小さき2つのボトル
    を持っており吸引した流体を貯蔵するシステム、中央処
    理装置、及び複数個の電気的に制御可能な弁及びユーザ
    が操作可能な制御部及び前記中央処理装置に接続されて
    いる表示装置を持った外科用具の操作方法であってはさ
    みを駆動するステップを有する方法において、はさみ多
    切断モードか又ははさみ比例切断モードの何れが所望さ
    れているかを表すユーザが操作する制御部からの信号を
    読み取り、多切断モードが前記ユーザが操作する制御部
    からの該信号によって表されれている場合には、ユーザ
    が操作する制御部からの信号を前記ユーザが操作する制
    御部がポートへ供給する該信号によって決定される周波
    数の周期的空気圧駆動波形へ変換させ、且つ前記ユーザ
    によって操作される制御部からの該信号によって比例的
    切断モードが表されている場合には、ユーザが操作する
    制御部からの信号を前記ユーザが操作する制御部からの
    信号のリニア関数である任意の特定の時間における圧力
    を持った空気圧駆動波形へ変換させる、上記各ステップ
    を有することを特徴とする方法。 11、特許請求の範囲第10項において、ユーザが操作
    する制御部を読取且つそこからの信号を前記ユーザが操
    作する制御部からの信号の大きさのリニア関数である真
    空レベルへ変換させることを特徴とする方法。 12、特許請求の範囲第11項において、所望の真空の
    レベルを表す信号のレベルを確かめる為にユーザが操作
    する制御部を読み取り且つ前記プローブへ供給する真空
    の所望のレベルを直線的に発生させる為に前記弁及び前
    記真空発生システムへの制御信号へ前記信号を変換させ
    ることを特徴とする方法。 13、はさみ刃及び把持する為の本体を具備するはさみ
    を空気圧によって駆動する能力を与える装置において、
    前記本体に可動的に接続されている移動部材であって前
    記部材と前記本体との間の相対的運動の間に過剰の摩擦
    を受けない様な態様で接続されている移動部材、印加さ
    れた空気圧の量に比例する距離に対応する前記移動部材
    の移動へ空気圧力を変換させる手段、を有することを特
    徴とする装置。 14、特許請求の範囲第13項において、ユーザによっ
    て設定される所定の圧力変動の周波数で時間に関して所
    定の圧力変動を持っており前記変換させる手段へ加圧空
    気を導入する手段を有することを特徴とする装置。 15、特許請求の範囲第14項において、ユーザによっ
    て操作されるフットスイッチ位置センサの変位量に比例
    する圧力を持った加圧空気を前記第2室内へ導入する手
    段を有することを特徴とする装置。 16、特許請求の範囲第15項において、前記移動部材
    の移動を制限する調節手段を有しており、前記加圧空気
    を導入する手段はマイクロプロセサ手段を具備しており
    、それは時ときフットスイッチ位置センサにその時に存
    在する全変位の割合を計算し、この割合を定数と掛け合
    わせ、且つその結果をD/A変換器手段へ送って数値を
    アナログ信号へ変換させ、該アナログ信号はそれに比例
    する加圧空気のオリフィスへの流れをゲート動作させる
    為のリニア弁手段を制御し、該オリフィスは前記オリフ
    ィスの室から前記第2室への空気ラインを持っているこ
    とを特徴とする装置。 17、はさみに対して空気圧駆動を与える方法において
    、フットスイッチ位置センサの位置を空気圧力の比例す
    る量へ変換し、前記空気圧力をはさみ駆動ハンドピース
    へ付与し、前記空気圧力の量を前記ハンドピースの可動
    部分の移動へ変換し、その移動が前記圧力の量に比例す
    るはさみ刃の閉止を行わせる、上記各ステップを有する
    ことを特徴とする方法。 18、特許請求の範囲第17項において、前記フットス
    イッチ位置を圧力に変換するステップにおいて、前記フ
    ットスイッチの位置を前記フットスイッチの変位量に比
    例する周波数を持った空気圧力波形へ変換させることを
    特徴とする方法。 19、特許請求の範囲第18項において、前記フットス
    イッチ位置を圧力へ変換させるステップは、前記フット
    スイッチの位置を前記フットスイッチの位置に比例する
    圧力へ変換することを特徴とする方法。 20、特許請求の範囲第19項において、前記空気圧力
    を移動へ変換させるステップにおいて、前記圧力をはさ
    みハンドピース内の空洞へ付与し、前記ハンドピースの
    1つの壁は可動部材に接続された可撓性のダイアフラム
    であって前記空気圧力が前記部材を移動させる傾向の方
    向における移動に対して前記部材を付勢させるスプリン
    グを持っており且つ前記移動部材上に作用する前記スプ
    リング付勢力が該移動部材上に作用する空気圧によって
    発生される力と等しくなる迄前記室が膨張することを許
    容することを特徴とする方法。 21、真空貯蔵器を有する真空制御装置において、所望
    の真空レベルを表す信号を実際の真空レベルを表す信号
    と比較し且つその差を表す誤差信号を発生する手段、前
