JPS62214099A - 航空電子制御システム - Google Patents

航空電子制御システム

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JPS62214099A
JPS62214099A JP5234186A JP5234186A JPS62214099A JP S62214099 A JPS62214099 A JP S62214099A JP 5234186 A JP5234186 A JP 5234186A JP 5234186 A JP5234186 A JP 5234186A JP S62214099 A JPS62214099 A JP S62214099A
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control
control surface
signal
segment
aircraft
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ハンス カール ハーゾツグ
セイヤ サクライ
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Boeing Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [略詔表について1 ADC:Iアデータコンビコータ APIニアクチ」J−一タ+’l flliインジケー
タAPU :補助出力装置 DATAC:デジタル自動ターミナルアクセス通信(例
えば、エイチ、ケー、ヘアツ オーグーH,K、 llerzogに対して1980年
4月22日発行された米国特許第4゜199.663号
に記載のもの) GAAM ニゲインオーソリティ調整モータG CP 
M ニゲイン制御出力モジュールMCjJ:モータ制m
+装置 RACtJ:遠隔捕捉制御装置 PA:パワーアクチュエータ 1発明の背朔] フライバイワイヤーによる基本飛行制御システムの極め
て高度の無欠性並びに安定性を達成するためには、当該
システムは、基本的な制御1111面の位置決め、ゲイ
ン制御および航空機の安定性増強機能に対して大型の中
央コンピュータを必要とするのでなく、(例えば、力を
制御する操縦桿飛行制御装置、ラダーペダル組立体、ス
ボイラアクチ]■−タ、弄降舵アクチュ■−夕等の)各
自動サブシステムがRACU(遠隔捕捉および制御装@
)を介して、それ自体の小規模の処理能力を有するよう
に構成すべきである。RACUは:データの記号化/復
号化、データの伝達/受信、データの入手、アクチュエ
ータの制御および冗長管理機能を提供するために基本飛
行管理システムに介在している。もし、特殊の飛行制御
システム機能の大部分を制御翼面近くで局部的に計粋し
、かつ実行するとすれば、大型の中央計算機の場合に要
する計篩時間が大きく低減される。また、空力的制御翼
面において出力アクチュエータを利用する上で、空力的
制御翼面の応答特性に関する限り十分なヒンジ慣性およ
びバンド幅の双方を提供するアクユ工−タの設計につい
て現実的な問題がある。
大量旅客輸送商業航空機に対して、例えば補助翼、ラダ
ー、および胃降舵のような基本的な空力的制御翼面用の
油圧動力アクチュエータの適正な構成および寸法状めに
おいて問題がある。これらのアクチュエータを構成する
ために現在性われて−〇 − いる試みは基本的にはlfl違っているJ、うである。
その理由は、ピストンのii′lI径、即ち有効面積は
、ある角度範囲にわたって基本的な空力内謁tlll翼
面を運動させ、かつ所定の偏向角速麿を発生させる上で
経験される最大のヒンジ慣性に対して決定されるためで
ある。さらに、加圧された油圧流体を流す配管や制御弁
は、必要とされそうな最大のヒンジ慣性ならびに空力的
制御翼面の所定の最大偏向角速度との双方を得るための
最大の加圧流体流量を可能とする寸法とされる。しかし
ながら、航空機の低飛行速度、即ち、離着陸の間におい
ては、大きい偏向角f!曲と、空力的制御翼面の高亀の
偏向角運動速度が必要どされる。しかしながら、低速飛
行時は、高速飛行と比較して、前記制御翼面に作用する
動的圧力は少なく;そのため低速におけるヒンジ慣性は
比較的低度である。しかしながら、航空機の高速飛行に
おいては、偏向した空力的制御翼面に作用する動圧は概
ね最大であって:かつヒンジ慣性と偏向角達磨要件の分
解も概ね最大でありニ一方偏向角範囲はこの状況下では
比較的小さい。したがって、この高速飛行に対する設計
上、つくられる油圧動力アクチュエータは大型で、かつ
重い。しかしながら、動力アクチュエータと、それによ
って制御される空力的翼面との間の0荷軌道へ挿入しう
るゲイン制御装置があるならば前記のようになるとは限
らない。この問題に関するこれまでの研究では、結果的
に必要な要領での作動に対して機械的装置を複雑させる
ことを示した。
航空機に対して全て電気式の飛行1,111!IIシス
テムの出現ならびに電気−機械式あるいは電気−圧油動
力式アクチュエータの使用の提案により、現実的には設
計上の問題が残っている:何故なら、航空機に対する全
て電気式の飛行制御システムの実施における基本的要素
は現在使用されている油圧アクチュエータに代替する適
当な高性能の電気モータの開発に成功することであるか
らである。電気工業界では、全て電気式の航空機の開発
を可能とする技術において数種の実用的な突破口を有し
ていた。発電およびアクチュエーション分野においては
、最も強力な、アル::+ (Aln1Co) 13石
よりもさらに強力であることが多い、稀少金属であるコ
バルト磁石が、既存の生産要素よりはるかに優れた永久
磁石ゼネレータやモータの開発を可能にし、従来で不可
能であった独特の可能性を提供している。現在、サマリ
ウム、コバルトモータ、ギヤボックスおj;びモータ制
御l装置が軍用機やミサイル用に開発されつつある。
[発明の要約] 本発明は、航空機用の電子飛行制御システムに関し、特
に、チャンネルを完全に分離し、かつチャンネル間でデ
ータ、即ち制御情報が自動的に切換らない、マルチデー
タバス、即ちマルチチャンネル冗長Uコントロールシス
テムに関する。コントロールシステムの管理に対する考
え方は、複数のセグメント化した制御l翼百のいずれか
1個のセグメントが故障してもそれを網羅することので
きる、航空機の冗長制御システムに基づいている。
さらに、航空機用の電子飛行制御システムにおいて、制
御翼面セグメントの凍結および(あるいは)ハードオー
バ作動を行う電気−油圧式あるいは電気−機械式動力ア
クチュエータに対しては顕著な可能性があるが、これは
高速飛行では問題とむりうる。したがって、故障した場
合、不具合なPAを迅速にニュートラルにすることによ
って、ハードオーバあるいは振動のいずれかである作動
的な故障を、消極的でニュートラル化した制ill翼面
