JPS62221962A - 異ゲ−ジの線路間を直通輸送する旅客コンテナ列車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は旅客列車の客室をコンテナ化して、その旅客コ
ンテナを簡便Ｋかつ確実にゲージの異なる旅客コンテナ
列車間で積み替える事で、乗り替えなしに異ゲージの線
路間の直通旅客輸送を可能にするものである。

〔従来技術と問題点〕

従来、ゲージが異なる線路上を直通して列車を走らせる
ために、 ａ０台車をはきかえる。

ｂ、車輪又は台車を特殊な構造にして車輪のゲージをか
える。

ｃ、３レール、又は４レー化軌道とｆる。

等の方式がとられている。この内、ａの方式は台車のは
きかえに多くの時間と人手がかかるという問題がある。

ｂの方式は車輪のゲージの可変機構が精密で複雑なもの
になり、その故障が脱線につながる恐れがあるため、信
頼性と安全性に疑問が残る。Ｃの方式は長い線路の全線
に亘りての線路設備の変更が必要で地上設備費が膨大と
なり、又分岐器の構造が検体になる等の問題がある。

結局、現状では異ゲージの線路間の列車の直通運転はあ
まり一般的には普及しておらず、高速の広軌鉄道と在来
の狭軌鉄道の接続地点で乗客が列車の乗り替えを行って
いるのが実情である。

〔本発明の目的及び構成〕 本発明は昭和６０年３月１５日付、特願昭６０−５０３
６号で提出した特許願し異ゲージの線路間を直通輸送す
る旅客コンテナ列車］に示した旅客コンテナ移載析をも
つ旅客コンテナ列車にさらに新たな袈素を附加したもの
である。

すなわち、幅のせまい中ホームの両側に近接して異ゲー
ジ２本の線路を施設した旅客コンテナ移載基地における
両端の機関車と中間の適当数周のコンテナ車からなる異
ゲージの固定編ｈｖの列車を、前記異ゲージの各々の線
路上に並べて停車させ、片方の列車に積載された貫通ホ
ロでつながった適当数個の原毛コンテナを、荷嘉支持コ
ロ、案内固定用コロ、案内固定パー、コンベアチェーン
等からなる旅客コンテナ移戦機により移動させて、他方
の列車に積み換える旅客コンテナ列車におい１前後の旅
客コンテナの端部をピンで結ぶことで一編成分の旅客コ
ンテナの移載と固定を確実にし、前後のコンテナ車の端
部な連接合本の中心ピン穴を通してピンで結び、さらに
旅客コンテナの連結ピンとコンテナ車の連結ピンのセン
ターを一致させる事で曲線通過時に旅客コンテナとコン
テナ車間で変位が生じないようにし、又連接合本間はコ
ンテナ車を低床化する事で、出来るだけ広く旅客コンテ
ナの下面に様器、部品の取付等のスペースをもうける事
を目的としている。

〔本発明の実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例により訝明する。第１
図は不発明の全体説明用のｆｌｌ」面図、第２図は連結
部分の詳細側面図、第３図は連接合本とその上部のコン
テナ車の詳細平面図である。

これらの図面において滴当数個の貫通はろ２でつながっ
た旅客コンテナ１はその両端下部にピン穴をもつ旅客コ
ンテナ連結金具５と旅客コンテナ連結ピン４をもつ金具
を交互にもうけ旅客コンテナ速結金具５のピン穴に旅客
コンテナ連結ビン４を通す事で前後の旅客コンテナを連
結している。

コンテナ車の台車は連接合意方式で、旅客コンテナ１は
荷重支持コロ６を介してコンテナ車の両端部の甲板７の
上に載っている。そしてコンテナ沖の荷重は連接合本の
側ばり１４に固定された４個の枕はね】６を介して支え
られている。コンテており、連接合本の中心ピン穴とコ
ンテナ車連結金具１０のピン穴の両者にコンテナ軍連結
ピン９を通して前後のコンテナ車の連結と同時に台車と
コンテナ車との前後左右方向の支持を行わせる。

台車とコンテナ車の上下方向の支持は前述の枕はね１６
により弾性をもたせて支持されている。

曲線通過時台車とコンテナ車はコンテナ本連結ピン１０
’に中心として若干の回転変位が生じるが、この変位は
枕はね１６の横剛性を着干小さくする事で吸収する。旅
客コンテナ１がコンテナ車の正規の位置Ｋｍ載された時
は旅客コンテナ連結ビン５のセンターとコンテナ本連結
ピン１０のセンターが一致する位５″で旅客コンテナ１
を固定する事で曲線での旅客コンテナ１と甲板７間で相
対変位が生じないようＫし、走行中に旅客コンテナ１が
甲枦７上でずれないようにしている。