    記誤差信号を前記誤差信号の関数である流量を持った加
    圧空気の流れへ変換する手段、前記加圧空気の流れを真
    空又は大気圧以下の圧力へ変換させるベンチュリ、前記
    真空を使用して物質を吸引しその際に所望の真空レベル
    と相対的に実際の真空レベルに変化を生じさせる手段、
    前記真空のレベルを検知し且つ実際の真空レベルを表す
    信号を発生させるセンサ手段、を有することを特徴とす
    る装置。 22、特許請求の範囲第21項において、前記誤差信号
    を加圧空気の流れへ変換する手段が、リニアソレノイド
    で動作される弁のコイルを駆動する電圧・電流変換器を
    有しており、前記コイルを介して流れる電流のレベルに
    従って該弁を介しての加圧空気の流量を変化させること
    を特徴とする装置。 23、特許請求の範囲第22項において、前記センサ手
    段は前記ベンチュリのスロートに空気圧的に接続されて
    おり且つ変化する真空レベルと共に変化するインピーダ
    ンスのブリッジを持った真空トランスデューサを有して
    おり、更に前記ブリッジを介して一定電流を駆動させる
    定電流源を有することを特徴とする装置。 24、特許請求の範囲第21項において、所望の真空レ
    ベルを表す足で操作されるセンサ、足で操作される位置
    センサの位置を所望の真空レベルを表すデジタル信号へ
    変換する第1手段、前記デジタル信号をアナログ形式で
    発生されるべき所望の真空レベルをあわらす信号へ変換
    させる第2手段、を有することを特徴とする装置。 25、特許請求の範囲第24項において、発生されるべ
    き最大真空レベルを表すユーザが操作することの可能な
    制御部及び前記第1変換手段からの所望真空レベル信号
    を前記足で操作される制御部の変位に対してリニアな関
    係でゼロと前記ユーザが操作する制御部によって表され
    る最大真空レベルとの間の所望の真空レベルを表すデジ
    タル信号へ変換させる処理手段を有することを特徴とす
    る装置。 26、変化する条件にも拘らずシステム内の実際の真空
    レベルを所望の真空レベルへ可及的に近付けて制御する
    装置において、ユーザが最大許容可能な真空及び所望さ
    れる最大真空の現在の所望百分率を特定することを許容
    し且つそのことを表す信号を発生する手段、現在所望さ
    れる真空レベルを表す信号を真空発生装置を適宜制御す
    ることによって物質の吸引の為に使用する実際の真空へ
    変換させ且つ変化する吸引条件によって発生される実際
    の真空レベルにおける変化をモニタし且つ実際の真空レ
    ベルを所望の真空レベルと実質的に近接した維持するべ
    く試みる為に前記真空発生装置の制御を調節する手段、
    を有することを特徴とする装置。 27、実際の真空を変化する条件に渡り所望の真空と可
    及的に近接すべく制御する方法において、ユーザによっ
    て所望される最大許容真空及び現在所望される最大許容
    真空の百分率を決定する為にユーザが操作可能な制御部
    を読み取り、適宜真空発生装置を制御することによって
    所望の真空レベルに従った実際の真空を作りだし、前記
    真空を使用して物質を吸引しその際に吸引条件が変化す
    ると共にじっさいらの真空レベルを変化させ、実際の真
    空レベルにおける変化をモニタし且つ前記真空発生装置
    を調節して実際の真空を前記所望の真空レベルの実質的
    に近接するレベルに維持することを特徴とする方法。 28、特許請求の範囲第27項において、該所望の真空
    レベルを信号へ変換し、該実際の真空レベルを信号へ変
    換し、該所望の真空レベル信号と該実際の真空レベル信
    号を比較し且つその差を表す誤差信号を発生させ、前記
    誤差信号を前記誤差信号の大きさに比例する流量を持っ
    た加圧空気の流れへ変換し、前記加圧空気の流れを使用
    して前記真空をベンチュリ内に発生されることを特徴と
    する方法。 29、特許請求の範囲第27項において、足で操作され
    る位置センサを読み取って所望の真空レベルを表す信号
    を得、最大真空制御を読み取って所望の最大許容真空レ
    ベルを表す信号を得、前記足で操作される位置センサの
    フルスケール変位の百分率を計算し且つこの百分率にユ
    ーザによって示された最大許容真空レベルを掛けること
    によって所望の真空レベル信号を発生させることを特徴
    とする方法。 30、特許請求の範囲第29項において、前記誤差信号
    を加圧空気の流れへ変換させるステップにおいて、該誤
    差信号を該誤差信号の大きさに比例する電流へ変換し、
    前記電流をソレノイドによって操作されるリニア弁のコ
    イルを介して通電させ、加圧空気の流れを前記リニア弁
    を介して通流させることを特徴とする方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4939075A (ja) * 1972-08-23 1974-04-11

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