故障へ変換することができる。1個のPAならびにその
関連の制御翼面セグメントを失ったとしても、全体的な
複数のセグメント化した制御翼面の操作14を低下さけ
るが、作動状態にあるPAおよびそれらの制御翼面セグ
メン1へとは安全に作動しうる。また、全体の制御翼面
を構成する個々のセグメントを適度の寸法とすることに
より、飛行制御システムは第2のPAが故障しても、そ
れが急速にニュー1ヘラル化され、即ち消極化されるな
ら、その故障を許容するようにできる。
本発明は冗長電子回路と、それぞれの制viny面セグ
メントの偏向角度運動を提供するPAとを含み、PA故
障時その制tIl翼面セグメントを消極化する手段を組
入れたゲイン制御用ノ〕モジュール(GCPM)を有り
る制御翼面17グメントの各々にJ:つて冗長性がさら
に実行される、複数セグメント化の昇降舵制御I翼面を
開示する。G CP Mはその制御翼面セグメントを消
極化できる以外に、高速飛行時のPAの故障による構造
上の撓み、ならびに、ハードオーバ制御入力からの構造
上の応力の負荷作用を最小にする上で効宋的であり、こ
れはPAの有効出力の動きを緩衝する比率偏向機構を組
入れることにより達成される。PAの移動範囲に対する
制(III翼而セ面メン1−の偏向角度運動範囲の比率
、即ちゲインを前記比率変更機構により調整できる。説
明の目的のみに対して、G CPMにより得ることの可
能なゲインの最大値は「1」であって、この値によりP
Aの運動範囲に対する制御翼面セグメントの最大偏向角
度運動範囲をもたらすものと想定する。さらに、GCP
Mによって得ることの可能なゲインの最小値は「0」で
あって、PA運動に対する制御翼面セグメントの偏向を
零にするものと想定する。したがって、制御翼面セグメ
ントに対するPAの制御優位性は「0」と「1」のゲイ
ン調整位置の間でGCPMによって制限される。
冗長性の全電気式飛行制御システl\においては、電気
−油圧式および電気−機械式パワーアクチュエータには
有限の故障確率がある;したがって、本発明の目的は例
えばハードオーバ、振動、詰まり、偏向位置での詰まり
、切断等の作動的、つまり能動的故障を消極化する。さ
らに、PASの故障を消極化するために、GOPMSを
用いた電気的に冗長性の制御回路が故障を消極化するた
めに組込まれる。
本発明の別の目的は航空機の速度に適合するようG C
P Mを調整し、航空機の全体飛行範囲にわたってrr
o−1に特性に対する制御桿の力」を所定の相対的に一
定に保つようにすることである。
本発明の別の目的は、制御力の安定性を増加さけ、飛行
速度が増加するに伴って制御翼面の偏向にわたって微細
に制御することによって航空機の高速飛行での制御l翼
面のフラタリングを阻止し、かつ巡航速度での自動飛行
制御リイクルを限定することである。
本発明の別の目的は、全体のLll m 翼面積の一部
のみをニュートラルにして、飛行制御システムの潜在的
に危険な故障を消極的な故障に変換することである。
本発明の別の目的は、飛行速度が増加するにつれて、例
えばハードオーバ故障のように、空力的翼面に作用する
高度の動圧状態の間の構造]二の損傷を阻止するために
空力的翼面の偏向速度を最小にし、かつ偏向角度範囲を
最小にすることによりパワーアクチュエータのオーソリ
ティを限定することである。
本発明の別の目的は、飛行速度に比例して発生するヒン
ジカ慣性に対して、制御翼面の偏向角度速度によるイン
ピーダンスを自動的にマツチングさせることである。こ
のことによって、制御翼面セグメントの運動により偏向
角度範囲が大きくなったとしてもヒンジカ慣性を大きく
することにはならないため、低出力のアクチュエータを
使用することができる。さらに、このようにインピーダ
ンスをマツチングさせることにより、最大の偏向角速度
において、かつ最大の運動範囲に対して最大のトルクを
提供するという、坦在知られているPΔS設計方法を排
除する。
全電気式冗長性の飛行制御システムの利点は、故障の制
御に対して、重い複数の機械的ラインを作動させるので
はなく、複数の電機的ラインを作動させる方がはるかに
易いことである。
全体的な電気的故障の発生は、冗長性の全電子制御シス
テムを完全に故障させつる唯一の終局的な事故の場合で
あるが、一般的にエンジン駆動の主ゼネレータは、例え
ばラムエア駆動ゼネレータおよび(または)予備のAP
U(補助動力装置)駆動のゼネレータのようなバックア
ップを有し;かつ終局的なスタンドバイ源は航空機のバ
ッテリである。
[好適実施例の説明1 第1図は航空機の全電気式制御システムのサブシステム
である、Uコントロールの、フォード冗良性データバス
による冒降舵制御シスデムの概略線図である。臂降舵制
御システノ、(1基本的に2つの虻躊に分類される:(
1)電子機器ど(2)機械機器とであって;それらは各
昇降舵制御翼面に隣接し−C位置したGCPMS (ゲ
イン制御パワーモジュール)10−10Gを介して相互
連結される。
大量!の商業旅客機に対する周知の制御システムにおい
ては、操縦士および副操縦十によるマニュアル制御入力
が一般的に主パワー出力アクヂュ■−タコニット、即ち
主アクチュエータのサーボバルブを制御し;かっこの主
アクチュエータは制御作動されつつある空力的制御I翼
面がら若干の距離をおいて位置されている。リンク装置
即ちケーブル装置が一般的に主アクチュエータと制御内
面の間を相互に接続し;かっ航空機の固定構造体に前記
リンク装置、即ちケーブル装置を装着する支持体は、予
想される最大の制御荷重を受入れるよう設計され、かつ
寸法とされる。本発明の重要な局面は、各GOPM10
−I OCによるゲインの変化は、パワーアクチュエー
タ12−12Cと、制御作動されつつある各々の空力的
翼面セグメント1l−11Cとの間の主荷重軌道におい
て発生することである。
航空機が高マツハ数で飛行しており、昇降舵制御翼面が
構造的に安全な以−[の角度を偶発的に高速庶で偏向し
たと寸れば、構造的に固定された水平方向のスタビライ
ザに対してその結果発生する反作用荷重が過度になるか
、あるいは制m+m面が危険な状態に入りうる。例えば
ボーイング727のような公知の商業機において、饗降
舵制i翼面に対する最大許容偏向角範囲があり、これは
約プラスマイナス30度である。この臂降舵制御1m面
の運仙範ll11は、例えばlllIl着陸のj;うむ
低速飛行時は安全に許容しつるが、高速飛行時、即ち最
大マツハ数での飛行時、昇降舵の最大許容運動範囲は甲
にプラスマイナス3度であって、これは、1秒当りの所
定制限角度である。したがって、本発明の重要な局面は
、胃降舵To制御翼面の各セグメントに加えられる制御
力の変動に関連して、偏向角度に範囲に対してオーソリ
ティ制限を提供することで、これはG Cf)M S 
10−・10Cを介して達成される。
操縦士および副操縦士によるマニュアル制御入力は2組
の二重リスト制御[l装置13.13Aおよび138.
