JPS62223021A - モリブデン酸塩含有水溶液からモリブデン酸塩を回収する方法 - Google Patents
モリブデン酸塩含有水溶液からモリブデン酸塩を回収する方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、モリブデン酸塩含有水溶液からモリブデン酸
塩を回収する方法に関するものである。
塩を回収する方法に関するものである。
モリブデン含有水溶液からモリブデンの回収は、工業的
には、モリブデン精鉱を焙焼して得られる二酸化モリブ
デンをアルカリ水溶液に溶解してモリブデン酸塩水溶液
とし、これを減圧濃縮により、モリブデンｒＩｉ塩（Ｎ
８２ＭＯＯ？ ・２１１２０おるいは（ＮＩＩ４ ＞Ｃ
ＭＯ７０２４・４ＨｚＯ）として晶析するか、塩酸おる
いは硝酸で震分解してモリブデン酸（Ｈ２Ｍｏ０４ ）
として回収する方法が行なわれている。
には、モリブデン精鉱を焙焼して得られる二酸化モリブ
デンをアルカリ水溶液に溶解してモリブデン酸塩水溶液
とし、これを減圧濃縮により、モリブデンｒＩｉ塩（Ｎ
８２ＭＯＯ？ ・２１１２０おるいは（ＮＩＩ４ ＞Ｃ
ＭＯ７０２４・４ＨｚＯ）として晶析するか、塩酸おる
いは硝酸で震分解してモリブデン酸（Ｈ２Ｍｏ０４ ）
として回収する方法が行なわれている。
しかしながら、晶析法では溶液の蒸発濃縮に多大なエネ
ルギーと時間を要する。又、酸沈法では溶液中に含まれ
る塩化す１〜リウムなどの電解質及び添加する酸の母に
よりモリブデン酸の析出は大きく影響されるなどの欠点
が必る。
ルギーと時間を要する。又、酸沈法では溶液中に含まれ
る塩化す１〜リウムなどの電解質及び添加する酸の母に
よりモリブデン酸の析出は大きく影響されるなどの欠点
が必る。
本発明者は、モリブデンとバナジウムを含有する水溶液
にアンモニウム塩を添加してバブジン酸塩を析出させ、
ろ過により固液分離したとき、析出塩の洗浄に水洗浄で
は析出塩の溶解が大さいため、エタノールで洗浄したと
ころ、ろ液が白濁すると同時に白色の沈澱が析出するこ
とを見出ずと共に、この白濁はモリブデン酸塩からなる
ものであることが分析された。本発明者は、このモリブ
デン酸塩含有水溶液にアルコールを添加覆るとモリブデ
ン酸塩が析出する点にも目して、鋭意（σ１究を行い、
本発明をするに至った。
にアンモニウム塩を添加してバブジン酸塩を析出させ、
ろ過により固液分離したとき、析出塩の洗浄に水洗浄で
は析出塩の溶解が大さいため、エタノールで洗浄したと
ころ、ろ液が白濁すると同時に白色の沈澱が析出するこ
とを見出ずと共に、この白濁はモリブデン酸塩からなる
ものであることが分析された。本発明者は、このモリブ
デン酸塩含有水溶液にアルコールを添加覆るとモリブデ
ン酸塩が析出する点にも目して、鋭意（σ１究を行い、
本発明をするに至った。
本発明の方法に従えば、モリブデン含有水溶液に水と任
意の割合で溶解する低級アルコール又はアセｉ・ンを添
加することによりモリブデン酸塩を析出させ回収するこ
とができる。
意の割合で溶解する低級アルコール又はアセｉ・ンを添
加することによりモリブデン酸塩を析出させ回収するこ
とができる。
本発明においてモリブデン酸塩析出用に用いる有機溶媒
は、メタノール、エタノール、プロパツール、ブタノー
ルなどの低級アルコール及びアセトンで必る。又、本発
明が対象とするモリブデン酸塩含イ１水溶液は、モリブ
デン酸アンモニウム及びモリブデン酸す１〜リウム溶液
等である。
は、メタノール、エタノール、プロパツール、ブタノー
ルなどの低級アルコール及びアセトンで必る。又、本発
明が対象とするモリブデン酸塩含イ１水溶液は、モリブ
デン酸アンモニウム及びモリブデン酸す１〜リウム溶液
等である。
モリブデン酸塩含有水溶液に、撹拌しながら前記イ１別
溶媒を添加すると直ちに白色の粉末状の結晶が析出し、
短時間でモリブデン酸塩の析出は完了する。モリブデン
Ｖ＠の析出率はモリブデン酸塩濃度及び有機溶媒添加量
が増加するに従って高くなる。又、有機溶媒とモリブデ
ン酸塩の析出率の関係はメタノールくエタノール〈プロ
パツールくブタノールくアセｌ−ンの順であった。、溶
液のｌ）Ｈとモリブデン酸塩の析出率の関係については
、ＤＨ５，５から１０の範囲ではｐｌ＋が高くなるに従
ってモリブデン酸塩の析出率は低下したが、その差は２