又、−舶成分の旅客コンテナ１を旅客コンテナ連結ピン
５でつなぐ事は一組成分の旅客コンテナな同時に移載す
る時に旅客コンテナ間の左右、前彷に剛性をもたせる事
が出来るのでそれぞれの旅苓コンテナ１がはらはらに勤
（事がなく、全体を巨時に確実に移載出来る事になる。

又、旅客コンテナ１を、コンテナ車の甲板７に固定後も
旅客コンテナ１同志が旅客コンテナ連結ピンでつながっ
ているので旅客コンテナ１の固定の信頼性も向上する。

コンテナ車の両鶴部の連接台車上にある甲板７は低床式
のコンテナ車側はり８で結ばれており、その上部の空間
は空いている。そして旅客コンテナ１の中央部下面には
便洗面所の汚水タンクや水タンク等を納める床下様器室
３が増付けられており望述のコンテナ車中間部の僚床棺
造により支障なく床下機器？、３ヶもつ旅客コンテナ１
をコンテナ車に搭載できるようになっている。

なお前記出１中の特許願では案内固定バーを各甲板に２
本ずつもうけていたが、本特許願では１本に減らしてい
る。しかし旅客コンテナの案内と固定の作用の原理は両
特許顧とも同じである。

〔発明の効果〕

本発明により、安全、確実、迅速な旅客コンテ・　　す
列１ｐ−輸送が可能となり、高速の広勲の鉄道と在来の
狭釉の鉄道とが、直通で結ばれる事になり、鉄道による
旅客輸送の利便性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１＠は不＠明の旅客コンテナ列車の榊成図、第２図及
び第３図は連接台車部分の詳細図を示す。 Ｉ・・・旅客コンテナ、２・・・貫通捻ろ、３・・・床
下機器室、４・・・旅客コンテナ連結金具、５・・・旅
客コンテナ連結ビン、６・・・荷重支持コロ、７・・・
甲板、８・・・コンテナ車側はり、９・・・コンテナ車
連結金具、ｌ。 ・・・コンテナ車連結ピン、ｌｌ・・・連接台車、１２
・−・案内固定バー、１３・・・案内固定用コロ、１４
・・・連接合車側はり、１５・・・枕ばね受、１６・・
・枕ばね、１７・・・車輪、１８・・・軸受箱、１９・
・・軸ばね、２０・・・案内い定バー中心ビン、２１・
・・案内固定バー開きストッパ、２２−・案内固定バー
閉じストッパ 指定代理人　ｌｌ木ｉ＝Ｉ有爪道総裁室法務課艮本間述
三

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 幅のせまい中ホームの両側に近接して異ゲージ２本の線
   路を施設した旅客コンテナ移載基地における両端の機関
   車と中間の適当数両のコンテナ車からなる異ゲージの固
   定編成の列車を、前記異ゲージの各々の線路上に並べて
   停車させ、片方の列車に記載された貫通ほろでつながっ
   た適当数個の旅客コンテナを、荷重支持コロ、案内固定
   用コロ、案内固定バー、コンベアチェーン等からなる旅
   客コンテナ移載機により移動させて他方の列車に積み換
   える旅客コンテナ列車において、機関車に隣接するコン
   テナ車の台車を除いた残りの台車を連接台車とし、連接
   台車上のコンテナ車の端部にはピンとピン穴をもつ連接
   金具をもうけ、当該ピンを当該ピン穴と連接台車の中心
   ピン穴を通す事で、連接台車を介して前後２両のコンテ
   ナ車の連結を行い、コンテナ車は連接台車上に旅客コン
   テナの荷重を支える甲板をもうけると共に、前後の甲板
   を低床のコンテナ車側ばりで結んだコンテナ車としさら
   に中間のコンテナ車とほぼ同じ長さの旅客コンテナを、
   その両端にピンとピン穴をもつ旅客コンテ ナ連結金具をもうけ当該ピン穴に当該ピンを通す事で一
   編成分の旅客コンテナを連結すると共に、コンテナ車の
   低床部分の上部の旅客コンテナの下面には、便洗面所用
   の汚水タンクや水タンク等のサービス用の機器や部品を
   とりつけた旅客コンテナとした異ゲージの線路間を直通
   輸送する旅客コンテナ列車。