13Gをそれぞれ介して11始され、該制御装置は縦方
向および横方向の角度運動を行い、それぞれのリスト制
御桿、位置センサ、即ち変換器14−140を介してそ
れぞれ命令信号513−813Gを発生させ、この信号
はRACUS(遠ff1td!捉制御装置f)15−1
5Gへそれぞれ送られる。リスト制御装置13−130
は航空機の縦横方向揺れに対する命令信号人力811−
813Cに対して主として使用される。
リスト制御装置13−13Gは、商業旅客機に通常装着
されている制御ホイルと」ラムの組合せよりも製作費が
はるかに少ないコンパクトな人力装置である。副操縦士
のホイルとコラムが操縦士の作った制御入力運動に追従
するか、あるいはその逆を行う制御ホイルおよびコラム
の場合のように、操縦士あるいは副操縦士の一方により
1個のみのリス1〜制御装置が偏向させられるとすれば
、残りの3個の制御!Il装置も操縦士が作動させた制
御装置の運動に正確に追従して偏向される。リスト制御
装置のこの同時作動を確実にする手段は本質的に機械的
でよく、あるいは操ll室での大量の設備を詰込みやす
くするためには、電気−機械的サーボシステムとしても
よい。リスト制御装置の一形式では、各リスト制御装置
に装着された力センサの出力信号を代数的に総計するこ
とにより得られる偏向命令信号を受取る、高度の安定性
を備えた位置決めサーボを含み;信号調整回路と組合わ
された力センサはモニタのために二重化される。
各位置変換器14−14Cど組合されて個々のリスト制
御装置13−13Cはそれぞれ、両極性の縦方向および
横方向の命令信号513−813Cを発生させ、フォー
ド冗長制御入力を縦方向の主要飛行制御システムへ提供
し、該制御システムは航空機の尾翼部分におG」るフォ
ードセグメント化した昇降舵制御翼面1l−11Cを作
動させる。
操縦室におけるリスト制御装置13−130と、昇降舵
制m翼セグメント1l−11Cの各々におけるGCPM
Sl 0−I OCとの間のデータ通信は、それぞれ4
個の冗長性電流モードデータベース16−16Gをそれ
ぞれ流れる。4個のデータバス16−160の各々は、
諸要素と関連した4個のデータバスカップラCl−04
を以下の通り接続する二C1は双方の対のリスト制御装
置13−13Cとピトー静圧プローブ17−17Aと関
連し;C2はAPI(アクチュエータ性能イジケータ)
18と関連し:C3はPASl 2−12Gと関連し;
C4はGCPMSlo−IOCと関連する。4個のデー
タバスカップラCl−C4は誘導カップラによりデータ
バス媒体16−160に取付けられている。電流モード
のデータバス16−16Cおよび誘導データバスカップ
ラーC1−C4は1981年4月28日エイチ、ケー、
ヘルツオーグ(11,に、 1lerzoo )に発行
された米国特許第4.264.827号に記載のタイプ
のものである。データバスターミナルT/R19−19
C。
2O−20C,2l−21C,22−220は自動アク
セスタイプであり、かつエイチ、ケー、ヘルツオーグに
対して1980年4月22日発行された米国特許第4.
199.663号に記載のようなりATAc (デジタ
ル自動ターミナルアクセス通信)プロ1−]ルを利用し
ており;かつさらに前記特許に詳しく記載のように、デ
ータバスターミナルの構成に関する最近の開発ではデー
タバスの詰りをvA−+l: L、、欠陥装置を操縦室
の乗員に知らせる効果的なターミナルモニタを提案して
いる。
信号の調整およびデータ通信に対して、デジタル技術と
、高完全性のデータバス技術とを組合せて使用すること
により制御信号システムのコストを低減する。このよう
に、性能が向上し、従来得られなかったレベルの冗長性
が得られ、そのため物理的な損傷可能性および装置の故
障による機能喪失確率を最小にする。しかしながら、電
子データ通信装置が故障あるいは制御l1m面セグメン
トのPAsの故障を示したならば、次にゲイン制御オー
ソリティ調整がGCPMSによって行われ、故障をニュ
ートラル化する。
機械的あるいは雷…的に相17連結され−(いる、操縦
士と副操縦士の対とされたリスト制御装置13.13A
および13B、13Gが運動することによって、それぞ
れ位置変換器14−140から信号513−3130を
発生させ、これらの信号は4個の冗長データバス16−
160を介して4個のGCPMSlo−I OCに到達
する。8対のリスト制御装置13.13Aおよび131
3.13Gは二重化した命令信号813−813Aおよ
び813B−813GをそれぞれRACLJS15−1
5Gへ送る。RACUSは本質的には]ネクタおよび電
気加熱/冷却装置とを完備した数個の回路盤を収容する
小型のデータ]ンビュータである。
前記RACUS15−150の各々はまた、信号調整お
よびパワー変換手段を含むプリアンプリファイアであり
プリプロセッサである。RAC1JS15−15Cは局
部のデータ処理、計算、制御およびパワー増幅要件に対
応するよう容量および寸法が可変である。
航空機の飛行達磨は、それぞれ航空機の各側に位置した
エアデータ変換器23.23Aを有する2個のピ1−−
静圧管17,17Aににり検出され;該デユープは二重
化されたエアデータ信号S17゜517Aを提供し、こ
れらの信号はRACUSl5−15Cへ送られる。変換
器23.23Aからの前記エアデータ信号S17.51
7Aはそれぞれ、図示するようにリスト制御装置の信号
813−813と同様にRACUSl5−15Gにより
受入れられるか、あるいは個別のRACUS24−24
Cによって受入れられる。
RACUSl 5−15Gの出力信号はそれぞれ、T/
R819−19Cへ入り:かつ各T/R19−19Cの
出力信号はデータバスカップラC1を介して4個のデー
タバス16−160の中の1個へ入る。前述のように、
データバス16−16C゛は誘導バスカップラCl−C
4を用い、1981年4月28日、■イチ、ケー、ヘル
ッオーグに対して発行された米国特許第4,264,8
27号に記載のような電流モードタイプである。
T/R8の各々は、データバスカップラの各々に対して
予めプログラム化され、アドレスをローカルサブシステ
ムの装置へ送り出しデータピースを取出す電子ファーム
ウェアを含んでいる。また、前記電子ファームウェアに
は伝達されるべきデータに先行してデータバスへラベル
を送出することによって、基本的にデータを前記ラベル
で識別する情報回路も含まれている。
データバス16−16Gへ送られたRACUS15−1
5GおよびT/R819−19Cの出力信号は2種類の
タイプのRACLJSへ入る。
T/R82l−21Cとそれぞれ連結された第1のタイ
プのRA CU S 25−25 Cは標準的なパワー
変換およびデータ処理装備を有し、かつさらに、PAs
12−12C川の位置制御回路および出力励振電子装置
を含む。
それぞれ、T/R822−22Gと連結されk。
第2のタイプのTAcos2e−26Gも標準的なパワ
ー変換およびデータ処理装備を含み、基本的に、第1の
タイプのRACUSと同様の機能を行い、さらkmGc
PMsl 0−IQC内rGAAM(ゲインオーソリテ
ィ調整モータ)27−27C川の出力励振電子装置を含
む。また第2のタイプRACUS26−26C内にG 
CP M 1.制御回路が位置しており、該回路はリス
ト制御装置13−13Gからの信号命令とエアデータ信
号S17゜517Aとを受入れ、操縦士と副操縦士との
AP118により使用するよう制till翼面セグメン
ト11−110の各々の実際の現在位置をデータバス1
6−160へ伝える:即ち、制御1m面セグメント1l
−11Cの各々の結果的な移動量がAP118へ送られ
る。APIは重要な多くの機能を果す。まず、−貫して
、操縦士と副操縦士とに対して、それぞれの命令された
、あるいは予定された値と共にPASI l−12Cの
各々の実際の現在位置を表示する。第2に、警報手段が
操縦士と副操縦十とに対していずれかの関連した喰違い
を知らせ、かつ故障位置について詳しく可視表示する。
第3に、例えば釦、レバーあるいはスイッチのような特
別の制御手段により、操縦士および/あるいは副操縦士
は個々の飛行制御翼面セグメント11−11Cを消勢さ
せることができる。
第2A図と第2B図とを併せて第1図に示す複数データ
バスの昇降舵制御システムの単一チャンネルあるいは単
一データバス16の詳細なブロック線図を示し、単一デ
ータバス16は複数セグメントの胃降舵制御翼面におけ
る1個の制御翼面セグメント11に作用する。この線図
は単に電子制御回路を示すのであって、電気パワーシス
テムを含まないことを理解すべきである。
要約すれば、第1図を参照した以下の説明では、データ
バス16はRACUl 5を介する操縦士による制御桿
、即ちリスト制御装置13がらデータバス16への電子
信号の流れ、出力制御軌道におけるC+OPM10を備
えたPA12まで、T/R21およびRACLI25を
介するデータバス16からの信号の流れに追従し、GC
PMl 0がらはフィードバック信号がRACU26、
T/R22を介してデータバス16へ送られ、かつデー
タバス16からフィードバック信号はT/R20,RA
CU24を介して、操縦士と副操縦士の冗長管理AP1
18まで送られる。
第2A図と第2B図とを参照すれば、操縦士のリスト制
御I装置13は、就中、航空機の縦揺れ軸心に対する位
置センサ14を含み;該位置センサ14は信号813を
RACUl 5における信号調整回路30へ送る。信号
813は最初はアナログでよく、そのため信号調整回路
30は信号813を、T/R19と適合しつるようにデ
ジタルフォーマットへ変換する。前述のように、データ
バスターミナルT/R19は、1980年4月22日エ
イチ、ケー、ヘルツオーグに対して発行された米国特許
第4.199.663号に記載のDATAC(デジタル
自動ターミナルアクセス通信)を用いる自動アクセクタ
イブのものである。
また、RACUl 5は、ピトー静圧管17に接続され
た変換器23からエアインパクト圧力信号817を受取
る第2の信号調整回路31を含む。
信号317もアナログでよく、そのためT/R19と適
合しうるように第2の信号調整回路31によってデジタ
ルフォーマットに変換される。操縦土の入力信QS13
と1−アインパクト圧力信号S17どハT / R21
II’ ”:) RA (E 1,125 ’\iW 
ラit ル。
RACU25はPA12川の電子制御装置である。
TACtJ25は電気−機械式アクチュエータ用の典型
的な電子制御システムを示し、該アクチュエータの主要
な制御信号入力は;操縦士の制御信号S13;エアイン
バク]・圧力信号S17;操縦士による零化する離散信
号818;データバスの喪失通信信号821および縦揺
れ補強システム(図示せず)からの縦揺れ補強信号83
2である。
RA CU 25においては、エアインパクト圧力信号
S17は信号を乗算器34へ信号を送る関数発生プログ
ラム33へ送られる。また、乗算器34はT/R21か
ら操縦士ににる入力信号313を受取る。乗算器34と
関数発生プログラム33とはエアインパクト圧力信@S
17に基いて操縦士の入力信号S13をさらに形成する
ために第2A図と第2B図とに示す線図に挿入される。
乗算器34の出力信号は、RCAU24からし信号83
2を受取る加算器35へ入る。
前記の特定の信号832は、第2Δ図および第2B図の
線図に示すいずれかの装量あるいはステーションから発
生あるいは伝達されるものではなく;PA12のMCI
J (モータ制御ユニツ]〜)への最終の命令信号を形
成J−るために、ある種の縦揺れ補強システl\(図示
せず)からの増強信号が操縦士の入力信号813と直列
に代数的に加算される状況のために本明細書に含めてい
る。
加算器35は主命令信号を順方向軌道]ンペンセータ3
7、加算器38、増幅器39およびPA12のM CL
J 36へ送る。
MCU36は天吊のパワーを消散させるため内蔵型ユニ
ツ1へであって、別のブロック線図に示されている。M
CU36から出力側はPA12に出力を提供するブラシ
レスDCモータ41に接続されている。モータ41の出
力軸はジャックねじにJ、り駆動される出力ロットを有
するギヤボックス42を駆動し、前記出力ロットは位置
センサ43とGCPMloのゲイン制御機W444の双
方に接続される。位置センサ43はデジタル出力信号を
有する回転変換器であって1)A12から位置フィード
バック信号S43を加算器38と信号調整器45の双方
へ送る。信号調整器45は位置フィードバック信号84
3をデータバス16へ伝達するためにT/R21へ送る
一般的に、油圧−機械式アクチュ■−夕および ′電気
−機械式アクチュエータは、ピストンあるいはモータお
よび駆動機構内で発生する慣性力によって、その性能に
おいて遅れ、即ち粗さがあり;この遅れにJ:る応答遅
れの問題を矩正するために、順方向軌道補償回路37内
の加算器38からの主命令信号へ先行時間信号が追加さ
れ、該先行時間信号はPA12の性能上の遅れ部分のほ
とんどを消去し応答性のさらによい制御システムを提供
する。このにうに修正された主命令信号は次いで順方向
軌道補償回路37から加算器38へ送られる。
加算器38は位置センサ43から位置フィードバック信
号843を受取る。モータ制御ユニット(MCLJ)3
6はPA12速度のフィードバック信号S36を発生さ
