JPS622197A - 放射性腐蝕生成物捕獲器 - Google Patents

放射性腐蝕生成物捕獲器

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JPS622197A
JPS622197A JP14050685A JP14050685A JPS622197A JP S622197 A JPS622197 A JP S622197A JP 14050685 A JP14050685 A JP 14050685A JP 14050685 A JP14050685 A JP 14050685A JP S622197 A JPS622197 A JP S622197A
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JP
Japan
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coolant
trap
radioactive corrosion
corrosion product
input end
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Pending
Application number
JP14050685A
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English (en)
Inventor
清 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS622197A publication Critical patent/JPS622197A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技微分野〕 本発明は高速増殖炉の運転中に燃料被覆管の表面などか
らナトリウム等の一次系冷却材中へ放出される放射性腐
蝕生成物を冷却材中から除去する放射性腐蝕生成物捕獲
器に関する。
〔従来技術の問題点〕
す) IJウム等の液体金属を冷却材とする高速増殖炉
において、中性子照射を受ける炉心構造材や燃料被覆管
などに多量の放射性物質が生成する。
これらの放射性物質の一部は冷却材によって炉心構造材
や燃料被覆管などが腐蝕される等のためナトリウム冷却
材中に溶出し、冷却材とともに一次冷却系へ運ばれて一
次冷却系の機器、配管等の表面に沈着する。その放射能
は原子炉の保守、点検、修理などの作業を行う作業者の
放射線被曝の原因となる。たとえば、実用炉規模の大型
原子炉の場合、運転開始3年目位になると、蓄積した放
射性腐蝕生成物核種により、−次冷却系の機器、配管回
りの放射能レベルは10レントゲン/時間を越える事が
予想されている。この様な高い放射能レベルの下では、
保守、点検、修理等の作業はほとんど不可能となる。こ
のため、高速増殖炉の開発において、放射性腐蝕生成物
による一次冷却系の機器、配管の汚染の低減化技術の開
発が重要課題となっている。
放射性腐蝕生成物による放射能の大部分はMn −54
放射性核種によるものである。この核種は高温のナトリ
ウム中でニッケル材料の表面に非常に良く沈着すること
が知られており、例えば特許公開公報(%闇黒53−9
0600号)等に見られるような放射性トラップ装置の
開発が進められている0この装置は第4図に示すように
上面、下面に複数の孔A、Bを有した筒体Cと、このC
の内側に薄いニッケル板りを多重同心円状あるいは渦巻
状に収容して、除去装置除Eを構成し、この除去装置E
を第5図に示すように核燃料要素Fを複数本ずつ収容し
た核燃料集合体Gの下流域に装着し、核燃料集合体G内
を流れた液体金属冷却材Hをそれぞれの除去装置Eのニ
ッケル板りの表面に接触させることにより、冷却材Hに
賦入している放射性のMn−54をニッケル板り上に吸
着させるようにしている。この除去装置Eの一部断面斜
視略図を第3図に示す。ニッケル板りが多重同心円状あ
るいは渦巻状に巻かれたニッケル板りの入力端11〜丁
5部分は機械的強度が低く、高温度、高流速の冷却材H
の流れにより、とくに第6図に示す入力端部3のように
同心円状あるいは渦巻状の中心方向に変形しやすい。ニ
ッケル板りの入力端部3の変形は高流速の冷却材Hの流
れによる圧力損失の流路側での増加、閉塞側での減少に
よりますます変形し入力端−工3の内側の入力側部4を
変形させる。この様な入力端部の変形は、第6図のJに
示すように冷却材流路の一部閉塞状態まで拡大し除去装
置除Eの上流側にある核燃料要素部における部分的な冷
却材の流速低下の原因ともなりかねない。この様な熱の
発生源である核燃料要素部での冷却材の流速低下は絶対
に起こってはならない事故である。
〔発明の目的〕
本発明は、核燃料要素部での冷却材の流速低下の原因と
なる放射性腐蝕生成物捕獲器を構成する捕獲材の冷却材
入力端部分の変形による冷却材流路閉塞の発生しない放
射性腐蝕生成物捕獲器を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は捕獲材である薄いニッケル板を多重同心円状あ
るいは渦巻状巻いて構成する放射性腐蝕生成物捕獲器に
おいて、その冷却材入力端部をミゾ加工する事により捕
獲器部分での圧力損失をさほど増加させることなくその
入力端部を補強した放射性腐蝕生成物捕獲器である。
〔発明の効果〕
本発明によれば高速増殖炉の熱の発生源である核燃料要
素部での冷却材の流速低下の原因となる放射性腐蝕生成
物捕獲器を構成する捕獲材の冷却材入力端部の変形によ
る冷却材流路閉塞の発生を防止することが可能である。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例について詳細に説明する。
捕獲材である薄いニッケル板1の冷却材入力端部に対し
て第1図に示すように入力端部が径方向に入力端部が径
方向に変形するのを防ぐ補強リブ部分イと捕獲材を多重
同心円状あるいは渦巻状に巻いたと色直内側捕獲材に接
する部分口と同じく直外側捕獲材に接する部分二と捕獲
材によって構成された冷却材流路に冷却材が流入する流
入部ハに流入孔2が加工されている。第1図に示すよう
に加工された捕獲材1を中心柱3に第2図に示すように
多重同心円状に巻くことにより捕獲材によって作られた
各層を冷却材流路4とした放射性腐蝕生成物捕獲器が構
成される。このとき第3図の捕獲器の一部断面図に示す
ように多重同心円状に巻かれた捕獲材1−2の第1図に
示す部分口を捕獲材1−1の第1図に示す部分二に接し
、その箇所とスポット溶接法等で固定される。同様に捕
獲材1−3の第1図に示す部分口を捕獲材1−2の第1
図に示す部分二に接し、同様にその箇所を固定される。
冷却材は第3図に示すように捕獲材1−1.1−2.1
−3の冷却材流入孔2−1.2−2より冷却材流路4−
1.4−2に流入し冷却材中の主としてMn−54の放
射性腐蝕生成物を各捕獲材表面に沈着させる。本発明に
よれば捕獲材である薄いニッケル板を多重同心円状に巻
き放射性腐蝕生成物捕獲器としたときに機械的強度の低
い冷却材入力端部を第1図に示す補強リブ部イにより強
化し、さらに冷却材流路を構成する皿内側捕獲材と直外
側捕獲材とを溶接することにより冷却材入力端の機械的
強度の高い放射性腐蝕生成物捕獲器が構成できる。した
がってこの放射性腐蝕生成物捕獲器によれば核燃料要素
部での冷却材の流速低下の原因となる放射性腐蝕生成物
捕獲器を構成する捕獲材の冷却材入力端部の変形による
冷却材流路閉塞の発生を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による放射性腐蝕生成物捕獲器を構成す
る捕獲材の冷却材入力端部を示す斜視概略図、第2図は
同捕獲器の構成を示す一部切欠斜視図、第3図は同捕獲
器の一部断面概略図、第4図は従来の放射性腐蝕生成物
捕獲器を一部切欠してしめず斜視図、第5図は同捕獲器
を核燃料集合体に装置したときの概略図、第6図は同捕
獲器の入力端部の内径方向変型による冷却材流路の一部
閉塞状態を示す断面斜視概略図、である。 1、 1−1. 1−21 1−3・・・ニッケル材質
捕獲材 2.2−1.2−2・・・冷却材流入孔3・・・中心柱 4.4−1.4−2・・・冷却材流路 5・・・冷却流れ方向 イ・・・補強リブ部 口、二・・・溶接上ろ ハ・・・冷却材流入部 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名) 第  1  図 第  2 図 第3図 第  4 図 第  5 図 第  6 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 捕獲材である薄いニッケル板を多重同心円状あるいは渦
    巻状巻いて構成する放射性腐蝕生成物捕獲器において、
    その冷却材入力端部に入力端部が径方向に変形するのを
    防ぐ補強リブ部分と冷却材流路に冷却材が流入する流入
    部に流入孔と直内側捕獲材と直外側捕獲材に接する部分
    に溶接しろを具備したことを特徴とした放射性腐蝕生成
    物捕獲器。
JP14050685A 1985-06-28 1985-06-28 放射性腐蝕生成物捕獲器 Pending JPS622197A (ja)

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JP14050685A JPS622197A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 放射性腐蝕生成物捕獲器

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JPS622197A true JPS622197A (ja) 1987-01-08

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