％以下であった。析出温度５°Ｃから４０’Ｃの範囲で
は、温度が高くなるに従ってモリブデン酸塩の析出率は
わずかに低下したか、析出温度は常温で十分でおる。な
お、有機溶媒添加のみではしリブデン酸塩が析出しない
低濃度のモリブデン酸塩溶液でも、アンモニウム塩を添
加することによってモリブデン酸塩を析出することがで
きる。 このようにしてモリブデン酸塩含有水溶液から
有機溶媒添加により析出したモリブデン酸塩はろ過又は
遠心分離などの固液分離法により分離した後、乾燥して
モリブデン酸塩として回収することがでる。
溶媒を添加すると直ちに白色の粉末状の結晶が析出し、
短時間でモリブデン酸塩の析出は完了する。モリブデン
Ｖ＠の析出率はモリブデン酸塩濃度及び有機溶媒添加量
が増加するに従って高くなる。又、有機溶媒とモリブデ
ン酸塩の析出率の関係はメタノールくエタノール〈プロ
パツールくブタノールくアセｌ−ンの順であった。、溶
液のｌ）Ｈとモリブデン酸塩の析出率の関係については
、ＤＨ５，５から１０の範囲ではｐｌ＋が高くなるに従
ってモリブデン酸塩の析出率は低下したが、その差は２
％以下であった。析出温度５°Ｃから４０’Ｃの範囲で
は、温度が高くなるに従ってモリブデン酸塩の析出率は
わずかに低下したか、析出温度は常温で十分でおる。な
お、有機溶媒添加のみではしリブデン酸塩が析出しない
低濃度のモリブデン酸塩溶液でも、アンモニウム塩を添
加することによってモリブデン酸塩を析出することがで
きる。 このようにしてモリブデン酸塩含有水溶液から
有機溶媒添加により析出したモリブデン酸塩はろ過又は
遠心分離などの固液分離法により分離した後、乾燥して
モリブデン酸塩として回収することがでる。
モリブデン酸アンモニウム水溶液からの析出物は（ＮＨ
４）６ＭＯ７０２４・４Ｈ２０、モリブデン酸ナトリウ
ム溶液からの析出物はＮａ２Ｍ０Ｏ４・２Ｈ２０がＸ線
回折により同定された。又、ろ液中に含まれる右Ｉａ溶
媒は公知の方法により回収し、再利用することができる
。
４）６ＭＯ７０２４・４Ｈ２０、モリブデン酸ナトリウ
ム溶液からの析出物はＮａ２Ｍ０Ｏ４・２Ｈ２０がＸ線
回折により同定された。又、ろ液中に含まれる右Ｉａ溶
媒は公知の方法により回収し、再利用することができる
。
［実施例コ
次に本発明の実施例を示ず。
実施例１ Ｍｏ＆ｆ度１１０り／Ｅ 、ｐｌＬ８の（
ＮＨ４）２ＭＯＯ４溶液に有機溶媒を（Ｎｌ−ｆ４）２
ＭＯＯ４溶液に対して５倍量添加し、モリブデン版塩を
析出させたときのＭＯとしての回収率は、メタノール９
６．４％、エタノール９８．２％、２−プロパツール、
９８．６％、１−ブタノール９８．７％及びアセ１〜ン
９９．８％であった。
ＮＨ４）２ＭＯＯ４溶液に有機溶媒を（Ｎｌ−ｆ４）２
ＭＯＯ４溶液に対して５倍量添加し、モリブデン版塩を
析出させたときのＭＯとしての回収率は、メタノール９
６．４％、エタノール９８．２％、２−プロパツール、
９８．６％、１−ブタノール９８．７％及びアセ１〜ン
９９．８％であった。
実施例２
ＭｏＣ度１００！７／ｕ 、ｐＨ７，６のＮ８２Ｍ００
４溶液にメタノール及びエタノールをＮ８２Ｍ００４溶
液にλｊして５倍は添加し、モリブデン酸塩を析出させ
たときのＭＯとしての回収率は、メタノール９１．０％
及びエタノール９９．１％でめった。
４溶液にメタノール及びエタノールをＮ８２Ｍ００４溶
液にλｊして５倍は添加し、モリブデン酸塩を析出させ
たときのＭＯとしての回収率は、メタノール９１．０％
及びエタノール９９．１％でめった。
実施例３
Ｍｏ濃度１００ｇ／ｆｌ 、ｐＨ５，５の（ＮＨ＜）２
ＭＯＯ４溶液にメタノールを添加し、モリブデン酸塩を
析出さＵたときのメタノール添加足止とモリブデン酸塩
のＭＯとしての回収率との関係を表１に示す。
ＭＯＯ４溶液にメタノールを添加し、モリブデン酸塩を
析出さＵたときのメタノール添加足止とモリブデン酸塩
のＭＯとしての回収率との関係を表１に示す。
表１
実施例４
種々のＭＯ温度に調整した（ＮＨ＋）２ＭＯＯ４溶液に
メタノールを１０倍量添加したときのＭＯＧＩｆとＭＯ
回収率の関係を表２に示す。
メタノールを１０倍量添加したときのＭＯＧＩｆとＭＯ
回収率の関係を表２に示す。
表２
実施例５
メタノール添加のみではＭＯが析出しないＭ。
濃度６．５９．Ｑの（Ｎｌ−１＋ ） ２ ＭｏＯｈ