せ、この速度のフィードバラりは安定化、即ちM Cj
J 36 (ノーボループの増補のために使用され、そ
のためPA12が減衰安定化し位はオーバシュートを制
御する。例えば、サーボ増幅器39がMCU36へ段階
的信号入力を送ったとすれば、PA12を不当にオーバ
シュートさせることがあり;そのため加算器38内でM
CU36からの速度フィードバック信号836をマツチ
ングさせることにより、MCU36のループあるいはサ
ーボ制御ループ自体の希望する動的特性を達成すること
ができる。
さらに、加算器38はさらに2個の信号を受取る;叩ち
AP118からの操縦士による零化離散信号818と、
T/R21からのデータバス喪失通信信号821であっ
て;かつ双方の信号は故障の管理に関連する。昇降舵制
御システムが故障すれば、排除すべき状況は昇降舵制御
セグメント11が一方の側ヘハードオーバする積極的な
故障である。消極的な故障は積極的な故障以上に許容し
うる:しかしながら、全ての故障状況において、制rn
翼面セグメント11を非偏向、即ちニュートラル(ζ/
 iffに持つCくることが可能であるCとが必要であ
って、それはG CPM 10を制御システム内に置く
ことの主要な理由の1つである。操縦士が制御システム
の故障を検出する、叩ちAPllB上で発見J゛れば、
次いで八P■18の釦を押すことにより、故障した制r
ave面セグメントを非作動とする信号818を送るこ
とができ;かつ第1図に示すように、1個のみの制御翼
面を非作動にすることは昇降舵の全体翼面面積の約1/
4に当る。制tIlix面セグメント11が非偏向、即
ち二]−−1−ラルセッティングにあるかを二重に確認
するために、操縦士による零化する離散信号S18がP
A12とGCPMloとの双方に送られる。PA12と
G CP M 10の双方に送られる、操縦者による零
化離散信号818はそれらの加算器38と46とへそれ
ぞれ入り、これらの加算器38と46からの有効命令信
号が零にされるようにする。
加算器38および46からの出力が零になる、あるいは
無理に零にされるのではなくて、結果的な有効命令信号
が零とされるべきで、これは各MC(」36と47とが
制御翼面セグメント11を零偏向、即ちニュー1ヘラル
位置へ有効に作動させ、次いで各駆動モータ41と27
とを連断することによりそれらモータが制tlll翼面
セグメント11を偏向することができないことを意味す
る。
M CLJ 36は、ORゲート49から零化離散信号
を受取る零化論理回路48から零化離散信号を受取る。
ORゲート49はT/R21から2個の信号を受取る;
叩ち操縦士の零化離散信号818と無データ信号821
である。操縦士の零化離散信号818はAPllBから
データバス16にわたって受取られ; T/R21から
来る他方の信号821は、データバス16から全てのデ
ータが喪失されたことを示す故障信号である。前記2個
の信号818または321のいずれかは零化論理回路4
8へ入力される零化命令信号849の零化離散信号を形
成することができる。、T/R21によりORゲート4
9へ送られる、制mm面11を非作動とする信号は2種
類の行為を行う;(1)零化離散信号349はORゲー
ト49により加専器38へ送られ、イこで結果的に有効
な加桿器38からの命令信号出力を零にさせる;および
(2)零化する離散信号849がORゲート49により
零化論理回路48へ送られ、そこで、制御翼面11の零
偏向位置に達した後、PA12のパワーを解放させる信
号がMCLI36へ送られるように前記回路を作動させ
る。もしMCIJ36がらの速度フィードバック信号8
36が零化論理回路48に対して、PA12が希望する
方向、即ち零偏向位置に向かつて制ttIl胃面11を
運動させていないことを示すとMCLJ36はPA12
の出力を解放する。
APllBは冗長管理および性能のインジケータ制御お
よび表示装置であって、操縦士がPA12とGAAM2
7の適正作動について判断できるようにする。APll
Bの多くの機能の中のあるものはJメ下の指示を行うこ
とである:操縦士による昇降舵制御の入力チャンネル;
前記チャンネルの制御翼面セグメントの実際の位置;お
よびGAAM27の位置即ちゲイン値である。APll
Bはまた対話型の制御装置である。即ち、操縦士の判断
において、PA12あるいはGAAM27の作動が満足
のいくものでな【Jれば、その場合操縦士はAPllB
で指示が与えられる釦を押せばよく、このため信号81
8がRΔCU24、T’ / R次いでデータバス16
へ送られるようにする。
GCPMloおよびその制御回路とを参照すれば、該$
+1111回路はGCPMloの通常の作動制御過程に
対してはPA12の制御回路に若干似ており、航空機の
飛行速度指示装置、即ち図示のようにピトー静圧プロー
ブ17からゲイン制御命令信号が受取られ、該プn−ブ
17はエアデータ変換器23を介してRACU 15ヘ
工アインパクト圧力信号817を送る。RACU15に
おいて、信@S17は信号調整回路31へ入り、その出
力はT/R19を通ってデータバス16へと進む。デー
タバス16から、信号817はT/R22によって受取
られ、RA CU 26へ送られ、そこで関数発生プロ
グラム50へ入る。関数発生プログラム50の出力はエ
アインパクト圧力信号S17の関数であって、ゲイン制
御命令信号を構成し、該−34,− 信号は加算器46へ、かつサーボ増幅器52へと送られ
る。サーボ増幅器52の出力信号はMCU47へ入り、
該MCU47は人きイ【歯車比を有するギヤボックス5
3を駆動する比較的低出力のモータ27に接続されてい
る。ギヤボックス53の出力の変動は位置センサ54に
より検出され、該センサはフィードバック信号354を
以下のものに送る:加算器46、零化論理回路55;お
よび信号調整装置56である。信号調整回路56の出力
側はデータバス16へ転送するようT/R22に接続さ
れCいる。
APllBから、操縦士による零化離散信号S18はT
/R22へ送られ、該T/Rはまた、データバス16と
の通信の喪失を指示する信号822を受取る。これらの
2個の信号818と822とはT/R22によりRAC
U26へ送られ、そこでORゲート57へ入る。ORゲ
ート57からの出力信号は、RACU25に関して説明
した作動と同様の作動を行うために加算器46と零化論
理回路55との双方へ送られる。
GCPM100作動説明とI11制御翼面セグメント1
1の移動について、航空機の指示された飛行速度、即ち
ピトー静圧管のインパクト圧力信号S17がGCPMl
oのゲイン出力を命令するものと想定する。さらに、ゲ
イン出力の範囲は「零」より大きく、r I J にり
小さく、かつ「1」のゲインは最大のセットされたゲイ
ン増加であり、「零]のゲインは制御翼面セグメント1
1の非偏向、即ちニュートラル位置であると想定する。
航空機の低速飛行中、即ち程度のインパクト圧力信号8
17の場合、ゲイン出力値は「1」であり、これは制御
翼面セグメンl−11がPA12によってニュートラル
位置のいずれかの側へ約30度の角度分回転しうること
を意味し、かつ高速飛行オペレーション中はゲイン値は
ro、2Jまで下がりうる。しかしながら、データバス
通信が喪失された場合、あるいは操縦士が零化離散信号
S18を開始した場合のようなシステムの故障の場合、
ゲイン出力値は「零」セツティングへ命令される。
例えば離陸後の上昇中のように航空機が低速モードで飛
行しているものと想定すれば、ゲイン出力値はその最大
セツティングの111であり;かつもし昇降舵制御シス
テムにおいて故障が発生するとすれば、操縦士は不適正
な昇降舵制御面セグメントの撓みについての航空機に対
する作用を路間違いなく検出するか、あるいは昇降舵制
御入力が正しくないことを検出するであろう。この時点
で、操縦士はこの問題を検出するためにAPIを見るこ
とになり、故障が指示されているので、操縦士はAPl
lB上の適当な釦を押して、昇降舵制御面セグメント1
1−110の1個を非作動として零の偏向位置にするた
め零化離散信号S18を発生させる。このAPI出力信
号818はPA12とGOPMloの双方の電子制御回
路によって受取られ;双方の制御装置は命令を受けて制
御翼面セグメント11を零偏向位置即ち、ニュートラル
位置まで持ってくる。PA12あるいはGCPMloが
故障しているか否かには関係なく、制御面セグメント1
1はニュートラル位置まで動く;例えば、PA12が故
障しており、かつ偽りフィードバック信号843が制御
胃内セグメント11のハードオーバ偏向を発生させたも
のと推定すれば、GCPM10用の電子制御回路は制御
面セグメント11の偏向位置とは無関係に「零」へのゲ
イン値のセツティングを開始し、このためセグメント1
1はニュートラル、即ち非偏向位置まで運動する。しか
しながら、もしGOPMloが故障しておれば、次いで
この故障を確定することにより、PA12は依然として
作動可能であり、零化離散信号818を受取ると、制t
IIlvR面セグメント11をニュートラル位置まで動
かし、次いでそれ自体が消勢する。
別の種類の故障はデータバス16を通る信号通信の喪失
に関し:かつ前述のように、データバス16での信号通
信が喪失し、これが発生しつつある故障であるとすれば
、出力回路(図示せず)が依然として機能しているので
T/Rユニット21および22の双方共依然として作動
可能である。
したがって、T/Rユニット21と22は零化離散信号
818を出力することができ:PA12おJ:ヒGCP
M 10(7)双方は制御1!ff1niLグメント1
1をニュートラル位置に位置さ1!るよう機能する。
勿論、その他種類の故障も発生しつる。例えば、RAC
Ul 5またはRACLJ24に関連した故障あるいは
制御桿13に関するもの、あるいはイの他の要素の1個
に関する故障もありうる。しかながら、これらの種類の
故障のほとんどにおいて、最終的には欠陥のある制御翼
面セグメント11をニュートラル位置に位置させる。そ
のように制御翼面の形状が変る結果、全体の制御[l翼
面の作用面積を減少させるが、合理的に予期しえない故
障の場合、その結果は昇降舵制御の応答が完全に無くな
る。
第3図は第1図に示すGCPMIO−10Gの拡大詳細
図であり、例えば航空機の離着陸のような最大ゲイン位
置、即ち低飛行速度状態に配置したGCPMを示す。
ベルクランク本体60は61において航空機の構造体6
2に枢着されている。ベルクランク本体60の上部アー
ムはナツトとボルト63とを介してOAAM (ゲイン
オーソリティ調整モータ)27のハウジングに固定され
ている。リニアパワーアクチュエータ12はそのハウジ
ングを72で固定構造支持体に枢着させ、そのピストン
ロッドの端を71でベルクランク本体60に接続して固
定点61の周りで回転作動できるようにさせる。GAA
M27は駆動アーム64に駆動軸28を接続させており
、該アームは4個の棒からなるリンク機構の第1のリン
クを形成している。駆動アーム64の旋回端は65にお
いて中間リンク66の一端に枢着され、該リンク66は
前記の4個の棒からなるリンク機構の第2のリンクを形
成する。前記中間リンク66の他端は67においてリン
ク68の一端に枢着され、該リンク68は4個の棒から
なるリンク機構の第3のリンクを形成する。リンク68
の他端は70においてベルクランク本体60の下部アー
ムに枢着されている。前記4個の棒からなるリンク機構
の第4のリンクはベルクランク本体60と一体の仮想リ
ンクによって形成され、枢着点70と駆動軸28の間を
延びる。
昇降舵制御面セグメン1−11はヒンジ軸72に沿って
水平方向のスタビライザIM造体に枢着され;かつ昇降
舵制御アーム73はS形すンク75の一端に74で枢着
されている。S形すンク75の他端は中間リンク66に
76で枢着されている。中間リンク66の枢着点76は
4個の棒からなるリンク機構の運動により中心が枢着点
74に有する75Rによりつくられる円弧77を概ね擬
する。
円弧77Rの軌道はベルクランク本体60の構造的に固
定された枢点61を直接通る。前記の半径方向の弧77
は幾何学的には正確ではなく、GCPMloのゲイン変
化の間昇降舵制御翼面セグメン1−11への著しい制御
入力が概ね無い位に十分近似している。このことはGO
PMloの重要な局面である。何故なら、4個の棒から
なるリンク機構の運動を介して二次制御入力を導入する
ことなく昇降舵の制御翼面セグメント11に対して操縦
士/副操縦士による同じ一次制御入力を保持することが
重要であるからである。4個の棒からなるリンク機構は
、昇降舵制御面セグメント11の最大偏向角範囲を調整
するために、ベルクランク本体60の枢軸61に対して
、S字形リンク75の枢着点を位置させるベルクランク
本体60の長さ可変アームとして基本的に機能する。航
空機の周知の一装置に対して、着陸あるいは離陸時の低
飛行速度における昇降舵制御翼面の最大運動円弧は概ね
プラスマイナス30疫である。18時の飛行速度から航
空機の飛行速度が増すにつれて、制御111f向セグメ
ントの色間偏向により発生する空力的力も増加する;か
つ航空機の姿勢を制御するために制御翼面の移動円弧範
囲を少なくする必要がある。
第4図は第3図の底面図である。
第5図は、中間のq位置、即ち中間の巡航飛行速度状況
におけるGCPMを示す。q−信号も飛行速度の増加に
伴って増加する:かつ、第1図と第2図とに示す電子シ
ステムを介して、GAAM27は該システムと関連して
作動する。GAAM27は4個の棒からなるリンク機構
を運動させて、リンク75を半径JJ向のアーム751
<として釣用させることにより擬似円弧77に沿って枢
点76を動か寸ようにさせる。リンク75は作動用クリ
アランスを提供するS字形のものとして示しである。あ
る種のG CF’ M Sを既存の航空機の構造体に組
込むためには、干渉上の問題からリンク機構のあるもの
、あるいは全ての形状を変え、十分な作動用クリアラン
スを提供することが必要である。
しかしながら、リンク装置の幾何形状は、P△12のス
トローク長に対する制tan面11の運動円弧が変わる
ように機能するようなものリベきである。例えば、飛行
速度の増加に伴ってq−信号が増すにつれて、PA12
の全体ストローク長を変えることなく、制am面11の
比較的小さい偏向角を発生させるようにすべきである。
これは、GAAM27がクランクアーム64を回転させ
ベルクランク本体60の固定枢軸61に対して取付貞7
6の位置を変えることにより達成される。PA12の実
際のストローク長は変わらない。しかしt【がら、GA
AM27の電子回路制御を介して、Pへ12の有効出力
スト口−り良は変わる。GA八へ27を第5図に示す半
ゲイン位買にセットさせると、PAD12は半分の範囲
以上の偏向角で制tlIl翼面セグメント11を運動さ
けることはない。
PA12のこのA−ソリティ制限は本発明の重要な局面
である。
第6図は、例えば航空機の最大巡航速度オペレーション
のJこうな、高度のq位置、即ち高飛行速疫状態におけ
るGCPMを示す。GAAM27はベルクランク本体の
固定枢点61に対する、擬似円弧77に沿って、クラン
クアーム64を回転させて枢点76の位置を変え、その
ため、PA12のスト口−り艮に対する制御π面セグメ
ント11の運動円弧は所定の最小となる。ある航空機に
対する制御翼面の最小運動円弧は約プラスマイナス10
度である。PA12の実際全ストローク長は変わらない
が:GAAM27の電子回路制御によって、PA12の
出力オーソリティは、PA12の全ストロークにより制
tlIl翼面11の相対的に小さい偏向角が得られるよ
うに変えられる。
第7図は零ゲイン位置における(:I CP Mを示す
G A A M 27は、枢軸76が擬似円弧77に沿
ってベルクランクの固定枢点61に事実1−整合したi
II置まで運動するよう4個の棒からなるリンク機構を
再配置さける。次いで、4個の棒からなるリンク装置の
運動によって制御翼面セグメント11はニュートラル、
即ち非偏向位置まで運動し、PA12の作動により制御
翼面セグメント11はそれ以上運動しない;即ち、制御
翼面11に対するP△12の作用は完全に消極的となる
。前述のように、この零ゲイン位置は八P118を介し
て、あるいは電子制御回路の故障モードを介して操縦士
あるいは副操縦士が達成することができる。
第8図から第10図までは、第1図から第7図までに示
すリニヤPA12−12Gの代りに回転PA80が用い
られていることを除いて、先に示したものと若干相似し
たGOPM (ゲイン制御パワーモジュール)の第2の
実施例を示す。
第8図はゲインセツティングが「1」である通常モード
のオペレーション状態のGCPMを示し;第9図はアク
チュエータ/翼面の移動との比が中間ゲインセツティン
グにより変更された、オペレーションのトリムモードに
おけるGOPMを示し;および第10図は、アクチュエ
ータZvA面移動の比が零であることによってハードオ
ーバ信@即ちアクチュエータの故障が消極化された、ゲ
インセツティング「零」におけるGCPMを示す。
第8図から第10図までを参照すれば、メインパワーア
クチュエータユニットあるいはロータリPΔ80のハウ
ジングはII構造体支持ビーム83に固定されており、
該ビーl\の方は84と85とにおいて支持構造体に取
付けられている。ロータリPA80の駆動軸81は細長
い駆動アーム82に概ねその長さの真中で接続されてい
る。GAAM(ゲインオーソリティ調整モータ)86は
そのハウジングを前記のlll1艮い駆動アーム82の
一端に固定している。GAAM86は駆動軸87を、4
個の棒からなるリンク装置の第1のリンクを形成するク
ランクアーム88に接続している。クランファー118
8の旋回端部は89において、前記  ′リンク装置の
第2のリンクを形成する中間のリンク90の一端に枢着
されている。前記中間リンク90の他端は前記リンク装
置の第3のリンクを形成するリンク92の一端に91で
枢着されている。
前記リンク92の他端は93において細長い駆動アーム
82の(l!!端に枢着されている。前記リンク装置の
第4のリンクは前記の細長い駆動アーム82にJ:り形
成され、枢着点93とG A A M 86の駆動軸8
7との間を延びる。
昇降舵制御翼面廿グメント94はヒンジ軸心85におい
てスタビライザ構造体に枢着されており;かつ昇降舵の
制御アーム95は制御ロッド97の一端に96において
枢着されている。制御ロッド97の他端は98において
中間リンク90に枢着されている。前記中間リンク90
の枢着点98は前記4個の棒からなるリンク装置の運動
により、枢着点96に中心を有する半径99Rによりつ
くられる円弧99と近似する。弧99Rの軌道はロータ
リPA80の駆動軸81の軸線上を直接通る。
半径方向の弧99は幾何的には正確ではないが、= 4
7− GCPMのゲイン変化の間臂降舵Il制御翼面しグメン
ト94への著しい制御入力がないようにするに十分近似
している。前記4個の棒からなるリンク装置は、昇降舵
の制御翼面セグメント94の最大偏向角範囲を調整する
ために、細長い駆動アーム82の枢着軸心81に対する
制御棒97の枢着点98を位置づけるよう機能する。
前述のように、航空機の全電気式飛行制御システムの設
計において、制御翼面の応答特性に関する限り、十分な
パワーとバンド幅の双方を提供する、主要制御翼面用の
電気〜油圧式あるいは電気−n械式パワーアクチ1エー
タ手段を提供する上で現実的な問題がある。しかしなが
ら、本発明にJ:るGCPM(ゲイン制御パワーモジュ
ール)を前記主要制御113面の制御負荷軌道に直接挿
入することにj;す、バンド幅の問題は解決される。大
きイ【ヒンジ慣性が要求され、対処すべき偏向角範囲が
極めて小さい高飛行高度のため、GCPMは低ゲイン位
置にセットしつる。PAはその全体ストロークにわたっ
て作動するものの、4個の棒からなるリンク機構の運動
にJ、って、GCPMの機械的な比率の出力に変化があ
るため、GCPMからの制御ストローク長を減少させて
制御ストローク出力は増加する。高飛行速度および変更
した制御翼面に作用する空力的衝撃圧力が大きくなるた
めPAはヒンジ慣性の増加を感じない;したがって、こ
の状態においてGePMはインピーダンスをマツチング
させる装置として機能する。制御翼面に作用する空力的
荷重がかなり低く、制御翼面の最大偏向範囲が要求され
る低飛行速度においては、この達成のためにGCPMは
高ゲイン位置にセットされる。したがって、GOPMは
荷重インピーダンスをマツチングさせる装置として機能
し、制am面を、その最大偏向角範囲にわたって、かつ
所定の最大速度において運動させるために経験される最
大ヒンジ慣性を設計する現在既知の方法におけるよりも
はるかに小さいサイズのPAの使用を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図はフォード冗長データバスシステムを組入れた、
本発明による全電子式飛行制御システムの概略線図、 第2Δ図と第2B図とは組合せて、第1図に示す複数デ
ータバス制御システムの中1個のデータバスチャンネル
の詳細ブロック線図、 第3図は第1図に示すGCPM(ゲイン制御パワーモジ
ュール)の拡大詳細図で、その最大ゲイン位置で配置し
たGOPMを示す図、 第4図は第3図の底面図、 第5図、第6図および第7図は第3図に示すものと類似
のGCPMの縮尺図であって、種々の作動位置における
GCPMを示す図、および第8図、第9図および第10
図は、これまでの図に示すリニアパワーアクチュエータ
の代りにロータリパワーアクチコエータを有するGCP
Mの第2の実施例を示し、各種の作動位置でGCPMを
示す図である。 図において、 1O−10Gニゲイン制御パワーモジユール1l−11
C:制御翼面セグメント 12−12C:アクチュエータ 1l−13C:リスト制御装置 14−14C:変換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の制御翼面セグメントに分割され、各セグメ
    ントがヒンジ軸心の周りで角度運動するよう独立して装
    着された飛行制御翼面と;角度運動するよう前記の個々
    の制御翼面に個別に接続されたアクチュエータと;その
    方向と運動の大きさとに関連する第1の信号を発生させ
    る手動の制御装置と;前記の各制御翼面セグメントの角
    度運動を制御するために前記アクチュエータの各々へ前
    記第1の信号を伝達する手段と;前記の各アクチュエー
    タと各々の制御翼面セグメントとの間の主荷重軌道に個
    々に介装されたゲイン制御パワーモジュールと;第2の
    信号を発生させるために航空機の飛行マツハ数に応答す
    る手段と;および航空機のマツハ数が増加するにつれて
    アクチュエータの運動に関連して各制御翼面セグメント
    の角度運動範囲を減少させるよう前記ゲイン制御パワー
    モジュールの各々へ前記第2の信号を伝達する手段とを
    含むことを特徴とする航空機用の航空電子制御システム
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて
    、前記ゲイン制御パワーモジュールの各々が;固定軸心
    の周りで回転するよう航空機の構造体に装着された支持
    フレームレバーと;前記支持フレームレバーと共に回転
    するよう該レバーに装着され、枢着軸心が前記支持フレ
    ームレバーの枢着軸心と共軸線関係で整合している長さ
    可変の慣性アーム手段と;前記制御翼面セグメントを回
    転させるよう該セグメントに装着された制御翼面ホーン
    と;一端において前記長さ可変慣性アーム手段の旋回端
    に接続され、他端において前記制御翼面セグメントホー
    ンの1個に枢着された運動リンクとを含み;前記アクチ
    ュエータの1個が前固定軸心の周りで運動するよう前記
    支持フレームレバーに接続されており;かつ前記慣性ア
    ームの長さを変え、各アクチュエータのストローク長と
    各制御翼面セグメントの角度運動との間の比率を変える
    手段とを含むことを特徴とする航空機電子制御システム
  3. (3)特許請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて
    、前記ゲイン制御パワーモジュールが;第1の固定軸心
    の周りを回転するよう航空機の構造体に装着されたフレ
    ーム、部材を含み;前記各アクチュエータが前記第1の
    枢着軸から延びた有効入力慣性アーム長さにおいて回転
    するよう前記フレーム部材に接続され;共に回転するよ
    う前記フレーム部材に装着された長さ可変の有効出力慣
    性アームを提供する手段であつで、前記出力慣性アーム
    の枢着軸心が前記第1の枢着軸心と共軸線関係で整合し
    ている手段と;個々に回転運動するよう前記制御翼面セ
    グメントの各々に固着された制御翼面セグメントホーン
    と;一端で前記長さ可変の出力慣性アームの旋回端に枢
    着され、各制御翼面セグメントホーンに他端で枢着され
    た駆動ロツドと;および前記出力慣性アームの長さを変
    え、前記の各アクチュエータのストローク長に対する前
    記制御翼面セグメントの各々の角度運動範囲との間の比
    率を変える手段とを含むことを特徴とする航空電子制御
    システム。
  4. (4)特許請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて
    ;制御翼面セグメントとそれらのそれぞれのアクチュエ
    ータとの双方の現在の実際位置を無欠性的に可視表示す
    るインジケータであつて、それぞれの予定位置からの制
    御翼面セグメントとそれらのそれぞれのアクチュエータ
    のずれに関するいずれかの喰違いを操縦士に知らせる警
    報装置を有するアクチュエータ性能インジケータであつ
    て、第3の信号を提供する消勢手段を含むアクチュエー
    タ性能インジケータと;故障している制御翼面セグメン
    トに関するゲイン制御パワーモジュールに前記第3の信
    号を伝達し、故障している制御翼面セグメントを自動的
    に消極モードに位置づけ、次いでその航空電子装置を消
    勢させる手段とをさらに含むことを特徴とする航空電子
    制御装置。
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