２８液にＮ１−１４ｃ＋を加えて、メタノールを１０４
１８最添加したときのＮ ＨＪ ＣＩ Ｇ度とＭｏ回収
率の関係を表３に示す。
２８液にＮ１−１４ｃ＋を加えて、メタノールを１０４
１８最添加したときのＮ ＨＪ ＣＩ Ｇ度とＭｏ回収
率の関係を表３に示す。
表３
特許出願人 工業技術院長 等 々 力 達指定代
理人 工業技術院公害資源細穴所長 １、・
）中村・開館′ ”
理人 工業技術院公害資源細穴所長 １、・
）中村・開館′ ”
Claims (1)
- （１）モリブデン酸塩含有水溶液に低級アルコール又は
アセトンを添加することにより、モリブデン酸塩を析出
させ、この析出物を分離することを特徴とするモリブデ
ン酸塩含有水溶液からモリブデン酸塩を回収する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6539386A JPH0236533B2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | Moribudensanenganjusuiyoekikaramoribudensanenokaishusuruhoho |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6539386A JPH0236533B2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | Moribudensanenganjusuiyoekikaramoribudensanenokaishusuruhoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62223021A true JPS62223021A (ja) | 1987-10-01 |
| JPH0236533B2 JPH0236533B2 (ja) | 1990-08-17 |
Family
ID=13285711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6539386A Expired - Lifetime JPH0236533B2 (ja) | 1986-03-24 | 1986-03-24 | Moribudensanenganjusuiyoekikaramoribudensanenokaishusuruhoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0236533B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103387264A (zh) * | 2013-07-24 | 2013-11-13 | 高立新 | 废钼中钼的终合利用方法 |
| CN109626432A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-04-16 | 合众思(北京)环境工程有限公司 | 一种钼酸钠与氯化钠废水回收工艺 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02137424U (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-16 |
-
1986
- 1986-03-24 JP JP6539386A patent/JPH0236533B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103387264A (zh) * | 2013-07-24 | 2013-11-13 | 高立新 | 废钼中钼的终合利用方法 |
| CN109626432A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-04-16 | 合众思(北京)环境工程有限公司 | 一种钼酸钠与氯化钠废水回收工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0236533B2 (ja) | 1990-08-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |